JPH0367861B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0367861B2 JPH0367861B2 JP63121296A JP12129688A JPH0367861B2 JP H0367861 B2 JPH0367861 B2 JP H0367861B2 JP 63121296 A JP63121296 A JP 63121296A JP 12129688 A JP12129688 A JP 12129688A JP H0367861 B2 JPH0367861 B2 JP H0367861B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- reinforced resin
- resin composite
- tendon
- reinforced
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プレストレス構造物や地盤アンカー
等に用いる緊張材に関するものである。
等に用いる緊張材に関するものである。
さらに詳しくは、長手方向に配列集束された繊
維強化樹脂複合体を緊張材として使用する場合に
関するものである。
維強化樹脂複合体を緊張材として使用する場合に
関するものである。
従来、プレストレスト構造物や地盤アンカーに
用いられる緊張材としては、プレストレストコン
クリート用鋼線、鋼棒、より線(以下PC鋼線、
PC鋼棒、PCより線と夫々を称する)が広く用い
られているが、これらのPC鋼線、PC鋼棒、PC
より線は、錆びの危険性があり、一度発錆して腐
食が進行するとプレストレスの減少、消滅といつ
た構造上の重大な事態となる危険性があり、近年
この緊張材を不錆素材であるところの長手方向に
配列集束された連続フイラメントより補強された
繊維強化樹脂複合体を用いる試みが検討されてい
る。
用いられる緊張材としては、プレストレストコン
クリート用鋼線、鋼棒、より線(以下PC鋼線、
PC鋼棒、PCより線と夫々を称する)が広く用い
られているが、これらのPC鋼線、PC鋼棒、PC
より線は、錆びの危険性があり、一度発錆して腐
食が進行するとプレストレスの減少、消滅といつ
た構造上の重大な事態となる危険性があり、近年
この緊張材を不錆素材であるところの長手方向に
配列集束された連続フイラメントより補強された
繊維強化樹脂複合体を用いる試みが検討されてい
る。
この繊維強化樹脂複合体製緊張材を緊張・定着
する方法として、各種の方法が提案されている
が、いづれも単独の繊維強化樹脂複合体製緊張材
を緊張・定着する方法であるため、緊張容量とし
ては小さく、実用緊張容量としては不十分であつ
た。
する方法として、各種の方法が提案されている
が、いづれも単独の繊維強化樹脂複合体製緊張材
を緊張・定着する方法であるため、緊張容量とし
ては小さく、実用緊張容量としては不十分であつ
た。
この理由としては、繊維強化樹脂複合体製緊張
材は多くの場合、引抜き成形法により製造される
が、断面積の大きな繊維強化樹脂複合体製緊張材
は内部に空隙が発生しやすく、また加熱による硬
化が難しいといつた製造上の問題点および、断面
積の大きな繊維強化樹脂複合体製緊張材は断面積
に対する表面積の比率が小さいため従来の緊張・
定着方法では、繊維強化樹脂複合体製緊張材の有
する高い引張強度を十分に活用出来ないという問
題点があつた。
材は多くの場合、引抜き成形法により製造される
が、断面積の大きな繊維強化樹脂複合体製緊張材
は内部に空隙が発生しやすく、また加熱による硬
化が難しいといつた製造上の問題点および、断面
積の大きな繊維強化樹脂複合体製緊張材は断面積
に対する表面積の比率が小さいため従来の緊張・
定着方法では、繊維強化樹脂複合体製緊張材の有
する高い引張強度を十分に活用出来ないという問
題点があつた。
そこで、本発明者等はかかる問題点を解決すべ
く鋭意検討した結果、特定の方法で複数本の繊維
強化樹脂複合体を一体的に固定した緊張材により
上記の問題点が解消されることを見い出し本発明
に到達した。
く鋭意検討した結果、特定の方法で複数本の繊維
強化樹脂複合体を一体的に固定した緊張材により
上記の問題点が解消されることを見い出し本発明
に到達した。
すなわち、本発明の目的は、プレストレスト構
造物や地盤アンカーに用いる緊張材、すなわち長
手方向に配列集束された連続フイラメントより補
強された繊維強化樹脂複合体の本来の強度を十分
活用出来、大きな容量の緊張材を提供することを
目的とするものである。
造物や地盤アンカーに用いる緊張材、すなわち長
手方向に配列集束された連続フイラメントより補
強された繊維強化樹脂複合体の本来の強度を十分
活用出来、大きな容量の緊張材を提供することを
目的とするものである。
そして、その目的は連続長繊維で補強された繊
維強化樹脂複合体を複数束ね一体化した繊維強化
樹脂複合体製緊張材であつて、該緊張材を構成す
る各繊維強化樹脂複合体の少なくとも一方の端部
をスペーサーを介して拡大させ、次いで該拡大部
に樹脂を含浸し硬化することにより一体的に固定
してなることを特徴とする繊維強化樹脂複合体製
緊張材により容易に達成できる。
維強化樹脂複合体を複数束ね一体化した繊維強化
樹脂複合体製緊張材であつて、該緊張材を構成す
る各繊維強化樹脂複合体の少なくとも一方の端部
をスペーサーを介して拡大させ、次いで該拡大部
に樹脂を含浸し硬化することにより一体的に固定
してなることを特徴とする繊維強化樹脂複合体製
緊張材により容易に達成できる。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明で用いる連続長繊維としては、炭素繊
維、アラミド繊維あるいはガラス繊維等が挙げら
れるが、引張強度等の物性の面から炭素繊維ある
いはアラミド繊維を用いるのが好ましい。
維、アラミド繊維あるいはガラス繊維等が挙げら
れるが、引張強度等の物性の面から炭素繊維ある
いはアラミド繊維を用いるのが好ましい。
そして、かかる連続長繊維を補強材とする繊維
強化樹脂複合体はマトリツクス樹脂としてエポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹
脂を用い、常法に従い、例えば引き抜き成形法に
より容易に製造することができる。
強化樹脂複合体はマトリツクス樹脂としてエポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹
脂を用い、常法に従い、例えば引き抜き成形法に
より容易に製造することができる。
本発明の緊張材は上記の繊維強化樹脂複合体を
複数本、並列的に束ね、少なくとも一方の端部を
スペーサーを介して拡大させ、そしてその拡大部
をエポキシ樹脂等を用い含浸・硬化して一体的に
固定することが重要である。
複数本、並列的に束ね、少なくとも一方の端部を
スペーサーを介して拡大させ、そしてその拡大部
をエポキシ樹脂等を用い含浸・硬化して一体的に
固定することが重要である。
用いるスペーサーとしては、複合体の端部にお
いて広がつた形状を保持できるものであれば特に
限定されるものではなく、例えば束ねる本数と同
数の空孔を端部において拡大するように設けた板
状物やそれらを複数枚設けたもの、あるいは複数
本束ねた状態で繊維軸方向にくさび形状体を押し
込むことにより行なわれる。
いて広がつた形状を保持できるものであれば特に
限定されるものではなく、例えば束ねる本数と同
数の空孔を端部において拡大するように設けた板
状物やそれらを複数枚設けたもの、あるいは複数
本束ねた状態で繊維軸方向にくさび形状体を押し
込むことにより行なわれる。
尚、本発明の緊張材はいずれか一方の端部を上
述のように一体的に固定すればよいが、必要に応
じて両端部を同様の方法にて固定してもよい。
述のように一体的に固定すればよいが、必要に応
じて両端部を同様の方法にて固定してもよい。
更に、本発明を図面を用いてより具体的に説明
すると、本発明の繊維強化樹脂複合体製緊張材
は、第1図に示すように繊維強化樹脂複合体製緊
張材1を複数本束ね、スペーサー2およびスペー
サー3(第2図、第3図に示すように貫通孔4を
有する)を介して繊維強化樹脂複合体製緊張材1
の端部において広がつた形状となつている。この
例では、5本の場合を示しているが、本数は任意
とすることができる。スペーサーは第4図、第5
図に示すような形状とすることもできる。
すると、本発明の繊維強化樹脂複合体製緊張材
は、第1図に示すように繊維強化樹脂複合体製緊
張材1を複数本束ね、スペーサー2およびスペー
サー3(第2図、第3図に示すように貫通孔4を
有する)を介して繊維強化樹脂複合体製緊張材1
の端部において広がつた形状となつている。この
例では、5本の場合を示しているが、本数は任意
とすることができる。スペーサーは第4図、第5
図に示すような形状とすることもできる。
本発明の繊維強化樹脂複合体製緊張材は、スペ
ーサー2およびスペーサー3を介して繊維強化樹
脂複合体製緊張材1の端部において広がつた形状
としてあるため、この部分を樹脂等にて固めるこ
とにより、コンクリートあるいはモルタル等に埋
込んだ場合にアンカー効果を発揮し、高い引抜き
強度を得ることができる。
ーサー2およびスペーサー3を介して繊維強化樹
脂複合体製緊張材1の端部において広がつた形状
としてあるため、この部分を樹脂等にて固めるこ
とにより、コンクリートあるいはモルタル等に埋
込んだ場合にアンカー効果を発揮し、高い引抜き
強度を得ることができる。
また、本発明の繊維強化樹脂複合体製緊張材
は、第6図に示すように地盤アンカーにおける緊
張材として使用した場合、繊維強化樹脂複合体が
耐蝕性に優れているため、永久的な使用にも耐え
る地盤アンカーとすることができる(5はアンカ
ーヘツド、6はアンカー体である)。
は、第6図に示すように地盤アンカーにおける緊
張材として使用した場合、繊維強化樹脂複合体が
耐蝕性に優れているため、永久的な使用にも耐え
る地盤アンカーとすることができる(5はアンカ
ーヘツド、6はアンカー体である)。
以上説明したように、本発明における繊維強化
樹脂複合体製緊張材においては、繊維強化樹脂複
合体製緊張材を複数本束ね、端部をスペーサーを
介して広げ、広げた部分を樹脂にて固めることに
より、任意の形状とすることができ、この部分を
利用して緊張、定着作業が容易に行え、長手方向
に配列集束された連続フイラメントより補強され
た繊維強化樹脂複合体の本来の強度を十分活用で
き、かつ大きな緊張容量が必要な場合にも十分対
応できる。
樹脂複合体製緊張材においては、繊維強化樹脂複
合体製緊張材を複数本束ね、端部をスペーサーを
介して広げ、広げた部分を樹脂にて固めることに
より、任意の形状とすることができ、この部分を
利用して緊張、定着作業が容易に行え、長手方向
に配列集束された連続フイラメントより補強され
た繊維強化樹脂複合体の本来の強度を十分活用で
き、かつ大きな緊張容量が必要な場合にも十分対
応できる。
また、本発明における繊維強化樹脂複合体製緊
張材をプレストレスト構造物や地盤アンカーに用
いる緊張材の固定端部分に用いることにより、緊
張荷重に対して十分安全な固定端とすることがで
きる。
張材をプレストレスト構造物や地盤アンカーに用
いる緊張材の固定端部分に用いることにより、緊
張荷重に対して十分安全な固定端とすることがで
きる。
第1図は繊維強化樹脂複合体製緊張材およびス
ペーサー、第2図は貫通孔付スペーサー(小)、
第3図は貫通孔付スペーサー(大)、第4図、第
5図は貫通孔付スペーサーの他の形状、第6図は
本発明の繊維強化樹脂複合体製緊張材の実施例を
示す(地盤アンカー)。 1……繊維強化樹脂複合体製緊張材、2……貫
通孔付スペーサー(小)、3……貫通孔付スペー
サー(大)、4……貫通孔、5……アンカーヘツ
ド、6……アンカー体。
ペーサー、第2図は貫通孔付スペーサー(小)、
第3図は貫通孔付スペーサー(大)、第4図、第
5図は貫通孔付スペーサーの他の形状、第6図は
本発明の繊維強化樹脂複合体製緊張材の実施例を
示す(地盤アンカー)。 1……繊維強化樹脂複合体製緊張材、2……貫
通孔付スペーサー(小)、3……貫通孔付スペー
サー(大)、4……貫通孔、5……アンカーヘツ
ド、6……アンカー体。
Claims (1)
- 1 連続長繊維で補強された繊維強化樹脂複合体
を複数束ね一体化した繊維強化樹脂複合体製緊張
材であつて、該緊張材を構成する各繊維強化樹脂
複合体の少なくとも一方の端部をスペーサーを介
して拡大させ、次いで該拡大部に樹脂を含浸し硬
化することにより一体的に固定してなることを特
徴とする繊維強化樹脂複合体製緊張材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63121296A JPH01290414A (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 繊維強化樹脂複合体製緊張材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63121296A JPH01290414A (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 繊維強化樹脂複合体製緊張材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01290414A JPH01290414A (ja) | 1989-11-22 |
| JPH0367861B2 true JPH0367861B2 (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=14807748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63121296A Granted JPH01290414A (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 繊維強化樹脂複合体製緊張材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01290414A (ja) |
-
1988
- 1988-05-18 JP JP63121296A patent/JPH01290414A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01290414A (ja) | 1989-11-22 |
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