JPH037582Y2 - - Google Patents

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JPH037582Y2
JPH037582Y2 JP1985093893U JP9389385U JPH037582Y2 JP H037582 Y2 JPH037582 Y2 JP H037582Y2 JP 1985093893 U JP1985093893 U JP 1985093893U JP 9389385 U JP9389385 U JP 9389385U JP H037582 Y2 JPH037582 Y2 JP H037582Y2
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JP
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piston
discharge valve
cylinder
passage
swash plate
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JP1985093893U
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、斜板式コンプレツサに関し、特に、
弁部構造についての改良に係り、例えば、自動車
用空気調和装置の冷房サイクルにおいて冷媒を圧
縮するのに利用して有効なものに関する。
〔従来の技術〕
従来この種の斜板式コンプレツサとして、特開
昭59−173576号公報に記載されているものがあ
る。
この斜板式コンプレツサにおいては、第3図に
示されているように、ケーシング1内に嵌合され
たシリンダブロツク2のシリンダ3を往復摺動す
るピストン4の頭部に、吸入弁5がピストン背後
からピストン端面への流通だけを許容するように
設けられているとともに、シリンダブロツク2の
胴部におけるシリンダ3の端部に、吐出弁6がシ
リンダの内部から外部への流通だけを許容するよ
うに設けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような斜板式コンプレツサにおい
ては、吐出弁6をシリンダ3の室内の端部に臨ま
せるためにシリンダブロツク2をエンドプレート
7の一部に嵌合させているため、ピストン4のス
トロークが嵌合代Lの分だけ短くなり、逆に、全
長がその嵌合代Lの分だけ長くなるという問題点
がある。
本考案の目的は、全長を短縮化することができ
る斜板式コンプレツサを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る斜板式コンプレツサは、 ケーシング11に内装され、複数のシリンダ1
7が互いに等しい位相差で周方向に配されて中心
線と平行に穿設されているシリンダブロツク16
と、シリンダブロツク16の中心線上に支承され
ている回転軸14と、回転軸14に固装されてい
る斜板15と、前記各シリンダ17内に摺動自在
にそれぞれ嵌挿され、前記斜板15にその回転に
伴つて往復動するように連携されている各ピスト
ン26とを備えており、 前記各ピストン26の頭部には吸入弁路29お
よび吸入弁体30を有する吸入弁が、ピストン背
後からピストン端面への流通だけを許容するよう
にそれぞれ設けられているとともに、前記各シリ
ンダ17の端部には吐出弁路23および吐出弁体
24を有する吐出弁が、シリンダ17の内部から
外部への流通を許容するようにそれぞれ設けられ
ている斜板式コンプレツサにおいて、 前記各吐出弁の吐出弁路23がシリンダ17の
端面から前記斜板15寄りに離間した位置にそれ
ぞれ配されて開設されているとともに、前記各ピ
ストン26の頭部にはこの吐出弁路23とピスト
ン26の端面とを連通させる連絡通路33がそれ
ぞれ開設されており、 この各連絡通路33は、ピストン26の外周に
おける前記吐出弁路23に臨む位置に配されて、
ピストン26のストローク範囲において前記吐出
弁路23との連絡を維持するように形成されてい
る長溝34と、前記ピストン26の端面に大きく
開口するように形成されている凹部35とを備え
ており、 他方、前記ケーシング11のピストン26との
対向面には、各連絡通路33の前記凹部35に適
当な空隙を残してそれぞれ没入する各凸部36が
それぞれ突設されていることを特徴とする。
〔作用〕
前記した手段によれば、吐出弁路23がシリン
ダ17における室内の端面から離れた位置に開設
されているため、ピストン26の圧縮行程におい
てその吐出弁路23がピストン26の頭部によつ
て閉塞される期間が生ずる。しかし、この期間の
冷媒はピストン26の頭部に開設されている連絡
通路33によつて吐出弁路23に導かれる。そし
て、連絡通路33における吐出弁路側の端部には
ストローク方向に長く長溝35が開設されている
ため、連絡通路33と吐出弁路23との楼通遮断
期間は解消されることになる。
また、ピストン圧縮行程の最終段階におけるシ
リンダ17室内の端面とピストン26の端面とが
作る空所の容積は圧縮比の観点から可及的に小さ
いことが望ましいが、連絡通路33はこの空所を
大きくする傾向に働く。
しかし、連絡通路33には凹部35が形成され
ており、この凹部35にシリンダ17端面壁に突
設された凸部36が没入されるため、前記空所の
容積は小さく抑制される。したがつて、ピストン
26の頭部に連絡通路33が開設されているにも
かかわらず、所期の圧縮比を確保することができ
る。
他方、シリンダ17室内の冷媒を吐出弁路23
に導くときには連絡通路33の流路断面積は可及
的に大きいことが望ましい。前記した手段によれ
ば、凸部36が離脱すると、凹部35は大きく開
口されるため、連絡通路33の流路断面積は連絡
通路33が全体的に細く形成されている場合に比
べて大きく設定されていることになり、冷媒は効
果的に吐出弁路23に導かれることになる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例である斜板式コンプ
レツサを示す一部切断正面図、第2図はシリンダ
ブロツクの斜視図である。
本実施例において、斜板式コンプレツサはケー
シング11を備えており、ケーシング11は略円
筒形状に形成された本体12の左右両端に一対の
エンドプレート13,13をそれぞれ当着されて
構成されている。ケーシング本体12内には、自
動車エンジン等に回転駆動される軸14が後記す
るシリンダブロツクに支承されて設けられ、この
軸14の中央部には斜板15が固装されている。
ケーシング本体12内には、第2図に示されて
いるようなシリンダブロツク16が一対、左右端
開口から挿入されて互いに突き合うように嵌装さ
れている。シリンダブロツク16は略円柱形状に
一体成形されており、その中実部には複数のシリ
ンダ17が互いに等しい位相差で円周方向に配さ
れて中心と平行に穿設されている。シリンダブロ
ツク16の外周部における隣合うシリンダ間のそ
れぞれには、断面略扇形状の長溝18が中心と平
行に設けられており、この長溝18はケーシング
本体12の内周面と協同して連絡路19をそれぞ
れ形成している。図示しないが、各連絡路19は
このコンプレツサの出力口に接続されている。
シリンダブロツク16の反突合側端部にはシー
ルリング部20が形成され、このシールリング部
はケーシング本体12の内周にシール部材21を
挟設されて嵌合されている。したがつて、このシ
ールリング部20は各連絡路19の一端における
盲板の役目を果たしている。シールリング部20
の端面にはエンドレプレート13が当接されてお
り、両者20,13間にはシール部材22が挟設
されている。したがつて、各シリンダ17の長さ
はシリンダブロツク16の全長を最大限に利用し
ていることになる。
シリンダブロツク16にはシールリング部20
付近であつて端面から離間した位置に、弁体とと
もに吐出弁を構成する吐出弁路23が各シリンダ
17と対応して、シリンダ17内と連絡路19と
を連通するようにそれぞれ穿設されている。吐出
弁路23には板ばね材によるリード弁等からなる
吐出弁体24がシリンダブロツクの長溝18の側
部に固着されて設けられている。この吐出弁はシ
リンダ17から連絡路19への流通だけを許容す
るように構成されている。
一対のシリンダブロツク16の突合端面側には
シール部材25がシリンダ17と連通路19間の
漏洩を防止するように挟持されている。各シリン
ダ17はシリンダブロツク16の中央部において
このコンプレツサの入力口(図示せず)に連通さ
れている。
前記各シリンダ7内にはピストン26が摺動自
在に嵌挿されており、突合状態になつた一対のシ
リンダ相互に嵌挿したピストン相互は背後部にお
いて一体的に連結されている。ピストン26は前
記した斜板15の端面にボール27およびシユー
28を挟設されて連携され、この斜板15の回転
に伴つてシリンダ17内において往復動するよう
になつている。
ピストン26の頭部には、弁体とともに吸入弁
を構成する吸入弁路29がピストン端面とピスト
ン背後部とを連通するように穿設されている。こ
の吸入弁路29のピストン端面開口には、板ばね
材によるリード等からなる吸入弁体30が端面に
螺入されたボルト31によつて締結されて設けら
れている。この吸入弁体30はピストン26の背
後部から端面への流通だけを許容するように構成
されている。この吸入弁体30の締結ボルト31
の頭部を逃げるために、エンドプレート13のボ
ルトと対向する箇所には逃げ穴32が没設されて
いる。
ピストン26における頭部の内部には前記吐出
弁路23とピストン頭部の端面とを連絡する通路
33が開設されている。この連絡通路33におい
て吐出弁路23に臨む側の端部には長溝34が、
ピストン26の外周においてストローク方向に長
く切設されており、この長溝34はピストン26
についての所定のストローク範囲において連絡通
路33の吐出弁路23との連絡を維持するように
設定されている。
また、連絡通路33におけるピストン頭部端面
側の端部には凹部35が端面において大きく開口
するように形成されている。一方、エンドプレー
ト13における凹部35と対向する位置には、凸
部36がボルト37により螺着されて突設されて
おり、凸部36は凹部35に適当な空隙を残して
没入し得るように凹部35よりも若干小形に形成
されている。
次に作用を説明する。
駆動軸14による斜板15の回転に伴つて、ピ
ストン26がエンドプレート13から離れる方向
に移動されると、シリンダブロツク16内を経て
シリンダ17内に供給されている冷媒がピストン
26に配された吸入弁路29および吸入弁体30
を通じてシリンダ17内におけるエンドプレート
13の端面とピストン26の頭部との間の室内に
吸入される。
前記斜板15の回転が進んで、ピストン26が
エンドプレート13に接近する方向に移動される
と、吸入弁体30が閉じられ、吐出弁24が開か
れる。これにより、前記室内に吸入された冷媒が
ピストン26で圧縮されつつ、ピストン26の頭
部に開設されている連絡通路33および吐出弁路
23を通じて連絡路19に吐出される。
さらに斜板15の回転が進むにつれ、ピストン
26が吸入行程に移行し、吐出弁体24が閉じら
れ、吸入弁体30が開かれて前述したように冷媒
が吸入される。
なお、本実施例においては、突合状態の両シリ
ンダブロツク相互における各シリンダ内のピスト
ンが吸入、吐出行程を交互に繰り返す。
ところで、吐出弁路23がシリンダ17におけ
る室内の端面から離れた位置に開設されているた
め、ピストン26の圧縮行程においてその吐出弁
路23がピストン26の頭部によつて閉塞される
期間が生ずる。そこで、この期間の冷媒はピスト
ン26の頭部に開設されている連絡通路33によ
つて吐出弁路23に導かせる。そして、連絡通路
33における吐出弁路側の端部にはストローク方
向に長く長溝35が開設されているため、連絡通
路33と吐出弁路23との連通遮断期間は解消さ
れることになる。
また、ピストン圧縮行程の最終段階におけるシ
リンダ17室内の端面とピストン26の端面とが
作る空所の容積は圧縮比の観点から可及的に小さ
いことが望ましいが、連絡通路33はこの空所を
大きくする傾向に働く。
しかし、本実施例においては、連絡通路33に
凹部35が形成されており、この凹部35にシリ
ンダ17端面壁に突設された凸部36が没入され
るため、前記空所の容積は小さく抑制される。し
たがつて、ピストン26の頭部に連絡通路33が
開設されているにもかかわらず、所期の圧縮比を
確保することができる。
他方、シリンダ17室内の冷媒を吐出弁路23
に導くときには連絡通路33の流路断面積は可及
的に大きいことが望ましい。本実施例において
は、凸部36が離脱すると、凹部35は大きく開
口されるため、連絡通路33の断面積は大きくな
り、冷媒は効果的に吐出弁路23に導かれる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、ピスト
ン頭部に連絡通路を設けることにより、シリンダ
室内の流体を残らず吐出弁路に導くことができる
ため、吐出弁路をシリンダ室内端面から離れた位
置に設けることができ、シリンダの全長をピスト
ンのストロークとして有効に利用することができ
るとともに、全長を短縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である斜板式コンプ
レツサを示す一部切断正面図、第2図はシリンダ
ブロツクの斜視図である。第3図は従来例を示す
拡大部分断面図である。 11……ケーシング、12……ケーシング本
体、13……エンドプレート、14……駆動軸、
15……斜板、16……シリンダブロツク、17
……シリンダ、18……長溝、19……連絡路、
20……シールリング部、21,22,25……
シール部材、23……吐出弁路、24……吐出弁
体、26……ピストン、27……ボール、28…
…シユー、29……吸入弁路、30……吸入弁
体、31……締結ボルト、32……逃げ穴、33
……連絡通路、34……長溝、35……凹部、3
6……凸部、37……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケーシング11に内装され、複数のシリンダ1
    7が互いに等しい位相差で周方向に配されて中心
    線と平行に穿設されているシリンダブロツク16
    と、シリンダブロツク16の中心線上に支承され
    ている回転軸14と、回転軸14に固装されてい
    る斜板15と、前記各シリンダ17内に摺動自在
    にそれぞれ嵌挿され、前記斜板15にその回転に
    伴つて往復動するように連携されている各ピスト
    ン26とを備えており、 前記各ピストン26の頭部には吸入弁路29お
    よび吸入弁体30を有する吸入弁が、ピストン背
    後からピストン端面への流通だけを許容するよう
    にそれぞれ設けられているとともに、前記各シリ
    ンダ17の端部には吐出弁路23および吐出弁体
    24を有する吐出弁が、シリンダ17の内部から
    外部への流通を許容するようにそれぞれ設けられ
    ている斜板式コンプレツサにおいて、 前記各吐出弁の吐出弁路23がシリンダ17の
    端面から前記斜板15寄りに離間した位置にそれ
    ぞれ配されて開設されているとともに、前記各ピ
    ストン26の頭部にはこの吐出弁路23とピスト
    ン26の端面とを連通させる連絡通路33がそれ
    ぞれ開設されており、 この各連絡通路33は、ピストン26の外周に
    おける前記吐出弁路23に臨む位置に配されて、
    ピストン26のストローク範囲において前記吐出
    弁路23との連絡を維持するように形成されてい
    る長溝34と、前記ピストン26の端面に大きく
    開口するように形成されている凹部35とを備え
    ており、 他方、前記ケーシング11のピストン26との
    対向面には、各連絡通路33の前記凹部35に適
    当な空隙を残してそれぞれ没入する各凸部36が
    それぞれ突設されていることを特徴とする斜板式
    コンプレツサ。
JP1985093893U 1985-06-21 1985-06-21 Expired JPH037582Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985093893U JPH037582Y2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985093893U JPH037582Y2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6266276U JPS6266276U (ja) 1987-04-24
JPH037582Y2 true JPH037582Y2 (ja) 1991-02-25

Family

ID=30956863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985093893U Expired JPH037582Y2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49141406U (ja) * 1973-03-27 1974-12-05
JPS59173576A (ja) * 1983-03-22 1984-10-01 Mitsuwa Seiki Co Ltd 斜板式コンプレツサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6266276U (ja) 1987-04-24

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