JPH0376269B2 - - Google Patents

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JPH0376269B2
JPH0376269B2 JP59258809A JP25880984A JPH0376269B2 JP H0376269 B2 JPH0376269 B2 JP H0376269B2 JP 59258809 A JP59258809 A JP 59258809A JP 25880984 A JP25880984 A JP 25880984A JP H0376269 B2 JPH0376269 B2 JP H0376269B2
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wheel
engagement
wire
lever
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Kenzo Kasai
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Aprica Kassai KK
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Priority to US06/803,069 priority patent/US4618033A/en
Priority to GB08530069A priority patent/GB2168118B/en
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Publication of JPH0376269B2 publication Critical patent/JPH0376269B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B9/00Accessories or details specially adapted for children's carriages or perambulators
    • B62B9/08Braking mechanisms; Locking devices against movement
    • B62B9/082Braking mechanisms; Locking devices against movement foot operated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B9/00Accessories or details specially adapted for children's carriages or perambulators
    • B62B9/08Braking mechanisms; Locking devices against movement
    • B62B9/085Braking mechanisms; Locking devices against movement hand operated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B9/00Accessories or details specially adapted for children's carriages or perambulators
    • B62B9/08Braking mechanisms; Locking devices against movement
    • B62B9/087Braking mechanisms; Locking devices against movement by locking in a braking position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B5/00Accessories or details specially adapted for hand carts
    • B62B5/04Braking mechanisms; Locking devices against movement
    • B62B5/0433Braking mechanisms; Locking devices against movement foot operated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B5/00Accessories or details specially adapted for hand carts
    • B62B5/04Braking mechanisms; Locking devices against movement
    • B62B5/0457Braking mechanisms; Locking devices against movement by locking in a braking position
    • B62B5/0461Braking mechanisms; Locking devices against movement by locking in a braking position with positive engagement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、車輪停止装置に関し、特に、たと
えば乳母車等の車輪に取付けられ選択的に停止状
態を維持できるように構成された車輪停止装置の
改良に関するものである。
従来の技術 たとえば、乳母車には、車輪停止装置が設けら
れるのが好ましく、これにより乳母車が坂道など
において自重で動き出すことが禁止されるように
構成される。このような車輪停止装置は、必要に
応じて操作されるものであるので、その操作が簡
単であることが望まれる。また、車輪停止装置
は、乳母車の安全性と密接な関係を有しており、
乳母車の相異なる2箇所において配置される各車
輪、たとえば左右の後輪に対して、車輪の停止状
態を維持できる構成であることが望ましい。この
ことは、いくつかの外国においては、義務付けら
れる場合もある。
また、上述のように、車輪停止装置が相異なる
2箇所にそれぞれ設けられた車輪に対して働くよ
うに構成する場合、そのような2箇所の車輪停止
機構を、1つの操作で同時に動作させることがで
きれば、望ましい。2箇所の車輪停止機構を同時
に動作させようとする場合、互いに適宜の連動機
構で連結すればよいことになる。しかしながら、
このような車輪停止装置がたとえば折りたたみ式
乳母車に取付けられる場合、その折りたたみ動作
に応じて、2箇所の車輪停止機構の互いの位置関
係が変わることもある。この場合、2箇所の車輪
停止機構を互いに連結する連動機構が乳母車の折
りたたみ動作を妨げる場合もあり、このような連
動機構に対しても、何らかの工夫が必要とされる
ことになる。
また、車輪の停止状態を維持するための最も簡
単な方法は、多くの車輪に本来備えているスポー
クの間に係合部材を差し込むことである。このよ
うな場合、係合部材は、スポークの間に入り込ん
だ状態と、スポークから離れた状態との双方を選
択的に実現するような、移動可能に設けられるこ
とになる。しかしながら、このような係合部材の
移動態様を採用するとき、いわゆるダブルの車輪
に対しては、必ずしも簡単には実現できない。な
お、ダブルの車輪とは、1箇所に2個の車輪が平
行に並んで配置されている場合である。したがつ
て、相異なる2箇所にそれぞれダブルの車輪が設
けられることになる。このような場合、それぞれ
のダブルの車輪に含まれる2個の車輪の双方に対
して、同時に2個の係合部材が動作するように構
成することが望ましい。なぜなら、ダブルの車輪
であれば、その双方とも車輪停止状態とされるこ
とが、安全性を高める上で有利であるからであ
る。そして、ダブルの車輪に対して、2個の係合
部材を配置する場合、これらの係合部材は、ダブ
ルの車輪の間に入れることが、見かけ上も、スペ
ース節約上においても好ましい。ところが、ダフ
ルの車輪の間に2個の係合部材を配置したとき、
これらの係合部材は、互いに逆の方向に動くよう
に設計しなければならない。このことは、それぞ
れの係合部材を同時に動作させるための機構を複
雑にする。
発明が解決しようとする問題点 そこで、この発明は、車輪停止機構が乳母車等
の移動体の相異なる2箇所において設けられる場
合に、そのような2箇所の車輪停止機構を、1つ
の操作で同時に動作させることができるようにす
るとともに、これら2箇所の車輪停止機構の連動
機構が、たとえば乳母車等の折りたたみ動作によ
つて生じる2箇所の車輪の相対的位置関係の変化
を妨げないようにした、そのような車輪停止装置
を提供することを目的としている。
また、この発明は、係合部材とこれが係合する
車輪側の構成とを改良して、たとえダブルの車輪
であつても、係合部材に対して複雑な動きを与え
ることなくダブルの車輪を構成する双方の車輪を
停止状態とすることができる。車輪停止装置を提
供することを目的としている。
さらに、この発明は、1つの操作によつて一方
の車輪停止機構が動作されるとき、連動機構を介
して動作されるもう一方の車輪停止機構の動作上
の障害によつて引起こされる連動機構の破損を防
止するように構成された、車輪停止装置を提供す
ることを目的としている。
問題点を解決するための手段 この発明では、移動体の相異なる2箇所にそれ
ぞれ第1および第2の車輪取付部材を介して回転
可能に設けられた2個の平行に並ぶ車輪をそれぞ
れ備える第1および第2の車輪手段を、1つの操
作で同時に停止状態としたり回転許容状態とした
りするための構成が提供される。第1および第2
の車輪手段に含まれる各車輪には、それぞれ、第
1および第2のリブが車輪の内側面から突出して
形成される。第1および第2の車輪手段にそれぞ
れ関連して、第1および第2の係合部材が各車輪
取付部材に対して移動可能に設けられる。停止状
態は、第1および第2の係合部材が第1および第
2のリブにそれぞれ係合したときに得られる。他
方、回転許容状態は、第1および第2の係合部材
が第1および第2のリブにそれぞれ係合しなくな
つたときに得られる。このような構成を前提とし
て、次のような特徴的な構成が加えられる。
第1および第2のリブは、それぞれ、車輪の半
径上の一部で車輪の内側面から突出する状態とさ
れる。第1および第2の係合部材は、それぞれ、
第1および第2の車輪手段における平行に並んだ
車輪の間に位置される。また、第1および第2の
係合部材は、それぞれ、第1および第2の車輪取
付部材に所定範囲回動可能に設けられた第1およ
び第2の係合レバーの各端部に形成される。した
がつて、第1および第2の係合レバーの回動によ
つて第1および第2の係合部材は車輪のほぼ半径
方向にのみ移動可能に設けられることになり、こ
の半径方向の移動に応じて各リブに係合する状態
と係合しない状態とが得られる。第1の係合部材
は、戻しばねによつて、その移動範囲の一方端に
位置するように付勢される。この戻しばねの弾性
に抗して第1の係合部材をその移動範囲の他方端
に位置させる方向に引張るように、ワイヤが設け
られる。このワイヤは、連動機構の主要部分を構
成するものである。ワイヤは、第1の係合部材に
対して、このワイヤの過緊張を吸収するためのば
ねを介して連結される。第2の車輪取付部材に
は、操作部材が所定範囲回動可能に取付けられ
る。前述のワイヤは、両端が第1および第2の車
輪取付部材に固定されたチユーブ内を通り、操作
部材に連結されるように導かれる。同じ第2の車
輪取付部材に取付けられている操作部材と第2の
係合レバーとの間には、ロツクばねが連結され
る。このロツクばねの作用によつて操作部材およ
び第2のレバーは、一種の思案点を介して互いに
逆方向に回動するように付勢される。このロツク
ばねの作用下での操作部材および第2の係合レバ
ーの回動における前述の戻しばねとの関連につい
て言えば、操作部材および第2の係合レバーの各
一方方向への回動は戻しばねの力に抗して行なわ
れ、同じく各他方方向への回動は戻しばねの力が
重畳されて行なわれる。そして、第1の係合部材
の第1のリブに対する係合および非係合動作は、
それぞれ、第2の係合部材の第2のリブに対する
係合および非係合動作に連動するように、各係合
部材と各リブとの位置関係が選ばれている。
作用効果 この発明では、外部からの操作が操作部材に与
えられ、これに応じて、別の場所に設けられた第
1および第2の係合部材が、ワイヤを介して連動
される。すなわち、操作部材が所定の回動される
とき、ここに連結されたワイヤを介して、第1の
係合部材が動作する。このワイヤと第1の係合部
材を形成する第1の係合レバーとの間には過緊張
吸収用ばねが連結されているので、たとえばワイ
ヤが第1の係合レバーを引寄せる際に、第1の係
合部材の動作経路上に障害物があれば、この過緊
張吸収用ばねの伸びによつてワイヤにかかる過負
過が防止される。このような第1の係合部材の動
作経路における障害物は、車輪の回転角度によつ
て生じることのある第1の係合部材と第1のリブ
との衝突である。このような障害は、車輪をいく
らかの回転させることにより除去され、第1の係
合部材が第1のリブに衝突しなくなつたときに
は、直ちに過緊張吸収用ばねが働き第1の係合部
材は第1のリブに係合する状態を達成する。
また、操作部材の回動は、ロツクばねの作用に
よつて、第2の係合部材を形成する第2の係合レ
バーを回動させる。すなわち、操作部材および第
2の係合レバーは、一種の思案点を介して互いに
逆方向に回動するように付勢される。そして、操
作部材および第2の係合レバーの各回動のそれぞ
れの終端においては、ロツクばねの作用により、
操作部材および第2の係合レバーの姿勢が安定的
に保たれる。第1の係合レバー、過緊張吸収用ば
ね、ワイヤおよび操作部材からなるリンク系に
は、戻しばねが常に作用しており、このリンク系
の一方方向への動作は戻しばねの力に抗して行な
われ、同じく他方方向への動作は戻しばねの力に
従つて行なわれる。
第1および第2の係合部材は、車輪の半径方向
への移動の一方端においては、第1および第2の
リブにそれぞれ係合する状態となり、同じく他方
端においては、これらリブに係合しない状態とさ
れる。したがつて、このような係合部材の移動に
応じて、車輪の停止状態と回転許容状態とが得ら
れる。
このように、この発明によれば、相異なる2箇
所に設けられた車輪停止機構が、ワイヤによつて
連動するように構成されているので、いずれか一
方の場所に設けられた1個の操作部材を操作する
だけで、両方の車輪停止機構を同時に動作させる
ことが可能となる。そのため、このような2箇所
に設けられる車輪停止機構に対して、車輪停止状
態や車輪回転許容状態を得るための操作が簡単に
なる。また、2個の車輪停止機構を連動させるの
はワイヤであるので、このワイヤ自身の有する可
撓性を利用して、2箇所の車輪手段の位置が相対
的に変わる移動体であつても、問題なく使用する
ことができる。たとえば、この発明は折りたたみ
式乳母車などに有利に適用することができる。ま
た、係合部材に係合するリブは、各車輪の半径上
の一部に設けられるので、係合部材を半径方向に
移動させることにより、リブと係合する状態と係
合しない状態とに変換させることができる、この
ような係合部材の半径方向の移動は、比較的簡単
な構成で達成されることができ、しかも、ダブル
の車輪に対して、同時に停止状態を与えることが
簡単である。
実施例 この発明の車輪停止装置は、種々の形式の乳母
車のほか、少なくとも相異なる2箇所において車
輪を持つ移動体であれば、どのような器具に対し
ても適用することができる。なお、以下に述べる
実施例は、2本の後脚を持つ乳母車に対して適用
された場合を説明するものである。
第1図は、そのような乳母車を後方から示した
斜視図である。この乳母車は、2本の前脚1,2
および2本の後脚3,4を備えている。前脚1,
2および後脚3,4のそれぞれの下端部には、ダ
ブルの車輪で構成された前輪手段5,6および後
輪手段7,8が回転可能に設けられている。この
ような乳母車では、4つの車輪手段5〜8のいず
れかから選ばれた2つの車輪手段に関連して、車
輪停止装置を設けることができる。たとえば、右
および左の前輪手段5,6に対しても、右および
左の後輪手段7,8に対しても、さらには、右ま
たは左の前輪手段5または6のどちらか一方と右
または左の後輪手段7または8のどちらか一方と
に対しても、車輪停止装置を適用することができ
る。なお、操作の便宜のためには、通常、後脚
3,4に設けられた後輪手段7,8に関連して、
車輪停止装置が設けられるのが好ましい。したが
つて、この実施例では、2つの後輪手段7,8に
関連して車輪停止装置が設けられている。
第1図には、車輪停止装置を構成する要素の一
部が図示されている。たとえば、右の後輪手段7
に含まれる外後輪9と内後輪10との間から突出
して、操作部材13が現われている。そして、右
の後輪手段7の外後輪9と内後輪10との間か
ら、左の後輪手段8の外後輪11と内後輪12と
の間にまで延びて、ワイヤを被覆する可撓性のチ
ユーブ14が渡されている。
この出願において添付された第2図以降の図面
の脚略について説明する。第2図は、右および左
の後輪手段7,8のいずれに対してもあてはまる
構成であり、係合部材がリブに係合する態様を図
解的に示したものである。第3ないし第21図
は、右側の後輪手段7に関連して設けられる車輪
停止機構を説明するための図である。第22図
は、連動機構の主要部をなすワイヤを示す正面図
である。第23図ないし第36図は、左側の後輪
手段8に関連して設けられる車輪停止機構を説明
するための図である。これらの右および左の車輪
停止機構は、右にある操作部材13の操作により
両者が連動して、同時に車輪の停止状態および回
転許容状態を実現する。
第2図を参照して、上述の車輪の停止状態およ
び回転許容状態の達成について、原理的に説明す
る。第2図には、ダブルの車輪が一部破断されて
示されている。互いに平行に並ぶ2個の車輪a,
bは、1本の車軸cの各端部上で回転可能に保持
されている。各車輪a,bのそれぞれの内側面に
は、半径上の一部においてのみ突出するリブd,
eが形成される。この例では、リブd,eは、関
連の車輪a,bの半径上の外周側に設けられてい
る。他方、2個の車輪a,bの間に延びる係合部
材fが、適当な固定部分に保持され、実線で示す
状態と想像線で示す状態とに移動可能なように設
けられる。すなわち、係合部材fは、車輪a,b
の半径方向にのみ移動可能である。
係合部材fが、実線で示すように、車輪a,b
の外周側に位置したときには、車輪停止状態が得
られる。すなわち、車輪a,bの回転によつて生
じるリブd,eの動作の軌道内に、係合部材fの
各端部が入り込み、係合部材fとリブd,eとが
係合し得る状態となる。他方、係合部材fが、第
2図に想像線で示すように、車輪a,bの中心側
に位置したときには、車輪回転許容状態が得られ
る。この状態では、車輪a,bの回転によつて生
じるリブd,eの動作の軌道から、係合部材fが
外れ、係合部材fとリブd,eとは係合し得な
い。
以下に述べる実施例は、第2図に示した原理を
利用するものである。なお、ワイヤによつて互い
に連結されていることを念頭に置いておけば、右
の車輪停止機構と左の車輪停止機構とは、互いに
独立して説明することができる。したがつて、以
下の説明は、まず、右の車輪停止機構を説明し、
次に、左の車輪停止機構を説明するという手順を
とることにする。
第3図ないし第5図は、車輪回転許容状態を示
し、第6図は車輪停止状態を示している。なお、
車輪停止機構を明確に図示できるようにするた
め、第3図,第5図および第6図では、内後輪1
0が除去されて示されていて、第4図では、外後
輪9が除去されて示されている。
石側の車輪停止機構は、主な部品として、右側
の後脚3に取付けられる車輪取付部材15と、こ
の車輪取付部材15にそれぞれ取付けられるワイ
ヤガイド部材16、係合レバー17および前述の
操作部材13とを備えている。
車輪取付部材15は、第7図ないし第10図に
単独で示されている。第7図は平面図であり、第
8図は正面図であり、第9図は第8図の線M−M
に沿う断面図であり、第10図は第7図の線L−
Lに沿う断面図である。
車輪取付部材15は、後脚3を両側から挾む1
対の壁18,19を有し、それぞれの壁18,1
9には、透孔20,21が設けられる。これらの
透孔20,21を貫通するピン22(第3図〜第
6図)によつて、この車輪取付部材15は、後脚
3の下端部に回動可能に支持される。この回動
は、後輪9,10と後脚3との間でクツシヨンを
与えることに役立つ。すなわち、第5図に示すよ
うに、車輪取付部材15の前方壁23と突起24
との間には、たとえばゴムのような弾性材料から
なるクツシヨン材25が配置され、これが、後脚
3に当接する状態とされる。したがつて、車輪取
付部材15の後脚3に対するピン22を中心とす
る反時計方向の回動には、クツシヨン材25の圧
縮が伴なう。このことが、クツシヨン性を及ぼす
ことになる。
車輪取付部材15の下方部には、横方向に貫通
する透孔26を有する軸受部27が形成される。
軸受部27の透孔26には、車軸28が通され
る。この車軸28は、その各端部において、外後
輪9および内後輪10を回転可能に保持するもの
である。
軸受部27の前方には、水抜き穴29が形成さ
れる。
車輪取付部材15の後方部には、壁18,19
を互いに連結する壁30が形成される。壁30よ
り後方において、1対の壁18,19には、それ
ぞれ、透孔31,32および透孔33,34が設
けられる。
ワイヤガイド部材16は、第11図ないし第1
3図に単独で示されている。第11図は左側面図
であり、第12図は第11図の線N−Nに沿う断
面図であり、第13図は底面図である。
ワイヤガイド部材16は、前述の車輪取付部材
15を両側から挾む1対の壁35,36を備え、
これら壁35,36を前方端において連結する前
方壁37には、チユーブ14の一方端を受入れる
ソケツト部38が形成される。各壁35,36に
は、それぞれ、透孔39,40および透孔41,
42が設けられる。
このワイヤガイド部材16は、第3図および第
4図に示すように、車輪取付部材15を両側から
壁35,36で挾むように、車輪取付部材15に
対して固定される。そのため、2本のピン43,
44が、それぞれ、整列した透孔41,33,3
4,42および透孔39,31,32,40に通
される。
操作部材13は、第14図ないし第18図に単
独で示されている。第14図は平面図であり、第
15図は第14図の線O−Oに沿う断面図であ
り、第16図は底面図であり、第17図は右側面
図であり、第18図は第15図の線P−Pに沿う
部分断面図である。
操作部材13は、前述の車輪取付部材15の1
対の壁18,19の各後方部の間に挾まれて位置
するもので、前述したピン43を透孔45に貫通
させることにより、回動可能に支持されている。
操作部材13の大部分は、前述のワイヤガイド部
材16の1対の壁35,36の間にもまれた状態
で取付けられる。
操作部材13の先端部分には、一方側へ突出し
たばね受け軸46が形成される。このばね受け軸
46は、操作部材13が車輪停止機構の一部とし
て組込まれたとき、ワイヤガイド部材16の壁3
5よりさらに外方へ突出する(第4図)。第4図
の状態において、ばね受け軸46がワイヤガイド
部材16の壁35に当接することによつて、操作
部材13の回動範囲の一方終端が規定される。
操作部材13は、実際の場面においては、足で
操作されるものである。このような足による操作
のための操作部を構成するV字状に延びた壁47
が、操作部材13の先端部側に形成される。
操作部材13の透孔45が形成された部分の近
くに、切欠48が形成される。この切欠48は、
後で説明するワイヤ49の一方端を取付けるため
のものである。また、ワイヤ49は、第5図およ
び第6図に示すように、操作部材13内を通る
が、このワイヤ49は、操作部材13内に形成さ
れた巻掛け部材50上に乗る状態で案内される。
第19図ないし第21図は、係合レバー17を
単独で示したものである。第19図は平面図であ
り、第20図は正面図であり、第21図は右側面
図である。
係合レバー17は、前述の車輪取付部材15の
1対の壁18,19の各後方部の間に挾まれて位
置される。より詳細には、係合レバー17は、レ
バー部51を備え、このレバー部51は、1対の
平行な壁52,53とこれら壁52,53の間を
連結する壁54によつて構成される。平行な壁5
2,53は、その間の壁54よりさらに突出する
ように延びている。これらの壁52,53の突出
した部分には、それぞれ、透孔55,56が設け
られる。実際の組立状態において、第5図および
第6図に現われているように、この係合レバー1
7は、レバー部51を車輪取付部材15の1対の
壁18,19のすぐ内側に位置させ、かつ、レバ
ー部51の1対の壁52,53の間に操作部材1
3を位置させた状態で、ピン43を透札55,5
6に貫通させることにより、車輪取付部材15に
対して回動可能に支持されている。
係合レバー17のレバー部51の先端部には、
レバー部51の延びる方向と直交する方向に延び
る係合部材57が形成される。係合部材57は、
この例では、円形の断面を有する棒状とされる。
この係合部材57は、第2図を参照して説明した
係合部材fに相当するものである。
第3図ないし第5図に示すように、回動自在に
支持された係合レバー17の回動範囲の一方終端
は、係合部材57が車輪取付部材15の一部に当
接することによつて規定される。
係合部材57から突出して、ばね受け片58が
形成される。ばね受け片58には、透孔59が設
けられる。
第22図には、ワイヤ49とチユーブ14とが
示されている。ワイヤ49は、チユーブ14内に
通され、その両端部は、チユーブ14から露出し
た状態とされる。ワイヤ49の一方端部には、ル
ープ60が形成される。また、ワイヤ49の他方
端部には、係止ブロツク61が取付けられる。
ワイヤ49は、そのループ60が形成された側
の端部が今説明している石側の車輪停止機構に位
置される。すなわち、第5図および第6図に示す
ように、ループ60は、操作部材13の切欠48
内に受入れられた状態で、操作部材13の一部に
係合させることによつて、操作部材13に取付け
られる。
第4図に示すように、操作部材13のばね受け
軸46とばね受け片58との間には、ロツクばね
62が連結される。ロツクばね64は、この例で
は、コイル状の引張ばねが用いられる。ロツクば
ね62の一方端は、ばね受け軸46に形成された
溝63(第14図,第16図)に嵌まり込んだ状
態で安定的に保持され、ロツクばね62の他方端
は、ばね受け片58に形成された透孔59内に通
される。
ロツクばね62の作用によつて、操作部材13
および係合レバー17は、一種の思案点を介して
互いに逆方向に回動するように付勢される。たと
えば、第4図の状態は、第3図および第5図の状
態に対応しているが、ロツクばね62は、操作部
材13および係合レバー17を車輪取付部材15
に対して共通的に支持するピン43の一方側すな
わち乳母車における前方側にずれた位置で延びて
いる。したがつて、ロツクばね62が操作部材1
3および係合レバー17に及ぼす力は、第4図に
おいて、操作部材13を時計方向に回動させると
ともに係合レバー17を反時計方向に回動させる
ように働く。このようなロツクばね62の作用下
での、操作部材13および係合レバー17の回動
の終端は、前述したように、それぞれワイヤガイ
ド部材16および車輪取付部材15の各一部への
当接によつて規定されているので、操作部材13
および係合レバー17は、ロツクばね62の作用
で、それぞれの姿勢が安定的に保持されている。
操作部材13を、第6図に示すように、この乳
母車における後方へ倒そうとするとき、ロツクば
ね62は、初期の段階においては、このような操
作部材13の回動に逆らう方向に作用している
が、一種の思案点を越えたとき、操作部材13を
後方へ回動させるように付勢することになる。す
なわち、第6図にロツクばね62の延びる方向の
概略的に一点鎖線で示すように、ロツクばね62
は、ピン43より後方に位置している。したがつ
て、操作部材13と係合レバー17とは第6図の
状態においても、ロツクばね62の作用で互いに
引き寄せられ互いに逆方向に回動するように付勢
される。なお、第6図の状態においては、明確に
は図示されていないが、係合部材57は、ワイヤ
ガイド部材16の一部に当接して、反時計方向の
回動の終端が規定されている。また、操作部材1
3は、係合レバー17の一部に当接して、その時
計方向の回動の終端が規定される。ここに、操作
部材13および係合レバー17の回動姿勢におけ
るもう1つの安定状態が得られることになる。
なお、操作部材13および係合レバー17の回
動における一種の思案点とは、ロツクばね62
が、ピン43の上にあるときである。
第3図ないし第6図に示すように、外後輪9お
よび内後輪10には、それぞれ、複数本のスポー
ク64,65が形成されている。これらスポーク
64,65には、各後輪9,10の内側面からの
突出高さの互いに異なる部分が半径上に分布して
いる。この実施例では、スポーク64,65の外
周側が中心側に比べて相対的に高く突出してい
る。この状態は、前述した第2図と実質的に同様
である。スポーク64,65における高く突出し
た部分が、前述の係合部材57に係合するリブ6
6,67とされる。これらのリブ66,67は、
第2図に示したリブd,eと実質的に同様の形状
をもつて形成されている。したがつて、リブ6
6,67以外の部分では、スポーク64,65は
係合部材57とは係合しない。
次に、第3図ないし第6図を主として参照し
て、右側の車輪停止機構の動作について説明す
る。
第3図ないし第5図は、車輪回転許容状態を示
し、第6図は、車輪停止状態を示している。第3
図ないし第5図では、操作部材13は、比較的前
方に倒れた状態に位置している。係合レバー17
は、ロツクばね62の作用で、その係合部材57
を車軸28に近付ける方向に付勢されており、係
合部材57は、車輪取付部材15の一部に当接し
た状態となつている。このようなロツクばね62
の作用に加えて、後で説明する戻しばねがワイヤ
49を右側の車輪停止機構から左側の車輪停止機
構へと引張る方向に作用しているので、第3図な
いし第5図に示す状態は、ロツクばね62と戻し
ばねとの作用が重畳された状態で保たれている。
ここで、係合部材57は、その両端部において、
リブ66,67から外れた位置にあり、後輪9,
10の回転に伴なつてリブ66,67には係合す
ることはない。
このような状態において、操作部材13のたと
えば壁47を足で踏みながら、操作部材13に対
して後方へ向く力を与えると、第6図に示す状態
が得られる。すなわち、操作部材13および係合
レバー17は、一種の思案点を越えてからロツク
ばね62の作用で、第6図の状態に安定する。こ
のとき、ワイヤ49は、操作部材13に形成され
た巻掛け部分50上に乗り上げた状態で、この右
側の車輪停止機構内に所定長さだけ取入れられ
る。なお、このようなワイヤ49の移動は、前述
した戻しばねの力に抗して行われる。この意味か
ら、ロツクばね62の強さは、戻しばねの強さよ
り大きく選ばれていることになる。
第6図の状態では、係合レバー17の係合部材
57は、後輪9,10のより外周側に位置してい
る。すなわち、係合部材57の両端部が、後輪
9,10の回転の結果として、リブ66,67に
係合し得る状態である。したがつて、車輪9,1
0の自由な回転は、阻止される。
第6図に示した車輪停止状態において、再び操
作部材13を操作して、これを前方へ倒すと、前
述した第3図ないし第5図に示した車輪回転許容
状態が得られる。
以上述べたような操作部材13の動作は、ワイ
ヤ49を介して、左側の車輪停止機構に伝達され
る。この左側の車輪停止機構は、第23図以降を
参照することによつて説明される。
第23図ないし第26図には、第1図の外後輪
11が除去された状態で、左側の車輪停止機構が
示されている。ここで、第23図および第24図
は、車輪回転許容状態を示し、第25図は、車輪
停止状態を示している。第26図は、特殊な場合
に生じる車輪回転許容状態から車輪停止状態への
過程の途中の状態を示している。
左側の車輪停止機構は、主な部品として、左側
の後脚4に取付けられる車輪取付部材115と、
この車輪取付部材115にそれぞれ保持されるワ
イヤガイド部材116、係合レバー117および
連結レバー118とを備えている。
車輪取付部材115は、第7図ないし第10図
に示した右側の車輪取付部材15と対称的な形状
である。したがつて、単独での図示は省略する。
この左側の車輪取付部材115も、右側の車輪取
付部材15と同様、ピン122によつて後脚4の
下端部に回動可能に支持される。そして、第24
図に示すようなクツシヨン材125が後脚4と車
輪取付部材115との間に配置され、後脚4と後
輪11,12との間にクツシヨン作用が与えられ
る。
車輪取付部材115に形成された軸受部127
には、車軸128が貫通される。この車軸128
は、その各端部において、外後輪11および内後
輪12を回転可能に保持するものである。
左側のワイヤガイド部材116は、第27図な
いし第29図に単独で示されている。第27図は
左側面図であり、第28図は正面図であり、第2
9図は底面図である。
左側のワイヤガイド部材116は、右側のワイ
ヤガイド部材16と対比すれば明らかなように、
全体としての形状が類似している。すなわち、右
側のワイヤガイド部材16と同様の態様で、壁1
35,136、前方壁137、ソケツト部13
8、および透孔139,140,141,142
が形成されている。異なる構成は次のとおりであ
る。
まず、このワイヤガイド部材116に関連し
て、前述の操作部材13に相当する部材は設けら
れないので、ワイヤガイド部材116の上面は、
上方壁101によつて閉じられる。そして、ソケ
ツト138から上方壁101にわたつて、スリツ
ト102が形成され、ワイヤガイド部材116内
にワイヤ49を受入れることが容易にされる。さ
らに、壁136から外方へ突出して、ばね受け軸
103が形成される。
ワイヤガイド部材116は、その1対の壁13
5,136の間に車輪取付部材115を位置させ
た状態で、ピン143,144をそれぞれ透孔1
39,140および透孔141,142に貫通さ
せることにより、車輪取付部材115に対して固
定される。
係合レバー117は、第30図ないし第32図
に単独で示されている。第30図は平面図であ
り、第31図は正面図であり、第32図は左側面
図である。
この左側の係合レバー117は、全体として、
右側の係合レバー17とほぼ対称的な形状を有し
ている。すなわち、右側の係合レバー17と同
様、左側の係合レバー117は、レバー部15
1、壁152,153,154、透孔155,1
56、係合部材157、ばね受け片158、およ
び透孔159を備えている。
この係合レバー117には、さらに、レバー部
151の端部から突出して、ばね受けフツク10
4が設けられている。また、この係合レバー11
7に形成されるばね受け片158は、レバー部1
51にまで延びている。
左側の係合レバー117は、右側の係合レバー
17と同様、透孔155,156を貫通するピン
143によつて、車輪取付部材115に対して所
定範囲回動可能に取付けられる。係合レバー11
7の回動範囲の一方終端は、第23図および第2
4図に示すように、係合部材157が車輪取付部
材115の一部に当接することによつて規定され
る。他方、係合レバー117の回動範囲の他方終
端は、第25図から類推できるように、ばね受け
片158がワイヤガイド部材116の一部に当接
することによつて規定される。
第33図ないし第36図には、連結レバー11
8が単独で示されている。第33図は左側面図で
あり、第34図は正面図であり、第35図は右側
面図であり、第36図は第34図の線Q−Qに沿
う断面図である。
連結レバー118は、それが配置される位置か
ら見れば、右側の操作部材13に対応している。
すなわち、連結レバー118は、係合レバー11
7の一対の壁152,153の間に挾まれて位置
する。そして、ピン143が貫通すべき透孔10
5を備える。連結レバー118は、このピン14
3によつて、車輪取付部材115に対して回動可
能に支持されている。
連結レバー118は、ワイヤ49の一方端を取
付ける機能を果たす。すなわ、ワイヤ49の端部
に設けられた係止ブロツク61を受入れる切欠1
06を備える。また、切欠106内に受入れられ
た係止ブロツク61から延びるワイヤ49を巻掛
けする巻掛け部分107を備える。
さらに、連結レバー118には、ばね受け片1
08が形成され、そこには透孔109が設けられ
る。
さらに、左側の車輪停止機構には、第23図に
示すような戻しばね110および第23図ないし
第26図に示すような過緊張吸収用ばね111が
取付けられる。この例では、これらのばね110
および111は、いずれも、コイル状の引張ばね
で構成される。
戻しばね110は、ワイヤガイド部材116に
設けられたばね受け軸103に一方端が係合さ
れ、かつ、係合レバー117のばね受け片158
に設けられた透孔159に他方端が挿入された状
態で、取付けられる。
また、過緊張吸収用ばね111は、ワイヤ4に
かかる過緊張を吸収するためのもので、係合レバ
ー117のばね受けフツク104に一方端が係合
され、かつ、連結レバー118のばね受け片10
8に設けられた透孔109に他方端が挿入されて
取付けられる。
たとえば、第24図に示されるように、過緊張
吸収用ばね11は、連結レバー118を、係合レ
バー117に対して、ピン143を中心に時計方
向に回動させるように付勢している。また、戻し
ばね110は、係合レバー117を、ワイヤガイ
ド部材116すなわち車輪取付部材115に対し
て、ピン143を中心に反時計方向に回動するよ
うに付勢している。なお、このような2つのばね
110,111による付勢の結果、係合レバー1
17は、係合部材157が車輪取付部材115の
一部に当接する状態で安定しており、連結レバー
118は、ばね受け片108が係合レバー117
の壁154に当接することによつて安定してい
る。これらのばね110,111による引張力
は、最終的に連結レバー118に与えられ、ワイ
ヤ49を左側の車輪停止機構内に引込む力となつ
て現われる。
左側の後輪手段8を構成する後輪11,12に
は、第3図ないし第6図に示した右側の後輪手段
7を構成する後輪9,10と同様、複数本のスポ
ークが設けられている。第23図ないし第26図
に示された内後輪12について説明すると、そこ
にはスポーク165が形成されている。そして、
これらのスポーク165の外周側の約半分が他の
部分に比べて後輪112の内側面から高く突出し
ており、ここに、係合部材157と係合し得るリ
ブ167が形成される。外後輪11については図
示しないが、同様のスポークおよびリブが形成さ
れている。
次に、第23図ないし第26図を主として参照
して、この左側の車輪停止機構の動作について説
明する。
第23図および第24図は、前述した右側の車
輪停止機構の第3図ないし第5図に示した状態と
同時に達成される車輪回転許容状態を示してい
る。この状態では、係合部材157は、後輪12
(および11)の半径方向の最も中心寄りに位置
している。したがつて、係合部材157はリブ1
67(および外後輪11のリブ)とは係合し得
ず、後輪11,12は自由に回転し得る。
第25図は、前述した右側の車輪停止機構の第
6図に示した状態と同時に達成される車輪停止状
態を示している。第6図では、操作部材13の後
方への回動により、ワイヤ49が右側の車輪停止
機構内へ所定長さだけ引込まれている。このワイ
ヤ49の移動分に見合う量だけ、第25図におい
ては、連結レバー118がピン143が中心に反
時計方向に回動される。これに応じて、過緊張吸
収用ばね111が、係合レバー117を、戻しば
ね110の弾性に抗して、ピン143を中心に反
時計方向に回動させる。この回動の終端は、前述
したように、係合レバー117のばね受け片15
8がワイヤガイド部材116の一部に当接するこ
とによつて規定される。したがつて、係合部材1
57は、後輪11,12の回転に従つて動くリブ
167(および外後輪11のリブ)の軌道内に入
り込み、これらのリブに係合部材157が係合し
得る状態となる。
第25図に示す車輪停止状態から再び第23図
および第24図に示す車輪回転許容状態へ移行さ
せる場合には、前述したような操作部材13の操
作が伴なう。係合部材13が再び第3図ないし第
5図に示す状態に戻されたときには、ワイヤ49
が、戻しばね110の作用で、左側の車輪停止機
構の方へ移動する。したがつて、第23図および
第24図に示すような車輪回転許容状態が再び得
られる。
前述した車輪回転許容状態から車輪停止状態へ
の動作過程において、係合部材157の動作範囲
内に何らかの障害物が存在することもある。たと
えば、後輪11,12の回転角度によつては、係
合部材157の動作がリブ167(または外後輪
11側のリブ)によつて妨害されることがある。
この場合、ワイヤ49の端部が、直接、係合レバ
ー117に連結されているとすれば、係合レバー
117が完全な範囲を動き得ないまま、ワイヤ4
9に過大な緊張が与えられることになる。ところ
が、この実施例では、ワイヤ49からの力は、ま
ず、連結レバー118に与えられ、ここから過緊
張吸収用ばね111を介して係合レバー117に
伝達されるように構成されている。したがつて、
第26図に示すように、係合部材157がたとえ
ばリブ167に衝突して、その動きが阻止された
場合、ワイヤ49の引張により、連結レバー11
8のみが完全に回動するが、係合レバー117が
追従し得なかつた分は、過緊張吸収用ばね111
の伸びによつて吸収される。このとき、係合レバ
ー117は、常に、過緊張吸収用ばね111によ
つて連結レバー118に追従する方向に付勢され
ているので、後輪12がわずかに回転して、係合
部材157の動く範囲からリブ167が除去され
たならば、直ちに、第25図に示すような状態と
なる。
なお、上述したように、係合レバー117をワ
イヤ49に対して過緊張吸収用ばね111を介し
て連結すれば、次のような利点も期待することが
できる。右側の車輪停止機構に設けられる係合部
材13の動きが、ワイヤ49を介して左側の車輪
停止機構に伝達される構成となつている。ここ
で、左側の係合部材157の動く範囲は、単純に
考えると、ワイヤ49の移動量に相関することに
なる。したがつて、実際の製品が設計通りに得え
られるとすれば、係合部材157を常に適正な範
囲内で動作させることができる。しかしながら、
実際の製造工程において、そのような精度を特に
ワイヤ49の長さあるいはチユーブ14の長さに
対して得ることは容易ではない。たとえば、設計
段階で意図していたより、ワイヤ49がチユーブ
14に比べて長くされあるいは短くされると、係
合部材157は所望の範囲からずれた範囲で動く
ことになるかもしれない。また、たとえ設計通り
に製造されたとしても、使用を繰返しているうち
に、ワイヤ49が疲労により伸び、同じような不
都合が生じることもあり得る。
そこで、実施例のように、過緊張吸収用ばね1
11を用いると、むしろ、ワイヤ49の長さが設
計値より短くされる方が好ましい。そのように短
くされた場合、たとえば第25図の状態におい
て、過緊張吸収用ばね111の伸びを伴ないがら
連結レバー118がより反時計方向に回動するの
みで、係合レバー117の動きには影響を与えな
い。しかし、このようにワイヤ49が設計値より
短い場合には、その疲労により伸びが生じたとし
ても、うまくそれらが相殺されて、より設計値に
近付くことになる。
なお、ワイヤ49が設計値より短い場合、車輪
回転許容状態において、係合部材157が車輪取
付部材115に当接しない状態に留まるかもしれ
ない。しかしながら、通常、係合部材がたとえば
リブ167に係合するまでには、いくらかの余裕
があるので、実際問題として、ほとんど問題とな
らないであろう。
以上、この発明を好ましい実施例に関連して説
明したが、その実施例を変形することも可能であ
る。
たとえば、係合部材13と係合レバー17とが
共通のピン43によつて支持されたが、それぞれ
別の軸によつて回動可能に支持されてもよい。
また、連結結レバー118を用いずに、適当な
プーリにワイヤ49を巻掛けしながら、ワイヤ4
9と過緊張吸収用ばね111とを直結してもよ
い。
また、リブ66,67,167が設けられる位
置を、各関連の車輪の中心側に変更し、係合部材
13の回動によつて生じる車輪停止状態と回転許
容状態とを逆にするように設計してもよい。
さらに、実施例で用いられたばねは、すべてコ
イル状の引張ばねであつたが、その取付方を変更
して、コイル状の圧縮ばねを用いたり、あるいは
ねじりばねを用いたりしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が有利に適用される移動体
の一例としての乳母車を後方から示す斜視図であ
る。第2図は車輪停止状態と車輪回転許容状態と
を実現する係合部材fとリブd,eとの関連を図
解的に示したものである。第3図ないし第6図
は、第1図の右側の後輪手段7に関連して設けら
れる右側の車輪停止機構を示す。ここに、第3図
ないし第5図は車輪回転許容状態であり、特に第
3図は左側から見た外観図であり、第4図は右側
から見た外観図であり、第5図は左側から見た断
面図である。第6図は、車輪停止状態を示し、左
側から見た断面図である。第7図ないし第10図
は、右側の車輪取付部材15を単独で示すもの
で、第7図は平面図であり、第8図は正面図であ
り、第9図は第8図の線M−Mに沿う断面図であ
り、第10図は第7図の線L−Lに沿う断面図で
ある。第11図ないし第13図は、右側のワイヤ
ガイド部材16を単独で示し、第11図は左側面
図であり、第12図は第11図の線N−Nに沿う
断面図であり、第13図は底面図である。 第14図ないし第18図は、操作部材13を単
独で示し、第14図は平面図であり、第15図は
第14図の線O−Oに沿う断面図であり、第16
図は底面図であり、第17図は右側面図であり、
第18図は第15図の線P−Pに沿う部分断面図
である。第19図ないし第21図は、右側の係合
レバー117を単独で示し、第19図は平面図で
あり、第20図は正面図であり、第21図は右側
面図である。第22図は、ワイヤ49およびチユ
ーブ14を示す正面図である。第23図ないし第
26図は、第1図の左側の後輪手段8に関連して
設けられる左側の車輪停止機構を示す。ここに、
第23図は、車輪回転許容状態における外観図で
あり、第24図は車輪回転許容状態における断面
図であり、第25図は、車輪停止状態における断
面図であり、第26図は、車輪回転許容状態から
車輪停止状態へ至る途中で得られる特殊な状態を
示す断面図である。第27図ないし第29図は、
左側のワイヤガイド部材116を単独で示し、第
27図は左側面図、第28図は正面図、第29図
は底面図である。第30図ないし第31図は、左
側の係合レバー117を単独で示し、第30図は
平面図、第31図は正面図、第32図は左側面図
である。第33図ないし第36図は、連結レバー
118を単独で示し、第33図は左側面図であ
り、第34図は正面図であり、第35図は右側面
図であり、第36図は第34図の線Q−Qに沿う
断面図である。 図において、a,bは車輪、d,eはリブ、f
は係合部材、3,4は後脚、7は第2の車輪手段
(右側の後輪手段)、8は第1の車輪手段(左側の
後輪手段)、9,10は右側の後輪、11,12
は左側の後輪、13は操作部材、14はチユー
ブ、15は第2の車輪取付部材(右側の車輪取付
部材)、16は右側のワイヤガイド部材、17は
第2の係合レバー(右側の係合レバー)、22は
ピン、27は軸受部、28は車軸、43,44は
ピン、46はばね受け軸、48は切欠、49はワ
イヤ、50は巻掛け部分、57は第2の係合部材
(右側の係合部材)、58はばね受け片、62はロ
ツクばね、64,65はスポーク、66,67は
第2のリブ、103はばね受け軸、104はばね
受けフツク、106は切欠、107は巻掛け部
分、108はばね受け片、110は戻しばね、1
11は過緊張吸収用ばね、115は第1の車輪取
付部材(左側の車輪取付部材)、116は左側の
ワイヤガイド部材)、117は第1の係合レバー
(左側の係合レバー)、118は連結レバー、12
2はピン、127は軸受部、128は車軸、14
3,144はピン、157は第1の係合部材(左
側の係合部材)、158はばね受け片、165は
スポーク、167は第1のリブである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 移動体の相異なる2箇所にそれぞれ第1およ
    び第2の車輪取付部材を介して回転可能に設けら
    れた2個の平行に並ぶ車輪をそれぞれ備える第1
    および第2の車輪手段には、それぞれ第1および
    第2のリブが各車輪の内側面から突出して形成さ
    れ、前記第1および第2の車輪手段にそれぞれ関
    連して前記各車輪取付部材に対して移動可能に設
    けられた第1および第2の係合部材が前記第1お
    よび第2のリブにそれぞれ係合したとき第1およ
    び第2の車輪手段が停止状態とされ、他方、第1
    および第2の係合部材が第1および第2のリブに
    それぞれ係合しなくなつたとき第1および第2の
    車輪手段が回転許容状態とされる、車輪停止装置
    において、 前記第1および第2のリブは、それぞれ、車輪
    の半径上の一部で車輪の内側面から突出し、 前記第1および第2の係合部材は、それぞれ、
    前記第1および第2の車輪手段における平行に並
    んだ車輪の間に位置され、 前記第1および第2の係合部材は、それぞれ、
    前記第1および第2の車輪取付部材に所定範囲回
    動可能に設けられた第1および第2の係合レバー
    の各端部に形成され、当該第1および第2の係合
    レバーの回動によつて前記第1および第2の係合
    部材は前記車輪のほぼ半径方向にのみ移動可能に
    設けられ、この半径方向の移動に応じて前記各リ
    ブに係合する状態と係合しない状態とが得られ、 前記第1の係合部材がその移動範囲の一方端に
    位置するように付勢する戻しばねを備え、 前記戻しばねの弾性に抗して前記第1の係合部
    材をその移動範囲の他方端に位置させる方向に引
    張るように、ワイヤが当該ワイヤの過緊張を吸収
    するためのばねを介して前記第1の係合部材に連
    結され、 操作部材が前記第2の車輪取付部材に所定範囲
    回動可能に取付けられ、前記ワイヤは、両端が前
    記第1および第2の車輪取付部材に固定されたチ
    ユーブ内を通り、前記操作部材に連結されるよう
    に導かれ、 前記操作部材と前記第2の係合レバーとの間に
    ロツクばねが連結され、当該ロツクばねの作用に
    よつて、前記操作部材および前記第2の係合レバ
    ーは、思案点を介して互いに逆方向に回動するよ
    うに付勢され、 前記操作部材および前記第2の係合レバーの前
    記ロツクばねの作用下での各一方方向への回動は
    前記戻しばねの力に抗して行なわれ、同じく各地
    方方向への回動は前記戻しばねの力が重畳されて
    行なわれ、 前記第1の係合部材の前記第1のリブに対する
    係合および非係合動作は、それぞれ、前記第2の
    係合部材の前記第2のリブに対する係合および非
    係合動作に連動するように、前記各係合部材と前
    記各リブとの関係が選ばれたこと、 を特徴とする、車輪停止装置。 2 前記操作部材と前記第2の係合レバーとは、
    共通の軸によつて回動可能に支持されている、特
    許請求の範囲第1項記載の車輪停止装置。 3 前記ワイヤの第1の係合部材側の端部は、前
    記第1の車輪取付部材に回動可能に設けられた連
    結レバーに取付けられ、当該連結レバーと前記第
    1の係合レバーとの間に前記過緊張吸収用ばねが
    連結される、特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の車輪停止装置。 4 前記操作部材および前記連結レバーには、そ
    れぞれ、前記ワイヤロープを巻掛けする部分が形
    成され、操作部材および連結レバーの各回動によ
    りワイヤロープは前記各巻掛け部分上に乗つた状
    態で引張られる、特許請求の範囲第3項記載の車
    輪停止装置。 5 前記リブは、関連の車輪の半径上の外周側に
    設けられる、特許請求の範囲第1項ないし第4項
    のいずれかに記載の車輪停止装置。 6 前記各車輪には、複数本のスポークが形成さ
    れ、当該スポークには、車輪の内側面からの突出
    高さの互いに異なる部分が半径上に分布してお
    り、相対的に高く突出した部分をもつて前記リブ
    とされる、特許請求の範囲第1項ないし第5項の
    いずれかに記載の車輪停止装置。 7 前記チユーブは可撓性である、特許請求の範
    囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の車輪停
    止装置。 8 前記移動体は乳母車である、特許請求の範囲
    第1項ないし第7項のいずれかに記載の車輪停止
    装置。 9 前記第1および第2の車輪手段は、前記乳母
    車の2つの後脚の下端部に取付けられる後輪を構
    成する、特許請求の範囲第8項記載の車輪停止装
    置。 10 前記車輪取付部材は、クツシヨン手段を介
    して前記後脚に取付けられる、特許請求の範囲第
    9項記載の車輪停止装置。
JP59258809A 1984-12-06 1984-12-06 車輪停止装置 Granted JPS61135858A (ja)

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GB08530069A GB2168118B (en) 1984-12-06 1985-12-06 Wheeled movable body with wheel stopping device

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