JPH037660Y2 - - Google Patents

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JPH037660Y2
JPH037660Y2 JP12004485U JP12004485U JPH037660Y2 JP H037660 Y2 JPH037660 Y2 JP H037660Y2 JP 12004485 U JP12004485 U JP 12004485U JP 12004485 U JP12004485 U JP 12004485U JP H037660 Y2 JPH037660 Y2 JP H037660Y2
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、衛生機器のうち水栓類に於けるハ
ンドルの緩み止めに関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、この種水栓類に於ける弁棒と合成樹脂の
立体的なハンドルとの結合は、第5図に示すよう
に水栓31の弁棒32の雄スプライン部33と、
ハンドル34に組付けた内筒35の雌スプライン
部36とをビス40により軸方向に結合したの
ち、内筒35及び弁棒32の軸方向に穿孔した共
通の螺孔37,37aにハンドル34の凹座38
側からビス40を前記螺孔37,37aに螺着
し、その後凹座38を表示体39をもつて覆うこ
とにより、弁棒32とハンドル34とを結合する
方法が一般に行なわれていた。
上記のものにあつては、経時、経年中にビスの
緩みが多発するのであるが、凹座にはビスの頭部
を隠したり、凹座内に汚水、塵芥などの侵入を防
止する必要から硬目の嵌め合いにより嵌合されて
おるがために、面倒さもあつてビスの緩みを無視
して使い続けることが多かつた。従つて弁棒と内
筒とを結合している雄、雌のスプライン部の噛み
合う長さが次第に少なくなるのと同時に、噛み合
いが不確実になり、ひいては滑りが多くなつて合
成樹脂製の内筒では雌スプライン部が金属製の弁
棒の雄スプライン部によつて著しく摩耗させられ
てしまう不都合が多かつた。
また、金属質で平面的なハンドルと弁棒との緩
み止め機構としては実公昭58−35913号公報のも
のがある。このものは弁棒とハンドルを互いに雄
嵌合部と雌嵌合部との嵌め合い及び鍔付ねじの鍔
部とハンドルの嵌合部との密接な嵌め合いによる
ものである。
上記のものにあつては、第5図に示されている
合成樹脂製の立体的なハンドルに適用させるため
には、互いの構造を改造したり、部品点数を多く
必要とするなど利用面に幾つかの不都合があつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、上記の問題を解決し、ハンドルの
凹座に取付ける表示体を有効に利用して弁棒とハ
ンドルを結合しているビスが容易に弛まないよう
に保持し、併せて部品点数を少なくすることを目
的とする。
(課題を解決するための技術手段) この考案が、上記課題を解決するために講ずる
技術的手段は、合成樹脂の成型により一面に、ハ
ンドルに予じめ設けた凹座の内径より大きい径の
傘部と、他面に筒形の脚部又は複数個の脚片を同
一円形上に断続的に配列した脚部とを有し、前記
傘部の表面の表示部に、湯と水の彩色による区
分、ハンドルの操作方向の指示、指標及びそれら
に必要な文字、印、彩色、図案、その他の表示事
項(図示を略す)を現わし又は透し見られるよう
に設けた表示体を形成し、この表示体の前記傘部
下面の中心部にビス頭部のビツト孔(スクリユー
ドライバーの先端に設けた+形、−形の孔)と対
称の形状をなすビツトを突設することにより、ビ
ツト付表示体を形成し、このビツト付表示体を、
予じめ水栓用の弁棒とハンドルとをビスを介して
結合した凹座に取付けるようにすることである。
(作用) 水栓類の弁棒に内筒を介してハンドルを取付け
ると共に、該ハンドルと弁棒をビスを介して結合
したのち、ハンドルの凹座にビツト付表示体を嵌
合するのと同時に、傘部下面のビツトをビスのビ
ツト孔に嵌合させる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図に基いて詳細に
説明する。
この考案の実施例は、第1図イ,ロ及び第2図
に示すようにビツト付表示体1は、合成樹脂の無
色、有色或い無色のものにメツキその他により彩
色を施した傘部2の上面(図に於いて)の表示部
に、湯と水の彩色による区分、ハンドルの操作方
向の指示、指標及びそれらに必要な文字、印、彩
色、図案などの表示事項(図示省略)を現わすと
共に、前記傘部2の下面には後記のハンドルの凹
座4に嵌合する外径で筒形にした脚部5を形成
し、該脚部5の周面には前記凹座4の内径より僅
かに大きい外表面を有するリブ6の複数条を軸方
向にほぼ等間隔で突設し、この脚部5の内側で前
記傘部2下面の中心部にはビツト(一般的なスク
リユードライバーの+形)7を突設する。また、
第1図ハに示すビツト付表示体1のビツト7aは
一形のものを示す。前記ハンドル3は、透明又は
不透明な合成樹脂の成型による所要形状の立体的
に形成され、上面中央にビス挿孔8と同心で前記
脚部5のリブ6の各外径より僅かに小さい内径の
前記凹座4を形成し、前記ハンドル3は、内腔9
にほぼ同一の外形を有する内筒10を別に設けて
一体的に結合したものを示し、該内筒10と水栓
類Bの弁棒11とは互いの雄スプライン部12
と、雌スプライン部13との軸方向の嵌め合せに
よつて結合されており、さらに弁棒11及び内筒
10は、ビス14の螺孔15,15aを前記ビス
挿孔8と軸方向の同心に連通して設けることによ
り、ビス挿孔8から挿入したビス14を螺孔1
5,15aに螺挿して前記ハンドル3を弁棒11
に結合するように構成する。第3図イ乃至ハに示
すものは別の実施例でビツト付表示体1aは、傘
部2の表示部Aに凹座4aを有すると共に該凹部
4aの底面に前記表示事項を現わした紙片、合成
樹脂板、アルミ板その他による表示片16を介在
させ、この表示片16の上面の前記凹座4aを透
明度のある合成樹脂の蓋部材17を設けたことに
より、該蓋部材17を通して前記表示事項が透し
見られるようにしたもので、このビツト付表示体
1aは前記脚部5の中心部に同じくビツト7を突
設する。また第3図ハのビツト付表示体1bは、
傘部2、脚部5を透明度のある合成樹脂により一
体的に形成すると共に傘部2下面の表示部Aに、
表示事項を現わしたほぼドーナツ形の表示片16
aを貼着したのち、これを押え板18をもつて保
持するように取付け、この押え板18の中心部に
は同じくビツト7を突設したものである。前記ビ
ス14の頭部には一般的なスクリユードライバー
の先端に設けてある+形及び−形と対称形状のビ
ツト孔19を有する。次に第4図イ乃至ハに示す
ものは前記ビツト7,7aの別の実施例で、ビツ
ト7cは一形のビツト孔19に嵌め合されるよう
に構成する。なお、水栓類Bは混合水栓、単水
栓、分岐水栓その他一般的な水栓を含み何れも図
示を略す。いま、ビツト付表示体1を使用してハ
ンドル3と、弁棒11とを結合しているビス14
の緩み止めとするには、第2図に示す水栓類Bの
弁棒11の雄スプライン部12に、ハンドル3の
内筒10の雌スプライン部13を嵌め合せて結合
したのち、ハンドル3の凹座4側からビス14を
ビス挿孔8及び該ビス挿孔8と連通している螺孔
15,15aに螺挿し固定して置き、引続き凹座
4に、ビツト付表示体1の脚部5を臨ませておい
て傘部2を加圧すると、脚部5は周面の複数のリ
ブ6によつて凹座4の内壁に弾力的に密着して安
定させられる。この場合ビツト7とビスのビツト
孔19とが一致していないと脚部5が凹座4内か
ら食み出しているので、傘部2を僅かに浮上らせ
ながら左右へ廻すことによつてビツト7がビツト
孔19に嵌まり込む。この操作によつて脚部5が
凹座4に完全に嵌め合される。
(考案の効果) この考案は、上記の構成であるから、次の利点
を有する。
(1) 表面に所要の表示事項を現わし、またはこれ
を透し見られるようにした傘部と裏面にハンド
ルの凹座に嵌着される脚部とを有し、該脚部の
内側で傘部下面の中心部にビツトを突設したビ
ツト付表示体を形成し、該表示体をハンドルの
凹座に嵌合することにより、ビツトをビスのビ
ツト孔に嵌着するようにしたので、ハンドルを
乱暴に扱つたり、弁棒に繰返す水撃による振動
が加えられたりすることがあつて、これらの振
動、衝撃がビスに加えられても、ビスはビツト
孔とビツト付表示体のビツトとの強い嵌め合せ
によつてねじ戻されることがないので、弁棒と
ハンドルの結合を長期に亘り好ましい状態に維
持することができる。
(2) 従来のものと比較して、凹座の覆いと表示事
項の表現に加えてハンドルの緩み止めとしての
効用は、表示体の有効利用と、部品点数を少な
くした点などと相俟ち、水栓類を正しくかつ正
常な使用状態に維持して水栓器具を長期に亘つ
て使用できるうえに、特に混合水栓のように湯
と水の混合割合を微調節するものにあつては、
ハンドルにガタのないことが必須であるから正
しい調整によつて湯水を無駄に流すようなこと
もないなどど熱量を極めて有効に利用すること
ができる。
(3) ビスがそのビツト孔とビツト付表示板のビツ
トとの嵌め合いによつて緩むことがないから、
内筒の雌スプライン部を少しも摩耗させないの
でハンドルを長期間好ましい状態で使用するこ
とができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図イは、本考案の底面図、第1図ロは、第
1図イに於ける−線の一部破断した側面図、
第1図ハは、ビツトを一形にした場合の一部破断
した側面図、第2図は、本案を水栓類に実施した
場合の部分縦断面図、第3図イは、同じく縦断面
図、第3図ロ及び同ハ並びに第4図イ,ロ,ハ
は、本案ビツト付表示体の別の実施例を示す、そ
れぞれ拡大側面図、第5図は、従来技術の説明図
である。 主要部分の符号の説明、1……ビツト付表示
体、2……傘部、3……ハンドル、4,4a……
凹座、5……脚部、7,7a,7c……ビツト、
8……ビス挿孔、11……弁棒、14……ビス、
15……螺孔、16,16a……表示片、17…
…蓋部材、19……ビツト孔、A……表示部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透明又は不透明な合成樹脂の成型による所要
    形状で、上面中央にビス挿孔8と同心で大きい
    内径の凹座4を穿設したハンドル3に於いて、
    別に同じく合成樹脂の無色、有色或いはメツキ
    その他により彩色を施すと共に上面に、前記凹
    座4より大径で表面に表示事項を現わす表示部
    Aを有した傘部2を設け、該傘部2の下面に前
    記凹座4に嵌合した筒状或いは同一円周上に断
    続する複数の脚片による脚部5を設け、前記傘
    部2下面の中心部にビツト7(スクリユードラ
    イバーの+形及び−形とほぼ同形)を突設した
    ビツト付表示体1を形成し、該ビツト付表示体
    1を前記凹座4に嵌め合せることにより、前記
    ビツト7を前記ビス挿孔8を経て弁棒11の螺
    孔15に予じめ螺挿したビス14のビツト孔1
    9に嵌合させてビス14の廻り止めとしたこと
    を特徴とする水栓類の把手に於ける廻り止め付
    表示体の構造。 (2) 下面に、前記凹座4と嵌め合せられる外径寸
    法を有した同一円周上に複数配列した脚片によ
    る脚部5を設けると共に傘部2下面の中心部
    に、前記ビツト7或いは同7aを突設し、該傘
    部2上面の透明な蓋部材17の内部に、水栓類
    Bの用途、操作方向、湯と水の区分その他所要
    の表示部Aの表示事項を透し見られるようにし
    たビツト付表示板1aを構成要素としたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の水栓類の把手に於ける廻り止め付表示体の構
    造。 (3) 周縁に前記脚部5を有すると共に傘部2下面
    の中心部に、前記ビツト7、同7a、或いは同
    7cを突設し、前記傘部2の表示部Aに、周縁
    の断面が垂直にされ或いは傾斜にされている凹
    座4aを有し、該凹座4aの平面的な底部に、
    文字、記号、色彩、図案などの表示事項を現わ
    した紙片、合成樹脂板、アルミ板その他による
    表示片16を前記蓋部材17をもつて覆つたビ
    ツト付表示板1bを構成要素とすることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の水
    栓類の把手に於ける廻り止め付表示体の構造。
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