JPH0368529B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0368529B2 JPH0368529B2 JP32099787A JP32099787A JPH0368529B2 JP H0368529 B2 JPH0368529 B2 JP H0368529B2 JP 32099787 A JP32099787 A JP 32099787A JP 32099787 A JP32099787 A JP 32099787A JP H0368529 B2 JPH0368529 B2 JP H0368529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- floss silk
- separator
- manila hemp
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G9/00—Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
- H01G9/004—Details
- H01G9/02—Diaphragms; Separators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明はアルミニウム箔などからなる陽極箔と
陰極箔とをセパレータを介して積層し、または巻
回した電解コンデンサにおけるセパレータに関す
るものである。 [従来の技術] 一般に、アルミニウム電解コンデンサはアルミ
ニウム箔からなる陽極箔と陰極箔とをセパレータ
を介して積層し、または巻回したコンデンサ素子
に電解液を含浸し、封口体とともに外装ケース内
に組込んだ構造となつている。 このような積層型または巻回型電解コンデンサ
において、セパレータは電解液を充分な量保持す
るとともに両極の短絡を防止するために使用され
る。セパレータを製造するための材料としては植
物繊維または合成樹脂繊維である。 植物繊維からなるセパレータの多くはクラフト
紙またはマニラ麻紙である。このほか、インド太
陽麻を材料とするもの、木綿を材料とするものも
少量使用されている。クラフト紙は安価で強い紙
であるが、繊維が偏平であるために電解液を含浸
した後の電流通路が長くなり、電気的な抵抗値が
大きくなるという欠点がある。マニラ麻紙は、繊
維の形状のクラフト紙よりやや円に近くて電流通
路が短くなるために、抵抗値を小さくするという
利点があるが、高価である。また、クラフトとマ
ニラ麻との混抄紙も使用されている。 合成繊維からなるセパレータの材料としてはポ
リプロピレン、ビニロン、レーヨン、ポリエチレ
ン、ポリエステルなどがある。このような合成繊
維は繊維の形状が真円に近いものが得られるの
で、電解液を含浸した後の抵抗値が小さいものが
得られるが、紙としての性質の良いものが得にく
いという欠点があり、クラフトあるいはマニラ麻
との混抄紙として使用されることが多い。 [発明が解決しようとする問題点] 上述したようなセパレータを使用した電解コン
デンサにおいては、未だ抵抗値が高く、電解液の
保持量も少なく、電解コンデンサとしてみた場
合、常温および低温での電気的な抵抗値が高いた
めに、スイツチング電源などに使用した場合、問
題を生じていた。また、電解コンデンサをオーデ
オ機器の電源平滑用コンデンサまたはカツプリン
グ用コンデンサとして使用した場合、周波数に対
する抵抗値が高く、内部振動や外部振動を吸収し
得ずに、オーデオ信号の劣化や音質の歪を防止す
ることが困難なものとなつていた。 [問題点を解決するための手段] しかるに、本発明は上述したような問題点を解
決するために、真綿を含有したセパレータを提供
するものである。 真綿の原料はマユであり、一本の繊維の太さが
マニラ麻の1/5〜1/100と細く、かつ繊維の屈曲が
複雑で、太さも不均一であるためにカツト、叩
解、抄紙作業などによつて、真綿単体の場合でも
電解液の保持料が向上し、かつ緻密であるために
電解液をしみ込ませたときの電気的な抵抗値を小
さくすることができる。また、機械的強度を強め
るためにマニラ麻、クラフトなどの植物性繊維に
漉き込み、混抄紙として作成した場合には、マニ
ラ麻やクラフトの太い繊維の隙間に真綿繊維が緻
密に絡みつき、極く細い隙間を形成するので、電
解紙であるセパレータの耐電圧が向上する。ま
た、電解液をしみ込ませた場合の電気的抵抗値が
マニラ麻やクラフト単体の場合よりも大幅に小さ
い値となることが分かつた。また、真綿繊維を含
有したセパレータによると、同セパレータは振動
による微小な曲げ力に対しても軟いために反発力
が少なく、したがつて、オーデオ信号の劣化や音
質の歪を防止することができるものである。 本発明に係るセパレータは真綿繊維単体からな
るもの、他の植物繊維、合成樹脂繊維、ガラス繊
維あるいはこれらの混合繊維に混抄されたものか
らなる。 [実施例] 実施例 1 平均繊維径1μmの真綿からなる繊維単体のセ
パレータとして、厚さ60μm、密度0.6g/cm3のも
のを作成した。引張強度は2.1Kg/15mm幅であり、
このセパレータにγ−ブチロラクトン系の電解液
を含浸した場合の等価直列抵抗値(ESR)は
0.10Ωであつた。なお、この等価直列抵抗値は20
℃、120Hzのときのものである。 実施例 2 平均繊維径1μmの真綿繊維70%と平均繊維径
10μmのマニラ麻30%とからなるセパレータとし
て、厚さ60μm、密度0.6g/cm3のものを作成し
た。引張強度は2.7Kg/15mm幅であり、γ−ブチ
ロラクトン系の電解液を含浸した場合の20℃、
120HzのときのESRは1.20Ωであつた。 参考例 平均繊維径10μmのマニラ麻単体のセパレータ
としての厚さ60μm、密度0.6g/cm3のものを作成
した。γ−ブチロラクトン系の電解液を含浸した
場合の20℃、120HzのESRは1.80Ωであつた。 次に、上述したセパレータを使用してアルミニ
ウム電解コンデンサとして、定格50V、容量
100μFのものを作成し、20℃における等価直列抵
抗値(ESR)の周波数特性を測定した。その結
果を第1表に示す。
陰極箔とをセパレータを介して積層し、または巻
回した電解コンデンサにおけるセパレータに関す
るものである。 [従来の技術] 一般に、アルミニウム電解コンデンサはアルミ
ニウム箔からなる陽極箔と陰極箔とをセパレータ
を介して積層し、または巻回したコンデンサ素子
に電解液を含浸し、封口体とともに外装ケース内
に組込んだ構造となつている。 このような積層型または巻回型電解コンデンサ
において、セパレータは電解液を充分な量保持す
るとともに両極の短絡を防止するために使用され
る。セパレータを製造するための材料としては植
物繊維または合成樹脂繊維である。 植物繊維からなるセパレータの多くはクラフト
紙またはマニラ麻紙である。このほか、インド太
陽麻を材料とするもの、木綿を材料とするものも
少量使用されている。クラフト紙は安価で強い紙
であるが、繊維が偏平であるために電解液を含浸
した後の電流通路が長くなり、電気的な抵抗値が
大きくなるという欠点がある。マニラ麻紙は、繊
維の形状のクラフト紙よりやや円に近くて電流通
路が短くなるために、抵抗値を小さくするという
利点があるが、高価である。また、クラフトとマ
ニラ麻との混抄紙も使用されている。 合成繊維からなるセパレータの材料としてはポ
リプロピレン、ビニロン、レーヨン、ポリエチレ
ン、ポリエステルなどがある。このような合成繊
維は繊維の形状が真円に近いものが得られるの
で、電解液を含浸した後の抵抗値が小さいものが
得られるが、紙としての性質の良いものが得にく
いという欠点があり、クラフトあるいはマニラ麻
との混抄紙として使用されることが多い。 [発明が解決しようとする問題点] 上述したようなセパレータを使用した電解コン
デンサにおいては、未だ抵抗値が高く、電解液の
保持量も少なく、電解コンデンサとしてみた場
合、常温および低温での電気的な抵抗値が高いた
めに、スイツチング電源などに使用した場合、問
題を生じていた。また、電解コンデンサをオーデ
オ機器の電源平滑用コンデンサまたはカツプリン
グ用コンデンサとして使用した場合、周波数に対
する抵抗値が高く、内部振動や外部振動を吸収し
得ずに、オーデオ信号の劣化や音質の歪を防止す
ることが困難なものとなつていた。 [問題点を解決するための手段] しかるに、本発明は上述したような問題点を解
決するために、真綿を含有したセパレータを提供
するものである。 真綿の原料はマユであり、一本の繊維の太さが
マニラ麻の1/5〜1/100と細く、かつ繊維の屈曲が
複雑で、太さも不均一であるためにカツト、叩
解、抄紙作業などによつて、真綿単体の場合でも
電解液の保持料が向上し、かつ緻密であるために
電解液をしみ込ませたときの電気的な抵抗値を小
さくすることができる。また、機械的強度を強め
るためにマニラ麻、クラフトなどの植物性繊維に
漉き込み、混抄紙として作成した場合には、マニ
ラ麻やクラフトの太い繊維の隙間に真綿繊維が緻
密に絡みつき、極く細い隙間を形成するので、電
解紙であるセパレータの耐電圧が向上する。ま
た、電解液をしみ込ませた場合の電気的抵抗値が
マニラ麻やクラフト単体の場合よりも大幅に小さ
い値となることが分かつた。また、真綿繊維を含
有したセパレータによると、同セパレータは振動
による微小な曲げ力に対しても軟いために反発力
が少なく、したがつて、オーデオ信号の劣化や音
質の歪を防止することができるものである。 本発明に係るセパレータは真綿繊維単体からな
るもの、他の植物繊維、合成樹脂繊維、ガラス繊
維あるいはこれらの混合繊維に混抄されたものか
らなる。 [実施例] 実施例 1 平均繊維径1μmの真綿からなる繊維単体のセ
パレータとして、厚さ60μm、密度0.6g/cm3のも
のを作成した。引張強度は2.1Kg/15mm幅であり、
このセパレータにγ−ブチロラクトン系の電解液
を含浸した場合の等価直列抵抗値(ESR)は
0.10Ωであつた。なお、この等価直列抵抗値は20
℃、120Hzのときのものである。 実施例 2 平均繊維径1μmの真綿繊維70%と平均繊維径
10μmのマニラ麻30%とからなるセパレータとし
て、厚さ60μm、密度0.6g/cm3のものを作成し
た。引張強度は2.7Kg/15mm幅であり、γ−ブチ
ロラクトン系の電解液を含浸した場合の20℃、
120HzのときのESRは1.20Ωであつた。 参考例 平均繊維径10μmのマニラ麻単体のセパレータ
としての厚さ60μm、密度0.6g/cm3のものを作成
した。γ−ブチロラクトン系の電解液を含浸した
場合の20℃、120HzのESRは1.80Ωであつた。 次に、上述したセパレータを使用してアルミニ
ウム電解コンデンサとして、定格50V、容量
100μFのものを作成し、20℃における等価直列抵
抗値(ESR)の周波数特性を測定した。その結
果を第1表に示す。
【表】
これら電解コンデンサに1kHzの振動を加えた
場合の10kHzの信号を入力した時の3次高調波歪
率を調べたところ、実施例2のものは参考例のも
のに比べ、4〜5dB減少することが分かつた。 また、これら電解コンデンサをCDプレーヤの
カツプリング回路中で、付け替えて試聴を行なつ
たところ、実施例2のものは参考例のものに比
べ、高域音質の歪が大幅に減少し、かつ音の情報
量が大幅に増し、バランスの良い質の高い音とな
つた。 [効果] 上述したように、少なくとも一部に真綿を含有
した本発明に係るセパレータによると、等価直列
抵抗値の低い電解コンデンサや音質の良好な電解
コンデンサを提供することができる。 また、本発明に係るセパレータは、アルミニウ
ム電解コンデンサのほか、電気二重層コンデン
サ、固体電解コンデンサ、その他の特殊なコンデ
ンサや、一次電池、二次電池、その他の特殊な電
池、などのエネルギー貯蔵素子のセパレータとし
て適用することができる。
場合の10kHzの信号を入力した時の3次高調波歪
率を調べたところ、実施例2のものは参考例のも
のに比べ、4〜5dB減少することが分かつた。 また、これら電解コンデンサをCDプレーヤの
カツプリング回路中で、付け替えて試聴を行なつ
たところ、実施例2のものは参考例のものに比
べ、高域音質の歪が大幅に減少し、かつ音の情報
量が大幅に増し、バランスの良い質の高い音とな
つた。 [効果] 上述したように、少なくとも一部に真綿を含有
した本発明に係るセパレータによると、等価直列
抵抗値の低い電解コンデンサや音質の良好な電解
コンデンサを提供することができる。 また、本発明に係るセパレータは、アルミニウ
ム電解コンデンサのほか、電気二重層コンデン
サ、固体電解コンデンサ、その他の特殊なコンデ
ンサや、一次電池、二次電池、その他の特殊な電
池、などのエネルギー貯蔵素子のセパレータとし
て適用することができる。
Claims (1)
- 1 少なくとも一部に真綿を含有した電解コンデ
ンサ用セパレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32099787A JPH01161819A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 電解コンデンサ用セパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32099787A JPH01161819A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 電解コンデンサ用セパレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01161819A JPH01161819A (ja) | 1989-06-26 |
| JPH0368529B2 true JPH0368529B2 (ja) | 1991-10-28 |
Family
ID=18127630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32099787A Granted JPH01161819A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 電解コンデンサ用セパレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01161819A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2706954B2 (ja) * | 1988-10-07 | 1998-01-28 | エルナー株式会社 | 電解コンデンサ用セパレータ |
| JP2010114173A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Nippon Kodoshi Corp | セパレータ及び該セパレータを用いた固体電解コンデンサ |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP32099787A patent/JPH01161819A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01161819A (ja) | 1989-06-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028 Year of fee payment: 17 |