JPH0369889B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0369889B2 JPH0369889B2 JP54043573A JP4357379A JPH0369889B2 JP H0369889 B2 JPH0369889 B2 JP H0369889B2 JP 54043573 A JP54043573 A JP 54043573A JP 4357379 A JP4357379 A JP 4357379A JP H0369889 B2 JPH0369889 B2 JP H0369889B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linolenic acid
- series
- txa2
- cancer
- gamma
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として、しかし、それらに限定さ
れるわけではないが、ヒトの医薬の分野での、い
つくかの病気および疾患の治療およびそのための
組成物に関する。 近年、医薬において、プロスタグランジン
(PG)の先駆体を使用することについて、著しい
関心が持たれるようになつて来ている。 種々の理由から、PGE1およびPGE2のような
天然に存在するプロスタグランジンを患者に投与
することは実際的でない。その結果、リノール
酸、γ−リノレン酸(GLA)およびジホモ−γ
−リノレン酸(DGLA)を含めたプロスタグラ
ンジン先駆体を使用することについて、著しい注
目が集められている。 これらの物質の生体内での変換は下の反応式に
示すようであると信ぜられている。 この経路の大筋についてはよく知られている
が、経路の制御、阻害および増強の詳細について
は、本発明者は、図1に示すように働らいている
と信じている。この経路を、特に癌の治療に関連
して論議してみる。 この論議は、本発明を説明すると信ずるゆえに
行なうのであつて、本発明の有効性の理由である
と信ぜられるこの論議の内容により本発明を限定
してしまうつもりはない。 必須脂肪酸(EFAs)の主要な役割は、プロス
タグランジン類類(PGs)の先駆体として作用す
ることであり、PGsのシリーズ1は、ジホモ−γ
−リノレン酸(DGLA)より形成され、PGsのシ
リーズ2はアラキドン酸(AA)より形成され
る。DGLAおよびAAは食物中に少量に存在する
だけで、食物中の主要なEFAは、リノール酸で、
これがまずγ−リノレン酸(GLA)に変えられ、
ついでDGLAおよびAAに変えられる。リノール
酸のGLAへの変換は、高脂肪および高炭水化物
の食物、老化および肥満により阻止される。脂質
エステルの形状で体の中に非常に大量にAAが貯
蔵されている。それとは対照的に、DGLAはほ
んの少量存在するだけである。 癌においては、プロスタグランジンの過度の生
産、異常なカルシウムレベル、代謝の酸化的様式
から解糖的様式への変換があることを示す証拠が
ある。本発明者は、これらが、部分的には、
TX2(トロンボキサンA2)合成の欠如に由来する
ものと信じている。このような欠如は、たとえ
ば、照射によりひきおこされる。さらに、生体に
おいては、TXA2はクロモゾームに結合し、そし
てそれによりクロモゾームの変異誘発素に対する
抵抗性を増加さすとも信ぜられている。 それで、発癌には、2つの機構、第1にTXA2
レベルの減少および第2には、コントロールされ
ない増殖を導びく変異誘発剤への接触が含まれる
ことが示唆される。 それゆえ、癌についての問題の多くは、第1
に、TXA2合成の欠如そして、第2に、シリーズ
2のプロスタグランジンの過剰およびシリーズ1
のプロスタグランジンおよび必須脂肪酸の欠如に
起因すると考えられる。 そこで、本発明は、ひとつの特徴として、γ−
リノレン酸および(または)別の、シリーズ1PG
の生産を増強する物質を投与することにより、シ
リーズ1PGの欠如を補なおうとするのである。さ
らに別の特徴として、なるべく第1の特徴とあわ
せて、TXA2の生産を直接的に戻そうとするので
ある。 上記論議のように癌においては、アラキドン酸
からシリーズ2PGsの生成が著しく増強される。
その理由として、ステロイドおよびアスピリン様
薬剤は、共に部分的に有効であるが、ステロイド
はAAエステルの遊離AAへの変換を阻止し、そ
して、アスピリン様薬剤は、遊離AAの、PG合
成における中間体であるエンドパーオキサイドへ
の変換を阻止するのである。シリーズ2PGsの生
成の増加が癌において重要な役割を演ずるという
証拠は少ないが、ある種のヒトの腫瘍はステロイ
ドに反応し、そしてある種のヒトの腫瘍の増殖は
アスピリン様薬剤で阻止される。 シリーズ2PGsの過剰生産は、PG合成経路の正
常なコントロールの消失を意味する。この経路の
コントロールは完全に理解されていないが、2つ
の要因が確かめられている。 1 PGE1は、AAエステルより遊離AAの形成を
阻害しうる。このことは、EFAの部分的な欠
如が、実際的には、シリーズ2PGsの形成の増
大を導びくという矛盾した事実を導びく。この
理由は、DGLAの貯蔵量はAAの貯蔵量よりず
つと少なくそしてEFAsの部分的な欠如は、そ
れゆえに、第1に、DGLAの欠如を導く。こ
の欠如は、PGE1の形成を減少させ、AAの
PGE1コントロールが失なわれそして大量に貯
蔵されているAAよりのシリーズ2PGsの過剰
の生産を許してしまう。 2 AA代謝の不安定な生成物であるトロンボキ
サン(thromboxane)A2(TXA2)は、AAエ
ステルの遊離AAへの変換、そして、おそらく
はさらに、遊離AAのPG2エンドパーオキサイ
ドへの変換を阻止するようにフイードバツクす
る。それでTXA2の消失もまた、シリーズ
2PGsの過剰生産を導びくのであろう。それで、
TXA2およびPGE1は協力してシリーズ2PGsの
形成を調節し、いずれの形成が損なわれても、
異常を導びくのである。 それで、癌におけるPG合成の異常は、
PGE1および(または)TXA2の形成が適当で
ないことにより説明されうる。 以上、癌にPGsが直接に関与しているという証
拠について簡単に述べてみた。さらに、プロスタ
グランジンは上記した細胞内外へのカルシウムの
移動を調節するように−または調節しえぬように
作用すると云う間接的な証拠もまた存在する。細
胞質中のカルシウム濃度はふつうは非常に低く、
そして、細胞質のカルシウム濃度の1過性の上昇
が、細胞分裂および破壊性酵素を含有するライソ
ゾームの活性化を含めた、多様な細胞内の現像の
ひきがねとなることについて、多くの事実による
すぐれた証拠がある。ふつうは、このカルシウム
は、この1過性の活性化のあと非常にすみやかに
除去され、これら現象は終結する。PGsおよび類
似の物質は、カルシウムに特異的な作用を有し、
そして、本発明は、TXA2およびPGF2αが不可
欠の重要さを有しうることを示唆する証拠を得た
のである。特に、TXA2の合成を特異的に阻害す
ると、活性化後に、細胞質よりのカルシウムの排
除に要する時間が著しく延長されるのである。さ
らにTXA2合成が阻害されると、細胞内へのカル
シウムの移行を促進しうるPGF2αおよびPGE2の
形成の増加をもたらす。これに関連して、PGE1
およびTXA2は相互の効果を強め合うというすぐ
れた証拠がある。特に、筋肉において、収縮の程
度は、細胞質中のカルシウム濃度に関連し、筋肉
の収縮は、このカルシウム濃度のひとつの目安と
なる。TXA2合成を阻害すると、収縮よりの恢復
は非常に延長し、このことは、カルシウムの遅い
消失を意味している。さらに、TXA2合成の阻害
は、部分的収縮という慢性状態に導びき得、カル
シウムの細胞質中への移行を示唆している。
TXA2合成の阻害で増加するPGF2αおよびPGE2
の生産の増加もまた収縮を導びき、細胞質へのカ
ルシウムの移行を示唆する。 TXA2およびPGE1合成の減少は、シリーズ
2PGsの形成の増加およびカルシウムの細胞質へ
の移行を導びくことになる。このカルシウムが細
胞分裂を活性化し、そしてさらには、炎症に大き
な役割を演じうる破壊的酵素を生ずるライソゾー
ムを活性化しうる。 癌はTXA2を正常に生産しないという多くの証
拠がある。もつとも著しいのはつぎのようであ
る。 (a) TXA2合成の特異的阻害剤、たとえばイミダ
ゾールは、自然に生ずる癌と類似する生化学的
異常を正常細胞に生じさせうる。 (b) 癌の発生を強力に促進する照射およびホルボ
ール(phorbol)エステルは共に、TXA2を形
成する酵素を阻害しうる。 癌においてシリーズ1PGの合成が欠如している
という証拠は、現在のところそれほど実質的でな
い。しかし、迅速に増殖する癌は、しばしば、宿
主に皮膚疾患をおこすが、これは、シリーズ1PG
の欠如によるものと類似する。さらに、ラツトの
乳癌については、α−ラクトアルブミンの合成が
PGE1により調節されているということ、乳房組
織が正常な状態から癌状態になると、α−ラクト
アルブミンの合成が行なわれなくなるという証拠
がある。 TXA2は、DNA(デスオキシリボ核酸)を変異
より保護しうるということを示唆する証拠があ
る。たとえば、ホルボールエステルは、変異それ
自体はおこさないが、他の変異誘発剤、または、
特に、変異誘発剤の作用を細胞が著るしく受けや
すくして細胞をより感受性とする。変異それ自体
がおこつていてさえも、適量のTXA2が存在する
と、それが発現されえないことも可能である。た
とえば出生時のラツトを変異誘発性照射にさらし
ても、ホルボールエステルを投与した場合のみ、
1年後までに癌が発生する。 一般的な根拠から、シリーズ2PGsの過剰の生
産の抑制が、癌において望ましい効果を生ずると
予想する理由がある。現在用いられうる抑制の従
来法は、ステロイドおよびアスピリン様薬剤を投
与することである。 しかし、これらは、シリーズ2PGsの過剰生産
を抑制するであろうがシリーズ1PGsおよび
TXA2の欠如がある場合にそれらをさらに強め
る。多分このことから、これらが症状を抑制する
としても、病気の長期間の推移を変えないのがふ
つうである。 本発明は、過剰のPG2シリーズの生産をコント
ロールして正常に戻すか、またはシリーズ1PGs
およびTXA2のいずれか、または双方の生成を増
強する。根本的に新規なアプローチを提供するの
である。 これを実施するための方法はつぎのようであ
る。 シリーズ1PGs LAおよびGLAのあいだに代謝の阻止があつて
もそれをバイパスしてしまうGLAまたはDGLA
の適当量を供給することによりシリーズ1PGsの
先駆体の利用可能な供給量を増加させる。GLA
またはDGLAは、合成品または天然に存在する
もののいずれでもよい。シリーズ1のPGsは、さ
らに、GLAまたはDGLAとあわせて薬剤を投与
することにより増強されうる。この効果を有する
薬剤は、あとで具体的に示す。 TXA2 PG2シリーズエンドパーオキサイドよりTXA2
を生成させる酵素を特異的に活性化する薬剤を用
いてTXA2の生成を増強する。これらの薬剤もま
たあとから具体的に示す。 これらの化合物は、高投与量では、TXA2生成
の阻害という逆の効果を有しうるので、現在癌の
治療に用いられているよりもはるかに少量を使用
する。本発明によれば、低い投与量では、他のシ
リーズ2PGsの形成を阻害しそしてカルシウムの
調節を恢復する。それゆえに、それらは癌細胞を
正常に戻す傾向を示す。しかし、高い投与量で
は、既知の治療におけるように、酵素に対する毒
性があるように見える。その結果、残存している
TXA2合成能を消失させ、PGF2αおよび他のシ
リーズ2PGsの生成を増強し、カルシウムの移行
を増加させ毒性のあるレベルとすることにより細
胞を死滅させる。しかし、この効果は、癌細胞に
対して有用である程には選択的でない。 注目されうることとして、照射もまた矛盾した
効果を有するようで、これも、本発明の基礎にあ
る概念で説明される。致死量より低い照射で正常
細胞を処理するとTXA2の合成が不活性化され、
癌にみられる異常さに導びく。TXA2合相がすで
に欠落している細胞を照射すると、それらの細胞
をカルシウムで大過剰にすることにより細胞を殺
す。それで、この効果は、癌細胞に対し選択的と
なる。 癌の治療における効果の直接的証拠は、この明
細書のあとの方に示す。 つぎに、γ−リノレン酸および類似の物質が、
従来、医薬にどのように用いられたかを説明し、
つぎに、本発明を詳細に記載する。 従来法 この一般的分野における従来法は、つぎの特許
および文献に包含されている。 (i) John Williamsのアメリカ合衆国特許No.
3993775(1976年11月23日特許)および4058594
(1977年11月15日特許)。これは器官または組織
の移植を受けたかまたは多発性硬化症の患者に
免疫抑制効果を与える方法を供与する。ここ
で、γ−リノレン酸またはジホモ−γ−リノレ
ン酸またはそれらの官能性誘導体の5mgから3
gを毎日投与することを包含する。 (ii) Calmic社の1967年9月6日公告の英国特許
No.1082624。これは、血管系の病気におけるγ
−リノレン酸の効果を示している。 (iii) Mc Corack,NeilおよびSimの論文(The
Lancet,308頁、9月3日、1977年)。これは、
リユーマチ性関節炎へのリノール酸およびγ−
リノレン酸をトリグリセライドとして含有する
油の使用についての予備的な仕事を記載してい
る。 (iv) SimおよびMc Crawの論文(Thrombosis
Research,10巻、385−397頁、1977年)これ
は、ヒトまたはヒト以外の哺乳動物における血
小板に対しての、インビトローおよびインビボ
ーのγ−リノレン酸およびジホモ−γ−リノレ
ン酸のメチルエステルの活性を記載している。 (v) ZurierおよびQuagliataの論文(Nature
234:304、1971年)。これは、ラツトにおける
アジユバンド関節炎に対するPGE1の阻害効果
を記載している。 (vi) Zurier,Sayadoff,TorreyおよびRothfield
の論文(Arthritis Rheum 20:723、1977年)。
これは、ヒトの内科的因性、紅斑性狼瘡
(Lupuserythematosus)に類似する、マウス
の自然に発生する炎症性の病気に対するPGE1
の阻害効果を記載している。 本発明 上記の一般的論議、上記引用の従来法および本
発明者による1979年1月19日付アメリカ合衆国特
許願いNo.4924を参照にして、場合により、リノー
ル酸、そして望むならば、他の脂肪酸と組合わせ
て、γ−リノレン酸および(または)ジホモ−γ
−リノレン酸を用いることを、本発明は特徴とし
ており、これらの酸は、望むならば、生理的に同
様な官能性誘導体と用いうる。これはつぎのよう
に記述することができる。 (a)TXA2の生理的合成を増強する物質、または
(b)そのような物質と1−シリーズPGsの生理的合
成を選択的に増強する物質との両方と組合わせ
て、γ−リノレン酸または上記のような他の物質
を、薬剤として許容されうるビヒクル中に含有す
る医薬組成物。 インターフエロンと組合わせてγ−リノレン酸
または生理的に同等の官能性誘導体を用いるこ
と、更に望むならばこれらの酸(誘導体)を許容
されうる薬剤用ビヒクル中に含有する医薬組成
物。 特に癌の治療のための組成物においては、(a)γ
−リノレン酸および/またはジホモ−γ−リノレ
ン酸、もしも望むならばリノール酸と共にこれら
の酸が用いられ、もしも望むならばこれら酸の生
理的官能性誘導体が用いられ、(b)インターフエロ
ンの有効量を共に用いることができる。 上記した活性物質を含有する組成物が望ましく
ないならば、上記の物質を、別々に、または、1
部はあわせそして1部は別々に投与するように、
適当な相対的役割に含有するパツクも製造しう
る。このようなパツクも本発明の範囲内にある。 本発明を主として薬剤組成物として主に記載す
るが、食品添加物の性格として、γ−リノレン酸
および他の酸を、食物用のマーガリンまたは他の
食品中に添加しうる。おそらくは他の活性物質を
含有し、そして本明細書では、一般的に、食品ま
たは薬剤組成物として記載するが、そのような食
料品も本発明の範囲内にあり、従つて、特許請求
の範囲では医薬組成物、パツクなどの用語が用い
られる。 動物における治療の必要な疾患状態について
も、ヒトの医薬としての本発明の記載が適用で
き、それで獣医の分野でも、本発明は適用されう
る。 インターフエロンの使用量は、注射投与で1日
当り1×105〜1×108単位で用いるのが好都合で
ある。 γ−リノレン酸および他の酸の量については、
つぎのようである。 成人(体重75Kgとする)に対し、癌の場合に有
利な1日の投与量は、0.05または0.1から1,2,
5または必要に応じて10gに至るγ−リノレン酸
量とするか、リノレン酸の生理的に同様の官能性
誘導体の場合も、リノレン酸として、それに相当
する量とする。量は、特に、1日、0.1から1.0g
でありうる。この投与量は、下記に論議する
Oenothera油では、約2から20gの1日量に相当
す。γ−リノレン酸に代えるかまたはそれに加え
て、ジホモ−γ−リノレン酸またはそれの生理的
に同様の官能性誘導体も用いうるが、その量も、
γ−リノレン酸とモルで相当する量とする。この
投与量は、たとえば、1度で投与してもよいし、
便宜ならば、2,3または4回に分けて与えう
る。 本発明によれば、成人(75Kg体重)の癌治療に
おいて、特に適当な1日の投与量は、0.15から
1.5gのγ−リノレン酸または当量の官能性誘導
体である。 γ−リノレン酸および他の酸の形態および材料
について示す。γ−リノレン酸およびジホモ−γ
−リノレン酸を本発明に準じ、上記したすべての
目的に使用する場合の、便宜な、生理的に同じ官
能性誘導体には、C1−C4アルキル(たとえばメ
チルおよびエチル)エステルおよびグリセライド
がある。 望むならば、天然または合成γ−リノレン酸
(またはそれの生理的官能性誘導体)および(ま
たは)ジホモ−γ−リノレン酸(またはそれの生
理的官能性誘導体)そのものを、許容されうる薬
剤用ビヒクルとあわせて、本発明に使用するため
の薬剤用組成物を製造しうる。さしあたり、高い
γ−リノレン酸含量の、入手しうる油の形となつ
ているγ−リノレン酸を組成物中に添加するのが
便宜である。 現在、高いγ−リノレン酸含量であることの知
られている天然の油原料は少ないし、著量のジホ
モ−γ−リノレン酸の著量を含有する天然原料は
まつたく知られていない。現在入手しうる油のひ
とつの原料は、Oenothera biennis L.および
Oenothera lamarckianaのような待宵草
(Eveming Primrose)属植物の種子である。そ
れよりの抽出油は、グリセライドの形として、全
脂肪酸含量を基準として、約8%のγ−リノレン
酸および約72%のリノール酸を、他のグリセライ
ドとあわせて含有している。γ−リノレン酸の他
の原料には、Borago officinalisのようなルリジ
サ(Borage)属植物の種子である。エーカー当
りの収量は現在のところ低いが、Oenothera油よ
り、より豊富なγ−リノレン酸源となる。発酵に
より培養されうるかびについての最近の研究は、
かびが油原料となることを約束している。 上記の種子の抽出物はそのまま用いてもよい
し、または、望むならば、たとえば、分別して、
γ−リノレン酸およびリノール酸のトリグリセラ
イドを主要な脂肪酸成分として含有する油状組成
物となしうる。γ−リノレン酸を、望むならば、
大量の割合で含有するようになしうる。種子油抽
出物は、この抽出物中に添加されたジホモ−γ−
リノレン酸またはこの生理学的官能性誘導体を安
定化させる効果を有するように思われる。 薬剤処方物について説明する。本発明に準ずる
組成物は、たとえば英国特許明細書No.1082624に
詳細に論議され、してそれぞれ具体的に調製物に
ついてよく知られているように、適当な薬剤用賦
形剤によつて経口、直腸、注射、または局所投与
に適当な形態とするのが便宜である。たとえば、
錠剤、カプセル、飲用の液体または粉末状調製
物、局所施用のためのクリーム、ローシヨン、ま
たは坐薬に調製しうる。水解Oenothera油の注射
しうる溶液は、遊離酸を可溶とするためのアルブ
ミンを用いて調製しうる。 調製物には、保存剤を添加するのが有利であ
る。約0.1重量%の濃度のα−トコフエロールを
用いるのが、この目的に適当なことが分つた。 もちろん、いずれの投与単位においても、存在
する活性成分の絶対量は、用いるべき投与の割合
および方式に適当である量を超えるべきでない
が、他方、少ない回数の投与により望む投与の割
合を達成するのに適当な量とするのが望ましい。
投与の割合は、さらに、望む正確な薬効に応じて
変化することになる。 つぎに示すのは、本発明によつて得られる、治
療に有用な薬剤組成物の例である。 例 Oenothera biennis L.種子よりの抽出油、場
合によつてはメチルジホモ−γ−リノレネートお
よび/またはインターフエロンを組合わせた、単
位投与量を含有する薬剤組成物を、既知の方法で
製造された軟質ゼラチンカプセル中に天然油を封
入することにより調製する。 種子より油を抽出するには、冷却加圧、種子を
部分的に蒸煮したあとのスクリユー加圧または溶
媒抽出といつた従来法を用いる。 この油の代表的な試料は、メチルエステルの形
の油の97.0%を含有し、相対的な割合はつぎのよ
うである。 パルミテート 6.15 ステアレート 1.6 オレエート 10.15 リノレネート 72.6 γ−リノレネート 8.9 保存剤としてのα−トコフエロールは、0.1%
濃度に油に加える。 0.5gの抽出油が約0.045gのγ−リノレン酸を
含量する、上記のように調製した抽出油を用いつ
ぎに示すように活性成分を含有するゼラチンカプ
セルを、従来法により調製する。 例 1 1×106単位/日のインターフエロンと共に抽
出油カプセルを癌の治療に、1日にカプセル2個
宛3回投与した。γ−リノレン酸の1日の投与量
は約0.27gである。癌について更に別の結果を示
す。 ヒトにおける癌試験には数年を要するが、本発
明者は、R3230ACラツト哺乳動物癌によるアプ
ローチが有用であることを示した。Evening
Primrose油の投与で、すでに形成されている癌
の発育速度は半分以下に減少させうる。これらの
癌を生じさすには、腫瘍組織の小片を移植する。
ふつう、小片の90%以上が取り込まれ発育する。
しかし、Evening Primrose油は、移植前および
移植直後に投与すると移植片で完全な腫瘍になる
のは、40%以下である。 具体的には、移植可能のR3230AC乳房腫瘍の
1mm直径の片を、Fisher系のラツト(50頭)に皮
下接種する。5週後動物を殺し、腫瘍を取り出
す。10頭の対象動物では、毎日食塩水を注射す
る。腫瘍の平均重量は1.6グラムである。Evening
Primrose油の25マイクロリツトル宛を毎日皮下
投与した動物10頭については、平均腫瘍重量は
0.64gである。1日に100マイクロリツトル宛の
Evening Primrose油を投与した10頭の動物では、
腫瘍重量は0.46gである。 さらに、紫外線照射で基部細胞癌(rodent
ulcer)を顔におこした1人の男の患者では、
Evening Primrose油の投与(3ml/日)で、5
mmの腫瘍が6週間で消失した。本発明者の知る限
りでは、この型の腫瘍が、自然に退行したという
例はないのである。 例 2 癌が頚部リンパ腺に広範囲に広がり、頭部およ
び頚部の大きな肉眼的浮腫をともなう著るしい大
静脈症候群に至つている胸郭入口閉鎖症の肺癌末
期症状の61才の男性。 担当医師達は彼の余命は1か月未満と推定し、
現在を出来るだけ安楽にして死をむかえるように
すべきとアドバイスしていた。最後の手段とし
て、1日当り約900mgのγ−リノレン酸を含む10
gの待宵草種子油が投与された。2週間以内に浮
腫が減少しはじめ、2か月後に彼の外貌は正常に
なつた。レントゲン撮影の結果、肺病変部の収縮
が明らかになつた。更に3年の間、彼は追跡調査
され、この間において肺病変部はレントゲン撮影
の結果から変化が認められず、息切れが見られた
がほとんど正常な生活をすることができた。治療
開始後3年後に彼は死亡したが、彼の生存期間の
長さは全ての医師達を驚かした。 例 3 外科的治療が不可能で放射線療法が中止となつ
た膀胱癌の78才の男性。彼は血尿が著しく、2週
間毎に出血を補うための輸血が必要であつた。そ
れにもかかわらず、血中ヘモグロビン・レベルは
正常以下であつた。最後の手段として、1日当た
り約450mgのγ−リノレン酸を含む待宵草種子油
の5gが投与された。3週間以内に、尿中の出血
量の減少が認められた。このことは彼の血液像に
反映され、待宵草種子油の投与後3週間および9
週間に2回の輸血を必要とするのみであつた。彼
は外見的に良好であり血尿もなく、15か月間血中
のヘモグロビン・レベルも正常であつたが、その
後に死亡した。 例 4 インターフエロンおよび必須脂肪酸。インター
フエロンは最も重要な内因性抗ウイルス剤の一つ
である。かかる抗ウイルス作用は必須脂肪酸のシ
クロ−オキシゲナーゼ酵素によるプロスタグラン
ジンへの変換をインターフエロンが刺激する能力
に起因すると考えられる。 インターフエロンはシクロ−オキシゲナーゼ酵
素が遮断されているか、又は存在しない細胞に
は、何らの抗ウイルス作用も及ぼすことができな
い。このことは、恐らくはインターフエロンが抗
ウイルス作用を働かせるには、一つ、または他の
シクロ−オキシゲナーゼ代謝産物を必要とするた
めであると考えられる。もしもインターフエロン
がその抗ウイルス作用を働かせるために酵素を必
要とするならば、その酵素のための基質も入手可
能でなければならない。しかるに、ジホモ−γ−
リノレン酸(DGLA)またはアラキドン酸
(AA)のいづれかはシクロ−オキシゲナーゼの
基質であるので、もしもDGLAおよびAAの供給
がなければ、インターフエロンの効果は制限され
るであろう。従つて、適切な必須脂肪酸基質が存
在しなければ、インターフエロンの効果は減少す
るであろう。 従つて、GLAまたはDGLAをインターフエロ
ンと共に用いれば、DGLA、またはGLAからの
DGLA、あるいはDGLAからAAをインターフエ
ロンが効果を発揮するための基質として利用する
ことができる。癌においては、シクロ−オキシゲ
ナーゼ基質の供給が制限されると思われるので、
GLAまたはDGLAをインターフエロンと共に供
給することによつて、インターフエロンの効果を
高めることができる。
れるわけではないが、ヒトの医薬の分野での、い
つくかの病気および疾患の治療およびそのための
組成物に関する。 近年、医薬において、プロスタグランジン
(PG)の先駆体を使用することについて、著しい
関心が持たれるようになつて来ている。 種々の理由から、PGE1およびPGE2のような
天然に存在するプロスタグランジンを患者に投与
することは実際的でない。その結果、リノール
酸、γ−リノレン酸(GLA)およびジホモ−γ
−リノレン酸(DGLA)を含めたプロスタグラ
ンジン先駆体を使用することについて、著しい注
目が集められている。 これらの物質の生体内での変換は下の反応式に
示すようであると信ぜられている。 この経路の大筋についてはよく知られている
が、経路の制御、阻害および増強の詳細について
は、本発明者は、図1に示すように働らいている
と信じている。この経路を、特に癌の治療に関連
して論議してみる。 この論議は、本発明を説明すると信ずるゆえに
行なうのであつて、本発明の有効性の理由である
と信ぜられるこの論議の内容により本発明を限定
してしまうつもりはない。 必須脂肪酸(EFAs)の主要な役割は、プロス
タグランジン類類(PGs)の先駆体として作用す
ることであり、PGsのシリーズ1は、ジホモ−γ
−リノレン酸(DGLA)より形成され、PGsのシ
リーズ2はアラキドン酸(AA)より形成され
る。DGLAおよびAAは食物中に少量に存在する
だけで、食物中の主要なEFAは、リノール酸で、
これがまずγ−リノレン酸(GLA)に変えられ、
ついでDGLAおよびAAに変えられる。リノール
酸のGLAへの変換は、高脂肪および高炭水化物
の食物、老化および肥満により阻止される。脂質
エステルの形状で体の中に非常に大量にAAが貯
蔵されている。それとは対照的に、DGLAはほ
んの少量存在するだけである。 癌においては、プロスタグランジンの過度の生
産、異常なカルシウムレベル、代謝の酸化的様式
から解糖的様式への変換があることを示す証拠が
ある。本発明者は、これらが、部分的には、
TX2(トロンボキサンA2)合成の欠如に由来する
ものと信じている。このような欠如は、たとえ
ば、照射によりひきおこされる。さらに、生体に
おいては、TXA2はクロモゾームに結合し、そし
てそれによりクロモゾームの変異誘発素に対する
抵抗性を増加さすとも信ぜられている。 それで、発癌には、2つの機構、第1にTXA2
レベルの減少および第2には、コントロールされ
ない増殖を導びく変異誘発剤への接触が含まれる
ことが示唆される。 それゆえ、癌についての問題の多くは、第1
に、TXA2合成の欠如そして、第2に、シリーズ
2のプロスタグランジンの過剰およびシリーズ1
のプロスタグランジンおよび必須脂肪酸の欠如に
起因すると考えられる。 そこで、本発明は、ひとつの特徴として、γ−
リノレン酸および(または)別の、シリーズ1PG
の生産を増強する物質を投与することにより、シ
リーズ1PGの欠如を補なおうとするのである。さ
らに別の特徴として、なるべく第1の特徴とあわ
せて、TXA2の生産を直接的に戻そうとするので
ある。 上記論議のように癌においては、アラキドン酸
からシリーズ2PGsの生成が著しく増強される。
その理由として、ステロイドおよびアスピリン様
薬剤は、共に部分的に有効であるが、ステロイド
はAAエステルの遊離AAへの変換を阻止し、そ
して、アスピリン様薬剤は、遊離AAの、PG合
成における中間体であるエンドパーオキサイドへ
の変換を阻止するのである。シリーズ2PGsの生
成の増加が癌において重要な役割を演ずるという
証拠は少ないが、ある種のヒトの腫瘍はステロイ
ドに反応し、そしてある種のヒトの腫瘍の増殖は
アスピリン様薬剤で阻止される。 シリーズ2PGsの過剰生産は、PG合成経路の正
常なコントロールの消失を意味する。この経路の
コントロールは完全に理解されていないが、2つ
の要因が確かめられている。 1 PGE1は、AAエステルより遊離AAの形成を
阻害しうる。このことは、EFAの部分的な欠
如が、実際的には、シリーズ2PGsの形成の増
大を導びくという矛盾した事実を導びく。この
理由は、DGLAの貯蔵量はAAの貯蔵量よりず
つと少なくそしてEFAsの部分的な欠如は、そ
れゆえに、第1に、DGLAの欠如を導く。こ
の欠如は、PGE1の形成を減少させ、AAの
PGE1コントロールが失なわれそして大量に貯
蔵されているAAよりのシリーズ2PGsの過剰
の生産を許してしまう。 2 AA代謝の不安定な生成物であるトロンボキ
サン(thromboxane)A2(TXA2)は、AAエ
ステルの遊離AAへの変換、そして、おそらく
はさらに、遊離AAのPG2エンドパーオキサイ
ドへの変換を阻止するようにフイードバツクす
る。それでTXA2の消失もまた、シリーズ
2PGsの過剰生産を導びくのであろう。それで、
TXA2およびPGE1は協力してシリーズ2PGsの
形成を調節し、いずれの形成が損なわれても、
異常を導びくのである。 それで、癌におけるPG合成の異常は、
PGE1および(または)TXA2の形成が適当で
ないことにより説明されうる。 以上、癌にPGsが直接に関与しているという証
拠について簡単に述べてみた。さらに、プロスタ
グランジンは上記した細胞内外へのカルシウムの
移動を調節するように−または調節しえぬように
作用すると云う間接的な証拠もまた存在する。細
胞質中のカルシウム濃度はふつうは非常に低く、
そして、細胞質のカルシウム濃度の1過性の上昇
が、細胞分裂および破壊性酵素を含有するライソ
ゾームの活性化を含めた、多様な細胞内の現像の
ひきがねとなることについて、多くの事実による
すぐれた証拠がある。ふつうは、このカルシウム
は、この1過性の活性化のあと非常にすみやかに
除去され、これら現象は終結する。PGsおよび類
似の物質は、カルシウムに特異的な作用を有し、
そして、本発明は、TXA2およびPGF2αが不可
欠の重要さを有しうることを示唆する証拠を得た
のである。特に、TXA2の合成を特異的に阻害す
ると、活性化後に、細胞質よりのカルシウムの排
除に要する時間が著しく延長されるのである。さ
らにTXA2合成が阻害されると、細胞内へのカル
シウムの移行を促進しうるPGF2αおよびPGE2の
形成の増加をもたらす。これに関連して、PGE1
およびTXA2は相互の効果を強め合うというすぐ
れた証拠がある。特に、筋肉において、収縮の程
度は、細胞質中のカルシウム濃度に関連し、筋肉
の収縮は、このカルシウム濃度のひとつの目安と
なる。TXA2合成を阻害すると、収縮よりの恢復
は非常に延長し、このことは、カルシウムの遅い
消失を意味している。さらに、TXA2合成の阻害
は、部分的収縮という慢性状態に導びき得、カル
シウムの細胞質中への移行を示唆している。
TXA2合成の阻害で増加するPGF2αおよびPGE2
の生産の増加もまた収縮を導びき、細胞質へのカ
ルシウムの移行を示唆する。 TXA2およびPGE1合成の減少は、シリーズ
2PGsの形成の増加およびカルシウムの細胞質へ
の移行を導びくことになる。このカルシウムが細
胞分裂を活性化し、そしてさらには、炎症に大き
な役割を演じうる破壊的酵素を生ずるライソゾー
ムを活性化しうる。 癌はTXA2を正常に生産しないという多くの証
拠がある。もつとも著しいのはつぎのようであ
る。 (a) TXA2合成の特異的阻害剤、たとえばイミダ
ゾールは、自然に生ずる癌と類似する生化学的
異常を正常細胞に生じさせうる。 (b) 癌の発生を強力に促進する照射およびホルボ
ール(phorbol)エステルは共に、TXA2を形
成する酵素を阻害しうる。 癌においてシリーズ1PGの合成が欠如している
という証拠は、現在のところそれほど実質的でな
い。しかし、迅速に増殖する癌は、しばしば、宿
主に皮膚疾患をおこすが、これは、シリーズ1PG
の欠如によるものと類似する。さらに、ラツトの
乳癌については、α−ラクトアルブミンの合成が
PGE1により調節されているということ、乳房組
織が正常な状態から癌状態になると、α−ラクト
アルブミンの合成が行なわれなくなるという証拠
がある。 TXA2は、DNA(デスオキシリボ核酸)を変異
より保護しうるということを示唆する証拠があ
る。たとえば、ホルボールエステルは、変異それ
自体はおこさないが、他の変異誘発剤、または、
特に、変異誘発剤の作用を細胞が著るしく受けや
すくして細胞をより感受性とする。変異それ自体
がおこつていてさえも、適量のTXA2が存在する
と、それが発現されえないことも可能である。た
とえば出生時のラツトを変異誘発性照射にさらし
ても、ホルボールエステルを投与した場合のみ、
1年後までに癌が発生する。 一般的な根拠から、シリーズ2PGsの過剰の生
産の抑制が、癌において望ましい効果を生ずると
予想する理由がある。現在用いられうる抑制の従
来法は、ステロイドおよびアスピリン様薬剤を投
与することである。 しかし、これらは、シリーズ2PGsの過剰生産
を抑制するであろうがシリーズ1PGsおよび
TXA2の欠如がある場合にそれらをさらに強め
る。多分このことから、これらが症状を抑制する
としても、病気の長期間の推移を変えないのがふ
つうである。 本発明は、過剰のPG2シリーズの生産をコント
ロールして正常に戻すか、またはシリーズ1PGs
およびTXA2のいずれか、または双方の生成を増
強する。根本的に新規なアプローチを提供するの
である。 これを実施するための方法はつぎのようであ
る。 シリーズ1PGs LAおよびGLAのあいだに代謝の阻止があつて
もそれをバイパスしてしまうGLAまたはDGLA
の適当量を供給することによりシリーズ1PGsの
先駆体の利用可能な供給量を増加させる。GLA
またはDGLAは、合成品または天然に存在する
もののいずれでもよい。シリーズ1のPGsは、さ
らに、GLAまたはDGLAとあわせて薬剤を投与
することにより増強されうる。この効果を有する
薬剤は、あとで具体的に示す。 TXA2 PG2シリーズエンドパーオキサイドよりTXA2
を生成させる酵素を特異的に活性化する薬剤を用
いてTXA2の生成を増強する。これらの薬剤もま
たあとから具体的に示す。 これらの化合物は、高投与量では、TXA2生成
の阻害という逆の効果を有しうるので、現在癌の
治療に用いられているよりもはるかに少量を使用
する。本発明によれば、低い投与量では、他のシ
リーズ2PGsの形成を阻害しそしてカルシウムの
調節を恢復する。それゆえに、それらは癌細胞を
正常に戻す傾向を示す。しかし、高い投与量で
は、既知の治療におけるように、酵素に対する毒
性があるように見える。その結果、残存している
TXA2合成能を消失させ、PGF2αおよび他のシ
リーズ2PGsの生成を増強し、カルシウムの移行
を増加させ毒性のあるレベルとすることにより細
胞を死滅させる。しかし、この効果は、癌細胞に
対して有用である程には選択的でない。 注目されうることとして、照射もまた矛盾した
効果を有するようで、これも、本発明の基礎にあ
る概念で説明される。致死量より低い照射で正常
細胞を処理するとTXA2の合成が不活性化され、
癌にみられる異常さに導びく。TXA2合相がすで
に欠落している細胞を照射すると、それらの細胞
をカルシウムで大過剰にすることにより細胞を殺
す。それで、この効果は、癌細胞に対し選択的と
なる。 癌の治療における効果の直接的証拠は、この明
細書のあとの方に示す。 つぎに、γ−リノレン酸および類似の物質が、
従来、医薬にどのように用いられたかを説明し、
つぎに、本発明を詳細に記載する。 従来法 この一般的分野における従来法は、つぎの特許
および文献に包含されている。 (i) John Williamsのアメリカ合衆国特許No.
3993775(1976年11月23日特許)および4058594
(1977年11月15日特許)。これは器官または組織
の移植を受けたかまたは多発性硬化症の患者に
免疫抑制効果を与える方法を供与する。ここ
で、γ−リノレン酸またはジホモ−γ−リノレ
ン酸またはそれらの官能性誘導体の5mgから3
gを毎日投与することを包含する。 (ii) Calmic社の1967年9月6日公告の英国特許
No.1082624。これは、血管系の病気におけるγ
−リノレン酸の効果を示している。 (iii) Mc Corack,NeilおよびSimの論文(The
Lancet,308頁、9月3日、1977年)。これは、
リユーマチ性関節炎へのリノール酸およびγ−
リノレン酸をトリグリセライドとして含有する
油の使用についての予備的な仕事を記載してい
る。 (iv) SimおよびMc Crawの論文(Thrombosis
Research,10巻、385−397頁、1977年)これ
は、ヒトまたはヒト以外の哺乳動物における血
小板に対しての、インビトローおよびインビボ
ーのγ−リノレン酸およびジホモ−γ−リノレ
ン酸のメチルエステルの活性を記載している。 (v) ZurierおよびQuagliataの論文(Nature
234:304、1971年)。これは、ラツトにおける
アジユバンド関節炎に対するPGE1の阻害効果
を記載している。 (vi) Zurier,Sayadoff,TorreyおよびRothfield
の論文(Arthritis Rheum 20:723、1977年)。
これは、ヒトの内科的因性、紅斑性狼瘡
(Lupuserythematosus)に類似する、マウス
の自然に発生する炎症性の病気に対するPGE1
の阻害効果を記載している。 本発明 上記の一般的論議、上記引用の従来法および本
発明者による1979年1月19日付アメリカ合衆国特
許願いNo.4924を参照にして、場合により、リノー
ル酸、そして望むならば、他の脂肪酸と組合わせ
て、γ−リノレン酸および(または)ジホモ−γ
−リノレン酸を用いることを、本発明は特徴とし
ており、これらの酸は、望むならば、生理的に同
様な官能性誘導体と用いうる。これはつぎのよう
に記述することができる。 (a)TXA2の生理的合成を増強する物質、または
(b)そのような物質と1−シリーズPGsの生理的合
成を選択的に増強する物質との両方と組合わせ
て、γ−リノレン酸または上記のような他の物質
を、薬剤として許容されうるビヒクル中に含有す
る医薬組成物。 インターフエロンと組合わせてγ−リノレン酸
または生理的に同等の官能性誘導体を用いるこ
と、更に望むならばこれらの酸(誘導体)を許容
されうる薬剤用ビヒクル中に含有する医薬組成
物。 特に癌の治療のための組成物においては、(a)γ
−リノレン酸および/またはジホモ−γ−リノレ
ン酸、もしも望むならばリノール酸と共にこれら
の酸が用いられ、もしも望むならばこれら酸の生
理的官能性誘導体が用いられ、(b)インターフエロ
ンの有効量を共に用いることができる。 上記した活性物質を含有する組成物が望ましく
ないならば、上記の物質を、別々に、または、1
部はあわせそして1部は別々に投与するように、
適当な相対的役割に含有するパツクも製造しう
る。このようなパツクも本発明の範囲内にある。 本発明を主として薬剤組成物として主に記載す
るが、食品添加物の性格として、γ−リノレン酸
および他の酸を、食物用のマーガリンまたは他の
食品中に添加しうる。おそらくは他の活性物質を
含有し、そして本明細書では、一般的に、食品ま
たは薬剤組成物として記載するが、そのような食
料品も本発明の範囲内にあり、従つて、特許請求
の範囲では医薬組成物、パツクなどの用語が用い
られる。 動物における治療の必要な疾患状態について
も、ヒトの医薬としての本発明の記載が適用で
き、それで獣医の分野でも、本発明は適用されう
る。 インターフエロンの使用量は、注射投与で1日
当り1×105〜1×108単位で用いるのが好都合で
ある。 γ−リノレン酸および他の酸の量については、
つぎのようである。 成人(体重75Kgとする)に対し、癌の場合に有
利な1日の投与量は、0.05または0.1から1,2,
5または必要に応じて10gに至るγ−リノレン酸
量とするか、リノレン酸の生理的に同様の官能性
誘導体の場合も、リノレン酸として、それに相当
する量とする。量は、特に、1日、0.1から1.0g
でありうる。この投与量は、下記に論議する
Oenothera油では、約2から20gの1日量に相当
す。γ−リノレン酸に代えるかまたはそれに加え
て、ジホモ−γ−リノレン酸またはそれの生理的
に同様の官能性誘導体も用いうるが、その量も、
γ−リノレン酸とモルで相当する量とする。この
投与量は、たとえば、1度で投与してもよいし、
便宜ならば、2,3または4回に分けて与えう
る。 本発明によれば、成人(75Kg体重)の癌治療に
おいて、特に適当な1日の投与量は、0.15から
1.5gのγ−リノレン酸または当量の官能性誘導
体である。 γ−リノレン酸および他の酸の形態および材料
について示す。γ−リノレン酸およびジホモ−γ
−リノレン酸を本発明に準じ、上記したすべての
目的に使用する場合の、便宜な、生理的に同じ官
能性誘導体には、C1−C4アルキル(たとえばメ
チルおよびエチル)エステルおよびグリセライド
がある。 望むならば、天然または合成γ−リノレン酸
(またはそれの生理的官能性誘導体)および(ま
たは)ジホモ−γ−リノレン酸(またはそれの生
理的官能性誘導体)そのものを、許容されうる薬
剤用ビヒクルとあわせて、本発明に使用するため
の薬剤用組成物を製造しうる。さしあたり、高い
γ−リノレン酸含量の、入手しうる油の形となつ
ているγ−リノレン酸を組成物中に添加するのが
便宜である。 現在、高いγ−リノレン酸含量であることの知
られている天然の油原料は少ないし、著量のジホ
モ−γ−リノレン酸の著量を含有する天然原料は
まつたく知られていない。現在入手しうる油のひ
とつの原料は、Oenothera biennis L.および
Oenothera lamarckianaのような待宵草
(Eveming Primrose)属植物の種子である。そ
れよりの抽出油は、グリセライドの形として、全
脂肪酸含量を基準として、約8%のγ−リノレン
酸および約72%のリノール酸を、他のグリセライ
ドとあわせて含有している。γ−リノレン酸の他
の原料には、Borago officinalisのようなルリジ
サ(Borage)属植物の種子である。エーカー当
りの収量は現在のところ低いが、Oenothera油よ
り、より豊富なγ−リノレン酸源となる。発酵に
より培養されうるかびについての最近の研究は、
かびが油原料となることを約束している。 上記の種子の抽出物はそのまま用いてもよい
し、または、望むならば、たとえば、分別して、
γ−リノレン酸およびリノール酸のトリグリセラ
イドを主要な脂肪酸成分として含有する油状組成
物となしうる。γ−リノレン酸を、望むならば、
大量の割合で含有するようになしうる。種子油抽
出物は、この抽出物中に添加されたジホモ−γ−
リノレン酸またはこの生理学的官能性誘導体を安
定化させる効果を有するように思われる。 薬剤処方物について説明する。本発明に準ずる
組成物は、たとえば英国特許明細書No.1082624に
詳細に論議され、してそれぞれ具体的に調製物に
ついてよく知られているように、適当な薬剤用賦
形剤によつて経口、直腸、注射、または局所投与
に適当な形態とするのが便宜である。たとえば、
錠剤、カプセル、飲用の液体または粉末状調製
物、局所施用のためのクリーム、ローシヨン、ま
たは坐薬に調製しうる。水解Oenothera油の注射
しうる溶液は、遊離酸を可溶とするためのアルブ
ミンを用いて調製しうる。 調製物には、保存剤を添加するのが有利であ
る。約0.1重量%の濃度のα−トコフエロールを
用いるのが、この目的に適当なことが分つた。 もちろん、いずれの投与単位においても、存在
する活性成分の絶対量は、用いるべき投与の割合
および方式に適当である量を超えるべきでない
が、他方、少ない回数の投与により望む投与の割
合を達成するのに適当な量とするのが望ましい。
投与の割合は、さらに、望む正確な薬効に応じて
変化することになる。 つぎに示すのは、本発明によつて得られる、治
療に有用な薬剤組成物の例である。 例 Oenothera biennis L.種子よりの抽出油、場
合によつてはメチルジホモ−γ−リノレネートお
よび/またはインターフエロンを組合わせた、単
位投与量を含有する薬剤組成物を、既知の方法で
製造された軟質ゼラチンカプセル中に天然油を封
入することにより調製する。 種子より油を抽出するには、冷却加圧、種子を
部分的に蒸煮したあとのスクリユー加圧または溶
媒抽出といつた従来法を用いる。 この油の代表的な試料は、メチルエステルの形
の油の97.0%を含有し、相対的な割合はつぎのよ
うである。 パルミテート 6.15 ステアレート 1.6 オレエート 10.15 リノレネート 72.6 γ−リノレネート 8.9 保存剤としてのα−トコフエロールは、0.1%
濃度に油に加える。 0.5gの抽出油が約0.045gのγ−リノレン酸を
含量する、上記のように調製した抽出油を用いつ
ぎに示すように活性成分を含有するゼラチンカプ
セルを、従来法により調製する。 例 1 1×106単位/日のインターフエロンと共に抽
出油カプセルを癌の治療に、1日にカプセル2個
宛3回投与した。γ−リノレン酸の1日の投与量
は約0.27gである。癌について更に別の結果を示
す。 ヒトにおける癌試験には数年を要するが、本発
明者は、R3230ACラツト哺乳動物癌によるアプ
ローチが有用であることを示した。Evening
Primrose油の投与で、すでに形成されている癌
の発育速度は半分以下に減少させうる。これらの
癌を生じさすには、腫瘍組織の小片を移植する。
ふつう、小片の90%以上が取り込まれ発育する。
しかし、Evening Primrose油は、移植前および
移植直後に投与すると移植片で完全な腫瘍になる
のは、40%以下である。 具体的には、移植可能のR3230AC乳房腫瘍の
1mm直径の片を、Fisher系のラツト(50頭)に皮
下接種する。5週後動物を殺し、腫瘍を取り出
す。10頭の対象動物では、毎日食塩水を注射す
る。腫瘍の平均重量は1.6グラムである。Evening
Primrose油の25マイクロリツトル宛を毎日皮下
投与した動物10頭については、平均腫瘍重量は
0.64gである。1日に100マイクロリツトル宛の
Evening Primrose油を投与した10頭の動物では、
腫瘍重量は0.46gである。 さらに、紫外線照射で基部細胞癌(rodent
ulcer)を顔におこした1人の男の患者では、
Evening Primrose油の投与(3ml/日)で、5
mmの腫瘍が6週間で消失した。本発明者の知る限
りでは、この型の腫瘍が、自然に退行したという
例はないのである。 例 2 癌が頚部リンパ腺に広範囲に広がり、頭部およ
び頚部の大きな肉眼的浮腫をともなう著るしい大
静脈症候群に至つている胸郭入口閉鎖症の肺癌末
期症状の61才の男性。 担当医師達は彼の余命は1か月未満と推定し、
現在を出来るだけ安楽にして死をむかえるように
すべきとアドバイスしていた。最後の手段とし
て、1日当り約900mgのγ−リノレン酸を含む10
gの待宵草種子油が投与された。2週間以内に浮
腫が減少しはじめ、2か月後に彼の外貌は正常に
なつた。レントゲン撮影の結果、肺病変部の収縮
が明らかになつた。更に3年の間、彼は追跡調査
され、この間において肺病変部はレントゲン撮影
の結果から変化が認められず、息切れが見られた
がほとんど正常な生活をすることができた。治療
開始後3年後に彼は死亡したが、彼の生存期間の
長さは全ての医師達を驚かした。 例 3 外科的治療が不可能で放射線療法が中止となつ
た膀胱癌の78才の男性。彼は血尿が著しく、2週
間毎に出血を補うための輸血が必要であつた。そ
れにもかかわらず、血中ヘモグロビン・レベルは
正常以下であつた。最後の手段として、1日当た
り約450mgのγ−リノレン酸を含む待宵草種子油
の5gが投与された。3週間以内に、尿中の出血
量の減少が認められた。このことは彼の血液像に
反映され、待宵草種子油の投与後3週間および9
週間に2回の輸血を必要とするのみであつた。彼
は外見的に良好であり血尿もなく、15か月間血中
のヘモグロビン・レベルも正常であつたが、その
後に死亡した。 例 4 インターフエロンおよび必須脂肪酸。インター
フエロンは最も重要な内因性抗ウイルス剤の一つ
である。かかる抗ウイルス作用は必須脂肪酸のシ
クロ−オキシゲナーゼ酵素によるプロスタグラン
ジンへの変換をインターフエロンが刺激する能力
に起因すると考えられる。 インターフエロンはシクロ−オキシゲナーゼ酵
素が遮断されているか、又は存在しない細胞に
は、何らの抗ウイルス作用も及ぼすことができな
い。このことは、恐らくはインターフエロンが抗
ウイルス作用を働かせるには、一つ、または他の
シクロ−オキシゲナーゼ代謝産物を必要とするた
めであると考えられる。もしもインターフエロン
がその抗ウイルス作用を働かせるために酵素を必
要とするならば、その酵素のための基質も入手可
能でなければならない。しかるに、ジホモ−γ−
リノレン酸(DGLA)またはアラキドン酸
(AA)のいづれかはシクロ−オキシゲナーゼの
基質であるので、もしもDGLAおよびAAの供給
がなければ、インターフエロンの効果は制限され
るであろう。従つて、適切な必須脂肪酸基質が存
在しなければ、インターフエロンの効果は減少す
るであろう。 従つて、GLAまたはDGLAをインターフエロ
ンと共に用いれば、DGLA、またはGLAからの
DGLA、あるいはDGLAからAAをインターフエ
ロンが効果を発揮するための基質として利用する
ことができる。癌においては、シクロ−オキシゲ
ナーゼ基質の供給が制限されると思われるので、
GLAまたはDGLAをインターフエロンと共に供
給することによつて、インターフエロンの効果を
高めることができる。
図1は必須脂肪酸のヒト体内における代謝経路
を示す図である。
を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリーズ1プロスタグランジン/シリーズ2
プロスタグランジンのバランスを失うことによつ
て引き起こされる癌の治療に使用するための医薬
組成物であり、該組成物がγ−リノレン酸もしく
は生理的に同等の官能性誘導体および/またはジ
ホモ−γ−リノレン酸もしくは生理的に同等の官
能性誘導体の単独または医薬として許容される賦
形剤との組合せからなることを特徴とする医薬組
成物。 2 シリーズ1プロスタグランジン/シリーズ2
プロスタグランジンのバランスを失うことによつ
て引き起こされる癌の治療に使用するための医薬
組成物であり、該組成物がγ−リノレン酸もしく
は生理的に同等の官能性誘導体および/またはジ
ホモ−γ−リノレン酸もしくは生理的に同等の官
能性誘導体とインターフエロンとの単独、または
これらと医薬として許容される賦形剤との組合せ
からなることを特徴とする医薬組成物。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB1417278 | 1978-04-11 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3120997A Division JPH07110808B2 (ja) | 1978-04-11 | 1991-05-27 | 医薬組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5527168A JPS5527168A (en) | 1980-02-27 |
| JPH0369889B2 true JPH0369889B2 (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=10036315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4357379A Granted JPS5527168A (en) | 1978-04-11 | 1979-04-10 | Drug composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5527168A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3436638C2 (de) * | 1984-10-05 | 1992-10-08 | Bioferon biochemische Substanzen GmbH & Co, 7958 Laupheim | Verwendung von Interferon-gamma (IFN-gamma) enthaltenden Präparationen zur Behandlung rheumatischer Erkrankungen |
| JPS61103826A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-22 | Kao Corp | 抗炎症剤 |
| JPS63258816A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-26 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 抗癌剤組成物 |
| CN1168104A (zh) * | 1995-01-18 | 1997-12-17 | 大正制药株式会社 | 皮肤炎治疗剂 |
| WO2006085687A1 (ja) | 2005-02-14 | 2006-08-17 | Suntory Limited | ジホモ−γ−リノレン酸(DGLA)を有効成分として含んで成る組成物 |
-
1979
- 1979-04-10 JP JP4357379A patent/JPS5527168A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5527168A (en) | 1980-02-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0832229B2 (ja) | 食品組成物 | |
| US4444755A (en) | Treatment for skin disorders | |
| US4393049A (en) | Treatment for obesity | |
| JPH0369886B2 (ja) | ||
| JP3008213B2 (ja) | 医薬組成物 | |
| US5709855A (en) | Compositions of spirulina algae and omega fatty acids for treatment of inflammation and pain | |
| US7390507B2 (en) | Compositions and methods for the treatment of radiation burns and other traumatic skin conditions | |
| RU2276975C2 (ru) | Терапевтические комбинации жирных кислот | |
| EP0037175B1 (en) | Pharmaceutical compositions | |
| JPS6296422A (ja) | 子宮内膜増殖症予防または治療用組成物の製造方法およびその来成物を用いる前記増殖症の予防または治療方法 | |
| JPS58208217A (ja) | 局所性製薬組成物 | |
| CA1287297C (en) | Iron - containing compositions and method for treatment of cancer | |
| JPH0369887B2 (ja) | ||
| JPS58159418A (ja) | 医薬組成物 | |
| JPH04507397A (ja) | 湿疹治療用薬剤製造における必須脂肪酸の使用法 | |
| JPH0399013A (ja) | 脂肪酸による治療 | |
| IE54556B1 (en) | Pharmaceutical composition | |
| JP4820819B2 (ja) | 過剰増殖性皮膚疾患を治療するための組成物および方法 | |
| EP0201159A2 (en) | Pharmaceutical and dietary compositions containing linolenic acids for the treatment of benign prostatic hypertrophy | |
| CA2606255C (fr) | Utilisation de la lecithine comme medicament dans le traitement du psoriasis | |
| JPH0369889B2 (ja) | ||
| CA1197782A (en) | Pharmaceutical and dietary composition | |
| JPS6216415A (ja) | 月経前症候群治療用医薬組成物およびその治療方法 | |
| JPS63230631A (ja) | 必須脂肪酸の使用方法および消化性潰瘍の治療または予防方法 | |
| IE48406B1 (en) | Pharmaceutical and dietary composition comprising ypsilon-linolenic acids |