JPH0365380B2 - - Google Patents
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- JPH0365380B2 JPH0365380B2 JP58067644A JP6764483A JPH0365380B2 JP H0365380 B2 JPH0365380 B2 JP H0365380B2 JP 58067644 A JP58067644 A JP 58067644A JP 6764483 A JP6764483 A JP 6764483A JP H0365380 B2 JPH0365380 B2 JP H0365380B2
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- JP
- Japan
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- formula
- polyolefin
- applying
- radiation
- treatment
- Prior art date
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- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Description
本発明はポリオレフイン樹脂成形品への光また
は放射線塗布方法に関する。さらに詳しくはポリ
オレフインおよび一般式−OCOR、
は放射線塗布方法に関する。さらに詳しくはポリ
オレフインおよび一般式−OCOR、
【式】または
【式】(ただし、RおよびR′はHまたは炭素
数1〜8の炭化水素基)で表わされる極性基を有
するオレフイン系高分子化合物との組成物を圧空
成形、押出成形、射出成形などにより、各種プラ
スチツク成形品(以下、プラスチツク成形品とい
う場合、圧空成形、押出成形、射出成形品の事を
言う)を得た後、成形品の接着面をコロナ放電処
理、又はフレーム処理して接着面の表面ぬれ張力
を38ダイン/cm2以上、65ダイン/cm2以下に表面処
理した後、必要に応じて、あらかじめビヒクルと
して一般式−X,−OCOR,−COOR,−OR、
するオレフイン系高分子化合物との組成物を圧空
成形、押出成形、射出成形などにより、各種プラ
スチツク成形品(以下、プラスチツク成形品とい
う場合、圧空成形、押出成形、射出成形品の事を
言う)を得た後、成形品の接着面をコロナ放電処
理、又はフレーム処理して接着面の表面ぬれ張力
を38ダイン/cm2以上、65ダイン/cm2以下に表面処
理した後、必要に応じて、あらかじめビヒクルと
して一般式−X,−OCOR,−COOR,−OR、
【式】または
【式】(ただしXはハロゲン、RおよびR′は
Hまたは炭素数1〜8の炭化水素基)で表わされ
る極性基を少なくとも一種以上有するオレフイン
系高分子化合物の少なくとも一種以上1〜90重量
%を含むプライマー溶液を下塗り剤として塗布、
乾燥させ、該表面に光または放射線硬化樹脂組成
物を塗布する方法に関する。 ポリオレフインは剛性、引張強度の機械的性質
に優れ、しかも、耐薬品性に富み、加工性も優れ
ているところから広い用途に使用されている。し
かしながら、ポリオレフインは耐受傷性が劣る欠
点がある。 このような欠点をカバーする手段として改質材
をブレンドする方法および表面に塗布する方法が
考えられる。しかし、前者はポリオレフインの他
の物性を低下させ、後者はポリオレフインが無極
性ポリマーのため塗布剤とポリオレフイン間で良
好な密着性が得られないという問題があつた。 本発明者らは、これらの問題を解決するため鋭
意検討した結果、良好な密着性を有し、硬度、傷
つき性が向上する方法を見い出し、本発明に至つ
た。 即ち、ポリオレフイン組成物をコロナ放電処理
したのち、必要に応じて極性基を有するオレフイ
ン系高分子化合物からなるプライマー溶液を塗
布、乾燥し、該表面に光または放射線硬化樹脂組
成物を塗布する方法である。 本発明に使用するポリオレフインとしては代表
的なものとしてポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−エ
チレン−ブテン三元共重合体、エチレン−ペンテ
ン共重合体、ポリブテンなど、およびそれらの組
み合わせが挙げられる。 さらにこれに混合しうる極性基を有するオレフ
イン系高分子化合物はポリオレフインの塗装性を
改良するもので塗布される塗料と親和力をもつ構
造が望ましい。そのような極性基としては一般式
−OCOR、
る極性基を少なくとも一種以上有するオレフイン
系高分子化合物の少なくとも一種以上1〜90重量
%を含むプライマー溶液を下塗り剤として塗布、
乾燥させ、該表面に光または放射線硬化樹脂組成
物を塗布する方法に関する。 ポリオレフインは剛性、引張強度の機械的性質
に優れ、しかも、耐薬品性に富み、加工性も優れ
ているところから広い用途に使用されている。し
かしながら、ポリオレフインは耐受傷性が劣る欠
点がある。 このような欠点をカバーする手段として改質材
をブレンドする方法および表面に塗布する方法が
考えられる。しかし、前者はポリオレフインの他
の物性を低下させ、後者はポリオレフインが無極
性ポリマーのため塗布剤とポリオレフイン間で良
好な密着性が得られないという問題があつた。 本発明者らは、これらの問題を解決するため鋭
意検討した結果、良好な密着性を有し、硬度、傷
つき性が向上する方法を見い出し、本発明に至つ
た。 即ち、ポリオレフイン組成物をコロナ放電処理
したのち、必要に応じて極性基を有するオレフイ
ン系高分子化合物からなるプライマー溶液を塗
布、乾燥し、該表面に光または放射線硬化樹脂組
成物を塗布する方法である。 本発明に使用するポリオレフインとしては代表
的なものとしてポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−エ
チレン−ブテン三元共重合体、エチレン−ペンテ
ン共重合体、ポリブテンなど、およびそれらの組
み合わせが挙げられる。 さらにこれに混合しうる極性基を有するオレフ
イン系高分子化合物はポリオレフインの塗装性を
改良するもので塗布される塗料と親和力をもつ構
造が望ましい。そのような極性基としては一般式
−OCOR、
【式】
【式】(ただしRおよびR′はHまたは炭素数
1〜8の炭化水素基)で表わされる。
そのような化合物としては例えばエチレン−酢
酸ビニル共重合体またはその部分ケン化物、エチ
レン−アクリル(メタクリル)酸エステル共重合
体またはその部分加水分解物、エチレン−無水マ
レイン酸共重合体またはその部分加水分解物、部
分エステル化物、エチレン−メタクリル酸グリシ
ジル共重合体または有機酸、第一級アミン、第二
級アミンによるその部分開環物、ポリプロピレン
のアクリル酸変性物、ポリプロピレンの無水マレ
イン酸変性物、エチレン−メタクリル酸ジアルキ
ルアミノエチルエステルなどが挙げられる。この
ような極性基を有するオレフイン系高分子化合物
はポリオレフインの表面張力を変えて塗料の密着
強度を上げる効果は果たすが、50重量部以上加え
るとポリオレフインの好ましい物性を保持するこ
とができない。 また必要に応じてスチレン−ブタジエンランダ
ム共重合体、スチレン−ブタジエンブロツク共重
合体などのスチレン系エラストマーを入れて塗料
の密着性を改良することができる。また必要に応
じてガラス繊維、タルク、木粉、炭酸カルシウム
などの各種充填剤を0〜40重量部加えてもよい。 ポリプロピレン系樹脂と接着剤との密着性を改
良する手段としてプライマーの使用、接着層とし
ての変性ポリオレフインの使用、ポリプロピレン
系樹脂の表面処理等について当研究者が種々検討
したところおどろくべきことにポリプロピレン系
樹脂成形品の表面をコロナ放電処理、又はフレー
ム処理することによつて、光または放射線硬化樹
脂組成物と強固に接着することをみいだし、本発
明に至つたものである。 コロナ放電は高電圧発生機に接続した電極と誘
電体を被覆したアース電極の間に間隙を設け高電
圧をかけると間隙に高圧コロナを発生する。この
コロナ放電を利用した表面処理をコロナ放電処理
といい一般にフイルム状成形品の表面処理に多く
用いられている。コロナ処理強度は処理電力、処
理時間によつて調整される。本発明におけるコロ
ナ処理装置は通常市販されている処理装置で充分
であるが、被処理体の厚みが5mmt以上であれば
最大出力が2KW以上のものが好ましい。処理強
度は処理直後の被処理物の表面ぬれ張力が38ダイ
ン/cm2以上が必要であり、それ以下だと接着に対
して処理した効果が少ない。又、処理が強すぎる
と被処理体表面の分解等がおこり接着力が低下す
る傾向がみられる。この様なことから処理強度の
上限は表面ぬれ張力が65ダイン/cm2以下になるこ
とが望ましい。フレーム処理は1000〜2800℃の十
分な過剰空気を伴つた火災を被処理体表面に短時
間吹きつける表面処理方法であり、処理強度はコ
ロナ処理と同様処理直後の被処理体の表面ぬれ張
力が38ダイン/cm2以上65ダイン/cm2以下が望まし
く、42ダイン/cm2以上55ダイン/cm2以下がより望
ましい。 上記コロナ処理又はフレーム処理によりポリオ
レフインへの光または放射線硬化樹脂組成物の塗
布は実用上、達成できるが、必要ならば次のプラ
イマー溶液を下塗り剤として塗布、乾燥させ、さ
らに光または放射線硬化樹脂組成物を塗布すると
一段と密着性の効果を上げる場合がある。 このような下塗り剤としては、ビヒクルとして
一般式−X,−OCOR,−COOR,−OR、
酸ビニル共重合体またはその部分ケン化物、エチ
レン−アクリル(メタクリル)酸エステル共重合
体またはその部分加水分解物、エチレン−無水マ
レイン酸共重合体またはその部分加水分解物、部
分エステル化物、エチレン−メタクリル酸グリシ
ジル共重合体または有機酸、第一級アミン、第二
級アミンによるその部分開環物、ポリプロピレン
のアクリル酸変性物、ポリプロピレンの無水マレ
イン酸変性物、エチレン−メタクリル酸ジアルキ
ルアミノエチルエステルなどが挙げられる。この
ような極性基を有するオレフイン系高分子化合物
はポリオレフインの表面張力を変えて塗料の密着
強度を上げる効果は果たすが、50重量部以上加え
るとポリオレフインの好ましい物性を保持するこ
とができない。 また必要に応じてスチレン−ブタジエンランダ
ム共重合体、スチレン−ブタジエンブロツク共重
合体などのスチレン系エラストマーを入れて塗料
の密着性を改良することができる。また必要に応
じてガラス繊維、タルク、木粉、炭酸カルシウム
などの各種充填剤を0〜40重量部加えてもよい。 ポリプロピレン系樹脂と接着剤との密着性を改
良する手段としてプライマーの使用、接着層とし
ての変性ポリオレフインの使用、ポリプロピレン
系樹脂の表面処理等について当研究者が種々検討
したところおどろくべきことにポリプロピレン系
樹脂成形品の表面をコロナ放電処理、又はフレー
ム処理することによつて、光または放射線硬化樹
脂組成物と強固に接着することをみいだし、本発
明に至つたものである。 コロナ放電は高電圧発生機に接続した電極と誘
電体を被覆したアース電極の間に間隙を設け高電
圧をかけると間隙に高圧コロナを発生する。この
コロナ放電を利用した表面処理をコロナ放電処理
といい一般にフイルム状成形品の表面処理に多く
用いられている。コロナ処理強度は処理電力、処
理時間によつて調整される。本発明におけるコロ
ナ処理装置は通常市販されている処理装置で充分
であるが、被処理体の厚みが5mmt以上であれば
最大出力が2KW以上のものが好ましい。処理強
度は処理直後の被処理物の表面ぬれ張力が38ダイ
ン/cm2以上が必要であり、それ以下だと接着に対
して処理した効果が少ない。又、処理が強すぎる
と被処理体表面の分解等がおこり接着力が低下す
る傾向がみられる。この様なことから処理強度の
上限は表面ぬれ張力が65ダイン/cm2以下になるこ
とが望ましい。フレーム処理は1000〜2800℃の十
分な過剰空気を伴つた火災を被処理体表面に短時
間吹きつける表面処理方法であり、処理強度はコ
ロナ処理と同様処理直後の被処理体の表面ぬれ張
力が38ダイン/cm2以上65ダイン/cm2以下が望まし
く、42ダイン/cm2以上55ダイン/cm2以下がより望
ましい。 上記コロナ処理又はフレーム処理によりポリオ
レフインへの光または放射線硬化樹脂組成物の塗
布は実用上、達成できるが、必要ならば次のプラ
イマー溶液を下塗り剤として塗布、乾燥させ、さ
らに光または放射線硬化樹脂組成物を塗布すると
一段と密着性の効果を上げる場合がある。 このような下塗り剤としては、ビヒクルとして
一般式−X,−OCOR,−COOR,−OR、
【式】または
【式】(ただしXはハロゲン、RおよびR′は
Hまたは炭素数1〜8炭化水素基)で表わされる
極性基を少なくとも一種以上有するオレフイン系
高分子化合物の少なくとも一種以上1〜90重量%
を含むプライマー溶液を用いることができる。 このような極性基としては一般式−X,−
OCOR,−COOR,−OR、
極性基を少なくとも一種以上有するオレフイン系
高分子化合物の少なくとも一種以上1〜90重量%
を含むプライマー溶液を用いることができる。 このような極性基としては一般式−X,−
OCOR,−COOR,−OR、
【式】
【式】(ただしXはハロゲ
ン、RおよびR′はHまたは炭素数1〜8の炭化
水素基)で表わされるものが挙げられ、そのよう
な極性基部分の割合としてはオレフイン系高分子
化合物の固形分に対して1〜60重量%が望まし
い。1重量%以下であると極性基の効果が乏しい
ため上塗りの硬化樹脂組成物と密着しにくく、逆
に60重量%以上であると極性基が多すぎてポリオ
レフイン組成物からなる成形体と密着しにくい。
またこれらの極性基は密着性を補完する目的で二
種以上組み合わせてもよい。 そのような化合物としては例えば塩素化ポリエ
チレン、臭素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピ
レン、エチレン−プロピレン共重合体の塩素化
物、エチレン−酢酸ビニル共重合体またはその部
分ケン化物、エチレン−酢酸ビニル共重合体の無
水マレイン酸変性物、エチレン−アクリル(メタ
クリル)酸共重合体、エチレン−アクリル(メタ
クリル)酸エステル共重合体またはその部分加水
分解物、エチレン−無水マレイン酸共重合体また
はその部分加水分解物、部分エステル化物、エチ
レン−メタクリル酸グリシジル共重合体または有
機酸、第一級アミン、第二級アミンによるその部
分開環物、ポリプロピレンのアクリル酸変性物、
ポリプロピレンの無水マレイン酸変性物、エチレ
ン−メタクリル酸ジアルキルアミノエチルエステ
ルなどが挙げられる。 この下塗り剤に使用する溶剤としては、工業的
に容易に入手でき、かつ適当な揮発性を有し、更
に下塗り剤ビヒクルを完全に溶解し、または均一
に分散せしめるものが好ましい。この目的のため
に例えば、前述したように四塩化炭素、トリクロ
ルエチレン、1,1,1−トリクロルエタンなど
のハロゲン化脂肪族炭化水素、およびトルエン、
キシレン、ベンゼン、デカリン、テトラリンなど
の芳香族炭化水素、クロル・ベンゼンなどのハロ
ゲン化芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチル
ケトンなどのケトン類、テトラハイドロフランな
どがあげられ、1種または2種以上の混合溶剤と
して使うことができる。 この下塗り剤の塗布方法としてはポリオレフイ
ン樹脂成形品表面にハケ、筆、スプレー等を用い
て塗布するか、下塗り剤液中に該プラスチツク成
形品を浸漬するという単純な方法であり、設備費
を必要としない。 コロナ放電処理、又はフレーム処理したのち、
必要に応じて、下塗り剤を塗布、乾燥し、さらに
該表面を光または放射線硬化樹脂組成物を塗布す
る。 本発明に使用される光または放射線硬化樹脂と
しては従来より公知の不飽和ポリエステル樹脂、
ウレタン・アクリル樹脂、メラミン・アクリル樹
脂、アクリル化ポリエステル樹脂、エポキシ・ア
クリル樹脂などがあり、それらの1種類あるいは
2種類の組み合わせで用いられる。 上記光または放射線硬化樹脂の他に粘度調整あ
るいは架橋を目的として、通常用いられるエチレ
ン性不飽和単量体、たとえばスチレン、ビニル・
アセテート、2−ビニルピリジン、N−ビニルピ
ロリドン、N−ビニルカルバゾール、メチルアク
リレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレ
ート、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリ
レート、ベンジルアクリレート、ヒドロキシエチ
ルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、
エチレングリコールジアクリレート、ジエチレン
グリコールジアクリレート、トリエチレングリコ
ールジアクリレート、1.6−ヘキサンジオールジ
アクリレート、トリメチロールプロパントリアク
リレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレ
ート、メタクリル酸、エチルメタクリレート、ブ
チルメタクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、ジエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト、1.6−ヘキサンジオールジメタクリレート、
トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペ
ンタエリスリトールテトラメタクリレートなどが
使用しうる。もちろん、これらは単独であつても
2種以上を併用してもよい。 さらに可撓性などの性能付与を目的として飽和
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、アルキド樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの重合
物、顔料、着色剤、可塑剤などを併用しても本発
明の特徴を損わない限りさしつかえない。 本発明の光または放射線硬化樹脂組成物を紫外
線あるいは電子線により硬化させるには、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテ
ル、ベンゾインイソプロピルエーテルなどのベン
ゾイン類、ベンゾフエノン、ミセラーズケトンな
どのケトン類、アゾビスイソブチロニトリルなど
のアゾ類、あるいはアントラキノンなどのキノン
類など公知の光重合開始剤を用いて行なうことが
できるし、またこれらの各種組み合わせにより行
なうこともできる。 また、必要に応じて酢酸エチル、酢酸−n−ブ
チルなどの溶剤により、本発明の光または放射線
硬化樹脂を希釈して用いてもさしつかえない。 光または放射線硬化樹脂組成物を成形物に塗布
する方法はハケ塗り、スプレー塗装、浸漬法など
通常用いられる方法等が挙げられる。 以下、実施例により本発明を説明する。 合成例 1 イソフオロン・ジイソシアネート222.3g、酢
酸n−ブチル114gを撹拌機、温度計、および冷
却コンデンサーを備えたフラスコに仕込み、2−
ヒドロキシ・エチルアクリレート139.3g、フエ
ノチアジン0.114gを加えて、90℃、3時間反応
させ、淡黄色粘稠な樹脂液を得た。 上記樹脂液に住友バイエル・ウレタン社製のデ
スモフエン#1150 209g、ジブチル錫ジアセテー
ト0.209gを滴下し、90℃にて4時間反応させ、
淡黄色粘稠な樹脂液(A)を得た。 実施例 1 メルト・インデツクス8のホモ・ポリプロピレ
ン80重量%とタルク20重量%からなる無機質材料
充填ポリオレフイン90重量部とエチレン82重量%
とメタクリル酸グリシジル18重量%からなり、メ
ルトインデツクスが50のエチレンとメタクリル酸
グリシジルとの共重合体10重量部を混合し、押出
機を通して成形用樹脂を得た。これを射出成形機
を用いて、成形温度230℃で厚み2mm、巾90mm、
長さ150mmの射出成形板を成形し、試験に供した。 上記成形板をフレーム処理にて、成形板表面の
ぬれ張力が45〜50ダイン/cm2になるように処理し
た。 その後、 光硬化性樹脂液(A) 80部 トリメチロールプロパントリアクリレート
20部 酢酸n−ブチル 20部 ベンゾフエノン 3部 の処方で作成した光硬化樹脂組成物を上記処理板
にバークオーター# 26(膜厚26μ)で塗布したの
ち、80W/cmの水銀灯でベルトコンベアー速度
10m/minで15回照射をおこなつた。 その結果、塗布板の鉛筆硬度は2H、セロテー
プによる剥離試験残率は100/100であつた。 比較例 1 実施例1で使用したポリプロピレン組成物成形
板の鉛筆硬度はBであつた。 比較例 2 フレーム処理を省略した他は実施例1と同様の
手順で塗布、照射をおこなつた。 その結果、塗布板のセロテープによる剥離試験
の残率は60/100であつた。
水素基)で表わされるものが挙げられ、そのよう
な極性基部分の割合としてはオレフイン系高分子
化合物の固形分に対して1〜60重量%が望まし
い。1重量%以下であると極性基の効果が乏しい
ため上塗りの硬化樹脂組成物と密着しにくく、逆
に60重量%以上であると極性基が多すぎてポリオ
レフイン組成物からなる成形体と密着しにくい。
またこれらの極性基は密着性を補完する目的で二
種以上組み合わせてもよい。 そのような化合物としては例えば塩素化ポリエ
チレン、臭素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピ
レン、エチレン−プロピレン共重合体の塩素化
物、エチレン−酢酸ビニル共重合体またはその部
分ケン化物、エチレン−酢酸ビニル共重合体の無
水マレイン酸変性物、エチレン−アクリル(メタ
クリル)酸共重合体、エチレン−アクリル(メタ
クリル)酸エステル共重合体またはその部分加水
分解物、エチレン−無水マレイン酸共重合体また
はその部分加水分解物、部分エステル化物、エチ
レン−メタクリル酸グリシジル共重合体または有
機酸、第一級アミン、第二級アミンによるその部
分開環物、ポリプロピレンのアクリル酸変性物、
ポリプロピレンの無水マレイン酸変性物、エチレ
ン−メタクリル酸ジアルキルアミノエチルエステ
ルなどが挙げられる。 この下塗り剤に使用する溶剤としては、工業的
に容易に入手でき、かつ適当な揮発性を有し、更
に下塗り剤ビヒクルを完全に溶解し、または均一
に分散せしめるものが好ましい。この目的のため
に例えば、前述したように四塩化炭素、トリクロ
ルエチレン、1,1,1−トリクロルエタンなど
のハロゲン化脂肪族炭化水素、およびトルエン、
キシレン、ベンゼン、デカリン、テトラリンなど
の芳香族炭化水素、クロル・ベンゼンなどのハロ
ゲン化芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチル
ケトンなどのケトン類、テトラハイドロフランな
どがあげられ、1種または2種以上の混合溶剤と
して使うことができる。 この下塗り剤の塗布方法としてはポリオレフイ
ン樹脂成形品表面にハケ、筆、スプレー等を用い
て塗布するか、下塗り剤液中に該プラスチツク成
形品を浸漬するという単純な方法であり、設備費
を必要としない。 コロナ放電処理、又はフレーム処理したのち、
必要に応じて、下塗り剤を塗布、乾燥し、さらに
該表面を光または放射線硬化樹脂組成物を塗布す
る。 本発明に使用される光または放射線硬化樹脂と
しては従来より公知の不飽和ポリエステル樹脂、
ウレタン・アクリル樹脂、メラミン・アクリル樹
脂、アクリル化ポリエステル樹脂、エポキシ・ア
クリル樹脂などがあり、それらの1種類あるいは
2種類の組み合わせで用いられる。 上記光または放射線硬化樹脂の他に粘度調整あ
るいは架橋を目的として、通常用いられるエチレ
ン性不飽和単量体、たとえばスチレン、ビニル・
アセテート、2−ビニルピリジン、N−ビニルピ
ロリドン、N−ビニルカルバゾール、メチルアク
リレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレ
ート、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリ
レート、ベンジルアクリレート、ヒドロキシエチ
ルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、
エチレングリコールジアクリレート、ジエチレン
グリコールジアクリレート、トリエチレングリコ
ールジアクリレート、1.6−ヘキサンジオールジ
アクリレート、トリメチロールプロパントリアク
リレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレ
ート、メタクリル酸、エチルメタクリレート、ブ
チルメタクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、ジエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト、1.6−ヘキサンジオールジメタクリレート、
トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペ
ンタエリスリトールテトラメタクリレートなどが
使用しうる。もちろん、これらは単独であつても
2種以上を併用してもよい。 さらに可撓性などの性能付与を目的として飽和
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、アルキド樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの重合
物、顔料、着色剤、可塑剤などを併用しても本発
明の特徴を損わない限りさしつかえない。 本発明の光または放射線硬化樹脂組成物を紫外
線あるいは電子線により硬化させるには、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテ
ル、ベンゾインイソプロピルエーテルなどのベン
ゾイン類、ベンゾフエノン、ミセラーズケトンな
どのケトン類、アゾビスイソブチロニトリルなど
のアゾ類、あるいはアントラキノンなどのキノン
類など公知の光重合開始剤を用いて行なうことが
できるし、またこれらの各種組み合わせにより行
なうこともできる。 また、必要に応じて酢酸エチル、酢酸−n−ブ
チルなどの溶剤により、本発明の光または放射線
硬化樹脂を希釈して用いてもさしつかえない。 光または放射線硬化樹脂組成物を成形物に塗布
する方法はハケ塗り、スプレー塗装、浸漬法など
通常用いられる方法等が挙げられる。 以下、実施例により本発明を説明する。 合成例 1 イソフオロン・ジイソシアネート222.3g、酢
酸n−ブチル114gを撹拌機、温度計、および冷
却コンデンサーを備えたフラスコに仕込み、2−
ヒドロキシ・エチルアクリレート139.3g、フエ
ノチアジン0.114gを加えて、90℃、3時間反応
させ、淡黄色粘稠な樹脂液を得た。 上記樹脂液に住友バイエル・ウレタン社製のデ
スモフエン#1150 209g、ジブチル錫ジアセテー
ト0.209gを滴下し、90℃にて4時間反応させ、
淡黄色粘稠な樹脂液(A)を得た。 実施例 1 メルト・インデツクス8のホモ・ポリプロピレ
ン80重量%とタルク20重量%からなる無機質材料
充填ポリオレフイン90重量部とエチレン82重量%
とメタクリル酸グリシジル18重量%からなり、メ
ルトインデツクスが50のエチレンとメタクリル酸
グリシジルとの共重合体10重量部を混合し、押出
機を通して成形用樹脂を得た。これを射出成形機
を用いて、成形温度230℃で厚み2mm、巾90mm、
長さ150mmの射出成形板を成形し、試験に供した。 上記成形板をフレーム処理にて、成形板表面の
ぬれ張力が45〜50ダイン/cm2になるように処理し
た。 その後、 光硬化性樹脂液(A) 80部 トリメチロールプロパントリアクリレート
20部 酢酸n−ブチル 20部 ベンゾフエノン 3部 の処方で作成した光硬化樹脂組成物を上記処理板
にバークオーター# 26(膜厚26μ)で塗布したの
ち、80W/cmの水銀灯でベルトコンベアー速度
10m/minで15回照射をおこなつた。 その結果、塗布板の鉛筆硬度は2H、セロテー
プによる剥離試験残率は100/100であつた。 比較例 1 実施例1で使用したポリプロピレン組成物成形
板の鉛筆硬度はBであつた。 比較例 2 フレーム処理を省略した他は実施例1と同様の
手順で塗布、照射をおこなつた。 その結果、塗布板のセロテープによる剥離試験
の残率は60/100であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフインおよび一般式−OCOR、
【式】【式】または 【式】(ただし、RおよびR′はHまたは炭素 数1〜8の炭化水素基)で表わされる極性基を有
するオレフイン系高分子化合物との組成物からな
る成形品の接着面をコロナ放電処理又はフレーム
処理して、接着面の表面ぬれ張力が38ダイン/cm2
以上65ダイン/cm2以下に表面処理した後、該表面
に光または放射線硬化樹脂組成物を塗布すること
を特徴とする塗布面の耐受傷性、硬度、密着性
(剥離強度)がすぐれたポリオレフイン樹脂成形
品の光または放射線硬化樹脂組成物の塗布方法。 2 ポリオレフインおよび一般式−OCOR、
【式】【式】または 【式】(ただし、RおよびR′はHまたは炭素 数1〜8の炭化水素基)で表わされる極性基を有
するオレフイン系高分子化合物との組成物からな
る成形品の接着面をコロナ放電処理又はフレーム
処理して接着面の表面ぬれ張力を38ダイン/cm2以
上65ダイン/cm2以下に表面処理し、ビヒクルとし
て、一般式−X,−OCOR,−COOR,−OR,
【式】【式】または 【式】(ただし、Xはハロゲン、Rおよび R′はHまたは炭素数1〜8の炭化水素基)で表
わされる極性基を少なくとも一種以上有するオレ
フイン系高分子化合物の少なくとも一種以上1〜
90重量%を含むプライマー溶液を下塗り剤として
塗布、乾燥させ、ついで該表面に光または放射線
硬化樹脂組成物を塗布することを特徴とする塗布
面の耐受傷性、硬度、密着性(剥離強度)がすぐ
れたポリオレフイン成形品への光または放射線硬
化樹脂組成物の塗布方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6764483A JPS59193931A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | ポリオレフイン成形品への光または放射線硬化樹脂組成物の塗布方法 |
| US06/524,477 US4468412A (en) | 1982-08-19 | 1983-08-18 | Process for applying light- or radiation-curable resin composition to polyolefin moldings |
| EP83304818A EP0103993A3 (en) | 1982-08-19 | 1983-08-19 | Process for applying a light- or radiation-curable resin composition to polyolefin moldings |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6764483A JPS59193931A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | ポリオレフイン成形品への光または放射線硬化樹脂組成物の塗布方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59193931A JPS59193931A (ja) | 1984-11-02 |
| JPH0365380B2 true JPH0365380B2 (ja) | 1991-10-11 |
Family
ID=13350922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6764483A Granted JPS59193931A (ja) | 1982-08-19 | 1983-04-15 | ポリオレフイン成形品への光または放射線硬化樹脂組成物の塗布方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59193931A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07114990B2 (ja) * | 1989-07-10 | 1995-12-13 | 積水高分子販売株式会社 | 塗装マスキング用フィルム |
| JP4532090B2 (ja) * | 2003-09-11 | 2010-08-25 | ミサワホーム株式会社 | 樹脂成形品の塗装処理方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5920313A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-02 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 被覆用硬化型樹脂組成物 |
| JPS5971335A (ja) * | 1982-10-19 | 1984-04-23 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 被覆用硬化型樹脂組成物 |
| JPS5978242A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-07 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 被覆用硬化型樹脂組成物 |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP6764483A patent/JPS59193931A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59193931A (ja) | 1984-11-02 |
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