JPH0366933B2 - - Google Patents
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- JPH0366933B2 JPH0366933B2 JP60023535A JP2353585A JPH0366933B2 JP H0366933 B2 JPH0366933 B2 JP H0366933B2 JP 60023535 A JP60023535 A JP 60023535A JP 2353585 A JP2353585 A JP 2353585A JP H0366933 B2 JPH0366933 B2 JP H0366933B2
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- foaming
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Fire-Extinguishing Compositions (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Description
本発明は水性泡沫系の起泡性及び泡安定性を著
しく向上せしめる起泡助剤及びそれを含んでなる
消火薬剤に関する。 「産業上の利用分野」 泡沫の形態で適用される産業分野は多岐に亘つ
ている。例えば泡消火薬剤は火災の消火に対し泡
の形態で適用されることが必須であり、泡の安定
性及び適度な発泡倍率(起泡性)は性能上最も重
要な因子の一つである。 この他、洗浄剤の分野では泡クリーナー、繊維
加工の分野ではシリコンソフナーの発泡加工、ウ
レタンエマルジヨンの発泡バツキング加工、ある
いは浮遊選鉱など泡としての特性を利用した技術
分野があり、いずれも泡の安定性及び適度な発泡
倍率のコントロール技術が求められている。 本発明は、これら泡沫技術分野に適用されるも
のである。 「従来の技術」 起泡性は一般に界面活性剤の種類あるいは添加
量により大きく影響される。単一種の界面活性剤
よりも数種のものを組合せた方が発泡性が向上す
ること、用いる界面活性剤のイオン性も単独より
組合せたもの例えばアニオン性と非イオン性、ア
ニオン性と両性などの界面活性剤の組合せにより
良質な泡が得易いことなどが知られている。 また、発泡性に顕著な影響を与える添加剤とし
てコーサーフアクタントがある。このものは、単
独では水溶性が殆ど無いにも拘らず、界面活性剤
に混合することにより発泡性を著しく向上させ
る。古くから良く知られている例がラウリルアル
コールで、、このものは殆ど水溶性が無いが、ラ
ウリル硫酸ソーダ水溶液には良く溶け、ラウリル
硫酸ソーダに対し10%〜0.1%の添加量で水溶液
の起泡性を著しく向上させる。 又、最適な泡沫系は、他の物性例えば消火性能
浸透性、表面張力、乳化性などとのバランスから
決定される。従つて、通常は泡沫の基本成分であ
る界面活性剤の選択許容範囲はかなり狭く、発泡
性向上検討においては、界面活性剤以外の添加剤
により調整される場合が多い。 このような添加剤として、粘度向上剤が知られ
ている。水溶液の粘度を上げることにより泡沫か
らの排液速度を低下させ泡沫の安定化を図ろうと
するものである。 このようなものの一つとして水溶性高分子があ
り、例えばポリエチレングリコール、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、部分加水分
解たん白質、アルギン酸ソーダなどが知られてい
る。これら添加剤は水溶液バルクの粘度をかなり
上昇させるものであるが、これらとは別にバルク
の粘度にあまり影響せず泡沫の安定化に寄与する
添加剤としてエチレングリコールアルキルエーテ
ルタイプのものが知られている。代表的な例とし
て、ブチルセロソルブ、ブチルカルビトールなど
がある。これらは水溶性に劣る界面活性剤の可溶
化剤を兼ねた溶剤として添加される場合が多い。 「発明が解決しようとする問題点」 実際の泡沫系においてはこれら添加剤の組合せ
により、最適処方を求める努力をしているが、所
望の発泡レベルに尚達し得ないのが実状である。
一般に発泡倍率を上げると安定性が低下し、安定
性を向上させると発泡倍率が低下する。発泡倍率
と安定性を共に向上させる技術は極めて重要であ
るにも拘らず、このような添加剤の探索は難行し
ているのが実状である。例えば泡の安定性向上を
意図して水溶性高分子の添加量を増加させると系
の粘度が上り発泡倍率が低下する。又、エチレン
グリコールアルキルエーテルタイプは水溶性溶剤
であり、多量に添加すると系全体の溶解性、物性
に影響を及ぼしてくる。従つて添加量の制約から
発泡性向上効果も期待されたレベルに達し得な
い。また充分な量を添加せしめたとしても十分な
発泡性が得られない場合が多い。これはこの種の
添加剤が溶剤として機能し、界面活性剤でもな
く、又いわゆるコーサーフアクタントでもないた
め発泡性能に及ぼす影響が元来乏しいためであ
る。 添加剤による発泡性改善が困難な場合、他種界
面活性剤、コーサーフアクタントの添加も検討さ
れるが、系の界面化学的性質に大きな変化を惹起
し実用に供し得ない場合が多い。 「問題点を解決するための手段」 本発明者等は以上の状況を鑑み、特に泡沫系の
表面及び界面化学的性質に影響を及ぼさず、かつ
系全体の溶解性、物性にも重大な影響を及ぼさず
に、系の発泡性を向上せしめ、泡の安定性をも向
上せしめる添加剤の開発に焦点を絞つて鋭意研究
を進めた結果、ある種のアルキレングリコールア
ルキルエーテル混合系が、このような特性を発現
することを発見し、本発明に到達した。 即ち、本発明はH1:C6H13O(CH2CH2O)lH
(但しlは1〜5の整数)及びH2:R1O(R2C)n
H(但しR1は炭素数1〜5のアルキル基、R2は炭
素数2〜3のアルキレン基、mは0〜20の整数)、
又はHO(R3O)oH(但しR3は炭素数2〜6のアル
キレン基、nは1以上の整数)を含有することを
特徴とする起泡性及び泡安定性に優れた起泡助剤
及びこれを含んでなる泡消火薬剤と要約される。 本発明における必須成分H1、即ちC6H13O
(CH2CH2C)lにおいて、lは1〜5の整数であ
り、lが0、即ちC6H13OHでは疎水性が強過ぎ
て相乗効果が発現されない。またlが6以上とな
ると親水性が強くなり、同様に十分な相乗効果が
発現されなくなる。lが1〜5の領域において始
めて本発明の効果が発現される。 本発明における組合せ成分H2はR1O(R2O)nH
(但し、R1は炭素数1〜5のアルキル基、R2は炭
素数2〜3のアルキレン基、mは0〜20の整数)
ポリ(n:1〜20)アルキレン(C:2〜3)グ
リコールモノアルキル(C:1〜5)エーテルで
ある。 このようなものの具体的例は次のようなもので
ある。 CH3O(CH2CH2O)2H、C2H5O
(CH2CH2O)2H、 C3H7O(CH2CH2O)2H、C4H9OCH2CH2OH、 C4H9O(CH2CH2O)2H、C4H9O
(CH2CH2O)20H、 C5H11O(CH2CH2O)3H、C3H7OH、C4H9OH、 C5H11OH、C2H5OCH2CH(OH)CH3、 C4H9OCH2CH(OH)CH3、
C2H5OCH2CH2OCH2CH(OH)CH3、 C4H9OCH2OCH2CH(OH)CH3、 C2H5O(CH2CH2OCH2CH(CH3)O)−10H、 C4H9O(CH2CH2OCH2CH(CH3)O)−10H、 又H2は、HO(R3O)oH(但し、R3は炭素数2〜
6のアルキレン基、nは1以上の整数、好ましく
は2〜300)で示されるポリアルキレン(C:2
〜6)グリコールである。この具体例としては次
の様なものがある。 HOCH2CH2OH、HOCH2CH2CH2OH、
HOCH2CH(CH3)OH、 HO(CH2)4OH、HO(CH2)5OH、
しく向上せしめる起泡助剤及びそれを含んでなる
消火薬剤に関する。 「産業上の利用分野」 泡沫の形態で適用される産業分野は多岐に亘つ
ている。例えば泡消火薬剤は火災の消火に対し泡
の形態で適用されることが必須であり、泡の安定
性及び適度な発泡倍率(起泡性)は性能上最も重
要な因子の一つである。 この他、洗浄剤の分野では泡クリーナー、繊維
加工の分野ではシリコンソフナーの発泡加工、ウ
レタンエマルジヨンの発泡バツキング加工、ある
いは浮遊選鉱など泡としての特性を利用した技術
分野があり、いずれも泡の安定性及び適度な発泡
倍率のコントロール技術が求められている。 本発明は、これら泡沫技術分野に適用されるも
のである。 「従来の技術」 起泡性は一般に界面活性剤の種類あるいは添加
量により大きく影響される。単一種の界面活性剤
よりも数種のものを組合せた方が発泡性が向上す
ること、用いる界面活性剤のイオン性も単独より
組合せたもの例えばアニオン性と非イオン性、ア
ニオン性と両性などの界面活性剤の組合せにより
良質な泡が得易いことなどが知られている。 また、発泡性に顕著な影響を与える添加剤とし
てコーサーフアクタントがある。このものは、単
独では水溶性が殆ど無いにも拘らず、界面活性剤
に混合することにより発泡性を著しく向上させ
る。古くから良く知られている例がラウリルアル
コールで、、このものは殆ど水溶性が無いが、ラ
ウリル硫酸ソーダ水溶液には良く溶け、ラウリル
硫酸ソーダに対し10%〜0.1%の添加量で水溶液
の起泡性を著しく向上させる。 又、最適な泡沫系は、他の物性例えば消火性能
浸透性、表面張力、乳化性などとのバランスから
決定される。従つて、通常は泡沫の基本成分であ
る界面活性剤の選択許容範囲はかなり狭く、発泡
性向上検討においては、界面活性剤以外の添加剤
により調整される場合が多い。 このような添加剤として、粘度向上剤が知られ
ている。水溶液の粘度を上げることにより泡沫か
らの排液速度を低下させ泡沫の安定化を図ろうと
するものである。 このようなものの一つとして水溶性高分子があ
り、例えばポリエチレングリコール、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、部分加水分
解たん白質、アルギン酸ソーダなどが知られてい
る。これら添加剤は水溶液バルクの粘度をかなり
上昇させるものであるが、これらとは別にバルク
の粘度にあまり影響せず泡沫の安定化に寄与する
添加剤としてエチレングリコールアルキルエーテ
ルタイプのものが知られている。代表的な例とし
て、ブチルセロソルブ、ブチルカルビトールなど
がある。これらは水溶性に劣る界面活性剤の可溶
化剤を兼ねた溶剤として添加される場合が多い。 「発明が解決しようとする問題点」 実際の泡沫系においてはこれら添加剤の組合せ
により、最適処方を求める努力をしているが、所
望の発泡レベルに尚達し得ないのが実状である。
一般に発泡倍率を上げると安定性が低下し、安定
性を向上させると発泡倍率が低下する。発泡倍率
と安定性を共に向上させる技術は極めて重要であ
るにも拘らず、このような添加剤の探索は難行し
ているのが実状である。例えば泡の安定性向上を
意図して水溶性高分子の添加量を増加させると系
の粘度が上り発泡倍率が低下する。又、エチレン
グリコールアルキルエーテルタイプは水溶性溶剤
であり、多量に添加すると系全体の溶解性、物性
に影響を及ぼしてくる。従つて添加量の制約から
発泡性向上効果も期待されたレベルに達し得な
い。また充分な量を添加せしめたとしても十分な
発泡性が得られない場合が多い。これはこの種の
添加剤が溶剤として機能し、界面活性剤でもな
く、又いわゆるコーサーフアクタントでもないた
め発泡性能に及ぼす影響が元来乏しいためであ
る。 添加剤による発泡性改善が困難な場合、他種界
面活性剤、コーサーフアクタントの添加も検討さ
れるが、系の界面化学的性質に大きな変化を惹起
し実用に供し得ない場合が多い。 「問題点を解決するための手段」 本発明者等は以上の状況を鑑み、特に泡沫系の
表面及び界面化学的性質に影響を及ぼさず、かつ
系全体の溶解性、物性にも重大な影響を及ぼさず
に、系の発泡性を向上せしめ、泡の安定性をも向
上せしめる添加剤の開発に焦点を絞つて鋭意研究
を進めた結果、ある種のアルキレングリコールア
ルキルエーテル混合系が、このような特性を発現
することを発見し、本発明に到達した。 即ち、本発明はH1:C6H13O(CH2CH2O)lH
(但しlは1〜5の整数)及びH2:R1O(R2C)n
H(但しR1は炭素数1〜5のアルキル基、R2は炭
素数2〜3のアルキレン基、mは0〜20の整数)、
又はHO(R3O)oH(但しR3は炭素数2〜6のアル
キレン基、nは1以上の整数)を含有することを
特徴とする起泡性及び泡安定性に優れた起泡助剤
及びこれを含んでなる泡消火薬剤と要約される。 本発明における必須成分H1、即ちC6H13O
(CH2CH2C)lにおいて、lは1〜5の整数であ
り、lが0、即ちC6H13OHでは疎水性が強過ぎ
て相乗効果が発現されない。またlが6以上とな
ると親水性が強くなり、同様に十分な相乗効果が
発現されなくなる。lが1〜5の領域において始
めて本発明の効果が発現される。 本発明における組合せ成分H2はR1O(R2O)nH
(但し、R1は炭素数1〜5のアルキル基、R2は炭
素数2〜3のアルキレン基、mは0〜20の整数)
ポリ(n:1〜20)アルキレン(C:2〜3)グ
リコールモノアルキル(C:1〜5)エーテルで
ある。 このようなものの具体的例は次のようなもので
ある。 CH3O(CH2CH2O)2H、C2H5O
(CH2CH2O)2H、 C3H7O(CH2CH2O)2H、C4H9OCH2CH2OH、 C4H9O(CH2CH2O)2H、C4H9O
(CH2CH2O)20H、 C5H11O(CH2CH2O)3H、C3H7OH、C4H9OH、 C5H11OH、C2H5OCH2CH(OH)CH3、 C4H9OCH2CH(OH)CH3、
C2H5OCH2CH2OCH2CH(OH)CH3、 C4H9OCH2OCH2CH(OH)CH3、 C2H5O(CH2CH2OCH2CH(CH3)O)−10H、 C4H9O(CH2CH2OCH2CH(CH3)O)−10H、 又H2は、HO(R3O)oH(但し、R3は炭素数2〜
6のアルキレン基、nは1以上の整数、好ましく
は2〜300)で示されるポリアルキレン(C:2
〜6)グリコールである。この具体例としては次
の様なものがある。 HOCH2CH2OH、HOCH2CH2CH2OH、
HOCH2CH(CH3)OH、 HO(CH2)4OH、HO(CH2)5OH、
【式】HO(CH2)6OH、
HO(CH2CH2O)10H、HO(CH2CH2O)50H、
HO(CH2CH(CH3)O)2H、
前記した如く、(ポリ)アルキレングリコール
のモノアルキルエーテルが泡安定剤、起泡助剤と
して使われることは該業界にとつて周知の事実で
ある。(例えば泡消火剤の業界においては特公昭
48−23161、特開昭55−76664、特公昭59−18389
など)このものは起泡向上、安定化の作用の他に
溶剤として水難溶性物質の可溶化剤又は流動点降
下剤としての機能も有しており、特に泡消火薬剤
の業界においては重用されているものである。し
かしながら、発泡倍率の向上効果及び安定化効果
においてなお不十分さが認められており、これを
補うべく種々の泡安定剤の併用も検討されてい
る。 本発明者等は、一般式(H1)C6H13O
(CH2CH2O)lH(但しlは1〜5の整数)にて表
わされるエチレングリコールのモノヘキシルエー
テルが、上記した通常の泡安定化剤とともに併用
された場合、極めて顕著な相乗効果、即ち発泡倍
率の向上効果と泡安定化効果を発現することを発
見したものである。 H1は、これを従来の通常泡安定化剤の代りに
単独で使用しても溶解性及び発泡性向上作用の点
で十分な効果を発揮し得ない。しかるにH2で表
わされた従来の通常泡安定化剤と併用したときに
初めて相乗的な発泡性向上効果が発現され、しか
も系の相溶性、物性、消火性などに殆ど影響を及
ぼさないことが確認された。 泡消火薬剤にこの起泡助剤を含ませて使用する
場合、界面活性剤としては通常使用される界面活
性剤であればいずれでも良い。 こうした界面活性剤としては、フツ素系、シリ
コン系、炭化水素系の活性剤であり、これらのア
ニオン性、カチオン性、非イオン性、及び両性の
ものが挙げられる。これらの中でも特にフツ素系
界面活性剤が好ましい。 又、この消火薬剤にはその他の添加剤として防
錆剤、流動点降下剤、粘度調節剤、PH調節剤等を
使用できる。 次に実施例および比較例を示し本発明を更に詳
しく説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。なお、実施例および比較例中部とあ
るのは重量部を表わす。 実施例1〜5、比較例1〜5 合成界面活性剤系泡消火薬剤の配合処方を下記
に示す。このうち溶剤を兼ねた起泡助剤として従
来のもの(比較例1〜5)と本発明組成物(実施
例1〜5)をそれぞれ充当し発泡性を比較検討し
た。尚、下記原液のPHは7.5に調整した。 〔組成 A〕 合成界面活性剤成分 高級アルコール(平均炭素数12) 硫酸エステルアンモニウム塩 7部 高級アルコール(平均炭素数16) 硫酸エステルトリエタノールアミン塩3部 平均3モルのオキシエチレン基をもつ ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテ
ル硫酸エステルアンモニウム塩 8部 平均3モルのオキシエチレン基をもつ ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテ
ル硫酸エステルトリエタノールアミン塩
3部 コーサーフアクタント 高級アルコール(平均炭素数12) 3部 起泡助剤 X(表−1に記載の化合物) 25部 水 51部 合 計 100部 これら原液を水道水及び合成海水(自治省令26
号にて規定)にて3%希釈し、低発泡用機械泡3
小型消火器に充填し、初期窒素圧9.0Kg/cm2に
て全量放射した。泡は内径40cm、深さ50cmの容器
側壁下部に還元量が測定できる目盛入り窓を設け
たドラム缶に全量採取した。泡高から発泡倍率を
計測し、あらかじめ検量された目盛り窓から1/4
還元時間(泡が破泡によりその1/4重量部が液と
なるまでの時間)を計測した。 結果を表−1に示す。 実施例6〜10、比較例6〜10 水成膜泡消火薬剤の配合処方を下記に示す。 このうち、溶剤を兼ねた起泡助剤として従来技
術のもの(比較例6〜10)と本発明組成物(実施
例6〜10)をそれぞれ充当し、発泡性を比較検討
した。 尚下記原液のPHは7.5に調整した。 〔組成 B〕 界面活性剤成分 パーフロロヘキシルスルホンアミド アミノスルホネートナトリウム塩 7部 高級アルコール(平均炭素数12) 硫酸エステルアンモニウム塩 7部 起泡助剤 X(表−1記載の化合物) 25部水 61部 合 計 100部 これら原液を水道水及び合成海水にて3%に希
釈し水成膜泡用機械泡3小型消火器に充填し、
初期窒素圧9.0Kg/cm2にて全量放射した。泡は前
記実施例と同様な容器に採取し、倍率及び1/4還
元時間を計測した。 結果を表−1に示す。 比較例との対比から本発明起泡助剤の発泡向
上、泡安定化効果の優秀性が理解される。
のモノアルキルエーテルが泡安定剤、起泡助剤と
して使われることは該業界にとつて周知の事実で
ある。(例えば泡消火剤の業界においては特公昭
48−23161、特開昭55−76664、特公昭59−18389
など)このものは起泡向上、安定化の作用の他に
溶剤として水難溶性物質の可溶化剤又は流動点降
下剤としての機能も有しており、特に泡消火薬剤
の業界においては重用されているものである。し
かしながら、発泡倍率の向上効果及び安定化効果
においてなお不十分さが認められており、これを
補うべく種々の泡安定剤の併用も検討されてい
る。 本発明者等は、一般式(H1)C6H13O
(CH2CH2O)lH(但しlは1〜5の整数)にて表
わされるエチレングリコールのモノヘキシルエー
テルが、上記した通常の泡安定化剤とともに併用
された場合、極めて顕著な相乗効果、即ち発泡倍
率の向上効果と泡安定化効果を発現することを発
見したものである。 H1は、これを従来の通常泡安定化剤の代りに
単独で使用しても溶解性及び発泡性向上作用の点
で十分な効果を発揮し得ない。しかるにH2で表
わされた従来の通常泡安定化剤と併用したときに
初めて相乗的な発泡性向上効果が発現され、しか
も系の相溶性、物性、消火性などに殆ど影響を及
ぼさないことが確認された。 泡消火薬剤にこの起泡助剤を含ませて使用する
場合、界面活性剤としては通常使用される界面活
性剤であればいずれでも良い。 こうした界面活性剤としては、フツ素系、シリ
コン系、炭化水素系の活性剤であり、これらのア
ニオン性、カチオン性、非イオン性、及び両性の
ものが挙げられる。これらの中でも特にフツ素系
界面活性剤が好ましい。 又、この消火薬剤にはその他の添加剤として防
錆剤、流動点降下剤、粘度調節剤、PH調節剤等を
使用できる。 次に実施例および比較例を示し本発明を更に詳
しく説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。なお、実施例および比較例中部とあ
るのは重量部を表わす。 実施例1〜5、比較例1〜5 合成界面活性剤系泡消火薬剤の配合処方を下記
に示す。このうち溶剤を兼ねた起泡助剤として従
来のもの(比較例1〜5)と本発明組成物(実施
例1〜5)をそれぞれ充当し発泡性を比較検討し
た。尚、下記原液のPHは7.5に調整した。 〔組成 A〕 合成界面活性剤成分 高級アルコール(平均炭素数12) 硫酸エステルアンモニウム塩 7部 高級アルコール(平均炭素数16) 硫酸エステルトリエタノールアミン塩3部 平均3モルのオキシエチレン基をもつ ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテ
ル硫酸エステルアンモニウム塩 8部 平均3モルのオキシエチレン基をもつ ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテ
ル硫酸エステルトリエタノールアミン塩
3部 コーサーフアクタント 高級アルコール(平均炭素数12) 3部 起泡助剤 X(表−1に記載の化合物) 25部 水 51部 合 計 100部 これら原液を水道水及び合成海水(自治省令26
号にて規定)にて3%希釈し、低発泡用機械泡3
小型消火器に充填し、初期窒素圧9.0Kg/cm2に
て全量放射した。泡は内径40cm、深さ50cmの容器
側壁下部に還元量が測定できる目盛入り窓を設け
たドラム缶に全量採取した。泡高から発泡倍率を
計測し、あらかじめ検量された目盛り窓から1/4
還元時間(泡が破泡によりその1/4重量部が液と
なるまでの時間)を計測した。 結果を表−1に示す。 実施例6〜10、比較例6〜10 水成膜泡消火薬剤の配合処方を下記に示す。 このうち、溶剤を兼ねた起泡助剤として従来技
術のもの(比較例6〜10)と本発明組成物(実施
例6〜10)をそれぞれ充当し、発泡性を比較検討
した。 尚下記原液のPHは7.5に調整した。 〔組成 B〕 界面活性剤成分 パーフロロヘキシルスルホンアミド アミノスルホネートナトリウム塩 7部 高級アルコール(平均炭素数12) 硫酸エステルアンモニウム塩 7部 起泡助剤 X(表−1記載の化合物) 25部水 61部 合 計 100部 これら原液を水道水及び合成海水にて3%に希
釈し水成膜泡用機械泡3小型消火器に充填し、
初期窒素圧9.0Kg/cm2にて全量放射した。泡は前
記実施例と同様な容器に採取し、倍率及び1/4還
元時間を計測した。 結果を表−1に示す。 比較例との対比から本発明起泡助剤の発泡向
上、泡安定化効果の優秀性が理解される。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 H1:C6H13O(CH2CH2O)lH(但しlは1〜
5の整数)および H2:R1O(R2O)nH(但しR1は炭素数1〜5の
アルキル基、R2は炭素数2〜3のアルキレン基、
mは0〜20の整数)又は HO(R3O)oH(但しR3は炭素数2〜6のアルキ
レン基、nは1以上の整数)を含有することを特
徴とする起泡性及び泡安定性向上作用に優れた起
泡助剤。 2 H1とH2との重量比が、1/100〜100/1で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の起泡助剤。 3 H1:C6H13O(CH2CH2O)lH(但しlは1〜
5の整数)および H2:R1O(R2O)nH(但しR1は炭素数1〜5の
アルキル基、R2は炭素数2〜3のアルキレン基、
mは0〜20の整数)又は HO(R3O)oH(但しR3は炭素数2〜6のアルキ
レン基、nは1以上の整数)を含有することを特
徴とする泡消火薬剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60023535A JPS61185325A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 起泡助剤及び泡消火薬剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60023535A JPS61185325A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 起泡助剤及び泡消火薬剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61185325A JPS61185325A (ja) | 1986-08-19 |
| JPH0366933B2 true JPH0366933B2 (ja) | 1991-10-21 |
Family
ID=12113151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60023535A Granted JPS61185325A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 起泡助剤及び泡消火薬剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61185325A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040068144A (ko) * | 2001-11-22 | 2004-07-30 | 가부시키가이샤 지.티.엘 | 불소계 계면활성제를 함유하지 않은 포말 소화제 |
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6041630B2 (ja) * | 1979-08-02 | 1985-09-18 | 日本油脂株式会社 | 空気連行剤組成物 |
-
1985
- 1985-02-12 JP JP60023535A patent/JPS61185325A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61185325A (ja) | 1986-08-19 |
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