JPH0368681B2 - - Google Patents
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- JPH0368681B2 JPH0368681B2 JP58028809A JP2880983A JPH0368681B2 JP H0368681 B2 JPH0368681 B2 JP H0368681B2 JP 58028809 A JP58028809 A JP 58028809A JP 2880983 A JP2880983 A JP 2880983A JP H0368681 B2 JPH0368681 B2 JP H0368681B2
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- JP
- Japan
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- plate
- arm
- memory
- pin
- teeth
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、シートバツクの傾斜角度を記憶する
装置を備えたリクライニング装置に関する。
装置を備えたリクライニング装置に関する。
一般に、自動車の座席に装備されるリクライニ
ング装置は、レリーブアームを操作してシートバ
ツクの傾斜角度を調整するようになつているが、
特に2ドア自動車においては、後部座席への乗降
を容易にするために、前記座席にはシートバツク
が前傾する方式のリクライニング装置が採用され
ている。ところが、この種リクライニング装置
は、前傾させたシートバツクを後退させると、リ
クライニング装置のロツク機構が自動的に作動
し、シートバツクが一定の傾斜角度に固定される
ため、前記座席の乗員は着座後にレリーズアーム
を操作してシートバツクの傾斜角度を再度調整し
なければならなかつた。
ング装置は、レリーブアームを操作してシートバ
ツクの傾斜角度を調整するようになつているが、
特に2ドア自動車においては、後部座席への乗降
を容易にするために、前記座席にはシートバツク
が前傾する方式のリクライニング装置が採用され
ている。ところが、この種リクライニング装置
は、前傾させたシートバツクを後退させると、リ
クライニング装置のロツク機構が自動的に作動
し、シートバツクが一定の傾斜角度に固定される
ため、前記座席の乗員は着座後にレリーズアーム
を操作してシートバツクの傾斜角度を再度調整し
なければならなかつた。
そこで、前傾させたシートバツクを後方に回動
させるだけで前傾前に設定された傾斜角度の位置
にシートバツクが自動的に固定されるように、記
憶装置を有するリクライニング装置が開発され
た。しかしながら、斯かる従来の記憶装置付リク
ライニング装置においてはメモリーレバーの調整
操作が面倒であると共に、シートバツクを記憶位
置より前方ではロツクできない欠点を有してい
る。又、この欠点を除去した従来装置もあるが、
後者の従来装置においては、メモリーレバーがシ
ートバツク側に設けられていて、シートバツクの
移動に従い同じように移動するため、シートサイ
ドガーニツシユの切欠が大きくなり、見栄えも悪
いという欠点がある。
させるだけで前傾前に設定された傾斜角度の位置
にシートバツクが自動的に固定されるように、記
憶装置を有するリクライニング装置が開発され
た。しかしながら、斯かる従来の記憶装置付リク
ライニング装置においてはメモリーレバーの調整
操作が面倒であると共に、シートバツクを記憶位
置より前方ではロツクできない欠点を有してい
る。又、この欠点を除去した従来装置もあるが、
後者の従来装置においては、メモリーレバーがシ
ートバツク側に設けられていて、シートバツクの
移動に従い同じように移動するため、シートサイ
ドガーニツシユの切欠が大きくなり、見栄えも悪
いという欠点がある。
本発明はこのような実情に鑑みなされたもの
で、その目的は、メモリーレバーの調整操作を簡
単に行えるようにすると共に、シートバツクを記
憶位置より前方でもロツクし得るようにし、更に
メモリーレバーをシートバツクの移動に追従しな
いようにして、シートサイドガーニツシユの切欠
を小さくし、見栄えをもよくするようにしたリク
ライニング装置を提供することにある。
で、その目的は、メモリーレバーの調整操作を簡
単に行えるようにすると共に、シートバツクを記
憶位置より前方でもロツクし得るようにし、更に
メモリーレバーをシートバツクの移動に追従しな
いようにして、シートサイドガーニツシユの切欠
を小さくし、見栄えをもよくするようにしたリク
ライニング装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のリクライニング装
置は、シートクツシヨン側に固設されるロアアー
ムとシートバツク側に固設されるアツパアームと
を回動可能にヒンジピンで連結し、前記アツパア
ームには、歯先円の中心が前記ヒンジピンの中心
軸上に位置するようにラチエツト板を固着し、該
ラチエツト板の歯部に外方から係脱するポールを
前記ロアアームに枢着すると共に、該ポールにピ
ンを突設し該ピンを前記ロアアームに枢着された
アームプレートのカム溝に挿入し、該アームプレ
ートをレリーズアームで回動させ、ポールの係脱
操作を行うリクライニング装置において、所定方
向への回動力が付勢された状態で前記ヒンジピン
に支承され、一端の外周部には前記ラチエツト板
の歯部を遮蔽するフランジが設けられ、他端には
前記ヒンジピンを中心とする円弧溝又はピンが設
けられた第1メモリープレートと、該第1メモリ
ープレートより弱い回動力で該第1メモリープレ
ートとは反対方向に回動付勢された状態で前記ヒ
ンジピンに支承され、一端の扇状の外周部には、
前記ラチエツト板の歯部に係脱する突起が前記ラ
チエツト板の歯部から離脱する方向に付勢された
状態で設けられ、他端には、前記第1メモリプレ
ートに設けたピンが遊嵌する前記ヒンジピンを中
心とする円弧溝又は前記第1メモリプレートに設
けた前記円弧溝に遊嵌するピンが設けられた第2
メモリープレートと、前記アツパアームの下端前
部に設けられ、前記シートバツクの前倒し時に前
記アームプレートを押接し、前記ポールを第1メ
モリープレートのフランジの外面より外側まで移
動させる凸部と、前記ロアアームに枢着されたメ
モリーレバーと、該メモリーレバーに取り付けら
れ、前記第2メモリープレートの一端の扇状の外
周部に摺接し、前記突起を前記ラチエツト板側に
押圧して、前記突起を前記ラチエツト板の歯部に
係合させるセツトカムと、該セツトカムを前記突
起と前記ラチエツト板の歯部とが係合する方向に
付勢するスプリングと、を設けたことを特徴とす
るものである。
置は、シートクツシヨン側に固設されるロアアー
ムとシートバツク側に固設されるアツパアームと
を回動可能にヒンジピンで連結し、前記アツパア
ームには、歯先円の中心が前記ヒンジピンの中心
軸上に位置するようにラチエツト板を固着し、該
ラチエツト板の歯部に外方から係脱するポールを
前記ロアアームに枢着すると共に、該ポールにピ
ンを突設し該ピンを前記ロアアームに枢着された
アームプレートのカム溝に挿入し、該アームプレ
ートをレリーズアームで回動させ、ポールの係脱
操作を行うリクライニング装置において、所定方
向への回動力が付勢された状態で前記ヒンジピン
に支承され、一端の外周部には前記ラチエツト板
の歯部を遮蔽するフランジが設けられ、他端には
前記ヒンジピンを中心とする円弧溝又はピンが設
けられた第1メモリープレートと、該第1メモリ
ープレートより弱い回動力で該第1メモリープレ
ートとは反対方向に回動付勢された状態で前記ヒ
ンジピンに支承され、一端の扇状の外周部には、
前記ラチエツト板の歯部に係脱する突起が前記ラ
チエツト板の歯部から離脱する方向に付勢された
状態で設けられ、他端には、前記第1メモリプレ
ートに設けたピンが遊嵌する前記ヒンジピンを中
心とする円弧溝又は前記第1メモリプレートに設
けた前記円弧溝に遊嵌するピンが設けられた第2
メモリープレートと、前記アツパアームの下端前
部に設けられ、前記シートバツクの前倒し時に前
記アームプレートを押接し、前記ポールを第1メ
モリープレートのフランジの外面より外側まで移
動させる凸部と、前記ロアアームに枢着されたメ
モリーレバーと、該メモリーレバーに取り付けら
れ、前記第2メモリープレートの一端の扇状の外
周部に摺接し、前記突起を前記ラチエツト板側に
押圧して、前記突起を前記ラチエツト板の歯部に
係合させるセツトカムと、該セツトカムを前記突
起と前記ラチエツト板の歯部とが係合する方向に
付勢するスプリングと、を設けたことを特徴とす
るものである。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
第1図において、1はシートクツシヨン側に固
設されるロアアーム、2はシートバツク側に固設
されるアツパアームで、該アツパアーム2はロア
アーム1にヒンジピン3を介し前後方向に回動可
能に枢着されている。4は扇状に形成されたラチ
エツト板であり、外周部には歯部5が刻設され、
前記ヒンジピン3と同一中心でアツパアーム2に
一体に固設されている。6は前記ラチエツト板4
の歯部5に外方から係合する歯部を備えたポール
であり、歯部5に対し係脱し得るようロアアーム
1にピン7にて枢着されている。8は前記ポール
6を係脱操作するためのレリーズアームであり、
ヒンジピン9によつて回動可能に支持され、テン
シヨンスプリング33によつて常に反時計方向に
付勢されている。このレリーズアーム8とポール
6との連繋構造は、ピン9に軸支され且つスプリ
ング35で反時計方向に付勢されたアームプレー
ト10にピン36を突設し、該ピン36をレリー
ズアーム8の長穴8aに遊嵌すると共に、ポール
6に突設したガイドピン12をアームプレート1
0のカム溝11内に挿入し、レリーズアーム8の
時計方向の回動によつてポール6をロツク解除方
向に回動できるようになつている。13はレリー
ズアーム8に固着したカムであり、ポール6がラ
チエツト板4の歯部5に噛合したロツク状態を保
持すべくポール6の背面を押圧するものである。
尚、レリーズアーム8によるロツク解除時にポー
ル6の移動量を一定範囲内におさえるように、ロ
アアーム1にはピン(或いは切起し)等からなる
ストツパ14が設けてある。
設されるロアアーム、2はシートバツク側に固設
されるアツパアームで、該アツパアーム2はロア
アーム1にヒンジピン3を介し前後方向に回動可
能に枢着されている。4は扇状に形成されたラチ
エツト板であり、外周部には歯部5が刻設され、
前記ヒンジピン3と同一中心でアツパアーム2に
一体に固設されている。6は前記ラチエツト板4
の歯部5に外方から係合する歯部を備えたポール
であり、歯部5に対し係脱し得るようロアアーム
1にピン7にて枢着されている。8は前記ポール
6を係脱操作するためのレリーズアームであり、
ヒンジピン9によつて回動可能に支持され、テン
シヨンスプリング33によつて常に反時計方向に
付勢されている。このレリーズアーム8とポール
6との連繋構造は、ピン9に軸支され且つスプリ
ング35で反時計方向に付勢されたアームプレー
ト10にピン36を突設し、該ピン36をレリー
ズアーム8の長穴8aに遊嵌すると共に、ポール
6に突設したガイドピン12をアームプレート1
0のカム溝11内に挿入し、レリーズアーム8の
時計方向の回動によつてポール6をロツク解除方
向に回動できるようになつている。13はレリー
ズアーム8に固着したカムであり、ポール6がラ
チエツト板4の歯部5に噛合したロツク状態を保
持すべくポール6の背面を押圧するものである。
尚、レリーズアーム8によるロツク解除時にポー
ル6の移動量を一定範囲内におさえるように、ロ
アアーム1にはピン(或いは切起し)等からなる
ストツパ14が設けてある。
15は中間部を前記ヒンジピン3に枢着し、ア
ツパアーム2との間に張設したテンシヨンスプリ
ング16によつて常に反時計方向への回動力を付
勢させた第1メモリープレートで、先端外周部に
ラチエツト板4の歯部5を遮蔽するようにフラン
ジ17が形成され、該フランジ17の回動付勢側
端部がポール6の歯部側先端部に当接することに
よりその回動が規制されるようになつている。又
18はシートバツクの前倒し時に、アームプレー
ト10の先端に形成した突出部19を押接し、ア
ームプレート10を時計方向に回動させて、ポー
ル6がフランジ17を乗り越えられるようにする
ため、アツパアーム2の下端前部に設けた凸部で
ある。20は楕円孔21によつて回転可能並びに
ヒンジピン3の軸心に対し直交する方向に進退移
動可能に軸承した第2メモリープレートであり、
前記テンシヨンスプリング16より弱い引張力で
アツパアーム21との間に張設されたテンシヨン
スプリング22により常に時計方向への回動力を
付勢させていると共に、扇状の外周部にはラチエ
ツト板4の歯部5の一部を遮蔽するフランジ23
が形成されており、且つ該フランジ23の内面部
には歯部5に係脱する突起24が設けられてい
る。又、第2メモリープレート20の楕円孔21
の近傍には、前記突起24を常に歯部5から離脱
する方向に付勢する板ばね25がヒンジピン3に
対し接設されており、更に第2メモリープレート
20には、第1メモリープレート15のヒンジピ
ン3を中心とした円弧溝30内を遊嵌するピン3
1が突設されている。26はロアアーム1に軸2
7により取付けたメモリーレバーで、ロアアーム
1との間に張設したテンシヨンスプリング28に
より常に時計方向への回動力を付勢させている。
29は該メモリーレバー26と一体回動し得るよ
うに軸27に枢着したセツトカムで、そのカム面
は、スプリング28の力により第2メモリープレ
ート20のフランジ23外面を板ばね25の力に
抗して押圧し、突起24を歯部5に係合させ、こ
の係合力によつて第2メモリープレート20の回
動を規制するようになつている。尚、32はサブ
プレートである。
ツパアーム2との間に張設したテンシヨンスプリ
ング16によつて常に反時計方向への回動力を付
勢させた第1メモリープレートで、先端外周部に
ラチエツト板4の歯部5を遮蔽するようにフラン
ジ17が形成され、該フランジ17の回動付勢側
端部がポール6の歯部側先端部に当接することに
よりその回動が規制されるようになつている。又
18はシートバツクの前倒し時に、アームプレー
ト10の先端に形成した突出部19を押接し、ア
ームプレート10を時計方向に回動させて、ポー
ル6がフランジ17を乗り越えられるようにする
ため、アツパアーム2の下端前部に設けた凸部で
ある。20は楕円孔21によつて回転可能並びに
ヒンジピン3の軸心に対し直交する方向に進退移
動可能に軸承した第2メモリープレートであり、
前記テンシヨンスプリング16より弱い引張力で
アツパアーム21との間に張設されたテンシヨン
スプリング22により常に時計方向への回動力を
付勢させていると共に、扇状の外周部にはラチエ
ツト板4の歯部5の一部を遮蔽するフランジ23
が形成されており、且つ該フランジ23の内面部
には歯部5に係脱する突起24が設けられてい
る。又、第2メモリープレート20の楕円孔21
の近傍には、前記突起24を常に歯部5から離脱
する方向に付勢する板ばね25がヒンジピン3に
対し接設されており、更に第2メモリープレート
20には、第1メモリープレート15のヒンジピ
ン3を中心とした円弧溝30内を遊嵌するピン3
1が突設されている。26はロアアーム1に軸2
7により取付けたメモリーレバーで、ロアアーム
1との間に張設したテンシヨンスプリング28に
より常に時計方向への回動力を付勢させている。
29は該メモリーレバー26と一体回動し得るよ
うに軸27に枢着したセツトカムで、そのカム面
は、スプリング28の力により第2メモリープレ
ート20のフランジ23外面を板ばね25の力に
抗して押圧し、突起24を歯部5に係合させ、こ
の係合力によつて第2メモリープレート20の回
動を規制するようになつている。尚、32はサブ
プレートである。
次に、前記構成としたリクライニング装置の作
動を説明する。
動を説明する。
シートバツク即ちアツパアーム2の前後方向の
傾斜角度の調整は、従来と同様に、ポール6がラ
チエツト板4の歯部5に係合しているロツク状態
から、レリーズアーム8を時計方向に回動するこ
とにより、アームプレート10のカム溝11とガ
イドピン12の協働作用でポール6を反時計方向
に回動し、歯部5との噛合を解除することによつ
て行える。
傾斜角度の調整は、従来と同様に、ポール6がラ
チエツト板4の歯部5に係合しているロツク状態
から、レリーズアーム8を時計方向に回動するこ
とにより、アームプレート10のカム溝11とガ
イドピン12の協働作用でポール6を反時計方向
に回動し、歯部5との噛合を解除することによつ
て行える。
シートバツクの位置を記憶する場合には、上記
したリクライニング角度調整操作によりシートバ
ツクを最適位置にセツトした後に、まずメモリー
レバー26を上方に引上げる。すると、該メモリ
ーレバー26と一体に配置されたセツトカム29
のカム面が第2メモリープレート20のフランジ
23から離れるため、第2メモリープレート20
は板ばね25の力によつてヒンジピン3の軸心と
直交する方向に移動し、更にこの移動によつて、
フランジ23内面の突起24が歯部5から離脱す
るので第2メモリープレート20は回動自由とな
り、テンシヨンスプリング22の力によつて時計
方向へのトルクが作用する。一方、第1メモリー
プレート15は、テンシヨンスプリング22より
強いテンシヨンスプリング16の力によつて反時
計方向へ回動するため、該第1メモリープレート
15の円弧溝30の端面にピン31が係合して、
第2メモリープレート20も反時計方向に回動す
ることになる。そして第1メモリープレート15
におけるフランジ17の回動側端部がポール6の
先端部に衝突した時点でこれらの回動が停止す
る。この状態でメモリーレバー26から手を離す
と、テンシヨンスプリング28の力によりメモリ
ーレバー26及びセツトカム29は時計方向に回
動するので、セツトカム29のカム面が第2メモ
リープレート20のフランジ23の外面を押圧
し、突起24を歯部5に係合して第2メモリープ
レート20を固定状態とする。従つてこの位置が
記憶される。尚、レリーズアーム8によるリクラ
イニング角度調整時にはポール6の反時計方向へ
の移動量が小さいので(ストツパ14の存在によ
る)、ポール6の歯部が第1メモリープレート1
5のフランジ17を乗り越えることはない。
したリクライニング角度調整操作によりシートバ
ツクを最適位置にセツトした後に、まずメモリー
レバー26を上方に引上げる。すると、該メモリ
ーレバー26と一体に配置されたセツトカム29
のカム面が第2メモリープレート20のフランジ
23から離れるため、第2メモリープレート20
は板ばね25の力によつてヒンジピン3の軸心と
直交する方向に移動し、更にこの移動によつて、
フランジ23内面の突起24が歯部5から離脱す
るので第2メモリープレート20は回動自由とな
り、テンシヨンスプリング22の力によつて時計
方向へのトルクが作用する。一方、第1メモリー
プレート15は、テンシヨンスプリング22より
強いテンシヨンスプリング16の力によつて反時
計方向へ回動するため、該第1メモリープレート
15の円弧溝30の端面にピン31が係合して、
第2メモリープレート20も反時計方向に回動す
ることになる。そして第1メモリープレート15
におけるフランジ17の回動側端部がポール6の
先端部に衝突した時点でこれらの回動が停止す
る。この状態でメモリーレバー26から手を離す
と、テンシヨンスプリング28の力によりメモリ
ーレバー26及びセツトカム29は時計方向に回
動するので、セツトカム29のカム面が第2メモ
リープレート20のフランジ23の外面を押圧
し、突起24を歯部5に係合して第2メモリープ
レート20を固定状態とする。従つてこの位置が
記憶される。尚、レリーズアーム8によるリクラ
イニング角度調整時にはポール6の反時計方向へ
の移動量が小さいので(ストツパ14の存在によ
る)、ポール6の歯部が第1メモリープレート1
5のフランジ17を乗り越えることはない。
前記したようにシートバツクの位置を記憶した
後に、レリーズアーム8を操作してシートバツク
を記憶位置より前方へ傾斜調整する場合、第2メ
モリープレート20は、フランジ23内面の突起
24がラチエツト板4の歯部5と係合しているた
め、セツトカム29と摺動しながらアツパアーム
2と共に反時計方向へ回動するが、第1メモリー
プレート15は、フランジ17がポール6の先端
部に当接しているため、反時計方向への回動が規
制され、アツパアーム2に対し相対的に時計方向
へ回動する。従つて、シートバツクを任意の位置
に前傾させ得る。しかも、第2メモリープレート
20の存在のため、記憶位置は保持される。
後に、レリーズアーム8を操作してシートバツク
を記憶位置より前方へ傾斜調整する場合、第2メ
モリープレート20は、フランジ23内面の突起
24がラチエツト板4の歯部5と係合しているた
め、セツトカム29と摺動しながらアツパアーム
2と共に反時計方向へ回動するが、第1メモリー
プレート15は、フランジ17がポール6の先端
部に当接しているため、反時計方向への回動が規
制され、アツパアーム2に対し相対的に時計方向
へ回動する。従つて、シートバツクを任意の位置
に前傾させ得る。しかも、第2メモリープレート
20の存在のため、記憶位置は保持される。
又、シートバツクを記憶位置より後方へ傾斜調
整する場合、第2メモリープレート20のピン3
1と第1メモリープレート15の円弧溝30端と
の係合により第1メモリープレート15は反時計
方向への回動を規制されているため、記憶位置を
保持したまま、ポール6をラチエツト板4の任意
の位置にロツクし得る。
整する場合、第2メモリープレート20のピン3
1と第1メモリープレート15の円弧溝30端と
の係合により第1メモリープレート15は反時計
方向への回動を規制されているため、記憶位置を
保持したまま、ポール6をラチエツト板4の任意
の位置にロツクし得る。
更に、シートバツクを前倒しさせると、アツパ
アーム2に設けられた凸部18がアームプレート
10の突出部19を押接し、アームプレート10
を時計方向に大きく回動させる(長穴8aの存在
のため可能)ので、ポール6も大きく変位し第2
メモリープレート15のフランジ17を乗り越え
る。従つて、シートバツク前倒し前に記憶位置よ
り前方でロツクされている場合は、第1メモリー
プレート15の円限溝30がピン31に対しフリ
ーの状態となるので、第1メモリープレート15
はスプリング16の力により、記憶されたピン3
1の位置まで反時計方向に回動する。即ち、第1
メモリープレート15が記憶位置に復帰する。
アーム2に設けられた凸部18がアームプレート
10の突出部19を押接し、アームプレート10
を時計方向に大きく回動させる(長穴8aの存在
のため可能)ので、ポール6も大きく変位し第2
メモリープレート15のフランジ17を乗り越え
る。従つて、シートバツク前倒し前に記憶位置よ
り前方でロツクされている場合は、第1メモリー
プレート15の円限溝30がピン31に対しフリ
ーの状態となるので、第1メモリープレート15
はスプリング16の力により、記憶されたピン3
1の位置まで反時計方向に回動する。即ち、第1
メモリープレート15が記憶位置に復帰する。
この状態からシートバツクを引き起すと、ポー
ル6は、レリーズアーム8に設けられたカム溝1
1及びガイドピン12の作用によりラチエツト板
4に係合しようとするが(スプリング33の力に
よる)、ポール6は第1メモリープレート15の
フランジ17の外面に当接している間は係合する
ことができない。而して、第1メモリープレート
15のフランジ17の外面とポール6とが摺接し
ながら相対的に移動し、記憶位置にきた時に、ポ
ール6がフランジ17から滑り落ちて記憶位置に
ロツクされる。
ル6は、レリーズアーム8に設けられたカム溝1
1及びガイドピン12の作用によりラチエツト板
4に係合しようとするが(スプリング33の力に
よる)、ポール6は第1メモリープレート15の
フランジ17の外面に当接している間は係合する
ことができない。而して、第1メモリープレート
15のフランジ17の外面とポール6とが摺接し
ながら相対的に移動し、記憶位置にきた時に、ポ
ール6がフランジ17から滑り落ちて記憶位置に
ロツクされる。
第2図及び第3図は、何れも前記実施例におけ
る第2メモリープレート20のロツク部の他の例
を示すもので、第2図の場合には、板ばね25の
代わりに断面L字状の板ばね25aを用い、これ
を第2メモリープレート20の一部を形成するよ
うにリベツト34等により固定し、板ばね25a
の反発力を利用してセツトカム29によりロツク
又はロツクオフするようにしたものであり、第3
図の場合には、板ばね25の代わりに板ばね25
bを用い、これを第2メモリープレート20の一
部を形成するようにリベツト34等により固定
し、高低を設けたセツトカム29aを板ばね25
bの側部に接するように配置して、板ばね25b
に設けた突起24でラチエツト4にロツク又はロ
ツクオフさせるようにしたものであり、これらの
方式としても、前記実施例と同等の作用効果を奏
し得る。尚、上記実施例では、円弧溝30を第1
メモリープレート15に設け、ピン31を第2メ
モリープレート20に設けたが、円弧溝30を第
2メモリープレート20に設け、ピン31を第1
メモリープレート15に設けてもよい。
る第2メモリープレート20のロツク部の他の例
を示すもので、第2図の場合には、板ばね25の
代わりに断面L字状の板ばね25aを用い、これ
を第2メモリープレート20の一部を形成するよ
うにリベツト34等により固定し、板ばね25a
の反発力を利用してセツトカム29によりロツク
又はロツクオフするようにしたものであり、第3
図の場合には、板ばね25の代わりに板ばね25
bを用い、これを第2メモリープレート20の一
部を形成するようにリベツト34等により固定
し、高低を設けたセツトカム29aを板ばね25
bの側部に接するように配置して、板ばね25b
に設けた突起24でラチエツト4にロツク又はロ
ツクオフさせるようにしたものであり、これらの
方式としても、前記実施例と同等の作用効果を奏
し得る。尚、上記実施例では、円弧溝30を第1
メモリープレート15に設け、ピン31を第2メ
モリープレート20に設けたが、円弧溝30を第
2メモリープレート20に設け、ピン31を第1
メモリープレート15に設けてもよい。
以上説明したように本発明のリクライニング装
置によれば、 (i) シートバツクの最適位置の記憶を、メモリー
レバーの簡単な操作にて行うことができる。
置によれば、 (i) シートバツクの最適位置の記憶を、メモリー
レバーの簡単な操作にて行うことができる。
(ii) シートバツクの位置を記憶した後でもシート
バツクの位置を任意の位置にロツクできるの
で、通常の乗員以外の者が使用する場合でも、
記憶位置を解除することなく自由な位置にロツ
クすることができる。
バツクの位置を任意の位置にロツクできるの
で、通常の乗員以外の者が使用する場合でも、
記憶位置を解除することなく自由な位置にロツ
クすることができる。
(iii) 第2メモリープレートの一端に扇状の外周部
を設け、ここにセツトカムを摺接し、扇状の外
周部の突起をラチエツト板側に押圧してラチエ
ツト板の歯部に係合させる構成により、メモリ
ーレバーをロアアーム側に設けることができる
ようになつたので、シートサイドガーニツシユ
の切欠が少なくて済み、見栄えが良くなる。
を設け、ここにセツトカムを摺接し、扇状の外
周部の突起をラチエツト板側に押圧してラチエ
ツト板の歯部に係合させる構成により、メモリ
ーレバーをロアアーム側に設けることができる
ようになつたので、シートサイドガーニツシユ
の切欠が少なくて済み、見栄えが良くなる。
等の優れた効果を得ることができる。
第1図は本発明の記憶装置付リクライニング装
置の全体を示す概略正面図、第2図は本発明の他
の実施例を示す部分図で、イは正面図、ロは切断
側面図、第3図は本発明の更に他の実施例を示す
切断側面図である。 1…ロアアーム、2…アツパアーム、3…ヒン
ジピン、4…ラチエツト板、5…歯部、6…ポー
ル、8…レリーズアーム、15…第1メモリープ
レート、16,22,28…テンシヨンスプリン
グ、17,23…フランジ、18…凸部、20…
第2メモリープレート、21…楕円孔、24…突
起、25…板ばね、26…メモリーレバー、29
…セツトカム、30…円弧溝、31…ピン。
置の全体を示す概略正面図、第2図は本発明の他
の実施例を示す部分図で、イは正面図、ロは切断
側面図、第3図は本発明の更に他の実施例を示す
切断側面図である。 1…ロアアーム、2…アツパアーム、3…ヒン
ジピン、4…ラチエツト板、5…歯部、6…ポー
ル、8…レリーズアーム、15…第1メモリープ
レート、16,22,28…テンシヨンスプリン
グ、17,23…フランジ、18…凸部、20…
第2メモリープレート、21…楕円孔、24…突
起、25…板ばね、26…メモリーレバー、29
…セツトカム、30…円弧溝、31…ピン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シートクツシヨン側に固設されるロアアーム
とシートバツク側に固設されるアツパアームとを
回動可能にヒンジピンで連結し、前記アツパアー
ムには、歯先円の中心が前記ヒンジピンの中心軸
上に位置するようにラチエツト板を固着し、該ラ
チエツト板の歯部に外方から係脱するポールを前
記ロアアームに枢着すると共に、該ポールにピン
を突設し該ピンを前記ロアアームに枢着されたア
ームプレートのカム溝に挿入し、該アームプレー
トをレリーズアームで回動させ、ポールの係脱操
作を行うリクライニング装置において、 所定方向への回動力が付勢された状態で前記ヒ
ンジピンに支承され、一端の外周部には前記ラチ
エツト板の歯部を遮蔽するフランジが設けられ、
他端には前記ヒンジピンを中心とする円弧溝又は
ピンが設けられた第1メモリープレートと、 該第1メモリープレートより弱い回動力で該第
1メモリープレートとは反対方向に回動付勢され
た状態で前記ヒンジピンに支承され、一端の扇状
の外周部には、前記ラチエツト板の歯部に係脱す
る突起が前記ラチエツト板の歯部から離脱する方
向に付勢された状態で設けられ、他端には、前記
第1メモリプレートに設けたピンが遊嵌する前記
ヒンジピンを中心とする円弧溝又は前記第1メモ
リプレートに設けた前記円弧溝に遊嵌するピンが
設けられた第2メモリープレートと、 前記アツパアームの下端前部に設けられ、前記
シートバツクの前倒し時に前記アームプレートを
押接し、前記ポールを第1メモリープレートのフ
ランジの外面より外側まで移動させる凸部と、 前記ロアアームに枢着されたメモリーレバー
と、 該メモリーレバーに取り付けられ、前記第2メ
モリープレートの一端の扇状の外周部に摺接し、
前記突起を前記ラチエツト板側に押圧して、前記
突起を前記ラチエツト板の歯部に係合させるセツ
トカムと、 該セツトカムを前記突起と前記ラチエツト板の
歯部とが係合する方向に付勢するスプリングと、
を設けたことを特徴とするリクライニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2880983A JPS59155214A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | リクライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2880983A JPS59155214A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | リクライニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59155214A JPS59155214A (ja) | 1984-09-04 |
| JPH0368681B2 true JPH0368681B2 (ja) | 1991-10-29 |
Family
ID=12258740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2880983A Granted JPS59155214A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | リクライニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59155214A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0737549Y2 (ja) * | 1988-12-12 | 1995-08-30 | アラコ株式会社 | リクライニングシート |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5829408A (ja) * | 1981-08-13 | 1983-02-21 | デルタ工業株式会社 | 自動車用シ−トのリクライニング装置 |
-
1983
- 1983-02-22 JP JP2880983A patent/JPS59155214A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59155214A (ja) | 1984-09-04 |
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