JPH0369538B2 - - Google Patents

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JPH0369538B2
JPH0369538B2 JP1042048A JP4204889A JPH0369538B2 JP H0369538 B2 JPH0369538 B2 JP H0369538B2 JP 1042048 A JP1042048 A JP 1042048A JP 4204889 A JP4204889 A JP 4204889A JP H0369538 B2 JPH0369538 B2 JP H0369538B2
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JP
Japan
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plate
seat plate
auxiliary
arrow
seat
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JP1042048A
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Hideo Kawakami
Shozo Kusano
Migaku Sasaki
Terumi Matsubara
Kazuo Matsubara
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Atom Medical Corp
Original Assignee
Atom Medical Corp
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Publication date
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Publication of JPH0369538B2 publication Critical patent/JPH0369538B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G1 分娩台全体の説明(第1A図〜第1C図) G2 補助板引出し機構の説明(第2A図〜第
4C図) G3 スライド台駆動機構の説明(第5図) G4 座板及び背板駆動機構の説明(第6A図
及び第6B図) G5 背板スライド機構の説明(第7図及び第
8図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、分娩台や検診台等のように、患者に
座位姿勢等をとらせて、分娩や検診など行うため
の各種医療用の医療台に関するものである。
B 発明の概要 本発明は、座板と、該座板に対して角度調整可
能な背板とを有する医療台において、上記座板下
に格納される2枚の補助板のうちの1枚を上記座
板下から座板前方へ引出してから座板に対して高
さ調整すると共に、上記2枚の補助板を上記座板
下から同時に引出して座板とほぼ面一の高さで座
板前方に直列状に配置させるように構成すること
により、患者に座位姿勢から仰臥姿勢まで安定し
た体位をとらせることができると共に、医師によ
る検診、治療、介助等を行い易いようにし、しか
も、1枚の補助板のみの高さ調整と、2枚の補助
板の同時の高さ調整とを1つの駆動手段で選択的
に行えるように構成することにより、構成の簡素
化、軽量化を計ることができるようにしたもので
ある。
C 従来の技術 従来の分娩台に、座板と、座板に対して角度調
整可能な背板と、座板下に格納される長尺で1枚
の補助台とを有し、座位分娩時には、補助台を座
板下に格納すると共に、背板の角度調整によつて
患者に最適な座位姿勢をとらせるようにし、仰臥
分娩時には、補助台を座板前方に引出して、背
板、座板及び補助台を水平面一状に設定するよう
にしたものがある。
D 発明が解決しようとする課題 しかし、この従来の分娩台は、長尺で1枚の補
助台を座板下から出し入れする方式であつたため
に、長尺の補助台全体を座板下から完全に引出し
た状態でなければ、その補助台の高さ調整を行う
ことができない構造であつて、補助台を座板下か
ら適当な長さに引出した状態で、その補助台の高
さ調整を行うことは全くできなかつた。
一方、座位分娩時には、長尺の補助台全体を座
板下から完全に引出さないで適当な長さに引出し
た状態で、娩出された胎児を補助台上に乗せて、
臍帯処置(臍の緒の切断)を行うが、各胎児によ
つて臍の緒の長さがまちまちであるために、各胎
児の臍の緒の長さに合う様に補助台の高さを調整
することが望ましい。
しかし、従来は、長尺の補助台全体を座板下か
ら完全に引出さないで適当な長さに引出した状態
で、各胎児の臍の緒の長さに合せて補助台の高さ
調整を行つて、各胎児を最適な高さで支持するこ
とができず、分娩介助や臍帯処置等を安全かつス
ムーズに行えなかつたと言う問題点があつた。
本発明は、簡単な構成で、補助板を座板下から
長さに引出すことが可能であり、更に補助板を座
板下から所定長さに引出した状態で、その補助板
の高さ調整を行うことが可能である医療台を提供
することを目的としている。
E 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、座板
と、この座板に対して角度調整可能な背板とを有
する医療台において、上記座板の下方及び/又は
その後方に格納される第1及び第2補助板と、上
記座板の下方及び/又はその後方とこの座板の前
方との間でスライドされるスライド台と、このス
ライド台を駆動する第1駆動手段と、上記スライ
ド台上にそのスライド方向における前方及び後方
に相前後して設けられ上記第1及び第2補助板を
それぞれ昇降可能に支持する第1及び第2パンタ
グラフ機構と、これら第1及び第2パンタグラフ
機構の被駆動部間を連結解除可能に連結させる連
結手段と、上記第1パンタグラフ機構の被駆動部
を駆動するために上記スライド台に設けられた第
2駆動手段と、上記連結手段による上記第1及び
第2パンタグラフ機構の被駆動部間の連結を解除
させる連結解除手段とを具備し、上記スライド台
が途中まで前方にスライドして上記第1補助板が
上記座板の前方に引出され上記第2補助板が未だ
上記座板の下方及び/又はその後方に格納されて
いる時には、上記連結解除手段が上記連結手段に
よる上記第1及び第2パンタグラフ機構の被駆動
部間の連結を解除させており、上記スライド台が
さらに前方にスライドして上記第1及び第2補助
板がともに上記座板の前方に引出された時には、
上記連結手段により上記第1及び第2パンタグラ
フ機構の被駆動部間を連結させるように構成した
ものである。
F 作用 上記のように構成された医療台は、第1駆動手
段によつて駆動されるスライド台のスライドと、
第2駆動手段によつて駆動される2つのパンタグ
ラフ機構による2枚の補助板の昇降とによつて、
2枚の補助板を座板下から同時に引出して座板前
方に座板とほぼ面一の高さで直列状に配置させる
ような補助板の長尺の引出しが可能であり、更
に、1枚の補助板のみを座板下から座板前方に引
出してから座板に対する高さ調整を行うことが可
能である。
しかも、スライド台のスライド途中で、連結解
除手段によつて連結手段による2つのパンタグラ
フ機構の被駆動部間の連結を必要に応じて解除さ
せるようにした簡単な構成によつて、1枚の補助
板のみの高さ調整と、2枚の補助板の同時の高さ
調整とを1つの第2駆動手段で選択的に行うこと
ができる。
G 実施例 以下、本発明を分娩台に適用した一実施例を図
面を参照して説明する。
G1 まず、第1A図〜第1C図によつて、分娩
台全体について説明する。
この分娩台は、基台1の上部に昇降台2を設
け、昇降台2の上部に座板3、背板4及び2枚
の補助板5,6を設けている。そして、基台1
の上部で昇降台2が昇降台駆動機構(図示せ
ず)によつて垂直に昇降調整されることによつ
て、座板3、背板4及び2枚の補助板5,6の
全体が高さ調整されるように構成されている。
また、座板3及び背板4は後述する座板及び背
板駆動機構によつてそれぞれ上下方向である矢
印a,a′方向及び前後方向である矢印b,b′方
向に角度調整可能に構成されている。また、2
枚の補助板5,6は後述するスライド台7を有
する補助板引出し機構によつて第1B図に1点
鎖線で示した座板3の下の格納位置から第1A
図及び第1B図に実線で示した座板3の前方の
引出し位置に選択的に引出すことができるよう
に構成されている。なお、座板3の両側及び両
側下方位置には左右一対のハンドル8及びステ
ツプ(又は膝受)9等が設けられている。
この分娩台は、座位分娩時には、第1A図に
示すように、背板4の前後方向である矢印b,
b′方向の角度調整によつて、患者に最適な座位
姿勢をとらせる。そして、一方の補助板5のみ
を座板3の下から座板3の前方にスライド台7
によつて矢印c方向に引出し、他方の補助板6
は座板3の下に格納したままで、その引出した
一方の補助板5のみを座板3に対する上下方向
である矢印d,d′方向に高さ調整することがで
きる。従つて、座位分娩時に、娩出された胎児
を座板3の前方に引出した補助板5上に乗せた
状態で臍帯処理を行う際、各胎児によつて長さ
がまちまちである臍の緒の長さに合せて補助板
5の矢印d,d′方向の高さ調整するようにし
て、各胎児をその都度最適な高さで補助板5に
よつて支持することができ、分娩介助や臍帯処
置等を安全かつスムーズに行うことができる。
また、この分娩台は、仰臥分娩時や患者を仰
臥姿勢で安静に寝かせる時には、第1B図に示
すように、2枚の補助板5,6を座板3の下か
ら座板3の前方にスライド台7によつて矢印c
方向に同時に引出した後、両補助板5,6を上
方である矢印d方向に同時に上昇させて、両補
助板5,6を座板3とほぼ面一の高さで直列状
に配置する。そして、背板4を矢印b′方向に水
平に倒せば仰臥姿勢のための水平ベツドとな
る。
なお、この分娩台の非使用時には、背板4を
第1B図に示すように水平に倒し、2枚の補助
板5,6を第1B図に1点鎖線で示すように座
板3の下に矢印c′方向に格納すれば、分娩台全
体をコンパクトに折り畳むことができる。
また、この分娩台は、例えば座位分娩中に患
者が貧血を起こしたような緊急時に、背板4を
第1C図に1点鎖線で示す仰角状態から実線で
示す俯角状態まで矢印b′方向に1段モーシヨン
で倒すだけで、座板3を第1C図に1点鎖線で
示す水平状態から背板4と同一角度の仰角状態
に背板4と一体に矢印a方向に回転させること
ができる。
そして、この分娩台は、座板3及び背板4の
矢印a,a′方向及び矢印b,b′方向の角度調整
や2枚の補助板5,6の引出しや格納のコント
ロールをフツトスイツチ(図示せず)によつて
行うものである。
G2 次に、第2A図〜第4C図によつて、補助
板引出し機構11について説明する。
まず、この補助板引出し機構11の構成を説
明すれば、昇降台2のスライド台ベース12上
にスライド台7が水平に配置され、スライド台
7に水平に取付けられた一対のガイド軸13が
スライド台ベース12上に回転自在に取付けら
れた複数のガイド輪14によつて案内されて、
スライド台7が水平方向である矢印c,c′方向
に第1駆動手段である後述するスライド台駆動
機構によつて駆動されるように構成されてい
る。スライド台7上にはそのスライド方向(矢
印c,c′方向)に前後して配置された2枚の補
助板5,6をそれぞれ矢印d,d′方向に昇降可
能に支持させた2つのパンタグラフ機構16
a,16bが設けられている。
そして、両パンタグラフ機構16a,16b
はそれぞれ一対のリンク17a,17b及び1
8a,18bの中央部をピン19a,19bに
よつてX形に連結した左右一対のX形リンクで
構成されている。そして、両X形リンクの一方
のリンク17a,17bの上端と他方のリンク
18a,18bの下端がピン20a,20b及
び21a,21bによつて両補助板5,6の下
面に固着された突起22a,22bとスライド
台7とにそれぞれ回転自在に取付けられ、ま
た、一方のリンク17a,17bの下端と他方
のリンク18a,18bの上端に回転自在に取
付けられたガイドローラ23a,23b及び2
4a,24bが両補助板5,6の下面とスライ
ド台7とにそれぞれ固着されたガイドレール2
5a,25b及び26a,26bに沿つてそれ
ぞれ矢印c,c′方向に移動自在に構成されてい
る。
そして、両パンタグラフ機構16a,16b
の被駆動部27a,27bが左右一対のガイド
レール25a間と25b間とに配置され、これ
ら両被駆動部27a,27bの左右両側がガイ
ドローラ23a,23bのローラ軸28a,2
8bとガイドレール25a,25bに沿つて矢
印c,c′方向の移動自在に構成されたもう1つ
のガイドローラ29a,29bのローラ軸30
a,30bとに支持されている。
そして、第2駆動手段である油圧シリンダ3
2のシリンダ32aの基部がブラケツト33に
よつてスライド台7に固着され、ピストンロツ
ド32bの先端がピン34によつて一方のパン
タグラフ機構26aの被駆動部27aに固着さ
れたブラケツト35に連結されている。
そして、他方のパンタグラフ機構26bの被
駆動部27bに回動支点37を中心に矢印e,
e′方向に回転自在に取付けられた回転アームか
らなる連結手段38が設けられ、この連結手段
38の先端に設けられた溝状の係止部39が一
方のパンタグラフ機構16aの被駆動部27a
に設けられたピン状の係合部40に対して矢印
e,e′方向から係止及び離脱可能に構成されて
いる、そして、スライド台7のスライド方向
(矢印c,c′方向)の途中にほぼ山形のカム状
突起で構成された連結解除手段41が固着され
ていて、連結手段38の側面に回転自在に取付
けられたローラからなる接触手段42が連結解
除手段41に接触可能に構成されている。
次に、この補助板引出し機構11の動作を説
明する。
まず、第4A図は、両補助板5,6の格納状
態を示しており、油圧シリンダ32のピストン
ロツド32bが第3図で矢印c′方向に引込まれ
ることによつて、両パンタグラフ機構16a,
16bの両被駆動部27a,27bが連結手段
38によつて連結された状態で同時に矢印c′方
向に移動され、両パンタグラフ機構16a,1
6bが矢印d′方向に折り畳まれている。そし
て、この状態で、スライド台7が後述するスラ
イド台駆動機構によつて矢印c′方向に引込まれ
て、両補助板5,6が座板3の下に格納されて
いる。
次に、第4B図は、1枚の補助板5のみを座
板3の前方に引出した状態を示している。
この場合は、後述するスライド台駆動機構に
よつて、スライド台7を座板3の下から矢印c
方向にほぼ1/2ストローク分だけスライドさせ
て、1枚の補助板5のみを1点鎖線で示すよう
に座板3の前方に引出した位置で停止させる。
この時、第2A図に示すように、連結手段38
の接触手段42が連結解除手段41上に乗り上
げて、連結手段38が回動支点37を中心に矢
印e方向に回動されて、係止部39が係合部4
0の上方に離脱されて、他方のパンタグラフ機
構16bの被駆動部27bが一方のパンタグラ
フ機構16aの被駆動部27aに対して連結解
除されて分離される。そこで、油圧シリンダ3
2のピストンロツド32bを第3図で矢印c方
向に押出すと、一方のパンタグラフ機構16a
の被駆動部27aが矢印c方向に移動され、こ
のパンタグラフ機構16aが矢印d方向に伸び
て、1枚の補助板5のみが実線で示すように矢
印d方向に押上げられる。従つて、油圧シリン
ダ32のピストンロツド32bを第3図で矢印
c,c′方向に移動制御することによつて、一方
のパンタグラフ機構16aを矢印d,d′方向に
伸縮動作させて、1枚の補助板5を座板3に対
して矢印d,d′方向に高さ調整することができ
る。
次に、第4C図は、2枚の補助板5,6を同
時に座板3の前方に引出した状態を示してい
る。
この場合は、後述するスライド台駆動機構に
よつて、スライド台7を座板3の下から矢印c
方向に全ストローク分だけスライドさせて、2
枚の補助板5,6を座板3の前方に引出す。こ
の際、スライド台7のスライド途中で、連結手
段38の接触手段42が連結解除手段41上に
乗り上げて、連結手段38が一度第2B図で矢
印e方向に回動されるが、スライド台7の矢印
c方向へのスライドによつて、接触手段42が
連結解除手段41上を矢印c方向に乗り越える
ために、連結手段38は第2B図で矢印e′方向
に自重で回動復帰する。そして、スライド台7
が全ストローク分矢印c方向にスライドされた
状態では、第2B図に示すように、連結手段3
8の係止部39が被駆動部27aの係合部40
に係合されて、両パンタグラフ機構16a,1
6bの両被駆動部27a,27bは連結手段3
8によつて連結された状態を維持している。そ
こで、油圧シリンダ32のピストンロツド32
bを第3図で矢印c方向に押出すと、両パンタ
グラフ機構16a,16bの両被駆動部27
a,27bが連結手段38によつて連結された
状態で同時に矢印c方向に移動され、両パンタ
グラフ機構16a,16bが矢印d方向に伸び
て、両補助板5,6が矢印d方向に同時に押上
げられる。これによつて両補助板5,6を実線
で示すように座板3の前方で座板3とほぼ面一
の高さで直列状に配置させることができる。
G3 次に、第5図によつて、スライド台駆動機
構44について説明する。
このスライド台駆動機構44は、スライド台
ベース12上に固定された固定ラツク45と、
スライド台7に複数のブラケツト46によつて
固着されたスライドラツク47と、これら両ラ
ツク45,47間で転動されるピニオン48と
によつて構成されたラツク・ピニオン機構49
と、ピニオン48を転動させる駆動手段である
油圧シリンダ50とによつて構成されている。
なお、この油圧シリンダ50は前記補助板引出
し機構11においてスライド台7を駆動する第
1駆動手段でもある。そして、油圧シリンダ5
0のシリンダ50aが複数のブラケツト51に
よつてスライド台ベース12上に固着され、ピ
ストンロツド50bの先端に取付けられたホル
ダ52にピニオン48がピニオン軸53によつ
て回転自在に取付けられている。
このスライド台駆動機構44によれば、油圧
シリンダ50のピストンロツド50bを矢印c
方向に押出すと、ラツク・ピニオン機構49の
ピニオン48が固定ラツク45上で矢印f方向
に自転されつつ矢印c方向に移動され、そのピ
ニオン48によつてスライドラツク47及びそ
れと一体のスライド台7がピニオン48の矢印
c方向への駆動速度(ピストンロツド50bの
押出し速度)の倍の速度で矢印c方向に移動さ
れる。従つて、ピストンロツド50bの矢印c
方向への押出し及び矢印c′方向への引込みによ
つて、スライド台7によつて2枚の補助板5,
6を座板3の下から座板3の前方に矢印c方向
に素早く引出し及び矢印c′方向に素早く引戻す
ことができる。そして、ラツク・ピニオン機構
49は、ピニオン48の駆動距離の倍の距離だ
けスライドラツク47を矢印c,c′方向にスラ
イドさせることができるので、スライド台7の
スライドストロークの1/2の長さの油圧シリン
ダ50を使用できる。
G4 次に、第6A図及び第6B図によつて、座
板及び背板駆動機構55について説明する。
まず、この座板及び背板駆動機構55の構成
を説明すれば、スライド台ベース12上に固着
されているスタンド56上にブラケツト57を
固着し、座板3の後端下面及び背板4の下端背
面に固着された一対の回転アーム58,59を
ブラケツト57に支持された回動支点60に回
転自在に取付けて座板3及び背板4を回動支点
60を中心に上下方向である矢印a,a′方向及
び前後方向である矢印b,b′方向に回転可能に
構成している。
そして、座板3を上方である矢印a方向の一
方向にのみ回転駆動する第1流体圧シリンダを
構成する油圧シリンダ61が単動式油圧シリン
ダに構成されている。即ち、この油圧シリンダ
61はシリンダ61aがピン62によつてスタ
ンド61に連結され、ピストンロツド61bの
先端がほぼL字状の回転アーム58の先端58
aにピン63によつて連結されている。そし
て、シリンダ61a内のピストン61cの一側
方に設けられた1つの油圧室61dに1つの油
圧出入口61eから油圧が供給及び排出される
ように構成されている。
また、背板4を前方及び後方である矢印b,
b′方向の両方向に回転駆動する第2流体圧シリ
ンダを構成する油圧シリンダ68が複動式油圧
シリンダに構成されている。即ち、この油圧シ
リンダ68はシリンダ68aがピン69によつ
てスタンド56に連結され、ピストンロツド6
8bの先端にピン70によつて一端が連結され
た中間リンク71の他端が背板4の下端背面に
固着された回転ブラケツト72の先端にピン7
3によつて連結されている。なお、ピン70の
外周に回転自在に取付けられたガイドローラ7
4がスタンド56に固着された上下一対のガイ
ドレール75間で案内されて矢印c,c′方向に
移動されるように構成されている。そして、シ
リンダ68a内のピストン68cの両側に設け
られた一対の油圧室68d,68eに2つの油
圧出入口68f,68gから油圧が交互に供給
及び排出されるように構成されている。
次に、この座板及び背板駆動機構55の動作
を説明する。
まず、第6B図に示すように、油圧シリンダ
61の油圧室61dに油圧出入口61eから油
圧を供給して、ピストン61cを介してピスト
ンロツド61dを矢印c方向に押出すと、回転
アーム58を介して座板3が回動支点60を中
心に矢印a方向に押上げられる。そして、第6
A図に示すように油圧シリンダ61の油圧室6
1d内の油圧を油圧出入口61eから排出する
と、座板3が自重及び患者の重量によつて回動
支点60を中心に矢印a′方向に下降される。
次に、第6A図に示すように、油圧シリンダ
68の一方の油圧室68dに一方の油圧出入口
68fから油圧を供給して、ピストン68cを
介してピストンロツド68bを矢印c′方向に押
出すと、中間リンク71及び回転ブラケツト7
2を介して背板4が回動支点60を中心に矢印
b方向に回転される。そして、第6B図に示す
ように、油圧シリンダ68の他方の油圧室68
eに他方の油圧出入口68gから油圧を供給す
ると、背板4が回動支点60を中心に矢印b′方
向に回転される。
次に、座位分娩中に、患者を座位姿勢から仰
臥姿勢の俯角状態に姿勢変更する際には、第6
B図に示すように、油圧シリンダ68で背板4
を回動支点60を中心に後方である矢印b′方向
に回転駆動して、第6A図の仰角状態から第6
B図の俯角状態に一気に倒すだけの1段モーシ
ヨンを行う。するとこの際、背板4が座板3と
ほぼ面一状態(水平状態)になつた時点から、
回転アーム59の先端59aが座板3の下面7
6に矢印b′方向から当接してその座板3を背板
4と一体に上方である矢印a方向に素早く回転
される。その際、座板3と一体に矢印a方向に
回転される回転アーム58が、単動式油圧シリ
ンダ61のピストンロツド68b及びピストン
61cを油圧室61dから矢印c方向に逃がす
方向に引張るだけであるから、その油圧シリン
ダ61によつて何等拘束されることなく、座板
3を回転アーム59によつて背板4と一体に矢
印a方向にスムーズに回転することができる。
そして、回転アーム59によつて、背板4と座
板3とは常にほぼ面一状態に一体に連結された
状態で矢印b方向と矢印a方向とに回転される
ことになり、背板4が座板3の仰角以上の俯角
に不測に倒れることは皆無である。
なおここでは、背板4の矢印b′方向への回転
により、背板4側に固着した回転アーム59で
座板3を矢印a方向に回転させるように構成し
たが、背板4の矢印b′方向への回転時に、その
背板4と座板3とがほぼ面一状態になつた時点
で、背板4を座板3側に固着されている回転ア
ーム58に当接させ、その後の背板4の引き続
きの矢印b′方向への回転により、背板4で回転
アーム58を介して座板3を矢印a方向に回転
させるように構成しても良い。
G5 次に、第7図及び第8図によつて背板スラ
イド機構78について説明する。
この背板スライド機構78は、第7図に示す
ように、前記座板及び背板駆動機構55におけ
る前記回転アーム59及び回転ブラケツト72
が回動フレーム79の下端背面に固着され、前
記油圧シリンダ68によつて回転ブラケツト7
2が駆動されることによつて回動フレーム79
が回転アーム59の下端の前記回動支点79を
中心に前後方向である矢印b,b′方向に回転駆
動されるように構成されている。そして、背板
4がその背面に沿つて設けられた凹所80によ
つて回動フレーム79の前面に嵌合され、この
背板4が回動フレーム79の前面に沿つて上下
方向である矢印g,g′方向にスライド可能に取
付けられている。
この際、第8図に示すように、回動フレーム
79の左右一対の支柱79aの前面側に設けら
れた左右一対のガイドレール81と、背板4の
凹所80の背面80aに固着された背板フレー
ム82の背面に設けられた左右一対のガイドレ
ール83との間に左右一対のローラベアリング
84が介在されている。また、背板フレーム8
2の背面に固着された左右一対のほぼL字状の
ガイドフレーム85が左右一対の支柱79aの
2面に接着等にて固着された合成樹脂製の滑性
シート86に対向されている。従つて、背板4
は回動フレーム79に対してローラベアリング
84や滑性シート86によつて矢印g,g′方向
に極めて円滑にスライドすることができ、この
背板4は自重によつて回動フレーム79に対す
る下方側である矢印g′方向にスライド付勢され
ている。
この背板スライド機構78によれば、第7図
に示すように、前記油圧シリンダ68によつて
回動フレーム79を矢印b,b′方向に回転駆動
して、その回動フレーム79と一緒に背板4の
矢印b,b′方向の角度調整を行う。その際、背
板4が自重によつて回動フレーム79の下方側
である矢印g′方向に常時スライド付勢されてい
るので、その背板4の下端前面のコーナ4aを
座板3の後端上面のコーナ3a上に常時当接さ
せた状態で、背板4の矢印b,b′方向の角度調
整を行える。即ち、回動フレーム79を矢印b
方向に回転されてその回動フレーム79の下端
79bが座板3のコーナ3aに近づく時には、
背板4は回動フレーム79に対して矢印g方向
にスライドし、回動フレーム79が矢印b′方向
に回転されてその回動フレーム79の下端79
bが座板3のコーナ3aから遠ざかる時には、
背板4が回動フレーム79に対して矢印g′方向
にスライドすることになる。従つて、背板4の
コーナ4aを座板3のコーナ3aに対して接近
又は離間させるようなことなく、両コーナ4
a,3aを常時1箇所で当接させたままの状態
で背板4の矢印b,b′方向の角度調整を行え
る。これにより、背板4を矢印b方向に起こす
際に、背板4のコーナ4aが座板3のコーナ3
aに対して矢印c方向に接近して、これらのコ
ーナ4a,3aで患者の臀部を不測に挾み込ん
だり、背板4のコーナ4aで患者の臀部を矢印
c方向に押出すような不都合を全く発生しな
い。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明
は上記実施例に限定されることなく、本発明の技
術的思想に基づいて、各種の有効な変更が可能で
ある。
例えば上記実施例では、第1、第2駆動手段と
して油圧シリンダを用いたが、エアシリンダ等で
あつても良い。
また本発明は、分娩台に限定されることなく、
検診台、手術台等の各種医療用の医療台に広く適
用可能である。
H 発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
2枚の第1及び第2補助板を座板の下方及び/
又はその後方に格納し、背板の角度調整によつ
て、患者に最適な座位姿勢をとらせることができ
る。また、2枚の第1及び第2補助板を座板の下
方及び/又はその後方から同時に引出して座板の
前方に座板とほぼ面一の高さで直列に配置させる
と共に、背板を水平にすれば、患者に仰臥姿勢を
とらせることができる。
それでいて、1枚の第1補助板のみを座板の下
方及び/又はその後方から座板の前方に引出して
から座板に対する高さの調整を行うことが可能で
あるので、例えば、座位分娩時に、娩出された胎
児を第1補助板上に乗せた状態で臍帯処置を行う
際、各胎児によつて長さがまちまちである臍の緒
の長さに合せて第1補助板の高さを調整するよう
にして、各胎児をその都度最適な高さで第1補助
板によつて支持することができ、分娩介助や臍帯
処置等を安全かつスムーズに行うことができる。
しかも、スライド台のスライド途中において、
連結解除手段によつて連結手段による2つの第1
及び第2パンタグラフ機構の被駆動部間の連結を
解除させ得るようにした簡単な構成によつて、1
枚の第1補助板のみの高さ調整と、2枚の第1及
び第2補助板の同時の高さ調整とを1つの第2駆
動手段で選択的に行うことができるようにしたの
で、2枚の第1及び第2補助板をそれぞれ高さ調
整するために2つの駆動手段を用いる場合に比べ
て、構成の簡素化、軽量化を計ることができる。
そして、分娩台や検診台のように座板全体の高さ
を調整する医療台では、上記軽量化によつてその
座板全体の高さ調整も容易になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したものであつ
て、第1A図〜第1C図は分娩台全体の構成及び
動作を説明する側面図、第2A図及び第2B図は
補助板引出し機構の構成及び動作を説明する第3
図の−矢視での側面図、第3図は補助板引出
し機構の平面図、第4A図〜第4C図は補助板の
引出し動作を説明する概略側面図、第5図はスラ
イド台駆動機構の構成及び動作を説明する側面
図、第6A図及び第6B図は座板及び背板駆動機
構の構成及び動作を説明する一部切欠き側面図、
第7図は背板スライド機構の構成及び動作を説明
する一部切欠き側面図、第8図は第7図の−
矢視での拡大断面図である。 なお図面に用いた符号において、3……座板、
4……背板、5,6……補助板、7……スライド
台、16a,16b……パンタグラフ機構、27
a,27b……被駆動部、32……油圧シリンダ
(第2駆動手段)、38……連結手段、41……連
結解除手段、50……油圧シリンダ(第1駆動手
段)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 座板と、この座板に対して角度調整可能な背
    板とを有する医療台において、 上記座板の下方及び/又はその後方に格納され
    る第1及び第2補助板と、 上記座板の下方及び/又はその後方とこの座板
    の前方との間でスライドされるスライド台と、 このスライド台を駆動する第1駆動手段と、 上記スライド台上にそのスライド方向における
    前方及び後方に相前後して設けられ上記第1及び
    第2補助板をそれぞれ昇降可能に支持する第1及
    び第2パンタグラフ機構と、 これら第1及び第2パンタグラフ機構の被駆動
    部間を連結解除可能に連結させる連結手段と、 上記第1パンタグラフ機構の被駆動部を駆動す
    るために上記スライド台に設けられた第2駆動手
    段と、 上記連結手段による上記第1及び第2パンタグ
    ラフ機構の被駆動部間の連結を解除させる連結解
    除手段とを具備し、 上記スライド台が途中まで前方にスライドして
    上記第1補助板が上記座板の前方に引出され上記
    第2補助板が未だ上記座板の下方及び/又はその
    後方に格納されている時には、上記連結解除手段
    が上記連結手段による上記第1及び第2パンタグ
    ラフ機構の被駆動部間の連結を解除させており、 上記スライド台がさらに前方にスライドして上
    記第1及び第2補助板がともに上記座板の前方に
    引出された時には、上記連結手段による上記第1
    及び第2パンタグラフ機構の被駆動部間を連結さ
    せるように構成したことを特徴とする医療台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0313308Y2 (ja) * 1987-05-18 1991-03-27

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