JPH0377868B2 - - Google Patents

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JPH0377868B2
JPH0377868B2 JP5010287A JP5010287A JPH0377868B2 JP H0377868 B2 JPH0377868 B2 JP H0377868B2 JP 5010287 A JP5010287 A JP 5010287A JP 5010287 A JP5010287 A JP 5010287A JP H0377868 B2 JPH0377868 B2 JP H0377868B2
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JP
Japan
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copper
impregnated
sintered
oil
powder
Prior art date
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Expired
Application number
JP5010287A
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English (en)
Other versions
JPS63216948A (ja
Inventor
Hiroshi Ishii
Hideo Yomo
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Powdered Metals Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、とくに高荷重の用途に適する焼結
含油軸受に関するものである。
焼結含油軸受は滑り軸受の一種であるが、その
多孔質のため潤滑形態が境界潤滑を呈し、周速度
V、軸受投影単位面積当たりの荷重(以下面圧と
呼ぶ。)P、および両者の積であるPV値に制限が
ある。
中でも面圧Pについては、銅系および青銅系の
軸受は20以下、安全な常用範囲および周速度が大
きい場合は10Kg/cm2以下とされている。また面圧
がこれよりも高い用途には鉄系のものが用いられ
るが、それでも面圧は300Kg/cm2、周速度100m/
min程度が限界であつた。第3図の領域Iは従来
の銅系軸受の、領域は鉄系軸受の可使範囲を示
したものである。
通常の焼結軸受は圧環強さ10〜28Kg/cm2、含油
率18〜20%程度であるが、これでは高い面圧に耐
えられない。
この発明は上述の事情に基づき、300Kg/cm2以
上の面圧が作用する条件でも使用できる軸受を目
指してなされたもので、その骨子は主な原料に高
速度鋼(JIS・SKH51)の粉末を用い、これに重
量比で0.5〜8%の銅粉を配合した点にある。
この発明の材料では、高速度鋼粒子が軟質の鋼
で結合された組織によつて60Kg/mm2以上という高
い圧環強さと馴染み性を具え、含油率を20〜30%
と多くしたことと併せ、第3図の領域に示すよ
うに摺動速度Vが30m/minまでの低速域なら
ば、最高800Kg/cm2の面圧下に使用できる特性を
具えている。
本発明に係る焼結合金において、クロムは耐食
性を高めるとともに、金属組織の基地中に固溶し
てその硬さと強度を向上させる。ただし、3.5%
未満では所要の効果が得られず、一方、4.5%を
超えると基地の強度が却つて低下し摩耗量が多く
なる。従つて3.5〜4.5%を適量とする。
モリブデンは炭素と結合して硬い炭化物を形成
して耐摩耗性を与え、さらに一部は基地中に固溶
して強度を高めるとともに、耐熱性を向上させる
成分である。軸受に作用する面圧が高い場合は、
摩擦熱のため摺動部の温度が部分的には300〜400
℃にも達するので耐熱性は特に重視されるが、
4.1%未満では所要の効果が得られず、一方5.5%
を超えると炭化物が過剰になり、耐摩耗性は向上
するものの基地の靭性と強度が低下する。従つて
4.1〜5.5%を適量とする。
タングステンはモリブデンと同様の作用をする
が、5%未満では耐摩耗性が不十分であり、一方
6.7%を超えると基地の強度が低下して摩耗し易
くなり、また、相手部材の軸との馴染み性も悪く
なる。従つて5〜6.7%を適量とする。
バナジウムもモリブデン、タングステンと同様
に炭化物を形成し、特に高温における耐摩耗性を
改善する成分である。ただし添加量が1.4%未満
ではその効果が乏しく、一方、2.2%を超えると
相手部材の軸が摩耗するようになる。従つて1.4
〜2.2%を適量とする。
炭素はその一部がMo、W、Vと結合して炭化
物を形成し耐摩耗性を高め、残りは基地中に固溶
して硬さと強度を高める。ただし0.7%未満では
所要の効果が得られず、一方、0.9%を超えると
炭化物の過剰および粗大化を生じて強度を低下さ
せ、また相手部材の軸が摩耗し易くなる。従つて
0.7〜0.9%を適量とする。
銅は、相手部材の軸との馴染み性を改善すると
ともに、高速度鋼の粒子同士を強固に結合させて
強度を高めるために添加される。この強度向上の
効果は、無添加のものに比べ添加量0.5%以上で
有意であるが、8%を超えると、強度は再び低下
する。従つて0.5〜8%を適量とする。
以下この発明を、その一実施例について詳細に
説明する。
先ず、粒度100メツシユ以下のSKH51種高速度
鋼粉末を用意した。この粉末の規格組成は重量比
でCr…3.8〜4.5%、Mo…4.5〜5.5%、W…5.5〜
6.7%、V…1.6〜2.2%、C…0.8〜0.9%および鉄
残部である。次にこの合金粉単味と、これに10%
までの各所定量の銅粉を配合した混合粉を内径10
mm、外径16mm、長さ10mmで圧粉密度が密度比70%
の円筒状に成形し、1150℃で30分間焼結して軸受
を作製した。その有効多孔率は試料平均25%であ
る。
第1図はそれらの軸受について圧環強さを測定
した結果のグラフで、銅の添加量と圧環強さとの
関係を示している。即ち、銅を含まない高速度鋼
単味のものが40Kg/mm2と低いのに対して、銅を添
加したものは添加量0.5%で60Kg/mm2に向上し、
以後添加量8%まで圧環強さ62Kg/mm2の高原状態
を呈したのち再び低下している。従つて基材の結
合強化のためには、銅は8%以下で必要且つ十分
である。
次に銅の添加量5%の試料を種々の焼結温度で
焼結し、焼結温度が焼結体の圧環強さと密度比に
及ぼす影響を調べた結果を第2図に示した。その
圧環強さのグラフを見ると、焼結温度950℃で52
Kg/mm2程度から1000℃では62Kg/mm2に達したのち
1200℃過ぎまでこの水準を保ち、1220℃に至つて
密度比、圧環強さとも急上昇している。
これは、1000℃に達しない温度では焼結が不充
分なこと、一方1220℃を超えると液相が発生し、
急速に緻密化することを意味するものである。但
しこの様な緻密化は、含油軸受の場合は含油孔の
減少を意味し、望ましいことではない。従つて、
焼結温度は1000〜1220℃の範囲に限定される。
次に、銅の添加量5%、焼結温度1150℃、有効
多孔率25%の軸受にスピンドル油を含油して軸受
試験機に掛け、面圧および摺動速度の実用限界を
求めた結果を第3図の領域に示す。図の目盛り
は縦軸、横軸とも対数目盛りになつているが、面
圧P、周速Vともに従来の焼結含油軸受の可使限
界を大きく越え、所期の目的を充分に達成してい
ることがわかる。
なお有効多孔率が20%未満のものは含油量が少
ないために寿命が短く、また、焼き付きを生じ易
い。一方、30%を越えるものは基材の強度が不足
し、高荷重の場合に軸受の摩耗が多くなる。そし
て原料粉および焼結温度が前記の限定範囲にあれ
ば、圧粉体の密度を密度比で65〜75%に成形する
ことにより、その焼結体の有効多孔率を20〜30%
の範囲内にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は高速度鋼粉末を成形した焼結含油軸受
における銅粉の添加量と圧環強さとの関係を示す
グラフ、第2図はこの軸受の焼結密度(密度比)
ならびに圧環強さに対する焼結温度の影響を示す
グラフ、第3図はこの発明の実施例に係る軸受と
従来の焼結含油軸受との可使限界を比較して示す
グラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 全体組成が重量比でCr3.5〜4.5%、Mo4.1〜
    5.5%、W5〜6.7%、V1.4〜2.2%、Cu0.5〜8%、
    C0.7〜0.9%および鉄残部の組成で、且つCr3.8〜
    4.5%、Mo4.5〜5.5%、W5.5〜6.7%、V1.6〜2.2
    %、C0.8〜0.9%および鉄残部の合金鋼基地に0.5
    〜8%の銅が混在する組織を呈し、25〜35%の空
    孔のうち有効多孔率20〜30%の含油孔を具える高
    荷重用焼結含油軸受。 2 重量比でCr3.8〜4.5%、Mo4.5〜5.5%、W5.5
    〜6.7%、V1.6〜2.2%、C0.8〜0.9%および鉄残部
    で粒度100メツシユ以下の合金粉末に銅粉0.5〜8
    %を配合し、これを圧粉密度が密度比で65〜75%
    の製品所定の形状に成形後、1000〜1220℃の温度
    範囲で焼結することを特徴とする有効多孔率20〜
    30%の高荷重用焼結含油軸受の製造方法。
JP5010287A 1987-03-06 1987-03-06 高荷重用焼結含油軸受およびその製造法 Granted JPS63216948A (ja)

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JP3342972B2 (ja) * 1994-10-12 2002-11-11 日立粉末冶金株式会社 含油軸受用耐摩耗性焼結合金

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