JPH0373452B2 - - Google Patents
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- JPH0373452B2 JPH0373452B2 JP58089988A JP8998883A JPH0373452B2 JP H0373452 B2 JPH0373452 B2 JP H0373452B2 JP 58089988 A JP58089988 A JP 58089988A JP 8998883 A JP8998883 A JP 8998883A JP H0373452 B2 JPH0373452 B2 JP H0373452B2
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- JP
- Japan
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- molecular weight
- ultra
- high molecular
- weight polyethylene
- melting point
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C55/00—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
- B29C55/02—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets
- B29C55/18—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets by squeezing between surfaces, e.g. rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2023/00—Use of polyalkenes or derivatives thereof as moulding material
- B29K2023/04—Polymers of ethylene
- B29K2023/06—PE, i.e. polyethylene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2323/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
- C08J2323/02—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment
- C08J2323/04—Homopolymers or copolymers of ethene
- C08J2323/06—Polyethene
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明は、超高分子量ポリエチレンフイルムの
製造方法に関する。 超高分子量ポリエチレンは汎用のポリエチレン
に比べ、耐衝撃性、耐摩耗性、耐薬品性、引張強
度等に優れており、エンジニアリングプラスチツ
クとしその用途が拡がりつつある。しかしながら
汎用のポリエチレンに比較して溶融粘度が極めて
高く流動性が悪いため、従来の押出成形や射出成
形によつて成形することは非常に難しく、その殆
どは圧縮成形によつて成形されており、一部ロツ
ド等が極く低速で押出成形されているのが現状で
あつた。 また、超高分子量ポリエチレンフイルムの製造
方法としては、超高分子量ポリエチレンの粉末を
焼結した後、ポリエチレンの融点以上の温度に加
熱して、2枚のベルト間で加熱、圧着、冷却して
フイルムを製造する方法(特公昭48−11576号公
報)、あるいは焼結した超高分子量ポリエチレン
シートを二次転移点以上ないし融点未満の温度範
囲で加圧ロールで配向させる方法(特開昭53−
45376号公報)等が提案されている。しかしなが
ら前記方法では良好な外観のフイルムは製造され
るものの、更に薄いフイルムを成形するには、超
高分子量ポリエチレンの溶融粘度が極端に大きい
ので不向きである。また後者の方法においても超
高分子量ポリエチレンは融点未満の温度では更に
粘度が大きいので、たとえ加圧ロールで圧延して
も薄いフイルムは得られないという欠点を有して
いた。薄いフイルムを成形する方法としては、延
伸する方法が考えられるが、超高分子量ポリエチ
レンは分子量が非常に大きいので、単独では全く
延伸することはできない。また加圧ロールでの圧
延時に融点以上の温度に加熱することも考えられ
るが、通常結晶性ポリオレフインは融点以上に加
熱されると粘着性が増すとともに粘度が低下して
ロール圧延等が困難となる傾向にあり、事実超高
分子量ポリエチレンにおいても前述の特開昭53−
45376号公報にも融点以上では加圧ロールに溶融
樹脂が粘着し、良好な外観のフイルムが得られな
いことが指摘されている。 かかる状況に鑑み、本発明者らは、超高分子量
ポリエチレンの薄いフイルムを得る方法を開発す
べく種々検討した結果、超高分子量ポリエチレン
のシートを加圧ロールで圧延する際に、加圧ロー
ルの温度を融点以上のある一定の範囲に定め、且
つ張力をかけて引取ることにより、薄く且つ透明
性に優れた超高分子量ポリエチレンフイルムが得
られることが分かり、本発明に到達した。 すなわち本発明は、少なくとも極限粘度〔η〕
が5.0dl/g以上の超高分子量ポリエチレンのシ
ートを、融点以上ないし融点+15℃未満の温度で
ロールで圧延しながら張力をかけて引取ることを
特徴とする超高分子量ポリエチレンフイルムの製
造方法を提供するものである。 本発明の方法に用いる超高分子量ポリエチレン
は、デリカン溶媒135℃における極限粘度〔η〕
が5.0dl/g以上、好ましくは15ないし30dl/g
の範囲のものである。〔η〕が5.0dl/g未満のも
のは、溶融張力が小さく、融点以上の温度で圧延
しながら張力をかけて引取る際に、フイルムが破
断し、成形性に劣る。一方〔η〕の上限はとくに
限定はされないが、30dl/gを越えるものは溶融
粘度が高く、圧延しても薄いフイルム(例えば
50μ以下)が得られない場合がある。かかる超高
分子量ポリエチレンは、エチレンあるいはエチレ
ンと少量の他のα−オレフイン、例えばプロピレ
ン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1
−ヘキセン等とを所謂チーグラー重合により重合
することにより得られるポリエチレンの中で、は
るかに分子量が高い範疇のものである。 本発明における超高分子量ポリエチレンの融点
は、ASTMD3417により、示差走査型熱量計
(DSC)により測定した値である。 前記超高分子量ポリエチレンを用いてシートを
製造する方法としては、種々公知の方法、例えば
本出願人によつて提案された特公昭48−11576号
公報に示される超高分子量ポリエチレン粉末を多
孔質板状体とした後、2枚のベルト間に挾み、加
熱、圧着、冷却することによつてシート等を製造
する方法、あるいは単に熱により固めて多孔質板
状体シートにする方法、もしくは圧縮成形により
シートを製造する方法等が挙げられるが、連続し
て均一なシートが得られる点で特公昭48−11576
号公報による方法が好ましい。 本発明の方法は、前記超高分子量ポリエチレン
のシートを、融点以上ないし融点+15℃未満の温
度でロールで圧延しながら張力をかけて引取るこ
とにより超高分子量ポリエチレンフイルムを製造
する方法である。 シートが圧延される前に、予め60ないし融点+
15℃の範囲にシートを加熱しておくと、ロールの
圧延が容易になるので好ましい。シートの予熱
は、オーブン、加熱ロール、遠赤外ヒーター等に
より行い得る。 ロールでの圧延温度が融点未満では薄いフイル
ムが得られず、また透明性も多少劣る傾向にあ
る。一方圧延温度が融点+15℃以上になるとフイ
ルムが白化する。 圧延温度は前述の如く、融点以上ないし融点+
15℃未満の範囲にすべきであるが、圧延温度はロ
ール温度を前述の範囲に設定することにより制御
できる。 本発明の方法は、ロール圧延時に、更に張力を
かけることが必須要件であるが、張力をかけるに
は、具体的には例えば圧延ロールの後に引取りロ
ールを設置し、圧延ロールと引取りロールの周速
度の比を、溶融したフイルムが溶融弾性により収
縮するので、通常1:0.5以上、好ましくは1:
0.8以上、更に好ましくは1:1以上にすること
により行い得る。 また引取りロールで引取る際の周速度比は0.5
以上であればとくに限定はされないが、大きくな
り過ぎると溶融状態にあるフイルムが延伸破断す
る虞れがあるので、大凡1ないし2の範囲にする
ことが好ましい。また引取りロールは圧延ロール
で溶融されたフイルムを冷却する目的もあるので
通常、常温ないし120℃に冷却されている。 本発明の方法に用いる超高分子量ポリエチレン
には、耐熱安定剤、耐候安定剤、滑剤、アンチブ
ロツキング剤、スリツプ剤、顔料、染料、無機充
填剤等の通常ポリオレフインに添加して使用され
る各種添加剤を本発明の目的を損わない範囲で配
合しておいてもよい。 本発明の方法により得られる超高分子量ポリエ
チレンフイルムの厚さは、用途に応じて適宜選択
され得るが、通常10ないし500μ、好ましくは50
ないし200μの範囲である。又、該フイルムは単
独で用いてもよいし、片面もしくは両面をコロナ
放電処理等を行い、更に必要に応じてアンカー処
理を行い、他の樹脂、もしくは紙、セロフアン、
アルミニウム箔と積層して用いてもよい。 本発明の方法により得られる超高分子量ポリエ
チレンフイルムは従来の方法により得られるフイ
ルムに比べ薄く、また無機充填剤等を添加しない
場合には、透明性にも優れているので、スライデ
イングテープ、スラストワツシヤー、すべりシー
ト、ガイド、スキーの裏張り、ホツパー及びシユ
ートのライニング、ドクターナイフ、カセツトテ
ープライナーあるいは耐極低温性袋等の用途に好
適である。 次に実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説
明する。 実施例 1 極限粘度〔η〕が17dl/g及び融点が137℃の
超高分子量ポリエチレン(商品名ハイゼツクス
ミリオン240M三井石油化学工業(株)製)を用いて
圧縮成形によりブロツクを成形し、それをスライ
スして、幅100mm×厚さ1.0mmのシートを得た。次
いで該シートを遠赤外線ヒーターで約140℃に予
熱した後、145℃に加熱した圧延ロールで37cm/
minの速度で圧延しながら、80℃に加熱した引取
りロールで40cm/minの速度で引取り、幅92mm×
厚さ180μのフイルムを得た。次いで該フイルム
の評価を以下の方法で行つた。 引張試験:JISK6781に準拠し、引張方向
(MD)と横方向(TD)の二方向の測定を行
つた。但し、引張速さは200mm/minとした。 動摩擦係数(μk):ASTMD1894に準拠。但し
荷重を980gとした。 霞み度:ASTMD1003に準拠。 結果を第1表に示す。 比較例 1 実施例1の成形方法において、圧延ロールの温
度を100℃とする以外は実施例1と同様に行つた。
結果を第1表に示す。尚、得られたフイルムは幅
96mm×厚さ360μであつた。 比較例 2 実施例1の成形方法において、圧延ロールの温
度を120℃とする以外は実施例1と同様に行つた。
結果を第1表に示す。尚、得られたフイルムは幅
94mm×厚さ260μであつた。
製造方法に関する。 超高分子量ポリエチレンは汎用のポリエチレン
に比べ、耐衝撃性、耐摩耗性、耐薬品性、引張強
度等に優れており、エンジニアリングプラスチツ
クとしその用途が拡がりつつある。しかしながら
汎用のポリエチレンに比較して溶融粘度が極めて
高く流動性が悪いため、従来の押出成形や射出成
形によつて成形することは非常に難しく、その殆
どは圧縮成形によつて成形されており、一部ロツ
ド等が極く低速で押出成形されているのが現状で
あつた。 また、超高分子量ポリエチレンフイルムの製造
方法としては、超高分子量ポリエチレンの粉末を
焼結した後、ポリエチレンの融点以上の温度に加
熱して、2枚のベルト間で加熱、圧着、冷却して
フイルムを製造する方法(特公昭48−11576号公
報)、あるいは焼結した超高分子量ポリエチレン
シートを二次転移点以上ないし融点未満の温度範
囲で加圧ロールで配向させる方法(特開昭53−
45376号公報)等が提案されている。しかしなが
ら前記方法では良好な外観のフイルムは製造され
るものの、更に薄いフイルムを成形するには、超
高分子量ポリエチレンの溶融粘度が極端に大きい
ので不向きである。また後者の方法においても超
高分子量ポリエチレンは融点未満の温度では更に
粘度が大きいので、たとえ加圧ロールで圧延して
も薄いフイルムは得られないという欠点を有して
いた。薄いフイルムを成形する方法としては、延
伸する方法が考えられるが、超高分子量ポリエチ
レンは分子量が非常に大きいので、単独では全く
延伸することはできない。また加圧ロールでの圧
延時に融点以上の温度に加熱することも考えられ
るが、通常結晶性ポリオレフインは融点以上に加
熱されると粘着性が増すとともに粘度が低下して
ロール圧延等が困難となる傾向にあり、事実超高
分子量ポリエチレンにおいても前述の特開昭53−
45376号公報にも融点以上では加圧ロールに溶融
樹脂が粘着し、良好な外観のフイルムが得られな
いことが指摘されている。 かかる状況に鑑み、本発明者らは、超高分子量
ポリエチレンの薄いフイルムを得る方法を開発す
べく種々検討した結果、超高分子量ポリエチレン
のシートを加圧ロールで圧延する際に、加圧ロー
ルの温度を融点以上のある一定の範囲に定め、且
つ張力をかけて引取ることにより、薄く且つ透明
性に優れた超高分子量ポリエチレンフイルムが得
られることが分かり、本発明に到達した。 すなわち本発明は、少なくとも極限粘度〔η〕
が5.0dl/g以上の超高分子量ポリエチレンのシ
ートを、融点以上ないし融点+15℃未満の温度で
ロールで圧延しながら張力をかけて引取ることを
特徴とする超高分子量ポリエチレンフイルムの製
造方法を提供するものである。 本発明の方法に用いる超高分子量ポリエチレン
は、デリカン溶媒135℃における極限粘度〔η〕
が5.0dl/g以上、好ましくは15ないし30dl/g
の範囲のものである。〔η〕が5.0dl/g未満のも
のは、溶融張力が小さく、融点以上の温度で圧延
しながら張力をかけて引取る際に、フイルムが破
断し、成形性に劣る。一方〔η〕の上限はとくに
限定はされないが、30dl/gを越えるものは溶融
粘度が高く、圧延しても薄いフイルム(例えば
50μ以下)が得られない場合がある。かかる超高
分子量ポリエチレンは、エチレンあるいはエチレ
ンと少量の他のα−オレフイン、例えばプロピレ
ン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1
−ヘキセン等とを所謂チーグラー重合により重合
することにより得られるポリエチレンの中で、は
るかに分子量が高い範疇のものである。 本発明における超高分子量ポリエチレンの融点
は、ASTMD3417により、示差走査型熱量計
(DSC)により測定した値である。 前記超高分子量ポリエチレンを用いてシートを
製造する方法としては、種々公知の方法、例えば
本出願人によつて提案された特公昭48−11576号
公報に示される超高分子量ポリエチレン粉末を多
孔質板状体とした後、2枚のベルト間に挾み、加
熱、圧着、冷却することによつてシート等を製造
する方法、あるいは単に熱により固めて多孔質板
状体シートにする方法、もしくは圧縮成形により
シートを製造する方法等が挙げられるが、連続し
て均一なシートが得られる点で特公昭48−11576
号公報による方法が好ましい。 本発明の方法は、前記超高分子量ポリエチレン
のシートを、融点以上ないし融点+15℃未満の温
度でロールで圧延しながら張力をかけて引取るこ
とにより超高分子量ポリエチレンフイルムを製造
する方法である。 シートが圧延される前に、予め60ないし融点+
15℃の範囲にシートを加熱しておくと、ロールの
圧延が容易になるので好ましい。シートの予熱
は、オーブン、加熱ロール、遠赤外ヒーター等に
より行い得る。 ロールでの圧延温度が融点未満では薄いフイル
ムが得られず、また透明性も多少劣る傾向にあ
る。一方圧延温度が融点+15℃以上になるとフイ
ルムが白化する。 圧延温度は前述の如く、融点以上ないし融点+
15℃未満の範囲にすべきであるが、圧延温度はロ
ール温度を前述の範囲に設定することにより制御
できる。 本発明の方法は、ロール圧延時に、更に張力を
かけることが必須要件であるが、張力をかけるに
は、具体的には例えば圧延ロールの後に引取りロ
ールを設置し、圧延ロールと引取りロールの周速
度の比を、溶融したフイルムが溶融弾性により収
縮するので、通常1:0.5以上、好ましくは1:
0.8以上、更に好ましくは1:1以上にすること
により行い得る。 また引取りロールで引取る際の周速度比は0.5
以上であればとくに限定はされないが、大きくな
り過ぎると溶融状態にあるフイルムが延伸破断す
る虞れがあるので、大凡1ないし2の範囲にする
ことが好ましい。また引取りロールは圧延ロール
で溶融されたフイルムを冷却する目的もあるので
通常、常温ないし120℃に冷却されている。 本発明の方法に用いる超高分子量ポリエチレン
には、耐熱安定剤、耐候安定剤、滑剤、アンチブ
ロツキング剤、スリツプ剤、顔料、染料、無機充
填剤等の通常ポリオレフインに添加して使用され
る各種添加剤を本発明の目的を損わない範囲で配
合しておいてもよい。 本発明の方法により得られる超高分子量ポリエ
チレンフイルムの厚さは、用途に応じて適宜選択
され得るが、通常10ないし500μ、好ましくは50
ないし200μの範囲である。又、該フイルムは単
独で用いてもよいし、片面もしくは両面をコロナ
放電処理等を行い、更に必要に応じてアンカー処
理を行い、他の樹脂、もしくは紙、セロフアン、
アルミニウム箔と積層して用いてもよい。 本発明の方法により得られる超高分子量ポリエ
チレンフイルムは従来の方法により得られるフイ
ルムに比べ薄く、また無機充填剤等を添加しない
場合には、透明性にも優れているので、スライデ
イングテープ、スラストワツシヤー、すべりシー
ト、ガイド、スキーの裏張り、ホツパー及びシユ
ートのライニング、ドクターナイフ、カセツトテ
ープライナーあるいは耐極低温性袋等の用途に好
適である。 次に実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説
明する。 実施例 1 極限粘度〔η〕が17dl/g及び融点が137℃の
超高分子量ポリエチレン(商品名ハイゼツクス
ミリオン240M三井石油化学工業(株)製)を用いて
圧縮成形によりブロツクを成形し、それをスライ
スして、幅100mm×厚さ1.0mmのシートを得た。次
いで該シートを遠赤外線ヒーターで約140℃に予
熱した後、145℃に加熱した圧延ロールで37cm/
minの速度で圧延しながら、80℃に加熱した引取
りロールで40cm/minの速度で引取り、幅92mm×
厚さ180μのフイルムを得た。次いで該フイルム
の評価を以下の方法で行つた。 引張試験:JISK6781に準拠し、引張方向
(MD)と横方向(TD)の二方向の測定を行
つた。但し、引張速さは200mm/minとした。 動摩擦係数(μk):ASTMD1894に準拠。但し
荷重を980gとした。 霞み度:ASTMD1003に準拠。 結果を第1表に示す。 比較例 1 実施例1の成形方法において、圧延ロールの温
度を100℃とする以外は実施例1と同様に行つた。
結果を第1表に示す。尚、得られたフイルムは幅
96mm×厚さ360μであつた。 比較例 2 実施例1の成形方法において、圧延ロールの温
度を120℃とする以外は実施例1と同様に行つた。
結果を第1表に示す。尚、得られたフイルムは幅
94mm×厚さ260μであつた。
【表】
圧延フイルム断面積
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも極限粘度〔η〕が5.0dl/g以上
の超高分子量ポリエチレンのシートを、融点以上
ないし融点+15℃未満の温度でロールで圧延しな
がら張力をかけて引取ることを特徴とする超高分
子量ポリエチレンフイルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8998883A JPS59215826A (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | 超高分子量ポリエチレンフイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8998883A JPS59215826A (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | 超高分子量ポリエチレンフイルムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59215826A JPS59215826A (ja) | 1984-12-05 |
| JPH0373452B2 true JPH0373452B2 (ja) | 1991-11-21 |
Family
ID=13986018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8998883A Granted JPS59215826A (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | 超高分子量ポリエチレンフイルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59215826A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59220329A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-11 | Agency Of Ind Science & Technol | 超高分子量ポリエチレンシ−トの製造方法 |
| JPS6015120A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-25 | Agency Of Ind Science & Technol | 結晶性高分子シ−トの製造方法 |
| US5171815A (en) * | 1986-10-22 | 1992-12-15 | University Of Pittsburgh | Method for producing doubly oriented polymers |
| US5049347A (en) * | 1988-11-22 | 1991-09-17 | The University Of Pittsburgh | Method for producing doubly oriented polymers |
| JP4749574B2 (ja) * | 2001-03-14 | 2011-08-17 | 住友化学株式会社 | 樹脂製フィルム状物の製造方法 |
| JP4749576B2 (ja) * | 2001-03-14 | 2011-08-17 | 住友化学株式会社 | 樹脂製フィルム状物の製造方法 |
| JP4749575B2 (ja) * | 2001-03-14 | 2011-08-17 | 住友化学株式会社 | 樹脂製フィルム状物の製造方法 |
| JP5302534B2 (ja) * | 2007-12-21 | 2013-10-02 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 超高分子量ポリオレフィン製シート及びその製造方法 |
| JP6044309B2 (ja) * | 2012-12-07 | 2016-12-14 | 東洋紡株式会社 | ポリエチレンテープ、ポリエチレンスプリットヤーン及びそれらの製造方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS525874A (en) * | 1975-07-02 | 1977-01-17 | Nippon Petrochemicals Co Ltd | Manufacturing of rolled sheet or film of thermoplastic resin |
| JPS526314A (en) * | 1975-07-07 | 1977-01-18 | Nisshin Steel Co Ltd | Method of loading steel making materials into charging chute for conve rters |
| JPS5318553A (en) * | 1976-08-04 | 1978-02-20 | Agency Of Ind Science & Technol | Oxidation of tetralin |
| JPS6053690B2 (ja) * | 1981-11-24 | 1985-11-27 | 工業技術院長 | 超高分子量ポリエチレンの高弾性率シ−トの製造方法 |
-
1983
- 1983-05-24 JP JP8998883A patent/JPS59215826A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59215826A (ja) | 1984-12-05 |
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|---|---|---|
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