JPH0365525A - 結晶質ガラスおよびその製法 - Google Patents

結晶質ガラスおよびその製法

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JPH0365525A
JPH0365525A JP19830289A JP19830289A JPH0365525A JP H0365525 A JPH0365525 A JP H0365525A JP 19830289 A JP19830289 A JP 19830289A JP 19830289 A JP19830289 A JP 19830289A JP H0365525 A JPH0365525 A JP H0365525A
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JP
Japan
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glass
crystals
soda
needle
crystalline
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JP19830289A
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Masamitsu Nanbu
正光 南部
Shinichiro Katada
片田 進一郎
Masayoshi Ogoshi
大越 正芳
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はソーダ石灰系ガラスに針状結晶を析出させた結
晶質ガラス、すなわち結晶質泡ガラス並びに緻密結晶質
ガラスに関し、さらに該結晶質ガラスの製法に関する。
[従来技術とその問題点1 本出願人は、先に特願昭63−216143号において
ソーダ石灰系ガラス粉と、アルカリ金属類の水酸化物あ
るいは炭酸塩等からなる針状結晶析出促進剤との混合物
を成形、熱処理してなる結晶質ガラスを提唱した。
前記針状結晶析出促進剤は、分解溶融に際してガスを発
生し、一方融液がガラスマトリックスと反応して針状結
晶の析出を促進し、結晶質泡ガラスを形成する。ただし
緻密な結晶質ガラスを得る場合は、これを熱軟化状態に
おいて圧縮等の手段で緻密化する工程が必要であり、工
程が繁雑となり製造コストも高価となる。
また前記針状結晶析出促進剤は、発泡剤としても作用す
るが、結晶析出量と発泡にもとずく力・さ比重をともに
コントロールするのが困難である。
例えば短時間に多量の結晶を析出しようとすれ番f針状
結晶析出促進剤をソーダ石灰系ガラスに5wt%超過量
添加する必要があるが、それは発泡量を増大し、低かさ
比重ではあるが連通気泡を形成して耐吸水性を劣化し、
あるいは逆にガス成分が逸出し易く緻密化傾向が生ずる
等安定した状態を得がたい。
なお、特開昭63−144134号には、高、低軟化点
のガラス混合原料粉末を型に投入し、加熱融着するとと
もにブレス底形し、さらに熱処理して結晶を析出するこ
とが開示されているが、低軟化点ガラスは成形時の単な
るバインダーとして公知のPVA等に替えて採用するこ
とを言及しており、記載のごときし120分を含有しな
いガラスにおいては、本発明におけるような針状結晶析
出促進剤としての効果的な作用を呈さない。
本発明は前記本出願人が先に出願した発明の改良に係り
、リチウム化合物が針状結晶の析出促進にきわめて有効
な点に着目し、リチウム源としてLi20含有ガラスを
採用することにより、機械的強度や耐熱衝撃性に優れた
緻密結晶質ガラス、または結晶質泡ガラスを提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明はソーダ石灰系ガラス粉と針状結晶析出促進剤、
またはさらに発泡剤を前駆原料とした熱処理成形体であ
って、針状結晶を20vol%以上かつ60vol%以
下含有してなり、前記針状結晶析出促進剤がLi20含
有ガラスである結晶質ガラス、好適には前記Li20含
有ガラスがLi20を10wt%以上含有したガラスで
あり、針状結晶がウオラストナイト、デビトライト、N
a2 Ca5130 a 、リチウムシリケートの1種
以上よりなるもの、および該結晶質ガラスの製法に関し
、ソーダ石灰系ガラス粉に対し針状結晶析出促進剤をL
i20換算でlないし10wt%添加した混合粉体ない
し混合スラッジを予備成形し、次いで該ソーダ石灰系ガ
ラスの軟化点ないし流動点間の適宜温度で10分ないし
60分加熱維持し、針状結晶を析出せしめるようにした
ことからなる。
本発明においては出発原料として板ガラス、容器ガラス
等に多用されるソーダ石灰ガラスの廃棄物(ガラスカレ
ットと称する)を採用し、これを150メツシユ(10
0LIm )以下に粉砕調製する。後述する針状結晶析
出促進剤と良好に反応するためには、その比表面積が大
きく、従って細粒であるのが望ましく、特に上記粒度以
下とするのが好ましい。
他方の出発原料としてLi2O含有ガラス、好適にはL
i2Oを10社%以上含有するガラスよりなる針状結晶
析出促進剤を用いる。針状結晶とはウオラストナイト、
デビトライト、Na2 CaSi30 a、リチウムシ
リケート・等の結晶をいう。
なお、Li20含有ガラスは予めリチウム化合物原料を
他のシリカ原料あるいは更にアルミナ、石灰、アルカリ
等の原料と混合、溶融し、またはリチウム化合物原料を
ソーダ石灰系、アルミノシリケート系、ホウ珪酸系等の
ガラス粉末と混合、熔融して作製するもので、きわめて
低温熔融性のものである。
すなわちLi20含有ガラスは熱処理により融化し、熱
軟化した前記ソーダ石灰系ガラス粉と反応して急速に針
状結晶を析出するものであり、その粒度はソーダ石灰系
ガラス粉と同程度、またはそれ以下とする。
前記ソーダ石灰系ガラス粉に対し針状結晶析出促進剤を
Li20換算で1wt%ないし10int%添加し、湿
式または乾式IIL合のうえ、所望の形状にプレス底形
しまたはスラッジ状として鋳込成形する。
添加量が1iit%未満の場合は針状結晶の析出作用は
小さく、10wt%を越えると結晶析出成分領域を変化
させ、特にガラスマトリックスをアルカリ過多とし、耐
熱性、化学的耐久性を劣化させる。より好ましくは1w
t%ないし5社%の範囲とする。
また予備成形は形状維持とともにカレット粉と針状結晶
析出促進剤を密に接触させるうえで必要である。
次いで原ソーダ石灰系ガラスの軟化点(粘度において、
107.61iボイズ、通常の板ガラスにおいて720
°C)以上、流動点(同様に105ボイズ、900℃)
以下の範囲の適宜温度に昇温し10分ないし60分保持
する。なお、ガラス軟化点未満では針状結晶析出促進剤
との反応が不充分であり、流動点を越えると液相温度す
なわちガラス化温度に近接し結晶析出傾向が弱まる。ま
た10分未満では針状結晶の析出が不充分であり、60
分を越えると針状結晶析出促進剤にもよるが結晶相とガ
ラス相が再度反応して新たなガラス相を形成したり、針
状結晶の析出が終焉に達し、クリストバライト等耐熱性
に悪影響を与える結晶が析出し易い。
当該温度域で軟化した原ソーダ石灰系ガラスと溶融した
針状結晶析出促進剤が反応し、ソーダ石灰系ガラス粉の
粒界や反応ガラス相中に結晶の析出が始まる。
針状結晶析出促進剤すなわちLi2O含有ガラスは本出
願人が前記光の出願で提唱したアルカリ金属塩や水酸化
物の分解熔融時のように、ガス成分を多量に放出してか
さ比重を低下させるようなこともなく、また溶融特低粘
度高流動性液を形成するため、反応活性に冨むリチウム
分が熱軟化した環ソーダ石灰系ガラス粉と迅速に反応し
、針状結晶の析出を促進して緻密堅牢な結晶質ガラスを
形成するものである。
ソーダ石灰系ガラスにおいてはその成分領域からウオラ
ストナイト、デビトライト、Na2 CaSi3−08
等針状結晶のほか、クリストバライト、トリジマイト等
が析出し、さらにLi20分を多く添加した場合はリチ
ウムシリケートが析出する。
本発明においては前記針状結晶をガラス中に20〜60
vol%含有させたことにより機械的強度や耐熱性が格
段と向上する*  20vol%未満ではそれらの効果
が小さい。60vol%を越えて析出させようとすると
、成分領域上当然ではあるがクリストバライト等も発生
し、機械的強度や耐熱南撃性を阻害するので好ましくな
い。
このようにして製造した結晶質ガラスは緻密質のものと
なるが、予め炭酸カルシウム等の公知の発泡剤を添加し
たものは、その添加量および熱処理条件に応してかさ比
重をコントロールせしめた結晶質泡ガラスを形成する。
また、緻密な結晶質ガラスと結晶質泡ガラスまたは通常
の泡ガラスとの積層体も容易に製造でき、この場合それ
ぞれの原料を積層した状朋で成形し一時に熱処理すれば
よい。
[実施例(1〜6)] 板ガラスカレント粉として重量%でSiO□71%。
Al1031.6%、Ca011%、Mg02.1%、
 Na2O13%、に200.8%の組成を有する粒度
200メツシユ以下に調製したものを準備した。針状結
晶析出促進剤として前記同様のカレント粉に水酸化リチ
ウムを添加混合し溶融して、Li20分を5〜20wt
%含有したガラス(1,iz O>20wt%のものは
ガラス化し難い)を得、これを前記カレント粉同様に粒
度調製したものを用意した。発泡剤として市販の炭酸カ
ルシウム粉末を準備した。
前記カレント粉に針状結晶析出促進剤を外挿添加、混合
し、あるいは更にこれらに発泡剤を外挿添加、混合し、
50Kg/ cdの圧力条件でプレスして予備成形体と
した。これを電気炉内で所定温度まで昇温し所定時間保
持し、次いで徐冷することにより各種結晶質ガラスを得
た。
これらの試料について以下の測定を行った。
比重aIq定;定型比重ビンいた公知の測定手段による
結晶の同定;主にX線回折および読下観察により、已P
MA分析を併用した。
固相中の結晶量の測定;試料の任意切断面について読下
で結晶相面積率を測定し、体積率を求めた。
耐熱試験;50關口×20關厚の試料を電気炉にセット
して900°Cまで昇温し、当該温度で60分保持後放
冷して試料を取出し、結晶の残留が顕著で形崩れしてい
ないものを良、結晶の減少傾向が認められるが形崩れし
ていないものを可、ガラス化、軟化が進行し形崩れした
ものを不可の3ランクに区分した。
熱衝撃試験(急冷試験);50重東口)<23asl’
Xの試料を電気炉にセットして500°Cに保持後、取
出してただちに10’Cの水中に投入、急冷し、目視に
おいて亀裂の生していないものを良、小さな亀裂が生じ
たものを可、大きな亀裂を生じ、または崩壊したものを
不可の3ランクに区分した。
吸水率;試料を常温水中に36時間浸漬し、その後取出
し、前後の重量変化から吸水率を算出し、1wt%未満
を優、1wt%以上2以上2未Lを良、2−1%以上4
wt%未満を可、4ht%以上を不可の4ランクに区分
した。
さらに一部の試料については圧縮強度を測定した。
なお参考のために、本出願人が先に出願した特願昭63
−216143号の発明に係り、ソーダ石灰ガラス粉に
針状結晶析出促進剤として炭酸リチウムを添加し、同様
に底形、熱処理して得た結晶質ガラス試料についても比
較試験した(比較参考例3)。
試料作成条件および試験結果を第1表に示す。
比較参考例1はLi20含有ガラス中のLi20量が少
なく従って針状結晶の迅速析出の作用が小さい。比較参
考例2は原ガラスに対するLi20分添加量が過多なも
ので耐熱性、耐吸水性に、また比較参考例3は針状結晶
析出促進剤として炭酸リチウムを用いたもので耐吸水性
にそれぞれ難点がある。他方、実施例においてはいずれ
も優れていることが明らかであった。
[発明の効果] 本発明における結晶質ガラスは、耐熱衝撃性、機械的強
度に優れ、耐熱高強度建材として有用であり、またその
製造もきわめて容易であって、緻密結晶質ガラスまたば
かさ比重をコントロールした結晶質泡ガラスが自在に製
造できるといろ効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ソーダ石灰系ガラス粉と針状結晶析出促進剤、また
    はさらに発泡剤を前駆原料とした熱処理成形であって、
    針状結晶を20vol%以上かつ60vol%以下含有
    してなり、前記針状結晶析出促進剤がLi_2O含有ガ
    ラスであることを特徴とする結晶質ガラス。2)Li_
    2O含有ガラスがLi_2Oを10wt%以上含有した
    ガラスであり、針状結晶がウォラストナイト、デビトラ
    イト、Na_2CaSi_3O_8、またはリチウムシ
    リケートの1種以上よりなることを特徴とする請求項1
    記載の結晶質ガラス。 3)ソーダ石灰ガラス粉に対しLi_2O含有ガラスを
    Li_2O換算で1ないし10wt%添加した混合粉体
    ないし混合スラッジを予備成形し、次いで該ソーダ石灰
    系ガラスの軟化点ないし流動点間の適宜温度で10分な
    いし60分加熱維持し、針状結晶を析出せしめるように
    したことを特徴とする結晶質ガラスの製法。
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