JPH0378084B2 - - Google Patents

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JPH0378084B2
JPH0378084B2 JP58228759A JP22875983A JPH0378084B2 JP H0378084 B2 JPH0378084 B2 JP H0378084B2 JP 58228759 A JP58228759 A JP 58228759A JP 22875983 A JP22875983 A JP 22875983A JP H0378084 B2 JPH0378084 B2 JP H0378084B2
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JP
Japan
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pheromone
polymer
tea
preparation
micropores
Prior art date
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JP58228759A
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JPS60120935A (ja
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Yasuo Ninomya
Giichi Musa
Tetsuo Numamoto
Takayuki Hyori
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、茶害虫防除方法に関する。
環境汚染を引き起こさない害虫防除方法とし
て、近年、昆虫のフエロモンを徐放させる製剤を
野外に配布し、フエロモンを大気中に放散させる
ことにより、昆虫をトラツプに誘引して捕獲殺虫
する所謂マス・トラツピング法や、雄や雌を感知
し、配偶行動をとるのを撹乱させる所謂撹乱法等
が注目されている。茶害虫防除にも、例えば特公
昭57−34973号公報に記載されているように、フ
エロモンを担持させた紐状製剤を茶畑の畝に沿つ
て茶の樹頂上に架設し、茶畑全体にフエロモン雰
囲気を形成させる撹乱法が提案されている。
しかし、上記公報に記載されている製剤をはじ
め、従来より知られているフエロモン徐放性製剤
は適宜の紐状の担体にフエロモンを含浸させた
り、或いは、フエロモンと相溶性の高い重合体中
にフエロモンを溶解含有させて均一なシートと
し、フエロモンに対して相溶性の小さい重合体膜
で上記シートを取り囲むことによつて、フエロモ
ン徐放性を有せしめている。しかし、前者の製剤
によればフエロモン徐放性が十分でなく、短期間
の間にフエロモンが放散される問題があり、後者
の製剤によれば、フエロモンの徐放性は幾分改善
されるものの、重合体に対するフエロモンの溶解
性に限界があり、通常、30重量%以上のフエロモ
ンを含有させることが困難である。即ち、重合体
に30重量%を越えて多量にフエロモンを溶解含有
させた場合は、重合体がシートを形成し得ないの
で、通常、フエロモンの含有量は10重量%程度に
抑えられている。従つて、このような製剤によれ
ば、フエロモンを長期にわたつて徐放させること
が困難であり、茶害虫を効果的に防除することが
できない。
本発明は上記した種々の問題を解決するために
なされたものであつて、新規な構造を有するテー
プ状フエロモン徐放性製剤を用いることにより、
施用が簡単であつて、しかもフエロモンを実質的
に一定の速度で長期間にわたつて徐放させ、かく
して、茶害虫を効果的に防除する方法を提供する
ことを目的とする。
本発明による茶害虫防除方法は、独立した多数
の微孔を有する重合体膜の上記微孔内に常温で上
記重合体に対して限られた溶解度を有する液状フ
エロモンが液滴として封入されている膜体からな
る長尺のテープ状製剤を茶畑の畝に沿つて茶の枝
間を貫通して架設することを特徴とする。
本発明において、フエロモンとは、常温で液状
である茶害虫の性フエロモン及びその性フエロモ
ン様化合物を含み、具体的には、Z−11−テトラ
デセニルアセテート等を挙げることができる。
本発明の方法において用いるテープ状フエロモ
ン製剤は、表面に緻密層を有し、この緻密層が多
数の独立した微孔を有する多孔性の重合体層によ
つて一体的に支持された異方性構造を有する膜か
らなる長尺のテープ状製剤であつて、上記微孔
は、通常、孔径が0.5〜10μの範囲にあり、且つ、
厚み0.1〜5μの範囲の薄い隔壁によつて区画され、
相互に独立している。フエロモンはこのような微
孔内に液滴状で分散されている。膜厚は特に制限
されるものではないが、通常、10〜500μの範囲
にあり、上記緻密層は、通常、1〜100μの厚み
を有する。従つて、上記構造の膜は極めて大きい
空孔率を有するので、70重量%程度までのフエロ
モンを含有することができるが、実用上は最大50
重量%程度とするのが好適である。
上記の製剤において、重合体は、用いるフエロ
モンに対して限られた溶解度を有することが必要
であり、ここに、溶解度とは、重合体100重量部
に溶解し得るフエロモンの重量部数をいい、ま
た、限られた溶解度とは、重合体100重量部に対
してフエロモンが5重量部以下の範囲でのみ溶解
することを意味し、特に、0.01〜2重量部の範囲
で溶解させる重合体が好ましく用いられる。
このような重合体は、用いるフエロモンに応じ
て適宜に選ばれるが、例えば、具体例として、ポ
リスルホン、ポリカーボネート、ポリスチレン、
ポリメチルメタクリレートを含むポリ(メタ)ア
クリル酸エステル、ポリアミド、ポリビニリデン
クロライド、ポリビニリデンフロライド、セルロ
ースエステル、再生セルロース、ポリウレタン、
ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリビ
ニルアセテート、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリスチ
レン−ポリブタジエンブロツク共重合体等の1種
又は2種以上の混合物を挙げることができる。
上記のようなフエロモン製剤は、重合体と、こ
の重合体に対して常温で限られた溶解度を有する
常温で液状のフエロモンとを、これらフエロモン
及び重合体の両方を溶解し得ると共に、上記フエ
ロモンよりも易揮発性の有機溶剤に溶解し、この
溶液を適宜の支持体の表面に塗布し、上記溶剤を
蒸発させて、上記重合体の膜内にフエロモンを微
小な液滴状に分散含有させることによつて得られ
る。
上記有機溶剤は、用いるフエロモンと重合体を
共に溶解させ得ると共に、フエロモンよりも易揮
発性であつて、沸点が低いことを要し、用いるフ
エロモンと重合体の種類に応じて適宜に選ばれる
が、具体的には、例えば、塩化メチレン、クロロ
ホルム、四塩化炭素等の低級脂肪族ハロゲン化炭
化水素、メタノール、エタノール等の低級脂肪族
アルコール、これらの酢酸エステルのほか、アセ
トニトリル、アセトン、エチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン等の1種又は2種以上の混合物を挙
げることができる。好ましくは、塩化メチレンの
ような低級脂肪族ハロゲン化炭化水素が用いられ
る。
フエロモンと重合体と上記有機溶剤とからなる
溶液におけるフエロモンと重合体の合計量の濃度
は、通常、10〜50重量%が適当であり、好ましく
は15〜40重量%である。上記溶液において、フエ
ロモンは重合体に対してその溶解度を越えて多量
に配合される。このようなフエロモンと重合体と
を含有する溶液を適宜の長尺の支持基材、例えば
樹脂フイルム、金属箔、金属箔ラミネート紙等の
上に塗布し、有機溶剤を蒸発させることにより、
本発明の方法において用いるテープ状フエロモン
製剤を得ることができる。有機溶剤を蒸発させる
際の温度は通常、0〜100℃、好ましくは15〜70
℃の範囲であつて、且つ、溶剤の沸点以下の温度
である。通常、常温でよい。このようにして、有
機溶剤を蒸発させるに従つて、フエロモンは重合
体に対して限られた溶解度を有するのみであるか
ら、フエロモンと重合体の間で相分離が生じ、フ
エロモンの微小な液滴が重合体マトリツクス中に
均一に分散され、従つて、重合体は独立した多数
の微孔を有して、この微孔内にフエロモンが封入
されることとなると共に、重合体の表面において
は、溶剤の蒸発に伴つて重合体濃度が高まり、遂
には上記多孔性膜と一体化された緻密層が形成さ
れる。
上記のようなテープ状製剤によれば、フエロモ
ンが重合体に対して限られた溶解度を有すると共
に、表面には緻密層が形成されているので、微孔
中のフエロモンは、重合体中への拡散が抑えら
れ、しかも、表面の緻密層によつて環境雰囲気へ
の放出が抑えられるので、長期間にわたつて実質
的に一定の制御された速度で放出される。
本発明の方法は上記のようなテープ状フエロモ
ン製剤を茶畑の畝の長手方向に沿つて茶の樹枝間
を貫通して架設する。従つて、茶畑には長期間に
わたつて実質的に一定の速度でフエロモンが放出
され、安定したフエロモン雰囲気が形成されるの
で、雌成虫と雄成虫の交信が効果的に撹乱され、
かくして、長期間にわたつて害虫防除を行なうこ
とができる。
以下に本発明の実施例を挙げるが、本発明は実
施例により何ら限定されるものではない。
実施例 Z−11−テトラデセニルアセテート3部とポリ
スルホン15部を塩化メチレン100部に溶解し、こ
の溶液を厚さ150μの紙と厚さ30μのアルミニウム
箔と厚さ50μのポリエチレンフイルムの三層ラミ
ネートからなる支持基材の紙表面上に室温で塗布
し、室温に放置し、塩化メチレンを蒸発させて、
支持基材上に上記アセテートを約15重量%含有す
る厚み約100μの膜を形成させた。尚、Z−11−
テトラデセニルアセテートのポリスルホンに対す
る溶解度は0.8部である。このような支持基材上
に一体化された膜からなる製剤の断面を第1図に
模式的に示す。即ち、重合体膜1は表面に緻密層
を有すると共に、内部に多数の独立した微孔2を
有し、この膜が紙3、アルミニウム箔4及びポリ
エチレンフイルム5の三層ラミネートからなる支
持基材6上に形成されている。誘引剤の全量が放
出された後の膜断面の走査型電子顕微鏡写真によ
る観察の結果、膜中の微孔は孔径が0.5〜10μ、微
孔隔壁は厚みが0.1〜5μであり、膜表面の緻密層
は厚みが約50μであつた。
上記製剤を25℃の開放雰囲気下に放置し、製剤
中に残存するZ−11−テトラデセニルアセテート
の減少量からこの液状フエロモンの製剤からの放
出量の経時変化を調べた。結果を第2図に示すよ
うに、フエロモンは実質的に一定の速度で約100
日間にわたつて安定に放出された。
上記製剤を幅1cmのテープ状に裁断してフエロ
モン徐放性製剤とし、茶畑の畝の一つおきに畝の
長手方向に茶の枝間を縫うように架設し、このよ
うにして10アールの茶畑に製剤を施用した。茶畑
全体について所要テープは約300mであり、フエ
ロモンの放出量は約270mg/日であつた。
上記フエロモン製剤施用区及び無施用区各10ア
ールの中央部にチヤノコカクモンハマキ用フエロ
モンを誘引餌とした粘着トラツプを各1個設置
し、4月から5月にかけて2か月間に誘引捕獲さ
れる虫数を比較したところ、無施用区では227匹
であつたのに対して、施用区では僅かに1匹であ
つて、本発明の方法が顕著な交信撹乱効果を有す
ることが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法において用いるフエロモ
ン製剤を模式的に示す断面図、第2図は本発明に
よる製剤からのZ−11−テトラデセニルアセテー
トの放出量の経時変化を示すグラフである。 1……重合体膜、2……微孔、6……支持基
材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 独立した多数の微孔を有する重合体膜の上記
    微孔内に常温で上記重合体に対して限られた溶解
    度を有する液状フエロモンが液滴として封入され
    ている膜体からなる長尺のテープ状製剤を茶畑の
    畝に沿つて茶の枝間を貫通して架設することを特
    徴とする茶害虫防除方法。
JP22875983A 1983-12-02 1983-12-02 茶害虫防除方法 Granted JPS60120935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22875983A JPS60120935A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 茶害虫防除方法

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JP22875983A JPS60120935A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 茶害虫防除方法

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Publication Number Publication Date
JPS60120935A JPS60120935A (ja) 1985-06-28
JPH0378084B2 true JPH0378084B2 (ja) 1991-12-12

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ID=16881378

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JP22875983A Granted JPS60120935A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 茶害虫防除方法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62195238A (ja) * 1986-02-21 1987-08-28 日東電工株式会社 茶害虫防除方法
JPH0614824B2 (ja) * 1987-02-20 1994-03-02 信越化学工業株式会社 性フエロモンによる害虫の交信撹乱防除方法

Family Cites Families (3)

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JPS5122579A (ja) * 1974-08-13 1976-02-23 Nitto Electric Ind Co Gaichuruijuinhokakuzairyono seizohoho
DE2945655A1 (de) * 1979-11-12 1981-05-21 Celamerck Gmbh & Co Kg, 6507 Ingelheim Vorrichtung fuer die abgabe von phermonen
JPS5832944A (ja) * 1981-08-19 1983-02-26 Mitsubishi Electric Corp 空燃比制御方法

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JPS60120935A (ja) 1985-06-28

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