JPH037077Y2 - - Google Patents

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JPH037077Y2
JPH037077Y2 JP9809583U JP9809583U JPH037077Y2 JP H037077 Y2 JPH037077 Y2 JP H037077Y2 JP 9809583 U JP9809583 U JP 9809583U JP 9809583 U JP9809583 U JP 9809583U JP H037077 Y2 JPH037077 Y2 JP H037077Y2
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gap
pressure
welding
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一対の被溶接物を相対向して配設
し、該一対の被溶接物の両接合端面間にアークを
発生させ、該アークを磁力により回転させ、被溶
接物の両接合端面を均一に加熱・溶接した後、圧
接し溶接を行うマグネツトアーク溶接装置に関す
るものである。
(従来技術) 従来のマグネツトアーク溶接装置は、駆動源に
油圧を使用しマグネツトアーク溶接装置本体に油
圧ユニツトを組み込む構成としたものが一般的で
ある。そして相対向して配設した一対の被溶接物
間のギヤツプは、油圧回路にギヤツプ生成回路を
組込み、このギヤツプ生成回路に設けた油圧シリ
ンダのピストンの後退距離および油圧シリンダの
ピストンが後退する時に、油圧シリンダ内に流入
する油の量等をチエツクし、それら後退距離およ
び油の量等を手動によつて調整し、設定していた
(特公昭60−18279号公報および実公昭62−17160
号公報参照)。しかし、このような油圧ユニツト
を組込んだマグネツトアーク溶接装置本体は、温
度によつて粘性が変化する油を使用しているの
で、周囲の温度状況によつてはギヤツプが不正確
になつたり、作動状態が大きく異なつたりして溶
接品質の低下を招く虞れがあつた。このため適当
な温度範囲に油温を維持する手段が特別必要とな
つていた。すなわち、高温領域では作動油の粘度
が低くなるため冷却装置の設置が必要となり、他
方、低温領域では作動油の粘度が高くなるために
加熱装置の設置が必要となる。
(考案の目的) 本考案の目的は、上記した従来技術が有する問
題を解消し、極めて安定した溶接品質が得られる
マグネツトアーク溶接装置を提供することにあ
る。
(考案の構成) 本考案は、一対の被溶接物を圧接する圧接シリ
ンダ装置をマグネツトアーク溶接装置本体に設
け、前記圧接シリンダ装置のヘツド側室およびロ
ツド側室に、エア供給源に連結した空気圧回路を
接続し、該空気圧回路に前記圧接シリンダ装置の
出力軸の移動速度を調整する速度調整回路と、前
記圧接シリンダ装置の発生する圧力を調整する圧
力調整回路と、圧接シリンダ装置の作動を検知す
る作動検知回路とを組込むと共に、前記圧接シリ
ンダ装置の出力軸に該出力軸と連動して移動する
ギヤツプ量調整部材を取付け、該ギヤツプ量調整
部材に係合して前記出力軸の移動量を抑制するス
トツパ部材を備えたギヤツプシリンダ装置を前記
マグネツトアーク溶接装置本体に取付け、前記ギ
ヤツプシリンダ装置のヘツド側室およびロツド側
室に空気回路を接続し、該空気回路に該ギヤツプ
シリンダ装置の作動を検知する作動検知回路を組
込んだ構成としたものである。
(作用) このように構成すると、従来の油圧駆動のもの
とは異なり周囲温度に影響されることなく確実に
作動し、しかも、圧接シリンダ装置によつて一対
の被溶接物を圧接させる際、アークを発生させる
ための一対の被溶接物間のギヤツプは、圧接シリ
ンダ装置の出力軸に取付けられ、出力軸と連動し
て移動するギヤツプ量調整部材に、ギヤツプシリ
ンダ装置に設けたストツパ部材を係合させるだけ
で容易にしかも正確に調整されるので、極めて安
定した溶接品質が得られる。また、従来のように
溶接本体には油圧ユニツトが組込まれていないの
で、周囲の温度状況によつて作動状態が左右され
ることもない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図について説明する
と、第1図ないし第6図において、1はマグネツ
トアーク溶接装置本体で、マグネツトアーク溶接
装置本体1の前面側(第2図ではX方向側)の上
部に固着したブラケツト2には、主ラムガイド3
が上下方向に延びるように固定されている。主ラ
ムガイド3にはラムシヤフト4が上下方向に摺動
自在に嵌合され、ラムシヤフト4の上端は、主ラ
ムガイド3の上部に配設した圧接シリンダ装置5
の出力軸であるピストンロツド5a(第6図参照)
の下端に連結されている。
ラムシヤフト4の下端にはラムプレート6が装
着され、ラムプレート6の下面側には可動チヤツ
ク7がラムシヤフト4と同軸状に装着されてい
る。8は可動チヤツク7の下側において該可動チ
ヤツク7と対向して配設された固定チヤツクで、
固定チヤツク8はマグネツトアーク溶接装置本体
1の下部に固着したブラケツト9により支持固定
されている。
10,10はラムプレート6の両端部に装着さ
れた一対のベアリングで、このベアリング10,
10は補助ラムガイド11,11に上下方向に摺
動自在に嵌合している。補助ラムガイド11,1
1の上下両端は、マグネツトアーク溶接装置本体
1に固着したブラケツト12により支持固定され
ている したがつて、ラムシヤフト4は主ラムガイド3
と一対の補助ラムガイド11,11とにより上下
方向に円滑に移動するように案内支持されている
ため、上記両チヤツク7,8に取り付けられる管
状被溶接物W,W′の溶融端面が斜めに変形もし
くは傾いていた場合であつても、圧接時における
管状被溶接物W,W′の横ずれが確実に防止され
るようになつている。
13はギヤツプ生成装置で、ギヤツプ生成装置
13の構成は、第6図に示すように、圧接シリン
ダ装置5のピストンロツド5a側に一体に連結さ
れて該ピストンロツド5aと共に上下動するギヤ
ツプ量調整部材14と、該ギヤツプ量調整部材1
4の上部と係合して圧接シリンダ装置5のピスト
ンロツド5aの上方向の移動量を抑制するストツ
パ部材15とを備えている。なお、ギヤツプ量調
整部材14は補助ラムガイド11,11の間で、
ラムシヤフト4の後のマグネツトアーク溶接装置
本体1側に設けられている。第2図は補助ラムガ
イド11,11を省略して示したものである。
第3図にも示すように、ギヤツプ量調整部材1
4の軸棒16は、ラムシヤフト4と平行して上下
方向に設けられ、軸棒16の下端はラムプレート
6に固着されている。軸棒16の軸方向の中央部
よりも下端側の外周部分には雄ネジ部17が刻設
され、この雄ネジ部17には、アーク発生時にお
ける管状被溶接物W,W′間のギヤツプGを調整
するためのギヤツプ用調整ナツト18が螺合して
設けられている。
軸棒16の上部側には軸方向に延びる中央穴1
9が穿設され、中央穴19の底部に装着固定した
ワツシヤ20にはスプリング21の下端が係止さ
れている。軸棒16の中央穴19の上部には、上
方より断面T字状のスプリング押え22が摺動自
在に嵌合され、該スプリング押え22の上には、
有底筒状のキヤツプ23が載置されている。この
キヤツプ23は軸棒16の上端側部分に対しては
軸方向に摺動自在に嵌合している。キヤツプ23
とスプリング押え22は、該スプリング押え22
とワツシヤ20間に装着したスプリング21によ
り常時上方向(調整ナツト18に対し離反する方
向)へ付勢されている。
キヤツプ23の側部の適当位置には、一対の孔
24,24が相対峙して穿孔され、一対の孔2
4,24には軸棒16の径方向に植設したストツ
パピン25の両端部が係合可能に臨んでいる。こ
のストツパピン25は、軸棒16に対するキヤツ
プ23の上下方向の移動量を規制する機能を有し
ている。
なお、第3図の符号Sは、軸棒16とスプリン
グ押え22とキヤツプ23とにより形成される空
間を示す。したがつて、ストツパ部材15がキヤ
ツプ23の上面に当接したまま下降すると、キヤ
ツプ23はスプリング21の付勢力に抗して下降
変位するようになつている。
26は軸棒16の下部外周に周方向に間隔をあ
けて形成した複数の溝で、溝26には調整ナツト
18の下部に固着した回留め部材27(板ばね)
が係合し、不測の外力もしくは作動中の振動等に
よる調整ナツト18の回動変位が確実に防止され
るようになつている(第5図参照)。
28はマグネツトアーク溶接装置本体1の適所
に固着した水平方向に延びる支持部材で、支持部
材28の一端部の下面側には、ガイド部材29が
固定して設けられ、ガイド部材29の下面には傾
斜ガイド溝30が形成されている。傾斜ガイド溝
30はX方向へ向かうに伴いギヤツプ量調整部材
14側に下方傾斜している。傾斜ガイド溝30に
はストツパ部材15の上部が摺動自在に嵌合し、
ストツパ部材15は、第4図に示すように、ガイ
ド部材29の下端面に固着した保持板31,31
により摺動自在に保持されている。
ストツパ部材15は、ギヤツプ量調整部材14
と当接する当接下面15aがラムシヤフト4の移
動方向と垂直をなすように水平に配されている。
ストツパ部材15の傾斜ガイド溝30に臨む側の
傾斜上面15bは当接下面15aに対して所要の
鋭角θをなし、X′方向へいくに伴い当接下面1
5aと傾斜上面15b間の高さ寸法が次第に大と
なるように形成されている。
支持部材28の他端部に固着したブラケツト3
2には、第2図に示すように、ヒンジピン33を
介してギヤツプシリンダ装置34が上下方向に摺
動自在に連結されている。ギヤツプシリンダ装置
34の出力軸であるピストンロツド34aは、ナ
ツクル35およびヒンジピン36を介してストツ
パ部材15に回動自在に連結されている。
37a,37bは貫通孔であつて、貫通孔37
a,37bはそれぞれ支持部材28、ガイド部材
29にギヤツプ量調整部材14と同軸状に穿孔さ
れている。したがつて、ギヤツプ量調整部材14
が上端位置に達しても、ギヤツプ量調整部材14
は支持部材28およびガイド部材29に当接しな
いようになつている。
なお、圧接時にアークを発生させるための管状被
溶接物W,W′間のギヤツプGは、ストツパ部材
15が前進端に位置している状態において、キヤ
ツプ23の下端面とギヤツプ用調整ナツト18の
上端面との間隔gによつて任意に設定する。した
がつて、前記ギヤツプGを調整(もしくは設定。
以下、単に調整という。)する場合は、回留め部
材27を溝26から外して、調整ナツト18を回
動操作して上下動させることにより、キヤツプ2
3の下端面と調整ナツト18の上端面との間隔g
を適宜調整するだけでよい。
ゆえに、ギヤツプ量調整部材14の長さは、ス
トツパ部材15がX方向に前進するとき、ストツ
パ部材15の当接下面15aの先端が丁度キヤツ
プ23の中央部23aに当接するように設定する
ことが望ましい。かように設定することにより、
管状被溶接物W,W′同士の当接時における当接
位置が上下方向へ若干ずれたとしても、上下方向
の位置ずれを吸収してストツパ部材15によるキ
ヤツプ23の押下げをより確実に行うことができ
る。
なお、前記アーク用ギヤツプGを調整する手段
としてはこの他に種々考えられる。例えば、ギヤ
ツプシリンダ装置34のピストンロツド34aの
先端外周部にネジ部を螺設して該ネジ部にナツク
ル36に形成したネジ孔を螺合させた上で、ロツ
クナツトで確実に固定連結し、ストツパ部材15
をX,X′方向に位置調整可能に構成し、もつて
調整ナツト18とストツパ部材15とにより前記
アーク用ギヤツプGを調整できるようにしてもよ
い。
38はケーシングで、マグネツトアーク溶接装
置本体1の適所に固着したブラケツト39に支持
されている。ケーシング38には、第6図に示す
ように、ラムプレート6に向けて支持棒40が摺
動自在に支持されている。支持棒40はケーシン
グ38に内装したスプリング41によつて常時ラ
ムプレート6側へ弾発付勢されている。
支持棒40の基端部は、ブラケツト39の適所
に設置した落下防止用シリンダ装置42の出力軸
であるピストンロツド42aの先端部に連結され
ている。支持棒40は作業終了時すなわち第2図
においてラムプレート6が二点鎖線で示す上端位
置にある時に、後述のエア供給源43を切つた際
におけるラムプレート6の自重による自然落下を
防止する機能を有している。
前記圧接シリンダ装置5には、ピストンロツド
5aの移動速度を調整する速度調整回路と、圧接
シリンダ装置5の発生する圧力を調整する圧力調
整回路と、圧接シリンダ装置5の作動を検知する
作動検知回路とを組み込んだ空気圧回路が接続さ
れている。
すなわち、第6図において43はエア供給源
で、エア供給源43のエアは、エア通路44もし
くはエア通路45を介して圧接シリンダ装置5の
ヘツド側室5bに、また、エア通路46を介して
圧接シリンダ装置5のロツド側室5cにそれぞれ
供給されるようになつている。
エア通路44の途中には切換弁Y1が設けられ、
切換弁Y1は圧接シリンダ装置5のピストンロツ
ド5aの上昇速度を調整するための流量調整弁
F1としての機能をもつ速度調整回路とサイレン
サS1を備え、切換弁Y1の入口側には、圧接シリ
ンダ装置5に生ずる圧力を所望の低圧に調整する
ための減圧弁R1としての機能をもつ圧力調整回
路と逆止弁C1が設けられている。
また、エア通路45の途中には切換弁Y2が設
けられ、切換弁Y2の入口側には、圧接シリンダ
装置5に生ずる圧力を所望の高圧に調整するため
の減圧弁R2としての機能をもつ圧力調整回路が
設けられ、切換弁Y2の出口側には逆止弁C2が設
けられている。
一方、エア通路46の途中には切換弁Y3と切
換弁Y4が設けられ、切換弁Y3は圧接シリンダ装
置5のピストンロツド5aの下降速度を調整する
ための流量調整弁F2としての機能をもつ速度調
整回路とサイレンサS3を備えている。同様に、切
換弁Y4はサイレンサS2を備え、切換弁Y3と圧接
シリンダ装置5のロツド側室5cとの間には、圧
接シリンダ装置5の作動を検知するための圧力ス
イツチP1としての機能をもつ作動検知回路が設
けられている。
他方、ストツパ部材15をX,X′方向へ移動
させるためのギヤツプシリンダ装置34には、ギ
ヤツプシリンダ装置34のピストンロツド34a
の移動速度を調整する速度調整回路と、ギヤツプ
シリンダ装置34の発生する圧力を調整する圧力
調整回路と、ギヤツプシリンダ装置34の作動を
検知する作動検知回路とを組み込んだ空気圧回路
が接続されている。
すなわち、エア供給源43のエアは、エア通路
47を介してギヤツプシリンダ装置34のヘツド
側室34bに、また、エア通路48を介してギヤ
ツプシリンダ装置34のロツド側室34cに供給
されるようになつている。エア通路47,48の
途中には切換弁Y5が設けられ、この切換弁Y5は、
ギヤツプシリンダ装置34に生ずる圧力を調整す
るための減圧弁R3としての機能をもつ圧力調整
回路とサイレンサS4,S5を備えている。
切換弁Y5とギヤツプシリンダ装置34のヘツ
ド側室34bとの間には、ギヤツプシリンダ装置
34のピストンロツド34aの後退速度を調整す
るための逆止弁付流量調整弁CF1と、前記ピスト
ンロツド34aの作動を検知するための圧力スイ
ツチP2としての機能をもつ作動検知回路とが設
けられている。
これに対して、切換弁Y5とギヤツプシリンダ
装置34のロツド側室34cとの間には、ギヤツ
プシリンダ装置34のピストンロツド34aの前
進速度を調整するための逆止弁付流量調整弁CF2
が設けられている。
さらにまた、エア供給源43のエアはエア通路
49を介して落下防止用シリンダ装置42のロツ
ド側室42cに供給されるようになつている。エ
ア通路49の途中には、サイレンサS7を備えた切
換弁Y6と、落下防止用シリンダ装置42のピス
トンロツド42aの後退速度を調整するための流
量調整弁F3が設けられている。第6図のS6は、
ギヤツプシリンダ装置42のヘツド側室42bに
接続されたサイレンサである。
(実施例の作用) 次に、このように構成されたマグネツトアーク
溶接装置の作動について説明する。
先ず、マグネツトアーク溶接装置本体1を作動
開始前の状態にセツトする。すなわち、ラムプレ
ート6およびギヤツプ量調整部材14がそれぞれ
第2図中二点鎖線で示す上端位置に位置するよう
に、可動チヤツク7を上昇動させ、前記3つのシ
リンダ装置5,34,42に接続された空気圧回
路の構成要素を、第6図に図示する状態に設定す
る。
この後、可動チヤツク7および固定チヤツク8
に管状被溶接物WおよびW′を取り付けて確実に
固定し、両管状被溶接物W,W′の接合端面間の
アーク用ギヤツプGをギヤツプ生成装置13によ
り後述するように予め手動によつて調整してお
く。
すなわち、前記アーク用ギヤツプGを調整する
場場合は、圧接シリンダ装置5を作動させること
により可動チヤツク7をZ′方向へ下降させ、管状
被溶接物W,W′同士を当接させる。管状被溶接
物WとW′を当接させたら、ギヤツプシリンダ装
置34を作動させることによりストツパ部材15
をX方向へ前進させる。すると、ストツパ部材1
5が傾斜ガイド溝30に沿つて前進するに伴い、
ストツパ部材15の当接下面15aは水平状態を
保つたまま徐々にギヤツプ量調整部材14のキヤ
ツプ23側へ下降する。
ストツパ部材15が所定の前進位置まで移動す
ると、ストツパ部材15の当接下面15aはギヤ
ツプ量調整部材14のキヤツプ23に当接し、然
る後、スプリング21の弾発力に抗してキヤツプ
23をZ′方向へ押し下げる。
しかして、調整ナツト18に固着されている回
留め部材27を溝26から外し、調整ナツト18
を回動操作して上下動させることにより、キヤツ
プ23の下端面と調整ナツト18の上端面との間
隔gを適宜調整する。
以上のようにして作動開始前の準備作業を終え
たら、再び作動開始前の状態にセツトし、作動を
自動で行なうべく、図示しない作動スイツチをオ
ンに入れる。すると、切換弁Y6がイン側に切り
換えられ、エア供給源43からエアが切換弁Y6
および流量調整弁F3を通り落下防止用シリンダ
装置42のロツド側室42Cに供給され、これに
より支持棒40はスプリング41の弾発力に抗し
てラムプレート6と反対側へ後退動する。
このとき、落下防止用シリンダ装置42のヘツ
ド側室42bにあるエアは、サイレンサS6を通つ
て騒音を発生することなく大気へ速かに排出され
る。また、このときの支持棒40の後退速度は流
量調整弁F3により予め適当な速度に調整されて
いる。
他方、前記切換弁Y6の切換えとほぼ同時に、
切換弁Y1がイン側に、切換弁Y3がアウト側に、
そして管状被溶接物W,W′間に発生するアーク
を安定させるためのシールドガス用切換弁(図示
せず)がオンにそれぞれ切り換えられ、エア供給
源43からエアが減圧弁R1、逆止弁C1および切
換弁Y1を通り圧接シリンダ装置5のヘツド側室
5bに供給される。
圧接シリンダ装置5のヘツド側室5bにエア供
給されると、圧接シリンダ装置5のピストンロツ
ド5aが下降し始め、該ピストンロツド5aにラ
ムシヤフト4介して連結されている。可動チヤツ
ク7は、固定チヤツク8側の管状被溶接物W′に
管状被溶接物Wが当接する所定の位置まで下降す
る。
このとき、圧接シリンダ装置5のロツド側室5
cにあるエアは、切換弁Y3、流量調整弁F2およ
びサイレンサS3を通り騒音を発生することなく大
気へ排出される。また、このときの管状被溶接物
W,W′同士の当接圧力は、低圧設定の減圧弁R1
により予め適当な低圧に調整されていると共に、
可動チヤツク7の下降速度は流量調整弁F2によ
り予め適当な速度に調整されている。
可動チヤツク7側の管状被溶接物Wが固定チヤ
ツク8側の管状被溶接物W′に当接すると切換弁
Y5が切り換えられ、エア供給源43からエアが
減圧弁R3、切換弁Y5および圧力スイツチP2を通
りギヤツプシリンダ装置34のヘツド側室34b
に供給される。ギヤツプシリンダ装置34のヘツ
ド側室34bにエアが供給されると、ストツパ部
材15はX方向へ前進する。
ここに、ギヤツプ量調整部材14の調整ナツト
18とギヤツプ23間の間隔gは、管状被溶接物
W,W′の材質・寸法等に応じて予め適当な量に
調整されており、ストツパ部材15がガイド部材
29の傾斜ガイド溝30に沿つて前進するに伴い
当接下面15aは水平状態を保つてキヤツプ23
側へ下降するので、ストツパ部材15の当接下面
15aがキヤツプ23の上面に当接した後、スト
ツパ部材15がさらに前進するに従つて、スプリ
ング21の付勢力に抗してキヤツプ23が押し下
げられるようになる。
このとき、ギヤツプシリンダ装置34のロツド
側室34cにあるエアは、逆止弁付流量調整弁
CF2、切換弁Y5およびサイレンサS4を通つて騒音
を発生することなく大気へ排出される。ストツパ
部材15の作動の検知は圧力スイツチP2により
行われる。
また、このときのストツパ部材15の前進速度
は逆止弁付流量調整弁CF2により予め適当な速度
に調整されていると共に、ギヤツプシリンダ装置
34の発生する圧力は、減圧弁R3により予め適
当な圧力に調整されている。
ストツパ部材15が前進端に到達すると、切換
弁Y1がアウト側に、切換弁Y3がイン側に切り換
えられ、エア供給源43からエアが切換弁Y3
よび圧力スイツチP1を通つて圧接シリンダ装置
5のロツド側室5cに供給される。圧接シリンダ
装置5のロツド側室5cにエアが供給されると、
可動チヤツク7はギヤツプ量調整部材14に内装
されているスプリング23の弾発力に抗してZ方
向へ上昇し、次いで、調整ナツト18が間隔gだ
け上昇変位してキヤツプ23の下端面に当接して
間隔gがなくなつて、そのかわり管状被溶接物
W,W′間にアーク用ギヤツプGが生ずる。
このとき、圧接シリンダ装置5のヘツド側室5
bのエアは、切換弁Y1、流量調整弁F1およびサ
イレンサS1を通つて騒音を発生することなく大気
へ排出される。可動チヤツク7の上昇速度は流量
調整弁F1により予め適当な速度に調整されてい
る。管状被溶接物W,W′間に生じたギヤツプG
の検知は圧力スイツチP1により行われる。
ここで、管状被溶接物W,W′は図示しない溶
接電源に接続されているので、該両管被溶接物
W,W′間にギヤツプGが生ずるに至り、管状被
溶接物W,W′間にアークが発生し、該アークは
図示を略す磁場発生装置からの磁力によつて管状
被溶接物W,W′の両接合端面に沿つて回転し、
管状被溶接物W,W′の両接合端面を均一に加
熱・溶融する。
管状被溶接物W,W′の両接合端面が均一に加
熱・溶融されると、切換弁Y1および切換弁Y2
イン側に、切換弁Y3および切換弁Y4がアウト側
にそれぞれ切り換えられ、エア供給源43からエ
アが主に高圧設定の減圧弁R2、切換弁Y2および
逆止弁C2を通つて圧接シリンダ装置5のヘツド
側室5bに供給される。圧接シリンダ装置5のヘ
ツド側室5bにエアが供給されると、圧接シリン
ダ装置5のピストンロツド5aが下降することに
より、ラムシヤフト4を介して可動チヤツク7が
下降し、管状被溶接物W,W′同士が圧接され溶
接が行われることとなる。
このとき、圧接シリンダ装置5のロツド側室5
cにあるエアは、主に切換弁Y4およびサイレン
サS2を通つて騒音を発生することなく大気へ排出
される。管状被溶接物W,W′同士の当接圧力は
減圧弁R2により予め適当な圧力に調整されてい
る。
前記管状被溶接物WとW′の溶接が完了すると、
切換弁Y1がアウト側に、切換弁Y2が停止側に、
切換弁Y4が停止側に、シールドガス用切換弁
(図示せず)がオフにそれぞれ切り換えられ、さ
らに可動チヤツク7による管状被溶接物Wの固定
が解除される。
管状被溶接物Wの固定が解除されると切換弁
Y5が切り換えられ、エア供給源43からエアが
切換弁Y5および逆止弁付流量調整弁CF2を通つて
ギヤツプシリンダ装置34のロツド側室34cに
供給される。ギヤツプシリンダ装置34のロツド
側室34cにエアが供給されると、ストツパ部材
15はX′方向に後退し原位置に復帰する。
このとき、ギヤツプシリンダ装置34のヘツド
側室34bにあるエアは、逆止弁付流量調整弁
CF1、切換弁Y5およびサイレンサS5を通つて騒音
を発生することなく大気へ排出される。前記スト
ツパ部材15の後退速度は、逆止弁付流量調整弁
CF1により予め適当な速度に調整されている。
ストツパ部材15が原位置に復帰すると、切換弁
Y3がイン側に切り換えられ、エア供給源43か
らエアが切換弁Y3および圧力スイツチP1を通つ
て圧接シリンダ装置5のロツド側室5cにエアが
供給される。圧接シリンダ装置5のロツド側室5
cにエアが供給されると、可動チヤツク7はZ方
向へ上昇し原位置に復帰する。
このとき、圧接シリンダ装置5のヘツド側室5
bにあるエアは切換弁Y1、流量調整弁F1および
サイレンサS1を通つて騒音を発生することなく大
気へ排出される。前記可動チヤツク7の上昇速度
は流量調整弁F1により予め適当な速度に調整さ
れている。なお、可動チヤツク7の原位置復帰の
検知は圧力スイツチP1によつて行われる。
可動チヤツク7が原位置に復帰すると、固定チ
ヤツク8による管状被溶接物W′の固定が解除さ
れ、ここにおいて一溶接サイクルがすべて完了す
る。以下、新たな管状被溶接物WおよびW′を可
動チヤツク7および固定チヤツク8に取り付け
て、上記したことと同様の手順で溶接を行えばよ
い。
この場合、作業終了時にエア供給源43をオフ
にすると、これと同時に切換弁Y6がアウト側に
自動的に切り換えられる。このため、支持棒40
はスプリレン41の弾発力によりラムプレート6
側に前進し、ラムプレート6に当接可能な位置に
おいて停止する。この支持棒40によつて可動チ
ヤツク7の自重による自然落下が防止されるもの
となる。
このとき、落下防止用シリンダ装置42のロツ
ド側室42cにあるエアは、流量調整弁F3、切
換弁Y6およびサイレンサS7を通つて騒音を発生
することなく大気へ速やかに排出される。
なお、上記実施例において、可動チヤツク7と
固定チヤツク8とをエア供給源43に接続して連
結し、自動ローデイング装置およびアンローデイ
ング装置を取り付ける構成とすれば、全自動溶接
も可能である。
上記実施例では、縦型のマグネツトアーク溶接
装置について説明したが、本考案はこれに限定さ
れるものではなく、例えば横型のマグネツトアー
ク溶接装置等にも適用できるものである。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案に係るマ
グネツトアーク溶接装置は従来のように油圧ユニ
ツトを使用しない空気圧駆動の構成であるので、
周囲温度に影響されることなく作動し、かつ、ア
ーク用ギヤツプを機械的に設定するようにしたの
で、所望のギヤツプ量をより正確に生成させるこ
とができ、従来に比べて極めて安定した溶接品質
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図の側面図、第3図は第2図のギヤツプ
生成装置を拡大して示す部分断面図、第4図は第
3図のAA′断面図、第5図は第3図のBB′断面
図、第6図は第1図のものの空気圧回路図であ
る。 1……マグネツトアーク溶接装置本体、5……
圧接シリンダ装置、5a……ピストンロツド、7
……可動チヤツク、8……固定チヤツク、13…
…ギヤツプ生成装置、14……ギヤツプ量調整部
材、15……ストツパ部材、34……ギヤツプシ
リンダ装置、34a……ピストンロツド、42…
…落下防止用シリンダ装置、W,W′……被溶接
物、G……ギヤツプ、Y1〜Y6……切換弁、R1
R3……減圧弁、F1〜F3……流量調整弁、CF1
CF2……逆止弁付流量調整弁、P1,P2……圧力ス
イツチ、S1〜S7……サイレンサ、44〜49……
エア通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 相対向して配設された一対の被溶接物の両接
    合端面間にアークを発生させ、該アークを磁力
    により回転させ、前記両接合端面を加熱溶融し
    て圧接するマグネツトアーク溶接装置におい
    て、前記一対の被溶接物を圧接する圧接シリン
    ダ装置をマグネツトアーク溶接装置本体に設
    け、前記圧接シリンダ装置のヘツド側室および
    ロツド側室に、エア供給源に連結した空気圧回
    路を接続し、該空気圧回路に前記圧接シリンダ
    装置の出力軸の移動速度を調整する速度調整回
    路と、前記圧接シリンダ装置の発生する圧力を
    調整する圧力調整回路と、圧接シリンダ装置の
    作動を検知する作動検知回路とを組込むと共
    に、前記圧接シリンダ装置の出力軸に該出力軸
    と連動して移動するギヤツプ量調整部材を取付
    け、該ギヤツプ量調整部材に係合して前記出力
    軸の移動量を抑制するストツパ部材を備えたギ
    ヤツプシリンダ装置を前記マグネツトアーク溶
    接装置本体に取付け、前記ギヤツプシリンダ装
    置のヘツド側室およびロツド側室に空気圧回路
    を接続し、該空気圧回路に前記ギヤツプシリン
    ダ装置の作動を検知する作動検知回路を組込ん
    だことを特徴とするマグネツトアーク溶接装
    置。 (2) 圧接シリンダ装置の出力軸と連動して移動す
    るギヤツプ量調整部材を、圧接シリンダ装置の
    出力軸と平行に配設された軸棒と、該軸棒の一
    端側に軸方向に移動可能に螺合したギヤツプ用
    調整ナツトと、前記軸棒の他端側に軸方向に移
    動自在に装着したキヤツプと、該キヤツプと前
    記軸棒間に設けられた前記キヤツプを前記ギヤ
    ツプ用調整ナツトに対し離反方向に付勢するス
    プリングとで構成し、前記ギヤツプ量調整部材
    の前記キヤツプに係合して、前記圧接シリンダ
    装置の出力軸の移動量を抑制するストツパ部材
    をギヤツプシリンダ装置の出力軸に取付けたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のマグネツトアーク溶接装置。
JP9809583U 1983-06-25 1983-06-25 マグネツトア−ク溶接装置 Granted JPS605773U (ja)

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JPS605773U JPS605773U (ja) 1985-01-16
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