JPH0369559B2 - - Google Patents
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- JPH0369559B2 JPH0369559B2 JP57224256A JP22425682A JPH0369559B2 JP H0369559 B2 JPH0369559 B2 JP H0369559B2 JP 57224256 A JP57224256 A JP 57224256A JP 22425682 A JP22425682 A JP 22425682A JP H0369559 B2 JPH0369559 B2 JP H0369559B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- clothes
- washing
- washing tub
- circular arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
産業上の利用分野
本発明は洗濯槽の内底部に配する攪拌翼に関す
るものである。 従来例の構成とその問題点 従来より日本においてはいわゆる渦巻式洗濯機
と呼ばれる、洗濯槽の底部に攪拌翼を設け、この
回転によつて渦巻攪拌水流を生じさせて洗濯する
形式のものが実用化されている。 この種洗濯機においては、第1図に示すように
攪拌翼aは、洗濯槽bの底面cから槽b内に突出
した形でとりつけられている。そのため、攪拌翼
aが直接衣類に当たる部分は非常に洗浄力が大き
く、一方、攪拌翼aから離れた衣類の部分は洗浄
力が弱くなるものである。その結果、洗いむらが
大きくなると共に、直接攪拌翼aに当たる衣類の
部分のいたみが大きくなるものである。 さらに、洗濯槽bの内径d2に対して攪拌翼aの
外径d1は約1/2程度もしくはそれ以下であり、ま
た、回転数は毎分約300回転以上に設定してあり、
洗濯槽b内に突出した径小の攪拌翼aが高速回転
することとなつて、攪拌翼aに直接当たる衣類部
分をひつかけて回し、その部分ないしはその部分
に近い部分をある程度よじつて全体の衣類、とく
に洗濯槽b上方にある衣類に攪拌力を与える形と
なつている。 このため、衣類のよじれが大きく、洗たくや脱
水終了後に衣類をとり出すとき、ほぐす労作が大
きいものであつた。 また、上述したものとは別に、洗濯槽底部から
非突出状態に攪拌翼が収納され、外周部から中央
部に向うに従つて次第に深さを増すような凹状の
基板と、この基板の上面に中央部分が最も多く隆
起し、外周部分に向うに従つて次第に隆起度合が
減少し、この頂部が洗濯槽内底面と連続状をなす
ように設けられた翼突条とからなる脱水兼用洗濯
機の攪拌翼が提案されている。 この攪拌翼は、洗濯物が洗濯槽内で片寄らず、
脱水時の振動を軽減する効果と、洗濯物をいため
ない効果を奏し得ることが予測できる。しかる
に、洗浄効果を上げるためには、翼突条間におけ
る中心側から外周側に向けての水流の形成が必要
であるにもかかわらず、上記した従来の構成で
は、この点について具体的に開示するものでな
く、洗浄面での不安が残つているものである。 発明の目的 本発明は衣類のよじれを少なくし、しかも、洗
浄効果の優れた洗濯機用攪拌翼を提供するもので
ある。 発明の構成 そして、上記目的を達成するために本発明は、
中央部が球面状にもりあがり、これにより外周側
に向い下降して水平面をなし、さらに、この水平
面から外周に向い上昇する円弧を有した基盤と、
この基盤上面に略放射状に設けた複数の山とを備
え、前記基盤は、前記した円弧に連らなりこの円
弧よりも小さい円弧によつて上昇し外周部に連接
した構成を有し、かつ、前記水平面の深さ寸法
を、基盤の半径寸法の約10〜20%に設定するとと
もに前記基盤の外径寸法を、洗濯槽の内径寸法に
対しほぼ70〜90%に設定したものである。 実施例の説明 以下添付図面にもとづいて本発明の一実施例に
ついて説明する。 第2図は全自動洗濯機の全体構成を示してお
り、1は本体外板、2は多数の脱水孔2を穿設し
た洗濯槽兼脱水槽(以下洗濯槽という)、4は洗
濯槽2の内底部に回転自在に装設した攪拌翼、5
は水受槽、6は脱水時のバランスをとるためのバ
ランサー、7はスイツチなどを収納した操作パネ
ルである。 8はモーターで、この回転力は、ブーリー9、
ベルト10、ブーリー11を経、さらに減速駆動
機構部12によつて減速されて、前記攪拌翼4に
伝えられる。 13は脱水振動を吸収するためのダンパー、1
4はロツド、15は排水弁、16は排水ホースで
ある。 以上が全体構成であるが、次に攪拌翼4の具体
構成につき、第3図〜第5図を参照して説明す
る。 攪拌翼4は、その上面中央部が球面状にもりあ
がつた半球部17になつており、外周方向に向つ
て基面18が下降し、ある距離下降して基面18
は水平面19となり、中心部20と外周部21の
ほぼ中間点付近から接線で外方に向つて上昇する
第1の円弧22a、およびこの第1の円弧22a
がある程度上昇した位置から第1の円弧22bよ
りも小さい第2の円弧22bを順次連接して上昇
する曲面をもたせた基盤23と、その基盤23の
上に一体もしくは一体的に形成された複数個の山
24とよりなる。そして、山24の頂部26は、
中心部20と外周部21との中間点近傍ないしは
これよりやや外周方向に寄つた位置25から外周
側はほぼ水平面27で基盤23につながり、また
前記中間点近傍ないしはこれよりやや外方に寄つ
た位置25から中心部20に向つて28で示すよ
うに下降し、さらに、前記位置25と中心部20
のほぼ中間部分で最低点29を有し、さらにまた
最低点29から中心部20に向つて30で示すよ
うに上昇し、前記半球部17に連接する。 ここで、第1、第2の円弧22a,22bの半
径は、攪拌翼4、すなわち基盤23の外系のほぼ
1/2程度にとり、第2の円弧22bの半径は第1
の円弧22aの半径のほぼ1/2程度にとる。 また、前記水平面19が基盤23の最深部にな
るところであるが、この最深部の深さHは攪拌翼
半径に対し10〜20%の深さとする。 次に山24の断面形状を示すと、第5図の通り
であり、第5図のA〜Hは、第3図中、A〜Hに
対応する。頂部26と基盤23との間は、適当な
曲面31でつながり、基盤23に対し、頂部26
は図示したとおり変化している。 また、攪拌翼4の外径d1は、洗濯槽2の内径d2
を1とすると、ほぼ0.7〜0.9程度にし、第2図に
示したように、洗濯槽2底部に装設する。ここ
で、32は回転軸に取付ける嵌合部、33はボス
である。 以上のような構成において、その動作を説明す
る。攪拌翼4を右回転−休止−左回転……と反転
させ、その回転数は毎分約200回転ないしはそれ
以下にして比較的低速回転させる。 洗濯衣類に洗浄効果を与えるのは、攪拌翼4の
回転により生じる水流の効果と、攪拌翼4の山2
4が直接衣類を動かす効果の二つに大別される。 上記攪拌翼4によつて発生する水流は、第2図
および第4図中の矢印に示すとおりであつて、中
心部20の半球部17から入つてきた水は、下降
して水平面19に至り、そこから上昇して洗濯槽
2壁面に至り、さらに、これに沿つて上昇しつ
つ、攪拌翼4の上方部で大きな円弧水流となる。 そして、基盤23の断面形状を、水平面19か
ら外方にかけて第1、第2の円弧20,21を連
接した曲面としているために、半球部17から下
降した水流が水平面19を経てスムースに上昇す
る水流に変化する。そして、洗濯槽2内で上昇し
つつ大きな円弧水流となるので、極めて有利であ
つて、従来の第1図に示す構成では小さな渦水流
を生じることとは実質的に大きな差異を有する。
また、第1、第2の円弧22a,22bはその大
きさが適宜設定されており、上昇する水流の形成
に有効である。 さらに、基盤23の最深部の深さHについて、
種々実験した結果、攪拌翼4の半径寸法に対し、
10〜20%の範囲にとつたものが良好な結果を示し
た。 次に、攪拌翼4の山が直接衣類を動かす効果に
ついて述べる。基盤23中央の半球部17には山
を形成していないので、この部分での衣類のひつ
かかりを生じず、また、山24の頂部26は、攪
拌翼4の外周部21に対し、同等ないしは若干の
高低差を設けたものであるから、ここでも直接衣
類をひつかけて回すことがない。 また、山24の頂部26は中心部20から外周
部21までのほぼ中間点近傍位置ないしはこれよ
り若干外周に寄つた位置から外方へほぼ水平27
にしており、攪拌翼4の最も周速度の高い部分が
このようになつていること、および回転数を低速
としていることから衣類を直接ひつかけて回すこ
とが少ない。 このように、形状にもとづく効果を有した攪拌
翼4の外径d1を洗濯槽2の内径d2に対してほぼ70
〜90%と大きくとり、かつ、その回転数を約200
回転分もしくはこれ以下におさえたことにより、
洗濯槽2内に広く、しかもゆつくりした水流をお
こし、洗濯衣類をゆつくり動かす効果を生む。 本来、渦巻式洗濯機において、洗濯衣類を動か
す作用は、衣類を水流に乗せて動かす要素と、衣
類を直接攪拌翼4でひつかけて回す要素の大別二
要素によつて成り立ち、これが洗浄効果を生むの
である。 そこで、この二要素のもたらす作用効果につい
て述べると、水流に乗せて動かす要素が強いと、
衣類はいたまず、またよじれやからみが少ない
が、洗浄力は弱いものとなる。この典型的なもの
がポンプで加圧したジエツト水流式洗濯機であ
る。 一方、衣類を直接攪拌翼4でひつかけて回す要
素が強いと、洗浄むらや衣類のいたみが大きく、
また、よじれやからみが大きくなり、反面、洗浄
効果は大きくなる。 前記した二要素のバランスをとり、できるだけ
衣類のいたみをおさえ、衣類のよじれやからみを
少なくし、基本的な洗浄力を確保するのが望まし
い。 本実施例においては従来の渦巻式洗濯機に比し
て、水流による洗浄効果の要素を大きくし、衣類
を直接ひつかけて攪拌する要素を減じたものであ
る。 上記実施例の構成を採用したことにより、次表
に示したように、洗浄効果(洗浄度)を従来品と
同等レベルにとつた場合、洗浄むら、衣類のいた
み、衣類のよじれ、からみを軽減できたものであ
る。
るものである。 従来例の構成とその問題点 従来より日本においてはいわゆる渦巻式洗濯機
と呼ばれる、洗濯槽の底部に攪拌翼を設け、この
回転によつて渦巻攪拌水流を生じさせて洗濯する
形式のものが実用化されている。 この種洗濯機においては、第1図に示すように
攪拌翼aは、洗濯槽bの底面cから槽b内に突出
した形でとりつけられている。そのため、攪拌翼
aが直接衣類に当たる部分は非常に洗浄力が大き
く、一方、攪拌翼aから離れた衣類の部分は洗浄
力が弱くなるものである。その結果、洗いむらが
大きくなると共に、直接攪拌翼aに当たる衣類の
部分のいたみが大きくなるものである。 さらに、洗濯槽bの内径d2に対して攪拌翼aの
外径d1は約1/2程度もしくはそれ以下であり、ま
た、回転数は毎分約300回転以上に設定してあり、
洗濯槽b内に突出した径小の攪拌翼aが高速回転
することとなつて、攪拌翼aに直接当たる衣類部
分をひつかけて回し、その部分ないしはその部分
に近い部分をある程度よじつて全体の衣類、とく
に洗濯槽b上方にある衣類に攪拌力を与える形と
なつている。 このため、衣類のよじれが大きく、洗たくや脱
水終了後に衣類をとり出すとき、ほぐす労作が大
きいものであつた。 また、上述したものとは別に、洗濯槽底部から
非突出状態に攪拌翼が収納され、外周部から中央
部に向うに従つて次第に深さを増すような凹状の
基板と、この基板の上面に中央部分が最も多く隆
起し、外周部分に向うに従つて次第に隆起度合が
減少し、この頂部が洗濯槽内底面と連続状をなす
ように設けられた翼突条とからなる脱水兼用洗濯
機の攪拌翼が提案されている。 この攪拌翼は、洗濯物が洗濯槽内で片寄らず、
脱水時の振動を軽減する効果と、洗濯物をいため
ない効果を奏し得ることが予測できる。しかる
に、洗浄効果を上げるためには、翼突条間におけ
る中心側から外周側に向けての水流の形成が必要
であるにもかかわらず、上記した従来の構成で
は、この点について具体的に開示するものでな
く、洗浄面での不安が残つているものである。 発明の目的 本発明は衣類のよじれを少なくし、しかも、洗
浄効果の優れた洗濯機用攪拌翼を提供するもので
ある。 発明の構成 そして、上記目的を達成するために本発明は、
中央部が球面状にもりあがり、これにより外周側
に向い下降して水平面をなし、さらに、この水平
面から外周に向い上昇する円弧を有した基盤と、
この基盤上面に略放射状に設けた複数の山とを備
え、前記基盤は、前記した円弧に連らなりこの円
弧よりも小さい円弧によつて上昇し外周部に連接
した構成を有し、かつ、前記水平面の深さ寸法
を、基盤の半径寸法の約10〜20%に設定するとと
もに前記基盤の外径寸法を、洗濯槽の内径寸法に
対しほぼ70〜90%に設定したものである。 実施例の説明 以下添付図面にもとづいて本発明の一実施例に
ついて説明する。 第2図は全自動洗濯機の全体構成を示してお
り、1は本体外板、2は多数の脱水孔2を穿設し
た洗濯槽兼脱水槽(以下洗濯槽という)、4は洗
濯槽2の内底部に回転自在に装設した攪拌翼、5
は水受槽、6は脱水時のバランスをとるためのバ
ランサー、7はスイツチなどを収納した操作パネ
ルである。 8はモーターで、この回転力は、ブーリー9、
ベルト10、ブーリー11を経、さらに減速駆動
機構部12によつて減速されて、前記攪拌翼4に
伝えられる。 13は脱水振動を吸収するためのダンパー、1
4はロツド、15は排水弁、16は排水ホースで
ある。 以上が全体構成であるが、次に攪拌翼4の具体
構成につき、第3図〜第5図を参照して説明す
る。 攪拌翼4は、その上面中央部が球面状にもりあ
がつた半球部17になつており、外周方向に向つ
て基面18が下降し、ある距離下降して基面18
は水平面19となり、中心部20と外周部21の
ほぼ中間点付近から接線で外方に向つて上昇する
第1の円弧22a、およびこの第1の円弧22a
がある程度上昇した位置から第1の円弧22bよ
りも小さい第2の円弧22bを順次連接して上昇
する曲面をもたせた基盤23と、その基盤23の
上に一体もしくは一体的に形成された複数個の山
24とよりなる。そして、山24の頂部26は、
中心部20と外周部21との中間点近傍ないしは
これよりやや外周方向に寄つた位置25から外周
側はほぼ水平面27で基盤23につながり、また
前記中間点近傍ないしはこれよりやや外方に寄つ
た位置25から中心部20に向つて28で示すよ
うに下降し、さらに、前記位置25と中心部20
のほぼ中間部分で最低点29を有し、さらにまた
最低点29から中心部20に向つて30で示すよ
うに上昇し、前記半球部17に連接する。 ここで、第1、第2の円弧22a,22bの半
径は、攪拌翼4、すなわち基盤23の外系のほぼ
1/2程度にとり、第2の円弧22bの半径は第1
の円弧22aの半径のほぼ1/2程度にとる。 また、前記水平面19が基盤23の最深部にな
るところであるが、この最深部の深さHは攪拌翼
半径に対し10〜20%の深さとする。 次に山24の断面形状を示すと、第5図の通り
であり、第5図のA〜Hは、第3図中、A〜Hに
対応する。頂部26と基盤23との間は、適当な
曲面31でつながり、基盤23に対し、頂部26
は図示したとおり変化している。 また、攪拌翼4の外径d1は、洗濯槽2の内径d2
を1とすると、ほぼ0.7〜0.9程度にし、第2図に
示したように、洗濯槽2底部に装設する。ここ
で、32は回転軸に取付ける嵌合部、33はボス
である。 以上のような構成において、その動作を説明す
る。攪拌翼4を右回転−休止−左回転……と反転
させ、その回転数は毎分約200回転ないしはそれ
以下にして比較的低速回転させる。 洗濯衣類に洗浄効果を与えるのは、攪拌翼4の
回転により生じる水流の効果と、攪拌翼4の山2
4が直接衣類を動かす効果の二つに大別される。 上記攪拌翼4によつて発生する水流は、第2図
および第4図中の矢印に示すとおりであつて、中
心部20の半球部17から入つてきた水は、下降
して水平面19に至り、そこから上昇して洗濯槽
2壁面に至り、さらに、これに沿つて上昇しつ
つ、攪拌翼4の上方部で大きな円弧水流となる。 そして、基盤23の断面形状を、水平面19か
ら外方にかけて第1、第2の円弧20,21を連
接した曲面としているために、半球部17から下
降した水流が水平面19を経てスムースに上昇す
る水流に変化する。そして、洗濯槽2内で上昇し
つつ大きな円弧水流となるので、極めて有利であ
つて、従来の第1図に示す構成では小さな渦水流
を生じることとは実質的に大きな差異を有する。
また、第1、第2の円弧22a,22bはその大
きさが適宜設定されており、上昇する水流の形成
に有効である。 さらに、基盤23の最深部の深さHについて、
種々実験した結果、攪拌翼4の半径寸法に対し、
10〜20%の範囲にとつたものが良好な結果を示し
た。 次に、攪拌翼4の山が直接衣類を動かす効果に
ついて述べる。基盤23中央の半球部17には山
を形成していないので、この部分での衣類のひつ
かかりを生じず、また、山24の頂部26は、攪
拌翼4の外周部21に対し、同等ないしは若干の
高低差を設けたものであるから、ここでも直接衣
類をひつかけて回すことがない。 また、山24の頂部26は中心部20から外周
部21までのほぼ中間点近傍位置ないしはこれよ
り若干外周に寄つた位置から外方へほぼ水平27
にしており、攪拌翼4の最も周速度の高い部分が
このようになつていること、および回転数を低速
としていることから衣類を直接ひつかけて回すこ
とが少ない。 このように、形状にもとづく効果を有した攪拌
翼4の外径d1を洗濯槽2の内径d2に対してほぼ70
〜90%と大きくとり、かつ、その回転数を約200
回転分もしくはこれ以下におさえたことにより、
洗濯槽2内に広く、しかもゆつくりした水流をお
こし、洗濯衣類をゆつくり動かす効果を生む。 本来、渦巻式洗濯機において、洗濯衣類を動か
す作用は、衣類を水流に乗せて動かす要素と、衣
類を直接攪拌翼4でひつかけて回す要素の大別二
要素によつて成り立ち、これが洗浄効果を生むの
である。 そこで、この二要素のもたらす作用効果につい
て述べると、水流に乗せて動かす要素が強いと、
衣類はいたまず、またよじれやからみが少ない
が、洗浄力は弱いものとなる。この典型的なもの
がポンプで加圧したジエツト水流式洗濯機であ
る。 一方、衣類を直接攪拌翼4でひつかけて回す要
素が強いと、洗浄むらや衣類のいたみが大きく、
また、よじれやからみが大きくなり、反面、洗浄
効果は大きくなる。 前記した二要素のバランスをとり、できるだけ
衣類のいたみをおさえ、衣類のよじれやからみを
少なくし、基本的な洗浄力を確保するのが望まし
い。 本実施例においては従来の渦巻式洗濯機に比し
て、水流による洗浄効果の要素を大きくし、衣類
を直接ひつかけて攪拌する要素を減じたものであ
る。 上記実施例の構成を採用したことにより、次表
に示したように、洗浄効果(洗浄度)を従来品と
同等レベルにとつた場合、洗浄むら、衣類のいた
み、衣類のよじれ、からみを軽減できたものであ
る。
【表】
なお、ここで言う洗浄度は、電気洗濯機JIS−
C−9606に規定された試験方法によつて測定され
たものであり、洗浄むらは4回洗浄テストして40
枚の汚染布の洗浄度の標準偏差にもとづくもので
あり、また、衣類のいたみはガーゼ類を20回洗た
くした時の重量減(%)を示すものである。 次に、第6図は、山24形状が本実施例と若干
異なる場合の他実施例を示し、中心部20と外周
部21との間のほぼ中間点近傍位置ないしは若干
外方に寄つた位置34から外方は、その頂部26
を水平に、また、上記位置34から内方は下向き
として、前記位置34と中心部20とのほぼ中間
点近傍で基盤23に連接するように構成したもの
で、このものも本実施例と同様な効果を奏するも
のである。また、第6図において、上記した以外
の構成は、第4図に示したと同様であり、その説
明を略す。 本実施例においては、全自動洗濯機に攪拌翼を
装設した場合について説明したが、洗濯槽と脱水
槽を併設した二槽式洗濯機の洗濯槽に装設しても
同様の効果が得られる。この場合は、通常洗濯槽
が略角型の平面形状を有しており、前述した洗濯
槽の内径d2を角型の洗濯槽の対辺距離におきかえ
て考えればよく、これまた同様な効果を奏するも
のである。 発明の効果 上記実施例から明らかなように本発明によれ
ば、従来に比して、水流の影響力を高め得、衣類
を攪拌翼に直接ひつかけて回す効果を減じたもの
であつて、洗浄力を高いレベルに維持し、洗浄む
ら、衣類のいたみ、よじれ、からみを低くおさ
え、バランスのとれた洗濯性能を発揮し得るもの
である。特に、基盤の水平面からは、第1の円
弧、さらにはこの第1の円弧よりも小さい第2の
円弧が連接しており、これによつて上昇水流をス
ムースに発生し得、布の攪拌性能を高め、洗浄効
果の向上が図れる。
C−9606に規定された試験方法によつて測定され
たものであり、洗浄むらは4回洗浄テストして40
枚の汚染布の洗浄度の標準偏差にもとづくもので
あり、また、衣類のいたみはガーゼ類を20回洗た
くした時の重量減(%)を示すものである。 次に、第6図は、山24形状が本実施例と若干
異なる場合の他実施例を示し、中心部20と外周
部21との間のほぼ中間点近傍位置ないしは若干
外方に寄つた位置34から外方は、その頂部26
を水平に、また、上記位置34から内方は下向き
として、前記位置34と中心部20とのほぼ中間
点近傍で基盤23に連接するように構成したもの
で、このものも本実施例と同様な効果を奏するも
のである。また、第6図において、上記した以外
の構成は、第4図に示したと同様であり、その説
明を略す。 本実施例においては、全自動洗濯機に攪拌翼を
装設した場合について説明したが、洗濯槽と脱水
槽を併設した二槽式洗濯機の洗濯槽に装設しても
同様の効果が得られる。この場合は、通常洗濯槽
が略角型の平面形状を有しており、前述した洗濯
槽の内径d2を角型の洗濯槽の対辺距離におきかえ
て考えればよく、これまた同様な効果を奏するも
のである。 発明の効果 上記実施例から明らかなように本発明によれ
ば、従来に比して、水流の影響力を高め得、衣類
を攪拌翼に直接ひつかけて回す効果を減じたもの
であつて、洗浄力を高いレベルに維持し、洗浄む
ら、衣類のいたみ、よじれ、からみを低くおさ
え、バランスのとれた洗濯性能を発揮し得るもの
である。特に、基盤の水平面からは、第1の円
弧、さらにはこの第1の円弧よりも小さい第2の
円弧が連接しており、これによつて上昇水流をス
ムースに発生し得、布の攪拌性能を高め、洗浄効
果の向上が図れる。
第1図は従来の洗濯機の全体構成を示す縦断面
図、第2図は本発明の一実施例における洗濯機の
全体構成を示す縦断面図、第3図はその攪拌翼を
示す平面図、第4図は第3図X−O−Y線断面
図、第5図A〜Hは第3図中A〜Hの部位におけ
る各断面図、第6図は攪拌翼の他実施例を示す断
面図である。 2……洗濯槽、4……攪拌翼、17……半球
部、19……水平面、20……中心部、21……
外周部、22a,22b……第1、第2の円弧、
23……基盤、24……山、26……頂部。
図、第2図は本発明の一実施例における洗濯機の
全体構成を示す縦断面図、第3図はその攪拌翼を
示す平面図、第4図は第3図X−O−Y線断面
図、第5図A〜Hは第3図中A〜Hの部位におけ
る各断面図、第6図は攪拌翼の他実施例を示す断
面図である。 2……洗濯槽、4……攪拌翼、17……半球
部、19……水平面、20……中心部、21……
外周部、22a,22b……第1、第2の円弧、
23……基盤、24……山、26……頂部。
Claims (1)
- 1 中央部が球面状にもりあがり、これより外周
側に向い下降して水平面をなし、さらにこの水平
面から外周に向い上昇する円弧を有した基盤と、
この基盤上面に略放射状に設けた複数の山とを備
え、前記基盤は、前記した円弧に連らなりこの円
弧よりも小さい円弧によつて上昇し外周部に連接
した構成を有し、かつ、前記水平面の深さ寸法
を、基盤の半径寸法の約10〜20%に設定するとと
もに、前記基盤の外径寸法を、洗濯槽の内径寸法
に対しほぼ70〜90%に設定した洗濯機用攪拌翼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57224256A JPS59115080A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 洗濯機用撹拌翼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57224256A JPS59115080A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 洗濯機用撹拌翼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59115080A JPS59115080A (ja) | 1984-07-03 |
| JPH0369559B2 true JPH0369559B2 (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=16810925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57224256A Granted JPS59115080A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 洗濯機用撹拌翼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59115080A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0438064Y2 (ja) * | 1986-03-18 | 1992-09-07 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5216667A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-08 | Hitachi Ltd | Wiring substrate |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP57224256A patent/JPS59115080A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59115080A (ja) | 1984-07-03 |
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