JPH037845Y2 - - Google Patents

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JPH037845Y2
JPH037845Y2 JP1985015496U JP1549685U JPH037845Y2 JP H037845 Y2 JPH037845 Y2 JP H037845Y2 JP 1985015496 U JP1985015496 U JP 1985015496U JP 1549685 U JP1549685 U JP 1549685U JP H037845 Y2 JPH037845 Y2 JP H037845Y2
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rib
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metal fitting
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JP1985015496U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は送配電線路に使用される耐塩用碍子に
関するものである。
(従来の技術) 送配電線路に使用される従来の耐塩用碍子とし
ては、第3図に示すように上端を電線支持部21
とした胴部22から下面にリブ23を備えた笠2
4を突設するとともに、胴部22の下面に設けら
れて前記笠24から突出させた金属製の支持ピン
25に耐塩皿26を取付けて前記笠24の内側を
遮蔽したものが知られている(例えば実公昭39−
3544号公報)。ところがこのような従来の耐塩用
碍子は閃絡した場合に支持ピン25から出たアー
クが笠24の裏面をはうために笠24がアーク熱
により破損し易く、また全体が肉薄に形成されて
いるので笠24の破損が全体に及び電線支持機能
を失い易いこと、金属製の支持ピン25の先端が
胴部22の内側にあるため支持ピン25が腐食膨
脹したとき磁器質が押し拡げられ破壊し易いこ
と、電線と支持ピン25の上端との間の磁器質の
肉厚が薄いので雷サージ等の過大電圧により貫通
されて絶縁破壊を生じ易いこと、および碍子本体
と耐塩皿との2部分からなるのでコスト高となる
うえ取付作業が繁雑化すること等の多くの問題点
があつた。また、笠部を構成する外側リブを内側
にわん曲させて内側リブとの間に空間を形成した
ものが知られている(例えば実公昭24−5584号公
報、実公昭30−6673号公報)が、前例と同様に笠
の内側に支持ピンが固設されているのでアークが
笠の内側にこもつて碍子が破損したり、電線と支
持ピンとの間で絶縁破壊を生じ易いという問題点
があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記のような従来の問題点を解消し、
閃絡時のアークにも破損を生じ難く、下部金具が
腐食しても破壊の虞れがなく、過電圧による絶縁
破壊を生じ難いうえに、笠の裏面に雨、霧等が浸
入し難く高い汚損耐電圧を得ることができる耐塩
用碍子を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の課題を解決するためになされた本考案
は、上端に電線支持部を備えた胴部に外側リブと
内側リブとよりなり、その開口部を下向きにした
笠部を形成するとともに外側リブを内側へ向けて
大きくわん曲させて内側リブを覆いその先端径を
内側リブの外径より小さくして外側リブと内側リ
ブとの間に空間を形成してなる耐塩用碍子におい
て、前記胴部には下方に延長して笠部より突出す
る絶縁体である中実の支持部を一体形成し、該支
持部の下端にはその外側を把持する椀形のベース
金具部を備えた下部金具を前記笠部の開口部から
離隔して取付けるとともに前記外側リブの先端径
はベース金具部の外径より大きくして外側リブの
先端の直下域をベース金具部から離隔したことを
特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例について詳細に説明
すれば、1は磁器質の絶縁体からなる中実の胴
部、2は該胴部1の上端に形成された電線取付
部、3は胴部1を下方へ延長して後記する笠部1
0から突出させて一体形成された太径で中実の円
柱状の絶縁体である支持部である。支持部3の下
端には該支持部3を外側から把持する椀形のベー
ス金具部4と、該ベース金具部4から下方に突設
された取付ピン5とを備えた下部金具6が後記す
る笠部10の開口部から離隔して取付けられてい
る。下部金具6はベース金具部4と前記支持部3
との間にセメントなどの充填剤7を充填すること
によつて支持部3を支持するものであつて、取付
ピン5の下端のねじ部8と該ねじ部8に螺装され
たナツト9をもつて下部金具6を送配電線鉄搭の
鉄塔アーム等に固定することにより、碍子全体を
直立姿勢で固定することができる。また、10は
胴部1から外方へ突設された笠部であつて、その
外側リブ11は第1図に図示のように前記支持部
3に向けて内側に大きく円弧状にわん曲させてそ
の先端12を内向きとし、先端径Dを笠部10の
下面に突設した内側リブ13の外径D1より小さ
いものとする。図示の実施例では内側リブ13は
一重であるが、内側リブ13が二重三重の場合に
は外径D1として最外側の内側リブ13の外径D1
を取るものとする。また、外側リブ11の先端径
Dは下部金具6のベース金具部4の外径D2より
も大きくなるようにする。このように外側リブ1
1を内側へわん曲させることによつて外側リブ1
1の内面に下方からの風に対して遮蔽された空間
14を形成するとともに、降雨時における外側リ
ブ11の先端12から落下する水滴が下部金具6
に当つて橋絡することを防止する。外側リブ11
の先端径Dが下部金具6のベース金具部4の外径
D2と同等ないし小さいと水滴は外側リブ11の
先端12から落下し、下部金具6に向う瞬間に外
側リブ11の先端12と下部金具6との間に閃絡
経路が形成されて絶縁性能の低下を招くため、先
端径Dはベース金具部4の外径D2よりも大きく
して外側リブ11の先端の直下域をベース金具部
4から離隔しておくことが必要であり、また落下
する水滴は電磁力により下部金具6の方へ引寄せ
られる傾向があるため、先端径Dはベース金具部
4の外径D2よりも20〜30mm程度大きくしておく
ことが好ましい。なお、第2図に示すように笠部
10の上端と電線取付部2との間に円盤状の空起
15を形成すれば、表面漏洩距離が増加して更に
優れた特性を持つ耐塩用碍子を得ることができ
る。上記の実施例はいずれもタイトツプ型の耐塩
用碍子に関するものであるが、電線取付部を金属
製キヤツプとしてクランプを取付けたクランプト
ツプ型としてもよいことは言うまでもない。
(作用) このように構成されたものは、下部金具6を送
配電線鉄塔の鉄塔アーム等に固定するとともに胴
部1の上端の電線支持部2に送配電線を支持させ
て使用されるものであることは前述のとおりであ
るが、下部金具6が胴部1を下方へ延長して形成
された絶縁体である支持部3の下端に笠部10の
開口部から離隔して設けられているうえ、外側リ
ブ11が内側へ大きくわん曲されて支持部3との
間隙を小さくしているので、電線とベース金具部
4との間で閃絡が生じた場合にもアークが内面に
入りにくくアーク熱による笠部10の破損が生じ
にくく、また万一笠部10の破損が生じても胴部
1が中実の太い磁器質により構成されているの
で、胴部1まで破損することはなく、耐アーク特
性を著しく向上させることができる。また、下部
金具6は椀形のベース金具部4によつて磁器質の
支持部3を外側から把持する形式であるので、セ
メント膨脹あるいはベース金具部4の腐食膨脹を
生じても支持部3に圧縮応力を生じさせるのみで
あり、磁器質は圧縮に対して引張に対するより10
倍以上の大きい強度を有するので破壊に至る虞れ
がない。更に、送配電線と下部金具6との間には
中実の磁器質からなる胴部1及び支持部3が介在
するため、雷サージ等による過大電圧を受けても
絶縁破壊の虞れがないうえ、支持部3を絶縁体と
したので表面漏洩距離が増加して汚損特性が更に
向上する。そして外側リブ11を内側へ大きくわ
ん曲させその先端径Dが内側リブ13の外径D1
より小さくなるようにして外側リブ11の内面に
下方からの風に対して遮蔽された空間14を形成
したので、風とともに雨や霧が吹上げられた場合
にも空間14の内面は乾燥状態に保たれ、雨や霧
の付着による漏洩電流を極めて小さく押えること
ができるとともに汚損物の浸入を防ぐことにより
高い汚損電圧を得ることができる。また、碍子の
表面が汚損して漏洩電流が流れても支持部3を絶
縁体にしているので外側リブ11の先端部との間
で風雨により電気的に橋絡して閃絡することもな
い。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、閃
絡やセメント膨脹あるいは下部金具の腐食膨脹に
よる破壊を生じにくく、また過電圧による絶縁破
壊やアークによる損傷の虞れがないうえに雨、霧
等の浸入による漏洩電流の発生がなく高い汚損耐
電圧を得ることができ、しかも耐塩皿付きのピン
碍子に比較して低コストで取付作業が容易なもの
であるから、従来の耐塩用碍子の欠点を解消した
ものとしてその実用的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す一部切欠
正面図、第2図は本考案の第2の実施例を示す一
部切欠正面図、第3図は従来の耐塩用碍子を示す
一部切欠正面図である。 1……胴部、2……電線支持部、3……支持
部、4……ベース金具部、5……取付ピン、6…
…下部金具、11……外側リブ、13……内側リ
ブ、14……空間、D……外側リブの先端径、
D1……内側リブの外径、D2……ベース金具部の
外径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に電線支持部2を備えた胴部1に外側リブ
    11と内側リブ13とよりなり、その開口部を下
    向きにした笠部10を形成するとともに外側リブ
    11を内側へ向けて大きくわん曲させて内側リブ
    13を覆いその先端径Dを内側リブ13の外径
    D1より小さくして外側リブ11と内側リブ13
    との間に空間14を形成してなる耐塩用碍子にお
    いて、前記胴部1には下方に延長して笠部10よ
    り突出する絶縁体である中実の支持部3を一体形
    成し、該支持部3の下端にはその外側を把持する
    椀形のベース金具部4を備えた下部金具6を前記
    笠部10の開口部から離隔して取付けるとともに
    前記外側リブ11の先端径Dはベース金具部4の
    外径D2より大きくして外側リブ11の先端の直
    下域をベース金具部4から離隔したことを特徴と
    する耐塩用碍子。
JP1985015496U 1985-02-06 1985-02-06 Expired JPH037845Y2 (ja)

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JPS61132626U JPS61132626U (ja) 1986-08-19
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