JPH03237731A - 気相成長方法及び装置 - Google Patents

気相成長方法及び装置

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JPH03237731A
JPH03237731A JP3258290A JP3258290A JPH03237731A JP H03237731 A JPH03237731 A JP H03237731A JP 3258290 A JP3258290 A JP 3258290A JP 3258290 A JP3258290 A JP 3258290A JP H03237731 A JPH03237731 A JP H03237731A
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JP
Japan
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reaction tube
mercury
substrate
amalgam
light
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JP3258290A
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Satoshi Fujii
智 藤井
Yukihisa Fujita
恭久 藤田
Toshiyuki Terada
寺田 敏行
Toru Inai
徹 井内
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、気相成長方法および装置に関するもので、詳
しくは、有機金属気相成長法によって、水銀を含む化合
物の単結晶薄膜を形成する方法及び装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 有機金属熱分解気相成長法(Metal Organi
cChemical Vapor Depositio
n) :以下、、 MOCVD法と称する。)は、量産
性と結晶成長層の膜厚1組成比制御性を兼ね備えている
ことから、近年高性能半導体素子を作成するための重要
な技術となっている。
MOCVD法によるテルル化水銀カドミウム(Cd、 
Hg+−、Te :以下、CMTと称する。)薄膜成長
に関しては、例えば雑誌「ジャーナル・オブ・クリスタ
ル・グロウス」第55巻(1981年)、第107〜第
115頁(Journal of Crystal G
rowth、 Vol、55(1981)、 p107
−115)に開示されている。この技術においては、第
3図に示すように、薄膜成長は石英製の水平反応管60
内で常圧にて行なわれる。
原料としては、ジメチルカドミウム(MeよCd)、ジ
エチルテルル(Et、 Te)および金属水銀(Hg)
が用いられている。*機金属(−0)であるlie、 
CdおよびEt、 Teは、水素ガスをキャリアガスと
して1反応管60の一方の側端部に設けられた原料ガス
導入口61より反応管60内に導入される。また、 H
gは1反応管60の底部壁面上に載置された水銀溜62
より供給される0反応管60のさらに他方の測端部寄り
には、底部壁面上に流線形状を有するカーボンサセプタ
63が配置してあり、このカーボンサセプタ63上には
CdTe基板64が載置しである0反応管60内に導入
されたMO防ガス高周波コイル65によって加熱された
カーボンサセプタ63が配置してあり、このカーボンサ
セプタ63上にはCdTe基板64が載置しである0反
応管60内に導入されたMO防ガス高周波コイル65に
よって加熱されたカーボンサセプタ63近傍で熱分解し
、一方、水銀溜62よりはHg蒸気が供給されるため、
カーボンサセプタ63上におかれたCdTe基板64面
上にCMT結晶が成長する。典型的な基板温度は420
℃付近である。薄膜の組成比(X)は水銀溜62の温度
により制御され、その温度範囲は240℃から320℃
である。また、このように水銀溜62を加熱することに
より水銀蒸気を発生させるため1反応管60の管壁の温
度が低いと、水銀蒸気が該管壁に凝結してしまう、この
ようなことのないように反応管60の管壁は外部より抵
抗ヒータ66で加熱される。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように従来の装置においては、基板上で成長する
薄膜面内の組成比を均一なものとする場合、基板近傍で
のHg蒸気圧を所定の値に保つことが必要である。この
ため、反応管内における水銀蒸気圧を水銀溜の温度によ
って制御する場合、原料ガスが基板に到達する前にかか
る高温部(水銀溜1反応管の管壁)が存在することによ
り、熱分解温度が200℃以上と比較的低いMeヨCd
が途中で熱分解し、Hg蒸気と気相中で反応を起こした
りするという問題がある。
また、水銀は液体であると共に毒性を有するので、反応
管内に導入するために取扱上の工夫が必要である。さら
に、有機金属としての水銀は反応管内に導入するための
取扱いは容易であるが、非常に毒性が高いもので、使用
において注意を要する。
この発明はかかる問題を解決するためになされたもので
、毒性か少く、取扱いが容易な水銀源を用いることによ
り、水銀を含む化合物の単結晶薄膜を形成する方法及び
装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の気相成長方法
は反応管内に1ないしそれ以上の有機金属をキャリアガ
スに伴送させて所定量づつ連続的に供給し、さらに前記
反応管内に設置された水銀アマルガムもしくは水銀化合
物の薄片から反応管内に水銀蒸気を供給し、反応管内に
設置され所定温度に加熱された基板近傍において前記有
機金属を熱分解もしくは光分解して、前記基板上に水銀
を含む化合物の単結晶薄膜を成長させる方法であって、
前記アマルガムもしくは水銀化合物の薄片に一定の照射
時間で可視ないし赤外領域に波長を有する光を照射する
かもしくは、管壁より加熱することにより水銀蒸気を発
生させる方法もしくはアマルガムもしくは水銀化合物の
薄片に一定の照射時間で可視ないし赤外領域に波長を有
する光を照射するもしくは、管壁より加熱することによ
り水銀蒸気を発生させるものであり、これら方法を行う
ための装置である。
[作用] 本発明によれば、水銀上記の供給源が固体であるので、
薄板状にすることができ、反応管内のカスの流れを乱し
にくく、水銀の毒性の点でも取扱いが容易である。
また1例えば、金、銀、銅と水銀とのアマルガムを用い
た場合には、金、銀、銅共にHgに比して熱の伝導率が
高い(約50倍)ので、水銀に対しての熱の伝わり方か
早く、効率よく水銀蒸気を発生させることかできる。
[実施例] 以下、本発明を実施態様に基づきより詳細に説明する。
第1図は本発明の気相成長装置の一実施例であるCMT
系結晶気相戊長成長の構成を示す模式図である。
この気相成長装置において、原料となるMe2 Cdお
よびEt、 Teはそれぞれステンレス製のバブラー1
.2内にあり、それぞれ恒温槽3,4に納められている
。なお、Me2Cdに代えて、ジエチルカドミウム、ジ
プロピルカドくラム。ジブチルカドミウム、ジイソブチ
ルカドミウム、ジイソブチルカドミウムなどの他のアル
キリ化カドミウム等を、また、Et、 Teに代えて、
ジメチルテルル、ジイソプロピルテルル、ジターシャリ
ブチルテルルなどの他のアルキル化テルル、ジアリルテ
ルル、ジメチルアリルテルルなどのアルケニル化テルル
、あるいは2,5−ジハイドロテルロフェン等をそれぞ
れ原料として用いることも可能である。バブラー1.2
内は適当な蒸気圧で飽和状態にあり、その蒸気圧は恒温
槽3,4の温度で決定する。
水平反応管8内に導入される原料ガス量はバブラー1.
2へ送り込まれるH2ガス流量、すなわち、マスフロー
コントローラ(MFC) 5 、6と、これらのMOガ
スを稀釈するH2ガス流量、MFC7で決定する6例え
ば、MFC7を55L/win、恒温槽3,4の温度が
それぞれ30℃、40℃、またMFC5,6をそれぞれ
10mL/ min、 100m 41/sinと設定
すると、水平反応管8内のMe、 Cd、 Eta T
eの濃度は、それぞれ4X 10−’5oil / l
 、7X 10−’s。
1/lとなる。なお、 Me、 Cdバブラー1に送り
込むH2ガス流量としては1〜500tQ /5hin
、より好ましくは10〜100厘文/sin程度が、E
t、丁eバブラー2に送り込むH2ガス流量としては1
〜500m1 /sin 、より好ましくは1(1−1
00mi /sin程度が、また、稀釈H2ガス流量と
しては0.1〜20文/winより好ましくは0.5〜
5 Jl/win程度がそれぞれ適当である。上記した
恒温槽3,4の温度およびこれらのH2ガス流量が、示
された最適条件範囲より低いものであると、成長は可能
であるが成膜速度が遅く実用的ではなく、一方、最適条
件範囲より高いものであると原料歩留りが悪くなる上に
未反応の原料ガスが後述する排ガス処理系に多量に流れ
るためにメインテナンス上で問題となる。
これらの原料ガスが送り込まれる水平反応管8内には、
水銀アマルガムの薄片9が配置されており、そして、こ
の薄片9の直上に位置する反応管8の管壁には光導入の
ための窓lOが形成されている。この窓lOは、例えば
溶融石英ガラスなどのように適当な窓材によって構成さ
れている。
この窓lOからは、パルス光源11より放たれた可視な
いし赤外領域に波長を有する光ビームが光学系1例えば
ミラー12で屈折され、レンズ13、例えば焦点距離1
00mmのレンズで集光されて反応管8内の水銀アマル
ガムの薄片9に照射される。なお、この実施例において
は、光ビームが薄片9に対し垂直な方向から照射される
構成をとるが、薄片9に対し斜め方向から入射するよう
に照射される構成としてもよい、薄片9に照射される可
視ないし赤外領域に波長を有する光としては、水銀アマ
ルガムの表面を加熱し水銀蒸気を発生させることのでき
るものであれば、特に限定されるものではないが、例え
ば、断続光源として、1mJ〜IOJ 、より好ましく
は1sJ〜0.IJ程度のパルスエネルギーを有するも
のが望ましく、具体的にはYAGレーザ−、ルビーレー
ザー、ArレーザーCO2レーザ−、また高出力半導体
レーザーなどが好ましいものとして例示される。また、
これらの光は、一定の照射時間を有するものとされなけ
ればならないが1本実施例におけるごとく光源として瞬
時励起あるいはQスイッチングなどによりパルス光を発
するものを用いる装置構成以外に、連続光光源を用い、
この光源から発せられた光を、一定時間連続させるか、
あるいは何らかの方法でチョッピングすることにより一
定の照射時肌で断続させるような装置構成を取ることも
可能である。なお、1回の照射時間(パルス幅)として
はlns〜1s、より好ましくはIons 〜0.1 
s程度のものが望ましい。
本発明において1反応管8内における水銀の蒸気圧は水
銀アマルガムの薄片9に照射される一定照射時間で断続
する光の単位時間当りの照射回数、すなわち、パルス光
における繰返し周波数によって制御され、これによって
得られるCMT結晶の組成比(X)を所望のものとする
ことができる。
なお本発明において水銀アマルガムを加熱する光として
、可視ないし赤外領域に波長を有する光を用いるのは、
反応管8内に導入されるMe、 Cd、Et、 Teな
どのような原料ガスが紫外領域に吸収波長を有している
ために、このような紫外領域の光を照射してしまうと水
銀アマルガムの近傍において原料ガスが分解されてしま
うためである。
また、水銀の発生方法としては、水銀アマルガムの薄片
9の外周面にこの薄片9の加熱用ヒータ14で覆い、気
相成長反応時に必要な水銀蒸気を発生させることもでき
る。
この水平反応管8内において前記水銀アマルガムの薄片
9の設けられた部位より後方に位置する反応管8下部内
壁には、流線形状をなした基板設置用カーボンサセプタ
15が配置されており、この上には基板16が載置され
ている。基板16は、カーボンサセプタ15下部に取り
付けられた抵抗加熱ヒータ17で昇温され、基板16の
温度は、カーボンサセプタ15内に埋め込んだ熱電対1
8でモニタし、基板温度が50〜600℃の範囲の所定
の設定温度値で一定となるように制御される。なお基板
16としては、結晶方位(100)のCdTe基板を好
適なものの1つとして挙げることができるが、他の面方
位、例えば(111)面、さらに例えばGaAs、Si
、InSb、Ai t、o、1などのその他の基板材料
も用いられ得る。
さらに水平反応管8の内部において、10−’torr
〜1000 torrより好ましくは5torr〜76
0 torrの範囲内の所定の圧力で結晶成長が行なえ
るように、水平反応管8には、例えばロータリポンプと
この排気量を調整する自動コンダクタンスバルブよりな
る排気制御装置19が接続されている。さらに、水平反
応管8には、水平反応管B内を高真空排気するための例
えばターボ式ポンプよりなる高真空排気装置20と、反
応後の排ガスを処理するための排ガス装置21とか接続
されている。
第2図は本発明の気相成長装置の別の実施例であるCM
T系結晶光励起気相戊長成長の構成を示す模式図である
この光励起気相成長装置において、原料ガスの供給系は
、第1図に示した実施例におけるものと同様であり、M
e2 CdおよびEt2Teはそれぞれバブラー31.
32内にあり、それぞれ恒温槽33゜34に納められて
いる。また水平反応管38内に導入される原料ガス量は
バブラー31.32へ送り込まれるH2ガス流量を制御
するマスフローコントローラ(MFC)35.36とこ
れらのMOガスを稀釈するH2ガス流量を制御するMF
C37で決定する。
これらの原料ガスが送り込まれる水平反応管38内には
、第1図に示した実施例と同様にアマルガムの薄片39
が設置されている。この実施態様において、水銀アマル
ガムの薄片39の斜め上方に位置する反応管38の管壁
には、第1の光導入用窓40が形成されており、この第
1の光導入用窓40からは、第1光源41より放たれた
可視ないし赤外領域に波長を有する水銀加熱用の光ビー
ムが、例えばミラー42およびレンズ43からなる第1
の光学系によって屈折、集光されて反応管38内の水銀
アマルガムの薄片39内に照射される。なお、この実施
例における第1の光導入用窓40.第1光@41.ミラ
ー42およびレンズ43の具体的構成は、第1図に示し
た実施例における窓10、光源11.fiミラー1およ
びレンズ13とそれぞれほぼ同様のものである。また、
この実施例においても、水銀アマルガムの薄片39の外
周面管壁は水銀アマルガムの薄片加熱装置44て覆われ
ている。
この第2図に示す実施例において、基板設置用カーボン
サセプタ45は、水平反応管38内における前記水銀ア
マルガムの薄片39の設けられた部位のほぼ直上に位置
する反応管38上部内壁に下方を向けて取り付けられて
いる。このカーボンサセプタ45は、中央部の円盤状の
基板保持部45aとこの基板保持部45aを取り囲みカ
ーボンサセプタ45全体を流線形状のものとする枠部4
5bとからなり、この基板保持部45aの外周面と枠部
45bの内面との回転自在な当接部は、気密性が保たれ
ていることか望ましい。そして、この基板保持部45a
は、回転軸52によって水平反応管38外部に配置され
た回転モータ53に接続されている。なお、この回転軸
52が水平反応管38の管壁を貫通する部位において、
メカニカルシール等の気密手段が施されている。従って
、この基板保持部45a上に保持される基板46は、回
転モータ53の駆動によって、例えば100回/■in
以下、望ましくは1〜60回/winで面方向に回転さ
せられる。
なお、このように基板46を下方に向けて配置するのは
、水銀アマルガムの薄片9から発生する水銀蒸気の基板
46表面への流れを自然なものとし、より良好な結晶成
長を行なわせるためであり、また基板46を面方向に回
転させるのは、基板近傍におけるMOガスの濃度分布に
位置的な不均一が生じても、基板表面の各座標点を回転
により変位させ、面内における組成比のバラツキを低減
させるためである。
また、基板46は、カーボンサセプタ45の基板保持部
45aの下部に取り付けられた抵抗加熱ヒータ47で必
要に応じて昇温され、基板46の温度は、カーボンサセ
プタ45の基板保持部45a内に埋め込んだ熱電対48
でモニタし、基板温度が50〜600℃の範囲の所定の
設定温度値で一定となるように制御される。
この実施例の光励起気相反応装置においては、反応管3
8は、サセプタ45側方に位置する管壁に第2の光導入
用窓54を有する。この第2の光導入用窓54は、第1
の光導入用窓40と同様に1例えば溶融石英ガラスなど
のような適当な窓材によって構成されており、かつ窓内
側に反応ガスが付着しないよう第2の光導入用窓54に
向かってMFC55で流量決定されたH2ガスをブロー
できる構造となっている。この第2の導入用窓54から
は、第2光源56より放たれた紫外域に波長を有する光
ビームが第2光学系1例えばミラー57で屈折され、レ
ンズ58、例えば焦点距離200■のシリンドリカルレ
ンズで集光されて反応管38内に導入される。なお、こ
の実施例においては、基板46に対し平行な方向から基
板46の直下を通過するように照射される構成をとるが
、光ビームが基板46に対し垂直な方向から照射される
構成としても、あるいは基板46に対し斜め方向から入
射するように照射される構成としてもよい。
MO防ガス紫外域(190n■〜400nm)に特異な
吸収スペクトルを持ち、190n■〜400nmに波長
を有する光ビームの照射によって光分解するが、MO防
ガス光分解の容易さは、入射ビーム波長における吸収断
面積が目安となり、用いられるMO防ガス高い吸収ピー
クを示す波長の光を照射することにより効率のよい光分
解が可能となり、気相成長の低温化が図られる。従って
、ガスを分解するために用いられる紫外領域に波長を有
する光ビームとしては、分解しようとする原料ガスの組
合せに応じて最適なものが選択されるが、lle、 C
dおよびEL* Teの組合せにおいてはに、 Fエキ
シマレーザ(248nm)あるいはA、Fエキシマレー
ザ(193+v)が最適である。なお、エキシマレーザ
は高出力であり、かつレーザ媒質用ガスを交換すること
により190ns〜400n■の範囲においていくつか
の所定の発振波長を出すことができるために、原料ガス
分解用の光ビームとして好ましいものとして挙げること
かできる。
またこの第2図に示す実施例の気相反応yt!において
も、第1図に示す実施態様と同様に、水平反応管38に
は、排気系として排気制御装置49、高真空排気装M5
0および排ガス装gi51とが接続されている。なお、
このような構成の装置を用いて光励起によりCMT薄膜
の気相成長を行なう場合、水平反応管8内の圧力は、I
P3torr〜1000torr程度であり得るが、よ
り好ましくは100torr以下の減圧状態において行
なうことが、成長する薄膜の表面状態を改善する上で有
利である。
以上は、CM T (CdヨHg+ −11Te)の気
相成長を例にとり、本発明の気相成長方法および装置を
説明したが、本発明は、他の混晶系結晶1例えば。
Znx Hgt −X Te、 llnm Hgi −
x Te、 Mg* Hgt −* Te。
Cdz Zn、 Hgt −II−y Teなどのよう
な水銀を含む混晶系結晶の薄膜成長、あるいは、CdT
e/Hg丁e、ZnTe/HgTeのごとく、同様に水
銀を含む化合物結晶と水銀を含まない化合物結晶とを交
互に積層成長させる場合などにおいても同様に適用でき
、高い組成比制御性をもって薄膜結晶を得ることができ
、かつ反応系の切り換えも迅速かつ確実に行なうことが
できる。
以下、本発明を実際に行なった試験例によりさらに具体
的に説明する。
〈試験例−1〉 第1図に示すような装置を用い、CMT結晶成長実験を
行なった。
すなわち、水銀と銅のアマルガムの薄片に光を照射しな
いで、流量0.51/重inのH2ガスをキャリアーガ
スとして、水平反応管内に、Me、 Cd及びEt2T
eをそれぞれ10 ml/sin、 100tJL/w
in導入し、反応管圧力を1気圧にし、サセプタ温度を
400”Cになるように反応管壁温度を380℃にした
そして、所望の厚さのCMTが成長して、その組成比は
ほぼx=0.2となり、フーリエ赤外分光光度計(FT
IR)にて評価した。これによると、ガス流のゆらぎが
2〜3%程度で、従来の水銀溜による供給よりも5〜8
%の堆積層の均一性が向上した。
〈試験例−2〉 試験例−1に対して、薄日筒状の水銀と銅のアマルガム
に光を照射して行なった。サセプタ温度は150℃、 
 KrFエキシマレーザを15mJ/パルス500Hz
で照射し、流量0.SJl/winのH2ガスをキャリ
アガスとして圧力100 torrの水平反応管内に、
Me、 Cdを5tlL/sin、 Et、 Teを1
00mjl/s+in導入した。
従来は管壁温度が150℃以上でないと、所望のCMT
の成長がなかった( x = 0.2とならなかった)
が、この試験例−2により、80〜IOΩ℃でもCMT
の成長が可能(x = 0.2)となった。
また、水銀アマルガムの熱伝導率の向上による水銀蒸気
圧発生量の増大する効果も大きい。
〈試験例−3〉 この試験例は光を照射して、試験例−1における水銀と
銅のアマルガムに代えて水銀と銀のアマルガムで行なっ
てみたか、試験例−1におけると同様の効果を得ること
ができた。
(試験例−4〉 この試験例は光を照射して、試験例−1における水銀と
銅のアマルガムに代えて水銀化合物であるHgTeで行
ってみたか、試験例−1におけると同様の効果を得るこ
とができた。
[発明の効果] 以上説明したとおり、本発明によれば反応管内のガスの
流れを、水銀の蒸気圧によって乱すことも少く、水銀の
毒性の点でも、取扱いが容易であり、また、水銀に比し
て熱伝導率の高い金、銀。
銅とのアマルガムの薄片を用いるならば、水銀蒸気の発
生はさらに効率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の気相成長装置の一実施例であるCMT
系結高結晶気相成長装置成を示す模式図、第2図は本発
明の気相成長装置の別の実施例であるCMT系結高結晶
光励起気相成長装置成を示す模式図、第3図は従来の気
相成長装置の一例の構成を示す模式図である。 図中、 1、2.31.32:バブラー 3、4.33.34:恒温槽 5、6.35. :16:原料供給量調整用マス7トコ
ントa−ラフ、37:  f4釈流量調整用マスフロー
コントローラ8、38 :水平反応管 9、39 +水銀アマルガムの薄片 10:光導入用窓 ll:パルス光源 12.42  :ミラー 13.43 :レンズ 14.44 :水銀アマルガムの薄片加熱ヒータ15.
45 +基板装着用カーボンサセプタ16.46 :基
板 17.47 :基板加熱用ヒータ 18.48 :基板温度モニタ用熱電対19.49 :
排気装置 20.50 :高真空排気装置 21.51  +排ガス処理装置 40:第1の光導入用窓 41:第1光源 45a:サセプタの基板保持部 45b=サセプタ枠部 52:回転軸 53:回転モータ 54:第2の光導入用窓 55:第2の光導入用窓ブローガス流量調整用マスフロ
ーコントローラ :第2光源 6

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応管内に1ないしそれ以上の有機金属をキャリ
    アガスに伴送させて所定量づつ連続的に供給し、さらに
    前記反応管内に設置されたアマルガムもしくは水銀化合
    物の薄片から反応管内に水銀蒸気を供給し、反応管内に
    設置され所定温度に加熱された基板近傍において前記有
    機金属を熱分解して、前記基板上に水銀を含む化合物の
    単結晶薄膜を成長させる方法であって、前記アマルガム
    もしくは水銀化合物の薄片に一定の照射時間で可視ない
    し赤外領域に波長を有する光を照射することにより水銀
    蒸気を発生させるか、または前記アマルガムもしくは水
    銀化合物を加熱することにより水銀蒸気を発生させるこ
    とを特徴とする気相成長方法。
  2. (2)反応管内に1ないしそれ以上の有機金属をキャリ
    アガスに伴走させて所定量づつ連続的に供給し、さらに
    前記反応管内に設置されたアマルガムもしくは水銀化合
    物の薄片から反応管内に水銀蒸気を供給し、反応管内に
    設置された基板ないしその近傍に紫外領域に波長を有す
    る光を照射して前記有機金属を光分解して、前記基板上
    に水銀を含む化合物の単結晶薄膜成長させる方法であっ
    て、前記アマルガムもしくは水銀化合物の薄片に一定の
    照射時間で可視ないし赤外領域に波長を有する光を照射
    することにより水銀蒸気を発生させるか、または前記ア
    マルガムもしくは水銀化合物を加熱することにより水銀
    蒸気を発生させることを特徴とする気相成長方法。
  3. (3)反応管内にアマルガムもしくは水銀化合物の薄片
    と基板設置用サセプタが設置され、かつこの反応管に該
    反応管内へ有機金属を導入するための原料ガス導入系と
    該反応管内の排気を行なう排気系が接続されており、前
    記反応管全体を加熱する加熱装置、及び前記サセプタ上
    に保持される基板の温度を所定温度に制御する加熱装置
    を有する気相成長装置であって、前記反応管の管壁には
    光導入部が設けられており、またこの光導入部を通して
    前記アマルガムもしくは水銀化合物の薄片に一定の照射
    時間で可視ないし赤外領域に波長を有する光を照射する
    光学系を有することを特徴とする気相成長装置。
  4. (4)反応管内にアマルガムもしくは水銀化合物の薄片
    と基板設置用サセプタが設置され、かつこの反応管に有
    機金属を導入するための原料ガス導入系と該反応管内の
    排気を行なう排気系が接続されており、前記反応管全体
    を加熱する加熱装置及び前記サセプタ上に保持される基
    板の温度を所定温度に制御する加熱装置を有し、さらに
    この反応管の管壁に光導入部を設け、この光導入部を通
    じて前記基板設置用サセプタ上に保持される基板ないし
    その近傍に紫外領域に波長を有する光を照射する光学系
    を設けた気相成長装置であって、前記反応管の管壁には
    さらに別の光導入部が設けられており、またこの別の光
    導入部を通じて前記アマルガムもしくは水銀化合物の薄
    片に一定の照射時間で可視ないし赤外領域に波長を有す
    る光を照射する光学系を有することを特徴とする気相成
    長装置。
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