JPH0366644A - メタクリル酸メチルの製造方法 - Google Patents
メタクリル酸メチルの製造方法Info
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- JPH0366644A JPH0366644A JP20178489A JP20178489A JPH0366644A JP H0366644 A JPH0366644 A JP H0366644A JP 20178489 A JP20178489 A JP 20178489A JP 20178489 A JP20178489 A JP 20178489A JP H0366644 A JPH0366644 A JP H0366644A
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- methyl
- methanol
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はメタクリル樹脂の原料となるメタクリル酸メチ
ルを工業的に製造する方法に関する。
ルを工業的に製造する方法に関する。
(従来の技術)
従来、イソブチレンのアンモ酸化によりメタクリルニト
リルを合成し、硫酸の存在下で水和反応によりメタクリ
ルアミドを合成し、次いで硫酸の存在下でメタノールを
加えてエステル化及び、脱アンモニアを行なってメタク
リル酸メチルを製造する方法が知られている。
リルを合成し、硫酸の存在下で水和反応によりメタクリ
ルアミドを合成し、次いで硫酸の存在下でメタノールを
加えてエステル化及び、脱アンモニアを行なってメタク
リル酸メチルを製造する方法が知られている。
−iに、この方法はメタクリルニトリル法メタクリル酸
メチル製造プロセスと云われ、例えばKirk Oth
mer FEncyclopedia of Che
mical Tech−nologyJ 3rd E
d、Vol、15 P363において述べられており、
工業的にも実施されている。
メチル製造プロセスと云われ、例えばKirk Oth
mer FEncyclopedia of Che
mical Tech−nologyJ 3rd E
d、Vol、15 P363において述べられており、
工業的にも実施されている。
(発明が解決しようとする5題点)
しかしながら、上記の従来法においては、使用する硫酸
は酸性硫安として使い捨てとなること、その量が膨大で
あること、及び高級な装置材質が要求されこと等が工業
プロセス上の最大の欠点となっていた。 これ迄での酸
性硫安の処理法としては、更にアンモニアを添加して硫
安となし、肥料として利用していたが、現在硫安肥料の
需要は激減している。 この為最近では、酸性硫安を分
解し硫酸を回収する方法が工業的に実施されているが、
回収コストが掛かる上に窒素骨は回収されずに投入した
アンモニアは使い捨てとなり、決して効率的な方法とは
云えないものである。
は酸性硫安として使い捨てとなること、その量が膨大で
あること、及び高級な装置材質が要求されこと等が工業
プロセス上の最大の欠点となっていた。 これ迄での酸
性硫安の処理法としては、更にアンモニアを添加して硫
安となし、肥料として利用していたが、現在硫安肥料の
需要は激減している。 この為最近では、酸性硫安を分
解し硫酸を回収する方法が工業的に実施されているが、
回収コストが掛かる上に窒素骨は回収されずに投入した
アンモニアは使い捨てとなり、決して効率的な方法とは
云えないものである。
(課題点を解決するための手段)
本発明者等は、前述の如〈従来のメタクリルニトリル法
メタクリル酸メチル製造プロセスにみられる種々の問題
点を解消すべく鋭意研究を重ね、本発明に到達すること
ができた。
メタクリル酸メチル製造プロセスにみられる種々の問題
点を解消すべく鋭意研究を重ね、本発明に到達すること
ができた。
即ち本発明の方法は、イソブチレンとアンモニアを出発
原料にしてアンモ酸化により合成されるメタクリルニト
リルを経由し、硫酸の存在下においてメタクリル酸メチ
ルを製造する従来法に代えて、硫酸を使用せず酸性硫安
を副生させないメタクリル酸メチルの製造法に関するも
のである。
原料にしてアンモ酸化により合成されるメタクリルニト
リルを経由し、硫酸の存在下においてメタクリル酸メチ
ルを製造する従来法に代えて、硫酸を使用せず酸性硫安
を副生させないメタクリル酸メチルの製造法に関するも
のである。
本発明の方法を更に詳しく説明すると、図−1に示す如
き経路によるメタクリル酸メチルの製造法を提供するも
のである。
き経路によるメタクリル酸メチルの製造法を提供するも
のである。
即ち、イソブチレンのアンモ酸化により得られるメタク
リルニトリルを固体触媒の存在下にて水和しメタクリル
ア旦ドを合成するアミド化工程、及び該メタクリルアミ
ドに対して、ギ酸メチルを反応させるアミドエステル交
換工程、又はメタノルと一酸化炭素を反応させるカルボ
ニル化工程を経て製品メタクリル酸メチルを製造するこ
とを特徴とするものである。
リルニトリルを固体触媒の存在下にて水和しメタクリル
ア旦ドを合成するアミド化工程、及び該メタクリルアミ
ドに対して、ギ酸メチルを反応させるアミドエステル交
換工程、又はメタノルと一酸化炭素を反応させるカルボ
ニル化工程を経て製品メタクリル酸メチルを製造するこ
とを特徴とするものである。
この時、メタクリル酸メチルと同時に生成するホルムア
ミドは、それ自体工業的な用途をもつ有用なものである
が、ホルムアミドをアンモニアと一酸化炭素に分解し、
それぞれ本発明の方法において有効に循環使用すること
ができる。
ミドは、それ自体工業的な用途をもつ有用なものである
が、ホルムアミドをアンモニアと一酸化炭素に分解し、
それぞれ本発明の方法において有効に循環使用すること
ができる。
図−1
即ち、図−1に示す如く、アンモニアはイソブチレンの
アンモ酸化用に使用され、−酸化炭素はメタノールと反
応させギ酸メチルとしてアミドエステル交換工程に、又
は−酸化炭素のままカルボニル化工程に使用される。
アンモ酸化用に使用され、−酸化炭素はメタノールと反
応させギ酸メチルとしてアミドエステル交換工程に、又
は−酸化炭素のままカルボニル化工程に使用される。
又、これら両工程においては、一部α−メトキシイソ酪
酸メチルも生成するが、脱メタノール反応にて容易にメ
タクリル酸メチルに転換される。
酸メチルも生成するが、脱メタノール反応にて容易にメ
タクリル酸メチルに転換される。
又、本発明方法の実施態様の−っとして、前述のホルム
アミドは、脱水反応により青酸に転換した後、図−2の
如く、メタクリル酸メチル製造用に循環使用することが
できる。
アミドは、脱水反応により青酸に転換した後、図−2の
如く、メタクリル酸メチル製造用に循環使用することが
できる。
MMAはメタクリル酸メチルを表す。
又、イソブチレンのアンモ酸化によるメタクリルニトリ
ル合成時に副生ずる青酸についても、図−2に示す経路
によりアセトンと反応させてアセトンシアンヒドリンに
変換し、水和してα−ヒドロキシイソ酪酸アミドとし、
次いでアミドエステル交換反応によりα−ヒドロキシイ
ソ酪酸エステルとホルムアミドとなし、該α−ヒドロキ
シイソ酪酸エステルを脱水してメタクリル酸メチルに導
くことができる。
ル合成時に副生ずる青酸についても、図−2に示す経路
によりアセトンと反応させてアセトンシアンヒドリンに
変換し、水和してα−ヒドロキシイソ酪酸アミドとし、
次いでアミドエステル交換反応によりα−ヒドロキシイ
ソ酪酸エステルとホルムアミドとなし、該α−ヒドロキ
シイソ酪酸エステルを脱水してメタクリル酸メチルに導
くことができる。
以下に、本発明方法の具体的態様について詳述する。
イソブチレンのアンモ酸化によるメタクリルニトリルの
台底は、ソハイオ法に代表される公知の方法で行なわれ
る。
台底は、ソハイオ法に代表される公知の方法で行なわれ
る。
このアンモ酸化反応生成物には、メタクリルニトリルの
他に、青酸、アセトニトリル、その他の副生物、及び生
成水が含まれる。
他に、青酸、アセトニトリル、その他の副生物、及び生
成水が含まれる。
本発明の方法においては、該反応生成物よりメタクリル
ニトリルを分離して図−1のプロセスのみを実施するこ
と、及び副生青酸を利用する図2のプロセスを同時に実
施することを特徴としているが、特に後者の場合を例に
挙げて説明する。
ニトリルを分離して図−1のプロセスのみを実施するこ
と、及び副生青酸を利用する図2のプロセスを同時に実
施することを特徴としているが、特に後者の場合を例に
挙げて説明する。
即ち、先ず生成水を除去した後のアンモ酸化反応生成物
にアセトンと少量のアルカリ触媒を加え青酸をアセトン
シアンヒドリンに転換する。
にアセトンと少量のアルカリ触媒を加え青酸をアセトン
シアンヒドリンに転換する。
次に、この混合物を中和し、アセトニトリルを留去し、
メタクリルニトリルとアセトンシアンヒドリンの混合液
を得る。
メタクリルニトリルとアセトンシアンヒドリンの混合液
を得る。
この混合液に、過剰の水、及び好適にはアセトンの如き
親水性の溶媒を加えて、好ましくは酸化マンガンを主成
分とする触媒の存在下、メタクリルニトリルとアセトン
シアンのニトリル基をアミド基に変換し、メタクリルア
ミドとα−ヒドロキシイソ酪酸アミドを得る。 この
水和反応は、反応温度30〜90°Cにおいて収率よく
進行する。
親水性の溶媒を加えて、好ましくは酸化マンガンを主成
分とする触媒の存在下、メタクリルニトリルとアセトン
シアンのニトリル基をアミド基に変換し、メタクリルア
ミドとα−ヒドロキシイソ酪酸アミドを得る。 この
水和反応は、反応温度30〜90°Cにおいて収率よく
進行する。
この水和反応生成液より、水、溶媒等を留去した後、メ
タクリルアミドとα−ヒドロキシイソ酪酸アミドに対し
てギ酸メチルとメタノールを加えて熔解し、アミドエス
テル交換反応を行なう。
タクリルアミドとα−ヒドロキシイソ酪酸アミドに対し
てギ酸メチルとメタノールを加えて熔解し、アミドエス
テル交換反応を行なう。
この反応は、高温においては無触媒下、又はアルξす等
の触媒存在下でも進行するが、無水の状態において、触
媒としてアルカリ金属やアルカリ土類金属のアルコラー
ド、又は酸化物、例えばナトリウムメチラート、カルシ
ウムメチラート、酸化ナトリウム、酸化カルシウム等を
用いて、反応温度120°C以下の温和な条件で行なう
のが好適である。 又、反応系にはメタノールが存在し
ているので、アルカリ金属又はアルカリ土類金属をその
まま投入して反応させることもできる。 又、メタクリ
ルア逅ドとα−ヒドロキシイソ酪酸ア5ドの高い転化率
を得るには、ギ酸メチルを過剰に用いるのが好ましい。
の触媒存在下でも進行するが、無水の状態において、触
媒としてアルカリ金属やアルカリ土類金属のアルコラー
ド、又は酸化物、例えばナトリウムメチラート、カルシ
ウムメチラート、酸化ナトリウム、酸化カルシウム等を
用いて、反応温度120°C以下の温和な条件で行なう
のが好適である。 又、反応系にはメタノールが存在し
ているので、アルカリ金属又はアルカリ土類金属をその
まま投入して反応させることもできる。 又、メタクリ
ルア逅ドとα−ヒドロキシイソ酪酸ア5ドの高い転化率
を得るには、ギ酸メチルを過剰に用いるのが好ましい。
このアミドエステル交換反応は、反応温度20〜120
°Cにて行なわれ、反応時間0.25〜10時間で平衡
に近づき、高い選択率を以てメタクリル酸メチル、α−
ヒドロキシイソ酪酸メチル、及びホルムアミドが得られ
る。
°Cにて行なわれ、反応時間0.25〜10時間で平衡
に近づき、高い選択率を以てメタクリル酸メチル、α−
ヒドロキシイソ酪酸メチル、及びホルムアミドが得られ
る。
この反応生成液からは、蒸留によりメタクリル酸メチル
、α−ヒドロキシイソ酪酸メチル、及びホルムアミドが
分離回収され、又同時に未反応のギ酸メチル、α−ヒド
ロキシイソ酪酸ア業ド、及び触媒が分離回収される。
分離回収されたメタクリル酸メチルは常法による精製操
作を経て製品となり、又α−ヒドロキシイソ酪酸メチル
は脱水工程へ、ホルムアミドは分解工程に送られる。
、α−ヒドロキシイソ酪酸メチル、及びホルムアミドが
分離回収され、又同時に未反応のギ酸メチル、α−ヒド
ロキシイソ酪酸ア業ド、及び触媒が分離回収される。
分離回収されたメタクリル酸メチルは常法による精製操
作を経て製品となり、又α−ヒドロキシイソ酪酸メチル
は脱水工程へ、ホルムアミドは分解工程に送られる。
又、分離回収された未反応原料等は反応に再使用される
。
。
このアミドエステル交換反応は、ギ酸メチルに代えて一
酸化炭素とメタノールを用いたカルボニル化工程を以て
実施しても収率良く進行する。
酸化炭素とメタノールを用いたカルボニル化工程を以て
実施しても収率良く進行する。
この場合も上記と同様の触媒が使用され、−酸化炭素圧
力10〜150 Kg/c−なる条件で実施するのが好
ましい。 又、この反応ではメタノールを溶媒にするの
で、前述のギ酸メチルを原料にする場合においても、−
酸化炭素を張り込み加圧下で行なう。 即ち再反応の併
用で行うこともでき、メタクリルアミドとα−ヒドロキ
シイソ酪酸アミドの高い転化率を得るに効果的である。
力10〜150 Kg/c−なる条件で実施するのが好
ましい。 又、この反応ではメタノールを溶媒にするの
で、前述のギ酸メチルを原料にする場合においても、−
酸化炭素を張り込み加圧下で行なう。 即ち再反応の併
用で行うこともでき、メタクリルアミドとα−ヒドロキ
シイソ酪酸アミドの高い転化率を得るに効果的である。
次に、α−ヒドロキシイソ酪酸メチルの脱水反応は、液
相でも気相でも行なわれるが、収率良くメタクリル酸メ
チルを得るには、気相接触反応で行なうのが好ましい。
相でも気相でも行なわれるが、収率良くメタクリル酸メ
チルを得るには、気相接触反応で行なうのが好ましい。
気相反応の触媒としては、一般に酸性点を有するもの
がよく、シリカ、アルミナ、シリカアル旦す、ゼオライ
ト、天然粘土鉱物等が使用され、更にこれらをリン酸や
リン酸塩、又はアルカリ溶液で処理して酸性度を調節し
たものが好適である。 この脱水反応は、蒸発気化した
α−ヒドロキシイソ酪酸メチルを、単独又はメタノール
共存下において、又は必要あれば少量の希釈剤、例えば
スチームやイナートガスの存在下において、反応温度2
00〜400″Cにて実施するのが好ましい。 又、メ
タノールの存在は、メタクリル酸の副生を抑えるに特に
好適である。
がよく、シリカ、アルミナ、シリカアル旦す、ゼオライ
ト、天然粘土鉱物等が使用され、更にこれらをリン酸や
リン酸塩、又はアルカリ溶液で処理して酸性度を調節し
たものが好適である。 この脱水反応は、蒸発気化した
α−ヒドロキシイソ酪酸メチルを、単独又はメタノール
共存下において、又は必要あれば少量の希釈剤、例えば
スチームやイナートガスの存在下において、反応温度2
00〜400″Cにて実施するのが好ましい。 又、メ
タノールの存在は、メタクリル酸の副生を抑えるに特に
好適である。
一方、前述した如くアミドエステル交換反応工程、又は
カルボニル化反応工程において副生ずるα−及びβ−メ
トキシイソ酪酸メチルは、α−ヒドロキシイソ酪酸メチ
ルの脱水反応と全く同様の条件にて、容易に脱メタノー
ル反応が起こりメタクリル酸メチルとなる。 従って、
α−及びβ−メトキシイソ酪酸メチルは、α−ヒドロキ
シイソ酪酸メチルとの混合物として反応に供され、両者
ともメタクリル酸メチルに転化される。
カルボニル化反応工程において副生ずるα−及びβ−メ
トキシイソ酪酸メチルは、α−ヒドロキシイソ酪酸メチ
ルの脱水反応と全く同様の条件にて、容易に脱メタノー
ル反応が起こりメタクリル酸メチルとなる。 従って、
α−及びβ−メトキシイソ酪酸メチルは、α−ヒドロキ
シイソ酪酸メチルとの混合物として反応に供され、両者
ともメタクリル酸メチルに転化される。
この生成したメタクリル酸メチルは、常法による抽出及
び蒸留工程を経て精製され、高純度の製品メタクリル酸
メチルとなる。
び蒸留工程を経て精製され、高純度の製品メタクリル酸
メチルとなる。
又一方、ホルムアミドからのアンモニア、及び−酸化炭
素への分解反応は、無触媒下、又は塩基性触媒存在下に
おいて、加熱することにより比較的容易に行われるが、
青酸の副生を抑える為には温度300 ’C以下にて実
施するのが好ましい。
素への分解反応は、無触媒下、又は塩基性触媒存在下に
おいて、加熱することにより比較的容易に行われるが、
青酸の副生を抑える為には温度300 ’C以下にて実
施するのが好ましい。
分解反応の触媒としては、活性炭、カセイソダ、資化ソ
ーダ、金属アルコラード等が有効であり、気相又は液相
での接触反応形式が採られる。
ーダ、金属アルコラード等が有効であり、気相又は液相
での接触反応形式が採られる。
特に好適な分解反応例を示すと、触媒の存在下、液相に
て撹拌下、温度120〜220°Cなる条件において、
生成ガスを系外に抜きながらアンモニアと一酸化炭素を
生成させる。 このアンモニアと一酸化炭素の混合ガス
から、加圧冷却又は吸収操作等によりアンモニアが分離
回収され、残りは一酸化炭素となる。 この回収アンモ
ニアは、前述した如く炭化水素のアンモ酸化反応に再利
用され、又回収−酸化炭素についても、前述の如くその
ままメタノールと共にカルボニル化工程に、又は−旦ギ
酸メチルを合成してからアミドエステル交換工程に再利
用される。
て撹拌下、温度120〜220°Cなる条件において、
生成ガスを系外に抜きながらアンモニアと一酸化炭素を
生成させる。 このアンモニアと一酸化炭素の混合ガス
から、加圧冷却又は吸収操作等によりアンモニアが分離
回収され、残りは一酸化炭素となる。 この回収アンモ
ニアは、前述した如く炭化水素のアンモ酸化反応に再利
用され、又回収−酸化炭素についても、前述の如くその
ままメタノールと共にカルボニル化工程に、又は−旦ギ
酸メチルを合成してからアミドエステル交換工程に再利
用される。
又、ホルムアミドについては、前述の如く青酸に変換し
てアセトンシアンヒドリン合成工程循環使用することも
可能である。
てアセトンシアンヒドリン合成工程循環使用することも
可能である。
以下に、実施例により本発明の方法を具体的に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
が、本発明はこれに限定されるものではない。
文鮭側り二上
イソブチレンのアンモ酸化による反応生成液を蒸留し、
水を除いた留出液750gを得た。
水を除いた留出液750gを得た。
この留出液は、メタクリルニトリル64.3 w t%
、青酸12.6 w L%、その他人部分はアセトニト
リルであった。
、青酸12.6 w L%、その他人部分はアセトニト
リルであった。
撹拌機付の内容積21の40丸底フラスコにアセトン2
32gを仕込み、陰イオン交換樹脂触媒5gを加え、冷
水浴にて液温を5°Cとした。
32gを仕込み、陰イオン交換樹脂触媒5gを加え、冷
水浴にて液温を5°Cとした。
次に、このフラスコ中に、撹拌下、液温を10“Cに保
ちつつ、滴下ロートにて上記留出液(アンモ酸化生成液
)750gを滴下した。 滴下後、液温を10°Cに上
げ、更に15分間撹拌を続けて反応を完結させた。 反
応生成液をHPLCで分析したところ、青酸は転化率1
00%、アセトンシアンヒドリン収率は98%であった
。
ちつつ、滴下ロートにて上記留出液(アンモ酸化生成液
)750gを滴下した。 滴下後、液温を10°Cに上
げ、更に15分間撹拌を続けて反応を完結させた。 反
応生成液をHPLCで分析したところ、青酸は転化率1
00%、アセトンシアンヒドリン収率は98%であった
。
この反応生成液から陰イオン交換樹脂触媒を濾別した後
、アセトニトリルとアセトンを留去してメタクリルニト
リル58wt%、及びアセトンシアンヒドリン35wt
%なる混合液808gを得た。 この混合液400gを
採り、水1600g、アセトン200gを加えて、次の
アミド化工程の原料液とした。
、アセトニトリルとアセトンを留去してメタクリルニト
リル58wt%、及びアセトンシアンヒドリン35wt
%なる混合液808gを得た。 この混合液400gを
採り、水1600g、アセトン200gを加えて、次の
アミド化工程の原料液とした。
内径10mmΦのパイレックスガラス反応管に20〜3
0メツシユのδ−Mn○2触媒Logを充填し、温浴に
て60°Cに保った。 次に、定量ポンプを用いて上記
原料液を5g/hrで反応管に供給した。 10hr
反応時の生成液サンプルをHPLCで分析したところ、
メタクリルニトリル転化率99%、及びアセトンシアン
ヒドリン転化率100%となり、メタクリルアミドへの
選択率95%、及びα−ヒドロキシイソ酪酸アξドヘの
選択率97%を得た。 ここでの副生物は、アセトン
とホルムアミドであった。
0メツシユのδ−Mn○2触媒Logを充填し、温浴に
て60°Cに保った。 次に、定量ポンプを用いて上記
原料液を5g/hrで反応管に供給した。 10hr
反応時の生成液サンプルをHPLCで分析したところ、
メタクリルニトリル転化率99%、及びアセトンシアン
ヒドリン転化率100%となり、メタクリルアミドへの
選択率95%、及びα−ヒドロキシイソ酪酸アξドヘの
選択率97%を得た。 ここでの副生物は、アセトン
とホルムアミドであった。
このアミド化工程での全反応生成液から、水、アセトン
等を留去し、メタクリルアミド95wt%、及びα−ヒ
ドロキシイソ酪酸アミド35wt%なる混合物450g
を得た。
等を留去し、メタクリルアミド95wt%、及びα−ヒ
ドロキシイソ酪酸アミド35wt%なる混合物450g
を得た。
上記混合物400gに、メタノール400g、ギ酸メチ
ル960g、及び触媒として28wt%ナトリウムメチ
ラートのメタノール溶液30gを加えて、次のアミドエ
ステル交換工程の原料液を調製した。
ル960g、及び触媒として28wt%ナトリウムメチ
ラートのメタノール溶液30gを加えて、次のアミドエ
ステル交換工程の原料液を調製した。
ジャケット付の内径25mm、長さ80cmの5US3
16反応管を温水で50°Cに保って、定量ポンプで反
応管底部より20 g / h rで原料液を供給した
。 10n間経過後の定常状態において、反応生成液
をサンプリングしてGCで分析を行った。 その結果、
メタクリルアミドの転化率97%において、メタクリル
酸メチル収率81%、メトキシイソ酪酸メチル収率16
%、α−ヒドロキシイソ酪酸メチル収率72%、及びホ
ルムアミド収率88%を得た。 全生成物を捕集し蒸留
して精製メタクリル酸メチル、精製ホルムアミド、及び
α−ヒドロキシイソ醋酸メチルとメトキシイソ酪酸メチ
ルの混合物を得た。 未反応のメタクリルアミド、及び
α−ヒドロキシイソ酪酸アごドは、別途回収した。
16反応管を温水で50°Cに保って、定量ポンプで反
応管底部より20 g / h rで原料液を供給した
。 10n間経過後の定常状態において、反応生成液
をサンプリングしてGCで分析を行った。 その結果、
メタクリルアミドの転化率97%において、メタクリル
酸メチル収率81%、メトキシイソ酪酸メチル収率16
%、α−ヒドロキシイソ酪酸メチル収率72%、及びホ
ルムアミド収率88%を得た。 全生成物を捕集し蒸留
して精製メタクリル酸メチル、精製ホルムアミド、及び
α−ヒドロキシイソ醋酸メチルとメトキシイソ酪酸メチ
ルの混合物を得た。 未反応のメタクリルアミド、及び
α−ヒドロキシイソ酪酸アごドは、別途回収した。
次に、α−ヒドロキシイソ酪酸メチルとメトキシイソ酪
酸メチルの混合物(88M65%、MBM35%)10
0gにメタノール200gを加えて原料液を調製した。
酸メチルの混合物(88M65%、MBM35%)10
0gにメタノール200gを加えて原料液を調製した。
内径10mmのパイレックスガラス反応管にモレキュラ
ーシーブ13Xを10g充填し、定量ポンプにて上記原
料液を5g/hrで供給した。
ーシーブ13Xを10g充填し、定量ポンプにて上記原
料液を5g/hrで供給した。
原料液の触媒層への供給は、予熱器にて蒸発させて行っ
た。 反応温度250″Cにて5hr反応を行なった時
点において、反応生成液のGC分析を行った。 その結
果、α−ヒドロキシイソ酪酸メチル転化率100%、及
びメトキシイソ酪酸メチル転化率100%において、メ
タクリル酸メチル収率90%を得た。 全反応生成液よ
りメタノールを水抽出で除いた後、精留して精製メタク
リル酸メチル55gを得た。
た。 反応温度250″Cにて5hr反応を行なった時
点において、反応生成液のGC分析を行った。 その結
果、α−ヒドロキシイソ酪酸メチル転化率100%、及
びメトキシイソ酪酸メチル転化率100%において、メ
タクリル酸メチル収率90%を得た。 全反応生成液よ
りメタノールを水抽出で除いた後、精留して精製メタク
リル酸メチル55gを得た。
次に、撹拌機及び還流冷却器付の300m1の40丸底
フラスコに精製ホルムアごド180 g。
フラスコに精製ホルムアごド180 g。
触媒酸化カルシウム1gを仕込み、撹拌しながらマント
ルヒーターで150°Cに加熱した。 発生するガスの
ミストをブライン還流冷却器で落とし、生成アンモニア
ガスを硫酸水溶液トラップで吸収して測定し、生成−酸
化炭素をガスメーターで測定しGC分析を行なった。
その結果、アンモニア収率94%、−酸化炭素収率89
%を得た。
ルヒーターで150°Cに加熱した。 発生するガスの
ミストをブライン還流冷却器で落とし、生成アンモニア
ガスを硫酸水溶液トラップで吸収して測定し、生成−酸
化炭素をガスメーターで測定しGC分析を行なった。
その結果、アンモニア収率94%、−酸化炭素収率89
%を得た。
(発明の効果)
本発明によれば、従来のメタクリルニトリル法において
問題となる酸性硫安を全く副生せずに、高収率を以てメ
タクリル酸メチルを製造し得る方法を提供するものであ
り、その工業的な意義は大きい。
問題となる酸性硫安を全く副生せずに、高収率を以てメ
タクリル酸メチルを製造し得る方法を提供するものであ
り、その工業的な意義は大きい。
Claims (6)
- (1)メタクリルニトリルを、固体触媒の存在下におい
て接触的に水和してメタクリルアミドを合成するアミド
化工程、及びメタクリルアミドとギ酸メチルを反応させ
、メタクリル酸メチルとホルムアミドを得るアミドエス
テル交換工程、なる2工程を含むことを特徴とするメタ
クリル酸メチルの製造方法。 - (2)メタクリルニトリルを、固体触媒の存在下におい
て接触的に水和してメタクリルアミドを合成するアミド
化工程、及びメタクリルアミドにメタノールと一酸化炭
素を反応させてメタクリル酸メチルとホルムアミドを得
るカルボニル化工程、なる2工程を含むことを特徴とす
るメタクリル酸メチルの製造方法。 - (3)特許請求の範囲第1項記載のアミドエステル交換
工程、及び第2項記載のカルボニル化工程において、副
生するα−及びβ−メトキシイソ酪酸メチルを脱メタノ
ールしてメタクリル酸メチルに転換することを特徴とす
るメタクリル酸メチルの製造方法。 - (4)特許請求の範囲第1項、第2項、及び第3項記載
の方法において、原料メタクリルニトリルをイソブチレ
ンのアンモ酸化で得る際に、副生する青酸をアセトンと
反応させてアセトンシアンヒドリンに転換し、メタクリ
ルニトリルと共に水和反応を実施した後、続いてギ酸メ
チルとの反応又はメタノールと一酸化炭素との反応を実
施してメタクリル酸メチルとα−ヒドロキシイソ酪酸メ
チルを同時に生成せしめ、更に該α−ヒドロキシイソ酪
酸メチルを脱水してメタクリル酸メチルを得ることを特
徴とするメタクリル酸メチル製造方法。 - (5)特許請求の範囲第1項、第2項記載、第3項、及
び第4項記載の方法において、生成するホルムアミドを
分解してアンモニアと一酸化炭素となし、この回収アン
モニアをイソブチレンのアンモ酸化による原料メタクリ
ルニトリルの合成に循環使用することを特徴とするメタ
クリル酸メチル製造方法。 - (6)特許請求の範囲第5項記載の方法において、回収
される一酸化炭素を、メタノールとの反応でギ酸メチル
を合成して特許請求の範囲第1項記載のアミド化工程に
、又はそのまま特許請求の範囲第2項記載のカルボニル
工程に循環使用することを特徴とするメタクリル酸メチ
ル製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1201784A JP2803198B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | メタクリル酸メチルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1201784A JP2803198B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | メタクリル酸メチルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0366644A true JPH0366644A (ja) | 1991-03-22 |
| JP2803198B2 JP2803198B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=16446884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1201784A Expired - Fee Related JP2803198B2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | メタクリル酸メチルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2803198B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003034666A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-02-07 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | メタクリル酸アリルの製造方法 |
| CN111495420A (zh) * | 2020-04-29 | 2020-08-07 | 陕西延长石油(集团)有限责任公司 | 一种乙酸甲酯与乙炔制备甲基丙烯酸甲酯的催化剂及方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5265793A (en) * | 1975-11-28 | 1977-05-31 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Process for regenerating catalysts for hydration of nitrile |
| JPS5289614A (en) * | 1976-01-19 | 1977-07-27 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of unsaturated amides |
| JPS6078937A (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-04 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | カルボン酸エステルの製造法 |
-
1989
- 1989-08-03 JP JP1201784A patent/JP2803198B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5265793A (en) * | 1975-11-28 | 1977-05-31 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Process for regenerating catalysts for hydration of nitrile |
| JPS5289614A (en) * | 1976-01-19 | 1977-07-27 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of unsaturated amides |
| JPS6078937A (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-04 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | カルボン酸エステルの製造法 |
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| CN111495420A (zh) * | 2020-04-29 | 2020-08-07 | 陕西延长石油(集团)有限责任公司 | 一种乙酸甲酯与乙炔制备甲基丙烯酸甲酯的催化剂及方法 |
| CN111495420B (zh) * | 2020-04-29 | 2022-09-20 | 陕西延长石油(集团)有限责任公司 | 一种乙酸甲酯与乙炔制备甲基丙烯酸甲酯的催化剂及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2803198B2 (ja) | 1998-09-24 |
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