JPH0369708B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0369708B2 JPH0369708B2 JP22648684A JP22648684A JPH0369708B2 JP H0369708 B2 JPH0369708 B2 JP H0369708B2 JP 22648684 A JP22648684 A JP 22648684A JP 22648684 A JP22648684 A JP 22648684A JP H0369708 B2 JPH0369708 B2 JP H0369708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- wood
- resin
- urethane resin
- sheets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 36
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 21
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 claims description 11
- 210000003462 vein Anatomy 0.000 claims description 10
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 9
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 6
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 4
- 229920003009 polyurethane dispersion Polymers 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 244000055346 Paulownia Species 0.000 description 3
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 3
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 3
- 229920000298 Cellophane Polymers 0.000 description 2
- 240000000731 Fagus sylvatica Species 0.000 description 2
- 235000010099 Fagus sylvatica Nutrition 0.000 description 2
- 239000004640 Melamine resin Substances 0.000 description 2
- 229920000877 Melamine resin Polymers 0.000 description 2
- 229920001807 Urea-formaldehyde Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 235000013557 nattō Nutrition 0.000 description 2
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 2
- 229920001568 phenolic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 2
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 2
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 2
- 235000011121 sodium hydroxide Nutrition 0.000 description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 2
- KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 2-methoxy-6-methylphenol Chemical compound [CH]OC1=CC=CC([CH])=C1O KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004641 Diallyl-phthalate Substances 0.000 description 1
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 206010058109 Hangnail Diseases 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 229920001328 Polyvinylidene chloride Polymers 0.000 description 1
- XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N Vinyl acetate Chemical compound CC(=O)OC=C XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- PIPBVABVQJZSAB-UHFFFAOYSA-N bis(ethenyl) benzene-1,2-dicarboxylate Chemical compound C=COC(=O)C1=CC=CC=C1C(=O)OC=C PIPBVABVQJZSAB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QUDWYFHPNIMBFC-UHFFFAOYSA-N bis(prop-2-enyl) benzene-1,2-dicarboxylate Chemical compound C=CCOC(=O)C1=CC=CC=C1C(=O)OCC=C QUDWYFHPNIMBFC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004566 building material Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 1
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 1
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000019441 ethanol Nutrition 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000000796 flavoring agent Substances 0.000 description 1
- 235000019634 flavors Nutrition 0.000 description 1
- 239000011121 hardwood Substances 0.000 description 1
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 239000005033 polyvinylidene chloride Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 235000019685 rice crackers Nutrition 0.000 description 1
- 230000037380 skin damage Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000004753 textile Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は包装材、各種化粧材、文具事務用品、
箱材、装飾材、玩具等各種の用途をもつたウレタ
ン樹脂含浸経木シートに関するものである。 [発明が解決すべき課題] 従来木材をシート状に薄くスライスして得た経
木シート(所謂ツキ板)は納豆、団子等を包む材
料として使用されて来た。しかしツキ板自体は縦
方向に裂け易くかつ横方向の折曲げによつて割れ
るという性質を有する。納豆、団子等の包装材と
して使用する限りにおいて、このような欠点はそ
れほど問題とならない。 しかし現在は多様化の時代である。消費者はす
べてのものに新しい素材を要求している。本発明
者は多様化した消費者の要望に答えるべく、ツキ
板の新用途開発に幅広い研究を行なつた。しかし
ここで問題となるのはツキ板の縦方向に裂け易
く、横方向の折曲げにより割れるという性質であ
る。本発明者はツキ板とプラスチツク又は薄物材
料等のバツクシートとの貼合せについて研究を行
なつた。しかし、このようなバツクシートの貼合
せによつてツキ板の上述の欠点は改良されるが、
代りにツキ板自体の木質感が失なわれた。次の段
階で各種の合成樹脂を塗布又は含浸させる研究を
行なつた。各種の樹脂、例えばフエノール樹脂、
酢酸ビニル樹脂、ジビニルフタレート樹脂、メラ
ミン樹脂、尿素樹脂、について実験を行ないウレ
タン樹脂が最適であることを発見して本発明に至
つた。 [課題を解決すべき手段] 本発明は、木材をシート状に薄くスライスして
得たシート材にウレタン樹脂を含浸したことを特
徴とするポリウレタン樹脂含浸経木シートに関す
る。 さらに本発明の上記のポリウレタン樹脂含浸シ
ート状素材の全面にわたつてバツクシートを形成
するか又はそのウレタン樹脂含浸経木シートの1
部分上に葉脈を形成しても良い。 本発明のウレタン樹脂含浸木材の経木シートは
裂けず、割れず、かつ折曲げが自由にできる強靭
性を有するという利点を有する。 木材をシート状に薄くスライスしたシート材を
そのまま使用したのは、木肌、木理をいかした独
特の味わいを保存するためであり、浸漬する樹脂
にウレタン樹脂を使用したのは木肌、木理を損な
うことなくシート材に柔軟性を付与することがで
きる特性を有するためであり、取扱いが容易で経
木シートに含浸付着させた該、経木シートは扱つ
ても皮膚障害がない。 この種のウレタン樹脂としてどのようなもので
も使用できる。特に繊維加工用ポリウレタンデイ
スパージヨンが好適であり、その樹脂液に浸漬し
乾燥させるか或いは、ぬれている状態のままバツ
クシート又は葉脈を接着させることにより木を柔
軟化させ、折り鶴の様な折曲げの多いものでも容
易に作成可能な程の柔軟性が生じ、強靭な皮膜は
黄変せず、熱に強く−40度〜200度の範囲で実用
性があり、水に膨潤し難い経木シートを形成す
る。このようにすることにより桐の木のようなも
のでも桐の木目をそのままでくずすことなく折曲
げることができ、また経木シートを重層したもの
でも割れを生じさせずに折曲げることができた。
尚浸漬時間は経木シートの厚さで変るが、1分間
以上が良い。 ウレタン樹脂の皮膚内又は皮膚上に固定するバ
ツクシートは装飾、強度向上の目的で使用される
が素材寸法を拡大したり、重層材形成のためにも
使用でき、いずれの場合もウレタン樹脂は固着乃
至接着手段として利用することとなり、抗張力、
伸度、硬度等優れた諸物性が活用される。また、
防災加工剤(例えばピロガードF800.10%、商品
名)を同時に使用することもある。用法は樹脂液
への混入或いはスプレー加工である。而して固
定、接着の相手であるバツクシート又は葉脈とし
て例えばポリエチレンフイルム、ポリ塩化ビニリ
デンフイルム、セロフアン生布、紙、木の葉その
他の板状、シート状或いはフイルム状のもの、又
はシート状自体が使用できる、尚、木製経木シー
トの厚みは0.03mmから0.3mm程度が良い。 [実施例] 1 市販の経木(100枚の重合厚が25mm程度のも
の)を、シート材としてこれをポリウレタンデ
イスパージヨンエラストロンDP−200(第一工
業製薬(株)製)の80%水溶液に5〜10分間浸漬
し、引上げ後100℃で2〜3分間乾燥し経木シ
ートを得た。この経木シートは木理縦方向に裂
けにくく、横方向へ折曲げてもささくれができ
ずかつ折目がつき難い特性を示した。 2 実施例1と同様のシート材(0.2mm厚)を同
成分のポリウレタンデイスパージヨン80%水溶
液に5〜10分間浸漬し、引上げた後木の葉を98
%の水酸化ナトリウム100gを水2で希釈し
た苛性ソーダ溶液により煮沸し葉肉を除去して
形成した葉脈を散在させて常温により24時間自
然乾燥し経木シートを得た。葉脈は脈間を通し
てウレタン樹脂中に固定され(第1図参照)、
経木シートは実施例1と同様の結果を示した。 3 実施例2により得られたものにセロフアンフ
イルムをコーテイングした経木シートを得た。
尚、乾燥前に木の葉を介在させ、或いは介在さ
せずにウレタン樹脂の接着力により重合させて
も良い。 4 実施例1と同様のシート材の多数枚をポリウ
レタンデイスパージヨンの80%水溶液に5〜10
分間浸漬したものの端部を重ね合わせて接着
し、大形の経木シートを得た。 第1図は本発明に係る経木シートの1部分上に
葉脈を貼合わせた実施例を示すもので、符号1は
樹脂含浸経木シート、4は葉脈を示す。 第2図乃至第4図は本発明に係る経木シート用
いて作製したもので、第2図では折り紙素材とし
て折り鶴Xを作つたもの、第3図は経木シートを
短冊状に裁断し、しおりYを作つたもの、第4図
は電燈傘Zの側面を経木シートにより装飾した例
である。また第5図は経木シート1を3枚重層し
た例を示しており、重層の場合、木目に偏り等が
あるときはその向きを変えて重ね合せることによ
りくせをなくすことができる。経木シート1は何
枚重層しても良い。 [効果] 従つて本発明によれば、例えば玩具や人形折り
紙、模型等、アルバム、ノート、手帳等の表紙そ
の他文具用品、電燈用傘、包装紙、或いは壁紙、
アコーデイオンカーテン、机等の装飾等の建築材
料、折箱、くず箱、紙箱、菓子、煙草、酒等の容
器、包装箱その他等、極めて応用例の広汎な経木
シートを提供することができる。 実施例3および比較例1〜5 実施例3においてブナスライス材0.1mm厚を実
施例1と同様に処理を行ない、ウレタン樹脂の含
浸量38%(w/w)の経木シートを得た。 比較例1〜5においてそれぞれブナスライス材
0.1mm厚をそれぞれ樹脂液で処理して同じ樹脂含
浸量38%(w/w)の経木シートを得た。 実施例3および比較例1〜5で得られた経木シ
ートについて、90度折曲げ、耐折強さ(JIS−
P8115)、硬度(ASTM D−638)および硬度
(ASTM D−785)のテストを行なつた。その結
果を表に示す。
箱材、装飾材、玩具等各種の用途をもつたウレタ
ン樹脂含浸経木シートに関するものである。 [発明が解決すべき課題] 従来木材をシート状に薄くスライスして得た経
木シート(所謂ツキ板)は納豆、団子等を包む材
料として使用されて来た。しかしツキ板自体は縦
方向に裂け易くかつ横方向の折曲げによつて割れ
るという性質を有する。納豆、団子等の包装材と
して使用する限りにおいて、このような欠点はそ
れほど問題とならない。 しかし現在は多様化の時代である。消費者はす
べてのものに新しい素材を要求している。本発明
者は多様化した消費者の要望に答えるべく、ツキ
板の新用途開発に幅広い研究を行なつた。しかし
ここで問題となるのはツキ板の縦方向に裂け易
く、横方向の折曲げにより割れるという性質であ
る。本発明者はツキ板とプラスチツク又は薄物材
料等のバツクシートとの貼合せについて研究を行
なつた。しかし、このようなバツクシートの貼合
せによつてツキ板の上述の欠点は改良されるが、
代りにツキ板自体の木質感が失なわれた。次の段
階で各種の合成樹脂を塗布又は含浸させる研究を
行なつた。各種の樹脂、例えばフエノール樹脂、
酢酸ビニル樹脂、ジビニルフタレート樹脂、メラ
ミン樹脂、尿素樹脂、について実験を行ないウレ
タン樹脂が最適であることを発見して本発明に至
つた。 [課題を解決すべき手段] 本発明は、木材をシート状に薄くスライスして
得たシート材にウレタン樹脂を含浸したことを特
徴とするポリウレタン樹脂含浸経木シートに関す
る。 さらに本発明の上記のポリウレタン樹脂含浸シ
ート状素材の全面にわたつてバツクシートを形成
するか又はそのウレタン樹脂含浸経木シートの1
部分上に葉脈を形成しても良い。 本発明のウレタン樹脂含浸木材の経木シートは
裂けず、割れず、かつ折曲げが自由にできる強靭
性を有するという利点を有する。 木材をシート状に薄くスライスしたシート材を
そのまま使用したのは、木肌、木理をいかした独
特の味わいを保存するためであり、浸漬する樹脂
にウレタン樹脂を使用したのは木肌、木理を損な
うことなくシート材に柔軟性を付与することがで
きる特性を有するためであり、取扱いが容易で経
木シートに含浸付着させた該、経木シートは扱つ
ても皮膚障害がない。 この種のウレタン樹脂としてどのようなもので
も使用できる。特に繊維加工用ポリウレタンデイ
スパージヨンが好適であり、その樹脂液に浸漬し
乾燥させるか或いは、ぬれている状態のままバツ
クシート又は葉脈を接着させることにより木を柔
軟化させ、折り鶴の様な折曲げの多いものでも容
易に作成可能な程の柔軟性が生じ、強靭な皮膜は
黄変せず、熱に強く−40度〜200度の範囲で実用
性があり、水に膨潤し難い経木シートを形成す
る。このようにすることにより桐の木のようなも
のでも桐の木目をそのままでくずすことなく折曲
げることができ、また経木シートを重層したもの
でも割れを生じさせずに折曲げることができた。
尚浸漬時間は経木シートの厚さで変るが、1分間
以上が良い。 ウレタン樹脂の皮膚内又は皮膚上に固定するバ
ツクシートは装飾、強度向上の目的で使用される
が素材寸法を拡大したり、重層材形成のためにも
使用でき、いずれの場合もウレタン樹脂は固着乃
至接着手段として利用することとなり、抗張力、
伸度、硬度等優れた諸物性が活用される。また、
防災加工剤(例えばピロガードF800.10%、商品
名)を同時に使用することもある。用法は樹脂液
への混入或いはスプレー加工である。而して固
定、接着の相手であるバツクシート又は葉脈とし
て例えばポリエチレンフイルム、ポリ塩化ビニリ
デンフイルム、セロフアン生布、紙、木の葉その
他の板状、シート状或いはフイルム状のもの、又
はシート状自体が使用できる、尚、木製経木シー
トの厚みは0.03mmから0.3mm程度が良い。 [実施例] 1 市販の経木(100枚の重合厚が25mm程度のも
の)を、シート材としてこれをポリウレタンデ
イスパージヨンエラストロンDP−200(第一工
業製薬(株)製)の80%水溶液に5〜10分間浸漬
し、引上げ後100℃で2〜3分間乾燥し経木シ
ートを得た。この経木シートは木理縦方向に裂
けにくく、横方向へ折曲げてもささくれができ
ずかつ折目がつき難い特性を示した。 2 実施例1と同様のシート材(0.2mm厚)を同
成分のポリウレタンデイスパージヨン80%水溶
液に5〜10分間浸漬し、引上げた後木の葉を98
%の水酸化ナトリウム100gを水2で希釈し
た苛性ソーダ溶液により煮沸し葉肉を除去して
形成した葉脈を散在させて常温により24時間自
然乾燥し経木シートを得た。葉脈は脈間を通し
てウレタン樹脂中に固定され(第1図参照)、
経木シートは実施例1と同様の結果を示した。 3 実施例2により得られたものにセロフアンフ
イルムをコーテイングした経木シートを得た。
尚、乾燥前に木の葉を介在させ、或いは介在さ
せずにウレタン樹脂の接着力により重合させて
も良い。 4 実施例1と同様のシート材の多数枚をポリウ
レタンデイスパージヨンの80%水溶液に5〜10
分間浸漬したものの端部を重ね合わせて接着
し、大形の経木シートを得た。 第1図は本発明に係る経木シートの1部分上に
葉脈を貼合わせた実施例を示すもので、符号1は
樹脂含浸経木シート、4は葉脈を示す。 第2図乃至第4図は本発明に係る経木シート用
いて作製したもので、第2図では折り紙素材とし
て折り鶴Xを作つたもの、第3図は経木シートを
短冊状に裁断し、しおりYを作つたもの、第4図
は電燈傘Zの側面を経木シートにより装飾した例
である。また第5図は経木シート1を3枚重層し
た例を示しており、重層の場合、木目に偏り等が
あるときはその向きを変えて重ね合せることによ
りくせをなくすことができる。経木シート1は何
枚重層しても良い。 [効果] 従つて本発明によれば、例えば玩具や人形折り
紙、模型等、アルバム、ノート、手帳等の表紙そ
の他文具用品、電燈用傘、包装紙、或いは壁紙、
アコーデイオンカーテン、机等の装飾等の建築材
料、折箱、くず箱、紙箱、菓子、煙草、酒等の容
器、包装箱その他等、極めて応用例の広汎な経木
シートを提供することができる。 実施例3および比較例1〜5 実施例3においてブナスライス材0.1mm厚を実
施例1と同様に処理を行ない、ウレタン樹脂の含
浸量38%(w/w)の経木シートを得た。 比較例1〜5においてそれぞれブナスライス材
0.1mm厚をそれぞれ樹脂液で処理して同じ樹脂含
浸量38%(w/w)の経木シートを得た。 実施例3および比較例1〜5で得られた経木シ
ートについて、90度折曲げ、耐折強さ(JIS−
P8115)、硬度(ASTM D−638)および硬度
(ASTM D−785)のテストを行なつた。その結
果を表に示す。
【表】
メラミン樹脂、フエノール樹脂、尿素樹脂、ジ
アリルフタレート樹脂で含浸した経木シートは、
硬く薄い煎餅のようにパリパリであつた。そのた
め90度の折曲げで破損し、耐折強さも0であつ
た。外観および手ざわりは、実施例3および比較
例1の経木シートは良好であつたが比較例2〜5
の経木シートはパリパリで木質感はまつたくなか
つた。
アリルフタレート樹脂で含浸した経木シートは、
硬く薄い煎餅のようにパリパリであつた。そのた
め90度の折曲げで破損し、耐折強さも0であつ
た。外観および手ざわりは、実施例3および比較
例1の経木シートは良好であつたが比較例2〜5
の経木シートはパリパリで木質感はまつたくなか
つた。
図面は本発明に係る経木シートの実施例を示す
もので、第1図は本発明の1つの態様の構造例を
示す断面図、第2図乃至第4図は使用例3種の斜
視図、第5図は別の構造例を示す断面図である。 1……経木シート、4……葉脈、5……バツク
シート。
もので、第1図は本発明の1つの態様の構造例を
示す断面図、第2図乃至第4図は使用例3種の斜
視図、第5図は別の構造例を示す断面図である。 1……経木シート、4……葉脈、5……バツク
シート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 木材をシート状に薄くスライスして得たシー
ト材にウレタン樹脂を含浸したことを特徴とする
ウレタン樹脂含浸経木シート。 2 木材をシート状に薄くスライスして得たシー
ト材にウレタン樹脂を含浸するとともに、前記ウ
レタン樹脂含浸経木シートの1部分上に葉脈を形
成したことを特徴とするウレタン樹脂含浸経木シ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22648684A JPS61104841A (ja) | 1984-10-27 | 1984-10-27 | シ−ト状素材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22648684A JPS61104841A (ja) | 1984-10-27 | 1984-10-27 | シ−ト状素材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61104841A JPS61104841A (ja) | 1986-05-23 |
| JPH0369708B2 true JPH0369708B2 (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=16845852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22648684A Granted JPS61104841A (ja) | 1984-10-27 | 1984-10-27 | シ−ト状素材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61104841A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5421324B2 (ja) * | 2011-05-16 | 2014-02-19 | 群馬県 | プリーツシート及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-10-27 JP JP22648684A patent/JPS61104841A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61104841A (ja) | 1986-05-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4942084A (en) | Reconstituted wood veneer covered structural elements | |
| CN100457447C (zh) | 可复合成形的装饰性层合材料 | |
| WO2005123380A1 (en) | Flooring having surface layer of synthetic resin and wood-based board | |
| EP0592347B1 (en) | Method of making a molded wooden panel for decorative coverings | |
| JP2008528829A (ja) | 複合成形可能な化粧積層板ドアパネル | |
| CN207794530U (zh) | 一种实木复合软木地板 | |
| JPH0369708B2 (ja) | ||
| WO2012099065A1 (ja) | 食品用木製積層板 | |
| JPH0459138B2 (ja) | ||
| EP1753617A2 (en) | Printed vulcanized fibre-based product and process for making the same | |
| JPS62191101A (ja) | シ−ト状素材 | |
| JP3194076U (ja) | 装飾性補強薄板シート | |
| KR102193731B1 (ko) | 천연소재를 이용한 목재패널의 제조장치 및 방법 | |
| JPH0438993Y2 (ja) | ||
| JP3236744U (ja) | 包装材料 | |
| WO2003028994A1 (en) | Wall covering comprising a veneer top layer | |
| JPS6123399Y2 (ja) | ||
| JPH0458378B2 (ja) | ||
| KR100997322B1 (ko) | 배접층 상에 접착된 목분 형성 층을 갖는 마감장식보오드의 구조 및 그에 따른 제조방법 | |
| KR200304600Y1 (ko) | 기능성 무늬목이 접합된 패널 | |
| KR200345211Y1 (ko) | 인테리어용 강화목판 | |
| KR200345212Y1 (ko) | 인테리어용 적층목판 | |
| JPH0647722Y2 (ja) | 経木の代用となる積層シート | |
| KR200220046Y1 (ko) | 장식용 패널의 적층구조 | |
| JPH07232305A (ja) | 耐湿性複合板 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |