JPS6147822B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6147822B2 JPS6147822B2 JP53159270A JP15927078A JPS6147822B2 JP S6147822 B2 JPS6147822 B2 JP S6147822B2 JP 53159270 A JP53159270 A JP 53159270A JP 15927078 A JP15927078 A JP 15927078A JP S6147822 B2 JPS6147822 B2 JP S6147822B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lactic acid
- manganese dioxide
- reaction
- acid nitrile
- nitrile
- Prior art date
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- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、乳酸アミドの製造方法に関するもの
である。さらに詳細には、乳酸ニトリルを接触的
に水和して、乳酸アミドを製造する方法に関する
ものである。
である。さらに詳細には、乳酸ニトリルを接触的
に水和して、乳酸アミドを製造する方法に関する
ものである。
乳酸アミドは、従来、乳酸をアンモニアで中和
し乳酸アンモニウムとし、これを、例えば五酸化
リン等で脱水する方法で製造されており、多段の
反応操作と繁雑な分離方法が必要であつた。
し乳酸アンモニウムとし、これを、例えば五酸化
リン等で脱水する方法で製造されており、多段の
反応操作と繁雑な分離方法が必要であつた。
本発明の目的とするところは、従来法のような
多段の反応操作と繁雑な分離操作を必要としな
い、新規な乳酸アミドの製造方法を提供すること
にある。
多段の反応操作と繁雑な分離操作を必要としな
い、新規な乳酸アミドの製造方法を提供すること
にある。
アミドを製造する一般的方法はニトリルの水和
である。近年、触媒を用いて接触的にニトリルの
水和を実施することが行なわれ、特に、アクリロ
ニトリルの水和によるアクリルアミドの製造が大
規模に工業化されている。
である。近年、触媒を用いて接触的にニトリルの
水和を実施することが行なわれ、特に、アクリロ
ニトリルの水和によるアクリルアミドの製造が大
規模に工業化されている。
アクリルニトリルの水和には銅、特に、ラネー
銅のような金属銅触媒が極めて高い活性を示すこ
とがよく知られ工業的にも使用されている。
銅のような金属銅触媒が極めて高い活性を示すこ
とがよく知られ工業的にも使用されている。
本発明者は、乳酸ニトリルの接触水和に用いる
触媒に関して種々研究した結果、アクリルニトリ
ルの水和に有効な銅触媒は、全く活性を示さず
に、二酸化マンガンが極めて有効であることを見
出し、本発明を完成するに至つた。
触媒に関して種々研究した結果、アクリルニトリ
ルの水和に有効な銅触媒は、全く活性を示さず
に、二酸化マンガンが極めて有効であることを見
出し、本発明を完成するに至つた。
ニトリルの接触水和に二酸化マンガンが有効で
あることは古くから公知であるが、例えば
chemical communications121〜122(1966)、乳
酸ニトリルのように容易に酸化され易いアルコー
ル基を分子内に持つニトリルは、二酸化マンガン
により酸化を受けると考えられ、乳酸ニトリルの
二酸化マンガン触媒による水和は、行なわれてい
なかつた。すなわち、乳酸ニトリルはアルコール
の酸化剤として多用されているところの二酸化マ
ンガンによりピルボニトリルへ酸化され、生じた
ピルボニトリルは不安定であるため、アセトアル
デヒドと青酸に分解し、一方、二酸化マンガンは
低位のマンガン酸化物に還元され水和活性を消失
すると推定されていた。ところが、本発明者の研
究によれば、乳酸ニトリルの水溶液を30〜200℃
の温度で二酸化マンガンと接触させると、意外な
ことに、アルコールの酸化は実質的に進行せず、
ニトリルのアミドへの水和が選択的に進行するこ
と、さらに、アルコールの酸化が実質的に進行し
ないため、二酸化マンガンの還元も実質的に進行
せず、したがつて触媒活性の低下も認められない
ことを見出した。
あることは古くから公知であるが、例えば
chemical communications121〜122(1966)、乳
酸ニトリルのように容易に酸化され易いアルコー
ル基を分子内に持つニトリルは、二酸化マンガン
により酸化を受けると考えられ、乳酸ニトリルの
二酸化マンガン触媒による水和は、行なわれてい
なかつた。すなわち、乳酸ニトリルはアルコール
の酸化剤として多用されているところの二酸化マ
ンガンによりピルボニトリルへ酸化され、生じた
ピルボニトリルは不安定であるため、アセトアル
デヒドと青酸に分解し、一方、二酸化マンガンは
低位のマンガン酸化物に還元され水和活性を消失
すると推定されていた。ところが、本発明者の研
究によれば、乳酸ニトリルの水溶液を30〜200℃
の温度で二酸化マンガンと接触させると、意外な
ことに、アルコールの酸化は実質的に進行せず、
ニトリルのアミドへの水和が選択的に進行するこ
と、さらに、アルコールの酸化が実質的に進行し
ないため、二酸化マンガンの還元も実質的に進行
せず、したがつて触媒活性の低下も認められない
ことを見出した。
すなわち、本発明の要旨とするところは、乳酸
ニトリル水溶液を30〜200℃の温度で二酸化マン
ガンに接触させ選択的に乳酸アミドを製造するこ
とにある。
ニトリル水溶液を30〜200℃の温度で二酸化マン
ガンに接触させ選択的に乳酸アミドを製造するこ
とにある。
したがつて、本発明の方法によれば、乳酸ニト
リルの接触水和による一段の反応操作により、従
来法のような欠点もなく工業的に有利に乳酸アミ
ドを製造することができる。
リルの接触水和による一段の反応操作により、従
来法のような欠点もなく工業的に有利に乳酸アミ
ドを製造することができる。
本発明の方法において原料物質として用いられ
る乳酸ニトリルは、アセトアルデヒドと青酸との
反応によつて、容易に製造でき、工業的に大量安
価に供給されている化合物である。
る乳酸ニトリルは、アセトアルデヒドと青酸との
反応によつて、容易に製造でき、工業的に大量安
価に供給されている化合物である。
本発明の方法において用いる乳酸ニトリルの水
溶液は、乳酸ニトリルの濃度が1〜50wt%、好
ましくは5〜30wt%の範囲である。
溶液は、乳酸ニトリルの濃度が1〜50wt%、好
ましくは5〜30wt%の範囲である。
乳酸ニトリル水溶液と触媒である二酸化マンガ
ンを接触させる反応温度は、30〜200℃、好まし
くは50〜130℃の範囲である。反応温度が上記し
た範囲より低いと、反応速度が遅く実質的でな
い、反応温度が上記範囲より高いと、乳酸ニトリ
ルの分解およびアルコール基の酸化反応が併発
し、収率が低下するので好ましくない。
ンを接触させる反応温度は、30〜200℃、好まし
くは50〜130℃の範囲である。反応温度が上記し
た範囲より低いと、反応速度が遅く実質的でな
い、反応温度が上記範囲より高いと、乳酸ニトリ
ルの分解およびアルコール基の酸化反応が併発
し、収率が低下するので好ましくない。
本発明の方法において用いる触媒は二酸化マン
ガンであつて、マンガン塩、例えば、硝酸マンガ
ン等の熱分解により製造するか、または、市販品
の二酸化マンガンをそのまま使用する。触媒の形
態は、粉末状、粒状または錠剤に整型したもので
あつて、懸濁床反応器に用いる場合は粉末、固定
床反応器に用いる場合には、粒状または錠剤を用
いる。二酸化マンガンを担体上に担持したものも
同様に使用できる。
ガンであつて、マンガン塩、例えば、硝酸マンガ
ン等の熱分解により製造するか、または、市販品
の二酸化マンガンをそのまま使用する。触媒の形
態は、粉末状、粒状または錠剤に整型したもので
あつて、懸濁床反応器に用いる場合は粉末、固定
床反応器に用いる場合には、粒状または錠剤を用
いる。二酸化マンガンを担体上に担持したものも
同様に使用できる。
触媒の使用量は特に制限はないが、他の触媒反
応の場合に比較して多量の触媒を用いる。例え
ば、固定床で反応を実施する際には、触媒床と乳
酸ニトリル水溶液との接触時間は2〜10時間の範
囲である。
応の場合に比較して多量の触媒を用いる。例え
ば、固定床で反応を実施する際には、触媒床と乳
酸ニトリル水溶液との接触時間は2〜10時間の範
囲である。
反応終了後、反応液から触媒を分離すれば、乳
酸アミド水溶液が得られ、これを減圧下に濃縮す
れば、固体状の乳酸アミドが白色粉末として析出
する。
酸アミド水溶液が得られ、これを減圧下に濃縮す
れば、固体状の乳酸アミドが白色粉末として析出
する。
本発明の方法で得られる乳酸アミドは、乳酸、
乳酸エステル、および有機薬品の合成原料とし
て、有用な化合物である。
乳酸エステル、および有機薬品の合成原料とし
て、有用な化合物である。
以下、実施例および比較例により、本発明を説
明する。
明する。
比較例 1
乳酸ニトリルの10wt%水溶液50gに、常法に
よつて展開したラネー銅触媒、〔アクリロニトリ
ルの水和に高活性を示す〕2gを添加し、還流冷
却器を付けた三角フラスコ中で、90〜95℃で5時
間撹拌した。反応液から触媒を分離し、ガスクロ
マトグラフイーで生成物を分析したところ、乳酸
アミドの生成は痕跡量であり、乳酸ニトリルから
乳酸アミドへの転化は、実質的に進行しない。
よつて展開したラネー銅触媒、〔アクリロニトリ
ルの水和に高活性を示す〕2gを添加し、還流冷
却器を付けた三角フラスコ中で、90〜95℃で5時
間撹拌した。反応液から触媒を分離し、ガスクロ
マトグラフイーで生成物を分析したところ、乳酸
アミドの生成は痕跡量であり、乳酸ニトリルから
乳酸アミドへの転化は、実質的に進行しない。
実施例 1
還流冷却器を付けた100c.c.三角フラスコ中に
10wt%の乳酸ニトリル水溶液50g、市販特級試
薬の二酸化マンガン粉末8gを仕込み、80℃で5
時間撹拌しながら反応させた。反応液から触媒を
分離し、ガスクロマトグラフイーで生成物を分析
したところ、乳酸ニトリルの転化率92%、乳酸ア
ミドへの選択率81%であつた。副生物はアセトア
ルデヒドおよび微量の酢酸が認められた。反応液
を減圧下に蒸発乾固し、得られた白色粉末の赤外
吸収スペクトルを測定したところ、標品のそれと
よく一致した。
10wt%の乳酸ニトリル水溶液50g、市販特級試
薬の二酸化マンガン粉末8gを仕込み、80℃で5
時間撹拌しながら反応させた。反応液から触媒を
分離し、ガスクロマトグラフイーで生成物を分析
したところ、乳酸ニトリルの転化率92%、乳酸ア
ミドへの選択率81%であつた。副生物はアセトア
ルデヒドおよび微量の酢酸が認められた。反応液
を減圧下に蒸発乾固し、得られた白色粉末の赤外
吸収スペクトルを測定したところ、標品のそれと
よく一致した。
実施例 2
内径12m/mφのガラス管の外側にジヤケツト
を付け、80℃の温水を循環させる固定床反応器と
した。上記反応器に粒径1〜2m/mφの粒状二
酸化マンガン9mlを充填(層高10cm)した。充填
塔の底部より上方に向けて10wt%の乳酸ニトリ
ル水溶液を、定量ポンプにより2.5g/Hrの流速
で注入し、上部より流出する反応液を冷却補集し
た。補集液を分析したところ乳酸ニトリルの転化
率90%、乳酸アミドへの選択率82%であつた。
を付け、80℃の温水を循環させる固定床反応器と
した。上記反応器に粒径1〜2m/mφの粒状二
酸化マンガン9mlを充填(層高10cm)した。充填
塔の底部より上方に向けて10wt%の乳酸ニトリ
ル水溶液を、定量ポンプにより2.5g/Hrの流速
で注入し、上部より流出する反応液を冷却補集し
た。補集液を分析したところ乳酸ニトリルの転化
率90%、乳酸アミドへの選択率82%であつた。
Claims (1)
- 1 乳酸ニトリルの水溶液を30〜200℃の温度
で、二酸化マンガンと接触させることを特徴とす
る乳酸アミドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15927078A JPS5587749A (en) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | Preparation of lactamide |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15927078A JPS5587749A (en) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | Preparation of lactamide |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5587749A JPS5587749A (en) | 1980-07-02 |
| JPS6147822B2 true JPS6147822B2 (ja) | 1986-10-21 |
Family
ID=15690095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15927078A Granted JPS5587749A (en) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | Preparation of lactamide |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5587749A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7635745B2 (en) | 2006-01-31 | 2009-12-22 | Eastman Chemical Company | Sulfopolyester recovery |
| US8691130B2 (en) | 2003-06-19 | 2014-04-08 | Eastman Chemical Company | Process of making water-dispersible multicomponent fibers from sulfopolyesters |
| US8840757B2 (en) | 2012-01-31 | 2014-09-23 | Eastman Chemical Company | Processes to produce short cut microfibers |
| US9273417B2 (en) | 2010-10-21 | 2016-03-01 | Eastman Chemical Company | Wet-Laid process to produce a bound nonwoven article |
| US9303357B2 (en) | 2013-04-19 | 2016-04-05 | Eastman Chemical Company | Paper and nonwoven articles comprising synthetic microfiber binders |
| US9598802B2 (en) | 2013-12-17 | 2017-03-21 | Eastman Chemical Company | Ultrafiltration process for producing a sulfopolyester concentrate |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104543922A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 南通双和食品有限公司 | 一种食品酸味剂及其制备方法 |
-
1978
- 1978-12-26 JP JP15927078A patent/JPS5587749A/ja active Granted
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8691130B2 (en) | 2003-06-19 | 2014-04-08 | Eastman Chemical Company | Process of making water-dispersible multicomponent fibers from sulfopolyesters |
| US7635745B2 (en) | 2006-01-31 | 2009-12-22 | Eastman Chemical Company | Sulfopolyester recovery |
| US9273417B2 (en) | 2010-10-21 | 2016-03-01 | Eastman Chemical Company | Wet-Laid process to produce a bound nonwoven article |
| US8840757B2 (en) | 2012-01-31 | 2014-09-23 | Eastman Chemical Company | Processes to produce short cut microfibers |
| US8840758B2 (en) | 2012-01-31 | 2014-09-23 | Eastman Chemical Company | Processes to produce short cut microfibers |
| US8871052B2 (en) | 2012-01-31 | 2014-10-28 | Eastman Chemical Company | Processes to produce short cut microfibers |
| US8882963B2 (en) | 2012-01-31 | 2014-11-11 | Eastman Chemical Company | Processes to produce short cut microfibers |
| US8906200B2 (en) | 2012-01-31 | 2014-12-09 | Eastman Chemical Company | Processes to produce short cut microfibers |
| US9175440B2 (en) | 2012-01-31 | 2015-11-03 | Eastman Chemical Company | Processes to produce short-cut microfibers |
| US9303357B2 (en) | 2013-04-19 | 2016-04-05 | Eastman Chemical Company | Paper and nonwoven articles comprising synthetic microfiber binders |
| US9598802B2 (en) | 2013-12-17 | 2017-03-21 | Eastman Chemical Company | Ultrafiltration process for producing a sulfopolyester concentrate |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5587749A (en) | 1980-07-02 |
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