JPH0368729A - 高温で耐摩耗性にすぐれた銅基焼結合金 - Google Patents
高温で耐摩耗性にすぐれた銅基焼結合金Info
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- JPH0368729A JPH0368729A JP20251489A JP20251489A JPH0368729A JP H0368729 A JPH0368729 A JP H0368729A JP 20251489 A JP20251489 A JP 20251489A JP 20251489 A JP20251489 A JP 20251489A JP H0368729 A JPH0368729 A JP H0368729A
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- alloy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、常温から高温までのいずれの状況下におい
てもすぐれた耐摩耗性を有する銅基焼結合金、特に高温
下での耐摩耗性にすぐれた銅基焼結合金に関するもので
あり、内燃機関のガイドブツシュ、ターボチャージャー
の軸受などとして用いるに適した銅基焼結合金に関する
ものである。
てもすぐれた耐摩耗性を有する銅基焼結合金、特に高温
下での耐摩耗性にすぐれた銅基焼結合金に関するもので
あり、内燃機関のガイドブツシュ、ターボチャージャー
の軸受などとして用いるに適した銅基焼結合金に関する
ものである。
従来、上記各種部材の製造に、重量%で(以下%は、重
量%を示す。 ) 、Cu 28%Zn−6%AIの
代表組成を有する銅基溶製合金または鉄系焼結合金など
が用いられており、特に上記ガイドブツシュには鉄系焼
結合金が用いられていた。
量%を示す。 ) 、Cu 28%Zn−6%AIの
代表組成を有する銅基溶製合金または鉄系焼結合金など
が用いられており、特に上記ガイドブツシュには鉄系焼
結合金が用いられていた。
しかし、上記の従来のI基溶製合金および鉄系焼結合金
は、比較的低温から高温にわたって使用した場合、高温
下において、焼付きが発生し、耐摩耗性に問題があった
。
は、比較的低温から高温にわたって使用した場合、高温
下において、焼付きが発生し、耐摩耗性に問題があった
。
最近の、内燃機関は、高出力化にともない、従来よりも
摺動部が一層高温に曝らされる。そのため、常温での耐
摩耗性は勿論のこと、高温下においても焼付きが発生せ
ずかつ耐摩耗性にすぐれた銅基合金の開発が強く望まれ
て↓)た。
摺動部が一層高温に曝らされる。そのため、常温での耐
摩耗性は勿論のこと、高温下においても焼付きが発生せ
ずかつ耐摩耗性にすぐれた銅基合金の開発が強く望まれ
て↓)た。
そこで、本発明者らは、上述のような観点から、−段と
すぐれた耐焼付き性および耐摩耗性を有する銅基焼結合
金を開発すべく研究を行った結果、Sn:1〜5%、 Mn:0.1〜3%、 Si:0.1〜2%、 酸素: 0.01〜0.5%、 を含有し、さらに必要に応じて、 (a) Cr、 Mo、およびWのうち1種または2
種以上二0.1〜2%、 (b) Fe、 Ni、およびCoのうち1種または
2種以上=0.1〜3%、 (e) An :0.1〜0.3%、以上(a)〜(
C)のうちのいずれか1種または2種以上を含有し、残
りがCuおよび不可避不純物からなる組成、並びに素地
中に微細な酸化物および金属間化合物が均一に分散しか
つ空孔が容量率で0.5〜10%分布した組織を有する
銅基焼結合金は、常温および高温における耐摩耗性が向
上し、さらに素地中に微細な酸化物および空孔が存在す
ることにより高温下での耐焼付き性が向上するという知
見を得たのである。
すぐれた耐焼付き性および耐摩耗性を有する銅基焼結合
金を開発すべく研究を行った結果、Sn:1〜5%、 Mn:0.1〜3%、 Si:0.1〜2%、 酸素: 0.01〜0.5%、 を含有し、さらに必要に応じて、 (a) Cr、 Mo、およびWのうち1種または2
種以上二0.1〜2%、 (b) Fe、 Ni、およびCoのうち1種または
2種以上=0.1〜3%、 (e) An :0.1〜0.3%、以上(a)〜(
C)のうちのいずれか1種または2種以上を含有し、残
りがCuおよび不可避不純物からなる組成、並びに素地
中に微細な酸化物および金属間化合物が均一に分散しか
つ空孔が容量率で0.5〜10%分布した組織を有する
銅基焼結合金は、常温および高温における耐摩耗性が向
上し、さらに素地中に微細な酸化物および空孔が存在す
ることにより高温下での耐焼付き性が向上するという知
見を得たのである。
この発明は、かかる知見にもとづいてなされたものであ
って、この発明の銅基焼結合金は、上記組成によって、
素地中に、1〜40μの粒度範囲内に分布した酸化物が
0.1〜7%の面積率で均一分散し、かつ同じく1〜2
5−の粒度範囲内に分布した金属間化合物が1〜8%の
面積率で均一分散し、さらに、1〜40μの粒度範囲内
の空孔が0.5〜10容量%の均一分布した組織を持ち
、これら酸化物と金属間化合物が素地中に存在すること
によって常温および高温での耐摩耗性が著しく向上し、
これら酸化物と空孔が素地中に存在することによって高
温下での耐焼付き性が著しく向上するものである。
って、この発明の銅基焼結合金は、上記組成によって、
素地中に、1〜40μの粒度範囲内に分布した酸化物が
0.1〜7%の面積率で均一分散し、かつ同じく1〜2
5−の粒度範囲内に分布した金属間化合物が1〜8%の
面積率で均一分散し、さらに、1〜40μの粒度範囲内
の空孔が0.5〜10容量%の均一分布した組織を持ち
、これら酸化物と金属間化合物が素地中に存在すること
によって常温および高温での耐摩耗性が著しく向上し、
これら酸化物と空孔が素地中に存在することによって高
温下での耐焼付き性が著しく向上するものである。
つぎに、この発明の銅基焼結合金の成分組成および空孔
を上記のごとく限定した理由について説明する。
を上記のごとく限定した理由について説明する。
(a)、空孔
空孔は、摺動面に分布し、特に高温下での耐焼付き性を
改善する作用を有するが、0.5容量%未満ではその効
果が得られず、一方、10容量%より多く分布すると強
度が低下するのみでなく、熱伝導度が低下することによ
り逆に耐熱性が悪くなり、高温下での耐焼付き性が低下
し、また耐摩耗性も低下するので好ましくない。
改善する作用を有するが、0.5容量%未満ではその効
果が得られず、一方、10容量%より多く分布すると強
度が低下するのみでなく、熱伝導度が低下することによ
り逆に耐熱性が悪くなり、高温下での耐焼付き性が低下
し、また耐摩耗性も低下するので好ましくない。
したがって、空孔の分布量は、0.5〜10容量%に定
めた。
めた。
(b)、 5n
Snは、Cuと共に素地を形威し、素地の強化と耐凝着
性を向上させる効果があるが、1%未満では所望の効果
がなく、一方、5%を越えて含有すると、靭性が低下す
るとともに耐熱性の劣化にともなう耐焼付き性が低下す
るようになる。
性を向上させる効果があるが、1%未満では所望の効果
がなく、一方、5%を越えて含有すると、靭性が低下す
るとともに耐熱性の劣化にともなう耐焼付き性が低下す
るようになる。
したがって、Snの含有量は、1〜5%に定めた。
(c)、MnおよびSi
これらの成分は、お互いに結合して素地中に微細に分散
する金属間化合物を形成して耐摩耗性、耐焼付き性およ
び強度を向上する作用を有し、さらにW、Mo、または
Crとも結合して硬くて微細な金属間化合物を形成する
ほか、酸素とも結合して複酸化物を形成し、より一層耐
摩耗性および耐焼付き性を改善する作用を有するが、こ
れらの成分は、それぞれ0.1%未満ではその効果がな
く、一方、Mnは3%を、Siは2%をそれぞれ越えて
含有すると逆に耐焼付き性が低下し相手攻撃性が増すの
で好ましくない。
する金属間化合物を形成して耐摩耗性、耐焼付き性およ
び強度を向上する作用を有し、さらにW、Mo、または
Crとも結合して硬くて微細な金属間化合物を形成する
ほか、酸素とも結合して複酸化物を形成し、より一層耐
摩耗性および耐焼付き性を改善する作用を有するが、こ
れらの成分は、それぞれ0.1%未満ではその効果がな
く、一方、Mnは3%を、Siは2%をそれぞれ越えて
含有すると逆に耐焼付き性が低下し相手攻撃性が増すの
で好ましくない。
したがって、Mnの含有量は0.1〜3%、Siの含有
量は、0.1〜2%にそれぞれ定めた。
量は、0.1〜2%にそれぞれ定めた。
(d)、酸素
酸素は、Cu、 Mn、およびSi、並びに必要に応じ
て含有されるAl、W、Mo、およびCrと結合して、
素地中に均一微細に分散する酸化物を形成し、常温およ
び高温での耐摩耗性を向上させ、特に耐焼付き性および
高温下での耐摩耗性を向上させる作用を有するが、0.
01%未満では効果がなく、一方、0.5%を越えて含
有すると、酸化物の粒径が40−を越えて粗大化するば
かりでなく、面積率で7%を越えて多くなりすぎ、合金
の強度および靭性を低下させるほか、相手攻撃性を増し
、好ましくない。
て含有されるAl、W、Mo、およびCrと結合して、
素地中に均一微細に分散する酸化物を形成し、常温およ
び高温での耐摩耗性を向上させ、特に耐焼付き性および
高温下での耐摩耗性を向上させる作用を有するが、0.
01%未満では効果がなく、一方、0.5%を越えて含
有すると、酸化物の粒径が40−を越えて粗大化するば
かりでなく、面積率で7%を越えて多くなりすぎ、合金
の強度および靭性を低下させるほか、相手攻撃性を増し
、好ましくない。
したがって、酸素の含有量は、0.O1〜0.5%に定
めた。
めた。
(e)、 W、 Mo 、およびCr
これらの成分は、いずれも素地中に分散して強度を向上
させ、さらにSiおよび必要に応じて添加されるFe、
Nf、およびCoと結合して、微細な金属間化合物を
形成し、また酸素とも結合して微細な酸化物を形成し、
耐摩耗性を向上させるとともに耐焼付き性を向上させる
作用があるが、その含有量が0.1%未満では、所望の
効果が得られず、一方、その含有量が2%を越えて含有
すると靭性が低下するので好ましくない。
させ、さらにSiおよび必要に応じて添加されるFe、
Nf、およびCoと結合して、微細な金属間化合物を
形成し、また酸素とも結合して微細な酸化物を形成し、
耐摩耗性を向上させるとともに耐焼付き性を向上させる
作用があるが、その含有量が0.1%未満では、所望の
効果が得られず、一方、その含有量が2%を越えて含有
すると靭性が低下するので好ましくない。
したがって、W、Mo、 およびCrの含有量は、0
.1〜2%に定めた。
.1〜2%に定めた。
(f’)、 Fe 、 Nl 、およびC。
これらの成分は、いずれも素地中に分散して合金の強度
および靭性を向上させるとともに、Cu並びに必要に応
じて含有されるAfl、W、Mo。
および靭性を向上させるとともに、Cu並びに必要に応
じて含有されるAfl、W、Mo。
およびCrと結合して、素地中に分散する微細な金属間
化合物を形成し、耐摩耗性を向上させるとともに耐焼付
き性を向上させる効果もあるが、その含有量が0,1%
未満では、所望の効果が得られず、一方、その含有量が
3%を越えて含有すると靭性が低下するようになるので
好ましくない。
化合物を形成し、耐摩耗性を向上させるとともに耐焼付
き性を向上させる効果もあるが、その含有量が0,1%
未満では、所望の効果が得られず、一方、その含有量が
3%を越えて含有すると靭性が低下するようになるので
好ましくない。
したがって、Fe、Ni、およびCoの含有量は、0.
1〜3%に定めた。
1〜3%に定めた。
(g)、 AI
ANは、酸素と結合して酸化物を形成し、耐摩耗性およ
び高温下での耐焼付き性を向上させる作用があるが、そ
の含有量が0.1%未満では、所望の効果が得られず、
一方、その含有量が0.3%を越えて含有すると酸化物
の粗大化および酸化物量の増加により靭性が低下し、さ
らに相手攻撃性が増大するようになるので好ましくない
。
び高温下での耐焼付き性を向上させる作用があるが、そ
の含有量が0.1%未満では、所望の効果が得られず、
一方、その含有量が0.3%を越えて含有すると酸化物
の粗大化および酸化物量の増加により靭性が低下し、さ
らに相手攻撃性が増大するようになるので好ましくない
。
したがって、AIIの含有量は、0.1〜0.3%に定
めた。
めた。
なお、この発明の銅基焼結合金は、不可避不純物として
P、Mg、Zn、およびpbを含有する場合があるが、
その含有量が合計で1.5%以下であれば、合金特性が
何等損なわれるものでないので、その含有量を許容でき
る。
P、Mg、Zn、およびpbを含有する場合があるが、
その含有量が合計で1.5%以下であれば、合金特性が
何等損なわれるものでないので、その含有量を許容でき
る。
つぎに、この発明の銅基焼結合金を実施例により具体的
に説明する。
に説明する。
原料粉末として、いずれも200mesh以下の、Cu
−3%Sn合金粉末、Cu−9%Sn合金粉末、Cu粉
末、Sn粉末、11粉末、S+粉末、Mo粉末、W粉末
、Cr粉末、Fe粉末、Ni粉末、およびCo粉末を用
意し、これら原料粉末を配合し、V型ミキサーで3時間
粉砕混合したのち、5〜7ton/c−の範囲内の所定
の圧力で圧粉体にプレス成型し、露点:0℃〜−30℃
の水素ガス中、600〜850℃の範囲内の所定の温度
で1時間保持の条件で焼結し、ついで空孔量をコントロ
ールするために、必要に応じて300〜500℃の範囲
内の所定の温度に1分間保持後、再加圧を行うことによ
り、 圧壊荷重測定用として、外径;70關、内径=63關、
厚さ:12mmの寸法を有し、第1表に示される組成を
有するリングからなる本発明Cu基焼結合金1〜44、
および比較Cu基焼結合金1〜15を、また、 摩耗測定用として、直径: 10mtss高さ:30關
の寸法を有する丸棒および外径:12關、内径:61!
11%長さ: 45mmの寸法を有するパイプからなる
本発明Cu基焼結合金1〜44、および比較Cu基焼結
合金1〜15を、それぞれ製造した。
−3%Sn合金粉末、Cu−9%Sn合金粉末、Cu粉
末、Sn粉末、11粉末、S+粉末、Mo粉末、W粉末
、Cr粉末、Fe粉末、Ni粉末、およびCo粉末を用
意し、これら原料粉末を配合し、V型ミキサーで3時間
粉砕混合したのち、5〜7ton/c−の範囲内の所定
の圧力で圧粉体にプレス成型し、露点:0℃〜−30℃
の水素ガス中、600〜850℃の範囲内の所定の温度
で1時間保持の条件で焼結し、ついで空孔量をコントロ
ールするために、必要に応じて300〜500℃の範囲
内の所定の温度に1分間保持後、再加圧を行うことによ
り、 圧壊荷重測定用として、外径;70關、内径=63關、
厚さ:12mmの寸法を有し、第1表に示される組成を
有するリングからなる本発明Cu基焼結合金1〜44、
および比較Cu基焼結合金1〜15を、また、 摩耗測定用として、直径: 10mtss高さ:30關
の寸法を有する丸棒および外径:12關、内径:61!
11%長さ: 45mmの寸法を有するパイプからなる
本発明Cu基焼結合金1〜44、および比較Cu基焼結
合金1〜15を、それぞれ製造した。
さらに、通常の溶解法により溶解し鋳造して上記寸法の
リング、丸棒およびパイプからなる従来Cu基基型製合
金製造した。
リング、丸棒およびパイプからなる従来Cu基基型製合
金製造した。
なお、本発明Cu基焼結合金1〜44は、いずれも素地
中に微細な酸化物および金属間化合物が均一に分散した
組織をもつものであった。
中に微細な酸化物および金属間化合物が均一に分散した
組織をもつものであった。
また、比較Cu基焼結合金1〜15は、いずれも構成成
分のうちのいずれかの成分含有量または空孔含有量(第
1表に※印を付したもの)がこの発明の範囲から外れた
ものである。
分のうちのいずれかの成分含有量または空孔含有量(第
1表に※印を付したもの)がこの発明の範囲から外れた
ものである。
つぎに、この結果得られた各種のCu基焼結合金につい
て、強度および靭性を評価する目的で上記リングを三分
割し、その1つを試料として常温下の圧壊荷重を測定し
、その結果を第1表に示すとともにさらに高温下での耐
摩耗性を評価する目的で下記の摩耗試験を行った。
て、強度および靭性を評価する目的で上記リングを三分
割し、その1つを試料として常温下の圧壊荷重を測定し
、その結果を第1表に示すとともにさらに高温下での耐
摩耗性を評価する目的で下記の摩耗試験を行った。
摩耗試験 1
上記直径: 10mm、高さ: 30mmの寸法を有す
る丸棒を加工して直径:1.5amのビンを作製し、さ
らに相手材としてクロムメツキしたSUH材製ディスク
を用意し、上記ディスクの裏側よりバーナーにてディス
クを510℃に加熱しながら周速:1.8m/seeで
回転せしめ、一方、上記ビンを押し付荷型:7kgで上
記ディスクに押付け、5W−30オイルを滴下しながら
摺動距M:L5−を摺動せしめ、相手材に対する高温で
の同期特性を評価する目的でビンオンディスク摩擦摩耗
試験を行い、トルクメーターにより発生トルクの変化か
ら焼付き発生の有無の調査を行い、これらの結果を第1
表に示した。
る丸棒を加工して直径:1.5amのビンを作製し、さ
らに相手材としてクロムメツキしたSUH材製ディスク
を用意し、上記ディスクの裏側よりバーナーにてディス
クを510℃に加熱しながら周速:1.8m/seeで
回転せしめ、一方、上記ビンを押し付荷型:7kgで上
記ディスクに押付け、5W−30オイルを滴下しながら
摺動距M:L5−を摺動せしめ、相手材に対する高温で
の同期特性を評価する目的でビンオンディスク摩擦摩耗
試験を行い、トルクメーターにより発生トルクの変化か
ら焼付き発生の有無の調査を行い、これらの結果を第1
表に示した。
摩耗試験 ■
上記外径:12mm、内径=6關、長さ:45關の寸法
を有するパイプからなる各種本発明Cu基焼結合金、比
較Cu基焼結合金および従来Cu基基型製合金それぞれ
加工して外径、1111%内径二6.2關、長さ: 4
5mmの寸法を有するパイプからなる各種本発明Cu基
焼結合金、比較Cu基焼結合金および従来Cu基基型製
合金らなる試料を製造し、一方、相手材としてSUH材
を塩浴窒化処理した直径:6.1+am、長さ: 15
0+amの丸棒を用意した。
を有するパイプからなる各種本発明Cu基焼結合金、比
較Cu基焼結合金および従来Cu基基型製合金それぞれ
加工して外径、1111%内径二6.2關、長さ: 4
5mmの寸法を有するパイプからなる各種本発明Cu基
焼結合金、比較Cu基焼結合金および従来Cu基基型製
合金らなる試料を製造し、一方、相手材としてSUH材
を塩浴窒化処理した直径:6.1+am、長さ: 15
0+amの丸棒を用意した。
上記相手材である丸棒を上記試料であるパイプ孔に挿入
し、相手材である丸棒の片端部をバーナーで加熱しつつ
片端部雰囲気温度を440℃とし、上記試料を相手材に
押付荷重:5kgで押付け、5W−30オイルを滴下し
ながら、上記相手材である丸棒を上記試料であるパイプ
孔の軸方向にストローク摺動距M : 12+am、
4000ストロ一ク/分で30分間摺動の条件で摩耗試
験を行い、摩耗量を測定し、さらに焼付きの有無および
相手材の表面状態を観察し、それらの結果を第1表に示
した。
し、相手材である丸棒の片端部をバーナーで加熱しつつ
片端部雰囲気温度を440℃とし、上記試料を相手材に
押付荷重:5kgで押付け、5W−30オイルを滴下し
ながら、上記相手材である丸棒を上記試料であるパイプ
孔の軸方向にストローク摺動距M : 12+am、
4000ストロ一ク/分で30分間摺動の条件で摩耗試
験を行い、摩耗量を測定し、さらに焼付きの有無および
相手材の表面状態を観察し、それらの結果を第1表に示
した。
なお、相手材の表面状態は、表面に全くキズのないもの
に○、一部焼付きキズのあるものにΔ、摩耗キズのある
ものに×を付して区別した。
に○、一部焼付きキズのあるものにΔ、摩耗キズのある
ものに×を付して区別した。
第1表に示される結果から、本発明Cu基焼結合金1〜
44は、いずれも従来Cu基溶製合金に比べて、−段と
すぐれた耐摩耗性および耐焼付き性をもち、また比較C
u基焼結合金1〜15に見られるように、構成成分およ
び空孔のうちいずれかでもこの発明の範囲から外れると
、高温下での耐摩耗性、耐焼付き性もしくは相手攻撃性
、または常温下での強度および靭性のうち少なくともい
ずれかの性質が劣ったものとなることが明らかである。
44は、いずれも従来Cu基溶製合金に比べて、−段と
すぐれた耐摩耗性および耐焼付き性をもち、また比較C
u基焼結合金1〜15に見られるように、構成成分およ
び空孔のうちいずれかでもこの発明の範囲から外れると
、高温下での耐摩耗性、耐焼付き性もしくは相手攻撃性
、または常温下での強度および靭性のうち少なくともい
ずれかの性質が劣ったものとなることが明らかである。
上述のように、この発明のCu基焼結合金は、高温下で
の耐摩耗性および同期特性を有するので、高出力化に伴
う高温度にさらされる各種機器の構造部材として十分に
対応することができ、実用に際しては、すぐれた性能を
長期にわたって発揮することにより工業上すぐれた効果
をもたらすものである。
の耐摩耗性および同期特性を有するので、高出力化に伴
う高温度にさらされる各種機器の構造部材として十分に
対応することができ、実用に際しては、すぐれた性能を
長期にわたって発揮することにより工業上すぐれた効果
をもたらすものである。
Claims (8)
- (1)Sn:1〜5%、 Mn:0.1〜3%、 Si:0.1〜2%、 酸素:0.01〜0.5%、 を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなる組成
(以上重量%)、並びに素地中に微細な酸化物および金
属間化合物が均一に分散しかつ空孔が0.5〜10容量
%分布した組織を有することを特徴とする高温で耐摩耗
性にすぐれた銅基焼結合金。 - (2)Sn:1〜5%、 Mn:0.1〜3%、 Si:0.1〜2%、 酸素:0.01〜0.5%、 を含有し、さらに、 Cr、Mo、およびWのうち1種または2種以上:0.
1〜2%、 を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなる組成
(以上重量%)、並びに素地中に微細な酸化物および金
属間化合物が均一に分散しかつ空孔が0.5〜10容量
%分布した組織を有することを特徴とする高温で耐摩耗
性にすぐれた銅基焼結合金。 - (3)Sn:1〜5%、 Mn:0.1〜3%、 Si:0.1〜2%、 酸素:0.01〜0.5%、 を含有し、さらに、 Fe、Ni、およびCoのうち1種または2種以上:0
.1〜3%、 を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなる組成
(以上重量%)、並びに素地中に微細な酸化物および金
属間化合物が均一に分散しかつ空孔が0.5〜10容量
%分布した組織を有することを特徴とする高温で耐摩耗
性にすぐれた銅基焼結合金。 - (4)Sn:1〜5%、 Mn:0.1〜3%、 Si:0.1〜2%、 酸素:0.01〜0.5%、 を含有し、さらに、 Al:0.1〜0.3%、 を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなる組成
(以上重量%)、並びに素地中に微細な酸化物および金
属間化合物が均一に分散しかつ空孔が0.5〜10容量
%分布した組織を有することを特徴とする高温で耐摩耗
性にすぐれた銅基焼結合金。 - (5)Sn:1〜5%、 Mn:0.1〜3%、 Si:0.1〜2%、 酸素:0.01〜0.5%、 を含有し、さらに、 Cr、Mo、およびWのうち1種または2種以上:0.
1〜2%、 Fe、Ni、およびCoのうち1種または2種以上:0
.1〜3%、 を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなる組成
(以上重量%)、並びに素地中に微細な酸化物および金
属間化合物が均一に分散しかつ空孔が0.5〜10容量
%分布した組織を有することを特徴とする高温で耐摩耗
性にすぐれた銅基焼結合金。 - (6)Sn:1〜5%、 Mn:0.1〜3%、 Si:0.1〜2%、 酸素:0.01〜0.5%、 を含有し、さらに、 Cr、Mo、およびWのうち1種または2種以上:0.
1〜2%、 Al:0.1〜0.3%、 を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなる組成
(以上重量%)、並びに素地中に微細な酸化物および金
属間化合物が均一に分散しかつ空孔が0.5〜10容量
%分布した組織を有することを特徴とする高温で耐摩耗
性にすぐれた銅基焼結合金。 - (7)Sn:1〜5%、 Mn:0.1〜3%、 Si:0.1〜2%、 酸素:0.01〜0.5%、 を含有し、さらに、 Fe、Ni、およびCoのうち1種または2種以上:0
.1〜3%、 Al:0.1〜0.3%、 を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなる組成
(以上重量%)、並びに素地中に微細な酸化物および金
属間化合物が均一に分散しかつ空孔が0.5〜10容量
%分布した組織を有することを特徴とする高温で耐摩耗
性にすぐれた銅基焼結合金。 - (8)Sn:1〜5%、 Mn:0.1〜3%、 Si:0.1〜2%、 酸素:0.01〜0.5%、 を含有し、さらに、 Cr、Mo、およびWのうち1種または2種以上:0.
1〜2%、 Fe、Ni、およびCoのうち1種または2種以上:0
.1〜3%、 Al:0.1〜0.3%、 を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなる組成
(以上重量%)、並びに素地中に微細な酸化物および金
属間化合物が均一に分散しかつ空孔が0.5〜10容量
%分布した組織を有することを特徴とする高温で耐摩耗
性にすぐれた銅基焼結合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20251489A JP2697171B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 高温で耐摩耗性にすぐれた銅基焼結合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20251489A JP2697171B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 高温で耐摩耗性にすぐれた銅基焼結合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0368729A true JPH0368729A (ja) | 1991-03-25 |
| JP2697171B2 JP2697171B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=16458751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20251489A Expired - Lifetime JP2697171B2 (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 高温で耐摩耗性にすぐれた銅基焼結合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2697171B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003033751A1 (en) * | 2001-10-16 | 2003-04-24 | International Non-Toxic Composites Corp. | Composite material containing tungsten and bronze |
| US7666246B2 (en) | 2005-09-13 | 2010-02-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Particle dispersion copper alloy and method for producing the same |
| CN120700326A (zh) * | 2025-06-19 | 2025-09-26 | 大连交通大学 | 一种CuMnC复合材料、热压烧结制备方法及其应用 |
-
1989
- 1989-08-04 JP JP20251489A patent/JP2697171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003033751A1 (en) * | 2001-10-16 | 2003-04-24 | International Non-Toxic Composites Corp. | Composite material containing tungsten and bronze |
| US7232473B2 (en) | 2001-10-16 | 2007-06-19 | International Non-Toxic Composite | Composite material containing tungsten and bronze |
| US7666246B2 (en) | 2005-09-13 | 2010-02-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Particle dispersion copper alloy and method for producing the same |
| US7811511B2 (en) | 2005-09-13 | 2010-10-12 | Hondo Motor Co., Ltd. | Particle dispersion copper alloy and method for producing the same |
| CN120700326A (zh) * | 2025-06-19 | 2025-09-26 | 大连交通大学 | 一种CuMnC复合材料、热压烧结制备方法及其应用 |
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| Publication number | Publication date |
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