JPH0367756B2 - - Google Patents
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- JPH0367756B2 JPH0367756B2 JP62078912A JP7891287A JPH0367756B2 JP H0367756 B2 JPH0367756 B2 JP H0367756B2 JP 62078912 A JP62078912 A JP 62078912A JP 7891287 A JP7891287 A JP 7891287A JP H0367756 B2 JPH0367756 B2 JP H0367756B2
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- Japan
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- reaction section
- microorganisms
- flow type
- aerobic
- type reaction
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、都市下水、工場排水、家庭排水等
の排水より固形物、有機性汚濁物質、栄養塩類等
を除去する排水処理方法およびその装置に関す
る。 (従来の技術) 都市下水等の排水処理施設は、多くの場合生物
学的処理法を用いており、これは基本的には各種
の汚濁物質を摂取して生育する微生物を利用して
処理を行うものである。この生物処理法は用いる
微生物が酸素を必要とする好気性生物処理法と、
酸素を嫌気性生物処理法とに分類される。さらに
好気性生物処理法および嫌気性生物処理法のいず
れも、水中に浮遊している微生物を用いる浮遊生
物処理法と、砕石、プラスチツク等の表面に付着
させた微生物を用いる付着生物法とに大別され
る。 (発明が解決しようとする問題点) 活性汚泥法等の好気性浮遊生物法は、酸素を必
要とする微生物を生育させるため、一般的に空気
中の酸素等を供給する必要があり、このためのブ
ロアー等の運転にかなりの動力を必要とする。ま
た浮遊している微生物は、沈澱池等で処理水と分
離しなくてはならないが、種々の条件によつて浮
遊微生物の沈降性が悪化し、分離が困難となる場
合が多い。さらに微生物を高密度に生育し、施設
容量が減少させようとしても、水中に溶解する酸
素濃度に制限があるため、一定の限界を有してい
る。好気性付着生物法は酸素を必要とする点で、
同浮遊生物法と同じくかなりの動力を必要とし、
また付着した生物が、次第に増加して目詰りを起
すという欠点がある。 次に一般に嫌気性生物処理法は、好気性生物処
理法に比べ数倍以上の大きさの反応槽を必要とす
るという欠点がある。そのうち嫌気性浮遊生物処
理法は、主に化学的酸素要求量(Chemical
Oxygen Demand,COD)5000mg/以上の比
較的高濃度の排水に用いられ、これよりも低濃度
の排水に対しては、嫌気性微生物が水中に分散り
易い性質を有しているため、これらを施設内に抑
留することが困難である。また処理水質は生物学
的酸素要求量(Biological Oxygen Demand,
BOD)で50mg/以上と、好気性処理に比較し
て劣る。嫌気性付着生物法も処理水質は同浮遊生
物処理法と同様であり、流入水中の同型物等によ
り目詰りが生じる。 この発明は上記の4方式の微生物の生育条件に
くらべ、全く異なつた生育条件を与えることによ
り、新しい微生物群を生育させ、上記の次点を解
決することを目的とするものである。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するためのこの発明の第1は排
水処理方法にあり、下向流式反応部において排水
に酸素を溶存させながら該排水を下降させ、引き
続き上向流式反応部において前記排水を緩やかに
上昇させ、この上向流式反応部で形成された好気
性微生物群、嫌気性生物群および固形物を含む自
己造粒汚泥を同反応部に抑留することを特徴とす
るものである。 この発明の第2は上記方法を実施する装置にあ
り、散気装置が設けられた下向流式反応部と、こ
の反応部の下部に連通された上向流式反応部とが
交互に多段に連結されていることを特徴とするも
のである。 (実施例) この発明を図面に示す一実施例に基づいて以下
に説明する。 図面は装置の一例を示し、下向流式反応部1
a,1b,……1eと上向流式反応部2a,2
b,……2eとがそれらの下部の反転部3におい
て連通され、このような2つの反応部1a,1
b,……1eおよび2a,2b,……2eが交互
に多数段連結されている。流入ポンプ槽4の排水
はポンプ5により前処理用上向流式反応部2′の
下部に流入して緩やかに上昇した後、オーバーフ
ローして第1段目の下向流式反応部1aに流入
し、この反応部1aを下降し反転部3において反
転して、第1段目の上向流式反応部2aに流入
し、この反応部2aを緩やかに上昇しオーバーフ
ローして第2段目の下向流式反応部1bに流入
し、以下このような上昇および下降を繰り返して
最終段の上向流式反応部2eから排出される。 上向流式反応部2a,2b,……2eおよび
2′はいずれも上部へ向う程、断面積が大きくな
つており、したがつて水の上昇速度が徐々に減少
し、このため前処理用上向流式反応部2′におい
て流入水中に含まれる固形物のうち、水の上昇速
度より速い沈降速度を持つものは、同反応部2′
内に抑留される。但し、流入水中に固型物が存在
しないか存在しても微量である場合には、前処理
用上向流式反応部2′を省略し、第1段目の下向
流式反応部1aの上部に排水を直接流入させるこ
ともできる。 各段の下向流式反応部1a,1b,……1eの
下部には散気装置6が設置してあり、空気又は酸
素による曝気が行なわれ、水中に酸素を溶解させ
ている。第1段目の下向流式反応部1aに流入し
た固型物は同反応部に抑留されず、そのまま、第
1段目の上向流式反応部2aへ流入する。同反応
部2aに流入する水は酸素を含むため、ここでは
好気性微生物群が増殖することが可能である。し
かし同段の下向流式反応部1aで供給される酸素
濃度は、酸素の水中での飽和溶解濃度(空気で曝
気した場合約8〜10mg/)が限界であり、一
方、通常の排水の生物学的酸素要求量は、100〜
数千mg/の間(都市下水で100〜200mg/)で
あるため、酸素供給量は明らかに不足する。この
ため、第1段目の上向流式反応部2aでは、好気
性微生物群と嫌気性微生物とが共存することにな
る。また同反応部では上向流による緩やかな撹拌
が常時生じており、排水中の固型物と上記微生物
群は絶えず緩やかな接触を繰り返している。 このような環境下で、固型物と微生物群は自己
造粒化現象を起すことが確認された。つまり固型
物と微生物群が集塊を作り、直径2〜20mm程度の
球状となる。この球状物質を以下、自己造粒汚泥
と呼ぶ。自己造粒汚泥の内部は、真黒い嫌気状の
汚泥でありこの部分に多数の嫌気性微生物が生育
している。自己造粒汚泥の表面は白く薄い膜に被
われており、顕微鏡観察によつて、この被膜は硫
黄粒子を細胞内に含有する好気性糸状細菌である
ことが確認された。 自己造粒汚泥は、指先でつまむことができる程
度の強度を持ち、その沈降速度は極めて速いた
め、一度造粒が行なわれると、上向流式反応部2
a,2b,……2eより流出することがなく、同
反応部に浮遊した状態で蓄積していく。同反応部
ではこれらの好気性および嫌気性微生物により、
排水中の有機性汚濁物質および栄養塩類の一部が
摂取される。一部の固型物および微生物群は前処
理用反応部2′で自己造粒汚泥とならずに第1段
目の下向流式反応部1aへ流出するが、第2段目
以降の上向流式反応部2b……2eでも自己造粒
汚泥が前記と同様の機構により生育する。以上の
ような過程を経て、排水中の有機性汚濁物質は減
少を続け、最終段目で目的の処理水質を得ること
ができる。 自己造粒汚泥は、好気性微生物と嫌気性微生物
の長所を兼ね揃え、問題点を補完し合う特性を有
している。すなわち、嫌気性微生物が自己造粒汚
泥のかなりの部分を占め、好気性微生物と共存し
て有機性汚濁物質を除去しているため、好気性微
生物のみを用いる場合に比べ酸素の消費量が少な
くて済み、動力費の低減がはかれること。嫌気性
微生物が主体であるため、溶解する酸素濃度に制
限されずに、微生物を高密度に生育させることが
可能であり、施設容量を削減できること。嫌気性
微生物を低濃度排水に対して用いるときに問題と
なつた、微生物が水中に分散し易い性質は、好気
性糸状細菌の働きによる自己造粒汚泥で解決され
ること。また嫌気性微生物のみでは処理後の水質
に問題があつたが、この発明においては、施設の
最終段では十分好気的な状態を保つことができ、
処理後の水質は、好気性微生物を用いた処理と同
等のものとなること。さらに、浮遊生物法一般で
は、処理水と浮遊している微生物の分離が困難と
なることがあつたが、自己造粒汚泥はその速い沈
降速度のため、何ら問題を生じないこと。加え
て、付着生物法一般で問題となる目詰りも、自己
造粒汚泥は上向流式反応部内で上向流によつて反
応部の中間部で流動化しているため、通常は問題
とはならないこと。 なお、下向流式反応部1a,1b,……1eか
ら上向流反応部2a,2b,……2eへ連絡する
反転部3においては装置を簡易な構造としたい都
合上、死水域が生じることは避けられず、この部
分に、自己造粒汚泥の一部が堆積する傾向にあ
る。これを放置すると、やがて目詰りの原因とな
るため、流入ポンプ5の停止持に連動して、上向
流式反応部2a,2b,……2eの底部より、撹
拌のため曝気孔7を設置している。このため流入
ポンプ槽4の容量を若干大きくすることにより、
流入ポンプの運転を断続的に行うことができる。
流入ポンプ停止時に上向流式反応部を曝気撹拌す
ることで、堆積した自己造粒汚泥を再び流動化さ
せ、目詰りを防ぐことができる。この時、流入ポ
ンプは停止しているため、流動化した自己造粒汚
泥が同反応部より流出することはない。 (実験例) この発明方法により都市下水(沈澱処理後)を
処理した例を以下に示す。 (1) 装置仕様 5段の下向流式反応部と上向流式反応部とを
有する総容量213のアクリル製実験装置。水
理学的全滞留時間4.5時間。 (2) 運転条件 処理水量1136/日。上向流式反応部の平均
浮遊性固形物濃度7000mg/。 (3) 処理性能(単位mg/)
の排水より固形物、有機性汚濁物質、栄養塩類等
を除去する排水処理方法およびその装置に関す
る。 (従来の技術) 都市下水等の排水処理施設は、多くの場合生物
学的処理法を用いており、これは基本的には各種
の汚濁物質を摂取して生育する微生物を利用して
処理を行うものである。この生物処理法は用いる
微生物が酸素を必要とする好気性生物処理法と、
酸素を嫌気性生物処理法とに分類される。さらに
好気性生物処理法および嫌気性生物処理法のいず
れも、水中に浮遊している微生物を用いる浮遊生
物処理法と、砕石、プラスチツク等の表面に付着
させた微生物を用いる付着生物法とに大別され
る。 (発明が解決しようとする問題点) 活性汚泥法等の好気性浮遊生物法は、酸素を必
要とする微生物を生育させるため、一般的に空気
中の酸素等を供給する必要があり、このためのブ
ロアー等の運転にかなりの動力を必要とする。ま
た浮遊している微生物は、沈澱池等で処理水と分
離しなくてはならないが、種々の条件によつて浮
遊微生物の沈降性が悪化し、分離が困難となる場
合が多い。さらに微生物を高密度に生育し、施設
容量が減少させようとしても、水中に溶解する酸
素濃度に制限があるため、一定の限界を有してい
る。好気性付着生物法は酸素を必要とする点で、
同浮遊生物法と同じくかなりの動力を必要とし、
また付着した生物が、次第に増加して目詰りを起
すという欠点がある。 次に一般に嫌気性生物処理法は、好気性生物処
理法に比べ数倍以上の大きさの反応槽を必要とす
るという欠点がある。そのうち嫌気性浮遊生物処
理法は、主に化学的酸素要求量(Chemical
Oxygen Demand,COD)5000mg/以上の比
較的高濃度の排水に用いられ、これよりも低濃度
の排水に対しては、嫌気性微生物が水中に分散り
易い性質を有しているため、これらを施設内に抑
留することが困難である。また処理水質は生物学
的酸素要求量(Biological Oxygen Demand,
BOD)で50mg/以上と、好気性処理に比較し
て劣る。嫌気性付着生物法も処理水質は同浮遊生
物処理法と同様であり、流入水中の同型物等によ
り目詰りが生じる。 この発明は上記の4方式の微生物の生育条件に
くらべ、全く異なつた生育条件を与えることによ
り、新しい微生物群を生育させ、上記の次点を解
決することを目的とするものである。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するためのこの発明の第1は排
水処理方法にあり、下向流式反応部において排水
に酸素を溶存させながら該排水を下降させ、引き
続き上向流式反応部において前記排水を緩やかに
上昇させ、この上向流式反応部で形成された好気
性微生物群、嫌気性生物群および固形物を含む自
己造粒汚泥を同反応部に抑留することを特徴とす
るものである。 この発明の第2は上記方法を実施する装置にあ
り、散気装置が設けられた下向流式反応部と、こ
の反応部の下部に連通された上向流式反応部とが
交互に多段に連結されていることを特徴とするも
のである。 (実施例) この発明を図面に示す一実施例に基づいて以下
に説明する。 図面は装置の一例を示し、下向流式反応部1
a,1b,……1eと上向流式反応部2a,2
b,……2eとがそれらの下部の反転部3におい
て連通され、このような2つの反応部1a,1
b,……1eおよび2a,2b,……2eが交互
に多数段連結されている。流入ポンプ槽4の排水
はポンプ5により前処理用上向流式反応部2′の
下部に流入して緩やかに上昇した後、オーバーフ
ローして第1段目の下向流式反応部1aに流入
し、この反応部1aを下降し反転部3において反
転して、第1段目の上向流式反応部2aに流入
し、この反応部2aを緩やかに上昇しオーバーフ
ローして第2段目の下向流式反応部1bに流入
し、以下このような上昇および下降を繰り返して
最終段の上向流式反応部2eから排出される。 上向流式反応部2a,2b,……2eおよび
2′はいずれも上部へ向う程、断面積が大きくな
つており、したがつて水の上昇速度が徐々に減少
し、このため前処理用上向流式反応部2′におい
て流入水中に含まれる固形物のうち、水の上昇速
度より速い沈降速度を持つものは、同反応部2′
内に抑留される。但し、流入水中に固型物が存在
しないか存在しても微量である場合には、前処理
用上向流式反応部2′を省略し、第1段目の下向
流式反応部1aの上部に排水を直接流入させるこ
ともできる。 各段の下向流式反応部1a,1b,……1eの
下部には散気装置6が設置してあり、空気又は酸
素による曝気が行なわれ、水中に酸素を溶解させ
ている。第1段目の下向流式反応部1aに流入し
た固型物は同反応部に抑留されず、そのまま、第
1段目の上向流式反応部2aへ流入する。同反応
部2aに流入する水は酸素を含むため、ここでは
好気性微生物群が増殖することが可能である。し
かし同段の下向流式反応部1aで供給される酸素
濃度は、酸素の水中での飽和溶解濃度(空気で曝
気した場合約8〜10mg/)が限界であり、一
方、通常の排水の生物学的酸素要求量は、100〜
数千mg/の間(都市下水で100〜200mg/)で
あるため、酸素供給量は明らかに不足する。この
ため、第1段目の上向流式反応部2aでは、好気
性微生物群と嫌気性微生物とが共存することにな
る。また同反応部では上向流による緩やかな撹拌
が常時生じており、排水中の固型物と上記微生物
群は絶えず緩やかな接触を繰り返している。 このような環境下で、固型物と微生物群は自己
造粒化現象を起すことが確認された。つまり固型
物と微生物群が集塊を作り、直径2〜20mm程度の
球状となる。この球状物質を以下、自己造粒汚泥
と呼ぶ。自己造粒汚泥の内部は、真黒い嫌気状の
汚泥でありこの部分に多数の嫌気性微生物が生育
している。自己造粒汚泥の表面は白く薄い膜に被
われており、顕微鏡観察によつて、この被膜は硫
黄粒子を細胞内に含有する好気性糸状細菌である
ことが確認された。 自己造粒汚泥は、指先でつまむことができる程
度の強度を持ち、その沈降速度は極めて速いた
め、一度造粒が行なわれると、上向流式反応部2
a,2b,……2eより流出することがなく、同
反応部に浮遊した状態で蓄積していく。同反応部
ではこれらの好気性および嫌気性微生物により、
排水中の有機性汚濁物質および栄養塩類の一部が
摂取される。一部の固型物および微生物群は前処
理用反応部2′で自己造粒汚泥とならずに第1段
目の下向流式反応部1aへ流出するが、第2段目
以降の上向流式反応部2b……2eでも自己造粒
汚泥が前記と同様の機構により生育する。以上の
ような過程を経て、排水中の有機性汚濁物質は減
少を続け、最終段目で目的の処理水質を得ること
ができる。 自己造粒汚泥は、好気性微生物と嫌気性微生物
の長所を兼ね揃え、問題点を補完し合う特性を有
している。すなわち、嫌気性微生物が自己造粒汚
泥のかなりの部分を占め、好気性微生物と共存し
て有機性汚濁物質を除去しているため、好気性微
生物のみを用いる場合に比べ酸素の消費量が少な
くて済み、動力費の低減がはかれること。嫌気性
微生物が主体であるため、溶解する酸素濃度に制
限されずに、微生物を高密度に生育させることが
可能であり、施設容量を削減できること。嫌気性
微生物を低濃度排水に対して用いるときに問題と
なつた、微生物が水中に分散し易い性質は、好気
性糸状細菌の働きによる自己造粒汚泥で解決され
ること。また嫌気性微生物のみでは処理後の水質
に問題があつたが、この発明においては、施設の
最終段では十分好気的な状態を保つことができ、
処理後の水質は、好気性微生物を用いた処理と同
等のものとなること。さらに、浮遊生物法一般で
は、処理水と浮遊している微生物の分離が困難と
なることがあつたが、自己造粒汚泥はその速い沈
降速度のため、何ら問題を生じないこと。加え
て、付着生物法一般で問題となる目詰りも、自己
造粒汚泥は上向流式反応部内で上向流によつて反
応部の中間部で流動化しているため、通常は問題
とはならないこと。 なお、下向流式反応部1a,1b,……1eか
ら上向流反応部2a,2b,……2eへ連絡する
反転部3においては装置を簡易な構造としたい都
合上、死水域が生じることは避けられず、この部
分に、自己造粒汚泥の一部が堆積する傾向にあ
る。これを放置すると、やがて目詰りの原因とな
るため、流入ポンプ5の停止持に連動して、上向
流式反応部2a,2b,……2eの底部より、撹
拌のため曝気孔7を設置している。このため流入
ポンプ槽4の容量を若干大きくすることにより、
流入ポンプの運転を断続的に行うことができる。
流入ポンプ停止時に上向流式反応部を曝気撹拌す
ることで、堆積した自己造粒汚泥を再び流動化さ
せ、目詰りを防ぐことができる。この時、流入ポ
ンプは停止しているため、流動化した自己造粒汚
泥が同反応部より流出することはない。 (実験例) この発明方法により都市下水(沈澱処理後)を
処理した例を以下に示す。 (1) 装置仕様 5段の下向流式反応部と上向流式反応部とを
有する総容量213のアクリル製実験装置。水
理学的全滞留時間4.5時間。 (2) 運転条件 処理水量1136/日。上向流式反応部の平均
浮遊性固形物濃度7000mg/。 (3) 処理性能(単位mg/)
【表】
(発明の効果)
以上のように、この発明によれば、嫌気性・好
気性の微生物の長所を生かし、両微生物を含む自
己造粒汚泥が生成されるので、処理に要する動力
量、施設容量を削減し、微生物と処理水の分離が
簡易で確実なものとなり、良好な処理水質を得る
ことができ、目詰り等の問題も生じない。また装
置には沈澱池等の特別の固液分離装置や分離され
た微生物を返送する装置が不要であり、非常に簡
易な構造であるため、維持管理に要する人員を削
減することができる。
気性の微生物の長所を生かし、両微生物を含む自
己造粒汚泥が生成されるので、処理に要する動力
量、施設容量を削減し、微生物と処理水の分離が
簡易で確実なものとなり、良好な処理水質を得る
ことができ、目詰り等の問題も生じない。また装
置には沈澱池等の特別の固液分離装置や分離され
た微生物を返送する装置が不要であり、非常に簡
易な構造であるため、維持管理に要する人員を削
減することができる。
図面はこの発明の一実施例を示す概略図。
1a,1b,……1e:下向流式反応部、2
a,2b,……2e:上向流式反応部、3:反転
部、4:流入ポンプ槽、5:流入ポンプ、6:散
気装置、7:曝気装置。
a,2b,……2e:上向流式反応部、3:反転
部、4:流入ポンプ槽、5:流入ポンプ、6:散
気装置、7:曝気装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下向流式反応部において排水に酸素を溶存さ
せながら該排水を下降させ、引き続き上向流式反
応部において前記排水を緩やかに上昇させ、この
上向流式反応部で形成された好気性微生物群、嫌
気性微生物群および固形物を含む自己造粒汚泥を
同反応部に抑留することを特徴とする排水処理方
法。 2 散気装置が設けられた下向流式反応部と、こ
の反応部の下部に連通された上向流式反応部とが
交互に多段に連結されていることを特徴とする排
水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62078912A JPS63242394A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 排水処理方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62078912A JPS63242394A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 排水処理方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63242394A JPS63242394A (ja) | 1988-10-07 |
| JPH0367756B2 true JPH0367756B2 (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=13675055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62078912A Granted JPS63242394A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 排水処理方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63242394A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01123696A (ja) * | 1987-11-05 | 1989-05-16 | Ebara Infilco Co Ltd | 有機性排水の好気性生物処理法 |
| JPH01123697A (ja) * | 1987-11-05 | 1989-05-16 | Ebara Infilco Co Ltd | 有機性廃水の好気性生物処理装置 |
| JPH0636920B2 (ja) * | 1990-02-13 | 1994-05-18 | 建設省土木研究所長 | 排水処理装置 |
| JPH03238093A (ja) * | 1990-02-13 | 1991-10-23 | Pub Works Res Inst Ministry Of Constr | 排水処理方法 |
| JP4899253B2 (ja) * | 2001-05-21 | 2012-03-21 | 栗田工業株式会社 | 排水の好気性処理方法 |
| JP4925208B2 (ja) * | 2007-09-12 | 2012-04-25 | 学校法人早稲田大学 | 好気性グラニュールの形成方法、水処理方法及び水処理装置 |
| JP5205585B2 (ja) * | 2009-02-04 | 2013-06-05 | エコ・アース・エンジニアリング株式会社 | 汚染物質の浄化方法及び浄化施設 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51122941A (en) * | 1975-04-18 | 1976-10-27 | Ebara Infilco Co Ltd | Process for treating sewage water |
| JPS5753158A (en) * | 1980-09-16 | 1982-03-30 | Taiyo Musen Kk | Automatic frequency setting device for voltage control variable frequency oscillator |
| JPS5952597A (ja) * | 1982-09-18 | 1984-03-27 | Kankyo Gijutsu Kaihatsu:Kk | 有機性物質を含む廃水の生物学的処理方法 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62078912A patent/JPS63242394A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63242394A (ja) | 1988-10-07 |
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