JPH0370669B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0370669B2 JPH0370669B2 JP58200143A JP20014383A JPH0370669B2 JP H0370669 B2 JPH0370669 B2 JP H0370669B2 JP 58200143 A JP58200143 A JP 58200143A JP 20014383 A JP20014383 A JP 20014383A JP H0370669 B2 JPH0370669 B2 JP H0370669B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- movable body
- hollow shaft
- wheels
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D57/00—Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track
- B62D57/02—Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members
- B62D57/024—Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members specially adapted for moving on inclined or vertical surfaces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は平坦地ばかりでなく階段、壁面、管の
内外等を安定的に移動する移動体に関する。
内外等を安定的に移動する移動体に関する。
一般に、原子力発電所においては、安全運転を
行なうために諸機器の巡視点検(パトロール)お
よび定期検査が実施されている。
行なうために諸機器の巡視点検(パトロール)お
よび定期検査が実施されている。
このような巡視点検や定期検査における点検作
業は、高い放射性レベルの下で行なわなければな
らない。
業は、高い放射性レベルの下で行なわなければな
らない。
そこで、作業員の被曝低減を図るために無人の
自動点検装置等が提案されている。
自動点検装置等が提案されている。
この種の自動点検装置は、原子炉建屋内を移動
する移動体に、点検作業を行なう各種機器を搭載
して形成されている。
する移動体に、点検作業を行なう各種機器を搭載
して形成されている。
そして、この移動体は、軌道に沿つて移動する
もの、クローラによつて移動するもの、車輪によ
つて移動するもの、アーム車輪によつて移動する
ものがある。
もの、クローラによつて移動するもの、車輪によ
つて移動するもの、アーム車輪によつて移動する
ものがある。
ところが、前記軌道方式の移動体は、軌道に沿
つてしか移動できないために、点検対象箇所が限
定されてしまう。また、クローラ方式の移動体に
おいては、走行部の重量が大きくなり、移動速度
も遅く、更に、障害物の乗越えには重心移動等の
工夫をする必要があつた。また、車輪方式の移動
車においては、移動速度が速い反面、障害物の乗
越え性が悪く、階段の多い原子力発電所において
は使用可能範囲が狭く限定されていた。また、ア
ーム車輪方式の移動体においては、障害物の乗越
え性は良いけれども、重量が大きく、しかも割に
広い空間を占有するのでスペース効率が悪く、更
に、障害物乗越え時にアームを回転させるので上
下運動が大きいものとなる。
つてしか移動できないために、点検対象箇所が限
定されてしまう。また、クローラ方式の移動体に
おいては、走行部の重量が大きくなり、移動速度
も遅く、更に、障害物の乗越えには重心移動等の
工夫をする必要があつた。また、車輪方式の移動
車においては、移動速度が速い反面、障害物の乗
越え性が悪く、階段の多い原子力発電所において
は使用可能範囲が狭く限定されていた。また、ア
ーム車輪方式の移動体においては、障害物の乗越
え性は良いけれども、重量が大きく、しかも割に
広い空間を占有するのでスペース効率が悪く、更
に、障害物乗越え時にアームを回転させるので上
下運動が大きいものとなる。
このように従来の移動体はそれぞれ問題点を有
しているが、更に各移動体には、壁面や天井に沿
つて移動することができないので、壁面や天井部
の空間を有効利用して移動し、壁面や天井部にあ
る点検対象箇所に近接することができないという
不都合があつた。
しているが、更に各移動体には、壁面や天井に沿
つて移動することができないので、壁面や天井部
の空間を有効利用して移動し、壁面や天井部にあ
る点検対象箇所に近接することができないという
不都合があつた。
更に、管の内外を自由に移動できる移動体はな
かつた。
かつた。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであ
り、走行と歩行とができ、平坦地ばかりでなく階
段、壁面、天井、配管の内外等を自由に移動する
ことができ、各種機器を搭載自在とした移動体を
提供することを目的とする。
り、走行と歩行とができ、平坦地ばかりでなく階
段、壁面、天井、配管の内外等を自由に移動する
ことができ、各種機器を搭載自在とした移動体を
提供することを目的とする。
本発明の移動体は、各種機器を搭載可能とした
移動体本体を設け、この移動体本体に、その底面
下方に伸びる少なくとも1本の伸縮屈折自在な下
部アームを設けるとともに、その側方に伸びる少
なくとも3本の伸縮屈折自在な側方アームを設
け、前記各アームの先端にそれぞれ負圧による吸
着脱自在な車輪を設けて形成されている。
移動体本体を設け、この移動体本体に、その底面
下方に伸びる少なくとも1本の伸縮屈折自在な下
部アームを設けるとともに、その側方に伸びる少
なくとも3本の伸縮屈折自在な側方アームを設
け、前記各アームの先端にそれぞれ負圧による吸
着脱自在な車輪を設けて形成されている。
以下、本発明の実施例を第1図から第14図に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図は本実施例の全体斜視図であり、第2図
は壁面を吸着歩行している状態の側面図である。
は壁面を吸着歩行している状態の側面図である。
図中、符号1は移動体本体であり、この移動体
本体1にはその前部、左右部にそれぞれ側方へ伸
びる伸縮屈折自在な側方アーム2,2がアーム駆
動部1a,1aを介して設けられており、その下
面からは下方に伸びる伸縮屈折自在な下部アーム
3がアーム駆動部(移動体本体1内にあるため図
示せず)を介して設けられている。これらの各ア
ーム2,3の先端には、負圧による吸着脱自在な
車輪14がそれぞれ設けられている。
本体1にはその前部、左右部にそれぞれ側方へ伸
びる伸縮屈折自在な側方アーム2,2がアーム駆
動部1a,1aを介して設けられており、その下
面からは下方に伸びる伸縮屈折自在な下部アーム
3がアーム駆動部(移動体本体1内にあるため図
示せず)を介して設けられている。これらの各ア
ーム2,3の先端には、負圧による吸着脱自在な
車輪14がそれぞれ設けられている。
そして、移動体本体1内には中央制御機構等
(図示せず)が内蔵されており、ケーブル処理装
置4を介して情報伝達用のケーブル5が接続され
ている。また、移動体本体1上の雲台9にはマニ
ピユレータ6およびTVカメラ10が設けられて
いる。マニピユレータ6は回転、伸縮、屈折自在
に形成されており、その先端には点検作業用のイ
メージフアイバ7および握手8が設けられてい
る。また、TVカメラ10には照明用のライト1
1,11が付設されている。また、カバー13に
よつて移動体本体1に取付けられた各種機器が保
護されている。
(図示せず)が内蔵されており、ケーブル処理装
置4を介して情報伝達用のケーブル5が接続され
ている。また、移動体本体1上の雲台9にはマニ
ピユレータ6およびTVカメラ10が設けられて
いる。マニピユレータ6は回転、伸縮、屈折自在
に形成されており、その先端には点検作業用のイ
メージフアイバ7および握手8が設けられてい
る。また、TVカメラ10には照明用のライト1
1,11が付設されている。また、カバー13に
よつて移動体本体1に取付けられた各種機器が保
護されている。
次に、第3図から第8図によりアーム2,3お
よび車輪14を説明する。
よび車輪14を説明する。
第3図に示すように、側方アーム2を動作させ
るアーム駆動部1aは、そのケーシングを枢軸1
5を介して移動体本体1に回転自在に取付けられ
ている。このアーム駆動部1aのケーシングと移
動体本体1との間には、それぞれ枢軸17a,1
7bをもつて駆動アクチユエータ16のシリンダ
16aとプランジヤ16bがヒンジ結合されてい
る。従つて、駆動アクチユエータ16のプランジ
ヤ16bが同図a,b方向に突出入すると、アー
ム駆動部1aが枢軸15回りにc,d方向へ回動
する。
るアーム駆動部1aは、そのケーシングを枢軸1
5を介して移動体本体1に回転自在に取付けられ
ている。このアーム駆動部1aのケーシングと移
動体本体1との間には、それぞれ枢軸17a,1
7bをもつて駆動アクチユエータ16のシリンダ
16aとプランジヤ16bがヒンジ結合されてい
る。従つて、駆動アクチユエータ16のプランジ
ヤ16bが同図a,b方向に突出入すると、アー
ム駆動部1aが枢軸15回りにc,d方向へ回動
する。
なお、駆動アクチユエータ16に代えてモータ
等によりアーム駆動部1aのケーシングを回動さ
せるように形成してもよい。
等によりアーム駆動部1aのケーシングを回動さ
せるように形成してもよい。
また、側方アーム2は第5図に示すように基部
から先端に向けて、第1アーム素子2a、第2ア
ーム素子2b、第3アーム素子2c、第4アーム
素子2d、第5アーム素子2eに分割されてい
る。
から先端に向けて、第1アーム素子2a、第2ア
ーム素子2b、第3アーム素子2c、第4アーム
素子2d、第5アーム素子2eに分割されてい
る。
これらの各アーム素子2a…2eはそれぞれ中
空状に形成されており、それぞれ接合端面の中心
への垂線回りに相対回転自在に形成されている。
空状に形成されており、それぞれ接合端面の中心
への垂線回りに相対回転自在に形成されている。
そして、第1アーム素子2aは第4図に示すよ
うに、アーム駆動部1aのケーシングの側面に水
平軸H回りに円錐運動自在に取付けられている。
そして、第1アーム素子2aの基端に固着した傘
歯歯車20を、アーム駆動部1a内に固着した駆
動モータ18により中間傘歯車19を介して回動
させて、前記円錐運動が行なわれる。
うに、アーム駆動部1aのケーシングの側面に水
平軸H回りに円錐運動自在に取付けられている。
そして、第1アーム素子2aの基端に固着した傘
歯歯車20を、アーム駆動部1a内に固着した駆
動モータ18により中間傘歯車19を介して回動
させて、前記円錐運動が行なわれる。
また、第1アーム素子2aの軸中心には多軸状
の中空軸群21が回転自在に挿通されている。こ
の中空軸群21は外側から内側に向けて、順に、
第1中空軸21a、第2中空軸21b、第3中空
軸21c、第4中空軸21d、第5中空軸21e
を回転自在に軸装して形成されている。そして、
アーム駆動部1a内には、前記水平軸Hと同芯に
して5個の傘歯歯車をそれぞれ独立回転可能にか
つ円錐状に配列した駆動歯車群22aを有する中
空軸群駆動機構22が設けられている。そして、
前記各中空軸21a…21eにはそれぞれ駆動歯
車群22aの各1個の傘歯歯車と噛車する歯車2
2bが設けられている。従つて、中空軸群21は
第1アーム素子2aと一緒にその中心軸と前記水
平軸Hとの交点Xを中心として円錐運動をし、こ
の時前記各歯車22bはそれぞれ駆動歯車群22
aと噛合しつつ公転する。また、最内側の中空軸
21e内には空気ダクトや配線ケーブル37等が
挿通されており、これらの空気ダクトおよび配線
ケーブル37は一部弧状に形成されたダクト配線
ガイド23を通して歯車群22aと干渉すること
なくエアー駆動部12と接続されている。
の中空軸群21が回転自在に挿通されている。こ
の中空軸群21は外側から内側に向けて、順に、
第1中空軸21a、第2中空軸21b、第3中空
軸21c、第4中空軸21d、第5中空軸21e
を回転自在に軸装して形成されている。そして、
アーム駆動部1a内には、前記水平軸Hと同芯に
して5個の傘歯歯車をそれぞれ独立回転可能にか
つ円錐状に配列した駆動歯車群22aを有する中
空軸群駆動機構22が設けられている。そして、
前記各中空軸21a…21eにはそれぞれ駆動歯
車群22aの各1個の傘歯歯車と噛車する歯車2
2bが設けられている。従つて、中空軸群21は
第1アーム素子2aと一緒にその中心軸と前記水
平軸Hとの交点Xを中心として円錐運動をし、こ
の時前記各歯車22bはそれぞれ駆動歯車群22
aと噛合しつつ公転する。また、最内側の中空軸
21e内には空気ダクトや配線ケーブル37等が
挿通されており、これらの空気ダクトおよび配線
ケーブル37は一部弧状に形成されたダクト配線
ガイド23を通して歯車群22aと干渉すること
なくエアー駆動部12と接続されている。
また、第5図から第7図に示すように、前記中
空軸群21のうち、第1中空軸21aは第1アー
ム素子2aの先端部まで伸びており、その回転力
はクラツチ24aおよびこれに噛合し第2アーム
素子2bに固着された駆動歯車27bを介して第
2アーム素子2bへ回転駆動力として付与され
る。また、第2中空軸21bは第2アーム素子2
bの先端まで伸びており、その回転力は同様にし
てクラツチ24bおよび駆動歯車27cを介して
第3アーム素子2cへ回転駆動力として付与され
る。この第2アーム素子2bと第3アーム素子2
cとの接合面はそれぞれの中心軸に対して傾斜し
ているので、両者の接合部には第3、第4および
第5中空軸21c,21d,21eの回転を伝え
る伝達歯車群25が設けられている。また、第3
アーム素子2c内には後端が歯車をもつて前記伝
達歯車群25と連結されている第3中空軸21c
が設けられており、その回転力は先端部から傘歯
歯車26,26および駆動歯車27dを介して第
4アーム素子2dへ回転駆動力として付与され
る。また、第4中空軸21dはその後端が伝達歯
車群25と歯車連結されるとともにその先端が第
4アーム素子2d内に伸びており、その回転力は
クラツチ24dおよび駆動歯車27eを介して第
5アーム素子2eへ回転駆動力として付与され
る。この第4アーム素子2dと第5アーム素子2
eとの接合面はそれぞれの中心軸に対して傾斜し
ているので、両者の接合部には第5中空軸21e
の回転を伝える伝達歯車群(図示せず)が設けら
れている。そして、後端がこの伝達歯車群に歯車
結合されている第5アーム素子2e内の第5中空
軸21eの先端には車輪14が固着されている。
空軸群21のうち、第1中空軸21aは第1アー
ム素子2aの先端部まで伸びており、その回転力
はクラツチ24aおよびこれに噛合し第2アーム
素子2bに固着された駆動歯車27bを介して第
2アーム素子2bへ回転駆動力として付与され
る。また、第2中空軸21bは第2アーム素子2
bの先端まで伸びており、その回転力は同様にし
てクラツチ24bおよび駆動歯車27cを介して
第3アーム素子2cへ回転駆動力として付与され
る。この第2アーム素子2bと第3アーム素子2
cとの接合面はそれぞれの中心軸に対して傾斜し
ているので、両者の接合部には第3、第4および
第5中空軸21c,21d,21eの回転を伝え
る伝達歯車群25が設けられている。また、第3
アーム素子2c内には後端が歯車をもつて前記伝
達歯車群25と連結されている第3中空軸21c
が設けられており、その回転力は先端部から傘歯
歯車26,26および駆動歯車27dを介して第
4アーム素子2dへ回転駆動力として付与され
る。また、第4中空軸21dはその後端が伝達歯
車群25と歯車連結されるとともにその先端が第
4アーム素子2d内に伸びており、その回転力は
クラツチ24dおよび駆動歯車27eを介して第
5アーム素子2eへ回転駆動力として付与され
る。この第4アーム素子2dと第5アーム素子2
eとの接合面はそれぞれの中心軸に対して傾斜し
ているので、両者の接合部には第5中空軸21e
の回転を伝える伝達歯車群(図示せず)が設けら
れている。そして、後端がこの伝達歯車群に歯車
結合されている第5アーム素子2e内の第5中空
軸21eの先端には車輪14が固着されている。
次に、車輪14の取付け状態を第8図により説
明する。
明する。
車輪14は中空状であり、同図実線および破線
のようにその断面形状が変形できる素材により製
せられている。この車輪14は第5中空軸21e
の先端に螺着固定された円盤状のホイル28の外
周に固着されている。そして、軸受29,30に
よりホイル28および第5中空軸21eを軸受し
て、車輪14の円滑回転が確保されている。ま
た、ホイル28の外側にはラツパ状の吸板33が
裏当環状部材31および緊締用のボルト・ナツト
32とにより狭持固着されている。この吸板33
の基端部の開口は第5中空軸21eの先端開口と
合致しており、その先端の大径口部にはその形状
を維持するために内部に弾性リング38が埋設さ
れている。そして、第5中空軸21eを通して挿
通されて来た空気ダクトおよび配線ケーブル37
は吸板33を貫通し、むし状のバルブ36を通し
て車輪14内に達している。そのうち空気ダクト
39は途中に仕切弁34を介して接続されてお
り、車輪14内へ空気を給排する。また、配線ケ
ーブル37は車輪14の内側下半部に添設された
周方向に複数個に分割されている形状記憶合金リ
ング39へそれぞれ通電制御する。この形状記憶
合金リング39は通電状態によつて温度が変化
し、それに従つて形状が第8図実線状態から破線
状態に変化し、車輪14を変形させる。この車輪
14は第8図破線状態にある時が吸着面積が大き
くなる。
のようにその断面形状が変形できる素材により製
せられている。この車輪14は第5中空軸21e
の先端に螺着固定された円盤状のホイル28の外
周に固着されている。そして、軸受29,30に
よりホイル28および第5中空軸21eを軸受し
て、車輪14の円滑回転が確保されている。ま
た、ホイル28の外側にはラツパ状の吸板33が
裏当環状部材31および緊締用のボルト・ナツト
32とにより狭持固着されている。この吸板33
の基端部の開口は第5中空軸21eの先端開口と
合致しており、その先端の大径口部にはその形状
を維持するために内部に弾性リング38が埋設さ
れている。そして、第5中空軸21eを通して挿
通されて来た空気ダクトおよび配線ケーブル37
は吸板33を貫通し、むし状のバルブ36を通し
て車輪14内に達している。そのうち空気ダクト
39は途中に仕切弁34を介して接続されてお
り、車輪14内へ空気を給排する。また、配線ケ
ーブル37は車輪14の内側下半部に添設された
周方向に複数個に分割されている形状記憶合金リ
ング39へそれぞれ通電制御する。この形状記憶
合金リング39は通電状態によつて温度が変化
し、それに従つて形状が第8図実線状態から破線
状態に変化し、車輪14を変形させる。この車輪
14は第8図破線状態にある時が吸着面積が大き
くなる。
仕切弁34は第9図a,bのように形成されて
いる。すなわち、組立てられた弁ケース34a,
34b内に弁開閉を行なうニードル軸40を設
け、このニードル軸40を形状記憶合金スプリン
グ42によつて上下動させ、開閉制御する。この
形状記憶合金スプリング42へは配線ケーブル4
1を通して通電制御される。そして、空気ダクト
37は移動体本体1に設けられたエアー駆動部1
2に接続されている。
いる。すなわち、組立てられた弁ケース34a,
34b内に弁開閉を行なうニードル軸40を設
け、このニードル軸40を形状記憶合金スプリン
グ42によつて上下動させ、開閉制御する。この
形状記憶合金スプリング42へは配線ケーブル4
1を通して通電制御される。そして、空気ダクト
37は移動体本体1に設けられたエアー駆動部1
2に接続されている。
また、移動体本体1の下面に取付けられている
下側アーム3は、第2図に示すように、側方アー
ム2の第4、第5アーム素子2d,2eに相当す
る部分で形成されている。
下側アーム3は、第2図に示すように、側方アー
ム2の第4、第5アーム素子2d,2eに相当す
る部分で形成されている。
第10図は移動体の構成各部を関連動作させる
制御系である。
制御系である。
すなわち、移動体は大きく分けて移動体本体
1、マニピユレータ6、エアー駆動部12および
アーム部により構成されている。そして、この移
動体本体1とは中央制御室等に設けられている操
作部45とケーブル5または無線により接続され
ている。
1、マニピユレータ6、エアー駆動部12および
アーム部により構成されている。そして、この移
動体本体1とは中央制御室等に設けられている操
作部45とケーブル5または無線により接続され
ている。
次に、本実施例の作用を説明する。
走 行
通常は第1図に示すように、3本の側方アーム
2,2の車輪14,14を立てて行なう。すなわ
ち、側方アーム2の第5アーム素子2eを第5図
の状態から第4アーム素子2dに対して180度回
動させて車輪14を立てる。この回動は第4中空
軸21dを回転させることにより行なわれる。そ
して、第5中空軸21eを回転させて車輪14を
回転させ、走行する。走行方向の変更は、移動体
本体1の前部の取付けた側方アーム2の第3中空
軸21cを回転させて、第4アーム素子2dを回
動させることにより行なわれる。
2,2の車輪14,14を立てて行なう。すなわ
ち、側方アーム2の第5アーム素子2eを第5図
の状態から第4アーム素子2dに対して180度回
動させて車輪14を立てる。この回動は第4中空
軸21dを回転させることにより行なわれる。そ
して、第5中空軸21eを回転させて車輪14を
回転させ、走行する。走行方向の変更は、移動体
本体1の前部の取付けた側方アーム2の第3中空
軸21cを回転させて、第4アーム素子2dを回
動させることにより行なわれる。
なお、第1図においては下側アーム3の先端に
取付けた車輪14は水平位置になり走行面から浮
上している。この車輪14をも立てて走行するよ
うにしてもよい。
取付けた車輪14は水平位置になり走行面から浮
上している。この車輪14をも立てて走行するよ
うにしてもよい。
管内の走行は例えば第11図に示すようにして
行なう。
行なう。
本図は管44が割と小径の場合を示しており、
前部に設けた側方アーム2と下側アーム3との車
輪14,14で管44の底面を走行し、左右の側
方アーム2,2の車輪14,14をそれぞれ管4
4の斜め上面に突張つて移動体自身を安定支持し
ている。
前部に設けた側方アーム2と下側アーム3との車
輪14,14で管44の底面を走行し、左右の側
方アーム2,2の車輪14,14をそれぞれ管4
4の斜め上面に突張つて移動体自身を安定支持し
ている。
管44が大径である場合には、左右の側方アー
ム2,2を斜め下方に降ろして、あたかも自転車
の補助輪のようにして移動体自身を安定保持して
走行する。
ム2,2を斜め下方に降ろして、あたかも自転車
の補助輪のようにして移動体自身を安定保持して
走行する。
管外の走行は第12図に示すように、管44に
上から跨がるとともに、左右の側方アーム2,2
の車輪14,14により管44を抱き抱かえるよ
うにして走行する。
上から跨がるとともに、左右の側方アーム2,2
の車輪14,14により管44を抱き抱かえるよ
うにして走行する。
歩 行
通常の歩行は、第2図を反時計方向に90度回転
させて壁面43を水平面とした状態で行なわれ
る。すなわち、4個の各車輪14,14を水平に
して、車輪14の側面で接地し、荷重を支える。
させて壁面43を水平面とした状態で行なわれ
る。すなわち、4個の各車輪14,14を水平に
して、車輪14の側面で接地し、荷重を支える。
具体的には、各側方アーム2,2を、中空軸群
駆動機構22によつて各中空軸21a…21dを
回転駆動させて、順に前後もしくは左右動させて
行なわれる。
駆動機構22によつて各中空軸21a…21dを
回転駆動させて、順に前後もしくは左右動させて
行なわれる。
例えば、第13図に示すように、基準位置Aか
ら右斜め下もしくは真下へ移動する場合には、3
個の車輪(同図中円形で示されている。)で移動
体本体1等の荷重を支承しつつ、他の1個の車輪
を移動方向へ1歩ずつ動かすようにして行なわれ
る。
ら右斜め下もしくは真下へ移動する場合には、3
個の車輪(同図中円形で示されている。)で移動
体本体1等の荷重を支承しつつ、他の1個の車輪
を移動方向へ1歩ずつ動かすようにして行なわれ
る。
また、第14図a,b,cに示すように、車輪
14の接地面43が各種に変形して凹凸があつて
も、車輪14が可撓性を有するとともに、形状記
憶合金リング39による変形および空気ダクト3
7を通して車輪14内へ空気が給排されることに
より、車輪14の側面が接地面43と密着する。
よつて、歩行は極めて安定的に行なわれる。
14の接地面43が各種に変形して凹凸があつて
も、車輪14が可撓性を有するとともに、形状記
憶合金リング39による変形および空気ダクト3
7を通して車輪14内へ空気が給排されることに
より、車輪14の側面が接地面43と密着する。
よつて、歩行は極めて安定的に行なわれる。
また、吸着歩行は前記通常の歩行と同様にして
車輪14を移動させるとともに、第5中空軸21
e自身を空気ダクトとしてエアー駆動部12によ
り真空吸引して吸板33を接地面43にそれぞれ
負圧吸着させることにより行なわれる。よつて、
第2図に示すように垂直な壁面からなる接地面4
3や、天井面でも吸着歩行することができる。こ
の場合、車輪14は仕切弁34の開閉や、形状記
憶合金リング39、弾性リング38、ホイル2
8、裏当環状体31等が変形することにより接地
面43と密着する。これにより、車輪14は吸板
33のスカートの役目をし、吸着用の負圧が逃げ
ないようにするので、吸着力を大きくしかも一定
とでき、安定した吸着歩行が行なわれる。
車輪14を移動させるとともに、第5中空軸21
e自身を空気ダクトとしてエアー駆動部12によ
り真空吸引して吸板33を接地面43にそれぞれ
負圧吸着させることにより行なわれる。よつて、
第2図に示すように垂直な壁面からなる接地面4
3や、天井面でも吸着歩行することができる。こ
の場合、車輪14は仕切弁34の開閉や、形状記
憶合金リング39、弾性リング38、ホイル2
8、裏当環状体31等が変形することにより接地
面43と密着する。これにより、車輪14は吸板
33のスカートの役目をし、吸着用の負圧が逃げ
ないようにするので、吸着力を大きくしかも一定
とでき、安定した吸着歩行が行なわれる。
浮上走行
通常の歩行状態において、エアー駆動部12か
ら第5中空軸21eを通して吸板33から接地面
43に向けて空気を吹き付けて車輪14,14も
3とも移動体自身を接地面43から浮上させて、
接地面43との摩擦力を零とする。そして、プロ
ペラ、ジエツト等の適当な水平推進装置(図示せ
ず)を稼動させて、移動体自身を走行させる。こ
の水平推進装置は移動体本体1に着脱自在に形成
するとよい。
ら第5中空軸21eを通して吸板33から接地面
43に向けて空気を吹き付けて車輪14,14も
3とも移動体自身を接地面43から浮上させて、
接地面43との摩擦力を零とする。そして、プロ
ペラ、ジエツト等の適当な水平推進装置(図示せ
ず)を稼動させて、移動体自身を走行させる。こ
の水平推進装置は移動体本体1に着脱自在に形成
するとよい。
障害物乗越え
前記した通常の歩行と吸着歩行とを、単独また
は併用することにより良好に行なわれる。
は併用することにより良好に行なわれる。
なお、車輪14、ホイル28、裏当環状部材3
1、吸板33および両リング38,39等は、接
地面に密着したり走行したりできるように、柔軟
性を有しかつ必要時には固形化するものであれば
どのような素材でもよく、例えばバイオテクノロ
ジ等において開発された新素材でもよい。
1、吸板33および両リング38,39等は、接
地面に密着したり走行したりできるように、柔軟
性を有しかつ必要時には固形化するものであれば
どのような素材でもよく、例えばバイオテクノロ
ジ等において開発された新素材でもよい。
このように本実施例の移動体は構成され作用す
るものであるから、次のような効果を奏する。
るものであるから、次のような効果を奏する。
すなわち、走行、歩行、吸着歩行等の各種移動
方法が可能であるので、アクセスルートの確保が
簡単であり、ルート条件に最も適した移動方法を
選択することができ、3次元的範囲で移動して点
検、監視を行なうことができる。また、事故等に
より1つの移動ルートが通過不可能となつても、
他の空間並びに構造物を利用して目的地へ到達す
ることができる。軌道等の敷設が不要であり、既
設のプラントに簡単に導入することができる。ま
た、各アームの運動機構部にクラツチを設けたか
ら、アームが損傷したり動作不可能となることが
ない。
方法が可能であるので、アクセスルートの確保が
簡単であり、ルート条件に最も適した移動方法を
選択することができ、3次元的範囲で移動して点
検、監視を行なうことができる。また、事故等に
より1つの移動ルートが通過不可能となつても、
他の空間並びに構造物を利用して目的地へ到達す
ることができる。軌道等の敷設が不要であり、既
設のプラントに簡単に導入することができる。ま
た、各アームの運動機構部にクラツチを設けたか
ら、アームが損傷したり動作不可能となることが
ない。
このような本発明の移動体は、走行と歩行とが
でき、平坦地ばかりでなく階段、壁面、天井、配
管の内外を自由に移動することができ、しかも各
種機器の搭載を行なうことができる等の効果を奏
する。また、搭載機器として点検、監視機器を用
いると、無人でかつ自動的に点検、監視作業を行
なうことができ、原子力発電プラントでは作業員
の被曝低減を図り、作業環境および安全性の向上
を図ることができ、作業の信頼性および稼動率を
も向上させることができ、異常等を早期に発明す
ることができる。
でき、平坦地ばかりでなく階段、壁面、天井、配
管の内外を自由に移動することができ、しかも各
種機器の搭載を行なうことができる等の効果を奏
する。また、搭載機器として点検、監視機器を用
いると、無人でかつ自動的に点検、監視作業を行
なうことができ、原子力発電プラントでは作業員
の被曝低減を図り、作業環境および安全性の向上
を図ることができ、作業の信頼性および稼動率を
も向上させることができ、異常等を早期に発明す
ることができる。
図面は本発明の移動体の一実施例を示し、第1
図は走行状態の全体斜視図、第2図は壁面の吸着
歩行状態の側面図、第3図は側方アームのアーム
駆動部の斜視図、第4図は第3図の−線に沿
つた拡大断面図、第5図は側方アームの一部切断
側面図、第6図は第5図の−線に沿つた断面
図、第7図は第5図の−線に沿つた断面図、
第8図は車輪部分の一部切断側面図、第9図a,
bはそれぞれ仕切弁の縦断側面図、第10図は制
御系の一例を示すブロツク図、第11図は管内走
行を示す正面図、第12図は管外走行を示す正面
図、第13図は歩行の一態様を示す移動軌跡説明
図、第14図a,b,cはそれぞれ車輪等の変形
状態を示す縦断側面図である。 1……移動体本体、2……側方アーム、2a…
2e……アーム素子、3……下側アーム、14…
…車輪、21……中空軸群、21a…21e……
中空軸。
図は走行状態の全体斜視図、第2図は壁面の吸着
歩行状態の側面図、第3図は側方アームのアーム
駆動部の斜視図、第4図は第3図の−線に沿
つた拡大断面図、第5図は側方アームの一部切断
側面図、第6図は第5図の−線に沿つた断面
図、第7図は第5図の−線に沿つた断面図、
第8図は車輪部分の一部切断側面図、第9図a,
bはそれぞれ仕切弁の縦断側面図、第10図は制
御系の一例を示すブロツク図、第11図は管内走
行を示す正面図、第12図は管外走行を示す正面
図、第13図は歩行の一態様を示す移動軌跡説明
図、第14図a,b,cはそれぞれ車輪等の変形
状態を示す縦断側面図である。 1……移動体本体、2……側方アーム、2a…
2e……アーム素子、3……下側アーム、14…
…車輪、21……中空軸群、21a…21e……
中空軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 各種機器を搭載可能とした移動体本体を設
け、この移動体本体に、その底面下方に伸びる少
なくとも1本の伸縮屈折自在な下部アームを設け
るとともに、その側方に伸びる少なくとも独立し
た3本の伸縮屈折自在な側方アームを設け、前記
各アームの先端にそれぞれ負圧による吸着自在で
かつ回転走行可能な車輪を設けたことを特徴とす
る移動体。 2 車輪は接地面への吸着時にその接地面に沿つ
て変形して密着できる柔軟性と、走行時の固形性
を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の移動体。 3 下側アームおよび側方アームは、それぞれ複
数の中空なアーム素子を相互に接合部において相
対回転自在にして直列的に連結し、各アーム素子
をその軸中心部に設けられた中空軸により前記の
相対回転を為させて、伸縮屈折させるように形成
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の移動体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58200143A JPS6092173A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 移動体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58200143A JPS6092173A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 移動体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6092173A JPS6092173A (ja) | 1985-05-23 |
| JPH0370669B2 true JPH0370669B2 (ja) | 1991-11-08 |
Family
ID=16419499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58200143A Granted JPS6092173A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 移動体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6092173A (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60135379A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-18 | Fukashi Uragami | 壁面に吸着し且つそれに沿つて移動可能な装置 |
| GB8906541D0 (en) * | 1989-03-21 | 1989-05-04 | Portsmouth Tech Consult | Robot devices |
| FR2647840A1 (fr) * | 1989-06-02 | 1990-12-07 | Bouygues Sa | Dispositif a ventouses pour porter et deplacer un moyen d'intervention sur une surface, notamment sur une facade de batiment |
| WO2007081452A1 (en) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Scruggs Donald E | Arakodile vehicles |
| US9327376B2 (en) | 2012-10-30 | 2016-05-03 | The Boeing Company | Dual function movement component for automated assembly systems |
| US10065280B2 (en) | 2012-10-30 | 2018-09-04 | The Boeing Company | Multifunction legs for autonomous crawling assembly equipment |
| US9475527B2 (en) | 2012-10-30 | 2016-10-25 | The Boeing Company | Autonomous crawling assembly system |
| CA2853847C (en) * | 2013-08-01 | 2018-07-17 | The Boeing Company | Multifunction legs for autonomous crawling assembly equipment |
| KR101375216B1 (ko) * | 2013-10-18 | 2014-03-18 | 김경식 | 유리창 청소 로봇 |
| CN104163215B (zh) * | 2014-08-28 | 2016-08-31 | 东南大学 | 一种可攀爬圆柱的运输车 |
| CN106240665A (zh) * | 2016-08-17 | 2016-12-21 | 哈尔滨歌瑞得莱机器人制造有限公司 | 三磁轮巨型钢管爬行作业平台 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58209667A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | Hideo Saito | 垂直壁昇降機 |
-
1983
- 1983-10-26 JP JP58200143A patent/JPS6092173A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6092173A (ja) | 1985-05-23 |
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