JPH0369514B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0369514B2 JPH0369514B2 JP57165757A JP16575782A JPH0369514B2 JP H0369514 B2 JPH0369514 B2 JP H0369514B2 JP 57165757 A JP57165757 A JP 57165757A JP 16575782 A JP16575782 A JP 16575782A JP H0369514 B2 JPH0369514 B2 JP H0369514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction tank
- alcohol
- mash
- fermentation
- concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
Landscapes
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルコールの製造法に関し、とくにア
ルコール生産能を有する微生物を固定化してなる
固定化微生物(以下固定化酵母という)を含有す
る第1反応槽に、上記微生物の培養に適する培地
を連続的または間けつ的に供給することによつ
て、アルコール発酵を行なう工程からなるアルコ
ールの製造法に関する。この種の方法は公知であ
つて、通常60−80%のアルコール生産収率で安定
に操業することができる。しかし、生産収率をた
とえば80−100%に高めると、生成されるアルコ
ール濃度の上昇と共に、たとえば固定化酵母の活
性が低下し、増殖が阻止され、時には一部の酵母
が死滅することもあるので、アルコール生産収率
の安定な上昇には限度がある。すなわち、従来の
回分法では、たとえば廃糖蜜を原料とすると、ア
ルコール生産濃度13−14%程度で安定した生産を
維持できるのに対して、公知の固定化酵母を用い
る方法では、安定した生産を維持できるアルコー
ル濃度の上限は約11%程度であるといわれてい
る。この場合、固定化酵母から離れて、もろみ液
中に流出する生菌数は約106−108個/mlで、この
数は、回分法のもろみ液中に見出される生菌数と
ほぼ同等である。
ルコール生産能を有する微生物を固定化してなる
固定化微生物(以下固定化酵母という)を含有す
る第1反応槽に、上記微生物の培養に適する培地
を連続的または間けつ的に供給することによつ
て、アルコール発酵を行なう工程からなるアルコ
ールの製造法に関する。この種の方法は公知であ
つて、通常60−80%のアルコール生産収率で安定
に操業することができる。しかし、生産収率をた
とえば80−100%に高めると、生成されるアルコ
ール濃度の上昇と共に、たとえば固定化酵母の活
性が低下し、増殖が阻止され、時には一部の酵母
が死滅することもあるので、アルコール生産収率
の安定な上昇には限度がある。すなわち、従来の
回分法では、たとえば廃糖蜜を原料とすると、ア
ルコール生産濃度13−14%程度で安定した生産を
維持できるのに対して、公知の固定化酵母を用い
る方法では、安定した生産を維持できるアルコー
ル濃度の上限は約11%程度であるといわれてい
る。この場合、固定化酵母から離れて、もろみ液
中に流出する生菌数は約106−108個/mlで、この
数は、回分法のもろみ液中に見出される生菌数と
ほぼ同等である。
本発明者は、この流出する生菌に注目して、さ
きに、第1反応槽から溢流するもろみ液を第2反
応槽に受け、第2反応槽において発酵を継続せし
めることを特徴とするアルコールの製造法を開示
した(特願昭56−108161号)。この方法によつて、
従来の回分法に要求された種発酵の工程を省略し
て、高濃度のアルコールを充分な生産率で生産す
ることができる。
きに、第1反応槽から溢流するもろみ液を第2反
応槽に受け、第2反応槽において発酵を継続せし
めることを特徴とするアルコールの製造法を開示
した(特願昭56−108161号)。この方法によつて、
従来の回分法に要求された種発酵の工程を省略し
て、高濃度のアルコールを充分な生産率で生産す
ることができる。
本発明は上記の方法をさらに改良することを目
的としたものであつて、第1反応槽の固定化酵母
から流出するもろみ液中に糖を加えることによつ
て、第2反応槽における後発酵の生産能率をさら
に改良することができるという知見に基いてい
る。
的としたものであつて、第1反応槽の固定化酵母
から流出するもろみ液中に糖を加えることによつ
て、第2反応槽における後発酵の生産能率をさら
に改良することができるという知見に基いてい
る。
本発明の方法は、第1反応槽の固定化酵母から
流出するもろみ液を第2反応槽に送入し、もろみ
液に糖を添加した後、二次発酵を行なうことを特
徴としている。
流出するもろみ液を第2反応槽に送入し、もろみ
液に糖を添加した後、二次発酵を行なうことを特
徴としている。
本発明の方法により、高濃度のアルコールを良
好な生産収率で安定的に生産することができる。
従来の回分法と同等のアルコール濃度を公知の固
定化酵母を用いる方法で得ることは困難である
が、本発明の方法により、回分法の場合に劣らな
い高濃度のアルコールを良好な収率で連続的また
は間けつ的に製造することができる。
好な生産収率で安定的に生産することができる。
従来の回分法と同等のアルコール濃度を公知の固
定化酵母を用いる方法で得ることは困難である
が、本発明の方法により、回分法の場合に劣らな
い高濃度のアルコールを良好な収率で連続的また
は間けつ的に製造することができる。
本発明を次に詳しく説明する。
本発明の方法に用いられる固定化酵母は、酵母
などのアルコール生産菌を、公知のゲル化材料で
固定化した後、適当な容器に入れたものであれば
よく、とくに限定する必要はない。固定化酵母に
適当な培地を連続的または間けつ的に供給する
と、ゲル担体内で酵母が増殖し、アルコール発酵
が行なわれる。しかし、固定化酵母を用いるアル
コール発酵では固定化の方法および使用材料にか
かわらず、担体からの菌体もれが認められる。担
体からの菌体もれは、たとえば担体の素材の特性
にも関係があり、堅い担体よりも緩い担体のほう
が菌体もれは大きいので、本発明の二次発酵を行
なうためには、菌体の遊離しやすい担体を選ぶこ
とが有利である。実用的な担体の例は、アルギン
酸塩、カラギーナン、ペクチン等で、とくにアル
ギン酸カルシウムがすぐれている。
などのアルコール生産菌を、公知のゲル化材料で
固定化した後、適当な容器に入れたものであれば
よく、とくに限定する必要はない。固定化酵母に
適当な培地を連続的または間けつ的に供給する
と、ゲル担体内で酵母が増殖し、アルコール発酵
が行なわれる。しかし、固定化酵母を用いるアル
コール発酵では固定化の方法および使用材料にか
かわらず、担体からの菌体もれが認められる。担
体からの菌体もれは、たとえば担体の素材の特性
にも関係があり、堅い担体よりも緩い担体のほう
が菌体もれは大きいので、本発明の二次発酵を行
なうためには、菌体の遊離しやすい担体を選ぶこ
とが有利である。実用的な担体の例は、アルギン
酸塩、カラギーナン、ペクチン等で、とくにアル
ギン酸カルシウムがすぐれている。
本発明の方法は、第1反応槽のみでアルコール
発酵を行なうものではないので、公知の回分法の
ように第1反応槽で酵母が死滅するまで発酵を行
なう必要はない。反対に、本発明の方法では、第
1反応槽内の酵母を適当に増殖させ、これを第2
反応槽に供給することが重要である。このため
に、第1反応槽の糖濃度を、たとえば入口15−20
%、出口2−5%、出口アルコール濃度6.9−9
%となるように調整する。これによつて、出口の
菌体濃度をたとえば108−109個/mlとすることが
できる。その他の条件は通常のアルコール発酵の
条件と同様である。
発酵を行なうものではないので、公知の回分法の
ように第1反応槽で酵母が死滅するまで発酵を行
なう必要はない。反対に、本発明の方法では、第
1反応槽内の酵母を適当に増殖させ、これを第2
反応槽に供給することが重要である。このため
に、第1反応槽の糖濃度を、たとえば入口15−20
%、出口2−5%、出口アルコール濃度6.9−9
%となるように調整する。これによつて、出口の
菌体濃度をたとえば108−109個/mlとすることが
できる。その他の条件は通常のアルコール発酵の
条件と同様である。
本発明の方法においては単独反応槽による場合
に比較し第1反応槽のアルコール濃度を低く抑え
ることができるので、固定化菌体の寿命を著しく
長く保つことができる。
に比較し第1反応槽のアルコール濃度を低く抑え
ることができるので、固定化菌体の寿命を著しく
長く保つことができる。
第2反応槽では最終仕込糖濃度が19−30%、も
ろみアルコール濃度として11−18%が可能であ
り、これに必要な糖液と第1槽もろみ液とを一定
時間第2反応槽に受けた後、通常12−72時間程度
の後発酵を行なう。後発酵の条件は通常のアルコ
ール発酵の条件ととくに変わつたことはないが、
第2反応槽に供給される生菌濃度をできる限り増
加させることが望まれる。このために、本発明に
より、第1反応槽の下部から、固定化酵母と接触
するもろみ液に通気することが提案される。通気
量は反応塔の装置要素(担体形状、装置の高さな
ど)に依存するが、液深3mの槽に対して
0.0001VVM(Vol−air/Vol−槽、分)好ましく
は0.01VVM以上通気することで、通気量に応じ
て高い生菌体量を得ることができる。通気量の増
大により好気条件の運転として10VVM程度の通
気も問題とはならない。これにより、流出もろみ
中の生菌濃度を108−109個/mlまで増加でき、回
分法に比し2−5倍の生菌体量が得られ、発酵時
間の短縮が可能となつた。
ろみアルコール濃度として11−18%が可能であ
り、これに必要な糖液と第1槽もろみ液とを一定
時間第2反応槽に受けた後、通常12−72時間程度
の後発酵を行なう。後発酵の条件は通常のアルコ
ール発酵の条件ととくに変わつたことはないが、
第2反応槽に供給される生菌濃度をできる限り増
加させることが望まれる。このために、本発明に
より、第1反応槽の下部から、固定化酵母と接触
するもろみ液に通気することが提案される。通気
量は反応塔の装置要素(担体形状、装置の高さな
ど)に依存するが、液深3mの槽に対して
0.0001VVM(Vol−air/Vol−槽、分)好ましく
は0.01VVM以上通気することで、通気量に応じ
て高い生菌体量を得ることができる。通気量の増
大により好気条件の運転として10VVM程度の通
気も問題とはならない。これにより、流出もろみ
中の生菌濃度を108−109個/mlまで増加でき、回
分法に比し2−5倍の生菌体量が得られ、発酵時
間の短縮が可能となつた。
第2反応槽では、たとえば、もろみ液と糖液と
の混合液を回分式に発酵させることもできるし、
または混合液を一定時間発酵させた後に、連続的
にもろみ液を取り出すこともできる。第2反応槽
は完全混合槽型の反応器が好ましく、とくに酵母
等の凝集性の高い菌体を用いる場合は、さらに撹
拌を行なうことにより反応速度を高めることがで
きる。また第2反応槽においては、撹拌に固定化
反応槽中で生成した炭酸ガスを利用することが好
ましい。第2反応槽中は高アルコール濃度のた
め、雑菌による汚染は軽微である。
の混合液を回分式に発酵させることもできるし、
または混合液を一定時間発酵させた後に、連続的
にもろみ液を取り出すこともできる。第2反応槽
は完全混合槽型の反応器が好ましく、とくに酵母
等の凝集性の高い菌体を用いる場合は、さらに撹
拌を行なうことにより反応速度を高めることがで
きる。また第2反応槽においては、撹拌に固定化
反応槽中で生成した炭酸ガスを利用することが好
ましい。第2反応槽中は高アルコール濃度のた
め、雑菌による汚染は軽微である。
第2反応槽より流出する菌体をたとえば遠心分
離機で回収し、これを第2反応槽へ返すことによ
り槽内の菌体濃度を高め、槽内の滞留時間を短く
することができる。さらに第2反応槽内を減圧に
するかまたは通気することにより、液体からアル
コールの一部または大部分を除去することによ
り、第2反応槽内でのアルコールによる阻害を減
少させることができ、生産性の向上が期待でき
る。
離機で回収し、これを第2反応槽へ返すことによ
り槽内の菌体濃度を高め、槽内の滞留時間を短く
することができる。さらに第2反応槽内を減圧に
するかまたは通気することにより、液体からアル
コールの一部または大部分を除去することによ
り、第2反応槽内でのアルコールによる阻害を減
少させることができ、生産性の向上が期待でき
る。
本発明は単に固定化連続発酵と回分発酵を接続
しただけの効果を期待するものではない。固定化
連続発酵槽から流出するもろみ中の菌体濃度を通
気により増加でき、従来の回分法あるいは固定化
連続法では発酵速度が極端に遅いかまたは不可能
であつた14−18v/v%またはそれ以上のもろみ
を取得できる。たとえば実施例1にあるように、
第1反応槽での糖液滞留時間2.5時間および第2
反応槽回分発酵48時間で14.6v/v%のアルコー
ルもろみを得ることができる。これを達成するの
に固定化反応槽のみを用いる場合には、反応槽中
の酵母死滅が防止できず、直ちにアルコール濃度
の低下と同時に残糖の増加を招く。反応槽を多段
あるいはさらに糖液を段階的に逐次添加する固定
化法でも達成できない。回分単独法では、96時間
で13.0v/v%が得られるにすぎない。
しただけの効果を期待するものではない。固定化
連続発酵槽から流出するもろみ中の菌体濃度を通
気により増加でき、従来の回分法あるいは固定化
連続法では発酵速度が極端に遅いかまたは不可能
であつた14−18v/v%またはそれ以上のもろみ
を取得できる。たとえば実施例1にあるように、
第1反応槽での糖液滞留時間2.5時間および第2
反応槽回分発酵48時間で14.6v/v%のアルコー
ルもろみを得ることができる。これを達成するの
に固定化反応槽のみを用いる場合には、反応槽中
の酵母死滅が防止できず、直ちにアルコール濃度
の低下と同時に残糖の増加を招く。反応槽を多段
あるいはさらに糖液を段階的に逐次添加する固定
化法でも達成できない。回分単独法では、96時間
で13.0v/v%が得られるにすぎない。
以上のように本発明は、第1反応槽で酵母をよ
く増殖させること、第2反応槽では酵母が死滅す
るような条件までアルコール生産に用いることを
合理的に結合し、両者の有利点を巧みに引出す新
しいアルコール発酵法である。
く増殖させること、第2反応槽では酵母が死滅す
るような条件までアルコール生産に用いることを
合理的に結合し、両者の有利点を巧みに引出す新
しいアルコール発酵法である。
本発明の方法により、固定化反応槽の酵母量は
増殖が良好なため、高い濃度のアルコールを良好
な生産収率で、長期の安定運転が可能である。
増殖が良好なため、高い濃度のアルコールを良好
な生産収率で、長期の安定運転が可能である。
実施例 1
滅菌処理を行なつた3.3%アルギン酸ナトリウ
ム水溶液9部にワイン酵母の培養液1部を加えて
混合した。この混合液を2%塩化カルシウム水溶
液にノズルから滴下し直径4mmの球状ゲルにし
た。得られたゲルを容量3のカラム2本にそれ
ぞれ1.5ずつ充填した。150g/の糖濃度にな
るように加水した廃糖蜜水溶液を1本のカラム
(No.1とする)に1.2/時で上昇通塔した。No.1
カラムのもろみを第2反応槽に導き、併行して
0.31/時で60w/v%糖濃度糖蜜を加えた。第
2反応槽の容量は80であり、小型の撹拌機によ
り2rpmで撹拌を行なつた。24時間後に糖液およ
びNo.1カラムもろみの受入を止め、その後48時間
撹拌を行なつた。もろみを分析したところアルコ
ール濃度14.6%であり、使用糖に対する収率は理
論値を94%と良好であつた。
ム水溶液9部にワイン酵母の培養液1部を加えて
混合した。この混合液を2%塩化カルシウム水溶
液にノズルから滴下し直径4mmの球状ゲルにし
た。得られたゲルを容量3のカラム2本にそれ
ぞれ1.5ずつ充填した。150g/の糖濃度にな
るように加水した廃糖蜜水溶液を1本のカラム
(No.1とする)に1.2/時で上昇通塔した。No.1
カラムのもろみを第2反応槽に導き、併行して
0.31/時で60w/v%糖濃度糖蜜を加えた。第
2反応槽の容量は80であり、小型の撹拌機によ
り2rpmで撹拌を行なつた。24時間後に糖液およ
びNo.1カラムもろみの受入を止め、その後48時間
撹拌を行なつた。もろみを分析したところアルコ
ール濃度14.6%であり、使用糖に対する収率は理
論値を94%と良好であつた。
上記の残りのカラム1本については、同様に
150g/の糖濃度の廃糖蜜水溶液を1.2/時で
上昇通塔した。同様に0.3/minの通気を行な
つた。100時間後、充分酵母増殖が進行したのち、
糖濃度を240g/に増加した。同時に通塔速度
は0.3/時に低下した。生成もろみ中のアルコ
ール濃度は11.0v/v%であり、残糖濃度が5.0−
5.5w/v%と高くなつた。さらに通塔速度を0.1
/時まで低下すると、アルコール濃度は
12.0v/v%が得られた。そのまま通塔を続けた
ところ、もろみのアルコール濃度は7日後には
10.0%に低下し、さらに通塔速度を低下してもア
ルコール濃度は向上しなかつた。
150g/の糖濃度の廃糖蜜水溶液を1.2/時で
上昇通塔した。同様に0.3/minの通気を行な
つた。100時間後、充分酵母増殖が進行したのち、
糖濃度を240g/に増加した。同時に通塔速度
は0.3/時に低下した。生成もろみ中のアルコ
ール濃度は11.0v/v%であり、残糖濃度が5.0−
5.5w/v%と高くなつた。さらに通塔速度を0.1
/時まで低下すると、アルコール濃度は
12.0v/v%が得られた。そのまま通塔を続けた
ところ、もろみのアルコール濃度は7日後には
10.0%に低下し、さらに通塔速度を低下してもア
ルコール濃度は向上しなかつた。
対照としてさらに回分法の発酵を行なつた。上
記と同様にワイン酵母2号株を用いて麹汁種培養
液10mlを調製した。この培養液を500ml発酵管中
の15%糖濃度糖蜜および0.1%硫安を含む培地200
mlに加え、24時間後さらに60w/v%糖液50mlを
加えた。その後24時間ごとに発酵管中のもろみの
アルコール分析を行なつた。アルコール濃度は反
応開始後96時間で最大値13.0%を得た。このとき
の収率は理論値の90%にとどまつた。
記と同様にワイン酵母2号株を用いて麹汁種培養
液10mlを調製した。この培養液を500ml発酵管中
の15%糖濃度糖蜜および0.1%硫安を含む培地200
mlに加え、24時間後さらに60w/v%糖液50mlを
加えた。その後24時間ごとに発酵管中のもろみの
アルコール分析を行なつた。アルコール濃度は反
応開始後96時間で最大値13.0%を得た。このとき
の収率は理論値の90%にとどまつた。
実験例を比較すると本発明に係る方法によつて
最も高濃度のアルコールを収率よく得られた。
最も高濃度のアルコールを収率よく得られた。
実施例 2
1.0%Na型カツパカラギーナン〔三菱アセテー
ト(株)、ソアギーナMV−101〕およびローカスト
ビーンガム〔三菱アセテート(株)、ソアローカスト
−A−200〕0.5%を含む水溶液1を加熱殺菌
し、冷却後、醸造協会ワイン酵母2号の酵母培養
液0.05mlを加えてよく混合する。混合液を別途殺
菌したKCl2%水溶液2入りの固定化槽兼発酵
槽にノズルを通して滴下し、ビーズ状ゲルを形成
した。1時間静置後、16w/v%糖含有糖蜜およ
び0.1/分の空気を発酵槽下部より供給し、溢
流もろみ中の残糖が著しく増加しないように、
徐々に糖液供給量を増加した。6日後からは糖蜜
を0.8/時で供給し、9.5v/v%のもろみが連
続して得られた。このもろみを容量25の第2発
酵槽に導き、60w/v%糖含有糖蜜を0.2/時
の割合で加え、24時間後にもろみおよび糖液の供
給を止めた。第2発酵槽をそのまま保持し48時間
後にもろみを分析したところ、15.0v/v%のエ
タノールを認めた。
ト(株)、ソアギーナMV−101〕およびローカスト
ビーンガム〔三菱アセテート(株)、ソアローカスト
−A−200〕0.5%を含む水溶液1を加熱殺菌
し、冷却後、醸造協会ワイン酵母2号の酵母培養
液0.05mlを加えてよく混合する。混合液を別途殺
菌したKCl2%水溶液2入りの固定化槽兼発酵
槽にノズルを通して滴下し、ビーズ状ゲルを形成
した。1時間静置後、16w/v%糖含有糖蜜およ
び0.1/分の空気を発酵槽下部より供給し、溢
流もろみ中の残糖が著しく増加しないように、
徐々に糖液供給量を増加した。6日後からは糖蜜
を0.8/時で供給し、9.5v/v%のもろみが連
続して得られた。このもろみを容量25の第2発
酵槽に導き、60w/v%糖含有糖蜜を0.2/時
の割合で加え、24時間後にもろみおよび糖液の供
給を止めた。第2発酵槽をそのまま保持し48時間
後にもろみを分析したところ、15.0v/v%のエ
タノールを認めた。
第1槽もろみに糖液を混合し発酵を継続するこ
とで、従来の回分法に比して高いアルコールを含
有するもろみが得られ、後発酵槽を2基以上用
い、後発酵をくりかえすことで、半連続的に高濃
度アルコールもろみが3ケ月間安定して得られ
た。
とで、従来の回分法に比して高いアルコールを含
有するもろみが得られ、後発酵槽を2基以上用
い、後発酵をくりかえすことで、半連続的に高濃
度アルコールもろみが3ケ月間安定して得られ
た。
Claims (1)
- 1 アルコール生産能を有する微生物を固定化し
た固定化微生物を充填した第1反応槽に、下部か
ら通気しながら、前記微生物の培養に適する培地
を連続的または間欠的に供給して発酵させ、第1
反応槽のもろみ液を固定化微生物を充填していな
い第2反応槽に送入し、これに糖を加え回分式で
発酵を完結させることを特徴とする高濃度アルコ
ールの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57165757A JPS5955189A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | アルコ−ルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57165757A JPS5955189A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | アルコ−ルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5955189A JPS5955189A (ja) | 1984-03-30 |
| JPH0369514B2 true JPH0369514B2 (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=15818471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57165757A Granted JPS5955189A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | アルコ−ルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5955189A (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6013675B2 (ja) * | 1979-09-28 | 1985-04-09 | 田辺製薬株式会社 | 固定化細菌を用いる高濃度エタノ−ルの製法 |
| JPS5913193B2 (ja) * | 1979-06-13 | 1984-03-28 | 田辺製薬株式会社 | 固定化酵母を用いる高濃度エタノ−ルの製法 |
| AU534911B2 (en) * | 1981-01-27 | 1984-02-23 | Kyowa Hakko Kogyo K.K. | Preparation of alcohol by fermentation |
| JPS633596A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | Sony Corp | テレビジヨン信号の伝送方式 |
-
1982
- 1982-09-22 JP JP57165757A patent/JPS5955189A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5955189A (ja) | 1984-03-30 |
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