JPH0368642A - 熱可塑性樹脂組成物およびその延伸フィルム - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物およびその延伸フィルム

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JPH0368642A
JPH0368642A JP20529489A JP20529489A JPH0368642A JP H0368642 A JPH0368642 A JP H0368642A JP 20529489 A JP20529489 A JP 20529489A JP 20529489 A JP20529489 A JP 20529489A JP H0368642 A JPH0368642 A JP H0368642A
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acid
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宮下 和久
Kenji Mori
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野J 本発明は、成形性の優れたtM脂組組成およびこの樹脂
組成物かち得られる延伸フィルムに関し、さらに詳しく
は、溶融押出法による成形時にデル等が発生せず、長時
間にわたり安定して成膜に供し得るPAj′lt組戊物
、お組成この樹脂IIII&物を溶融混練し、押出成膜
して得られる透明で酸素がスバリャー性および耐屈曲ピ
ンホール性に優れる延伸フィルムに関するものである。 【従来の技術】 エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物は、これから得
られるフィルムやシートが、極めて優れた酸素がスバリ
ャー性を示し、かつ透明性、耐油性に優れていることか
ら、従来上り、食品や医薬品の包装用フィルムおよび各
種用途の容器などの成形材料として注目されてきた。 しかしながら、従来のエチレン−酢酸ビニル共電合体ケ
ン化物は、溶融押出に際しての加工安定性が劣っており
、溶融押出加工を長時間にわたって連続して行うと、溶
融物中にゲルが発生したり、押出機のスクリュ一部、グ
イ等の吐出部に樹脂カスがたまり、ゲルや樹脂カスの発
生が激しい場合には押出機のスクリーンやノズルがIv
g塞するため、−旦運転を中止して押出機を解体し、閉
塞物の除去作業をした上で、運転を再開しなければなら
ないという、いわゆる溶融押出加工のロングラン性に問
題点があった。 しから、従来のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
を溶融押出した未延伸のシート若しくはフィルムにはゲ
ルや樹脂カスの混入が避けられないため、デルや樹脂カ
スの混入が原因で押出機のスクリーンやノズルが閉塞す
るまでには至らずとも、得られるシートやフィルム表面
の肌荒れに基づく外観不良を生起し、さらには未延伸の
シート若しくはフィルムの延伸工程や延伸品の熱固定工
程においてゲル部分からのフィルム破断をも引起こし易
く、いずれにしでも溶融押出加工のロングラン性という
点では、実用的なものではなかった。 さらに、従来のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
より得られる延伸フィルムは、耐屈曲ピンホール性が劣
るため、極めて限られた用途にしか用いることができな
かった。 従来、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物延伸フィ
ルムの耐屈曲ピンホール性を補完するため、この延伸フ
ィルムに二軸延伸ナイロンフィルムなどをラミネートし
たフィルム(例えば特開昭53−35778号公報)や
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物とポリアミド系
樹脂とよりなる共押出し・共延伸フィルム(例えばvf
開昭59−196246号公報)などが提案されている
が、前者では、製造コストが高いうえ、フィルムの全厚
みが厚くなる等の欠点があり、後者では、耐屈曲ピンホ
ール性が不十分であるという問題が鳥っ]発明が解決し
太うとする課@] 本発明は、かかる従来技術の欠点を解決しようとするも
のであって、溶融押出法による成形時にゲル等が発生せ
ず、長時間にわたり安定してI&膜に供し得る熱可塑性
樹脂組成物、およびこの組成物から製せられる、透明で
酸素がスバリャー性および耐屈曲ピンホール性に優れる
延伸フィルムを提供することを0的とするものである。 [a!!!!題を解決するための手Pi]本発明者等は
、上記従来技術の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、特定のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(
以下、「EVOHJと略称する。)に特定量の変性ポリ
オレフィンを含有せしめた樹脂組成物が、溶融押出に際
しての加工安定性に優れ、透明でEVOHフィルムの有
する耐油性および酸素がスバリャー性を損なわず、優れ
たIt屈曲ピンホール性をも兼備えた延伸フィルムの製
造に供し得るとの知見を得、本発明を完成したものであ
る。 しかして、本発明の第1発明の要旨とするところは、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物に、ポリオレフィ
ン類に不飽和カルボン酸類をグラフト重合した変性ポリ
オレフィンを0.3〜5重量%含有せしめてなることを
特徴とする熱可塑性樹脂組成物に存する。 また、本発明の第2発明の要旨とするところは、上記の
熱可塑性樹脂組成物よりなり、少なくとも一軸方向に延
伸されてなることを特徴とする熱可塑性樹脂延伸フィル
ムに存し、さらに、本発明の第3発明の要旨とするとこ
ろは、上記の熱可塑性樹脂組成物よりなる層の少なくと
も片面に、共押出によるポリアミド層が積層されてなり
、少なくとも一軸方向に延伸されてなることを特徴とす
る熱可塑性PAm延伸フィルムに存する。 以下に、本発明の詳細な説明する。 本発明で用いるEVOHは、エチレン−酢酸ビニル共重
合体の酢酸ビニル残基をケン化して製造され、通常に製
1IWi、料として用いられるものであれば特に制限さ
れるものではなく、溶融押出したシートの延伸性、得よ
うとする延伸フィルムの酸素がスバリャー性等を勘案し
て、そのエチレン含有率、ケン化度に着目して選択すれ
ばよい6本発明においては、エチレン含有率が20〜7
0モル%、好ましくは25〜60モル%で、ケン化度が
90モル%以上、好ましくは95モル%以上のものを用
いるのが上い。 エチレン含有率が25モル%未満であると、これを用い
たu1脂組戊物の溶融押出性が劣り、着色し易く、20
モル%未満であると、この傾向が顕著になるからであり
、一方、60モル%を超えると、これを用いた樹脂岨戊
物から得られるフィルムの酸素がスバリャー性や印刷適
正等の特性が劣ったものとなり、70モル%を超えると
、この傾向が1illI者になるからである。また、ケ
ン化度が95モル%未満であると、得られるフィルムの
酸素がスバリャー性やIt湿性が劣ったものとなり、9
0モル%未満であると、この傾向がm着になるからであ
る。 また、本発明で用いるEVOHは、プロピレン、イソブ
チン、a−オクテン、a−ドデセン、a−オクタデセン
等のσ−オレフィン類; 不飽和カルボン酸またはその
塩、部分アルキルエステル、完全アルキルエステル、ニ
トリル、7ミド、無水物; 不飽和スルホン酸またはそ
の塩、などの共重合可能なモノマー成分を少量含んだも
のであっても差支えない。 本発明で用いる変性ポリオレフィンは、ポリ第1/フイ
ン類に不飽和カルボン酸類をグラフト重合したものであ
り、ポリオレフィン類としては、高密度ポリエチレン、
低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等のホモポリ
マーまたはこれらのホモポリマーを構成するモノマー成
分を共重合したコポリマーを例示することができるが、
これらの中では低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体が好ましく、また、これらのポリオレフィ
ン類にグラフト重合される不飽和カルボン酸としては、
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、7マル酸、イ
タコン酸、シトラコン酸、またはこれらの無水物もしく
は金属塩、例え、!無水マレイン酸、無水シトラコン酸
、無水イタ、2酸、アクリル酸ナトリウム、アクリル酸
カリ’7A、メタクリル酸カリウムなどを例示すること
ができるが、これらの中では無水マレイン酸が特に好ま
しい。 本発明で用いる変性ポリオレフィンは、不飽和カルボン
酸の含有率が0.01〜5重量%の範囲のものが好まし
く、0.1〜3重量%の範囲のものが特に好ましい、不
飽和カルボン酸の含有率が0.1重量%以下である変性
ポリオレフィンは、EVOHに対する均一混合性が劣り
、また、得られるυI脂組組成がヘイノーとなる傾向が
あり、不飽和カルボン酸の含有率が0.01重量%以下
である変性ポリオレフィンは、この傾向が一層顕著とな
るので好ましくない、また、不飽和カルボン酸の含有率
が5重量%以上である変性ポリオレフィンは高価で、デ
ル発生防止効果が同程度であるので、変性ポリオレアイ
ンとしては、不飽和カルボンW1含有率の上限が3〜5
重量%、好ましくは3重量%以下のものを用いるのがよ
い。 本発明で用いる変性ポリオレフィンは・上記例示のポリ
オレフィン類と不飽和カルボンpH類トヲ、溶融状態で
反応させる方法(例えば特公昭43−27421号公報
)、溶液状態で反応させる方法(例えば特公昭44−1
5422号公報)、スラリー状態で反応させる方法(例
えば特公昭43−18144号公報)、ス相状態で反応
させる方法(例えば特開昭50−77493号公報)h
!?任意の方法で製造することができる。 本発明に係る樹脂組成物は、前記EVOHに前記変性ポ
リオレフィンを0.3〜5重1%の範囲で含有せしめて
なることが必要であるが、0.5〜3重1%の範囲であ
るのが好ましい。 変性ポリオレフィンの割合が0.5重量%未満であると
、溶融押出成形時にゲル発生の恐れがあり、0.3重量
%未満であるとデルの発生を十分に防止できないからで
ある。また、3重1%を超えると、得られるフィルムが
ヘイノーとなって透明性が損なわれる傾向が現れ、5重
量%を超えるとこの傾向が顕著になる。従って、変性ポ
リオレフィンの上限割合は3〜5重量%の範囲内で、目
的に応じ選択すればよい。 本発明の樹脂組成物は、この組成物の基本的特性を損な
わない限度で、この組成物に各種の安定剤、フィラー、
染料・顔料、滑剤、ブロックング防止剤、少量の熱可塑
性樹脂等が添加されているものも包含する。 本発明の熱可塑性樹脂延伸フィルムは、上記本発明の樹
脂MLr!!、物を原料とし、少なくとも一軸方向に延
伸され、必要に応じ更に熱固定されてなるものである。 上記本発明の樹ll1tAIL戒物から延伸フィルムを
製造するには、この原料樹脂組成物を従来公知の押出機
を用いて溶融混練し、押出機のT−グイもしくはチュー
ブラ−グイから押出し、得られたシート状、若しくはチ
ェープ状の未延伸シートを、ロール延伸による一軸延伸
法、テンタ一方式逐次二軸延伸法、またはテンタ一方式
同時二輪延伸法、若しくはチューブラ一方式二輪延伸法
等の従来公知の方法により一軸方向または二軸方向に延
伸し、必要に応じ更に熱固定する方法を採用すればよい
。 −軸延伸の場合には、未延伸シートの温度条件は45〜
100℃の範囲とし、延伸倍率は2〜8倍が好ましく、
2.5〜5倍が更に好ましい、延伸倍率が2倍未満であ
ると、延伸効果が不十分なためフィルムの強度が劣り、
8倍を超えると、延伸中にフィルムが破断し易いので好
ましくない。 テンタ一方式逐次二輪延伸の場合には、未延伸シートの
温度条件を50〜75℃の範囲とし、ロール式縦延伸機
によって縦方向に2〜5倍に延伸し、次いでテンター式
11延伸慨によって60〜95℃の範囲内で横方向に2
〜5倍に延伸するのがよい、また、テンタ一方式同時二
軸延伸、チューブラ一方式二軸延伸の場合には、未延伸
シートの温度条件を60〜100℃のIXr!!iとし
、縦方向横方向に2〜5倍に延伸するのがぷい。 上記の延伸フィルムは、更にこれを熱固定(熱処理)す
ることに上って、寸法安定性を付与することができる。 熱処理温度は、110℃を下限とし原料樹脂組成物の融
点上り約5℃低い温度を上限とする条件範囲内から適宜
選択することができ、この熱処理温度の選択によって、
得られる延伸フィルムに常温寸法安定性を付与できると
共に、所望の熱水収縮車を付与することができる。 この様にして得られる本発明の延伸フィルムは、繰返し
屈曲テスト(デルボッレックステスト)を実行しても、
ピンホールは殆ど発生しない、また、その酸素透過率は
、変性ポリオレフィンを添加しない従来のEVOH二軸
延伸フィルムのそれと同等で、変性ポリオレフィンの添
加による酸素バリヤー性の低下は殆ど認められない。 また、上記本発明の樹脂組成物を溶融混練し、押出しで
成形したシートは、圧空成形、真空成形等の熱成形に供
することができ、本発明の樹脂組成物からは、酸素バリ
ヤー性に優れ、高強度の成形品を得ることもできる。 本発明の前記熱可塑性atffIt組成物は、溶融時の
安定性に優れており、溶融押出法による成形特にデル等
が発生しないのみならず、溶融状のポリアミドと接して
もゲル化することがないので、共押出法に上る積層延伸
フィルムの製造に供することができ、この場合、高強度
かつ耐ピンホール性、〃スバリャー性ともに優れた積層
フィルムを艮時間にわたり連続して安定的に生産するこ
とができる。 本発明の積層延伸フィルムは、前記熱可塑性樹脂組成物
よりなる層(以下、FE V O8層」という、)の少
な(とも片面に、共押出しによるポリアミド層が積層さ
れてなり、少なくとも一輪方向に延伸されてなるもので
ある。 本発明の積層延伸フィルムは、EVOH層の片面にポリ
アミド層が積層された2MN4戊のもの、EVOH層を
中心層としてその両面にポリアミド層が積層されたポリ
アミド/EVOH/ポリ7ミドの3層構成のものは勿論
、EVOH/ポリアミF/EVOHの3層構成、ボlJ
7ミl’/EVOH/ボIJ7ミl’/EVOH% E
VOH/ボlJ7ミ)’/EVOH/ポリ7ミドの4層
V#威・・・・・・等の各種の多層m虞のものを包含す
る。 EVOH層の少なくとも片面に共押出しにより積層する
ことのでさるポリ7ミドとしては、−船釣にはナイロン
6、ナイロン66、ナイロン12などを用いるが、これ
らに限定されるものではなく、3員環以上のラクタムも
しくはω−アミノ酸の重縮合に上って得られるポリ7ミ
ド、ノカルボン酸とシアミンよりなるナイロン塩の重合
または共重合によって得られるポリアミド、更にはこれ
らの均一な混合組成物も好適に用いることができる。 共押出しにより積層することのできる上記のポリ7ミド
の製造に用いる原料としては、3員環以上のラクタムj
I:  ε−カプロラクタム、エナントラクタム、カプ
リルラクタム、ラウリルラクタム、a−ピロリドン、a
−ピペリドン、ω−アミノ酸類: 6−7ミノカプロン
酸、7−7ミノへブタン酸、9−アミ/ノナン酸、11
−アミ/ウンデカン酸、 ジカルボン酸*:  マロン酸、コハク酸、グルタル酸
、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸
、セパシン酸、ウンデカンジオン酸、ドデカンジオン酸
、トリデカンジオン酸、テトラデカンジオン酸、ヘキサ
デカンジオン酸、ヘキサデセンジオン酸、オクタデセン
ジオン酸、オクタデセンジオン酸、エイコサクオン酸、
エイフセンジオン酸、トコサンジオン酸、2.2.4−
トリメチル7ジピン酸のような脂肪族ノカルボン酸;1
.4−シクロヘキサンジカルボン酸のような脂環式ジカ
ルボン酸; テレフタル酸、イソフタル酸、7タル酸、
キシリレンジカルボン酸のような芳香族ジカルボン酸、 ジアミン類: エチレンシアミン、トリフチレンジアミ
ン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン
、ヘプタメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、
オクタノチレンジアミン、7ナノチレンジアミン、デカ
メチレンジアミン、ウンデカノチレンジアミン、ドデカ
メチレンジアミン、トリデカノチレンジアミン、ヘキサ
デカメチレンジアミン、オクタデカメチレンジアミン、
2.2.4−トリノチルヘキサメチレジノアミン、2.
2.4−トリメチルヘキサノチレンジアミンのような脂
肪族シアミン酸; シクロヘキサジアミン、ビス−(4
,4’アミノヘキンル)メタンのような脂環式ジアミン
、キシリレンノアミンのような芳香族ジアミン、 を例示することができる。 また、共押出しにより積層干るポリ7ミドは、目的に応
じて、各種の安定剤、顔料、染料、滑剤、ブロックング
防止削、あるいは他の熱可塑性樹脂が配合されたもので
あってもよい。 本発明の積層延伸フィルムは、従来公知の共押出法に上
って所定の層構成を有する未延伸積層シートをm*L、
この未延伸シートを、ロール延伸による一軸延伸法、テ
ンタ一方式逐次二輪延伸法、またはテンタ一方式同時二
輪延伸法、若しくはチューブラ一方式二輪延伸法等の従
来公知の方法により、−軸方向または二輪方向に延伸し
、必要に応じ更に熱固定することに上って製造できる。 −軸延伸の場合には、未延伸積層シートの温度条件は4
5〜100℃の範囲とし、延伸倍率は2〜8倍が好まし
く、2.5〜5倍が更に好ましい。 延伸倍率が2倍未満であると、延伸効果が不十分なため
フィルムの強度が劣り、8倍を超えると、延伸中にフィ
ルムが破断し易いので好ましくない。 テンタ一方式逐次二輪延伸の場合には、未延伸積層シー
トの温度条件を45〜70℃の範囲とし、ロール式縦延
伸機によって縦方向に2〜5倍に延伸し、次いで60〜
100℃の温度条件でテンター式横延伸機に上って横方
向に2〜5倍に延伸するのがよい、また、テンタ一方式
同時二輪延伸、チューブラ一方式二軸延伸の場合には、
未延伸積層シートの温度条件を60〜100℃の範囲と
し、縦方向横方向に2〜5倍に延伸するのがよい。 上記の積層延伸フィルムは、更にこれを熱固定(熱処理
)することによって、寸法安定性を付与することができ
る。熱処理温度は、130℃を下限とし原料樹脂組成物
の融点より釣5℃低い温度を上限とする条件範囲内から
適宜選択することができ、この熱処理温度の選択に上っ
て、得られる積層延伸フィルムに常温寸法安定性を付与
できると共に、所望の熱水収縮率を付与することができ
る。 この様にして得られる本発明の積層延伸フィルムは、繰
返し屈曲テスト(デルボッレックステスト)を実行して
も、ピンホールは殆ど発生せず、EVOH層の厚みを薄
くしても高度の酸素バリヤー性を発揮する。 [発明の効果] 本発明は、次のように特別に顕著な効果を奏し、その産
業上の利用価値は極めて大である。 (1)本発明に係る熱可塑性樹脂組成物は、溶融押出法
による成形時にデル等が発生せず、長時間にわたり安定
して成形に供し得る。 (2)本発明に係る熱可塑性樹脂延伸フィルムは、透明
性、強靭性等のW1械的性質に優れ、高い酸素〃スパリ
ャー性を有し、優れた耐屈曲ピンホール性を示す。 (3)本発明に係る積層延伸フィルムは、透明性、強靭
性等の8!械的性質に優れ、高い酸素がスバリャー性お
よび優れた耐屈曲ピンホール性を有する。 [実施例] 次に、実施例および比較例を苧げて、本発明の熱可塑性
樹脂組成物およびこれから得られる熱可塑性樹脂延伸フ
ィルム、積層延伸フィルムを更に具体的に説明する。 なお、以下の例において、熱可塑性樹脂組成物の連続加
工性、および延伸フィルム、積層延伸フィルムの酸素透
過率お上v it m凸ピンホール性は、次の方法によ
って評価した。 浬」4加=(牲−:  溶融押出し一延伸・熱固定の一
貫した工程において、押出機のトルクアップ、フィルム
表面の荒れやゲルの発生状況を観察し、異常なく連続生
産が可能な期間で評価した。 艷1表愈l:  モダンコントロール社製のオキシトラ
ン100型酸素透過率測定装置を用い、28℃、80%
RHの条件下における透過率(cc/1.241+rs
、 ate、)を測定して評価した。 耐  ピンホール : デルポフレックステスター(理
学工業(株)gJl、No、1型)を用い、米軍用規格
MIL−B−131Gに準拠した耐屈曲性テストを連続
して200回繰返した後、耐屈曲性テx)を)Iたサン
プルについて、ピンホールテスター(サンコー電子研究
所製、TRD型)により、IKVの電圧を印加してフィ
ルム発生したピンホールの数を計測して評価した。なお
、耐屈曲性テストは、3.5インチ直進中に440度回
板回転、更に2.5インチ直進させ、次に逆方向に直進
させて元の位置に戻すまでの工程を1回とし、この工程
を23℃、50%RHの条件下において連続して200
同繰返し実施したものである。 実施例1 エチレン含有率32モル%、ケン化度98モル%のEV
OH(クラレ社製、商品名工パールEP−F)とエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体に不飽和カルボン酸をグラフト
重合した変性ポリオレフィン(三菱化成社製、ノバテッ
クAX−133E)とを、97重量部:3重量部の割合
で混合した樹脂組成物をコートハンff−T−グイを備
えた65−φの押出機に供給し、220℃の温度条件で
溶融混練しつつシート状に押出し、このシート状溶融物
を25℃の温度条件に調節した冷却ローラーで急冷して
、厚さ約135μ嘗の未延伸シートを得た0次いで、こ
の未延伸シートを60℃に加熱昇温してロール式縦延伸
機により縦方向に3倍に延伸した後、テンタークリップ
でその両端部を把持して80℃に加熱昇温して横方向に
3倍に延伸し、得られた二輪延伸フィルムを更に160
℃の温度条件下にて4秒間の熱固定を行い、厚さ15μ
−のフィルムを製造した。 上記の条件で、連続して3週間のフィルム生産を行った
が、押出機のトルクアップ、フィルム表面の荒れやデル
の発生は全く認められなかった。 得られたフィルムの評価結果を、後記第1表に示す。 実施例2 65−φの押出fi3台を用い、共押出法により、エチ
レン&有率32モル%、ケン化度98モル%のEVOH
(クラレ社製、商品名工バールEP−F)とエチレン−
酢酸ビニル共重合体に不飽和カルボン酸をグラフト重合
した変性ポリオレフイン(三菱化成社製、/パテツクA
X−133E)とを97重を部:3重量部の割合で混合
した樹脂組成物上りなる厚さ45μ論の屑を中心層とし
、この層の両面にナイロン6(三菱化成社製、ノパミッ
ド1022)の夫々の厚さ45μ−の層を共押出しラミ
ネートした3M構成の、全体の厚さが135μ−の未延
伸積層シートを得た0次いで、この未延伸シートを50
℃に加熱外温してロール式縦延伸磯により縦方向に3倍
に延伸した後、テンタークリップでその両端部を把持し
て80℃に加熱昇温して横方向に3倍に延伸し、得られ
た二軸延伸フィルムを更に190℃の温度条件下にて4
秒間の熱固定を行い、厚さ15μ論の積層延伸フィルム
を製造した。 上記の条件で、連続して3週間のフィルム生産を行った
が、押出機のトルク77プ、フィルム表面の荒れやゲル
の発生は全く認められなかった。 得られたフィルムの評価結果を、後記第1表に示す。 比較例1 実施例1に記載の例において、同例において用いた変性
ポリオレフィン配合の原料樹脂を、エチレン含有率32
モル%、ケン化度98モル%のEVOH(クラレ社製、
商品名工バールEP−F)に変更したほかは同例におけ
ると同様にして、厚さ15μ−の延伸フィルムを製造し
た。 しかしながら、製造開始1週間後には、1■−φ大のゲ
ルの発生が多くなり、延伸工程でのフィルムの破断ち多
発するようになったので、この時、αで製造を中止した
。 得られたフィルムについての評価結果を、後記第1表に
示す。 比較例2〜3 次に示す2種類の市販EVOH二軸延伸フィルム(いず
れも、エチレン含有率は32モル%)について酸素透過
率および耐屈曲ピンホール性の評価を行った。その結果
を同じく後記第1表に示す6比較例2: エバールフイルムEF−XL、クラレ社製比較例3: エクシードフイルムEX−8、大倉工業社製第    
1    表 有すると共に、優れた耐屈曲ピンホール性を示す・(3
) 本発明の要件を満たさない樹脂組成物は、溶融押出
加工時の安定性が悪く、多量のゲル発生により押出機の
運転を阻害する。 (4)本発明に係る熱可塑性樹脂M/&物よりなる層の
両面にポリアミド層を共押出法によりm層した二軸延伸
フィルムは、高い酸素〃スバリャー性と優れた耐屈曲ピ
ンホール性を有する。 第1表より、次のことが明らかである。 (1)本発明に係る熱可塑性樹脂llLr&物は、フィ
ルム91造時におけるデル等の発生がなく、押出機のス
クリーンや成形グイを閉塞することがないので、溶融押
出しおよび延伸加工のロングラン性が極めて優れている

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物に、ポリ
    オレフィン類に不飽和カルボン酸類をグラフト重合した
    変性ポリオレフィンを0.3〜5重量%含有せしめてな
    ることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  2. (2)変性ポリオレフィンが、不飽和カルボン酸類含有
    率0.01〜5重量%の範囲である、請求項(1)記載
    の熱可塑性樹脂組成物。
  3. (3)請求項(1)若しくは(2)記載の熱可塑性樹脂
    組成物よりなり、少なくとも一軸方向に延伸されてなる
    ことを特徴とする熱可塑性樹脂延伸フィルム。
  4. (4)請求項(3)記載のフィルムであって、MIL−
    B−131Cに準拠した耐屈曲性テストにおけるピンホ
    ールの発生数が100個/m^2以下である、熱可塑性
    樹脂延伸フィルム。
  5. (5)請求項(1)若しくは(2)記載の熱可塑性樹脂
    組成物よりなる層の少なくとも片面に、共押出しによる
    ポリアミド層が積層されてなり、少なくとも一軸方向に
    延伸されてなることを特徴とする積層延伸フィルム。
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