JPH037609Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037609Y2 JPH037609Y2 JP8362185U JP8362185U JPH037609Y2 JP H037609 Y2 JPH037609 Y2 JP H037609Y2 JP 8362185 U JP8362185 U JP 8362185U JP 8362185 U JP8362185 U JP 8362185U JP H037609 Y2 JPH037609 Y2 JP H037609Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fillet
- stress
- crank
- point
- radius
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
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- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、内燃機関のクランクシヤフトに関
し、特に、応力集中を避けるために設けられた隅
肉Rの形状に係る。
し、特に、応力集中を避けるために設けられた隅
肉Rの形状に係る。
内燃機関のクランクシヤフトにおいて、シリン
ダブロツクの軸受部に支承されるクランクジヤー
ナルと、コネクテイングロツドが装着されるクラ
ンクピンとはクランクウエブを間に配置している
が、クランクジヤーナル及びクランクピンとクラ
ンクウエブとの接合部分には、隅肉Rが設けられ
ており、曲げ応力の緩和が図られている。しか
し、隅肉Rが設けられていても、隅肉R曲面に沿
つた応力分布は、応力を急激に増す最大応力個所
が存在して応力集中特性を示すため、金属疲労を
促進させる心配が残つている。そこで、実開昭56
−151519号に示されているように、隅肉Rを二つ
設けて二段形状とし、単一の隅肉R曲面の場合に
発生する最大応力の部分に、二つの隅肉Rを接合
させる考案が成されている。このような隅肉Rの
設け方により応力が分散されて、最大応力を減少
できるのが指摘されている。
ダブロツクの軸受部に支承されるクランクジヤー
ナルと、コネクテイングロツドが装着されるクラ
ンクピンとはクランクウエブを間に配置している
が、クランクジヤーナル及びクランクピンとクラ
ンクウエブとの接合部分には、隅肉Rが設けられ
ており、曲げ応力の緩和が図られている。しか
し、隅肉Rが設けられていても、隅肉R曲面に沿
つた応力分布は、応力を急激に増す最大応力個所
が存在して応力集中特性を示すため、金属疲労を
促進させる心配が残つている。そこで、実開昭56
−151519号に示されているように、隅肉Rを二つ
設けて二段形状とし、単一の隅肉R曲面の場合に
発生する最大応力の部分に、二つの隅肉Rを接合
させる考案が成されている。このような隅肉Rの
設け方により応力が分散されて、最大応力を減少
できるのが指摘されている。
ところで、クランクジヤーナル及びクランクピ
ンの周方向に沿つた応力分布も、隅肉R曲面に沿
つた場合と同様に、応力を急激に増す最大応力個
所が存在して応力集中特性を示す。隅肉Rは、周
方向に沿つた最大応力個所に発生する応力レベル
を考慮して、その大きさを検討されているので、
このときに検討された隅肉Rを基準にして、前述
のように二段の隅肉Rを全周にわたつて一様に設
けることは、単一の隅肉Rを設ける場合と比較し
て大きなスペースが必要とされる。このため、ク
ランクシヤフトの軸長を所定の長さに収めなけれ
ばならないことと重なつて、クランクジヤーナル
およびクランクピンの寸法を短くせざるえない問
題がある。
ンの周方向に沿つた応力分布も、隅肉R曲面に沿
つた場合と同様に、応力を急激に増す最大応力個
所が存在して応力集中特性を示す。隅肉Rは、周
方向に沿つた最大応力個所に発生する応力レベル
を考慮して、その大きさを検討されているので、
このときに検討された隅肉Rを基準にして、前述
のように二段の隅肉Rを全周にわたつて一様に設
けることは、単一の隅肉Rを設ける場合と比較し
て大きなスペースが必要とされる。このため、ク
ランクシヤフトの軸長を所定の長さに収めなけれ
ばならないことと重なつて、クランクジヤーナル
およびクランクピンの寸法を短くせざるえない問
題がある。
従つて、本考案の技術的課題は、クランクジヤ
ーナル及びクランクピンの周方向に沿つて隅肉R
の形状に変化を持たせることにより、隅肉Rに発
生する最大応力レベルを低くするとともに、クラ
ンクジヤーナル及びクランクピンの軸長寸法を長
く採れるようにすることにある。
ーナル及びクランクピンの周方向に沿つて隅肉R
の形状に変化を持たせることにより、隅肉Rに発
生する最大応力レベルを低くするとともに、クラ
ンクジヤーナル及びクランクピンの軸長寸法を長
く採れるようにすることにある。
上記技術的課題を解決するために講じた手段
は、本考案のクランクシヤフトによれば、隅肉R
が設けられた接合部分のうち、最大応力を発生す
る個所を最大にして前記隅肉Rの半径を徐変する
ことにある。
は、本考案のクランクシヤフトによれば、隅肉R
が設けられた接合部分のうち、最大応力を発生す
る個所を最大にして前記隅肉Rの半径を徐変する
ことにある。
この手段によれば、最大応力個所で隅肉Rによ
る応力分散作用が最大限にもたらされて、接合部
分の全周にわたつてなだらかな応力分布が形成さ
れる。
る応力分散作用が最大限にもたらされて、接合部
分の全周にわたつてなだらかな応力分布が形成さ
れる。
以下、本考案の望ましい実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図に示すように、クランクシヤフト1にお
いて、シリンダブロツク5の軸受部に支承される
クランクジヤーナル2と、コネクテイングロツド
6が装着されるクランクピン3との間にクランク
ウエブ4が配置されており、クランクジヤーナル
2とクランクピン3の接合部分には、それぞれ隅
肉Rr1,r2が設けられている。この隅肉Rr1,r2の
半径は、クランクジヤーナル2及びクランクピン
3の周方向に沿つて徐変しており、一定でない。
なお、7,8は、クランクジヤーナル2及びクラ
ンクピン3の幅に相当する幅を有する軸受メタル
である。
いて、シリンダブロツク5の軸受部に支承される
クランクジヤーナル2と、コネクテイングロツド
6が装着されるクランクピン3との間にクランク
ウエブ4が配置されており、クランクジヤーナル
2とクランクピン3の接合部分には、それぞれ隅
肉Rr1,r2が設けられている。この隅肉Rr1,r2の
半径は、クランクジヤーナル2及びクランクピン
3の周方向に沿つて徐変しており、一定でない。
なお、7,8は、クランクジヤーナル2及びクラ
ンクピン3の幅に相当する幅を有する軸受メタル
である。
隅肉Rr1,r2について、徐変のさせ方は定性的
に同じであるので、以後、クランクピン3に設け
られた隅肉Rr1のみについて説明する。
に同じであるので、以後、クランクピン3に設け
られた隅肉Rr1のみについて説明する。
第2図に、符号A1〜A9を記して隅肉Rr1を設け
た範囲が示されており、クランクピン3の全周の
略1/4がこの範囲にあたる。この範囲には、隅肉
Rr1が設けられた接合部分に発生する曲げ応力が
最大になるところが含まれており、図中に示され
ているクランクピン3の中心O1とクランクジヤ
ーナル2の中心O2とを結ぶ仮想線lとクランク
ピン3の外周縁との交点A5が最大応力点に相当
する。この点A5を基準にして、中心O1から等角
度にA1〜A4そしてA6〜A9がクランクピン3の外
周線に刻まれており、各点の隅肉Rr1の徐変のさ
せ方は、第3図の線図に示すとおりである。即
ち、点A5の最大応力点において、隅肉Rr1の半径
を最大にし、点A1及び点A9に向かうに従つて隅
肉Rr1の半径が小さくなつている。なお、第3図
に示されている一点鎖線は、従来のように一定の
隅肉Rr1を全周にわたつて設けた場合である。ゆ
えに、点A5の近傍では、隅肉Rr1の半径は、従来
より大きくなつているが、点A1〜A3及び点A7〜
A9においては、隅肉Rr1の半径は小さくなつてい
る。平均すれば、本実施例における隅肉Rr1の平
均半径は、従来の一定の隅肉Rの半径よりも小さ
くなるようになつている。ここで、徐変した隅肉
Rr1を設けるには、第4図に示すように、円板状
のローラ9の周縁に、第3図の線図に対応した丸
みが設けられていて、ローラ9が押しつけられ隅
肉Rr1が設けられている。
た範囲が示されており、クランクピン3の全周の
略1/4がこの範囲にあたる。この範囲には、隅肉
Rr1が設けられた接合部分に発生する曲げ応力が
最大になるところが含まれており、図中に示され
ているクランクピン3の中心O1とクランクジヤ
ーナル2の中心O2とを結ぶ仮想線lとクランク
ピン3の外周縁との交点A5が最大応力点に相当
する。この点A5を基準にして、中心O1から等角
度にA1〜A4そしてA6〜A9がクランクピン3の外
周線に刻まれており、各点の隅肉Rr1の徐変のさ
せ方は、第3図の線図に示すとおりである。即
ち、点A5の最大応力点において、隅肉Rr1の半径
を最大にし、点A1及び点A9に向かうに従つて隅
肉Rr1の半径が小さくなつている。なお、第3図
に示されている一点鎖線は、従来のように一定の
隅肉Rr1を全周にわたつて設けた場合である。ゆ
えに、点A5の近傍では、隅肉Rr1の半径は、従来
より大きくなつているが、点A1〜A3及び点A7〜
A9においては、隅肉Rr1の半径は小さくなつてい
る。平均すれば、本実施例における隅肉Rr1の平
均半径は、従来の一定の隅肉Rの半径よりも小さ
くなるようになつている。ここで、徐変した隅肉
Rr1を設けるには、第4図に示すように、円板状
のローラ9の周縁に、第3図の線図に対応した丸
みが設けられていて、ローラ9が押しつけられ隅
肉Rr1が設けられている。
以上のようにして、隅肉Rr1の接合部分に発生
する応力を測定した結果が第5図に示されてお
り、一点鎖線で与えられた従来の応力分布と比較
すると、点A5における最大応力が軽減されてい
る。従来、点A5近傍において、急激に大きくな
る応力が、大きな半径を有する隅肉Rr1が設けら
れることで、他の点に分散されたためである。ゆ
えに、点A1〜A3及び点A7〜A9において、応力は
従来より若干大きくなつているが、これに対し
て、金属疲労に大きな影響を与える最大応力が大
幅に軽減されるため、疲労強度が向上する。
する応力を測定した結果が第5図に示されてお
り、一点鎖線で与えられた従来の応力分布と比較
すると、点A5における最大応力が軽減されてい
る。従来、点A5近傍において、急激に大きくな
る応力が、大きな半径を有する隅肉Rr1が設けら
れることで、他の点に分散されたためである。ゆ
えに、点A1〜A3及び点A7〜A9において、応力は
従来より若干大きくなつているが、これに対し
て、金属疲労に大きな影響を与える最大応力が大
幅に軽減されるため、疲労強度が向上する。
また、疲労強度を向上させるので、本実施例で
は、隅肉Rr1の接合部分において最大応力の発生
する近傍を除いて、隅肉Rr1の半径が小さく設定
され、且つクランクピン3の全周の略1/4のみに
徐変する隅肉Rr1、又残り略3/4にA1,A点と同
等の隅肉Rが設けられているので、クランクピン
3の実質軸長寸法は大きくできる。これは、軸受
メタル8とクランクピン3との潤滑油面を大きく
確保させる。
は、隅肉Rr1の接合部分において最大応力の発生
する近傍を除いて、隅肉Rr1の半径が小さく設定
され、且つクランクピン3の全周の略1/4のみに
徐変する隅肉Rr1、又残り略3/4にA1,A点と同
等の隅肉Rが設けられているので、クランクピン
3の実質軸長寸法は大きくできる。これは、軸受
メタル8とクランクピン3との潤滑油面を大きく
確保させる。
このようにして、本考案によれば、隅肉Rが設
けられた接合部分のうち、最大応力を発生する個
所を最大半径にして、隅肉Rの半径を徐変するた
め、接合部分の全周にわたつてなだらかな応力分
布を形成し、最大応力のレベルを下げるので、疲
労強度の余裕向上を図れる。また、隅肉Rを徐変
させる結果、隅肉Rを小さく設けた接合部分を形
成できて、クランクシヤフト及びクランクピンの
軸長寸法を大きく採れる。これは潤滑油面を大き
くし、クランクシヤフト及びクランクピンにおけ
る軸受メタルの摩耗を少なくする。
けられた接合部分のうち、最大応力を発生する個
所を最大半径にして、隅肉Rの半径を徐変するた
め、接合部分の全周にわたつてなだらかな応力分
布を形成し、最大応力のレベルを下げるので、疲
労強度の余裕向上を図れる。また、隅肉Rを徐変
させる結果、隅肉Rを小さく設けた接合部分を形
成できて、クランクシヤフト及びクランクピンの
軸長寸法を大きく採れる。これは潤滑油面を大き
くし、クランクシヤフト及びクランクピンにおけ
る軸受メタルの摩耗を少なくする。
第1図は、本考案の実施例によるクランクシヤ
フトを備えたエンジンの部分断面図、第2図は、
隅肉Rの分布を示すための第1図の−断面
図、第3図は、隅肉Rの半径の徐変経過を示す線
図、第4図は、円板状のローラの周縁で徐変隅肉
Rを設けることを示す図、第5図は、本考案の実
施例によるクランクシヤフトを用いた場合、隅肉
Rの応力分布を示す線図である。 1……クランクシヤフト、2……クランクジヤ
ーナル、3……クランクピン、4……クランクウ
エブ、r1,r2……隅肉R。
フトを備えたエンジンの部分断面図、第2図は、
隅肉Rの分布を示すための第1図の−断面
図、第3図は、隅肉Rの半径の徐変経過を示す線
図、第4図は、円板状のローラの周縁で徐変隅肉
Rを設けることを示す図、第5図は、本考案の実
施例によるクランクシヤフトを用いた場合、隅肉
Rの応力分布を示す線図である。 1……クランクシヤフト、2……クランクジヤ
ーナル、3……クランクピン、4……クランクウ
エブ、r1,r2……隅肉R。
Claims (1)
- クランクジヤーナル及びクランクピンとクラン
クウエブとが接合する部分に隅肉Rが設けられた
クランクシヤフトにおいて、前記隅肉Rが設けら
れた接合部分のうち、最大応力を発生する個所を
最大にして前記隅肉Rの半径を徐変することを特
徴とするクランクシヤフト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8362185U JPH037609Y2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8362185U JPH037609Y2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61198724U JPS61198724U (ja) | 1986-12-12 |
| JPH037609Y2 true JPH037609Y2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=30632418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8362185U Expired JPH037609Y2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH037609Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10308124B3 (de) * | 2003-02-26 | 2004-09-23 | Hegenscheidt-Mfd Gmbh & Co. Kg | Verfahren zum Festwalzen von Übergängen zwischen Lagerzapfen und Wangen von Kurbelwellen |
-
1985
- 1985-06-03 JP JP8362185U patent/JPH037609Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61198724U (ja) | 1986-12-12 |
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