JPH0372628A - 半導体デバイスの表面パッシベーション方法および装置 - Google Patents
半導体デバイスの表面パッシベーション方法および装置Info
- Publication number
- JPH0372628A JPH0372628A JP7447489A JP7447489A JPH0372628A JP H0372628 A JPH0372628 A JP H0372628A JP 7447489 A JP7447489 A JP 7447489A JP 7447489 A JP7447489 A JP 7447489A JP H0372628 A JPH0372628 A JP H0372628A
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- JP
- Japan
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- reaction tube
- substrate
- organic
- thin film
- light
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- Chemical Vapour Deposition (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、半導体デバイスの表面パッシベーション方法
に関するものである。さらに詳しく述べると本発明は、
光センサ、殊に赤外線センサとして有用な半導体デバイ
スの表面パッシベーションに関するものである。
に関するものである。さらに詳しく述べると本発明は、
光センサ、殊に赤外線センサとして有用な半導体デバイ
スの表面パッシベーションに関するものである。
(従来の技術)
テルル化水銀カドミウム(Cd * Hg 1−x T
e :以下、CMTと称する。)は、HgTeとCd
Teとの混晶系化合物半導体であり、その組成比Xを変
えることによって、赤外線の感光波長を1〜20μmに
わたって任意に変えることができることから、赤外線セ
ンサデバイスとして有用なものである。このCMTを用
いた赤外線センサとしては、pc型、MIS型、光起電
力型(pv型)があるが、比較的作製が容易でかつ高感
度が得られるpc型としての態様が多い。
e :以下、CMTと称する。)は、HgTeとCd
Teとの混晶系化合物半導体であり、その組成比Xを変
えることによって、赤外線の感光波長を1〜20μmに
わたって任意に変えることができることから、赤外線セ
ンサデバイスとして有用なものである。このCMTを用
いた赤外線センサとしては、pc型、MIS型、光起電
力型(pv型)があるが、比較的作製が容易でかつ高感
度が得られるpc型としての態様が多い。
一般に、半導体デバイスにおいては、特性の安定化を図
るために、表面パッシベーションがなされている。例え
ば、前記したような光導電型光センサ半導体デバイスに
おいては、電極間の絶縁および表面発生再結合電流を防
止するために表面パッシベーションを特徴とする特に、
CMT結晶の表面は不安定であり、そのままにしておく
と最表面側にCd成分が析出し、目的の組成比とならな
い傾向が強いために、このようなパッシベーションは有
効であった。
るために、表面パッシベーションがなされている。例え
ば、前記したような光導電型光センサ半導体デバイスに
おいては、電極間の絶縁および表面発生再結合電流を防
止するために表面パッシベーションを特徴とする特に、
CMT結晶の表面は不安定であり、そのままにしておく
と最表面側にCd成分が析出し、目的の組成比とならな
い傾向が強いために、このようなパッシベーションは有
効であった。
従来、CMTのパッシベーションは、スパッタリング法
によりZnS膜を形成したり、あるいは陽極酸化法によ
り酸化膜を形成する(例えば、フィリプ シー カタグ
ナス[Ph1lip C,Catagnusコらの米国
特許第3,977.018号)ことにより行なわれてい
た。
によりZnS膜を形成したり、あるいは陽極酸化法によ
り酸化膜を形成する(例えば、フィリプ シー カタグ
ナス[Ph1lip C,Catagnusコらの米国
特許第3,977.018号)ことにより行なわれてい
た。
しかしながら、これらのパッシベーション法においては
、いずれもパッシベーション膜の形成に先立ち、CMT
結晶表面に生成した自然酸化膜を除去する必要があると
されている(例えば、ZnS膜に関しては、香用邦廣ら
、“Si窒化膜によるHgCdTeの表面保護” 応用
物理 第57巻 第6号 (1988年) 第947〜
955頁を、また陽極酸化膜に関してはエム サカシタ
ら、“アノ−デイック オキシド フィルムスアンド
エレクトロケミカル リアクションズオン Cd 0.
2 Hg o、 B T e ジャーナル オブ
ザ エレクトロケミカル ソサエティ 第129券 第
8号(1982年) 第1710〜1716頁[M、
5akashita et、 al、+ Anodic
OxideFilms and Electroc
hemical Reaction on Cdo、
2Hgo、 g Te、 Journal of t
he Electrochemical 5ociet
y、 vol、129. No、8.1982. pp
、1710−1716]を参照のこと)。すなわち、自
然酸化膜は正の固定電荷を持っており、一般に特性が不
安定である。このため、この自然酸化膜が表面に残存し
てしまうと、界面準位密度が大きく、特に荷電子帯から
1/ 4 E g付近の表面準位密度が大きくなって表
面発生再結合電流が増加し、界面特性の劣化をもたらす
ことになるためである。
、いずれもパッシベーション膜の形成に先立ち、CMT
結晶表面に生成した自然酸化膜を除去する必要があると
されている(例えば、ZnS膜に関しては、香用邦廣ら
、“Si窒化膜によるHgCdTeの表面保護” 応用
物理 第57巻 第6号 (1988年) 第947〜
955頁を、また陽極酸化膜に関してはエム サカシタ
ら、“アノ−デイック オキシド フィルムスアンド
エレクトロケミカル リアクションズオン Cd 0.
2 Hg o、 B T e ジャーナル オブ
ザ エレクトロケミカル ソサエティ 第129券 第
8号(1982年) 第1710〜1716頁[M、
5akashita et、 al、+ Anodic
OxideFilms and Electroc
hemical Reaction on Cdo、
2Hgo、 g Te、 Journal of t
he Electrochemical 5ociet
y、 vol、129. No、8.1982. pp
、1710−1716]を参照のこと)。すなわち、自
然酸化膜は正の固定電荷を持っており、一般に特性が不
安定である。このため、この自然酸化膜が表面に残存し
てしまうと、界面準位密度が大きく、特に荷電子帯から
1/ 4 E g付近の表面準位密度が大きくなって表
面発生再結合電流が増加し、界面特性の劣化をもたらす
ことになるためである。
このようなCMT結晶表面に形成された自然酸化膜を還
元ないし除去するための前処理は、操作が非常に煩雑で
あるばかりでなく、CMT結晶は表面が不安定であるた
めにこの前処理によってCMT結晶が損傷を受ける虞れ
の高いものであった。
元ないし除去するための前処理は、操作が非常に煩雑で
あるばかりでなく、CMT結晶は表面が不安定であるた
めにこの前処理によってCMT結晶が損傷を受ける虞れ
の高いものであった。
さらに、CMTへの陽極酸化あるいはスパッリングによ
るパッシベーションにおいては、前記したようにCMT
結晶は表面が不安定であるために、電解液あるいはプラ
ズマ中の荷電粒子によるCMT薄膜表面の損傷も生じる
ものであった。
るパッシベーションにおいては、前記したようにCMT
結晶は表面が不安定であるために、電解液あるいはプラ
ズマ中の荷電粒子によるCMT薄膜表面の損傷も生じる
ものであった。
また、電子サイクロトロン共鳴プラズマCVDによるS
iN、パッシベーション膜も提唱されており、この方法
によると、SiNx膜付着に際してCMT表面の自然酸
化膜が還元されるため、前記したような前処理が不要で
あるが、やはりこの方法においてもプラズマ中の荷電粒
子によるCMT表面の損傷が生じるものであった(前記
香川らの論文)。
iN、パッシベーション膜も提唱されており、この方法
によると、SiNx膜付着に際してCMT表面の自然酸
化膜が還元されるため、前記したような前処理が不要で
あるが、やはりこの方法においてもプラズマ中の荷電粒
子によるCMT表面の損傷が生じるものであった(前記
香川らの論文)。
ところで、上記のごとく赤外線センサデバイスとして有
用なCMT結晶は、近年、有機金属熱分解気相成長法(
Metal Organic Chemical
Vapor D eposition :以下、MO
CVD法と称する。)によって薄膜化して成長させるよ
うになりできている。このMOCVD法は、量産性と結
晶成長層の膜厚、組成比制御性を兼ね備えていることか
ら、近年高性能半導体素子を作製するための重要な技術
となっているものである。
用なCMT結晶は、近年、有機金属熱分解気相成長法(
Metal Organic Chemical
Vapor D eposition :以下、MO
CVD法と称する。)によって薄膜化して成長させるよ
うになりできている。このMOCVD法は、量産性と結
晶成長層の膜厚、組成比制御性を兼ね備えていることか
ら、近年高性能半導体素子を作製するための重要な技術
となっているものである。
MOCVD法によるCMT薄膜成長に関し、例えばジャ
ーナル オブ クリスタル グロウス、第55巻(19
81年)、第107頁〜第115頁(Journal
of Crystal Growth、 vol、55
(1981)、 p107−115)に開示されてい
る。この技術においては、薄膜成長は石英製の水平反応
管内で常圧にて行なわれる。原料としては、ジメチルカ
ドミウム(Me2Cd)、ジエチルテルル(Et2Te
)および金属水銀(Hg)が用いられている。
ーナル オブ クリスタル グロウス、第55巻(19
81年)、第107頁〜第115頁(Journal
of Crystal Growth、 vol、55
(1981)、 p107−115)に開示されてい
る。この技術においては、薄膜成長は石英製の水平反応
管内で常圧にて行なわれる。原料としては、ジメチルカ
ドミウム(Me2Cd)、ジエチルテルル(Et2Te
)および金属水銀(Hg)が用いられている。
有機金属(MO)であるMe2CdおよびEt2Teは
、水素ガスをキャリアガスとして、反応管内に導入され
る。また、Hgは、反応管内に載置された水銀溜より供
給される。反応管内には、カーボンサセプタが配置して
あり、このカーボンサセプタ上にはCdTe基板が載置
しである。反応管内に導入されたMOガスは高周波コイ
ルによって加熱されたカーボンサセプタ近傍で熱分解し
、一方、水銀溜よりはHg蒸気が供給されるため、サセ
プタ」二に置かれたCdTe基板面上にCMT結晶が成
長するというものである。典型的な基板温度は420℃
付近である。薄膜の組成比(x)は水銀溜の温度により
制御され、その温度範囲は0 2400Cから320℃である。また、このように水銀
溜を加熱することにより水銀蒸気を発生させるため、反
応管の管壁の温度が低いと、水銀蒸気が該管壁に凝結し
てしまう。このようなことのないように反応管の管壁は
外部より抵抗ヒータで加熱されている。
、水素ガスをキャリアガスとして、反応管内に導入され
る。また、Hgは、反応管内に載置された水銀溜より供
給される。反応管内には、カーボンサセプタが配置して
あり、このカーボンサセプタ上にはCdTe基板が載置
しである。反応管内に導入されたMOガスは高周波コイ
ルによって加熱されたカーボンサセプタ近傍で熱分解し
、一方、水銀溜よりはHg蒸気が供給されるため、サセ
プタ」二に置かれたCdTe基板面上にCMT結晶が成
長するというものである。典型的な基板温度は420℃
付近である。薄膜の組成比(x)は水銀溜の温度により
制御され、その温度範囲は0 2400Cから320℃である。また、このように水銀
溜を加熱することにより水銀蒸気を発生させるため、反
応管の管壁の温度が低いと、水銀蒸気が該管壁に凝結し
てしまう。このようなことのないように反応管の管壁は
外部より抵抗ヒータで加熱されている。
さらに、上記のごときMOCVD法における成長温度を
低温化させ、得られるCMT薄膜を高品質でかつ組成比
および膜厚が均一なものとするために、本発明者らは先
に、190〜300nmの波長を有するエキシマ−レー
ザーの照射によって原料ガスを基板近傍で分解させる光
励起気相成長法を提唱した(特願昭63−30120号
)。すなわち、E t2 T e、 Me2 Cdなど
のMOガスは、紫外域、殊に190nm〜300nmの
波長領域に特異な吸収スペクトルを持ち、この領域に波
長を有する光ビームの照射によって光分解するため、用
いられるMOガスが高い吸収ピークを示す波長の光を照
射することにより効率のよい光分解が可能となり、これ
によって、気相成長の低温1 化が図られるというものである。
低温化させ、得られるCMT薄膜を高品質でかつ組成比
および膜厚が均一なものとするために、本発明者らは先
に、190〜300nmの波長を有するエキシマ−レー
ザーの照射によって原料ガスを基板近傍で分解させる光
励起気相成長法を提唱した(特願昭63−30120号
)。すなわち、E t2 T e、 Me2 Cdなど
のMOガスは、紫外域、殊に190nm〜300nmの
波長領域に特異な吸収スペクトルを持ち、この領域に波
長を有する光ビームの照射によって光分解するため、用
いられるMOガスが高い吸収ピークを示す波長の光を照
射することにより効率のよい光分解が可能となり、これ
によって、気相成長の低温1 化が図られるというものである。
このようにMOCVD法あるいは光励起気相成長方法を
用いることにより、優れた特性を有する半導体薄膜を作
製できるものであるため、前記したような半導体デバイ
スの表面パッシベーション技術に関しても、その改善が
当然に望まれるところであった。
用いることにより、優れた特性を有する半導体薄膜を作
製できるものであるため、前記したような半導体デバイ
スの表面パッシベーション技術に関しても、その改善が
当然に望まれるところであった。
(発明が解決しようとする課題)
従って、本発明は半導体デバイスの新規な表面パッシベ
ーション方法を提供することを目的とするものである。
ーション方法を提供することを目的とするものである。
本発明はまた、MOCVD法あるいは光励起気相成長方
法により光感応性半導体薄膜を形成した場合において、
容易に表面保護膜を形成することのできる表面パッシベ
ーション方法を提供することを目的とするものである。
法により光感応性半導体薄膜を形成した場合において、
容易に表面保護膜を形成することのできる表面パッシベ
ーション方法を提供することを目的とするものである。
本発明はさらに、半導体表面を損傷することのない表面
パッシベーション方法を提供することを目的とするもの
である。
パッシベーション方法を提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段)
上記諸目的は、反応管内に1ないしそれ以上の2
有機金属をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し
、反応管内に設置された基板近傍において前記有機金属
を光または熱の作用により分解し、前記基板上に光感応
性半導体薄膜を成長させた後に、 この反応管内に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物をキャ
リアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190〜30
0nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板自身に
照射することにより前記有機亜鉛化合物および有機硫黄
化合物を分解して、前記光感応性半導体薄膜上にZnS
パッシベーション薄膜を形成することを特徴とする半導
体デバイスの光励起パッシベーション方法によって達成
される。
、反応管内に設置された基板近傍において前記有機金属
を光または熱の作用により分解し、前記基板上に光感応
性半導体薄膜を成長させた後に、 この反応管内に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物をキャ
リアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190〜30
0nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板自身に
照射することにより前記有機亜鉛化合物および有機硫黄
化合物を分解して、前記光感応性半導体薄膜上にZnS
パッシベーション薄膜を形成することを特徴とする半導
体デバイスの光励起パッシベーション方法によって達成
される。
本発明はまた反応管内に有機カドミウ、ム化合物と有機
テルル化合物をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供
給し、一方、反応管内に設置された水銀溜より反応管内
に所定量の水銀蒸気を発生させ、反応管内に設置された
基板近傍において前記有機金属を光または熱の作用によ
り分解し、前記3 基板上に所定の組成比を有するテルル化水銀カドミウム
薄膜を成長させた後に、 この反応管内、に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物をキ
ャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190〜3
00nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板自身
に照射することにより前記有機亜鉛化合物および有機硫
黄化合物を分解して、テルル化水銀カドミウム薄膜上に
ZnSパッシベーション薄膜を連続的に形成するもので
ある請求項1に記載の半導体デバイスの光励起パッシベ
ーション方法を示すものである。本発明はさらに、有機
亜鉛化合物および有機硫黄化合物を分解するために照射
される190〜300nmの波長を有する光が、ArF
エキシマ−レーザーである半導体デバイスの光励起パッ
シベーション方法を示すものである。
テルル化合物をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供
給し、一方、反応管内に設置された水銀溜より反応管内
に所定量の水銀蒸気を発生させ、反応管内に設置された
基板近傍において前記有機金属を光または熱の作用によ
り分解し、前記3 基板上に所定の組成比を有するテルル化水銀カドミウム
薄膜を成長させた後に、 この反応管内、に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物をキ
ャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190〜3
00nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板自身
に照射することにより前記有機亜鉛化合物および有機硫
黄化合物を分解して、テルル化水銀カドミウム薄膜上に
ZnSパッシベーション薄膜を連続的に形成するもので
ある請求項1に記載の半導体デバイスの光励起パッシベ
ーション方法を示すものである。本発明はさらに、有機
亜鉛化合物および有機硫黄化合物を分解するために照射
される190〜300nmの波長を有する光が、ArF
エキシマ−レーザーである半導体デバイスの光励起パッ
シベーション方法を示すものである。
上記諸目的はまだ、反応管内に1ないしそれ以上の有機
金属をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、反
応管内に設置された基板近傍において前記有機金属を光
または熱の作用により分解4 し、前記基板上に光感応性半導体薄膜を成長させた後に
、 大気中に曝すことなく前記基板を他の反応管に移動させ
、当該他の反応管内に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物
をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190
〜300nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板
自身に照射することにより前記有機亜鉛化合物および有
機硫黄化合物を分解して、前記光感応性半導体薄膜上に
ZnSパッシベーション薄膜を形成することを特徴とす
る半導体デバイスの光励起パッシベーション方法によっ
ても達成される。
金属をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、反
応管内に設置された基板近傍において前記有機金属を光
または熱の作用により分解4 し、前記基板上に光感応性半導体薄膜を成長させた後に
、 大気中に曝すことなく前記基板を他の反応管に移動させ
、当該他の反応管内に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物
をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190
〜300nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板
自身に照射することにより前記有機亜鉛化合物および有
機硫黄化合物を分解して、前記光感応性半導体薄膜上に
ZnSパッシベーション薄膜を形成することを特徴とす
る半導体デバイスの光励起パッシベーション方法によっ
ても達成される。
本発明はまた、反応管内に有機カドミウム化合物と有機
テルル化合物をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供
給し、一方、反応管内に設置された水銀溜より反応管内
に所定量の水銀蒸気を発生させ、反応管内に設置された
基板近傍において前記有機金属を光または熱の作用によ
り分解し、前記基板」二に所定の組成比を有するテルル
化水銀カドミウム薄膜を成長させた後に、 5 大気中に曝すことなく前記基板を他の反応管に移動させ
、当該他の反応管内に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物
をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190
〜300nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板
自身に照射することにより前記有機亜鉛化合物および有
機硫黄化合物を分解して、テルル化水銀カドミウム薄膜
上にZnSパッシベーション薄膜を連続的に形成するも
のである半導体デバイスの光励起パッシベーション方法
を示すものである。本発明はさらに、有機亜鉛化合物お
よび有機硫黄化合物を分解するために照射される190
〜300nmの波長を有する光が、ArFエキシマ−レ
ーザーである半導体デバイスの光励起パッシベーション
方法を示すものである。
テルル化合物をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供
給し、一方、反応管内に設置された水銀溜より反応管内
に所定量の水銀蒸気を発生させ、反応管内に設置された
基板近傍において前記有機金属を光または熱の作用によ
り分解し、前記基板」二に所定の組成比を有するテルル
化水銀カドミウム薄膜を成長させた後に、 5 大気中に曝すことなく前記基板を他の反応管に移動させ
、当該他の反応管内に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物
をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190
〜300nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板
自身に照射することにより前記有機亜鉛化合物および有
機硫黄化合物を分解して、テルル化水銀カドミウム薄膜
上にZnSパッシベーション薄膜を連続的に形成するも
のである半導体デバイスの光励起パッシベーション方法
を示すものである。本発明はさらに、有機亜鉛化合物お
よび有機硫黄化合物を分解するために照射される190
〜300nmの波長を有する光が、ArFエキシマ−レ
ーザーである半導体デバイスの光励起パッシベーション
方法を示すものである。
本川納置においては、さらにまた、1ないしそれ以上の
有機金属を導入するため原料ガス導入系に接続された光
感応性半導体薄膜の気相成長を行なう第1の反応管と、 有機亜鉛化合物および有機硫黄化合物を導入す6 るための原料ガス導入系に接続されたZnSパッシベー
ション膜の形成を行なう第2の反応管とを、一端部にお
いて前記第1の反応管の内部に気密に連通され、他端部
において前記第2の反応管の内部に気密に連通され、ま
たそれぞれの接合部に各反応管内部との連通され、また
それぞれの接合部にその内部を真空ないしは不活性雰囲
気に保持し得る試料搬送用管路により接続し、 該試料搬送用管路と各反応管との気密な連通を損ねるこ
となく、該試料搬送用管路を通じて第1の反応管内の所
望位置に配された基板を第2の反応管内の所望位置に搬
送する試料搬送機構を設け、さらに、前記第2の反応管
の内部の所定位置に保持される基板ないしその近傍に、
190〜300nmの範囲のに波長を有する光を照射す
る光学系を設けたことを特徴とする半導体デバイスの光
励起パッシベーション装置が示されるものである。
有機金属を導入するため原料ガス導入系に接続された光
感応性半導体薄膜の気相成長を行なう第1の反応管と、 有機亜鉛化合物および有機硫黄化合物を導入す6 るための原料ガス導入系に接続されたZnSパッシベー
ション膜の形成を行なう第2の反応管とを、一端部にお
いて前記第1の反応管の内部に気密に連通され、他端部
において前記第2の反応管の内部に気密に連通され、ま
たそれぞれの接合部に各反応管内部との連通され、また
それぞれの接合部にその内部を真空ないしは不活性雰囲
気に保持し得る試料搬送用管路により接続し、 該試料搬送用管路と各反応管との気密な連通を損ねるこ
となく、該試料搬送用管路を通じて第1の反応管内の所
望位置に配された基板を第2の反応管内の所望位置に搬
送する試料搬送機構を設け、さらに、前記第2の反応管
の内部の所定位置に保持される基板ないしその近傍に、
190〜300nmの範囲のに波長を有する光を照射す
る光学系を設けたことを特徴とする半導体デバイスの光
励起パッシベーション装置が示されるものである。
(作用)
しかして、本発明においては、光感応性半導体薄膜への
表面パッシベーションが、光感応性半導7 体薄膜の形成後、該半導体薄膜を形成した反応管内にお
いて連続的に行なわれる、あるいは光感応性半導体薄膜
の形成後、該半導体薄膜を形成した反応管から他の反応
管へ大気r4=+iこ曝すことなく移動させて行なわれ
るものである。このように、形成された光感応性半導体
薄膜を大気中に曝すことなく、パッシベーションを行な
うために、光感応性半導体薄膜表面に自然酸化膜が生成
することは本来ない。従って、従来の方法におけるごと
く、パッシベーションを行なう前に自然酸化膜を除去す
るための前処理を必要とするといった煩雑さがなくなる
。
表面パッシベーションが、光感応性半導7 体薄膜の形成後、該半導体薄膜を形成した反応管内にお
いて連続的に行なわれる、あるいは光感応性半導体薄膜
の形成後、該半導体薄膜を形成した反応管から他の反応
管へ大気r4=+iこ曝すことなく移動させて行なわれ
るものである。このように、形成された光感応性半導体
薄膜を大気中に曝すことなく、パッシベーションを行な
うために、光感応性半導体薄膜表面に自然酸化膜が生成
することは本来ない。従って、従来の方法におけるごと
く、パッシベーションを行なう前に自然酸化膜を除去す
るための前処理を必要とするといった煩雑さがなくなる
。
さらに、本発明においては、反応管内に有機亜鉛化合物
と有機硫黄化合物をキャリアガスに伴送させて所定量づ
つ供給し、190〜300nmの波長を有する光を基板
近傍あるいは基板自身に照射することにより前記有機亜
鉛化合物および有機硫黄化合物を分解して、光感応性半
導体薄膜表面上にZnSパッシベーション膜を成長させ
るものである。後述するように、本発明者らは、有機亜
8 鉛化合物および有機硫黄化合物が共に190〜300n
mの波長の光に対して良好な吸収特性を有し、該波長領
域の光を照射することによって、これらの化合物を分解
できることを見い出し、上記のごとき光励起による有機
金属気相成長方法によって低温にて、光センサデバイス
のパッシベーションとして有効なZnS膜を形成するこ
とを想到したものである。
と有機硫黄化合物をキャリアガスに伴送させて所定量づ
つ供給し、190〜300nmの波長を有する光を基板
近傍あるいは基板自身に照射することにより前記有機亜
鉛化合物および有機硫黄化合物を分解して、光感応性半
導体薄膜表面上にZnSパッシベーション膜を成長させ
るものである。後述するように、本発明者らは、有機亜
8 鉛化合物および有機硫黄化合物が共に190〜300n
mの波長の光に対して良好な吸収特性を有し、該波長領
域の光を照射することによって、これらの化合物を分解
できることを見い出し、上記のごとき光励起による有機
金属気相成長方法によって低温にて、光センサデバイス
のパッシベーションとして有効なZnS膜を形成するこ
とを想到したものである。
このように低温にてZnSパッシベーション膜を形成す
るために、パッシベーション処理工程における光感応性
半導体薄膜表面状態をより安定なものとすることができ
、例えばCMT単結晶薄膜などのように比較的不安定な
表面状態を有する光感応性半導体であっても、その表面
を損傷する虞れは極めて少ないものである。
るために、パッシベーション処理工程における光感応性
半導体薄膜表面状態をより安定なものとすることができ
、例えばCMT単結晶薄膜などのように比較的不安定な
表面状態を有する光感応性半導体であっても、その表面
を損傷する虞れは極めて少ないものである。
以下、本発明を実施態様に基づきより詳細に説明する。
第1図は本発明の第1の表面パッシベーション方法の一
態様を実施するために用いられる装置構成を示す模式図
である。
態様を実施するために用いられる装置構成を示す模式図
である。
9
本発明の第1の表面パッシベーション方法は、光感応性
半導体薄膜を基板上に形成した後、連続して、該光感応
性半導体薄膜を形成するのに用いられた反応管内におい
て、ZnSパッシベーション膜を形成するものである。
半導体薄膜を基板上に形成した後、連続して、該光感応
性半導体薄膜を形成するのに用いられた反応管内におい
て、ZnSパッシベーション膜を形成するものである。
従って、本発明の第1の表面パッシベーション方法を実
施するための装置は、光感応性半導体薄膜を形成するた
めの構成とZnSパッシベーション膜を形成するための
構成を有するものである。例えば、第1図に示す装置は
、基板上に光感応性半導体薄膜としてのCMT単結晶薄
膜を形成し、その後連続してZnSパッシベーション膜
を形成するための構成を有している。
施するための装置は、光感応性半導体薄膜を形成するた
めの構成とZnSパッシベーション膜を形成するための
構成を有するものである。例えば、第1図に示す装置は
、基板上に光感応性半導体薄膜としてのCMT単結晶薄
膜を形成し、その後連続してZnSパッシベーション膜
を形成するための構成を有している。
しかしながら、先行する光感応性半導体薄膜形成が熱励
起あるいは光励起による有機金属気相成長方法によって
行なわれる限りにおいては、本発明の第1の表面パッシ
ベーション方法は、この光感応性半導体薄膜の種類、形
成条件などに何ら限定されるものではない。
起あるいは光励起による有機金属気相成長方法によって
行なわれる限りにおいては、本発明の第1の表面パッシ
ベーション方法は、この光感応性半導体薄膜の種類、形
成条件などに何ら限定されるものではない。
第1図に示す装置において、まず、パッシベー0
ジョン膜の形成に先立ち、光感応性半導体薄膜としての
CMT単結晶薄膜を以下のようにして基板上に形成する
。
CMT単結晶薄膜を以下のようにして基板上に形成する
。
原料となるMe2CdおよびEt2Teはそれぞれステ
ンレス製のバブラー1,2内にあり、それぞれ恒温槽3
,4に納められている。なお、Me2cdに代えて、ジ
エチルカドミウム、ジプロピルカドミウム、ジブチルカ
ドミウム、ジイソブチルカドミウム、ジイソアミルカド
ミウムなどの他のアルキル化カドミウム等を、またEt
2Teに代えて、ジメチルテルル、ジイソプロピルテル
ル、ジターシャリブチルテルルなどの他のアルキル化テ
ルル、ジアリルテルル、ジメチルアリルテルルなどのア
ルケニル化テルル、あるいは2.5−ジハイドロテルロ
フエン等をそれぞれ原料として用いることも可能である
。バブラー1,2内は適当な蒸気圧で飽和状態にあり、
その蒸気圧は恒温槽3.4の温度で決定する。
ンレス製のバブラー1,2内にあり、それぞれ恒温槽3
,4に納められている。なお、Me2cdに代えて、ジ
エチルカドミウム、ジプロピルカドミウム、ジブチルカ
ドミウム、ジイソブチルカドミウム、ジイソアミルカド
ミウムなどの他のアルキル化カドミウム等を、またEt
2Teに代えて、ジメチルテルル、ジイソプロピルテル
ル、ジターシャリブチルテルルなどの他のアルキル化テ
ルル、ジアリルテルル、ジメチルアリルテルルなどのア
ルケニル化テルル、あるいは2.5−ジハイドロテルロ
フエン等をそれぞれ原料として用いることも可能である
。バブラー1,2内は適当な蒸気圧で飽和状態にあり、
その蒸気圧は恒温槽3.4の温度で決定する。
水平反応管8内に導入される原料ガス量はバブラー1,
2へ送り込まれるH2ガス流量、すなわ1 ち、マスフローコントローラ(MFC)5.6とこれら
のMOガスを希釈するH2ガス流量、MFC7で決定す
る。このようにして、バブラー1゜2から送出された原
料ガスであるMe2CdおよびEt2Teを、適当な濃
度までH2ガスで希釈して反応管8内へ送り込む。
2へ送り込まれるH2ガス流量、すなわ1 ち、マスフローコントローラ(MFC)5.6とこれら
のMOガスを希釈するH2ガス流量、MFC7で決定す
る。このようにして、バブラー1゜2から送出された原
料ガスであるMe2CdおよびEt2Teを、適当な濃
度までH2ガスで希釈して反応管8内へ送り込む。
これらの原料ガスが送り込まれる反応管8内には、上端
の開口された容器状の水銀溜9が設置されており、この
水銀溜9より反応管8内に水銀蒸気を供給する。反応管
8内における水銀の蒸気圧は、水銀溜9の位置と水銀溜
加熱用ヒータ10aで制御する。水銀溜の温度は、熱電
対11でモニターし、水銀溜9が所定の設定値で一定温
度となるように加熱用ヒータ10aを制御する。
の開口された容器状の水銀溜9が設置されており、この
水銀溜9より反応管8内に水銀蒸気を供給する。反応管
8内における水銀の蒸気圧は、水銀溜9の位置と水銀溜
加熱用ヒータ10aで制御する。水銀溜の温度は、熱電
対11でモニターし、水銀溜9が所定の設定値で一定温
度となるように加熱用ヒータ10aを制御する。
この反応管8内において、前記水銀溜9の設けられた部
位より後方に位置する部位には、流線形状をなした基板
設置用カーボンサセプタ12が配置されており、この上
には基板13が載置されている。基板13は、カーボン
サセプタ12下部に取り付けられた抵抗加熱ヒータ14
で昇温され、2 基板13の温度は、カーボンサセプタ12内に埋め込ん
だ熱電対15でモニターし、基板温度が所定の設定温度
値で一定となるように制御される。
位より後方に位置する部位には、流線形状をなした基板
設置用カーボンサセプタ12が配置されており、この上
には基板13が載置されている。基板13は、カーボン
サセプタ12下部に取り付けられた抵抗加熱ヒータ14
で昇温され、2 基板13の温度は、カーボンサセプタ12内に埋め込ん
だ熱電対15でモニターし、基板温度が所定の設定温度
値で一定となるように制御される。
なお基板13としては、結晶方位(111)のCdTe
基板を好適なものの1つとして挙げることができるが、
他の面方位、例えば(100)面、さらに例えばGaA
s、SiS In5bSA1203などのその他の基板
制料も用いられ得る。
基板を好適なものの1つとして挙げることができるが、
他の面方位、例えば(100)面、さらに例えばGaA
s、SiS In5bSA1203などのその他の基板
制料も用いられ得る。
そして、加熱された基板13近傍でMe2CdおよびE
t2Teを熱分解させ、基板13面上に所定の組成比の
CMT単結晶を成長させる。
t2Teを熱分解させ、基板13面上に所定の組成比の
CMT単結晶を成長させる。
なお、CMT単結単結晶成長反応基応管8内は、排気制
御装置16を作動させることにより、所定の圧力に保た
れており、また反応管8の管壁は、管壁加熱用ヒータ1
7aに通電することで、所定の設定温度に保持されてい
る。
御装置16を作動させることにより、所定の圧力に保た
れており、また反応管8の管壁は、管壁加熱用ヒータ1
7aに通電することで、所定の設定温度に保持されてい
る。
あるいはまた、以下に示すように、CMT単結品薄膜を
光励起による気相成長方法によって形成する。
光励起による気相成長方法によって形成する。
すなわち、反応管8には、前記の熱励起による3
気相成長方法の場合と同様にして、バブラー1゜2から
送出された原料ガスであるMe2CdおよびEt2Te
を、適当な濃度までH2ガスで希釈して送り込まれる。
送出された原料ガスであるMe2CdおよびEt2Te
を、適当な濃度までH2ガスで希釈して送り込まれる。
また、前記と同様に反応管8内に設置された水銀溜9か
らは反応管8内に水銀蒸気が供給される。なお、CMT
結晶成長が光励起によって行なわれる場合、一般に成長
温度が低温域にあるため、前記熱励起による場合と比較
して、必要とされる水銀蒸気圧は低いものであり、水銀
溜の設定温度は低いものとなる。このため、反応管8の
管壁温度も同様に低いものとなる。
らは反応管8内に水銀蒸気が供給される。なお、CMT
結晶成長が光励起によって行なわれる場合、一般に成長
温度が低温域にあるため、前記熱励起による場合と比較
して、必要とされる水銀蒸気圧は低いものであり、水銀
溜の設定温度は低いものとなる。このため、反応管8の
管壁温度も同様に低いものとなる。
この反応管8内部に配置された基板設置用カーボンサセ
プタ12上には前記と同様の基板13が載置されている
が、この基板13には、ArFエキシマ−レーザー(1
93nm)光源24から放たれ、光学系、例えばミラー
25で屈折され、レンズ26、例えば焦点距離200m
mのレンズで集光され、サセプタ12の直上に位置する
反応管8管壁に設けられた光導入窓27を通じて反応管
8内へ導入されたArFエキシマ−レーザービー4 ムが照射されている。
プタ12上には前記と同様の基板13が載置されている
が、この基板13には、ArFエキシマ−レーザー(1
93nm)光源24から放たれ、光学系、例えばミラー
25で屈折され、レンズ26、例えば焦点距離200m
mのレンズで集光され、サセプタ12の直上に位置する
反応管8管壁に設けられた光導入窓27を通じて反応管
8内へ導入されたArFエキシマ−レーザービー4 ムが照射されている。
Me2CdおよびEt2Teは、共にArFエキシマ−
レーザーの発振波長である193nmにおいて比較的良
好な吸収断面積を有するため、基板13近傍で効率よく
光分解し、基板13面」二に所定の組成比のCMT単結
晶が成長する。
レーザーの発振波長である193nmにおいて比較的良
好な吸収断面積を有するため、基板13近傍で効率よく
光分解し、基板13面」二に所定の組成比のCMT単結
晶が成長する。
なお、この実施態様においては、装置構成を簡単なもの
とするため、CMT単結晶成長系と、後述するZnSパ
ッシベーション膜成長系との光学系とを共通のものとし
たが、前述したように本発明は、この光感応性半導体薄
膜成長における形成条件などに何ら限定されるものでは
なく、例えば反応管8に別の光導入用窓をさらに設け、
別の光学系を用いて、Me2CdおよびEt2Teが良
好な吸収断面積を有する248nmに発振波長を有する
KrFエキシマ−レーザーを照射して、CMT単結晶薄
膜成長を行なうことも可能である。
とするため、CMT単結晶成長系と、後述するZnSパ
ッシベーション膜成長系との光学系とを共通のものとし
たが、前述したように本発明は、この光感応性半導体薄
膜成長における形成条件などに何ら限定されるものでは
なく、例えば反応管8に別の光導入用窓をさらに設け、
別の光学系を用いて、Me2CdおよびEt2Teが良
好な吸収断面積を有する248nmに発振波長を有する
KrFエキシマ−レーザーを照射して、CMT単結晶薄
膜成長を行なうことも可能である。
さらに、当然のことではあるが、用いられる原料ガスの
秤類がこの実施態様のものと異なれば、その原料ガスが
良好な吸収断面積を示す波長を有す5 る光を、このような別の光学系を通じて照射して光感応
性半導体薄膜の成長を行なうことができる。
秤類がこの実施態様のものと異なれば、その原料ガスが
良好な吸収断面積を示す波長を有す5 る光を、このような別の光学系を通じて照射して光感応
性半導体薄膜の成長を行なうことができる。
また、第1図に示す反応装置においては、光ビームが基
板13に対し垂直な方向から基板13に入射するように
照射される構成をとるが、光ビームが基板13に対し平
行な方向から基板13の直」二を通過するように照射さ
れても、あるいは基板13に対し斜め方向から入射する
ように照射されても、同様にCMT単結晶を光励起気相
成長させることができる。
板13に対し垂直な方向から基板13に入射するように
照射される構成をとるが、光ビームが基板13に対し平
行な方向から基板13の直」二を通過するように照射さ
れても、あるいは基板13に対し斜め方向から入射する
ように照射されても、同様にCMT単結晶を光励起気相
成長させることができる。
なお、CMT単結単結晶成長反応基板13の温度は、熱
電対15でモニターし、必要に応じて抵抗加熱ヒータ1
4を作動させて、所定の設定温度値で一定となるように
制御されている。また反応管8内は、排気制御装置16
を作動させることにより、所定の圧力に保たれており、
さらに反応管8の管壁は、管壁加熱用ヒータ17aに通
電することで、所定の設定温度に保持されている。
電対15でモニターし、必要に応じて抵抗加熱ヒータ1
4を作動させて、所定の設定温度値で一定となるように
制御されている。また反応管8内は、排気制御装置16
を作動させることにより、所定の圧力に保たれており、
さらに反応管8の管壁は、管壁加熱用ヒータ17aに通
電することで、所定の設定温度に保持されている。
このようにして、基板13上にCMT単結晶薄膜を形成
した後、連続的に、CMT単結晶薄膜の6 パッシベーションを行なう。
した後、連続的に、CMT単結晶薄膜の6 パッシベーションを行なう。
まず、CMT成長系の原料ガス(Et2Te、Me2C
d)の供給を停止し、また、水銀溜加熱用ヒータ10a
および管壁加熱用ヒータ17aの通電を停止して水銀蒸
気の供給を停止し、基板13面上への結晶の成長を停止
させる。なお、この際、水銀溜9および反応管8管壁を
冷却するための機構、例えば水銀溜冷却用パイプ10b
および管壁冷却用パイプ17bが、それぞれ設けられて
いると、より迅速かつ確実な切換え操作が可能となる。
d)の供給を停止し、また、水銀溜加熱用ヒータ10a
および管壁加熱用ヒータ17aの通電を停止して水銀蒸
気の供給を停止し、基板13面上への結晶の成長を停止
させる。なお、この際、水銀溜9および反応管8管壁を
冷却するための機構、例えば水銀溜冷却用パイプ10b
および管壁冷却用パイプ17bが、それぞれ設けられて
いると、より迅速かつ確実な切換え操作が可能となる。
さらに必要に応じて抵抗加熱ヒータ14への通電を切り
、基板13温度を常温〜300℃、好ましくは50〜2
00℃の範囲の所定の温度に設定する。なお、基板13
温度をこのように低温のものとすることで、ZnSパッ
シベーション膜形成時におけるCMT単結晶薄膜の安定
化を図り、表面組成の変動を防止することができる。す
なわち、CMTの構成物中、水銀の蒸気圧は極めて高く
、このためCMTが高温に曝されれば、結晶中に多量7 からズレを生じる虞れがあるためである。例えば、サー
フェス サイエンス、第104巻(1981年)、第3
65頁〜第383頁(S urface S cie
nce vol、 104 (1981)、 p365
−383)には、組成比0、2、すなわち、Cdo2H
go8Teを150℃以上で加熱した場合、CMT結晶
中からの水銀の蒸発が見られることが報告されている。
、基板13温度を常温〜300℃、好ましくは50〜2
00℃の範囲の所定の温度に設定する。なお、基板13
温度をこのように低温のものとすることで、ZnSパッ
シベーション膜形成時におけるCMT単結晶薄膜の安定
化を図り、表面組成の変動を防止することができる。す
なわち、CMTの構成物中、水銀の蒸気圧は極めて高く
、このためCMTが高温に曝されれば、結晶中に多量7 からズレを生じる虞れがあるためである。例えば、サー
フェス サイエンス、第104巻(1981年)、第3
65頁〜第383頁(S urface S cie
nce vol、 104 (1981)、 p365
−383)には、組成比0、2、すなわち、Cdo2H
go8Teを150℃以上で加熱した場合、CMT結晶
中からの水銀の蒸発が見られることが報告されている。
また、反応管8内の圧力も、1O−3torr〜100
0torr、より好ましくは10torr〜760to
rrの範囲内の所定の圧力でZnSパッシベーション膜
形戊形成なえるように、必要に応じて排気制御装置16
を調整する。
0torr、より好ましくは10torr〜760to
rrの範囲内の所定の圧力でZnSパッシベーション膜
形戊形成なえるように、必要に応じて排気制御装置16
を調整する。
加えて、上記のような切換え操作時においては、CMT
単結晶薄膜表面に自然酸化膜が形成されないように、例
えば、反応管8へ水素ガスを供給し続けるなどして、反
応管8内を不活性ないし還元雰囲気に保つことが必要で
ある。
単結晶薄膜表面に自然酸化膜が形成されないように、例
えば、反応管8へ水素ガスを供給し続けるなどして、反
応管8内を不活性ないし還元雰囲気に保つことが必要で
ある。
これらの操作が完了したら、反応管8内へZnSパッシ
ベーション膜を形成するための原料ガス8 を導入する。
ベーション膜を形成するための原料ガス8 を導入する。
原料となるジメチル亜鉛(Me2Zn)およびジエチル
硫黄(Et2S)は、前記Et2TeおよびMe2Cd
と同様に、それぞれステンレス製のバブラー18.1つ
内にあり、それぞれ恒温槽20.21に納められている
。なお、有機亜鉛化合物としてはMe2 Znに代えて
、ジエチル亜鉛、ジイソプロピル亜鉛等を、また有機硫
黄化合物としてはEt2Sに代えて、ジメチル硫黄、ジ
イソプロピル硫黄等をそれぞれ原料として用いることも
可能である。
硫黄(Et2S)は、前記Et2TeおよびMe2Cd
と同様に、それぞれステンレス製のバブラー18.1つ
内にあり、それぞれ恒温槽20.21に納められている
。なお、有機亜鉛化合物としてはMe2 Znに代えて
、ジエチル亜鉛、ジイソプロピル亜鉛等を、また有機硫
黄化合物としてはEt2Sに代えて、ジメチル硫黄、ジ
イソプロピル硫黄等をそれぞれ原料として用いることも
可能である。
、バブラー18.19内は適当な蒸気圧で飽和状態にあ
り1、その蒸気圧は恒温槽20.21の温度で決定する
。なお、Me2Znの恒温槽20の温度としては、−5
0〜10℃、より好ましくは−30〜−10℃程度が、
またEt2sの恒温槽21の温度としては、−30〜3
0℃、より好ましくは一10〜10℃程度が適当である
。
り1、その蒸気圧は恒温槽20.21の温度で決定する
。なお、Me2Znの恒温槽20の温度としては、−5
0〜10℃、より好ましくは−30〜−10℃程度が、
またEt2sの恒温槽21の温度としては、−30〜3
0℃、より好ましくは一10〜10℃程度が適当である
。
反応管8内に導入される原料ガス量はバブラー18.1
9へ送り込まれるH2ガス流量、すなわ9 ち、マスフローコントローラ(MFC)22.23とこ
れらのMOガスを希釈するH2ガス流量、MFC7で決
定する。なお、Me2Znバブラー18に送り込むH2
ガス流量としては1〜500m1/分、より好ましくは
10〜100m1/分程度が、Et2Sバブラー19に
送り込むH2ガス流量としては1〜500m1/分、よ
り好ましくは10〜100m1/分程度が、また希釈H
2ガス流量としては0.1〜20ρ/分、より好ましく
は0.5〜51/分程度がそれぞれ適当である。上記し
た恒温槽20.21の温度およびこれらのH2ガス流量
が、示された最適条件範囲より低いものであると、パッ
シベーション膜の成長は可能であるが成膜速度が遅く実
用的ではなく、−方、最適条件範囲より高いものである
と原料歩留りが悪くなる上に未反応の原料ガスが後述す
る排ガス処理系に多量に流れるためにメインテナンス上
で問題となる。
9へ送り込まれるH2ガス流量、すなわ9 ち、マスフローコントローラ(MFC)22.23とこ
れらのMOガスを希釈するH2ガス流量、MFC7で決
定する。なお、Me2Znバブラー18に送り込むH2
ガス流量としては1〜500m1/分、より好ましくは
10〜100m1/分程度が、Et2Sバブラー19に
送り込むH2ガス流量としては1〜500m1/分、よ
り好ましくは10〜100m1/分程度が、また希釈H
2ガス流量としては0.1〜20ρ/分、より好ましく
は0.5〜51/分程度がそれぞれ適当である。上記し
た恒温槽20.21の温度およびこれらのH2ガス流量
が、示された最適条件範囲より低いものであると、パッ
シベーション膜の成長は可能であるが成膜速度が遅く実
用的ではなく、−方、最適条件範囲より高いものである
と原料歩留りが悪くなる上に未反応の原料ガスが後述す
る排ガス処理系に多量に流れるためにメインテナンス上
で問題となる。
しかして、本発明においては、このようにして反応管8
内に導入された有機亜鉛化合物および有0 機硫黄化合物(この実施態様においてはMe2Znおよ
びEt2S)が、190〜300nmの波長を有する光
の照射によって分解される。
内に導入された有機亜鉛化合物および有0 機硫黄化合物(この実施態様においてはMe2Znおよ
びEt2S)が、190〜300nmの波長を有する光
の照射によって分解される。
第2図および第3図に、本発明者らが測定した有機亜鉛
化合物および有機硫黄化合物の一例の紫外域における吸
収スペクトルを示す。これらの例などからも明らかなよ
うに、有機亜鉛化合物および有機硫黄化合物は、いずれ
も190〜3000mに特異な吸収スペクトルを有し、
190〜300nmの波長の光によって光分解すること
ができる。
化合物および有機硫黄化合物の一例の紫外域における吸
収スペクトルを示す。これらの例などからも明らかなよ
うに、有機亜鉛化合物および有機硫黄化合物は、いずれ
も190〜3000mに特異な吸収スペクトルを有し、
190〜300nmの波長の光によって光分解すること
ができる。
ここで、原料ガスとして用いられる有機亜鉛化合物およ
び有機硫黄化合物の種類と光源の波長とは、その組合せ
において最適化されていなければならない。これは、照
射波長における有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物の光分
解効率が高くなけれは、前記したような150°C以下
の低温におけるZnSパッシベーション膜形成が困難と
なるからである。分子密度n、長さDの媒質に強度IO
の光か入射した場合、媒質で吸収を受けた後の透過1 光強度Iは 1=IOexp (−anρ) で表される。上記の式におけるσは、吸収断面積と定義
され、有機亜鉛化合物および有機硫黄化合物の光分解の
容易さは、入射ビーム波長における吸収断面積が目安と
なる。第2図および第3図に示す有機亜鉛化合物および
有機硫黄化合物のうち、本実施態様において用いられる
Me2ZnおよびEt2sはいずれも、ArFエキシマ
−レーザーの発振波長である193nmの近傍に吸収ピ
ークを有しており、Me2ZnおよびEt2Sの共在す
る反応管8内に、このArFエキシマ−レーザーを照射
することによって極めて効率よく分解できることがわか
る。なお、エキシマ−レーザは高出力であり、かつレー
ザ媒質用ガスを交換することにより、XeBr (28
2nm) 、KrF (248nm) 、KrC1(2
22nm)というように190nm〜300nmの範囲
においていくつかの所定の発振波長を出すことができる
ために、有機亜鉛化合物および有機硫黄化合物を分解す
る2 のに選択される光ビームとして好ましいものとして挙げ
ることができる。しかしながら、有機亜鉛化合物および
有機硫黄化合物を分解するために照射される光ビームと
しては、エキシマ−レーザーに限定されるものではなく
、例えば、超高圧水銀ランプ、重水素ランプ、キセノン
ランプ等の他の光源から発せられる190〜300nm
の領域に波長を有する光を用いることも可能である。
び有機硫黄化合物の種類と光源の波長とは、その組合せ
において最適化されていなければならない。これは、照
射波長における有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物の光分
解効率が高くなけれは、前記したような150°C以下
の低温におけるZnSパッシベーション膜形成が困難と
なるからである。分子密度n、長さDの媒質に強度IO
の光か入射した場合、媒質で吸収を受けた後の透過1 光強度Iは 1=IOexp (−anρ) で表される。上記の式におけるσは、吸収断面積と定義
され、有機亜鉛化合物および有機硫黄化合物の光分解の
容易さは、入射ビーム波長における吸収断面積が目安と
なる。第2図および第3図に示す有機亜鉛化合物および
有機硫黄化合物のうち、本実施態様において用いられる
Me2ZnおよびEt2sはいずれも、ArFエキシマ
−レーザーの発振波長である193nmの近傍に吸収ピ
ークを有しており、Me2ZnおよびEt2Sの共在す
る反応管8内に、このArFエキシマ−レーザーを照射
することによって極めて効率よく分解できることがわか
る。なお、エキシマ−レーザは高出力であり、かつレー
ザ媒質用ガスを交換することにより、XeBr (28
2nm) 、KrF (248nm) 、KrC1(2
22nm)というように190nm〜300nmの範囲
においていくつかの所定の発振波長を出すことができる
ために、有機亜鉛化合物および有機硫黄化合物を分解す
る2 のに選択される光ビームとして好ましいものとして挙げ
ることができる。しかしながら、有機亜鉛化合物および
有機硫黄化合物を分解するために照射される光ビームと
しては、エキシマ−レーザーに限定されるものではなく
、例えば、超高圧水銀ランプ、重水素ランプ、キセノン
ランプ等の他の光源から発せられる190〜300nm
の領域に波長を有する光を用いることも可能である。
従って、例えば第1図に示す反応装置においては、Ar
Fエキシマ−レーザー(193nm)光源24から放た
れたArFエキシマ−レーザービームが、光学系、例え
ばミラー25で反射され、レンズ26、例えば焦点距離
200mmのレンズで集光され、サセプタ12の直上に
位置する反応管8管壁に設けられた光導入窓27を通じ
て、反応管8内へ導入され、CMT単結晶薄膜を形成さ
れた基板13面上に達する。そして、前記のごとく反応
管8内へ導入されたMe2 ZnおよびEt2Sは、基
板13近傍において、このArFエキシマ−レーザービ
ームによって励起されて分解し、3 CMT単結晶薄膜上にZnSパッシベーション膜が形成
される。
Fエキシマ−レーザー(193nm)光源24から放た
れたArFエキシマ−レーザービームが、光学系、例え
ばミラー25で反射され、レンズ26、例えば焦点距離
200mmのレンズで集光され、サセプタ12の直上に
位置する反応管8管壁に設けられた光導入窓27を通じ
て、反応管8内へ導入され、CMT単結晶薄膜を形成さ
れた基板13面上に達する。そして、前記のごとく反応
管8内へ導入されたMe2 ZnおよびEt2Sは、基
板13近傍において、このArFエキシマ−レーザービ
ームによって励起されて分解し、3 CMT単結晶薄膜上にZnSパッシベーション膜が形成
される。
なお、第1図に示す反応装置においては、光ビームが基
板13に対し垂直な方向から基板13に入射するように
照射される構成をとるが、本発明の表面パッシベーショ
ン方法においては、光ビームが基板13に対し平行な方
向から基板13の直上を通過するように照射される構成
を用いることも、あるいは基板13に対し斜め方向から
入射するように照射される構成を用いることも可能であ
る。
板13に対し垂直な方向から基板13に入射するように
照射される構成をとるが、本発明の表面パッシベーショ
ン方法においては、光ビームが基板13に対し平行な方
向から基板13の直上を通過するように照射される構成
を用いることも、あるいは基板13に対し斜め方向から
入射するように照射される構成を用いることも可能であ
る。
第4図は本発明の第2の表面パッシベーション方法の一
態様を実施するために用いられる装置構成を示す模式図
である。
態様を実施するために用いられる装置構成を示す模式図
である。
本発明の第2の表面パッシベーション方法は、反応管内
において有機金属気相成長方法により光感応性半導体薄
膜を基板上に形成した後、該基板を大気中に曝すことな
く、該反応管から他の反応管へと移し、当該他の反応管
内において、ZnSパッシベーション膜を形成するもの
である。従っ4 て、本発明の第2の表面パッシベーション方法を実施す
るための装置は、光感応性半導体薄膜を形成するための
反応系とZnSパッシベーション膜を形成するための反
応系が、それぞれの反応時には閉塞可能であるような基
板搬送用管路で接続されている構成を有するものである
。例えば、第1図に示す装置は、基板上に光感応性半導
体薄膜としてのCMT単結晶薄膜を形成するための反応
管8に一端部において接続され、また、その後にZns
パッシベーション膜を形成するための別の反応管28に
他端部において接続され、かつそれぞれの接合部に各反
応管8,28内部との連通を阻止するゲートバルブ29
.30を備えた試料搬送用管路31を有している。なお
、第4図に示す装置構成においては、ZnSパッシベー
ション膜形成に先行する光感応性半導体薄膜形成に関す
る反応系として、CMT薄膜形成系が設けられているが
、この第2の表面パッシベーション方法に係わる本発明
の表面パッシベーション装置において、光感応性半導体
薄膜形成に関する反応系は、熱動5 起あるいは光励起による有機金属気相成長を行なうもの
である限りにおいては、任意の構成を取り得る。
において有機金属気相成長方法により光感応性半導体薄
膜を基板上に形成した後、該基板を大気中に曝すことな
く、該反応管から他の反応管へと移し、当該他の反応管
内において、ZnSパッシベーション膜を形成するもの
である。従っ4 て、本発明の第2の表面パッシベーション方法を実施す
るための装置は、光感応性半導体薄膜を形成するための
反応系とZnSパッシベーション膜を形成するための反
応系が、それぞれの反応時には閉塞可能であるような基
板搬送用管路で接続されている構成を有するものである
。例えば、第1図に示す装置は、基板上に光感応性半導
体薄膜としてのCMT単結晶薄膜を形成するための反応
管8に一端部において接続され、また、その後にZns
パッシベーション膜を形成するための別の反応管28に
他端部において接続され、かつそれぞれの接合部に各反
応管8,28内部との連通を阻止するゲートバルブ29
.30を備えた試料搬送用管路31を有している。なお
、第4図に示す装置構成においては、ZnSパッシベー
ション膜形成に先行する光感応性半導体薄膜形成に関す
る反応系として、CMT薄膜形成系が設けられているが
、この第2の表面パッシベーション方法に係わる本発明
の表面パッシベーション装置において、光感応性半導体
薄膜形成に関する反応系は、熱動5 起あるいは光励起による有機金属気相成長を行なうもの
である限りにおいては、任意の構成を取り得る。
マス、パッシベーション膜の形成に先立って反応管8内
で行なわれる、光感応性半導体薄膜としてのCMT単結
晶薄膜の熱励起ないし光励起気相成長による形成は、前
記第1のパッシベーション方法における実施態様におい
て述べたものと同様にして行なわれるため説明を省略す
る。この第2のパッシベーション方法においても、先行
する光感応性半導体薄膜形成が熱励起あるいは光励起に
よる有機金属気相成長方法によって行なわれる限りにお
いては、光感応性半導体薄膜の種類、形成条件などに何
ら限定されるものではない。なお、第4図に示す反応装
置における各部分ないし部位に関して、第1図に示した
装置の各部分ないし部位と同一のものには、第1図にお
いてこれらに付した符号と同一の符号を付している。
で行なわれる、光感応性半導体薄膜としてのCMT単結
晶薄膜の熱励起ないし光励起気相成長による形成は、前
記第1のパッシベーション方法における実施態様におい
て述べたものと同様にして行なわれるため説明を省略す
る。この第2のパッシベーション方法においても、先行
する光感応性半導体薄膜形成が熱励起あるいは光励起に
よる有機金属気相成長方法によって行なわれる限りにお
いては、光感応性半導体薄膜の種類、形成条件などに何
ら限定されるものではない。なお、第4図に示す反応装
置における各部分ないし部位に関して、第1図に示した
装置の各部分ないし部位と同一のものには、第1図にお
いてこれらに付した符号と同一の符号を付している。
反応管8内において、基板13上にCMT単結晶薄膜が
形成されたら、このCMT単結晶薄膜が6 形成された基板13を、大気中に曝すことなく、別の反
応管28内に配置されたサセプタ32上まで搬送する。
形成されたら、このCMT単結晶薄膜が6 形成された基板13を、大気中に曝すことなく、別の反
応管28内に配置されたサセプタ32上まで搬送する。
すなわちまず、CMT成長系の原料ガス(Et2 Te
SMe2 Te)の供給を停止し、また、水銀溜加熱用
ヒータ10aおよび管壁加熱用ヒータ17aの通電を停
止して水銀蒸気の供給を停止し、基板13面上への結晶
の成長を停止させる。
SMe2 Te)の供給を停止し、また、水銀溜加熱用
ヒータ10aおよび管壁加熱用ヒータ17aの通電を停
止して水銀蒸気の供給を停止し、基板13面上への結晶
の成長を停止させる。
このようにしてCMT結晶薄膜の成長が終了したら、排
気制御装置16を作動させて反応管8内を真空吸引する
。あるいは反応管8内にキャリアーガスとして用いられ
たH2ガス、もしくは他の不活性ガスを流して反応管8
内部をこのようなガスによる不活性雰囲気化に保つ。
気制御装置16を作動させて反応管8内を真空吸引する
。あるいは反応管8内にキャリアーガスとして用いられ
たH2ガス、もしくは他の不活性ガスを流して反応管8
内部をこのようなガスによる不活性雰囲気化に保つ。
一方、ゲートバルブ29によってこの反応管8との連通
を遮断されている試料搬送管31の内部を、排気制御装
置16を作動させて真空吸引し、反応管8内の減圧度と
同じものとする。あるいは試料搬送管31の内部に、反
応管8に対すると同様にH2ガス、もしくは他の不活性
ガスを流して7 試料搬送管31内部をこのようなガスによる不活性雰囲
気化に保−つ。
を遮断されている試料搬送管31の内部を、排気制御装
置16を作動させて真空吸引し、反応管8内の減圧度と
同じものとする。あるいは試料搬送管31の内部に、反
応管8に対すると同様にH2ガス、もしくは他の不活性
ガスを流して7 試料搬送管31内部をこのようなガスによる不活性雰囲
気化に保−つ。
これらの操作が完了したら、ゲートバルブ2つを開き、
反応管8と試料搬送管31とを連通させ、試料搬送機構
(図示せず)により、反応管8内にあった基板13を試
料搬送管31内へと移動させる。移動が完了したら、ゲ
ートバルブ29を再度閉じる。
反応管8と試料搬送管31とを連通させ、試料搬送機構
(図示せず)により、反応管8内にあった基板13を試
料搬送管31内へと移動させる。移動が完了したら、ゲ
ートバルブ29を再度閉じる。
次いで、試料搬送管31内を必要に応じてさらに真空吸
引し、また、もう一方の反応管28内も排気制御装置1
6を作動させて真空吸引して、両者の内部圧力を同一と
する。あるいは試料搬送管31内に必要に応じてさらに
H2ガス、もしくは他の不活性ガスを流し、また反応管
28内にも試料搬送管31に対すると同様にH2ガス、
もしくは他の不活性ガスを流して、試料搬送管31内部
と反応管28内部を同じ不活性雰囲気化に保つ。
引し、また、もう一方の反応管28内も排気制御装置1
6を作動させて真空吸引して、両者の内部圧力を同一と
する。あるいは試料搬送管31内に必要に応じてさらに
H2ガス、もしくは他の不活性ガスを流し、また反応管
28内にも試料搬送管31に対すると同様にH2ガス、
もしくは他の不活性ガスを流して、試料搬送管31内部
と反応管28内部を同じ不活性雰囲気化に保つ。
これらの操作が完了したら、ゲートバルブ30を開き、
試料搬送管31と反応管28とを連通させ、前記試料搬
送機構(図示せず)により、試料8 搬送管31内へと運ばれてきていた基板13をさらに、
反応管28内へと移動させ、反応管28内部に設置され
たサセプター32上へ配置する。移動か完了したら、ゲ
ートバルブ30を再度閉じる。
試料搬送管31と反応管28とを連通させ、前記試料搬
送機構(図示せず)により、試料8 搬送管31内へと運ばれてきていた基板13をさらに、
反応管28内へと移動させ、反応管28内部に設置され
たサセプター32上へ配置する。移動か完了したら、ゲ
ートバルブ30を再度閉じる。
このようにして、CMT単結晶薄膜形成用反応管8から
ZnSパッシベーション膜形成用反応管28への基板1
3の移動操作が完了したら、反応管28内へZnSパッ
シベーション膜を形成するための原料ガスを導入し、基
板13表面に形成されたCMT結晶薄膜上へのZnSパ
ッシベーション膜の形成を開始する。なお、この第2の
表面パッシベーション方法において、ZnSパッシベー
ションに関する反応条件等は、反応が別の反応管28内
で行なわれるという以外は、前記第1の表面パッシベー
ション方法において述べたものと同様であるので、この
実施態様における構成を簡単に説明するだけにとどめる
。
ZnSパッシベーション膜形成用反応管28への基板1
3の移動操作が完了したら、反応管28内へZnSパッ
シベーション膜を形成するための原料ガスを導入し、基
板13表面に形成されたCMT結晶薄膜上へのZnSパ
ッシベーション膜の形成を開始する。なお、この第2の
表面パッシベーション方法において、ZnSパッシベー
ションに関する反応条件等は、反応が別の反応管28内
で行なわれるという以外は、前記第1の表面パッシベー
ション方法において述べたものと同様であるので、この
実施態様における構成を簡単に説明するだけにとどめる
。
すなわち、移動されてきた基板13が内部に配置された
反応管28には、それぞれバブラー18゜19より送出
されたジメチル亜鉛(Me2Zn)9 およびジエチル硫黄(Et2S)が、希釈ラインを流れ
てきた水素ガスによって希釈され、所望の濃度とされて
導入される。一方、190〜300nmの範囲内に波長
を有する光源、例えば、ArFエキシマ−レーザー(1
93nm)光源24から放たれたArFエキシマ−レー
ザービームが、光学系、例えばミラー25で反射され、
レンズ26、例えば焦点距離200mmのレンズで集光
され、サセプタ12の側方に位置する反応管8管壁に設
けられた光導入窓27を通じて、反応管8内へ水平方向
から導入され、CMT単結晶薄膜を形成された基板13
面の直上を通過する。そして、前記のごとく反応管8内
へ導入されたMe2ZnおよびEt2Sは、基板13近
傍において、このArFエキシマ−レーザービームによ
って励起されて分解し、CMT単結晶薄膜上にZnSパ
ッシベーション膜が形成される。
反応管28には、それぞれバブラー18゜19より送出
されたジメチル亜鉛(Me2Zn)9 およびジエチル硫黄(Et2S)が、希釈ラインを流れ
てきた水素ガスによって希釈され、所望の濃度とされて
導入される。一方、190〜300nmの範囲内に波長
を有する光源、例えば、ArFエキシマ−レーザー(1
93nm)光源24から放たれたArFエキシマ−レー
ザービームが、光学系、例えばミラー25で反射され、
レンズ26、例えば焦点距離200mmのレンズで集光
され、サセプタ12の側方に位置する反応管8管壁に設
けられた光導入窓27を通じて、反応管8内へ水平方向
から導入され、CMT単結晶薄膜を形成された基板13
面の直上を通過する。そして、前記のごとく反応管8内
へ導入されたMe2ZnおよびEt2Sは、基板13近
傍において、このArFエキシマ−レーザービームによ
って励起されて分解し、CMT単結晶薄膜上にZnSパ
ッシベーション膜が形成される。
なお、第4図に示す反応装置においては、光ビームが基
板13に対し平行な方向から基板13の直−ヒを通過す
るように照射される構成とされてい0 るが、本発明の第2の表面パッシベーション方法に係わ
る装置においても、前記第1の表面パッシベーション方
法におけるものと同様に、光ビームが基板13に対し垂
直な方向から基板13に入射するように照射される構成
とすることもあるいは基板13に対し斜め方向から入射
するように照射される構成とすることも可能である。
板13に対し平行な方向から基板13の直−ヒを通過す
るように照射される構成とされてい0 るが、本発明の第2の表面パッシベーション方法に係わ
る装置においても、前記第1の表面パッシベーション方
法におけるものと同様に、光ビームが基板13に対し垂
直な方向から基板13に入射するように照射される構成
とすることもあるいは基板13に対し斜め方向から入射
するように照射される構成とすることも可能である。
以上は、CMT (Cd、agl−x Te)の表面パ
ッシベーションを例にとり、本発明の表面パッシベーシ
ョン方法を説明したが、本発明は、他の光感応性半導体
、例えばZn、Hg1−、Te、Pb S 1P b
S e % P b x S n 1−x T e %
I n S bなどの表面パッシベーションにも同
様に適用でき、光感応性半導体の表面を損傷することな
くかつ容易に、界面特性の劣化を良好に防止するパッシ
ベーション膜を形成することができるものである。
ッシベーションを例にとり、本発明の表面パッシベーシ
ョン方法を説明したが、本発明は、他の光感応性半導体
、例えばZn、Hg1−、Te、Pb S 1P b
S e % P b x S n 1−x T e %
I n S bなどの表面パッシベーションにも同
様に適用でき、光感応性半導体の表面を損傷することな
くかつ容易に、界面特性の劣化を良好に防止するパッシ
ベーション膜を形成することができるものである。
(実施例)
以下本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
実施例1゜
1
第1図に示すような装置を用い、熱励起による気相成長
方法によってCMT結晶薄膜を成長させた後、連続して
ZnSパッシベーション膜を形成した。
方法によってCMT結晶薄膜を成長させた後、連続して
ZnSパッシベーション膜を形成した。
すなわち、まずCMT薄膜を成長させるために、H2ガ
スをキャリアーガスとして、水平反応管8内に、Me2
CdおよびEt2Teをそれぞれ1xlO−6mo 1
/i)、lXl0−”mo 1/、Qの流量で送り込み
、一方、反応管8内に設置された水銀溜9の温度を32
0°Cに設定し水銀蒸気を発生させた。そして、反応管
8に設置されたカーボンサセプタ12にCdTe基板(
結晶方位(111)面)13を保持し、サセプタ温度を
410℃に設定し、反応管内の圧力を760torrと
して、CdTe基板面上に5μmのCMT薄膜成長を行
なった。なお、反応管の管壁は、380℃に設定された
管壁加熱用ヒータ17aで加熱されていた。
スをキャリアーガスとして、水平反応管8内に、Me2
CdおよびEt2Teをそれぞれ1xlO−6mo 1
/i)、lXl0−”mo 1/、Qの流量で送り込み
、一方、反応管8内に設置された水銀溜9の温度を32
0°Cに設定し水銀蒸気を発生させた。そして、反応管
8に設置されたカーボンサセプタ12にCdTe基板(
結晶方位(111)面)13を保持し、サセプタ温度を
410℃に設定し、反応管内の圧力を760torrと
して、CdTe基板面上に5μmのCMT薄膜成長を行
なった。なお、反応管の管壁は、380℃に設定された
管壁加熱用ヒータ17aで加熱されていた。
所定の膜厚のCMT薄膜を成長させた後、Me2Cdお
よびEt2Teの反応管への供給を停止し、また、水銀
溜加熱用ヒータ10aおよび管壁2 加熱用ヒータ17aを切ると同時に水銀溜冷却用パイプ
10bおよび管壁冷却用パイプ17bに冷却媒体を流し
て水銀溜を10℃、管壁を20℃までそれぞれ冷却し、
水銀蒸気の発生を停止した。
よびEt2Teの反応管への供給を停止し、また、水銀
溜加熱用ヒータ10aおよび管壁2 加熱用ヒータ17aを切ると同時に水銀溜冷却用パイプ
10bおよび管壁冷却用パイプ17bに冷却媒体を流し
て水銀溜を10℃、管壁を20℃までそれぞれ冷却し、
水銀蒸気の発生を停止した。
さらにサセプタ温度を150℃までさげ、反応管内の圧
力を100torrに調整した。なお、これらの切換操
作時において、反応管8内へのH2ガスの供給は続けら
れていた。
力を100torrに調整した。なお、これらの切換操
作時において、反応管8内へのH2ガスの供給は続けら
れていた。
これらの切換操作が完了したら、反応管8内に、H2ガ
スをキャリアーガスとして、Me2ZnおよびEt2S
をそれぞれ2X10−8mol/ρ、IXIO−5mo
l/ρの流量で送り込み、光導入用窓27よりCMT単
結晶薄膜の形成された基板13面上に、ArFエキシマ
−レーザ(1パルス15mJ 繰返し周波数100H
z)を15分間照射して、パッシベーション膜形成を行
なった。
スをキャリアーガスとして、Me2ZnおよびEt2S
をそれぞれ2X10−8mol/ρ、IXIO−5mo
l/ρの流量で送り込み、光導入用窓27よりCMT単
結晶薄膜の形成された基板13面上に、ArFエキシマ
−レーザ(1パルス15mJ 繰返し周波数100H
z)を15分間照射して、パッシベーション膜形成を行
なった。
得られた成長層を2次イオン質量分析計(SIMS)に
より分析したところ、第5図に示すように、CMT薄膜
上に厚さ0.3μmのZnSパッシベーション膜が形成
されており、かつこのZn3 Sパッシベーション膜より下のCMT薄膜の組成比は、
深さ方向全体を通じて0.2と均一なものであった。
より分析したところ、第5図に示すように、CMT薄膜
上に厚さ0.3μmのZnSパッシベーション膜が形成
されており、かつこのZn3 Sパッシベーション膜より下のCMT薄膜の組成比は、
深さ方向全体を通じて0.2と均一なものであった。
実施例2
第1図に示すような装置を用い、光励起による気相成長
方法によってCMT結品結膜薄膜長させた後、連続して
ZnSパッシベーション膜を形成した。
方法によってCMT結品結膜薄膜長させた後、連続して
ZnSパッシベーション膜を形成した。
すなわち、まずCMT薄膜を成長させるために、H2ガ
スをキャリアーガスとして、水平反応管8内に、Me2
CdおよびEt2Teをそれそ゛れIXlo−6mo1
/ρ、IX1’0−5mol/ρの流量で送り込み、一
方、反応管8内に設置された水銀溜9の温度を100℃
に設定し水銀蒸気を発生させた。そして、反応管8に設
置されたカーボンサセプタ12にCdTe基板(結晶方
位(111)面)13を保持し、サセプタ温度を150
℃に設定し、反応管内の圧力を100torrとして、
光導入用窓27より基板13面上に、ArFエキシマ−
レーザ(1パルス 15mJ 繰返し周波4 数100Hz)を照射して、CdTe基板面上に5μm
のCMT薄膜成長を行なった。なお、反応管の管壁は、
100℃に設定された管壁加熱用ヒータ17aで加熱さ
れていた。
スをキャリアーガスとして、水平反応管8内に、Me2
CdおよびEt2Teをそれそ゛れIXlo−6mo1
/ρ、IX1’0−5mol/ρの流量で送り込み、一
方、反応管8内に設置された水銀溜9の温度を100℃
に設定し水銀蒸気を発生させた。そして、反応管8に設
置されたカーボンサセプタ12にCdTe基板(結晶方
位(111)面)13を保持し、サセプタ温度を150
℃に設定し、反応管内の圧力を100torrとして、
光導入用窓27より基板13面上に、ArFエキシマ−
レーザ(1パルス 15mJ 繰返し周波4 数100Hz)を照射して、CdTe基板面上に5μm
のCMT薄膜成長を行なった。なお、反応管の管壁は、
100℃に設定された管壁加熱用ヒータ17aで加熱さ
れていた。
所定の膜厚のCMT薄膜を成長させた後、Me2Cdお
よびEt2Teの反応管への供給を停止し、また、水銀
溜加熱用ヒータ10aおよび管壁加熱用ヒータ17aを
切ると同時に水銀溜冷却用パイプ10bおよび管壁冷却
用パイプ17bに冷却媒体を流して水銀溜を10℃、管
壁を20℃までそれぞれ冷却し、水銀蒸気の発生を停止
した。
よびEt2Teの反応管への供給を停止し、また、水銀
溜加熱用ヒータ10aおよび管壁加熱用ヒータ17aを
切ると同時に水銀溜冷却用パイプ10bおよび管壁冷却
用パイプ17bに冷却媒体を流して水銀溜を10℃、管
壁を20℃までそれぞれ冷却し、水銀蒸気の発生を停止
した。
なお、これらの切換操作時において、反応管8内へのH
2ガスの供給は続けられていた。
2ガスの供給は続けられていた。
これらの切換操作が完了したら、反応管8内に、H2ガ
スをキャリアーガスとして、Me2ZnおよびEt2s
をそれぞれ2X10−6mol/、Q、lX10”mo
l/ρの流量で送り込み、光導入用窓27よりCMT単
結晶薄膜の形成された基板13面」二に、ArFエキシ
マ−レーザ(1パルス15mJ 繰返し周波数100
Hz)を15分5 間照射して、パッシベーション膜形成を行なった。
スをキャリアーガスとして、Me2ZnおよびEt2s
をそれぞれ2X10−6mol/、Q、lX10”mo
l/ρの流量で送り込み、光導入用窓27よりCMT単
結晶薄膜の形成された基板13面」二に、ArFエキシ
マ−レーザ(1パルス15mJ 繰返し周波数100
Hz)を15分5 間照射して、パッシベーション膜形成を行なった。
得られた成長層をSIMSにより分析したところ、実施
例1と同様に、CMT薄膜上に厚さ0゜3μmのZnS
パッシベーション膜が形成されており、かつこのZnS
パッシベーション膜より下のCMT薄膜の組成比は、深
さ方向全体を通じて0.2と均一なものであった。
例1と同様に、CMT薄膜上に厚さ0゜3μmのZnS
パッシベーション膜が形成されており、かつこのZnS
パッシベーション膜より下のCMT薄膜の組成比は、深
さ方向全体を通じて0.2と均一なものであった。
比較例l
CdTe基板(結晶方位(111)面)上に、実施例1
におけるものと同様にしてCMT単結晶薄膜のみを成長
させた。得られたCMT単結晶薄膜を室温で1時間大気
中に放置した後、SIMSにより分析した。その結果、
第6図に示すように最表面にCd成分の析出が見られ、
目的の組成比となっていないことが明らかとなった。
におけるものと同様にしてCMT単結晶薄膜のみを成長
させた。得られたCMT単結晶薄膜を室温で1時間大気
中に放置した後、SIMSにより分析した。その結果、
第6図に示すように最表面にCd成分の析出が見られ、
目的の組成比となっていないことが明らかとなった。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明によれば、光感応性半導体の
形成後に、同一反応管内にて連続して、光励起による気
相成長によってパッシベーション処理を行なう、あるい
は光感応性半導体の形戊後6 に、光感応性半導体の形成を行なった反応管から別の反
応管へと大気に曝すことなく基板を移動し、当該別の反
応管で光励起による気相成長によってパッシベーション
処理を行なうものであるために、光感応性半導体を損傷
することなくかつ容易に、界面特性の劣化を良好に防止
するパッシベーション膜を形成することができるもので
あり、このようにして処理された光感応性半導体は、所
望の光感応性を有するとともに、その特性の極めて安定
なものとなる。
形成後に、同一反応管内にて連続して、光励起による気
相成長によってパッシベーション処理を行なう、あるい
は光感応性半導体の形戊後6 に、光感応性半導体の形成を行なった反応管から別の反
応管へと大気に曝すことなく基板を移動し、当該別の反
応管で光励起による気相成長によってパッシベーション
処理を行なうものであるために、光感応性半導体を損傷
することなくかつ容易に、界面特性の劣化を良好に防止
するパッシベーション膜を形成することができるもので
あり、このようにして処理された光感応性半導体は、所
望の光感応性を有するとともに、その特性の極めて安定
なものとなる。
第1図は本発明の第1の表面パッシベーション方法の一
態様を実施するために用いられる装置構成を示す模式図
、第2図はジメチル亜鉛およびジエチル亜鉛の紫外域に
おける吸収スペクトルを示す図、第3図はジメチル硫黄
およびジエチル硫黄の紫外域における吸収スペク)・ル
を示す図、第4図は本発明の第2の表面パッシベーショ
ン方法の一態様を実施するために用いられる装置構成を
示す模式図、第5図は本発明の実施例において作製7 した試料のSIMS分析結果を示す図であり、また第6
図は比較例において作製した試料のSIMS分析粘果を
示す図である。 1、 2. 18. 19・・・バブラー3.4,20
.21・・・恒温槽、 5、 6. 22. 23・・・原料供給量調整用マス
フローコントローラ、 7・・・希釈流量調整用マスフローコントローラ、8.
28・・・水平反応管、 9・・・水銀溜、10a・・
・水銀溜加熱用ヒータ、 10b・・・水銀溜冷却用パイプ、 11・・・水銀溜温度モニタ用熱電対、12・・・基板
装着用カーボンサセプタ、13・・・・・・基板、 1
4.34・・・基板加熱用ヒータ、15.34・・・基
板温度モニタ用熱電対、16・・・排気装置、17a・
・・管壁加熱用コイル、17a・・・管壁冷却用パイプ
、 24・・・ArFエキシマ−レーザー光源、25・・・
ミラー、26・・・レンズ、27・・・光導入用窓、
29.30・・・ゲートバルブ、8 31・・・試料搬送管。 特許出踊人 新日本製鐵株式會社
態様を実施するために用いられる装置構成を示す模式図
、第2図はジメチル亜鉛およびジエチル亜鉛の紫外域に
おける吸収スペクトルを示す図、第3図はジメチル硫黄
およびジエチル硫黄の紫外域における吸収スペク)・ル
を示す図、第4図は本発明の第2の表面パッシベーショ
ン方法の一態様を実施するために用いられる装置構成を
示す模式図、第5図は本発明の実施例において作製7 した試料のSIMS分析結果を示す図であり、また第6
図は比較例において作製した試料のSIMS分析粘果を
示す図である。 1、 2. 18. 19・・・バブラー3.4,20
.21・・・恒温槽、 5、 6. 22. 23・・・原料供給量調整用マス
フローコントローラ、 7・・・希釈流量調整用マスフローコントローラ、8.
28・・・水平反応管、 9・・・水銀溜、10a・・
・水銀溜加熱用ヒータ、 10b・・・水銀溜冷却用パイプ、 11・・・水銀溜温度モニタ用熱電対、12・・・基板
装着用カーボンサセプタ、13・・・・・・基板、 1
4.34・・・基板加熱用ヒータ、15.34・・・基
板温度モニタ用熱電対、16・・・排気装置、17a・
・・管壁加熱用コイル、17a・・・管壁冷却用パイプ
、 24・・・ArFエキシマ−レーザー光源、25・・・
ミラー、26・・・レンズ、27・・・光導入用窓、
29.30・・・ゲートバルブ、8 31・・・試料搬送管。 特許出踊人 新日本製鐵株式會社
Claims (6)
- (1)反応管内に1ないしそれ以上の有機金属をキャリ
アガスに伴送させて所定量づつ供給し、反応管内に設置
された基板近傍において前記有機金属を光または熱の作
用により分解し、前記基板上に光感応性半導体薄膜を成
長させた後に、 この反応管内に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物をキャ
リアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190〜30
0nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板自身に
照射することにより前記有機亜鉛化合物および有機硫黄
化合物を分解して、前記光感応性半導体薄膜上にZnS
パッシベーション薄膜を形成することを特徴とする半導
体デバイスの光励起パッシベーション方法。 - (2)反応管内に有機カドミウム化合物と有機テルル化
合物をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、一
方、反応管内に設置された水銀溜より反応管内に所定量
の水銀蒸気を発生させ、反応管内に設置された基板近傍
において前記有機金属を光または熱の作用により分解し
、前記基板上に所定の組成比を有するテルル化水銀カド
ミウム薄膜を成長させた後に、 この反応管内に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物をキャ
リアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190〜30
0nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板自身に
照射することにより前記有機亜鉛化合物および有機硫黄
化合物を分解して、テルル化水銀カドミウム薄膜上にZ
nSパッシベーション薄膜を連続的に形成するものであ
る請求項1に記載の半導体デバイスの光励起パッシベー
ション方法。 - (3)反応管内に1ないしそれ以上の有機金属をキャリ
アガスに伴送させて所定量づつ供給し、反応管内に設置
された基板近傍において前記有機金属を光または熱の作
用により分解し、前記基板上に光感応性半導体薄膜を成
長させた後に、 大気中に曝すことなく前記基板を他の反応管に移動させ
、当該他の反応管内に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物
をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190
〜300nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板
自身に照射することにより前記有機亜鉛化合物および有
機硫黄化合物を分解して、前記光感応性半導体薄膜上に
ZnSパッシベーション薄膜を形成することを特徴とす
る半導体デバイスの光励起パッシベーション方法。 - (4)反応管内に有機カドミウム化合物と有機テルル化
合物をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、一
方、反応管内に設置された水銀溜より反応管内に所定量
の水銀蒸気を発生させ、反応管内に設置された基板近傍
において前記有機金属を光または熱の作用により分解し
、前記基板上に所定の組成比を有するテルル化水銀カド
ミウム薄膜を成長させた後に、 大気中に曝すことなく前記基板を他の反応管に移動させ
、当該他の反応管内に有機亜鉛化合物と有機硫黄化合物
をキャリアガスに伴送させて所定量づつ供給し、190
〜300nmの波長を有する光を基板近傍あるいは基板
自身に照射することにより前記有機亜鉛化合物および有
機硫黄化合物を分解して、テルル化水銀カドミウム薄膜
上にZnSパッシベーション薄膜を連続的に形成するも
のである請求項3に記載の半導体デバイスの光励起パッ
シベーション方法。 - (5)有機亜鉛化合物および有機硫黄化合物を分解する
ために照射される190〜300nmの波長を有する光
が、ArFエキシマーレーザーである請求項1〜2のい
ずれかに記載の半導体デバイスの光励起パッシベーショ
ン方法。 - (6)1ないしそれ以上の有機金属を導入するため原料
ガス導入系に接続された光感応性半導体薄膜の気相成長
を行なう第1の反応管と、 有機亜鉛化合物および有機硫黄化合物を導入するための
原料ガス導入系に接続されたZnSパッシベーション膜
の形成を行なう第2の反応管とを、一端部において前記
第1の反応管の内部に気密に連通され、他端部において
前記第2の反応管の内部に気密に連通され、またそれぞ
れの接合部に各反応管内部との連通を遮断可能な流路閉
塞部材を備え、さらにその内部を真空ないしは不活性雰
囲気に保持し得る試料搬送用管路により接続し、該試料
搬送用管路と各反応管との気密な連通を損ねることなく
、該試料搬送用管路を通じて第1の反応管内の所望位置
に配された基板を第2の反応管内の所望位置に搬送する
試料搬送機構を設け、さらに、前記第2の反応管の内部
の所定位置に保持される基板ないしその近傍に、190
〜300nmの範囲のに波長を有する光を照射する光学
系を設けたことを特徴とする半導体デバイスの光励起パ
ッシベーション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7447489A JPH0372628A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 半導体デバイスの表面パッシベーション方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7447489A JPH0372628A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 半導体デバイスの表面パッシベーション方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0372628A true JPH0372628A (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=13548294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7447489A Pending JPH0372628A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 半導体デバイスの表面パッシベーション方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0372628A (ja) |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP7447489A patent/JPH0372628A/ja active Pending
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