JPH0369549A - リチウムアルミノケイ酸塩を含有するリン酸カルシウム系磁器 - Google Patents

リチウムアルミノケイ酸塩を含有するリン酸カルシウム系磁器

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JPH0369549A
JPH0369549A JP1201254A JP20125489A JPH0369549A JP H0369549 A JPH0369549 A JP H0369549A JP 1201254 A JP1201254 A JP 1201254A JP 20125489 A JP20125489 A JP 20125489A JP H0369549 A JPH0369549 A JP H0369549A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は軟磁器(ボーンチャイナ)や装飾材料、あるい
は生体材料としても有用な緻密質リン酸カルシウム系磁
器に関する。リン酸カルシウム系磁器とは、水酸アパタ
イトCa+o(PO4) 6(0H)2[HAP] 、
  リン酸カルシウムCa3(PO4) 2 rTcP
E 、骨灰等のリン酸カルシウム系化合物を主成分とす
る磁器をいう。
[従来技術] リン酸カルシウム系磁器は、乳白色を帯び優れた透光性
を具えており、身近には高級磁器製品としてディナー・
ウェアあるいは装飾品などに使用され、一般にボーンチ
ャイナとして知られている。又、リン酸カルシウムは生
体親和性にすぐれており人工歯根や人工骨等のインブラ
ント相比としても注目され応用が試みられている。
リン酸カルシウム系磁器、特にボーンチャイナは2 リ
ン酸カルシウム源として、骨灰あるいはピロリン酸カル
シウムと石灰石とを使用し、これにカオリン、長石、珪
石、可塑性粘土等を加えた坏土を成形し、 1200〜
1300℃にて焼成を行なうもので、β−Ca3(PO
4) 2結晶を主体にアノーサイト結晶を含み、ガラス
質は比較的少く、均質な組織から構成されている。[セ
ラミックス10 [7] 1975]−膜内なボーンチ
ャイナとしては、原料組成において石英を含むものと含
まないものとがある。
前者の配合は通常、骨灰(合成後骨灰組成となり得る原
料を含む)25〜60%、カオリン(蛙目粘土2本節粘
土、ボールクレーを含む)20〜40%陶石5〜20%
、長石5〜20%及び石英1〜15%よりなる。又、後
者の配合は通常、骨灰(合成後骨灰組成となり得る原料
を含む)25〜60%、カオリン(蛙目粘土1本節粘土
、ボールクレーを含む)20〜40%、セリサイト5〜
(5%及び長石5〜20%よりなる。ボーンチャイナの
化学成分は、 5i02゜M2J 、 CaO、P2O
5を主成分とし、リン酸カルシウムを30〜60wt%
含んでおり、その他の成分として、 MgO、K2O、
Na2O、Pe20a 、 TlO2等を数%含有して
いる。X線回折から、磁器に含まれる結晶相ハ、β−C
a3(PO4) 2結晶とアノーサイト結晶の2相であ
る。
[発明の解決課題] しかし、リン酸カルシウム系磁器の熱膨張係数8〜IO
X 1O−8(0〜800°C)は、一般の硬質磁器の
熱膨張係数6XlO−6(0〜800’C)に比して高
い。この為1本来的に機械的強度が大きいにもかかわら
ず、熱衝撃破壊抵抗性は一般磁器に比較して弱い傾向が
ある。リン酸カルシウム含有量が多くなるとさらに熱膨
張係数は大きくなる。
又、リン酸カルシウム系単味焼結体(水酸アパタイト焼
結体あるいはβ−Ca3(PO4) 2焼結体)におい
ては一般に焼結がむずかしい為に高強度焼結体が得られ
にくい。例えばCa3(PO4)2焼結体の場合には、
 1180°C付近にα−β転移があり、高密度化が困
難である。そのため、HIP処理が試みられたり(窯業
協会年会予稿集3G11 P941〜942) 。
あるいは、リン酸カルシウムへの各種添加物の添加1例
えばP2O5,CaO、BaO、AP20gから調製し
たフリットやSiO□粉末等の添加が検討されている(
PCReport 8 (1988) No、1041
0〜414)。
従って2本発明の第1の課題はリン酸カルシウム系磁器
の熱膨張係数を小さくシ、熱衝撃破壊抵抗性の改善をは
かることにある。又7第2の課題は、前記リン酸カルシ
ウム含有量の多い磁器における焼結性を改善し、緻密な
高強度焼結体を提供することにある。
[課題の解決手段及び作用] 本発明は2かかる課題を下記手段によって解決した。
(1)磁器全量に対して、下記A、B成分成分:分成分
:リチウムアルミノケイ酸塩て表示され、 Al220
a 、 SiO□及びLi2Oの換算合計値とじて3〜
95%(重量%、以下同じ)。
B成分ニリン酸カルシウム系化合物として表示され、P
2O,及びCaOの換算合計値として5〜97%。
を主成分とし。
A成分が、該A成分全量に対する各酸化物組成で、 A
+’2035〜70%、 5in230〜95%及びL
1□OO,1〜30%からなり。
B成分が、Ca/Pモル比1〜2であることを特徴とす
るリン酸カルシウム系磁器。
特に前記(1)のリン酸カルシウム系磁器において、A
成分全量に対してLi2O0,5〜15%であるもの、
又B成分15〜18%からなり、そのCa/Pモル比が
1.25〜1.75であるもの。
(2)水酸アパタイト及びβ−リン酸カルシウムの少な
くとも一種からなる相と、β−スポデューメン固溶体及
びβ−ユークリプタイト固溶体の少なくとも一種からな
る相とが共存していることを特徴とするリン酸カルシウ
ム系磁器。
特に、これらの結晶相が共存しており、かっ前記(1)
の要件(成分組成等)を充足するものが好ましい。又、
その他の相としてLiイオン含有ガラス相、或いはアノ
ーサイト及びムライトの少なくとも一種からなる結晶相
が共存しているものが好ましい。
本発明のリン酸カルシウム系磁器は、同一量のリン酸カ
ルシウムを含有する従来のリン酸カルシウム系磁器と比
較して低熱膨張で耐衝撃破壊抵抗性に優れる。しかも、
乳白色を呈し、優れた透光性を有し、かつ機械的強度も
高い。
このような本発明のリン酸カルシウム系磁器は1本発明
者等が鋭意研究を重ねた結果1次に述べるような新たな
知見に基づき完成されたものである。
すなわち2本発明者等はリン酸カルシウム系磁器につい
て、低熱膨張結晶(ないし固溶体)相を導入し、リン酸
カルシウム結晶と共存させることについて検討を重ねて
きた。その結果、リチウムイオンを含有する化合物例え
ばりチウム−アルミノケイ酸塩をリン酸カルシウムに加
え、リチウムイオン含有ガラス、β−ユークリプタイト
固溶体又はβ−スポデューメン固溶体の少なくとも一種
として析出させ、リン酸カルシウムを水酸アパタイト結
晶又はβ−Caa(PO4) 2結晶の少なくとも一種
として晶出共存させることに成功した。かくして、リン
酸カルシウムにリチウムイオン含有ガラス、β−ユーク
リプタイト固溶体又はβ−スポデューメン固溶体の少な
くとも一種を含有する新規なリン酸カルシウム系磁器を
見い出した。
本発明磁器において、リチウムアルミノケイ酸塩(A成
分)は3〜95%、リン酸カルシウム系化合物(B成分
)は5〜97%とされる。A成分が3%未満(B成分が
97%を越える)では、水酸アパタイト結晶及び/又は
β−Ca3(PO,) 2結晶の晶出割合が少くなり、
又焼結性に劣り、緻密質の焼結体が得られない。一方A
成分が95%を越えると(B成分が5%未満)、乳白色
、透光性が阻害され1機械的強度も低レベルとなるおそ
れがある。
このリチウムアルミノケイ酸塩(A成分)は。
β−ユークリプタイト固溶体及び/又はβ−スポデュー
メン固溶体として析出(ないし晶出)して存在するが一
部はガラス相として焼結体中に存在する。
本発明では、焼結体中に低熱膨張用のβユークリプタイ
ト固溶体および/またはβ−スボデユーメン固溶体或い
はLIイオン含有ガラスを主として析出(晶出)させ、
場合によってはこれにアノーサイト結晶及び/またはム
ライト結晶と共存させる為にリチウム−アルミノケイ酸
塩(A成分)の組成はM2O3が5〜70%、S10□
が30〜95%、 Li2Oが0,1〜30%である必
要がある。810□が30%未満になりM2O3が70
%より多くなるとコランダム結晶の晶出割合が多くなり
、Aj!20aが5%未満になりSiO3が95%より
多くなると、クリストバライト結晶あるいはトリジマイ
ト結晶等の晶出割合が多くなり好ましくない。またL1
2Oが0.1%未満では、β−ユークリプタイト固溶体
、β−スポデューメン固溶体の析出割合が極めて少なく
なり好ましくない。Li2Oが30%より多くなると。
Li2O・SiO2やLi2O・25in2等のケイ酸
すチウム結0 品の晶出割合が多くなり好ましくない。特に。
リチウム・アルミノケイ酸塩成分のLi2Oの割合を0
.5〜15%にすると、緻密質セラミックスが得られや
すい。
リン酸カルシウム(B成分)は、主としてリン酸カルシ
ウム系化合物たる水酸アパタイト結晶。
β−TCP等として晶出しているが、一部はガラス相構
成成分(リン酸を含むガラス相を威す)として焼結体中
に存在する。
本発明のリン酸カルシウム系磁器は、S10□。
Aj!20a 、 Li2O、P20!l、 CaOそ
の他の酸化物組成でを所定範囲のものとすることにより
、所期の低熱膨張相を共存させ、熱衝撃破壊抵抗性を改
善し。
緻密な高強度焼結体を得ることができる。好ましくは、
 5j02. AI!20+ 、 Li2O、P2O5
,及びCaOの合計が90%以上である。
その他の酸化物としては、磁器原料(リン酸カルシウム
系化合物原料、リチウムアルミノケイ酸塩原料)特に天
然原料から混入される酸化物2例えばMgO、K2O、
Na、、0. Pe203. TiO2,8203など
が挙げられる。
リン酸カルシウム成分について、Ca/P比が1〜2の
範囲外の場合、水酸アパタイト結晶やβCa3(PO4
)2結晶以外の結晶相やガラス相が多くなる為好ましく
ない。特に、Ca/Pモル比が1.25〜1゜75の範
囲のリン酸カルシウムをP2O,とCaOの合計量で1
5〜80%含有した場合、焼成温度域が広く焼成が容易
である。
本発明のリン酸カルシウム系磁器は、水酸アパタイト結
晶及び/またはβ−Ca、(PO4) 2結晶とβ−ユ
ークリプタイト固溶体及び/またはβ−スポデユーメン
固溶体或いはLiイオン含有ガラスとが共存し、更に場
合によりアノーサイト結晶及び/またはムライト結晶を
含有するものである。従来のリン酸カルシウム系磁器と
比較し、低熱膨張相のβ−ユークリプタイト固溶体及び
/またはβスポデューメン固溶体或いはLiイオン含有
ガラスを含有しているところに特徴がある。ここで。
β−ユークリプタイト固溶体及び/またはβ−スポデュ
ーメン固溶体等は、純粋なスポデューメン1 2 あるいはユークリプタイト結晶はもとよりSiO□。
Al2..03.1,120の割合および結晶粒子径が
純粋なユークリプタイトなどとは多少異なるが結晶構造
が同一であるものまでを含むことを意味する。他の結晶
相9例えばAlI3(hや、 Ca2SiO4等を一部
含んでいても差支えない。
尚、Liイオンを含有していても結晶相的にβスポデュ
ーメン固溶体或いはβ−ユークリプタイト固溶体として
析出(晶出)せず、1.i含有ガラス(特に低膨張ガラ
ス)として存在している場合も考えられる。従って2本
発明は前記成分組成を充足する限り、水酸アパタイト結
晶及びβ−リン酸カルシウムの少なくとも一種からなる
相にアノーサイト及びムライトの少なくとも一種からな
る相とが共存してなるものであっても差支えない。
本発明のリン酸カルシウム系磁器は、磁器中に晶出して
いる水酸アパタイト結晶相及びβCa3(PO4) 2
結晶相の割合と、共存しているリチウムイオン含有ガラ
ス、β−ユークリプタイト固溶体及びβ−スポデューメ
ン固溶体(更には場合によりアノーサイト及びムライト
)の割合と、その構成化学成分であるAI!203. 
S10□、 Li2Oの割合とにより、磁器の熱膨張係
数をコントロールすることもでき、磁器の用途にあわせ
た材料を提供できる。例えばボーンチャイナ用の場合、
水酸アパタイト、β−Ga3(PO4) 2相20〜7
0wt%、残部βユークリプタイト、β−スポデューメ
ン相を含むリチウムアルミノケイ酸塩(リチウムアルミ
ノケイ酸塩全量に対しAl2O3、SiO20310〜
50 wt%、 5in230〜90wt%、 1i2
00.5〜10 wt%)にするとよい。
本発明の磁器の製造に使用する原料は、天然原料1合成
原料のいずれを使用してもよい。
リン酸カルシウム原料としては2例えば、天然骨灰3 
Ca5(PO4)2・Ca(0+()2:ゼラチンの製
造工程で牛骨を溶解し、ゼラチン成分を分離した後の廃
液を石灰乳で中和した特に得られる析出物である少量の
Ca(Oll)zを含んだCaHPO4# 2 H2O
;これを仮焼して得られたαあるいはβピロリン酸カル
シウムa −2CaO−P2O6,β−2CaO’ P
2O5ニリン酸水素カルシウムニ水塩CaHPO4・2
H20;3 4 第2リン酸カルシウムCaHPO4;第3リン酸カルシ
ウムCa3(PO4) 2あるいは3 [ca3(pn
4)2]Ca(OH)2;及び水酸アパタイト結晶Ca
+o(PO4) 6(OH)2等があげられる。又、 
Ca3(PO4) 2あるいは水酸アパタイト結晶は、
リン酸水素カルシウム三水塩、第2リン酸カルシウム、
ピロリン酸カルシウム等にCaC0aを加えて加熱し、
固相反応により行なう乾式合成法;カルシウム塩(例え
ばCa(OH)2. Ca(NOa ) 2等)とリン
酸塩(例えばHI PO4、(NH4)211P04等
)を適当なpnに調節した溶液中で混合し、沈殿反応を
すすめる湿式合成法。
Ca1lPO+ ・2820とCaCO3を湿式で混合
粉砕し。
750℃付近にて仮焼して合成を行なうメカノケミカル
法;等の各種化学合成法から得られたもののいずれでも
よく、その目的に応じて選択し、使用できる。
リチウムアルミノケイ酸塩の原料としては。
天然原料、或いは任意の組成について合成した合成原料
のいずれを使用してもよく1例えばベタライト(1,i
20・M2O3・8 S+02) 、 Lj−オルソク
レース(Ll 2O−Aj! 203  ・6SiO2
)、スポデューメン(L120・AI!2i3  ・4
Si02)、ユークリプタイト(Li20・At!20
3 25i02) 、ケイ酸リチウム(Li20 ・5
i02. 2+、120・5i02.  Li2O・ 
2 SiO□)。
酸化リチウム(1,1zO)、アルミン酸リチウム(L
i20・fiJ!20’s ) 、等から選ばれる1つ
以」二のリチウム含有化合物に必要に応じてカオリン、
セリサイト、蛙目粘土、陶石、長石等の天然ケイ酸アル
ミニウムあるいは合成ケイ酸アルミニウムを使用する。
こうした原料を使用し、原料の成分含量に換算して、 
Al!203  : 5〜70%、 5i02 : 3
0〜90%。
Li20 :  0.1〜30%になるようにリチウム
含有化合物あるいはリチウム含有化合物とケイ酸アルミ
ニウムを選択し、リチウムアルミノケイ酸塩中に含まれ
るMz03. SiO□、 Li20に換算した合計量
で5%以上95%以下に対し、リン酸カルシウム原料を
P2O,とCaOの合計量に換算し、5%以上95%以
下になるように加える。原料はあらかじめ微粉砕(例え
ば50μm以下)して、使用するのが好まし5 6 い。各原料は、配合した後、均一に混合し、成形、乾燥
工程の後、 1000〜1350℃の範囲、好ましくは
1100〜1300℃の範囲で焼成を行ないリン酸カル
シウム系磁器を得る。
[実施例] 実施例及び比較例をあげて本発明をより具体的に説明す
るが1本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例
に限定されるものではない。
実施例1〜11.比較例1〜2 湿式合成法すなわちカルシウム塩(Ca (NO3)2
 )とリン酸塩((NH4) 2HPO4)の水溶液を
混合し。
水溶液のpH調節により反応させ、生成物をろ過・洗浄
した後、乾燥し、  800℃で仮焼を行ない。
Ca/ Pモル比が1.5のβ−リン酸三カルシウム(
β−Caa(PO4) 2)を合成した(合成β−TC
P )。
この粉末の比表面積はLD、5r#/ gであった。
リチウムアルミノケイ酸塩原料はアルミニウム塩、アル
ミン酸アルカリ、ケイ酸アルカリ、リチウム塩の水溶液
を混合し、得られた沈殿物をろ過・洗浄する湿式法にて
合成後、 1000℃で仮焼し。
比表面積5.5rrf’ / g ノLi2O” Aj
!20a ・85j02を調製した。
上記の合成β−TCP及びリチウムアルミノケイ酸塩の
原料粉体を第1表の割合で加えて湿式粉砕混合後これに
バインダーとしてポリビニルアルコールを2重量部加え
て湿式混合し、乾燥させた粉末を1.5 ton/cJ
の圧力で等方向に成形し、第1表に示す温度で大気中に
焼成した。
得られた焼結体の測定結果を第1表に示す。なおこれら
得られた焼結体の見掛気孔率はいずれも0.1%以下で
あった。
(以下余白) 7 8 失施例12〜22.比較例3 リチウムアルミノケイ酸塩の原料は実施例1〜11で使
用したLi20−At! 203  ・8 SiO□の
合成方法と同様にして出発原料組成比を変えることで、
 Li2O・AI!203  ・45iO7,Li2O
・M2O3・2 SiO□、 Li2O・25i02を
湿式混合した。これらの合成粉は以下の温度で仮焼を行
ない使用した。
又、この他に天然原料であるブラジル産ペタライト(あ
らかじめボールミルにて湿式粉砕を行ない平均粒径5如
以下にしたものを使用した。)及びカオリン質粘土、セ
リサイト粘土、蛙目粘土を使用した。
リン酸カルシウム原料は、 CaHPO+・2)12O
とCaCO3に水を加えたスラリーを湿式混合粉砕し。
メカノケミカルな作用を与えることによりにより反応を
進行させ、カルシウム欠損アパタイトを合成した。これ
を780℃にて仮焼を行ない、Ca/Pモル比が1.5
のβ−リン酸三カルシウム(β−Caa(po4:l 
2 )を合成した(合成β−TCP )、この合成粉の
比表面積は16.7rrf/gであった。
上記のリン酸カルシウム及びリチウムアルミノケイ酸塩
の各原料粉体を第2表の割合で加え。
湿式粉砕混合後これにバインダーとしてポリビニルアル
コールを2重量部加えて湿式混合し、乾燥させた粉末を
1.5 ton/ cJの圧力で等方向に成形し、第2
表に示す温度で大気中に焼成した。なお天然原料は10
%近くのIgloss (付着水、吸着水。
層間水)を含んでいるので、 Igloss分を除いた
値で表中の割合になるように換算して加えた。(例えば
、使用したカオリンは2.75%のIglossがある
ので、実施例工3の表中5vt%加える場合には。
Igloss分を除いた添加量が5wt%になるように
5.73wt%相当分を加えた。) 0 1 得られた焼結体の測定結果を第2表に示す。またこれら
の実施例中から選択し2色差計にて1色調を測定し、 
Lab表色系にて第3表に示した。
又、厚み4 、3 +nmの試料にて測定した透光度(
%)も示した。
(以下余白) 2 第 3 表 実施例23〜26 実施例1〜11と同様に湿式合成法により、カルシウム
塩(Ca(NOa )2 )とリン酸塩((NH,)2
Hp(14)の水溶液を混合し、水溶液のpH調節によ
り反応させ、生成物をろ過・洗浄した後乾燥し、800
℃で仮焼を行ない、Ca/Pモル比が1.887の合成
HAP及びCa/ Pモル比が1.5の合成β−TCP
を合成した。これらの粉末の比表面積は12.3rrl
’/ gと10.5rrr / gであった。また第2
リン酸カルシウムCaHPO,にCaCO3を加え混合
物を1100℃にて仮焼し、比表面積8.9rrf’/
 g 、 Ca/ Pモル比1.7の合成リン酸カルシ
ウムを調製した。
リン酸カルシウム原料として、上記の合成HAP、合成
β−TCP 、合成リン酸カルシウム、及び天然骨灰を
使用し、リチウムアルミノケイ酸塩原料は実施例1〜2
2に使用したL12O・/’J!20s  ・8SiO
2,Li2O・M2O3・48102と天然原料のカオ
リン、セリサイト、蛙目粘土とを使用した。
これら原料を第4表の割合で加え湿式粉砕混合後、これ
にバインダーとしてポリビニルアルコ−4 5 ルを2重量部加えて湿式混合し、乾燥させた粉末を1.
5 ton/cI#の圧力で等方向に成形し、第4表に
示す温度で大気中焼成した。なお天然原料は10%近く
のIgloss (付着水、吸着水1層間水)を含んで
いるので、 Igloss分を除いた値で表中の割合に
なるように換算して加えた。
得られた焼結体の測定結果を第4表に示す。なお得られ
た焼結体の見掛気孔率は全て0.1%以下であった。
(以下余白) 第 表 [効果コ 本発明のリン酸カルシウム系磁器は、従来のリン酸カル
シウム系磁器に比較し、低熱膨張で耐熱衝撃抵抗性に優
れる。又、低熱膨張結晶相(固溶体)の割合を変えるこ
とによって磁器の熱膨張係数をコントロールすることが
できる。また緻密質で透光性にも優れる為、ボーンチャ
イナ等の磁器素地としても有用である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 磁器全量に対して、下記A、B成分:A成分:
    リチウムアルミノケイ酸塩として表示され、Al_2O
    _3、SiO_2及びLi_2Oの換算合計値として3
    〜95%(重量%、以下同じ)、 B成分:リン酸カルシウム系化合物として表示され、P
    _2O_5及びCaOの換算合計値として5〜97%、 を主成分とし、 A成分が、該A成分全量に対する各酸化物組成で、Al
    _2O_35〜70%、SiO_230〜95%及びL
    i_2O0.1〜30%からなり、 B成分が、Ca/Pモル比1〜2であることを特徴とす
    るリン酸カルシウム系磁器。
  2. (2) A成分全量に対してLi_2O0.5〜15%
    である請求項1記載のリン酸カルシウム系磁器。
  3. (3) B成分15〜80%からなり、そのCa/Pモ
    ル比が1.25〜1.75である請求項1又は2記載の
    リン酸カルシウム系磁器。
  4. (4) 磁器全量に対して、酸化物組成で、SiO_2
    、Al_2O_3、Li_2O、P_2O_6、及びC
    aOの合計が90%以上であることを特徴とする請求項
    1〜3の一に記載のリン酸カルシウム系磁器。
  5. (5) 水酸アパタイト及びβ−リン酸カルシウムの少
    なくとも一種からなる相と、β−スポデューメン固溶体
    及びβ−ユークリプタイト固溶体の少なくとも一種から
    なる相とが共存している請求項1〜4のいずれか一記載
    のリン酸カルシウム系磁器。
  6. (6) 水酸アパタイト及びβ−リン酸カルシウムの少
    なくとも一種からなる相と、アノーサイト及びムライト
    の少なくとも一種からなる相とが共存している請求項1
    〜4のいずれか一記載のリン酸カルシウム系磁器。
  7. (7) 水酸アパタイト及びβ−リン酸カルシウムの少
    なくとも一種からなる相と、β−スポデューメン固溶体
    及びβ−ユークリプタイト固溶体の少なくとも一種から
    なる相とが共存していることを特徴とするリン酸カルシ
    ウム系磁器。
  8. (8) 更に、アノーサイト及びムライトの少なくとも
    一種からなる相が共存している請求項5又は7記載のリ
    ン酸カルシウム系磁器。
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JP2023043163A (ja) * 2021-09-15 2023-03-28 御木本製薬株式会社 貝殻粉末を磁器素地に混合して製造した磁器及びその製造方法

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