JPH0378568A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
内燃機関用点火装置Info
- Publication number
- JPH0378568A JPH0378568A JP21283289A JP21283289A JPH0378568A JP H0378568 A JPH0378568 A JP H0378568A JP 21283289 A JP21283289 A JP 21283289A JP 21283289 A JP21283289 A JP 21283289A JP H0378568 A JPH0378568 A JP H0378568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control transistor
- transistor
- switch
- circuit
- ignition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、電流遮断式の内燃機関用点火装置に関するも
のである。
のである。
[従来の技術]
一般に電流遮断式の内燃機関用点火装置は、点火電源コ
イルと、該点火電源コイルの通電電流を機関の点火位置
で遮断するように制御する主電流制御回路とを備え、点
火電源コイルの通電電流を遮断した際に該コイルに誘起
する高い電圧を更に昇圧することにより点火用の高電圧
を得るようにしている。
イルと、該点火電源コイルの通電電流を機関の点火位置
で遮断するように制御する主電流制御回路とを備え、点
火電源コイルの通電電流を遮断した際に該コイルに誘起
する高い電圧を更に昇圧することにより点火用の高電圧
を得るようにしている。
本出願人は、先にこの種の点火装置として、第6図に示
すもの(特願昭59−151371号)を提案した。
すもの(特願昭59−151371号)を提案した。
第6図に示した点火装置においては、点火コイル1が機
関により駆動される磁石発電機内に設けられ、該点火コ
イルの1次コイル1aが点火電源コイルとして用いられ
る。点火コイルの2次コイル1bには機関の気筒に取付
けられた点火プラグ2が接続されている。点火電源コイ
ル1aの通電電流を制御する主電流制御回路は、コレク
タエミッタ間回路が点火電源コイル1aに対して並列に
接続されたトランジスタTRIからなる主電流制御用ト
ランジスタスイッチ3と、このトランジスタスイッチを
制御するスイッチ制御回路4とにより構成される。スイ
ッチ制御回路4は、点火電源コイル1aからトランジス
タTRIにベース電流を供給する抵抗R1及びR2と、
トランジスタTR2からなる遮断制御用トランジスタ4
01゛と、トランジスタTR3ないしTR5と抵抗R3
ないしR5とピーク検出用コンデンサC1とからなるト
リガ回路402゛と、トランジスタTR6及び抵抗R6
からなる正帰還回路403とからなっている。
関により駆動される磁石発電機内に設けられ、該点火コ
イルの1次コイル1aが点火電源コイルとして用いられ
る。点火コイルの2次コイル1bには機関の気筒に取付
けられた点火プラグ2が接続されている。点火電源コイ
ル1aの通電電流を制御する主電流制御回路は、コレク
タエミッタ間回路が点火電源コイル1aに対して並列に
接続されたトランジスタTRIからなる主電流制御用ト
ランジスタスイッチ3と、このトランジスタスイッチを
制御するスイッチ制御回路4とにより構成される。スイ
ッチ制御回路4は、点火電源コイル1aからトランジス
タTRIにベース電流を供給する抵抗R1及びR2と、
トランジスタTR2からなる遮断制御用トランジスタ4
01゛と、トランジスタTR3ないしTR5と抵抗R3
ないしR5とピーク検出用コンデンサC1とからなるト
リガ回路402゛と、トランジスタTR6及び抵抗R6
からなる正帰還回路403とからなっている。
第6図の点火装置において、機関の回転軸が回転させら
れて、点火電源コイル1aに図示の矢印方向の電圧Ve
が誘起すると、該電圧Veによりトランジスタスイッチ
3にベース電流Iblが流れ、該トランジスタスイッチ
3が導通する。従って点火電源コイル1aからトランジ
スタスイッチ3を通して短絡電流11が流れる。電圧V
eの増大に伴って該短絡電流11が増大していくと、主
電流制御用トランジスタスイッチ3の両端の電圧が上昇
していく。該トランジスタスイッチ3の両端電圧により
コンデンサCIが充電され、該コンデンサC1に充電電
流Icが流れる。この充電電流によりトランジスタTR
4が導通する。トランジスタTR4が導通しているとき
には、点火電源コイル1a側から抵抗R5を通して流れ
る電流が全てトランジスタTR5のベースエミッタ間の
PN接合と抵抗R4とトランジスタTR4のコレクタエ
ミッタ間とを通して流れ、トランジスタTR5のベース
コレクタ間のPN接合を通してトランジスタTR2のベ
ースに電流が流れるのが阻止されている。
れて、点火電源コイル1aに図示の矢印方向の電圧Ve
が誘起すると、該電圧Veによりトランジスタスイッチ
3にベース電流Iblが流れ、該トランジスタスイッチ
3が導通する。従って点火電源コイル1aからトランジ
スタスイッチ3を通して短絡電流11が流れる。電圧V
eの増大に伴って該短絡電流11が増大していくと、主
電流制御用トランジスタスイッチ3の両端の電圧が上昇
していく。該トランジスタスイッチ3の両端電圧により
コンデンサCIが充電され、該コンデンサC1に充電電
流Icが流れる。この充電電流によりトランジスタTR
4が導通する。トランジスタTR4が導通しているとき
には、点火電源コイル1a側から抵抗R5を通して流れ
る電流が全てトランジスタTR5のベースエミッタ間の
PN接合と抵抗R4とトランジスタTR4のコレクタエ
ミッタ間とを通して流れ、トランジスタTR5のベース
コレクタ間のPN接合を通してトランジスタTR2のベ
ースに電流が流れるのが阻止されている。
電流■1がピーク値に達すると主電流制御用トランジス
タスイッチ3の両端電圧もピーク値に達し、コンデンサ
C1の充電電流が零になる。このときトランジスタTR
4が遮断するため、抵抗R5とトランジスタTR5のベ
ースコレクタ間接合とを通してトランジスタTR2(遮
断制御用トランジスタ)にベース電流が与えられ、該ト
ランジスタTR2が導通する。これにより主電流制御用
トランジスタスイッチ(トランジスタTRI ’)が遮
断状態になり、点火電源コイル1aを流れていた電流を
遮断する。
タスイッチ3の両端電圧もピーク値に達し、コンデンサ
C1の充電電流が零になる。このときトランジスタTR
4が遮断するため、抵抗R5とトランジスタTR5のベ
ースコレクタ間接合とを通してトランジスタTR2(遮
断制御用トランジスタ)にベース電流が与えられ、該ト
ランジスタTR2が導通する。これにより主電流制御用
トランジスタスイッチ(トランジスタTRI ’)が遮
断状態になり、点火電源コイル1aを流れていた電流を
遮断する。
これにより点火電源コイル1aに該短絡電流を流し続け
ようとする向きの高電圧が誘起し、該高電圧が点火コイ
ルにより更に昇圧されて2次コイル1bに点火用の高電
圧が誘起する。従って点火プラグ2に火花が発生し、機
関が点火される。
ようとする向きの高電圧が誘起し、該高電圧が点火コイ
ルにより更に昇圧されて2次コイル1bに点火用の高電
圧が誘起する。従って点火プラグ2に火花が発生し、機
関が点火される。
このようにして、機関の低速時には主電流制御用トラン
ジスタスイッチ3の両端電圧のピーク位置で点火動作が
行われる。
ジスタスイッチ3の両端電圧のピーク位置で点火動作が
行われる。
機関の高速時にはコンデンサC1の充電電流が流れてい
て、トランジスタTR5のペースエミッタ間を通して電
流が流れている期間にトランジスタTR5のベースとト
ランジスタTR2のエミッタとの間の電圧がトランジス
タTR2のペースエミッタ間電圧に達したときにトラン
ジスタTR2にベース電流が流れ、該トランジスタTR
2が導通ずる。従って機関の高速時にはトランジスタT
R5のベースとトランジスタTR2のエミッタとの間の
電圧がトランジスタTR2のペースエミッタ間電圧に達
する位置で点火動作が行われ、この点火位置は機関の回
転速度の上昇に伴って進んでいく。これにより機関の高
速時には進角特性が得られる。この場合の進角幅は、主
電流制御用トランジスタスイッチの導通時の両端電圧(
コレクタエミッタ間電圧)の波形により定まる。このよ
うに、主電流制御用トランジスタスイッチの両端電圧の
波形を利用して進角特性を得る場合、進角幅は該電圧の
立上り位置からピーク位置までの角度幅よりも小さい値
に制限される。進角幅を大きくとるためには、点火電源
コイルの正方向電圧(点火動作に用いる極性の電圧)の
立上り位置からピーク位置までの角度幅をできるだけ広
くするように発電機を設計する必要があるが、単純な正
弦波形または正弦波に準じた波形の電圧を得るように発
電機を設計した場合には、この角度幅を広くすることは
困難である。そのため一般には、第4図(A)に見られ
るように、2つのピークPi、P2が現れる波形の正方
向電圧E1が得られるように発電機を設計して、正方向
電圧の立上り位置からピーク位置P2までの角度幅を広
くとるようにしている。
て、トランジスタTR5のペースエミッタ間を通して電
流が流れている期間にトランジスタTR5のベースとト
ランジスタTR2のエミッタとの間の電圧がトランジス
タTR2のペースエミッタ間電圧に達したときにトラン
ジスタTR2にベース電流が流れ、該トランジスタTR
2が導通ずる。従って機関の高速時にはトランジスタT
R5のベースとトランジスタTR2のエミッタとの間の
電圧がトランジスタTR2のペースエミッタ間電圧に達
する位置で点火動作が行われ、この点火位置は機関の回
転速度の上昇に伴って進んでいく。これにより機関の高
速時には進角特性が得られる。この場合の進角幅は、主
電流制御用トランジスタスイッチの導通時の両端電圧(
コレクタエミッタ間電圧)の波形により定まる。このよ
うに、主電流制御用トランジスタスイッチの両端電圧の
波形を利用して進角特性を得る場合、進角幅は該電圧の
立上り位置からピーク位置までの角度幅よりも小さい値
に制限される。進角幅を大きくとるためには、点火電源
コイルの正方向電圧(点火動作に用いる極性の電圧)の
立上り位置からピーク位置までの角度幅をできるだけ広
くするように発電機を設計する必要があるが、単純な正
弦波形または正弦波に準じた波形の電圧を得るように発
電機を設計した場合には、この角度幅を広くすることは
困難である。そのため一般には、第4図(A)に見られ
るように、2つのピークPi、P2が現れる波形の正方
向電圧E1が得られるように発電機を設計して、正方向
電圧の立上り位置からピーク位置P2までの角度幅を広
くとるようにしている。
[発明が解決しようとする課題]
上記の点火装置では、主電流制御用トランジスタスイッ
チの両端電圧の波形の変化を利用して進角特性を得てい
たため、次のような問題があった。
チの両端電圧の波形の変化を利用して進角特性を得てい
たため、次のような問題があった。
即ち、進角幅を広くとるためには、点火電源コイルの正
方向出力電圧E1の波形を第4図(A)のようにして、
その立上り位置からピーク位置までの角度幅を広くして
おく必要があるが、このような波形の電圧を用いた場合
、主電流制御用トランジスタスイッチ3を流れる短絡電
流■1の波形は第4図(A)に破線で示したようになり
、角度θ3の位置と角度θOの位置でそれぞれピークが
生じる波形になる。主電流制御用トランジスタスイッチ
3の両端の電圧波形はこの電流11の波形に準じた波形
になるため、このような電圧波形に頼って進角特性を得
ると、点火位置がθOからθ3までステップ状に進角す
ることになり、回転速度の上昇に伴って直線的に進角す
る特性を得ることができない。
方向出力電圧E1の波形を第4図(A)のようにして、
その立上り位置からピーク位置までの角度幅を広くして
おく必要があるが、このような波形の電圧を用いた場合
、主電流制御用トランジスタスイッチ3を流れる短絡電
流■1の波形は第4図(A)に破線で示したようになり
、角度θ3の位置と角度θOの位置でそれぞれピークが
生じる波形になる。主電流制御用トランジスタスイッチ
3の両端の電圧波形はこの電流11の波形に準じた波形
になるため、このような電圧波形に頼って進角特性を得
ると、点火位置がθOからθ3までステップ状に進角す
ることになり、回転速度の上昇に伴って直線的に進角す
る特性を得ることができない。
この場合、直線的な進角特性を得るためには、角度θ3
で生じる最初のピークを下げる必要があるが、そのよう
にした場合には進角幅を広くすることができない。
で生じる最初のピークを下げる必要があるが、そのよう
にした場合には進角幅を広くすることができない。
また上記のように主電流制御用トランジスタスイッチの
両端電圧の波形に頼って進角特性を得るようにした場合
には、進角特性の傾斜や進角開始回転速度の調整を容易
に行うことができなかった。
両端電圧の波形に頼って進角特性を得るようにした場合
には、進角特性の傾斜や進角開始回転速度の調整を容易
に行うことができなかった。
本発明の目的は、進角幅を広くとって直線的な進角特性
を得ることができる上に、進角特性の傾斜を自由に調整
できるようにした内燃機関用点火装置を提供することに
ある。
を得ることができる上に、進角特性の傾斜を自由に調整
できるようにした内燃機関用点火装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段]
本発明は、第1図に示したように、内燃機関の回転に同
期して負方向電圧と正方向電圧とを続いて出力する点火
電源コイル1aと、点火電源コイル1aに対して並列に
接続されて該点火電源コイルの正方向出力電圧によりベ
ース電流が流れて導通する主電流制御用トランジスタス
イッチ3と、内燃機関の点火時期に主電流制御用トラン
ジスタスイッチを遮断状態にするように制御するスイッ
チ制御回路4とにより構成される。
期して負方向電圧と正方向電圧とを続いて出力する点火
電源コイル1aと、点火電源コイル1aに対して並列に
接続されて該点火電源コイルの正方向出力電圧によりベ
ース電流が流れて導通する主電流制御用トランジスタス
イッチ3と、内燃機関の点火時期に主電流制御用トラン
ジスタスイッチを遮断状態にするように制御するスイッ
チ制御回路4とにより構成される。
本発明においては、上記スイッチ制御回路4が導通した
際に主電流制御用トランジスタスイッチ3を遮断状態に
するように該トランジスタスイッチに接続された第1の
遮断制御用トランジスタ401と、第1の遮断制御用ト
ランジスタに対して並列に接続されて導通した際に主電
流制御用トランジスタスイッチ3を遮断状態にする第2
の遮断制御用トランジスタ404と、主電流制御用トラ
ンジスタスイッチ3の導通時の両端電圧のピーク位置を
検出して該ピーク位置で第1の遮断制御用トランジスタ
401にトリガ信号を与えて該第1の遮断制御用トラン
ジスタを導通状態にするピークトリガ回路402と、進
角用コンデンサ405と、点火電源コイル1aの負方向
出力電圧により進角用コンデンサ405を充電するコン
デンサ充電回路と、進角用コンデンサ405を第2の遮
断制御用トランジスタ404のトリガ信号入力端子を通
して一定の時定数で放電させて進角用コンデンサの放電
電流が所定のトリガレベルに達したときに該第2の遮断
制御用トランジスタ404を導通させる進角用トリガ回
路406と、進角用コンデンサの放電電流の一部をダイ
オードと第1の遮断制御用トランジスタのベース回路と
を通して側路する側路回路407とが設けられている。
際に主電流制御用トランジスタスイッチ3を遮断状態に
するように該トランジスタスイッチに接続された第1の
遮断制御用トランジスタ401と、第1の遮断制御用ト
ランジスタに対して並列に接続されて導通した際に主電
流制御用トランジスタスイッチ3を遮断状態にする第2
の遮断制御用トランジスタ404と、主電流制御用トラ
ンジスタスイッチ3の導通時の両端電圧のピーク位置を
検出して該ピーク位置で第1の遮断制御用トランジスタ
401にトリガ信号を与えて該第1の遮断制御用トラン
ジスタを導通状態にするピークトリガ回路402と、進
角用コンデンサ405と、点火電源コイル1aの負方向
出力電圧により進角用コンデンサ405を充電するコン
デンサ充電回路と、進角用コンデンサ405を第2の遮
断制御用トランジスタ404のトリガ信号入力端子を通
して一定の時定数で放電させて進角用コンデンサの放電
電流が所定のトリガレベルに達したときに該第2の遮断
制御用トランジスタ404を導通させる進角用トリガ回
路406と、進角用コンデンサの放電電流の一部をダイ
オードと第1の遮断制御用トランジスタのベース回路と
を通して側路する側路回路407とが設けられている。
尚第1図に示した例では、ダイオードD3及びD4によ
りコンデンサ充電回路が構成されている。
りコンデンサ充電回路が構成されている。
またR1及びR2はトランジスタスイッチ3にベース電
流を与える抵抗である。
流を与える抵抗である。
[作 用コ
上記のように構成すると、主電流制御用トランジスタス
イッチの導通時の両端電圧のピーク位置で第1の遮断制
御用トランジスタがトリガされたとき、または進角用コ
ンデンサ405の放電電流が所定のトリガレベルに達し
て第2の遮断制御用トランジスタがトリガされたときに
主電流制御用トランジスタスイッチが遮断して点火動作
が行われる。
イッチの導通時の両端電圧のピーク位置で第1の遮断制
御用トランジスタがトリガされたとき、または進角用コ
ンデンサ405の放電電流が所定のトリガレベルに達し
て第2の遮断制御用トランジスタがトリガされたときに
主電流制御用トランジスタスイッチが遮断して点火動作
が行われる。
機関の低速時には進角用コンデンサ405の充電電圧が
低いため、該コンデンサの放電電流がトリガレベルに達
する位置が主電流制御用トランジスタスイッチ3の両端
電圧のピーク位置よりも遅れている。従って機関の低速
時にはピークトリガ回路402が主電流制御用トランジ
スタスイッチ3の両端電圧のピーク位置(定位置)で遮
断制御用トランジスタを導通させて主電流制御用トラン
ジスタスイッチを遮断状態にし、該ピーク位置で点火動
作を行わせる。
低いため、該コンデンサの放電電流がトリガレベルに達
する位置が主電流制御用トランジスタスイッチ3の両端
電圧のピーク位置よりも遅れている。従って機関の低速
時にはピークトリガ回路402が主電流制御用トランジ
スタスイッチ3の両端電圧のピーク位置(定位置)で遮
断制御用トランジスタを導通させて主電流制御用トラン
ジスタスイッチを遮断状態にし、該ピーク位置で点火動
作を行わせる。
これに対し、進角開始回転速度以上の領域では、進角用
コンデンサの充電電圧の上昇により、主電流制御用トラ
ンジスタスイッチの両端電圧がピークに達する位置より
も位相が進んだ位置で進角用コンデンサの放電電流が第
2の遮断制御用トランジスタのトリガレベルに達するよ
うになる。進角用コンデンサの放電電流が第2の遮断制
御用トランジスタのトリガレベルに達する位置は回転数
の上昇に伴う進角用コンデンサの充電電圧の上昇に伴っ
て進んでいくため、点火位置は回転速度の上昇に伴って
進んでいく。
コンデンサの充電電圧の上昇により、主電流制御用トラ
ンジスタスイッチの両端電圧がピークに達する位置より
も位相が進んだ位置で進角用コンデンサの放電電流が第
2の遮断制御用トランジスタのトリガレベルに達するよ
うになる。進角用コンデンサの放電電流が第2の遮断制
御用トランジスタのトリガレベルに達する位置は回転数
の上昇に伴う進角用コンデンサの充電電圧の上昇に伴っ
て進んでいくため、点火位置は回転速度の上昇に伴って
進んでいく。
進角特性は進角用コンデンサの放電特性を調整すること
により適宜に調整することができる。
により適宜に調整することができる。
また上記のように進角用コンデンサの放電電流の一部を
ダイオードと第1の遮断制御用トランジスタのベース回
路とを通して側路する側路回路を設けると、第2の遮断
制御用トランジスタのベースに与えられる信号の波形を
第4図(D)のようにリニアに上昇する波形にすること
ができるため、進角特性の直線性を良好にすることがで
きることが実験により確認された。
ダイオードと第1の遮断制御用トランジスタのベース回
路とを通して側路する側路回路を設けると、第2の遮断
制御用トランジスタのベースに与えられる信号の波形を
第4図(D)のようにリニアに上昇する波形にすること
ができるため、進角特性の直線性を良好にすることがで
きることが実験により確認された。
[実施例]
以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第2図は第1図の構成を具体化した本発明の一実施例を
示したもので、同図において第1図の各部と同等の部分
には同一の符号を付しである。本実施例においては、主
電流制御用トランジスタスイッチ3が1つのNPN)ラ
ンジスタTRIからなっているが、ダーリントン接続さ
れた2つのトランジスタにより主電流制御用トランジス
タスイッチを構成することもできる。トランジスタTR
1のコレクタ及びエミッタが1次コイル1aの一端(こ
の例では非接地側の一端)及び他端に接続され、トラン
ジスタTRIのベースが抵抗R1及びR2を介して点火
電源コイルを兼ねる1次コイル1aの一端に接続されて
いる。従って1次コイル1aに図示の矢印方向の電圧V
eが発生したときに抵抗R2及びR1を通してトランジ
スタTR1にベース電流が流れ、トランジスタTRIが
導通ずる。
示したもので、同図において第1図の各部と同等の部分
には同一の符号を付しである。本実施例においては、主
電流制御用トランジスタスイッチ3が1つのNPN)ラ
ンジスタTRIからなっているが、ダーリントン接続さ
れた2つのトランジスタにより主電流制御用トランジス
タスイッチを構成することもできる。トランジスタTR
1のコレクタ及びエミッタが1次コイル1aの一端(こ
の例では非接地側の一端)及び他端に接続され、トラン
ジスタTRIのベースが抵抗R1及びR2を介して点火
電源コイルを兼ねる1次コイル1aの一端に接続されて
いる。従って1次コイル1aに図示の矢印方向の電圧V
eが発生したときに抵抗R2及びR1を通してトランジ
スタTR1にベース電流が流れ、トランジスタTRIが
導通ずる。
遮断制御用トランジスタ401はNPNトランジスタT
R2からなり、該トランジスタTR2のコレクタは抵抗
R2を介して1次コイル1aの一端に、またエミッタは
該1次コイル1aの他端にそれぞれ接続されている。
R2からなり、該トランジスタTR2のコレクタは抵抗
R2を介して1次コイル1aの一端に、またエミッタは
該1次コイル1aの他端にそれぞれ接続されている。
ピークトリガ回路402において、コンデンサC1はそ
の一端が抵抗R3を介して1次コイル1aの一端に接続
され、該コンデンサの他端は、エミッタを1次コイルの
他端に接続した充電電流検出用のNPNトランジスタT
R4のベースに接続されている。トランジスタTR4の
コレクタはNPNトランジスタTR5のエミッタに接続
され、該トランジスタTR5のコレクタは抵抗R7を通
して前記トランジスタTR2のベースに、また該トラン
ジスタTR5のベースは抵抗R5を通して1次コイル1
aの一端にそれぞれ接続されている。
の一端が抵抗R3を介して1次コイル1aの一端に接続
され、該コンデンサの他端は、エミッタを1次コイルの
他端に接続した充電電流検出用のNPNトランジスタT
R4のベースに接続されている。トランジスタTR4の
コレクタはNPNトランジスタTR5のエミッタに接続
され、該トランジスタTR5のコレクタは抵抗R7を通
して前記トランジスタTR2のベースに、また該トラン
ジスタTR5のベースは抵抗R5を通して1次コイル1
aの一端にそれぞれ接続されている。
トランジスタTR2のベースエミッタ間にはダイオード
D1が、またトランジスタTR4のペースエミッタ間に
はダイオードD2がそれぞれ接続されている。コンデン
サC1、トランジスタTR4。
D1が、またトランジスタTR4のペースエミッタ間に
はダイオードD2がそれぞれ接続されている。コンデン
サC1、トランジスタTR4。
TR5、抵抗R3,R5,R7及びダイオードD1、D
2によりピークトリガ回路402が構成されている。
2によりピークトリガ回路402が構成されている。
コンデンサC1と抵抗R3との接続点にトランジスタT
R6のエミッタが接続され、該トランジスタTR6のコ
レクタはトランジスタTR2のベースに接続されている
。またトランジスタTR6のベースは抵抗R6を通して
トランジスタTR2のコレクタに接続されている。トラ
ンジスタTR6及び抵抗R6により正帰還回路403が
構成されている。
R6のエミッタが接続され、該トランジスタTR6のコ
レクタはトランジスタTR2のベースに接続されている
。またトランジスタTR6のベースは抵抗R6を通して
トランジスタTR2のコレクタに接続されている。トラ
ンジスタTR6及び抵抗R6により正帰還回路403が
構成されている。
進角用コンデンサ405の一端はアノードが接地された
ダイオードD3のカソードに接続され、他端はカソード
が点火電源コイル1aの一端に接続されたダイオードD
4のアノードに接続されている。
ダイオードD3のカソードに接続され、他端はカソード
が点火電源コイル1aの一端に接続されたダイオードD
4のアノードに接続されている。
第2の遮断制御用トランジスタ404はエミッタが接地
されたNPN)ランジスタTR7からなり、そのコレク
タはトランジスタTR2のコレクタに接続されている。
されたNPN)ランジスタTR7からなり、そのコレク
タはトランジスタTR2のコレクタに接続されている。
トランジスタTR7のベースと接地間にはアノードを接
地側に向けたダイオードD6が接続されている。
地側に向けたダイオードD6が接続されている。
トランジスタTR7のベースは抵抗R8を通して進角用
コンデンサ405とダイオードD3との接続点に接続さ
れている。また進角用コンデンサ405とダイオードD
4との接続点と接地間に抵抗R9が接続され、抵抗R8
及びR9により進角用トリガ回路406が構成されてい
る。
コンデンサ405とダイオードD3との接続点に接続さ
れている。また進角用コンデンサ405とダイオードD
4との接続点と接地間に抵抗R9が接続され、抵抗R8
及びR9により進角用トリガ回路406が構成されてい
る。
またトランジスタTR7のベースにダイオードD5のア
ノードが接続され、該ダイオードD5のカソードがトラ
ンジスタTR2のベースに接続されている。ダイオード
D5により側路回路407が構成されている。
ノードが接続され、該ダイオードD5のカソードがトラ
ンジスタTR2のベースに接続されている。ダイオード
D5により側路回路407が構成されている。
点火コイル1は第3図に示すような磁石発電機に設けら
れている。この磁石発電機は機関の回転軸に取付けられ
たフライホイール5と、該フライホイールの外周に設け
られた凹部5a内に取付けられた磁石6と、フライホイ
ール5の外周に所定のギャップを介して対向配置された
固定子7とからなっている。固定子7はほぼC字形の鉄
心8を備え、該鉄心8に1次コイル1a及び2次コイル
1bからなる点火コイル1が嵌装されている。
れている。この磁石発電機は機関の回転軸に取付けられ
たフライホイール5と、該フライホイールの外周に設け
られた凹部5a内に取付けられた磁石6と、フライホイ
ール5の外周に所定のギャップを介して対向配置された
固定子7とからなっている。固定子7はほぼC字形の鉄
心8を備え、該鉄心8に1次コイル1a及び2次コイル
1bからなる点火コイル1が嵌装されている。
上記実施例の内燃機関用点火装置において、機関が回転
させられると、点火電源コイル1aに第4図(A)に示
すような電圧Eが誘起する。この電圧Eは、負方向電圧
Enlと、正方向電圧Epと、負方向電圧En2とから
なる。
させられると、点火電源コイル1aに第4図(A)に示
すような電圧Eが誘起する。この電圧Eは、負方向電圧
Enlと、正方向電圧Epと、負方向電圧En2とから
なる。
点火電源コイル1aに正方向電圧Epが誘起すると、抵
抗R2及びR1を通してトランジスタTR1にベース電
流が流れて該トランジスタTRIが導通する。これによ
り1次コイル1aからトランジスタスイッチ3を通して
短絡電流N (第4図Aに破線で示しである。)が流
れる。トランジスタスイッチ3の両端にはこの電流11
の波形に相似した電圧が生じる。またトランジスタスイ
ッチ3の両端電圧により抵抗R3、コンデンサC1及び
トランジスタTR4のペースエミッタ間を通して電流が
流れ、トランジスタスイッチ3の両端電圧がピーク値に
達するまでの間コンデンサCIが充電される。このとき
1次コイル1aの一端側から抵抗R5とトランジスタT
R5のペースエミッタ間とトランジスタTR4のコレク
タエミッタ間とを通して電流が流れ、トランジスタTR
5のベースコレクタを通しては電流が流れない。従って
このときトランジスタTR2にはベース電流が与えられ
ず、該トランジスタTR2は遮断状態に保持される。主
電流制御用トランジスタスイッチ3の両端の電圧がピー
クに達するとコンデンサC1の充電電流が零になり、ト
ランジスタTR4が遮断状態になる。このとき1次コイ
ル1a側から抵抗R5及びトランジスタTR5のベース
コレクタ間を通して電流が流れ、またコンデンサC1が
抵抗R3とトランジスタTR6のエミッタコレクタ間と
抵抗R7とトランジスタTR2のベースエミッタ間とを
通して放電してトランジスタTR2にベース電流が流れ
る。従って該トランジスタTR2が導通し、主電流制御
用トランジスタスイッチ3を遮断させる。これにより1
次コイル1aに高電圧が誘起し、該電圧が更に昇圧され
て2次コイル1bから点火用の高電圧が出力されるため
機関が点火される。従って機関の低速時には、1次コイ
ル(点火電源コイル)の誘起電圧がピークに達する略一
定の位置付近で点火が行われる。
抗R2及びR1を通してトランジスタTR1にベース電
流が流れて該トランジスタTRIが導通する。これによ
り1次コイル1aからトランジスタスイッチ3を通して
短絡電流N (第4図Aに破線で示しである。)が流
れる。トランジスタスイッチ3の両端にはこの電流11
の波形に相似した電圧が生じる。またトランジスタスイ
ッチ3の両端電圧により抵抗R3、コンデンサC1及び
トランジスタTR4のペースエミッタ間を通して電流が
流れ、トランジスタスイッチ3の両端電圧がピーク値に
達するまでの間コンデンサCIが充電される。このとき
1次コイル1aの一端側から抵抗R5とトランジスタT
R5のペースエミッタ間とトランジスタTR4のコレク
タエミッタ間とを通して電流が流れ、トランジスタTR
5のベースコレクタを通しては電流が流れない。従って
このときトランジスタTR2にはベース電流が与えられ
ず、該トランジスタTR2は遮断状態に保持される。主
電流制御用トランジスタスイッチ3の両端の電圧がピー
クに達するとコンデンサC1の充電電流が零になり、ト
ランジスタTR4が遮断状態になる。このとき1次コイ
ル1a側から抵抗R5及びトランジスタTR5のベース
コレクタ間を通して電流が流れ、またコンデンサC1が
抵抗R3とトランジスタTR6のエミッタコレクタ間と
抵抗R7とトランジスタTR2のベースエミッタ間とを
通して放電してトランジスタTR2にベース電流が流れ
る。従って該トランジスタTR2が導通し、主電流制御
用トランジスタスイッチ3を遮断させる。これにより1
次コイル1aに高電圧が誘起し、該電圧が更に昇圧され
て2次コイル1bから点火用の高電圧が出力されるため
機関が点火される。従って機関の低速時には、1次コイ
ル(点火電源コイル)の誘起電圧がピークに達する略一
定の位置付近で点火が行われる。
一方進角用コンデンサ405は、点火電源コイル1aが
負方向電圧Enlを出力したときにダイオードD3とダ
イオードD4とを通して充電される。
負方向電圧Enlを出力したときにダイオードD3とダ
イオードD4とを通して充電される。
この充電は負方向電圧Enlがピークに達するまで行わ
れる。
れる。
負方向電圧Enlがピークを過ぎるとコンデンサ405
の電荷が抵抗R8とトランジスタTR7のペースエミッ
タ間と抵抗R9とを通して放電する。
の電荷が抵抗R8とトランジスタTR7のペースエミッ
タ間と抵抗R9とを通して放電する。
このコンデンサ405の放電電流が所定のトリガレベル
に達するとトランジスタTR7が導通し、主電流制御用
トランジスタスイッチ3を遮断させて点火動作を行わせ
る。コンデンサ405の充電電圧は回転速度の上昇に伴
う点火電源コイルの出力電圧Vnlの上昇に伴って上昇
していくため、該コンデンサ405の放電電流がトラン
ジスタTR7のトリガレベルに達する位相(点火位置)
は回転速度の上昇に伴って進んでいく。
に達するとトランジスタTR7が導通し、主電流制御用
トランジスタスイッチ3を遮断させて点火動作を行わせ
る。コンデンサ405の充電電圧は回転速度の上昇に伴
う点火電源コイルの出力電圧Vnlの上昇に伴って上昇
していくため、該コンデンサ405の放電電流がトラン
ジスタTR7のトリガレベルに達する位相(点火位置)
は回転速度の上昇に伴って進んでいく。
第4図(B)はトランジスタTR2のベースと接地間の
電圧vbの波形を示し、第4図(C)は進角用コンデン
サ405の両端の電圧Vcの波形を示している。また第
4図(D)はトランジスタTR7のベースと接地間の電
圧vdの波形を示している。機関の低速時には電圧vb
のピーク値が所定のトリガレベルv11(例えば0,3
V)に達した時にトランジスタTR2が導通して点火動
作を行わせる。
電圧vbの波形を示し、第4図(C)は進角用コンデン
サ405の両端の電圧Vcの波形を示している。また第
4図(D)はトランジスタTR7のベースと接地間の電
圧vdの波形を示している。機関の低速時には電圧vb
のピーク値が所定のトリガレベルv11(例えば0,3
V)に達した時にトランジスタTR2が導通して点火動
作を行わせる。
進角用コンデンサの放電によるトリガ回路406と側路
回路407とを設けない場合には、上記電圧vbの波形
を利用して進角特性を得ることになるが、この電圧vb
の波形は角度θ3の位置で生じるピークと角度θ0の位
置で生じるピークとの間の部分が凹んだ波形になるため
、この電圧Vbを利用して点火位置を進角させた場合に
は直線的な進角特性を得ることが難しい。
回路407とを設けない場合には、上記電圧vbの波形
を利用して進角特性を得ることになるが、この電圧vb
の波形は角度θ3の位置で生じるピークと角度θ0の位
置で生じるピークとの間の部分が凹んだ波形になるため
、この電圧Vbを利用して点火位置を進角させた場合に
は直線的な進角特性を得ることが難しい。
これに対し、進角用コンデンサ405の放電電流による
トリガ回路406と、該放電電流の一部をダイオードD
5とトランジスタTR2のベース回路とを通して側路す
る側路回路407とを設けて、トランジスタTR7の導
通によりトランジスタスイッチ3を遮断させて点火動作
を行わせるようにすると、進角用コンデンサの放電電流
によりトランジスタTR7のペースエミッタ間に生じる
電圧Vdの波形は第4図(D)のように直線的に上昇す
る波形になり、この電圧Vdの大きさは図に破線で示し
たように回転速度の上昇に伴って大きくなっていくこと
が実験により明らかになった。
トリガ回路406と、該放電電流の一部をダイオードD
5とトランジスタTR2のベース回路とを通して側路す
る側路回路407とを設けて、トランジスタTR7の導
通によりトランジスタスイッチ3を遮断させて点火動作
を行わせるようにすると、進角用コンデンサの放電電流
によりトランジスタTR7のペースエミッタ間に生じる
電圧Vdの波形は第4図(D)のように直線的に上昇す
る波形になり、この電圧Vdの大きさは図に破線で示し
たように回転速度の上昇に伴って大きくなっていくこと
が実験により明らかになった。
本発明の点火装置ではこのように機関の回転に伴って直
線的に上昇する波形の電圧Vdが所定のトリガレベルV
12に達したときに点火動作が行われることになるため
、点火位置は回転速度の上昇に伴って直線的に進んでい
(ことになり、第5図に示すように進角開始回転速度N
s以上で点火位置θiが直線的に進角する特性を得るこ
とができる。
線的に上昇する波形の電圧Vdが所定のトリガレベルV
12に達したときに点火動作が行われることになるため
、点火位置は回転速度の上昇に伴って直線的に進んでい
(ことになり、第5図に示すように進角開始回転速度N
s以上で点火位置θiが直線的に進角する特性を得るこ
とができる。
上記の実施例において進角開始回転速度及び進角特性の
傾斜は、進角用コンデンサ405の放電時定数を適宜に
設定することにより調整することができる。また進角特
性は点火電源コイルを設ける磁石発電機のエアギャップ
の変動や、磁石の着磁量の変動等の影響を受けることが
ない。
傾斜は、進角用コンデンサ405の放電時定数を適宜に
設定することにより調整することができる。また進角特
性は点火電源コイルを設ける磁石発電機のエアギャップ
の変動や、磁石の着磁量の変動等の影響を受けることが
ない。
上記実施例において、点火プラグ1ど火花が生じた後、
内燃機関の燃焼状態によって、火花が一旦切れ、トラン
ジスタスイッチ3がのコレクタエミッタ間に印加されて
いた電圧が零または負になると回路動作が初期状態に戻
る。その後トランジスタスイッチ3は磁石発電機に残っ
ているエネルギーにより再度導通し、その後遮断動作を
行う。このような状態が発生すると、点火エネルギーの
一部が点火回路内で消費され、火花エネルギーが減少す
る。
内燃機関の燃焼状態によって、火花が一旦切れ、トラン
ジスタスイッチ3がのコレクタエミッタ間に印加されて
いた電圧が零または負になると回路動作が初期状態に戻
る。その後トランジスタスイッチ3は磁石発電機に残っ
ているエネルギーにより再度導通し、その後遮断動作を
行う。このような状態が発生すると、点火エネルギーの
一部が点火回路内で消費され、火花エネルギーが減少す
る。
このような状態が生じるのを防ぐため、上記の実施例で
は、正帰還回路403を設けて、トランジスタスイッチ
3のコレクタエミッタ間電圧が零または負になった場合
でも該主電流制御制御用トランジスタスイッチ3を遮断
状態に維持することができるようにしている。
は、正帰還回路403を設けて、トランジスタスイッチ
3のコレクタエミッタ間電圧が零または負になった場合
でも該主電流制御制御用トランジスタスイッチ3を遮断
状態に維持することができるようにしている。
上記実施例において、ダイオードDi及びD2を設ける
代わりに、第6図に示した従来の回路と同様にトランジ
スタTR3を設けて、該トランジスタのベースエミッタ
間及びベースコレクタ間のPN接合をダイオードとして
利用することもできる。
代わりに、第6図に示した従来の回路と同様にトランジ
スタTR3を設けて、該トランジスタのベースエミッタ
間及びベースコレクタ間のPN接合をダイオードとして
利用することもできる。
また上記実施例においてはトランジスタTR5のペース
エミッタ間及びベースコレクタ間のPN接合をダイオー
ドの代わりに用いているが、これらのPN接合をそれぞ
れ個別のダイオードで置き換えることもできる。更に1
個のダイオードのアノードを抵抗R5を通して点火電源
コイル1aの一端に接続し、該ダイオードのカソードを
抵抗R4及びトランジスタTR2のベースに共通接続す
るようにしてもよい。
エミッタ間及びベースコレクタ間のPN接合をダイオー
ドの代わりに用いているが、これらのPN接合をそれぞ
れ個別のダイオードで置き換えることもできる。更に1
個のダイオードのアノードを抵抗R5を通して点火電源
コイル1aの一端に接続し、該ダイオードのカソードを
抵抗R4及びトランジスタTR2のベースに共通接続す
るようにしてもよい。
上記の実施例では、点火コイルの1次コイルが点火電源
コイルを兼ねているが、点火コイルを磁石発電機の外部
に設け、磁石発電機内に設けた発電コイルを点火電源コ
イルとして用いて、該点火電源コイルを主電流制御用ト
ランジスタスイッチ3及び点火コイルの1次コイルに対
して並列に接続するようにした電流遮断式の点火装置に
も本発明を適用することができる。
コイルを兼ねているが、点火コイルを磁石発電機の外部
に設け、磁石発電機内に設けた発電コイルを点火電源コ
イルとして用いて、該点火電源コイルを主電流制御用ト
ランジスタスイッチ3及び点火コイルの1次コイルに対
して並列に接続するようにした電流遮断式の点火装置に
も本発明を適用することができる。
[発明の効果コ
以上のように、本発明によれば、主電流制御用トランジ
スタスイッチを遮断するために第1の遮断制御用トラン
ジスタと第2の遮断制御用トランジスタとを設けるとと
もに、点火電源コイルの負方向電圧により充電される進
角用コンデンサと、該進角制御用コンデンサの放電電流
により第2の遮断制御用トランジスタにベース電流を与
える進角用トリガ回路と、該放電電流の一部をダイオー
ドと第1の遮断制御用トランジスタのベース回路とを通
して側路する側路回路とを設けることにより、進角幅を
十分に広くとって、しかも直線的に進角特性を得ること
ができる点火装置を実現することができた。
スタスイッチを遮断するために第1の遮断制御用トラン
ジスタと第2の遮断制御用トランジスタとを設けるとと
もに、点火電源コイルの負方向電圧により充電される進
角用コンデンサと、該進角制御用コンデンサの放電電流
により第2の遮断制御用トランジスタにベース電流を与
える進角用トリガ回路と、該放電電流の一部をダイオー
ドと第1の遮断制御用トランジスタのベース回路とを通
して側路する側路回路とを設けることにより、進角幅を
十分に広くとって、しかも直線的に進角特性を得ること
ができる点火装置を実現することができた。
また進角用コンデンサの放電時定数を調整することによ
り進角開始回転速度や進角特性の傾斜を適宜に調整でき
るため、点火装置の設計の自由度を高めることができる
。更に点火電源コイルの出力電圧波形に頼らずに進角特
性を得るので、発電機の特性の影響を受けることが無く
、常に一定の進角特性を得ることができる利点がある。
り進角開始回転速度や進角特性の傾斜を適宜に調整でき
るため、点火装置の設計の自由度を高めることができる
。更に点火電源コイルの出力電圧波形に頼らずに進角特
性を得るので、発電機の特性の影響を受けることが無く
、常に一定の進角特性を得ることができる利点がある。
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は第1
図の各部を具体化した実施例を示した回路図、第3図は
本発明の実施例で用いる発電機の構成を示した要部正面
図、第4図は第2図の各部の信号波形図、第5図は本発
明により得られる進角特性の一例を示す線図、第6図は
従来の点火装置を示した回路図である。 1・・・点火コイル、1a・・・点火電源コイル(1次
コイル)、2・・・点火プラグ、3・・・主電流制御用
トランジスタスイッチ、401・・・第1の遮断制御用
トランジスタ、402・・・ビークトリガ回路、404
・・・第2の遮断制御用トランジスタ、405・・・進
角用コンデンサ、405・・・進角用トリガ回路、40
7・・・側路回路。
図の各部を具体化した実施例を示した回路図、第3図は
本発明の実施例で用いる発電機の構成を示した要部正面
図、第4図は第2図の各部の信号波形図、第5図は本発
明により得られる進角特性の一例を示す線図、第6図は
従来の点火装置を示した回路図である。 1・・・点火コイル、1a・・・点火電源コイル(1次
コイル)、2・・・点火プラグ、3・・・主電流制御用
トランジスタスイッチ、401・・・第1の遮断制御用
トランジスタ、402・・・ビークトリガ回路、404
・・・第2の遮断制御用トランジスタ、405・・・進
角用コンデンサ、405・・・進角用トリガ回路、40
7・・・側路回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 内燃機関の回転に同期して負方向電圧と正方向電圧と
を続いて出力する点火電源コイルと、前記点火電源コイ
ルに対して並列に接続されて該点火電源コイルの正方向
出力電圧によりベース電流が流れて導通する主電流制御
用トランジスタスイッチと、内燃機関の点火時期に前記
主電流制御用トランジスタスイッチを遮断状態にするよ
うに制御するスイッチ制御回路とを備え、前記主電流制
御用トランジスタスイッチの遮断により前記点火電源コ
イルに誘起した電圧を昇圧して点火用の高電圧を得る内
燃機関用点火装置において、 前記スイッチ制御回路は、 導通した際に前記主電流制御用トランジスタスイッチを
遮断状態にするように該トランジスタスイッチに接続さ
れた第1の遮断制御用トランジスタと、コレクタエミッ
タ間回路が前記第1の遮断制御用トランジスタのコレク
タエミッタ間回路に対して並列に接続されて導通した際
に前記主電流制御用トランジスタスイッチを遮断状態に
する第2の遮断制御用トランジスタと、 前記主電流制御用トランジスタスイッチの導通時の両端
電圧のピーク位置で前記第1の遮断制御用トランジスタ
にトリガ信号を与えて該第1の遮断制御用トランジスタ
を導通状態にするピークトリガ回路と、 進角用コンデンサと、 前記点火電源コイルの負方向出力電圧により前記進角用
コンデンサを充電するコンデンサ充電回路と、 前記進角用コンデンサを前記第2の遮断制御用トランジ
スタのベース回路を通して一定の時定数で放電させて該
進角用コンデンサの放電電流が所定のトリガレベルに達
したときに該第2の遮断制御用トランジスタを導通させ
る進角用トリガ回路と、 前記進角用コンデンサの放電電流の一部をダイオードと
前記第1の遮断制御用トランジスタのベース回路とを通
して側路する側路回路とを具備したことを特徴とする内
燃機関用点火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1212832A JP2586145B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 内燃機関用点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1212832A JP2586145B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 内燃機関用点火装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0378568A true JPH0378568A (ja) | 1991-04-03 |
| JP2586145B2 JP2586145B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=16629095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1212832A Expired - Fee Related JP2586145B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 内燃機関用点火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2586145B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106762326A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-05-31 | 重庆三信电子股份有限公司 | 一种摩托车直流点火器以及专用集成电路 |
-
1989
- 1989-08-18 JP JP1212832A patent/JP2586145B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106762326A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-05-31 | 重庆三信电子股份有限公司 | 一种摩托车直流点火器以及专用集成电路 |
| CN106762326B (zh) * | 2016-11-09 | 2018-07-20 | 重庆三信电子股份有限公司 | 一种摩托车直流点火器以及专用集成电路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2586145B2 (ja) | 1997-02-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4343273A (en) | Ignition system with overrun prevention | |
| JPH0378568A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| US4958608A (en) | Ignition system for internal combustion engine | |
| JPH0350384A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| JPS6124697Y2 (ja) | ||
| JPS6141984Y2 (ja) | ||
| JP3119097B2 (ja) | コンデンサ放電式内燃機関点火装置 | |
| JPH0861197A (ja) | コンデンサ放電式内燃機関用点火装置 | |
| JPS6143974Y2 (ja) | ||
| JP2927129B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| JP3397162B2 (ja) | コンデンサ放電式内燃機関用点火装置 | |
| JPH0248704Y2 (ja) | ||
| JP3531535B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| JP2594058Y2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| JP2894050B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| JPH0720380Y2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| JP3123294B2 (ja) | 内燃機関用無接点点火装置 | |
| JP2596130B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| JPS5827093Y2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| JP3575267B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| JP3019051B2 (ja) | 内燃機関点火装置 | |
| JPH045737Y2 (ja) | ||
| JPH034747B2 (ja) | ||
| JP4200804B2 (ja) | 電流遮断形内燃機関用点火装置 | |
| JP2800483B2 (ja) | コンデンサ放電式内燃機関点火方法及び装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |