JPH036721Y2 - - Google Patents

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JPH036721Y2
JPH036721Y2 JP1983064393U JP6439383U JPH036721Y2 JP H036721 Y2 JPH036721 Y2 JP H036721Y2 JP 1983064393 U JP1983064393 U JP 1983064393U JP 6439383 U JP6439383 U JP 6439383U JP H036721 Y2 JPH036721 Y2 JP H036721Y2
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JP
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beams
ceiling
legs
crotch
ceiling support
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JP1983064393U
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JPS59171102U (ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は建築物の骨組構造に関する。
【従来の技術】
従来、建物内部空間に柱を設けない比較的平面
積の広い体育館、講堂、工場、倉庫、店舗等の建
築物の躯体は、周壁部の同じ高さの柱に天井梁を
単に水平にまたは山形に架構しただけであつた。
【考案が解決しようとする課題】
そのため次のような問題点があつた。 外力に対して天井梁の曲げモーメントが大き
く、強度と耐震性に問題があつた。すなわち、
第6図において梁スパンをl、荷重をW、柱・
梁の剛比の比係数をk、ヤング率をE、断面2
次モーメントをIとすると、モーメントC及び
タワミδnaxは次のようになる。 C=(Wl2/12)k ……(1) δnax=1/384・Wl4/El =0.00260・Wl4/EI ……(2) 基礎部分にも曲げモーメントが生じるため、
第8図(平面図)のように地中梁が必要であつ
た。 屋根中央部において歪みが生じ易かつた。 屋根が水平な場合にはその中央部に水勾配を
設ける必要があつた。 屋根にすがもれや結露が生じ易かつた。 屋根からの自然光の採光が難しかつた。 本考案はこのような問題点を一掃できる斬新な
骨組構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案の骨組構造は、第1図にその一実施例を
例示するように、トラス構造の左右の脚体1a,
1bの上端部を上下の接合材3,4で互いに八字
状をなすように接合させた股状脚体1,1を前後
に離して対向立設し、左側の前後の脚体1a,1
aの間、及び右側の前後の脚体1b,1bの間に
それぞれ左右の上端梁5,5を架構するととも
に、該上端梁5,5よりやや下方において同様に
左右の天井支持梁6,6を架構する。また、これ
ら左右の天井支持梁6,6と左右外壁部の複数本
の柱9との間に、左右それぞれ天井梁11を複数
本ずつ架構し、また左右それぞれ上端梁5と天井
支持梁6とを多数の接合材7でトラス状に接合す
るとともに、左側の上端梁5と右側の天井支持梁
6、及び右側の上端梁5と左側の天井支持梁6と
を互いに三角形に交差する接合材16,17でト
ラス状に接合して、上記前側の股状脚体1の上端
部と後側の股状脚体1の上端部の間に、上記左右
の天井梁11よりも上方へ突出する立体トラス構
造部8を構成したものである。
【作用】
この骨組構造は全体として前後両側の股状脚体
1による吊り構造となり、この股状脚体1にかか
る外力による応力をその八字状をなす左右の脚体
1a,1bの軸力に変換し、曲げモーメントの小
さい無駄な応力のない構造となる。このため、股
状脚体1に生じる各部材の変形量を極小に抑える
ことができる。すなわち、第5図において左右の
柱9間のスパンをl、股状脚体1の左右両側の天
井支持梁6間の距離をnとすると、モーメントC
及びタワミδmaxは次のようになる。 C={W・〔l−n/2〕2/8}k ={W(l2−2ln+n2)/32}k ……(3) δnax=0.0054W・〔l−n/2〕4/EI =0.0054・1/16・W・(l−n)4/EI……(
4) ここでn=0としても、モーメント及びタワミ
は上記(1)及び(2)式の従来と比較して次のような関
係(従来:本考案)になる。 {Wl2/3}k:{Wl2/8}k {0.00260・Wl4/EI}:{0.0003375・Wl4/EI} また、前後の股状脚体1の剛性が周壁部の柱に
比べて極めて高くなつて該股状脚体1に応力が集
中するため、この部分の基礎さえ堅牢にしておけ
ば良く、従つて基礎全体でみると杭及びコンクリ
ート等の基礎工の省略が図れる。さらに、柱の変
形量が少ないため柱脚にかかる水平力も小さくな
り、第7図のように梁間方向の地中梁の省略が可
能である。 天井部は、左右中間部に位置する前後の股状脚
体1とこれらの間の立体トラス構造部8とによる
吊り構造になり、梁スパンが従来の2分の1以下
になるため、より大きな積載荷重に耐えることが
できる。 前後の股状脚体1の上部の間で天井梁11から
上方へ山形に突出する立体トラス構造部8に、採
光用の明かり窓や換気窓等を設けることができ、
また水勾配設置も可能である。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。 第1図は本考案による骨組構造の斜視図、第2
図は正面図、第3図は第1図−線断面図、第
4図は同−線断面図で、建物の前後両端の中
央部に位置するところに前後一対の股状脚体1が
対向立設されている。各股状脚体1はトラス構造
部の左右の脚体1a,1bを股状に接合、すなわ
ちH形、I形、Z形、丸形、角形、ボツクス形等
の柱材2をそれぞれ2本づつ多数の接合材15で
トラス構造に接合(ピン接合または剛接合)し左
右の脚体1a,1bとし、これら左右の脚体1
a,1bを互いに八字状をなすように互いの上端
と上部中間部とを接合材3,4で接合したもの
で、全体としてほぼ正面A字状をなしている。左
側の前後の脚体1a,1aの間、及び右側の前後
の脚体1b,1bの間にはそれぞれ左右の上端梁
5,5が水平に架構されているとともに、これよ
りやや下方、図の例では上記接合材4と同じ高さ
に左右の天井支持梁6,6が同様に水平に架構さ
れている。これら左右の天井支持梁6は多数の接
合材14でピン接合または剛接合され、さらに上
端梁5と天井支持梁6との間も左右それぞれ多数
の接合材7によりトラス構造にピン接合または剛
接合され、さらに左側の上端梁5と右側の天井支
持梁6、及び右側の上端梁5と左側の天井支持梁
6を互いに三角形に交差する接合材16,17で
トラス構造にピン接合または剛接合されていて、
前側の股状柱体1の上端部と後側の股状脚体1の
上端部との間は、全体として台形筒状の立体トラ
ス構造部になつている。以下、この部分を立体ト
ラス構造部8という。 建物の周壁に沿つて多数本の左右の柱9と前後
の柱10とがそれぞれ所要の間隔をおいて垂直に
立てられている。そして、左右の柱9と上記左右
の天井支持梁6との間に多数の天井梁11が水平
に架構され、さらに前後の柱10間にもこの天井
梁11と交差して天井梁12が水平に架構され、
立体トラス構造部8は建物の屋根の左右方向の中
央において前端から後端にわたつて上方へ突出す
るようになつている。 従つて、この立体トラス構造部8において採光
用の明かり窓や換気窓等を設けることができ、ま
たその左右両側縁に沿つて水勾配設置も可能であ
る。また、立体トラス構造部8の左右両側の屋根
部は、該立体トラス構造部8によつて支持される
吊り構造となる。この場合、立体トラス構造部8
は三角形の部分を含む断面台形であるため、曲げ
モーメントを軸力に変換し、応力を股状脚体1の
左右の脚体1a,1bに伝達できる。また、股状
脚体1自体においても、曲げモーメントを二股状
の左右の脚体1a,1bによつて軸力に変換し、
小さい曲げモーメントにすることができる。 さらに、天井梁11及び12との間も屋根ブレ
ース13を斜めに架設してトラス構造にすれば、
天井梁11,12の支点間距離を短縮して曲げモ
ーメントを小さくでき、従つてこれら天井梁1
1,12に細い材を使用しても所定の強度を保持
できる。さらに、その支点力を立体トラス構造部
8の左右両側の天井支持梁6に移行させ、主な力
はこの立体トラス構造部8に集中させることがで
きる。しかも、この立体トラス構造部8により屋
根中央部での水勾配設置も可能であり、すがもれ
や結露のない無落雪工法が採用できる。 なお、脚体1a,1b、上端梁5、天井支持梁
6、柱9,10、天井梁11,12としては鋼
材、鉄筋コンクリート材もしくは鉄骨鉄筋コンク
リート材等を使用することができる。
【考案の効果】
本考案の効果を以下に列挙する。 全体として前後両側の股状脚体による吊り構
造となり、この股状脚体にかかる外力による応
力をその両側の八字状をなす脚体の軸力に変換
し、曲げモーメントの小さい無駄な応力のない
構造にでき、しかも股状脚体自体においても各
部材の変形量を極く小さくでき、従来に比べ強
度と耐震性が大幅に向上する。 前後の股状脚体の上部とその上端の上端梁及
び左右の天井支持梁とによる突出した骨組部
が、屋根の中間部において前端から後端まで連
続した強固な立体トラス構造の梁となつて天井
部を左右に2分するように支えるため、屋根の
力学上のスパン距離を短縮(従来の2分の1)
でき、従つて柱及び天井梁の本数を大幅に少な
くでき、またそのための鉄骨等の材料を従来に
比べ格段に減量(35%〜40%)できる。 応力が前後の股状脚体に軸力に変換して集中
するため、この部分の基礎さえ堅牢にしておけ
ば良く、基礎全体でみると杭及びコンクリート
等の基礎工の省略を図ることができる。 全体としても柱の変形量が少なくなるため、
吊り部材の柱脚をピン状態に保つことができ、
梁間方向の地中梁の省略が図れる。 天井部は、左右中間部に位置する前後の股状
脚体とこれらの間の立体トラス構造部とによる
吊り構造になり、力学的に梁スパンが従来の2
分の1の長さになるので、より大きな積載荷重
に耐えられる。このため、屋根中央部の歪みに
よる事故も少なくなる。 屋根中央部より上方へ山形に突出する部分に
おいて、採光用の明かり窓や換気窓等を設ける
ことができ、これらを周壁に設ける場合に比べ
て内部に広範囲に自然光を注ぐことができると
ともに、効率良く換気でき、また建物の外観も
ユニークな感じを与えることができる。 上記のように柱、梁、基礎杭、地中梁等を省
略ないし減少できるため、そのための材料費及
び基礎を含めた躯体工事費を大幅に節減でき
る。 側構造は吊り構造となるため、梁成を小さく
軒高を低く抑えることができ、従つて内外装面
積が減少し、仕上げ工事費も低減できる。 上記のような構造の合理化で内部容積が従来
に比べ1割以上も少なくなり、冷暖房のランニ
ングコストを低減できる。また、上記の如きト
ツプライト採光方式により、日中は均一な採光
が十分できるので、この点でも省エネルギーが
図れる。 吊り構造により建物内部空間に柱を全く必要
としないので、フロアーを有効に活用でき、体
育館、講堂、工場、倉庫、店舗等に好適であ
る。 使用鉄骨材等の減少、基礎工の簡略化により
工期を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による骨組構造の一例の斜視
図、第2図はその正面図、第3図は第1図−
線断面図、第4図は同−線断面図である。第
5図及び第6図は外力による曲げモーメントの説
明図で、第5図は本考案の場合、第6図は従来の
場合である。第7図及び第8図は地中梁の配置図
で、第7図は本考案の場合、第8図は従来の場合
である。 1……股状脚体、1a,1b……脚体、2……
柱材、3,4……接合材、5……上端梁、6……
天井支持梁、7……接合材、8……立体トラス構
造部、9……柱、11,12……天井梁、13…
…屋根ブレース、14,15,16,17……接
合材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラス構造の左右の脚体1a,1bの上端部を
    上下の接合材3,4で互いに八字状をなすように
    接合させた股状脚体1,1を前後に離して対向立
    設し、左側の前後の脚体1a,1aの間、及び右
    側の前後の脚体1b,1bの間にそれぞれ左右の
    上端梁5,5を架構するとともに、該上端梁5,
    5よりやや下方において同様に左右の天井支持梁
    6,6を架構し、これら左右の天井支持梁6,6
    と左右外壁部の複数本の柱9との間に、左右それ
    ぞれ天井梁11を複数本ずつ架構し、また左右そ
    れぞれ上端梁5と天井支持梁6とを多数の接合材
    7でトラス状に接合するとともに、左側の上端梁
    5と右側の天井支持梁6、及び右側の上端梁5と
    左側の天井支持梁6とを互いに三角形に交差する
    接合材16,17でトラス状に接合して、上記前
    側の股状脚体1の上端部と後側の股状脚体1の上
    端部の間に、上記左右の天井梁11よりも上方へ
    突出する立体トラス構造部8を構成したことを特
    徴とする建築物の骨組構造。
JP6439383U 1983-04-28 1983-04-28 建築物の骨組構造 Granted JPS59171102U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6439383U JPS59171102U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 建築物の骨組構造

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JP6439383U JPS59171102U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 建築物の骨組構造

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Publication Number Publication Date
JPS59171102U JPS59171102U (ja) 1984-11-15
JPH036721Y2 true JPH036721Y2 (ja) 1991-02-20

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ID=30194571

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JP6439383U Granted JPS59171102U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 建築物の骨組構造

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49147812U (ja) * 1973-04-17 1974-12-20
JPS6018785B2 (ja) * 1975-07-31 1985-05-13 資忠 内藤 梁取付用金具付鉄筋コンクリート柱あるいはプレストコンクリート柱を製造する方法

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JPS59171102U (ja) 1984-11-15

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