JPH0371620A - 化合物半導体装置の製造方法 - Google Patents

化合物半導体装置の製造方法

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JPH0371620A
JPH0371620A JP1207269A JP20726989A JPH0371620A JP H0371620 A JPH0371620 A JP H0371620A JP 1207269 A JP1207269 A JP 1207269A JP 20726989 A JP20726989 A JP 20726989A JP H0371620 A JPH0371620 A JP H0371620A
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JP
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layer
crystal
inp
compound semiconductor
grown
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JP1207269A
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Akito Kuramata
朗人 倉又
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 Asを含有する化合物半導体結晶とPを含有する化合物
半導体結晶を積層して成る半導体装置に関し。
Asを含有する化合物半導体結晶とPを含有する化合物
半導体結晶との界面近傍における非発光再結合中心また
は発生再結合中心の発生を防止することを目的とし。
砒素を含有する化合物半導体から成る第1の結晶上に、
燐を含有する化合物半導体から成る第2の結晶を気相成
長させる際に、該第1の結晶上に。
該第2の結晶の第1の層を第1の成長速度で第1の厚さ
に成長させたのち、該第1の層上に、該第2の結晶の第
2の層を該第1の成長速度より速い第2の成長速度で該
第1の厚さより大きな厚さに成長させる工程を含むこと
、または、基板上に、砒素を含有する化合物半導体から
成る第1の結晶を気相成長させたのち該第1の結晶上に
燐を含有する化合物半導体から成る第2の結晶を成長さ
せる際に、該基板上に、該第1の結晶の第1の層を第1
の成長速度で第1の厚さに成長させたのち。
該第1の層上に、該第1の結晶の第2の層を該第1の成
長速度より遅い第2の成長速度で該第1の厚さより小さ
な厚さに成長させる工程と、該第2の層上に、該第2の
結晶を成長させる工程とを含むことから構成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、 Asを含有する化合物半導体結晶とPを含
有する化合物半導体結晶を積層して成る半導体装置に関
する。
例えば、1μm帯の光通信に用いられる発光ダイオード
(LED)やレーザダイオード(LD)等の発光素子あ
るいはPINフォトダイオード(PIN−PD)やアバ
ランシェフォトダイオード(APD)等の受光素子は、
 InGaAs層またはInGaAsP層をInP層で
挟み込んだ構造、すなわち、 InP/InGaAs(
P)/InPを基本構造として有する。
〔従来の技術〕
MOCVD (有機金属化学気相成長〉法を用いて上記
InP層 InGaAs (P) / InP構造を形
成する場合、 InGaAs(P)層あるいはその上に
おけるInP層は、1〜2μm/hr程度の速度で成長
させることが多い。例えば、第11図(a)に示すよう
なAPDを構成するための多層化合物半導体構造、ある
いは、同図(b)に示すようなPIN−PDを構成する
ための多層化合物半導体構造において、InPバッファ
層11+ InGaAs光吸収層12およびInPキャ
ップ層13の各々は2〜3μmの厚さを有することが必
要である。その結果、このような多層構造を形成する工
程に数時間ないし10時間を要する。したがって、上記
多層構造を有する素子の製造工程のスルーブツトを向上
するために、これら各層の成長速度を高めることが要請
されている。また+ I X 10 ’ ”cm−3以
下の低濃度ドープ層を用いて成る素子を形成する場合に
も、成長速度をできるだけ大きくしたいという要望もあ
る。
すなわち、気相成長層におけるキャリヤ濃度は。
ドーパント原料ガス流量に比例し、母材原料ガス流量に
反比例するが、ドーパント原料ガス流量を制御可能な最
低流量があるため、母材原料ガス流量を大きくすること
により所望のキャリヤ濃度を達成する方法を採る必要が
あるからである。
なお、第11図(a)において、符号14はInGaA
sP層14であり、 InGaAs光吸収層12とIn
Pキャップ層1層間3間ンド構造の不連続性を緩和する
ために設けられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら1本発明者は、 InGaAsのような^
Sを含有する化合物半導体から成る結晶上にInPのよ
うな燐を含有する化合物半導体から成る結晶を気相成長
させた場合、InP層または下地のInGaAs層の成
長速度が大きくなると、これら化合物半導体界面近傍に
、非発光再結合中心または発生再結合中心(Gener
ation−Recombination Cente
r)が生成することを見出した。
上記のような非発光再結合中心と発生再結合中心の本質
は現在のところ明らかではない。InPのような燐(P
)を含有する化合物半導体結晶上にInGaAsのよう
な砒素(As)を含有する化合物半導体結晶層を気相成
長させた場合に発生再結合中心が生じるという報告もあ
る。(J、 Appi、 Phys、、刹(1986N
?71+ P、 Ph1lippe et al、、 
Dark−eurrent and capacita
nce analysis of InGaAs/In
P phot。
diodes grown by metalorga
riie chemtcal vap。
r deposition) これらの再結合中心は、成長した結晶に欠陥が存在する
ことを示唆するものであり、最終的に得られる素子の特
性を損なう可能性があることを意味する。
したがって、従来は、上記非発光再結合中心または発生
再結合中心として現れる結晶欠陥を生じさせないために
は、InP層または下地のInGaAsJFIの成長速
度を低く抑えなければならず、前述のような、化合物半
導体の多層構造を用いる素子の製造工程のスループット
向上あるいは低濃度ドープ層の形成からくる高速成長に
対する要請に応えることができないという問題があった
。
本発明は、上記非発光再結合中心または発生再結合中心
等の結晶欠陥を生じさせずに多層化合物半導体結晶層の
高速気相成長を可能とすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、 Asを含有する化合物半導体から成る第
1の結晶上に、Pを含有する化合物半導体から成る第2
の結晶を気相成長させる際に、該第1の結晶上に、該第
2の結晶の第1の層を第1の成長速度で第1の厚さに成
長させたのち、該第1の層上に、該第2の結晶の第2の
層を該第1の成長速度より速い第2の成長速度で該第1
の厚さより大きな厚さに成長させる工程を含むことを特
徴とする本発明に係る化合物半導体装置の製造方法。
または、基板上に、 Asを含有する化合物半導体から
成る第1の結晶を気相成長させたのち該第1の結晶上に
Pを含有する化合物半導体から成る第2の結晶を成長さ
せる際に、該基板上に、該第1の結晶の第1の層を第1
の成長速度で第1の厚さに成長させたのち、該第1の層
上に、該第1の結晶の第2の層を該第1の成長速度より
遅い第2の成長速度で該第1の厚さより小さな厚さに成
長させる工程と、該第2の層上に、該第2の結晶を成長
させる工程とを含むことを特徴とする本発明に係る化合
物半導体装置の製造方法によって達成される。
〔作 用〕
第を図および第2図は、それぞれ、請求項1および2に
記載した本発明の詳細な説明するための模式的断面図で
ある。
第を図に示すように1例えばInGaAsまたはInG
aAsPから戒る結晶(以下両者をまとめInGaAs
 (P)結晶1と表記する)上にInPii2を気相成
長させる際に、InP層2の成長初期における成長を1
例えば2.4 μm/hr以下の速度で行い、そののち
、より高い速度で行うことによって非発光再結合中心の
生成が防止される。図において、符号2゜は低速成長さ
せたInP層、符号2.は高速成長させたrnP @を
示す。
また、第2図に示すように、 InP層2の下地となる
InGaAs (P)結晶1を気相成長させる際に、そ
の終期における成長を5例えば1.5μm/hr以下の
速度で行うことによって発生再結合中心の生成が防止さ
れる。図において符号1゜は低速成長させたInGaA
s (P)結晶l、符号りは高速成長させたInGaA
s(P)結晶を示す。
上記のような低速成長させるInP層2゜(第1図参照
)およびInGaAs (P)結晶1゜(第2図参照)
の厚さは10人程度でよいため、多層構造を構成する2
〜3μ−の厚さを有するInP層2およびInGaAs
(P)結晶1の大部分を高速で気相成長可能となる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
以下の図面において、既掲の図面におけるのと同じ部分
には同一符号を付しである。
まず1本発明により非発光再結合中心の生成が防止され
る根拠を説明する。
前記1nGaAs (P)結晶l上におけるInPJ!
12の成長速度は、Pの原料ガスであるホスフィン(P
)Ii)の流量とインジウム(In)の原料ガスである
トリメチルインジウム(TMI)の流量比を一定に維持
した場合、第3図に示すように、PH3の流量に比例す
る。
図において、縦軸はInP層2の成長速度(μm/hr
)+横軸は水素(lで20%に希釈されたPH3の流量
(cc/l1in)であり、パラメータはPH,とTM
Iの流量比(PH:l/ TMIで表す)である。表面
欠陥が少ないInP層2を得るためには、PH,/TM
I比を100以上にしなければならないことが周知であ
る。すなわち、第3図における破線の下の領域が有用な
成長条件である。
図中にO印で示した成長速度と流量の下でInGaAs
 (P)結晶1上にInP層2を気相成長させた試料に
ついてフォトルミネッセンス(PL)を測定すると。
InGaAs (P)のPLが観測される。これに対し
て、×印で示した成長速度と流量の下でInGaAs 
(P)結晶1上にInP層2を気相成長させた試料につ
いては。
InGaAs (P)のPLは検出されない。ところが
、この試料からInPJi2を選択エツチングしながら
PLを観測すると+ InP層2が完全に除去された段
階で。
InGaAs (P)のPLが検出されるようになる。
このことは、×印の条件の試料においては、 I nG
aAs (P)結晶lとInP層2の界面近傍に非発光
再結合中心となるような結晶欠陥が存在することを示唆
している。
×印の条件で非発光再結合中心となる結晶欠陥が生じる
原因として1次の2つが考えられる。
■InPInP層2条件そのものが適当でない■InG
aAs (P)結晶1上における成長初期の段階でIn
P層2に非発光再結合中心となるような結晶欠陥が生成
する 上記■の場合には、 InP結晶上に上にInP層をホ
モ成長させた場合に、InPのPLが観測されないはず
である。一方、■の場合には、 InP結晶上にInP
層をホモ成長させれば、InPのPLが観測されるはず
である。上記■および■のいずれが非発光再結合中心の
原因であるかを確かめるために、第3図における○印お
よび×印と同一の成長速度とPH,流量の下でInP層
のホモ成長を行った。その結果。
○印および×印の条件に対応する試料すべてにおいてI
nPのPLが検出された。このことと、前述のInP層
2を除去した場合にPLが検出されるようになることか
ら、上記非発光再結合中心となる結晶欠陥は、上記■が
原因であると判断できる。しかも、 PH,/TMI比
が160の場合でも、成長速度が2.4μn/hr以下
になれば、 InGaAs(P)結晶lのPLが観測さ
れることから、この結晶欠陥の発生に対して。
InP層2の成長速度が支配的であることがわかる。
以上の実験結果と考察によれば、非発光再結合中心とな
る結晶欠陥を含まないInGaAs (P)結晶1/ 
InP層2横2構造速で成長させるためには、以下のよ
う工程を用いればよいと結論することができる。すなわ
ち、 InGaAs(P)結晶1上に、O印の条件に相
当する低速度でInP層2の一部を薄く成長させたのち
、×印の条件に相当する高速度で残りのInP層2の大
部分を成長させる。このようにして、 InGaAs(
P)結晶l上に結晶欠陥のないInP層2゜(第1図参
照)が形成されたのちの成長はホモ成長となるので、高
速成長したInP層2には非発光再結合中心となる結晶
欠陥を含まない。
なお、第3図の実験結果から、 InGaAs(P)結
晶1上におけるInP層2゜に対して許容される初期成
長速度は2.4μ−hrと4.0μs/hrの間にある
ことがわかる。また、このような低速成長InP層2゜
の最小の厚さとして約100人あれば充分である。すな
わち、 InP層2゜表面はバルクと同等とみなすこと
ができる。
上記の方法によりInP単結晶基板上にInP/InG
aAs/InPダブルへテロ構造の多層半導体結晶層を
形成する典型的な工程を第4図のタイムチャートを参照
して説明する。
減圧式〇MOCVD装置中にInP単結晶基板を設置し
、620°Cに加熱する。上記MOCVD装置には、昇
温開始初期から+ 82で20%に希釈されたPH,を
流量100cc/+inで導入しておく。なお、各層の
成長期間を通じて、 MOCCD装置内の全圧力を76
Torrに、また、キャリヤガスであるH2を含めて全
ガス流量が81iter/minとなるように制御する
。基板温度が620″Cに達したら、PH3の流量を8
00cc/mir+に増加し、一方、TMIを1.0c
c/minの流量で導入する。20%に希釈されたPH
3の正味の流量とTMIの流量比は160である。この
状態で約30分間保持する。これにより、4μs/hr
の速度で約2μmのInPバッファ層11(第11図(
a)参照)が成長する。
次いで、TMIおよびPH3の導入を停止するとともに
、 Asの原料ガスであるアルシン(ASH3)を48
0cc/minの流量で導入し、さらにガリウム(Ga
)の原料ガスであるトリエチルガリウム(TEG)とT
MI との0.45対0.55混合ガスを1.5cc/
lll1r+の流量で導入する。この状態で約20分間
保持する。これにより6p m/hrの速度で約2μm
のInGaAs層(第11図(a)の12および第1図
のInGaAs結晶1)が成長する。このInGaAs
結晶lは1結晶ばAPDにおける光吸収層となる。
次いで、 TEGとTMI との混合ガスおよびAsH
3の導入を停止するとともに、再びPH,を800cc
/minの流量で導入し、さらに、TMIを0.6cc
/minの流量で導入する。このときの20%に希釈さ
れたPH,の正味の流量とTMIの流量比は約270で
ある。この状態で約1分間保持する。これにより2.4
μm/hrの速度で約400ÅのInP層2゜(第1図
参照)が成長する。
次いで、PH3の流量を800cc/minに保持した
ままで、TMIの流量を1.0cc/minに増加する
。20%に希釈されたPH3の正味の流量とTMIの流
量比は160である。この状態で約30分間保持する。
これにより4 u m/hrの速度で厚さ約2μmのI
nP層2.(第1図参照)が成長する。
上記ののち、TMIの導入を停止するとともにPH。
の流量を100cc/winに減少し、その状態で基板
温度を室温まで下げる。以上で非発光再結合中心が存在
しないInP/ InGaAs層 InP多層化合物半
導体結晶構造が形成される。
次ぎに9本発明により発生再結合中心の生成が防止され
る根拠を説明する。
発生再結合中心の存在は、逆バイアス電圧印加時のPN
接合の暗電流を測定することにより検出される。すなわ
ち1発生再結合中心が存在すると。
ある逆バイアス電圧で暗電流が急激に増加する。
本発明者は、第5図に示す構造の界面評価用ダイオード
を作製し、その逆バイアス電圧印加時の暗電流特性を調
べた。第5図のダイオードは、n゛−InP基板16上
にn−1nGaAs結晶層17とn−InP結晶層18
を順次気相成長させ、  n−InP結晶層18にp゛
領域21を形成したのち、  n” −1nP基板16
およびP゛領域21にそれぞれオーミック接触するnコ
ンタクトメタル23およびpコンタクトメタル24を形
成したものであり、p″領域径は80μmである。
符号19はp’eff域21に対応する開口が設けられ
たパッシベーション膜である。
上記ダイオードに逆バイアス電圧を印加したときの暗電
流の変化を第6図に示す。図において縦軸はダイオード
の暗電流(A)、横軸は逆バイアス電圧である。逆バイ
アス電圧とともに暗電流が緩やかに増加するが、ある電
圧(図ではおよそ2V)に達すると、暗電流が階段状に
増加し、そののち再び緩やかな増加に移る。暗電流が階
段状に増加する逆バイアス電圧は、 PN接合の空乏層
の先端がちょうどn−1nGaAs結晶層I7とn−I
nP結晶層18のへテロ界面に達するリーチスルー電圧
(vl)に一致している。すなわち2発生再結合中心は
n −1nGaAs結晶層17とn−1nP結晶層18
の界面に集中していることを示している。
上記暗電流の増加分をΔ■とすると、Δ■が大きいほど
発生再結合中心が多く存在するといえる。
さらに本発明者は、第5図において、 n、−InGa
As結晶層17の成長速度が種々異なるダイオードを作
製し、これらについてΔ■を測定した。その結果を第7
図に示す。同図において、縦軸はダイオードのΔI(1
)、横軸はn −InGaAs結晶層17の成長速度(
μat/hr)である。図示のように、rj2長速変速
度、5μn+/hrのときにΔIの減少が認められる。
このことは、  n4nGaAs結晶層17の成長速度
を遅くすることにより発生再結合中心となる結晶欠陥を
低減可能であることを意味する。
上記のような発生再結合中心となる結晶欠陥が。
n −InGaAs結晶層17− n−InP結晶層1
8ヘテロ界面におけるn −1nGaAs結晶層17中
にのみ存在するならば、このヘテロ界面近傍のn−1n
GaAs結晶層17の成長速度を遅くすることにより5
発生再結合中心が減少するはずである。そこで1本発明
者は。
第8図に示す構造において、  n−1nGaAs結晶
層17の成長速度の異なる種々のダイオードを作製し。
その逆バイアス電圧印加時の暗電流特性を調べた。
第8図に示すダイオードは、第5図と同じ多層化合物半
導体結晶構造を有するが、 PN接合がn−InGaA
s結晶層17中に存在する点が異なる。
第8図の構造を有するダイオードのすべては。
階段状、の暗電流の増加を示さなかった。その−例を第
9図に示す。これらダイオードの暗電流は。
io−”〜10−”Aオーダと低い値である。このこと
からr  n−InGaAs結晶層17のバルク中には
発生再結合中心は存在しないことがわかる。
上記のように、  n−1nGaAs結晶層17の成長
終期における成長速度を1.5μm/hr以下に低くす
ることによって、  n−1nP結晶層18とのへテロ
界面近傍における発生再結合中心となる結晶欠陥を減少
できる。このような低成長速度の層の厚さは100人程
度あればよい。したがって1例えば厚さ2μmのn −
InGaAs結晶層17の大部分を6 u m/hrの
よう、な高速度で成長させることが可能となる。
上記の方法によりInP単結晶基板上にInP/InG
aAs/ InPダブルへテロ構造の多層半導体結晶層
を形成する典型的な工程を第10図のタイムチャートを
参照して説明する。
減圧式のMOCVD装置中にInP単結晶基板を設置し
、620’Cに加熱する。上記MOCVD装置には、昇
温開始初期から+ HEで20%に希釈されたPH,を
流量100cc/minで導入しておく。なお、各層の
成長期間を通じて、 MOCCD装置内の全圧力を76
Torrに、また、キャリヤガスであるH2を含めて全
ガス流量が81iter/minとなるように制御する
。基板温度が620°Cに達したら、PH3の流量を8
00cc/+inに増加し、一方、TMIを0.6cc
/1IIinの流量で導入する。20%に希釈されたP
113の正味の流量とTMIの流量比は270である。
この状態で約50分間保持する。これにより2.4μm
/hrの速度で約2μ慴のInPバッファ層11 (第
11図(b)参照)が成長する。
次いで、TMIおよびPHiの導入を停止するとともに
、砒素(As)の原料ガスであるAsH3を480ee
/noinの流量で導入し、さらに、ガリウム(Ga)
の原料ガスであるトリエチルガリウム(TEG)とTM
I との0゜45対0.55混合ガスを1.5cc/m
inの流量で導入する。
この状態で約25分間保持する。これにより6μm/h
rの速度で厚さ約2.5μmのInGaAs層1. (
第2図参照)が成長する。
次いで、前記TMI とTEG混合ガスの導入を中断す
るとともにAsH,の流量を120ee/minに低減
したのち、前記TMI とTEG混合ガスを0.38e
e/minの流量で再導入する。この状態で約2分間保
持する。
これにより 1.5μm/hrの速度で厚さ約500人
のInGaAs結晶層1゜(第2図参照)が成長する。
上記InGaAs層2は1例えばAPDにおける光吸収
層となる。
次いで、 TEGとTMI との混合ガスおよびAsH
sの導入を停止するとともに、再びPH,を800cc
/winの流量で導入し、さらに、TMIを0.6cc
/minの流量で導入する。このときの20%に希釈さ
れたPH3の正味の流量とTMIの流量比は約270で
ある。この状態で約50分間保持する。これにより2.
4μm/hrの速度で厚さ約2μmのInP層2(第2
図参照)が成長する。
上記ののち、TMIの導入を停止するとともに、PH。
の流量を100cc/sinに減少し、その状態で基板
温度を室温まで下げる。以上で発生再結合中心が存在し
ないInP/ InGaAs/ InP多層化合物半導
体結晶構造が形成される。
なお、上記のような発生再結合中心となる結晶欠陥が+
  n−1nGaAs結晶層17とのへテロ界面近傍に
おけるn−1nP結晶層18中に存在する可能性がある
が、第6図に示すように、空乏層がn −fGaAs結
晶N17− n−InP結晶JW18界面に達するまで
は暗電流が低レベルの状態にあることから1発生再結合
中心は上記へテロ界面近傍におけるn −1nGaAs
結晶層17中に集中しているといえる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、 Asを含有する化合物半導体」二に
成長したPを含有する化合物半導体層を含んで成る多層
化合物半導体構造を、非発光再結合中心や発生再結合中
心となる結晶欠陥を生じることなく高速度で形成でき、
1μm帯の光通信に用いられる発光素子および受光素子
の製造工程におけるスループットを向上可能とする効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1に記載の本発明の原理説明図。 第2図は請求項2に記載の本発明の原理説明図。 第3図は非発光再結合中心の生成に対するInP層の成
長速度の影響を説明するためのグラフ。 第4図は非発光再結合中心が存在しないInP/InG
aAs/InP構造の形成工程説明図。 第5図は界面評価用ダイオードの構造を示す要部断面図
。 第6図は発生再結合中心が存在するダイオードの暗電流
特性例を示すグラフ。 第7図はInGaAsの成長速度とΔ■の関係を示すグ
ラフ。 第8図はInGaAs評価用ダイオードの構造を示す要
部断面図。 第9図はInGaAs評価用ダイオードの暗電流特性例
を示すグラフ。 第10図は発生再結合中心が存在しないInP/ In
GaAsP InP構造の形成工程説明図。 第11図は従来の技術および問題点説明図である。 図において。 1はInGaAs(P)結晶。 10は低速成長InGaAs(P)結晶。 hは高速成長1nGaAs (P)結晶。 2はInP層+  20は低速成長InP Ffir2
1は高速成長InP層、  11はInPバッファ層。 12はInGaAs結晶、  13はInPキャップ層
。 14はInGaAsP N、  16はn”−1nP基
板。 17はn−InGaAs結晶層、  1Bはn−1nP
結晶層、゛I9はバッシベーシヲン膜、21はp”6M
域。 23と24はコンタクトメタル である。 請求項L1:5こ載の奔明の摂理説明図1図 FH3,i量(CC/′m+、) ′$ 3 図 夢5聞 IF5 Gty−As評イ西用γイオード$6′図 ■fIらAs拝佃用7′イオート0暗電識特・陛例第q
図 従来0技術あLび間I杉剥臣明圓

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)砒素を含有する化合物半導体から成る第1の結晶
    上に、燐を含有する化合物半導体から成る第2の結晶を
    気相成長させる際に、 該第1の結晶上に、該第2の結晶の第1の層を第1の成
    長速度で第1の厚さに成長させたのち、該第1の層上に
    、該第2の結晶の第2の層を該第1の成長速度より速い
    第2の成長速度で該第1の厚さより大きな厚さに成長さ
    せる工程 を含むことを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
  2. (2)基板上に、砒素を含有する化合物半導体から成る
    第1の結晶を気相成長させたのち該第1の結晶上に燐を
    含有する化合物半導体から成る第2の結晶を成長させる
    際に、 該基板上に、該第1の結晶の第1の層を第1の成長速度
    で第1の厚さに成長させたのち、 該第1の層上に、該第1の結晶の第2の層を該第1の成
    長速度より遅い第2の成長速度で該第1の厚さより小さ
    な厚さに成長させる工程と、該第2の層上に、該第2の
    結晶を成長させる工程 とを含むことを特徴とする化合物半導体装置の製造方法
    。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0697097A (ja) * 1992-07-30 1994-04-08 Nec Corp ヘテロ界面形成方法
CN115274886A (zh) * 2022-09-02 2022-11-01 全磊光电股份有限公司 光电探测器的制备方法及光电探测器

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JPH0697097A (ja) * 1992-07-30 1994-04-08 Nec Corp ヘテロ界面形成方法
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