JPH036932Y2 - - Google Patents

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JPH036932Y2
JPH036932Y2 JP18533385U JP18533385U JPH036932Y2 JP H036932 Y2 JPH036932 Y2 JP H036932Y2 JP 18533385 U JP18533385 U JP 18533385U JP 18533385 U JP18533385 U JP 18533385U JP H036932 Y2 JPH036932 Y2 JP H036932Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、壁面等の取付け面に対して取り付け
るための第1板部と、第1板部から折曲連設され
た看板等を取り付けるための第2板部とから成る
看板等の取付け具に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の取付け具は、第14図に示すよ
うに板材を折曲加工してなる第1板部a及び第2
板部bの双方が長方形、台形等の単なる四角形
(図面上は長方形を示す。)に形成されていた。従
つて、第1板部aの先端a′及び第2板部bの先端
b′が直線状であり、第1,2板部a,bの折曲げ
線上の所定位置Qと各先端a′,b′の線分上の各点
の距離D1とD2およびD3とD4が相違していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の取付け具においては、第1板部a及び第
2板部bがいずれも上記構造の四角形であるた
め、当該取付け具を用いて、両側面が非平行な形
状の看板(例えば、台形の看板、アルフアベツト
やその他の文字、図案の形に形成された看板)等
を、下見板や横貼りサイデイングによつて仕上げ
られた壁面のように、多数の斜面がジグザグ状に
連続した取付け面に取り付ける場合、これらの看
板等をねじれ(鉛直面に対する歪み)のない状態
に取り付けることが非常に困難であつた。
即ち、第1板部aが四角形であるため、第15
図イに示すように、基準線c(横貼りサイデイン
グによつて仕上げられた壁面の場合、各横貼りサ
イデイングの下端面部が水平な基準線となる。)
に対する第2板部bの角度Θ(これは第2板部b
に取り付けられる看板等の側面の角度に合わせて
設定される。)が変わると、第1板部aの中心位
置と基準線cとの間の距離xが変化し、そのた
め、第15図ロに示すように、第1板部aの中心
位置が傾斜した壁面dに沿つて上下に変位し、第
2板部bの先端位置の高さ(水平方向での出入り
寸法)が変化Δhすることになる。
従つて、上記の取付け具を使用して、両側面の
非平行な看板等を傾斜した壁面dに、当該看板等
が第2板部bの先端で支持される状態に取り付け
る場合、各取付け具の基準線cからの距離(壁面
dに対する第1板部aの取付け位置)を個別的に
適切に設定しないと、つまり看板等の一側面を取
り付ける取付け具と他側面を取り付ける取付け具
とでは、第2板部bの角度が違い、第2板部b先
端の水平方向での出入り寸法が違うので、両側の
取付け具の壁面dに対する取付け位置を壁面dの
傾斜方向に沿つて上下に適当にずらせないと、第
2板部bの先端位置の高さ(水平方向での出入り
寸法)が一定にならず、その結果、第2板部bの
先端で支持される看板等の高さ(水平方向での出
入り寸法)が各取付け具の位置ごとに区々とな
り、看板等がねじれた状態に取り付けられること
になるのである。
勿論、予め、各取付け具における第2板部bの
先端位置の高さ(水平方向での出入り寸法)が一
定となるように、各第1板部aの基準線からの距
離を個別的に正確に選定して、その位置に取付け
具を取り付けておき、これに看板等を取り付けれ
ば、上記のようなねじれ(鉛直面に対する歪み)
が生じないのであるが、各々の取付け具について
各第2板部bの先端位置の高さ(水平方向での出
入り寸法)が一定となるように、各第1板部aの
基準線からの距離を個別的に正確に選定して、そ
の位置に取付け具を取り付けることは実際上、極
めて困難な作業となるのであり、非常に施工性が
悪いのである。
本考案は、従来例の上記欠点を解消できる看板
等の取付け具を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、冒頭
に記した看板等の取付け具において、前記第1板
部の先端を第1,2板部の折曲部上の所定位置を
中心とする円弧状に形成すると共に、前記第2板
部の先端を前記所定位置と同一位置を中心とする
円弧状に形成したことを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成によれば、基準線に対する第2板部
の角度が変化しても、第1板部の先端の円弧状部
分を基準線に合わせることによつて、前記所定位
置(第1板部の円弧状部分の中心)の基準線から
の距離が一定となる。また第2板部の先端が、第
1板部の円弧状部分と中心を同じくする円弧状で
あり、前記所定位置からの高さが円弧状部分のど
の位置においても一定であるから、取付け面が傾
斜している条件下において、基準線に対する第2
板部の角度が変わつても、第2板部の先端の高さ
は殆ど変化しない。
従つて、例えば、両側面が非平行な看板等を傾
斜した取付け面に取り付ける場合、第1板部の先
端円弧状部分を基準線に合わせ、且つ第2板部の
先端の円弧状部分に看板等の裏面を当てつけるこ
とにより、看板等は略一定の高さに規定されるこ
とになる。
また第2板部の先端が円弧状であるが故に、取
付け面の傾斜角度が変化しても、この取付け具を
使用することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図イ,ロは、本考案に係る取付
け具Aを使用して、看板Bを横貼りサイデイング
Cによつて形成された取付け面Sに取り付けた状
態を示す。第4図は前記取付け具Aの斜視図、第
5図と第6図は作用の説明図である。
前記取付け具Aは、鋼板等の金属板の折曲加工
によつて製造されたもので、取付け面Sに対して
取り付けるための第1板部1と、第1板部1から
垂直に折曲連設された看板等を取り付けるための
第2板部2とから構成されている。第1板部1の
先端1′は、第4図に示すように、第1板部1と
第2板部2との折曲部上に設定された所定位置P
を中心とする半径r1の円弧状に形成されている。
第2板部2の先端2′は、第4図に示すように、
前記所定位置Pを中心とする半径r2の円弧状に形
成されている。第2板部2の両側縁には夫々切欠
き2aが形成されている。また第1板部1及び第
2板部2には、夫々1個又はそれ以上の貫通孔3
が形成されている。
上記の取付け具Aは、例えば第3図に示すよう
に、第1板部1を取付け面Sにビス4で固定し、
第2板部2に看板Bを、その側面に形成されたフ
ランジ5が第2板部2に面接触し、且つ看板B裏
面が第2板部2の先端2′に当接した状態にビス
4で取り付けるものである。この場合、取付け具
Aは、第3図イに示すように、第1板部1がフラ
ンジ5よりも内側に位置するように取り付けるこ
とが外観上、望ましいのであるが、第3図ロに示
すように第1板部1がフランジ5の外側に来るよ
うに取り付けてもよい。前記切欠き2aは第2板
部2をできるだけ細くして目立たないようにする
役目と、第2板部2の側縁が横貼りサイデイング
Cの傾斜面部と下端面部との稜線に当たらないよ
うにする役目を果たしている。
ところで、上記の取付け具Aにおいては、第1
板部の先端1′が円弧状であるため、第5図に示
すように、この円弧状の先端1′を基準線(横貼
りサイデイングCの下端面部)cに合わせれば、
第2板部2の基準線cに対する角度がどのように
変化しても、前記所定位置Pの基準線cからの距
離(半径r1)は一定となる。また第2板部2の先
端2′が前記所定位置Pを中心とする円弧状であ
るため、基準線cに対する第2板部2の角度がど
のように変化しても、この先端2′の高さ((水平
方向での出入り寸法)は殆ど変化しない。例え
ば、第6図に実線で示すように、第2板部2が基
準線cに対して垂直に位置する状態と、同図に仮
想線で示すように第2板部2が基準線cと平行に
位置する状態とを比較しても、第2板部先端2′
の高さ(水平方向での出入り寸法)の変化Δhは
微小であり、横貼りサイデイングCの施工誤差の
範囲に吸収されてしまうので、実用上、無視する
ことができる。
従つて、複数個の取付け具Aを使用して、看板
Bを取付け面Sに取り付ける場合、第1図に示し
たように、看板Bの形状が両側面のフランジ5の
一方だけが傾斜しているような台形状であつて
も、第1板部1の先端1′を基準線cに合わせさ
えすれば、取付け面Sからの高さを略一定にした
ねじれのない状態に取り付けることができる。
尚、取付け具Aを予め取付け面Sに取り付け、
これに看板Bを取り付けることによつて、第1図
や第3図イに示したように、第1板部1がフラン
ジ5の内側に隠れた状態に取り付けることができ
るのであるが、第3図ロに示したように、第1板
部1がフランジ5よりも外側に出た状態に取り付
ける場合であれば、各取付け具Aを看板Bのフラ
ンジ5の所定位置に予め取り付けておき、これを
取付け面Sに取り付けてもよい。この場合でも、
第1板部1の円弧状先端1′を基準線cに当てさ
えすれば、看板Bは鉛直面に対する歪みのない状
態に取り付けられることになる。
第7図乃至第10図は各々本考案の別の実施例
を示す。
第7図の実施例は、第2板部2の側縁全長にわ
たる切欠き2aを形成した点に特徴がある。
第8図の実施例は、円弧の中心となる所定位置
Pを含む位置に、第1板部1と第2板部2とにわ
たる補強リブ6を膨出成型した点に特徴がある。
補強リブ6の裏面側は補強リブ6の膨出成型によ
つて溝状の空間部となつており、円弧の中心であ
る前記所定位置Pは、この空間部内(空間部の両
側にある折曲げ線の仮想延長線上)にある。
第9図の実施例は、第2板部の先端2′に補強
用のフランジ部2′aを設けた点に特徴がある。
第10図の実施例は、第2板部2の先端2′に
第1板部1の半径r1よりも幅広のフランジ部2′
aを設け、さらにこのフランジ部2′aの先端か
ら前記第2板部2と平行な垂下板部2′bを設け
て、第11図イに示すように、第2板部2に看板
Bのフランジ5を取り付ける状態と、第11図ロ
に示すように前記垂下板部2′bにフランジ5を
取り付ける状態とに使い分け可能に構成した点に
特徴がある。この実施例によれば、フランジ5の
基準線cに対する角度如何にかかわらず、常に第
1板部1をフランジ5よりも内側に配置すること
が可能である。7は看板Bを固定するボルト・ナ
ツトであるが、ボルト・ナツト7に代えてビスを
使用してもよい。
第12図は本考案の別の実施例を示す取付け具
Aの正面図である。この実施例は、第1板部1に
対して第2板部2が一側方へ変位している点に特
徴がある。
尚、上記各実施例においては、いずれも第1板
部1と第2板部2とが直角であるが、本考案は上
記の実施例に限られるものではなく、例えば、第
13図に示すように、第1板部1と第2板部2と
を看板Bの側面のフランジ5に対応して直角以外
の角度に折曲連設してもよい。また、上記各実施
例においては、いずれも取付け具Aが金属製であ
るが、看板Bの材質、固定手段等の如何によつて
は、前記取付け具Aを合成樹脂の射出成型等によ
つて製造してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は上述した構成よりなるため次の効果を
奏し得るのである。
即ち、前記第1板部の先端を第1,2板部の折
曲部上の所定位置を中心とする円弧状に形成して
あるため、基準線に対する第2板部の角度が変化
しても、第1板部の先端の円弧状部分を基準線に
合わせることによつて、前記所定位置(第1板部
の円弧状部分の中心)の基準線からの距離が一定
となる。また第2板部の先端が、第1板部の円弧
状部分と中心を同じくする円弧状であり、前記所
定位置からの高さが円弧状部分のどの位置におい
ても一定であるから、基準線に対する第2板部の
角度が変わつても、第2板部の先端の高さは殆ど
変化しない。
従つて、複数個の取付け具を使用して、両側面
が非平行な形状の看板を、下見板や横貼りサイデ
イングよりなる取付け面に取り付ける場合でも、
第1板部の先端を基準線となる下見板の下端面部
や横貼りサイデイングの下端面部に当てつけるだ
けで、看板を高さが略一定したねじれ(鉛直面に
対する歪み)のない状態に容易に取り付けること
ができる。
また第2板部の先端が円弧状であるが故に、取
付け面の傾斜角度が変化しても、この取付け具を
使用することができ、汎用性が大きくて経済的で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、
第1図は本考案に係る取付け具を使用して看板を
横貼りサイデイングよりなる取付け面に取り付け
た状態を示す斜視図、第2図は同上要部縦断側面
図、第3図イ,ロは取付け具と取付け面及び看板
との取付け手段と、取付具と看板との位置関係を
説明するための要部の横断面図、第4図は取付け
具の斜視図、第5図と第6図は作用の説明図であ
る。第7図乃至第10図は各々本考案の別の実施
例を示す取付け具の斜視図である。第11図イ,
ロは第10図に示した取付け具の作用の説明図で
ある。第12図は本考案の別の実施例を示す取付
け具の正面図、第13図は本考案の別の実施例を
示す要部の横断面図である。第14図と第15図
イ,ロは従来例の説明図である。 A……取付け具、P……所定位置、1……第1
板部、2……第2板部、1′,2′……先端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付け面に対して取付けるための第1板部と、
    第1板部から折曲連設された看板等を取り付ける
    ための第2板部とから成る看板等の取付け具にお
    いて、前記第1板部の先端を第1,2板部の折曲
    部上の所定位置を中心とする円弧状に形成すると
    共に、前記第2板部の先端を前記所定位置と同一
    位置を中心とする円弧状に形成したことを特徴と
    する看板等の取付け具。
JP18533385U 1985-11-30 1985-11-30 Expired JPH036932Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18533385U JPH036932Y2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30

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JP18533385U JPH036932Y2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30

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JPS6294375U JPS6294375U (ja) 1987-06-16
JPH036932Y2 true JPH036932Y2 (ja) 1991-02-21

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ID=31133861

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JPS6294375U (ja) 1987-06-16

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