JPH0373608B2 - - Google Patents

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JPH0373608B2
JPH0373608B2 JP17073785A JP17073785A JPH0373608B2 JP H0373608 B2 JPH0373608 B2 JP H0373608B2 JP 17073785 A JP17073785 A JP 17073785A JP 17073785 A JP17073785 A JP 17073785A JP H0373608 B2 JPH0373608 B2 JP H0373608B2
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selenium
scrap alloy
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recovering
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JP17073785A
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Kyotoki Uehara
Nobuo Iwasaki
Shigeto Inoe
Itsuji Akashi
Tomoyuki Deguchi
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Shinko Chemical Co Ltd
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Shinko Chemical Co Ltd
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00—Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20—Recycling

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔利用される技術分野〕 この発明は乾式複写機に用いられる感光体成形
時に目的の生成物から逸脱した特性をもつ不良生
成物、蒸着残留物又は使用済乾式複写機の感光体
ドラムから剥離されたセレン、砒素を主として含
有するスクラツプ合金からセレン、砒素などの有
価物を分離回収する方法に関するものである。
〔従来技術及び問題点〕
従来より知られている技術としては特開昭59−
35006号公報が知られており、この方法はスクラ
ツプ合金に濃硝酸を加えて加熱溶解後、蒸発乾固
を行い、金属酸化物を得る方法で濃硝酸を用いて
加熱溶解を行うため、設備の腐蝕が甚々しく、し
かもこの気化ガスは作業場内外に流出するおそれ
があり、作業環境を良好に保持し難い問題点が残
る。
また特公昭53−37294号公報においてスクラツ
プセレン−砒素合金を20〜25%アルカリ金属水酸
化物溶液に溶解し、次に酸を加え溶液のPHを2以
下にし、セレン−砒素含有物質を沈澱させること
によつて純度の高いセレン含有物質の沈澱を生成
させることが知られているが、この方法はセレン
砒素合金として回収するものであり、また回収操
作時に他の不純物が混入するおそれがある。
また一定の組成物の合金しか得られない。
〔解決しようとする問題点〕
この発明は前述の先行技術のように設備の腐蝕
や、作業環境の悪化を最少限におさえ、かつ、2
種以上の有価物を分離しながら回収することを目
的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この出願の第1番目の発明はスクラツプ合金の
破砕物をアルカリ金属水酸化物溶液に溶解し、そ
の溶液を酸化することにより、このスクラツプ合
金中に含まれる元素のうち、少なくとも一種の金
属元素を金属として捕集回収し、残余の金属元素
と分離させることを特徴とするスクラツプ合金か
ら有価物を回収する方法である。
また他の発明はセレンと砒素が重量比10%以下
を含有するスクラツプ合金の破砕物をアルカリ金
属酸化物溶液に溶解し、この溶液を酸化すること
により金属セレンを回収し、砒素から分離させこ
の回収に際し発生する液を強酸性化し、これを
還元することによりこの液から金属セレンを再
回収することを特徴とするスクラツプ合金から有
価物を回収する方法である。
また他の発明はセレンと砒素を含有するスクラ
ツプ合金の破砕物をアルカリ金属酸化物溶液に溶
解し、この溶液を酸化することにより金属セレン
を回収し砒素より分離させ、この際発生する液
を強酸性化しこれを還元することによつてこの
液より金属セレンを再回収し、この金属セレンを
再回収した残余の液に硫化物を添加しこの液
中に雑存する砒素を硫化砒素として回収すること
を特徴とするスクラツプ合金から有価物を回収す
る方法である。
また他の発明はスクラツプ合金の破砕物をアル
カリ金属水酸化物溶液に溶解し、その溶液を酸化
することにより、スクラツプ合金中に含まれる元
素のうち少なくとも一つの金属元素を金属として
残余の金属元素と分離して回収し、この回収時に
発生する液を酸で中和し、前記分離した金属元
素と同種の金属元素を結晶質として析出させ、こ
の結晶質の金属元素を回収することを特徴とする
スクラツプ合金から有価物を回収する方法であ
る。
また他の発明は砒素10乃至40重量%とセレンを
含有するスクラツプ合金の破砕物をアルカリ金属
水酸化物溶液に溶解し、この溶液を酸化すること
により金属セレンを回収し砒素から分離し、この
回収時に発生する液を中和し液中に赤色セレ
ンを析出させ、これを回収した後、この赤色セレ
ンを析出回収した残余の液を強酸性化し、これ
に硫化剤を添加することにより液中に残存して
いる砒素を硫化砒素として回収することを特徴と
するスクラツプ合金から有価物を回収する方法で
ある。
今この発明を更に具体的に説明する。
先づ、第1番目の特定発明(特許請求の範囲第
1項)としては、他の4つの発明にそつくりその
まゝ含まれるものであり、 アルカリ金属水酸化物としては水酸化ナトリウ
ム溶液を用いる。またスクラツプ合金としては、
セレン−砒素合金スクラツプを用いるものでその
合金中砒素は40重量%以下、残余の殆んどがセレ
ンとしてある。
次に前記溶液の酸化剤としては、空気、酸素、
オゾンのうちの任意の一種に不活性ガスを混合し
たガス体をゆつくり前記溶液中に吹き込んで行
う。若しくは、空気、酸素、オゾンのうちの任意
の一種に不活性ガスを混合した雰囲気において、
過酸化水素、次亜塩素酸ナトリウムなどの酸化剤
を用いて、酸化反応を行う。また酸化反応温度は
大気圧で5乃至70℃好ましくは20乃至40℃の範囲
若くはオートクレーブ中で加圧下において行う。
而して過して金属セレンと液に分離する。
第2番目の発明(特許請求の範囲第8項) 第1番目の発明のスクラツプ合金と同一のセレ
ン−砒素合金スクラツプであつて、これを出発物
として用い、第1番目の発明を第1工程とし、第
1番目発明により金属セレンを回収した残りの若
干のセレン及び砒素を含む液を強酸性化剤を添
加することによつて強酸性溶液(PH1〜2)とし
次に還元剤を添加して、液から再び金属セレン
を回収する方法であり、強酸性化剤としては硫
酸、塩酸のうちの一種を用い、還元剤としてはヒ
ドラジン、二酸化硫黄、ヒドロキシアルミン、チ
オ尿素などで代表される還元剤のうちの一種を用
いる この第2番目のセレン−砒素のうち、この比に
ついては特に限定はないが好ましくは砒素の含有
量が10%以下であることが好ましい。
第3番目の発明(特許請求の範囲第11項) 第2番目の方法に加えて、2度金属セレンを分
離させた残余の液中に硫化剤を添加して硫化砒
素として砒素を液より回収する方法であり硫化
剤としては硫化水素又は硫化ナトリウムを用いる
方法である。
第4番目の発明(特許請求の範囲第13項) 前記第1番目の発明を第1工程とし、次に残余
の液に強酸性化物質を加えて中和し、液中に
先に第1工程で分離した金属と同種の金属を結晶
質として析出させて分離する方法であり、前記酸
性化物質としては第2番目発明と同様のものを用
いる。
この方法はスクラツプ合金中に砒素が10乃至40
重量%含むセレン−砒素スクラツプ合金を出発物
質として用いるときに適し、結晶質として析出し
た金属セレンは赤色セレンである。
第5番目の発明(特許請求の範囲第16項) 前記第4番目方法発明の最後の液に第3番目
発明と同様に硫化剤を加え、硫化砒素として、
液より分離する。特に砒素が10〜40%含有するセ
レン−砒素スクラツプ合金の処理に適する。
〔第1番目発明の効果〕 叙上のようにこの発明の方法によりセレン砒素
合金よりなるスクラツプ合金よりセレンを回収し
たるところ金属セレンについては72%〜88%の収
率であり、かつ回収された金属セレンの純度98〜
99.9%のものが得られる。
酸化反応を行う際の反応温度と回収率の関係は
第2図に示す通りであり、また酸化剤に過酸化水
素を用いた時の酸化剤の使用量と反応温度との関
係は第3図に示す通りであつて、酸化反応の温度
は5〜70℃好ましくは20〜40℃が好適であり、反
応温度が常温に近く取扱い易く、収率も良い。
また酸化剤としては比較的価格の低廉なもので
よく、また反応雰囲気も空気、酸素など低廉なガ
ス体でよく、回収コストを低くおさえることがで
きる。
殊に酸化方法として空気を用いるときは、これ
を供給する装置の費用のみとなり一層のコスト低
減がはかれる。
酸化方法として過酸化水素又は次亜塩素酸ナト
リウムなどの酸化剤を用いた場合は酸化反応が迅
速で歩留りがよい。
またオートクレーブによる加圧下において酸化
を行うと酸化反応が促進される。
〔第2番目の発明の効果〕 この発明の効果としては第1番目の発明の効果
の外、第1番目の方法により別した溶液に前述
のような処理を加えることにより更に金属セレン
を回収することができ、特にスクラツプ合金に砒
素が10%以下で残りがセレンの合金において、優
れた回収率を示す。
また強酸性化する方法に用いられる強酸性化剤
及び還元剤も入手し易く、市販のものが利用でき
特に複雑な設備も必要としない。
この方法により純度99.9%の金属セレンを得る
ことができる。
この方法の還元反応においては80℃前後とする
ことによつて還元反応が最も効果的である。
〔第3番目の発明の効果〕 第2番目の発明の方法により別された溶液に
硫化物を添加することによつて、溶液中に含有す
る砒素は硫化砒素として回収され、前述の第1、
第2番目発明の効果の外、溶液中に含有する砒素
の94〜99%を硫化砒素として回収できる効果を有
する。
〔第4番目の発明の効果〕 この発明は第1番目の方法により別した溶液
を中和するだけで第1番目の方法によつて分離し
た金属と同種の金属を結晶質として析出分離でき
る。また酸性化剤は単に注入添加でよく極めて操
作が容易である。
またこの方法においてはスクラツプ合金として
セレン90〜60%、砒素10〜40%といつた比較的砒
素を高含有するものを出発物質として処理する場
合に優れており金属セレンの回収率は97〜98.8%
で純度97〜99%のものが得られる。
また中和剤として使用される酸性化剤も極くあ
りふれた硫酸、塩酸などでよく、回収コストを低
くおさえられる。
〔第5番目の発明の効果〕 この発明においては、第4番目の方法により
別した残余の溶液に、再び酸性化剤を添加して、
溶液を強酸性液とし、後これに硫化剤を加えて溶
液中に含有する砒素を硫化砒素として回収するも
ので、全過程において、前記第4番目の発明の効
果の外、溶液中に含有する砒素を硫化砒素として
回収でき、砒素の回収率は95%〜98%となる効果
を有する。
〔実験例〕
実験例としては第3番目の方法発明中に第1番
目、第2番目の発明がそれぞれ含まれており、ま
た第5番目の方法発明中に第1番目、第4番目の
発明が含まれるため、第3番目と第5番目発明の
実験例を次に示す。
(a) 第1番目乃至第3番目の実験例 実験例 1 25%水酸化ナトリウム溶液25を60℃に加熱
し、セレン98重量%、砒素2重量%を含有するス
クラツプ合金10Kgを溶解し、非溶解物を過後、
空気0.2Nm2/minを3日間溶液中に突沸させ酸化
して、再び別したところ金属セレン8.6Kg、純
度99.9%以上(砒素は10p.p.m含有)のものを得
た。
次に別された残余の液に希硫酸20.5Kgを加
え、PH1.5の溶液とした後80℃に加熱し、還元剤
として亜硫酸ガス1.75Kgを液中に吹き込んだとこ
ろ、金属セレン1.0Kg、純度99.9%(含有砒素5p.
p.m)を得た。更に別された溶液に硫加水素
200gを吹き込み、別したところ360gの硫化砒
素を得た。これらの方法の全体において、セレン
収率は98%、砒素収率は99%であつた。
実験例 2 実験例1と同様のスクラツプ合金を同一の溶液
により溶解し、オートクレーブに入れ、空気加圧
5Kg/cm2のもとで酸化したところ、純度99.9%
(砒素10p.p.mを含む)以上の金属セレン8.7Kgを
得た。更に液に希硫酸20.5Kgを加え溶液のPH
1.5とした後、80℃に加熱し、亜硫酸ガス1.70Kg
を吹き込んだところ、純度99.9%(砒素7p.p.m)
以上の金属セレン1.08Kgを得た。更にこの液
を、実験例1と同じ処理をしたところ硫化砒素
360gを得た。セレンの収率は98%、砒素の収率
は99%であつた。
実験例 3 実験例1と同様のスクラツプ合金溶解液に酸素
0.1Nm2/minを3日間前記溶液中に突沸させ酸化
したところ、純度99.9%(砒素9p.p.m)以上の金
属セレン8.7Kgを得た。さらに液を35%塩酸18
Kgを添加しPH2の強酸性とした後、80℃に加熱
し、更に抱水ヒドラジンを添加したところ金属セ
レン0.7Kgを得た。更にこの液に硫化ナトリウ
ム約460gを添加したところ硫化砒素370gを得
た。セレンの収率96%、砒素の収率は99%であつ
た。
実験例 4 実験例1と同じスクラツプ合金を同一の方法に
より溶解し、非溶解物を別した後、室温下で30
%過酸化水素水3.75を約1.5時間かけて添加し
たところ、金属セレン8.7Kg純度99.9%(含有砒
素10p.p.m)以上のものを得た。更にこの液に
硫酸20.5KgでPH1.5とした後、80℃に加熱し、還
元剤として亜硫酸ガス約2.10Kgを溶液中に吹き込
み金属セレン0.9Kgを得た。更にその液に実験
例1と同じ処理をしたところ硫化砒素360gを得
た。セレンの収率は98.0%、砒素の収率は99%で
あつた。
実験例 5 25%水酸化ナトリウム溶液25を60℃に加熱
し、セレン95重量%、砒素5重量%を含有するス
クラツプ合金10Kgを溶解する。非溶解物を別
後、この溶液に室温下で30%過酸化水素水3.5
を約1.5時間かけて注入したところ金属セレン8.4
Kg、純度99.9%(砒素含有6p.p.m)のものを得
た。さらにこの別に希硫酸20.5KgでPH1.7とし
た後80℃に加熱し、亜硫酸ガス約2.0Kgを液中に
吹き込んだところ、金属セレン0.9Kg、純度は
99.9%(砒素含有5p.p.m)のものを得た。更にそ
の液に硫化水素ガス約500gを液中に吹き込ん
だ所、硫化砒素880gを得た。セレン収率97.9%、
砒素収率99%であつた。
第1番目発明、第4番目発明及び第5番目発明
の実験例 実験例 6 25%水酸化ナトリウム10を60℃に加熱し、セ
レン70重量%、砒素30重量%を含有するスクラツ
プ合金10Kgを溶解する。この溶液を過後水20
で希釈した後、室温下で30%過酸化水素14を約
6時間かけて添加したところ純度98.4%(砒素
1.5%を含む)の金属セレン6.0Kgを得た。さらに
この液に希硫酸を加えて中和したところ、純度
99.9%(砒素20p.p.m)の赤色セレン1.0Kgを得
た。更にその液に硫酸を加えてPH2としたとこ
ろ砒素55.5%を含む硫化砒素5.20Kgを得た。セレ
ン回収率は98.6%、砒素回収率は96.2%であつ
た。
実験例 7 25%水酸化ナトリウム溶液10を60℃に加熱
し、セレン70重量%、砒素30重量%を含有するス
クラツプ合金10Kgを溶解する。非溶解物を過
後、70℃に加熱し、30%過酸化水素14を約5時
間かけて添加した所、純度98.3%(砒素1.7%含
有)の金属セレン5.9Kgを得た。さらに液を希
硫酸で中和したところ純度99.9%(砒素25p.p.m
含有)以上の赤色セレン結晶1.0Kgを得た。更に
この液に硫酸を加えPH1.5とした後、硫化水素
ガス約3Kgを吹き込んだところ砒素55.4%を含む
硫化砒素5.20Kgを得た。セレンの回収率は97.1
%、砒素の収率は96.0%であつた。
実験例 8 25%水酸化ナトリウム溶液10を60℃に加熱
し、セレン70重量%、砒素30重量%を含有するス
クラツプ合金10Kgを溶解する。
この液を過して非溶融物を過後、水で3
倍に希釈し、溶液をオートクレーブに入れ、空気
圧5Kg/cm2で加圧を行つて溶液を酸化させたとこ
ろ砒素1.8%を含有する金属セレン5.4Kgを得た。
更にこの液を希硫酸で中和したところ、純度
99.9%(砒素20p.p.mを含有)の金属セレン1.6Kg
を得た。さらにこの液に希硫酸を加えPH2とし
た後、硫化水素ガス約3Kgを溶液中に吹き込んだ
ところ、砒素55.4%を含む硫化砒素5.18Kgを得
た。セレン回収率は98.5%、砒素回収率は95.7%
であつた。
実験例 9 25%水酸化ナトリウム溶液10を60℃に加熱
し、セレン70重量%、砒素30重量%を含有するス
クラツプ合金10Kgを溶解し、他の実験例同様に非
溶解物を別後、水で3倍に希釈した後、溶液を
オートクレーブに入れ酸素加圧10Kg/cm2で加圧を
行つたところ、純度98.2%(含有砒素1.7%)の
金属セレンを得た。更にこの液を希硫酸で中和
したところ純度99.9%(含有砒素25p.p.m)の金
属セレン1.0Kgを得た。更にその液に希硫酸を
加えてPH2とした後、硫化水素ガスを溶液中に吹
き込んだ所、砒素55.6%を含む硫化砒素5.15Kgを
得た。セレンの収率は98.5%、砒素の収率は95.4
%であつた。
上記実験中、実験例6〜9のようにスクラツプ
合金中に砒素が10〜40%も含まれるものにおいて
は、水酸化ナトリウムで溶融し、後酸化した段階
で得られる金属セレン中には、砒素が比較的多く
(1.5〜1.8%)含有するため、この金属セレンを
再度第2番目、第3番目発明の方法を実施すれば
更にセレンの純度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図中、第1図はこの出願の発明の大要を示した
ブロツク線図、第2図は酸化反応時における温度
とセレンの回収率との関係を示すグラフ、第3図
は過酸化水素の使用量と反応温度の関係を示すグ
ラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スクラツプ合金の破砕物をアルカリ金属水酸
    化物溶液に溶解し、その溶液を酸化することによ
    り、このスクラツプ合金中に含まれる元素のう
    ち、少なくとも一種の金属元素を金属として捕集
    回収し、残余の金属元素と分離させることを特徴
    とするスクラツプ合金から有価物を回収する方
    法。 2 前記スクラツプ合金が、砒素及びセレンを含
    有してなるスクラツプ合金であり、回収される金
    属が、金属セレンで砒素から分離されたものであ
    る特許請求の範囲第1項記載のスクラツプ合金か
    ら有価物を回収する方法。 3 砒素の含有量を40重量%以下とした特許請求
    の範囲第2項記載のスクラツプ合金から有価物を
    回収する方法。 4 前記溶液の酸化方法は空気、酸素、オゾン若
    くは酸素、オゾンのうちの一種と不活性ガスの混
    合体のグループのうちの一種を前記溶液中に吹き
    込みながら行う特許請求の範囲第2項記載のスク
    ラツプ合金から有価物を回収する方法。 5 前記溶液の酸化方法は空気、酸素、オゾン若
    くは酸素オゾンと不活性ガス雰囲気において、過
    酸化水素、次亜塩素酸ナトリウムなどの酸化剤を
    使用して行う特許請求の範囲第2項記載のスクラ
    ツプ合金から有価物を回収する方法。 6 前記溶液の酸化はオートクレーブ中での加圧
    下で行う特許請求の範囲第2項又は第4項記載の
    スクラツプ合金から有価物を回収する方法。 7 前記酸化反応温度を5〜70℃好ましくは20〜
    40℃とする特許請求の範囲第5項記載のスクラツ
    プ合金から有価物を回収する方法。 8 セレンと砒素が重量比10%以下を含有するス
    クラツプ合金の破砕物をアルカリ金属酸化物溶液
    に溶解し、この溶液を酸化することにより金属セ
    レンを回収し砒素から分離させ、この回収に際し
    発生する液を強酸性化し、これを還元すること
    によりこの液から金属セレンを再回収すること
    を特徴とするスクラツプ合金から有価物を回収す
    る方法。 9 前記強酸性化は、硫酸、塩酸のうちの一種に
    より液を強酸性化する方法である特許請求の範
    囲第8項記載のスクラツプ合金から有価物を回収
    する方法。 10 前記還元には、ヒドラジン、二酸化硫黄、
    ヒドロキシルアミン、チオ尿素のうちの一種を還
    元剤として用いる特許請求の範囲第9項記載のス
    クラツプ合金から有価物を回収する方法。 11 セレンと砒素を含有するスクラツプ合金の
    破砕物をアルカリ金属酸化物溶液に溶解し、この
    溶液を酸化することにより金属セレンを回収し砒
    素より分離させ、この際発生する液を強酸性化
    しこれを還元することによつてこの液より金属
    セレンを再回収し、この金属セレンを再回収した
    残余の液に硫化物を添加しこの液中に残存す
    る砒素を硫化砒素として回収することを特徴とす
    るスクラツプ合金から有価物を回収する方法。 12 前記硫化物は、硫化水素、硫化ナトリウム
    のうちの一種である特許請求の範囲第11項記載
    のスクラツプ合金から有価物を回収する方法。 13 スクラツプ合金の破砕物をアルカリ金属水
    酸化溶液に溶解し、その溶液を酸化することによ
    り、スクラツプ合金中に含まれる元素のうち少な
    くとも一つの金属元素を金属として残余の金属元
    素と分離して回収し、この回収時に発生する液
    を酸で中和し、前記分離した金属元素と同種の金
    属元素を結晶質として析出させ、この結晶質の金
    属元素を回収することを特徴とするスクラツプ合
    金から有価物を回収する方法。 14 前記スクラツプ合金は砒素10乃至40重量
    %、セレン90乃至60重量%含有のスクラツプ合金
    であり、回収される金属は砒素から分離された金
    属セレンであることを特徴とする特許請求の範囲
    第13項記載のスクラツプ合金から有価物を回収
    する方法。 15 前記中和は、硫酸、塩酸のうちの一種を用
    いて行う特許請求の範囲第13項記載のスクラツ
    プ合金から有価物を回収する方法。 16 砒素10乃至40重量%とセレンを含有するス
    クラツプ合金の破砕物をアルカリ金属水酸化物溶
    液に溶解し、この溶液を酸化することにより金属
    セレンを回収し砒素から分離し、この回収時に発
    生する液を中和し液中に赤色セレンを析出さ
    せ、これを回収した後、この赤色セレンを析出回
    収した残余の液を強酸性化し、これに硫化剤を
    添加することにより液中に残存している砒素を
    硫化砒素として回収することを特徴とするスクラ
    ツプ合金から有価物を回収する方法。 17 前記硫化物は、硫化水素、硫化ナトリウム
    のうちの一種である特許請求の範囲第16項記載
    のスクラツプ合金から有価物を回収する方法。
JP60170737A 1985-08-02 1985-08-02 スクラツプ合金から有価物を回収する方法 Granted JPS6230826A (ja)

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