JPH0378691A - エネルギー発生方法 - Google Patents
エネルギー発生方法Info
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- JPH0378691A JPH0378691A JP1214789A JP21478989A JPH0378691A JP H0378691 A JPH0378691 A JP H0378691A JP 1214789 A JP1214789 A JP 1214789A JP 21478989 A JP21478989 A JP 21478989A JP H0378691 A JPH0378691 A JP H0378691A
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- energy generation
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産業上の利用分野]
本発明はエネルギー発生方法に係り、特に簡便で安価な
低温核融合により熱エネルギーあるいは電気エネルギー
を発生する方法に関する。 [従来の技術] 核融合は未来のエネルギー変換技術として極めて有望で
ある。核融合をエネルギー源として見たときの最大の魅
力はその燃料である。それらは重水素(2D)および三
重水素(3T)で、いずれも海水中から供給できるとい
う点で量的にも、また地理的に偏在しないという点でも
極めて有利である。特に重水素は天然氷1ボ当り約34
gの割合で存在するのでこれを分離して容易にかつ豊富
に入手することができる。 これらの軽い原子核間に核融合反応を起こすことにより
大きなエネルギーが得られる。恒星のエネルギー源とし
て考えられる水素融合反応やヘリウム融合反応は素粒子
反応を含むもので反応が遅いが、地上で考えられている
ものは反応の早い組替え反応で、重水素と三重水素を融
合させることにより数M e Vないし十数M e V
のエネルギーが得られる。 核融合反応では、核分裂と異なり大量の放射性廃棄物を
生じない特長もあり、この発電システムが実現されれば
人類はエネルギー問題から解放される[フラカス(F、
N、Flakus)著、「フュージョン パワー アン
ド エンバイアメント」、アトミック エナジー レビ
ュー第13巻、第3号、(”Fusion Power
and the Environn+ent” At
omicEnergy Review、 vol、13
. No、3.1975)] 、 熱核融合によって
このような核融合反応を持続させるためには数億度の温
度で燃料を保持する必要がある。このような超高温では
物質はすべて完全解離しプラズマ状態となる。このプラ
ズマ加熱に要する入力エネルギーを上回る出力エネルギ
ーを取りだすためには、2億度の温度と、プラズマ粒子
の密度と持続時間の積がほぼ2 X 1014秒/dと
いう)(い臨界条件を満たす必要がある。このような超
高温のプラズマ物質を制御することは困難であり、臨界
条件は現在まだ達成されていない。また極めて大規模で
高価な融合装置を要するため、核融合によるエネルギー
生産は現在のところ実用化されていない。 一方、高温やプラズマ状態を用いずに電気化学的手法に
より簡便で安価に核融合反応を持続、制御する方法が雑
誌[ネイチャー、第338巻、第737頁(Natur
e、 Vol、338.pp737,1989) Jに
発表された。この方法は金属チタン、またはパラジウム
電極に負の電圧をかけて重陽子を電解注入することによ
り室温で核融合を起こすものである。 電解注入時に高エネルギーの中性子線が検出されたこと
により、核融合反応が実際に起きていることが実証され
たとされている。 【発明が解決しようとする課題】 しかし、上記公知例は予備的な実験結果を示したもので
あり、電解槽構造と発生される熱エネルギーの関係や、
エネルギー形態として、より使いやすい電気エネルギー
を取り出す方法に関する記述はない。 本発明の目的は簡便で安価な方法により核融合反応を持
続、制御し、電気エネルギーを取り出す方法を提供する
ことにある。
低温核融合により熱エネルギーあるいは電気エネルギー
を発生する方法に関する。 [従来の技術] 核融合は未来のエネルギー変換技術として極めて有望で
ある。核融合をエネルギー源として見たときの最大の魅
力はその燃料である。それらは重水素(2D)および三
重水素(3T)で、いずれも海水中から供給できるとい
う点で量的にも、また地理的に偏在しないという点でも
極めて有利である。特に重水素は天然氷1ボ当り約34
gの割合で存在するのでこれを分離して容易にかつ豊富
に入手することができる。 これらの軽い原子核間に核融合反応を起こすことにより
大きなエネルギーが得られる。恒星のエネルギー源とし
て考えられる水素融合反応やヘリウム融合反応は素粒子
反応を含むもので反応が遅いが、地上で考えられている
ものは反応の早い組替え反応で、重水素と三重水素を融
合させることにより数M e Vないし十数M e V
のエネルギーが得られる。 核融合反応では、核分裂と異なり大量の放射性廃棄物を
生じない特長もあり、この発電システムが実現されれば
人類はエネルギー問題から解放される[フラカス(F、
N、Flakus)著、「フュージョン パワー アン
ド エンバイアメント」、アトミック エナジー レビ
ュー第13巻、第3号、(”Fusion Power
and the Environn+ent” At
omicEnergy Review、 vol、13
. No、3.1975)] 、 熱核融合によって
このような核融合反応を持続させるためには数億度の温
度で燃料を保持する必要がある。このような超高温では
物質はすべて完全解離しプラズマ状態となる。このプラ
ズマ加熱に要する入力エネルギーを上回る出力エネルギ
ーを取りだすためには、2億度の温度と、プラズマ粒子
の密度と持続時間の積がほぼ2 X 1014秒/dと
いう)(い臨界条件を満たす必要がある。このような超
高温のプラズマ物質を制御することは困難であり、臨界
条件は現在まだ達成されていない。また極めて大規模で
高価な融合装置を要するため、核融合によるエネルギー
生産は現在のところ実用化されていない。 一方、高温やプラズマ状態を用いずに電気化学的手法に
より簡便で安価に核融合反応を持続、制御する方法が雑
誌[ネイチャー、第338巻、第737頁(Natur
e、 Vol、338.pp737,1989) Jに
発表された。この方法は金属チタン、またはパラジウム
電極に負の電圧をかけて重陽子を電解注入することによ
り室温で核融合を起こすものである。 電解注入時に高エネルギーの中性子線が検出されたこと
により、核融合反応が実際に起きていることが実証され
たとされている。 【発明が解決しようとする課題】 しかし、上記公知例は予備的な実験結果を示したもので
あり、電解槽構造と発生される熱エネルギーの関係や、
エネルギー形態として、より使いやすい電気エネルギー
を取り出す方法に関する記述はない。 本発明の目的は簡便で安価な方法により核融合反応を持
続、制御し、電気エネルギーを取り出す方法を提供する
ことにある。
上記目的は水素を吸収する物質に負の電界をかけること
により重水素を上記物質中に電解注入し、そのときの生
成熱を熱電変換により電気エネルギーに変換させること
により達成される。
により重水素を上記物質中に電解注入し、そのときの生
成熱を熱電変換により電気エネルギーに変換させること
により達成される。
【作用1
重水を含む電解液中でパラジウムやチタンなどの水素吸
収物質に負の過電圧をかけると重水素(D2)が以下の
反応により生成する。 D20+e+→Dads+OD+ D ads + D 20 + e+→D2+OD+D
a ds +D t a t t t c eD a
ds + D ads−+D 2この時、水素吸収物質
中に重陽子(D+)が電解注入される。負の過電圧によ
りこの重陽子は高濃度に圧縮され、同時に高い移動度を
持つ。このため室温でも重陽子同士の衝突が容易に起こ
り、以下に示すような核融合反応が起こると考えられ、
このとき大量の熱エネルギーが発生する。 2D +” D−+3He(0,82MeV) + n
(2,45MeV)2D +” D −+’ T (
1,01MeV) +” H(3,02MeV)水素吸
収物質としては水素と反応して水素化物を作る物質が好
ましく、水素貯蔵合金がより好ましい。水素貯蔵合金の
例を挙げるならLi、Ca。 M g 、 M g −N i 、 T i 、 T
i −F e 、 T i −Ni、Fe−Ni−Ti
、Ti−Co、Ti−Mn1、、Ti−Cr、、La−
Ni、、Zr−Mn。 Zr−Ni、Zr−Fe、La−N1−AQ、Mn−N
1−AQ、Ca−Ni−Mn−AQ、Pdなどがある。 このうち、陽子が高濃度に圧縮され、同時に高い移動度
を持つTiおよびPdがより好ましい。 Pdを用いる場合は、重水素を活性化させる金属のFe
、Ni、Ca、Tiなどを含む塩、例を挙げるならFe
SO4・7H20,NiCM2・6H20,PdCQ2
.CaCo、、Li、SO2・H2O,NaSO4・
10H20,CaH4(PO4)2H20,Ti08o
4・H2SO4・8H20を電解液中に添加すると重水
素が容易にPd中に注入されるので好ましい。 水素貯蔵合金は以下の反応: 合金十H2(気体)→金属水素化物(固体)+ΔH(熱
)により水素を吸収し、水素分子は活性化されて原子状
となり金属格子の隙間に捕らえられる。負の過電圧下で
重水素が注入された場合は金属格子の隙間で重陽子の核
融合反応が起こると考えられ、大きな熱エネルギーが発
生する。 この熱は熱電発電により電気エネルギーとして取りだす
ことが可能である。 熱電発電は熱起電力を利用した発電で、熱電変換のため
の装置の構成は、半導体1例を挙げるならBi、Te3
.Bi、Se、Sb2Te、、PbT6、GeSi系の
合金のn型とp型を接合した熱電対を素子とし、その直
列、並列の組合せにより決定される。 電解液は重水が用いられ、Li0DやFe、Ni、Ca
、Ti等を含む金属塩、AuCNが添加されることが好
ましい。 さらにこの発電システムを小型化、高信頼性化するため
に固体の電解質を用いることができる。 固体電解質としては重水が容易に移動するものが好まし
く、例を挙げるなら非晶質のベロキソポリタングステン
酸、ペロキソポリタンタル酸、ペロキソボリニオブ酸が
挙げられる。重水を原料に用いることにより、重水を含
む上記ペロキソポリ酸を合成することも可能である。 さらに、水素吸収物質に重陽子をイオン打込みすること
によっても重陽子が高濃度に圧縮され高い移動度を持つ
ため、熱エネルギーを発生させ、これを電気エネルギー
に変換することができる。 【実施例】 以下、本発明の詳細を実施例により説明する。 実施例1゜ 第1図に本発明の方法を実施するための装置構成の概略
を示す。同図において1は負極(Pd)、2は陽極(P
t)、3は電解液、4はガラス槽、5は金属電極(高温
側)、6はn型半導体、7はP型半導体、8は金属電極
(低温側)、9は導線、10は直流電源、11は負荷で
ある。 電解液3として160gの重水(D20)にFeSO4
・7H20を0.2g添加し、さらに硝酸によりpHを
3以下に調整した。負極1には大容量の水素を吸収し水
素化物を形成するPdを用い、0.5gの0.25mm
厚Pdホイルを、希釈した酸または研磨剤により表面を
清浄、あるいは荒した後に使用した。 電解数分後に水素気泡が負極Pdl上に生成するのがv
A察され、重陽子が迅速にPdホイルに吸収された。ま
た酸素気泡が陽極2上に生成した。 直流電源により、両電極間に電圧25V、電流500m
Aを与えた。この時発生した熱エネルギーを熱電変換素
子電気エネルギーに変換した。 熱電変換素子としては(P b T e ) o、is
(G eT e ) 0.、、+ P b Iのn素
子6と、(PbTe)o−gs (P b S e )
0.05 + N aのn素子7の組合せを用いた。 これにより発生した熱エネルギーは120 m W/c
m3であった・ 熱電変換材料としてS lo、7sG eo、zt+
P (ドーパント・レベルは0.1原子%)のn素子と
Si o、7. G e o、2□+ Bのp素子の組
合せ、あるいはG d S e、、4.のn素子とCu
l、、7A g、、、3S e□。 。0.、のp素子の組合せによっても同様に電気エネル
ギーが取り出された。さらに、発生する熱エネルギーが
少ない場合は熱電変換素子として(BizT ei)
o、s (S bzT ez) o、os (S bt
s e3)。 、、、+sbr、のn素子と(B izT ez) o
、t (Sb2T e、)0.、十TeのP素子の組合
せが電気エネルギーの取り出しに有効であった。 実施例2゜ 実施例1と同様の重水素の電解注入を、幾つかの水素貯
蔵合金を用いた負極中で行ない、エネルギー発生量を測
定した。負極の形状は直径4mm、長さ10cm、電流
密度は8 m A / alである。これらの結果を第
1表にまとめて示す。 各材料により発生熱量に差が見られるが、いずれも重水
素の電解注入により電気エネルギーが生成された。 第1表 実施例3゜ 電解液として160gの純水にFeSO4・7H20を
0.2g添加し、さらに硝酸によりpHを3以下に調整
したものを用いた。負極には0゜5gのQ、25mm厚
Pdホイルに重陽子をイオン打込みしたものを用いた。 実施例1と同様に電解したところ数分後に水素気泡がP
d上に生成するのが観察され、熱エネルギーが発生した
。この時発生した熱エネルギーを熱電変換素子により電
気エネルギーに変換した。 熱電変換素子としては(P b T e ) o、55
(GeTe)、0.+PbIのn素子6と、(PbTe
)o、ss (P b S e) o、os+Naのn
素子7の組合せを用いた。これにより発生した熱エネル
ギーは100 m W / cm’であった。 実施例4゜ 重水を含む非晶質のベロキソボリタングステン酸を固体
電解質にとして用い、実施例1と同様に重水素の電解注
入を行なった。 非晶質のベロキソボリタングステン酸は以下の方法によ
り合成した。 炭化タングステン粉末160gに15%の過酸化水素重
水溶液IQを加えた。炭化タングステン溶解時の酸素発
生量が少なくなってから、30%の過酸化水素重水溶液
を50 m n追加した。この操作を5回繰返して24
時間以上室温で放置すると炭化タングステンは全て溶解
し、淡黄色の酸性溶液が得られた。溶液中の不純物を濾
過した後、溶液中に含まれる過剰の過酸化水素を白金黒
付き白金触媒で分解除去した。 この固体電解質原液を水素吸収物質のPd上に塗布し乾
燥すると、重水を含む非晶質ペロキソポリタングステン
酸からなる固体電解質が形成された。 この固体電解質は組成分析、酸化還元滴定および熱重量
分析により、実験式 %式% (ただし、0 、5 < x < 0 、9 、1 、
5 < y < 4 。 0<Z<0.2)で表されることがわかった。X。 VtZの値に幅が見られるのは固体電解質原液を作成す
る際の過酸化水素の加え方や乾燥の仕方、あるいは大気
中の湿度の変化により材料の組成が変化しやすいためで
ある。 この固体電解質に陽極材料の金を蒸着し、さらに実施例
1と同様の熱電変換素子を薄膜形成した。 この方法により膜厚0.5μmの全固体薄膜電源が得ら
れた。 また、非晶質ペロキソポリタングステン酸のタングステ
ンの一部あるいは全てをタンタルまたはニオブで置き換
えた固体電解質材料を用いても同様の電気エネルギーが
得られた。 [発明の効果] 以上、詳述したように、本発明によれば簡便かつ安価な
方法で電気エネルギーを生産できるので、その工業的価
値は極めて高い。
収物質に負の過電圧をかけると重水素(D2)が以下の
反応により生成する。 D20+e+→Dads+OD+ D ads + D 20 + e+→D2+OD+D
a ds +D t a t t t c eD a
ds + D ads−+D 2この時、水素吸収物質
中に重陽子(D+)が電解注入される。負の過電圧によ
りこの重陽子は高濃度に圧縮され、同時に高い移動度を
持つ。このため室温でも重陽子同士の衝突が容易に起こ
り、以下に示すような核融合反応が起こると考えられ、
このとき大量の熱エネルギーが発生する。 2D +” D−+3He(0,82MeV) + n
(2,45MeV)2D +” D −+’ T (
1,01MeV) +” H(3,02MeV)水素吸
収物質としては水素と反応して水素化物を作る物質が好
ましく、水素貯蔵合金がより好ましい。水素貯蔵合金の
例を挙げるならLi、Ca。 M g 、 M g −N i 、 T i 、 T
i −F e 、 T i −Ni、Fe−Ni−Ti
、Ti−Co、Ti−Mn1、、Ti−Cr、、La−
Ni、、Zr−Mn。 Zr−Ni、Zr−Fe、La−N1−AQ、Mn−N
1−AQ、Ca−Ni−Mn−AQ、Pdなどがある。 このうち、陽子が高濃度に圧縮され、同時に高い移動度
を持つTiおよびPdがより好ましい。 Pdを用いる場合は、重水素を活性化させる金属のFe
、Ni、Ca、Tiなどを含む塩、例を挙げるならFe
SO4・7H20,NiCM2・6H20,PdCQ2
.CaCo、、Li、SO2・H2O,NaSO4・
10H20,CaH4(PO4)2H20,Ti08o
4・H2SO4・8H20を電解液中に添加すると重水
素が容易にPd中に注入されるので好ましい。 水素貯蔵合金は以下の反応: 合金十H2(気体)→金属水素化物(固体)+ΔH(熱
)により水素を吸収し、水素分子は活性化されて原子状
となり金属格子の隙間に捕らえられる。負の過電圧下で
重水素が注入された場合は金属格子の隙間で重陽子の核
融合反応が起こると考えられ、大きな熱エネルギーが発
生する。 この熱は熱電発電により電気エネルギーとして取りだす
ことが可能である。 熱電発電は熱起電力を利用した発電で、熱電変換のため
の装置の構成は、半導体1例を挙げるならBi、Te3
.Bi、Se、Sb2Te、、PbT6、GeSi系の
合金のn型とp型を接合した熱電対を素子とし、その直
列、並列の組合せにより決定される。 電解液は重水が用いられ、Li0DやFe、Ni、Ca
、Ti等を含む金属塩、AuCNが添加されることが好
ましい。 さらにこの発電システムを小型化、高信頼性化するため
に固体の電解質を用いることができる。 固体電解質としては重水が容易に移動するものが好まし
く、例を挙げるなら非晶質のベロキソポリタングステン
酸、ペロキソポリタンタル酸、ペロキソボリニオブ酸が
挙げられる。重水を原料に用いることにより、重水を含
む上記ペロキソポリ酸を合成することも可能である。 さらに、水素吸収物質に重陽子をイオン打込みすること
によっても重陽子が高濃度に圧縮され高い移動度を持つ
ため、熱エネルギーを発生させ、これを電気エネルギー
に変換することができる。 【実施例】 以下、本発明の詳細を実施例により説明する。 実施例1゜ 第1図に本発明の方法を実施するための装置構成の概略
を示す。同図において1は負極(Pd)、2は陽極(P
t)、3は電解液、4はガラス槽、5は金属電極(高温
側)、6はn型半導体、7はP型半導体、8は金属電極
(低温側)、9は導線、10は直流電源、11は負荷で
ある。 電解液3として160gの重水(D20)にFeSO4
・7H20を0.2g添加し、さらに硝酸によりpHを
3以下に調整した。負極1には大容量の水素を吸収し水
素化物を形成するPdを用い、0.5gの0.25mm
厚Pdホイルを、希釈した酸または研磨剤により表面を
清浄、あるいは荒した後に使用した。 電解数分後に水素気泡が負極Pdl上に生成するのがv
A察され、重陽子が迅速にPdホイルに吸収された。ま
た酸素気泡が陽極2上に生成した。 直流電源により、両電極間に電圧25V、電流500m
Aを与えた。この時発生した熱エネルギーを熱電変換素
子電気エネルギーに変換した。 熱電変換素子としては(P b T e ) o、is
(G eT e ) 0.、、+ P b Iのn素
子6と、(PbTe)o−gs (P b S e )
0.05 + N aのn素子7の組合せを用いた。 これにより発生した熱エネルギーは120 m W/c
m3であった・ 熱電変換材料としてS lo、7sG eo、zt+
P (ドーパント・レベルは0.1原子%)のn素子と
Si o、7. G e o、2□+ Bのp素子の組
合せ、あるいはG d S e、、4.のn素子とCu
l、、7A g、、、3S e□。 。0.、のp素子の組合せによっても同様に電気エネル
ギーが取り出された。さらに、発生する熱エネルギーが
少ない場合は熱電変換素子として(BizT ei)
o、s (S bzT ez) o、os (S bt
s e3)。 、、、+sbr、のn素子と(B izT ez) o
、t (Sb2T e、)0.、十TeのP素子の組合
せが電気エネルギーの取り出しに有効であった。 実施例2゜ 実施例1と同様の重水素の電解注入を、幾つかの水素貯
蔵合金を用いた負極中で行ない、エネルギー発生量を測
定した。負極の形状は直径4mm、長さ10cm、電流
密度は8 m A / alである。これらの結果を第
1表にまとめて示す。 各材料により発生熱量に差が見られるが、いずれも重水
素の電解注入により電気エネルギーが生成された。 第1表 実施例3゜ 電解液として160gの純水にFeSO4・7H20を
0.2g添加し、さらに硝酸によりpHを3以下に調整
したものを用いた。負極には0゜5gのQ、25mm厚
Pdホイルに重陽子をイオン打込みしたものを用いた。 実施例1と同様に電解したところ数分後に水素気泡がP
d上に生成するのが観察され、熱エネルギーが発生した
。この時発生した熱エネルギーを熱電変換素子により電
気エネルギーに変換した。 熱電変換素子としては(P b T e ) o、55
(GeTe)、0.+PbIのn素子6と、(PbTe
)o、ss (P b S e) o、os+Naのn
素子7の組合せを用いた。これにより発生した熱エネル
ギーは100 m W / cm’であった。 実施例4゜ 重水を含む非晶質のベロキソボリタングステン酸を固体
電解質にとして用い、実施例1と同様に重水素の電解注
入を行なった。 非晶質のベロキソボリタングステン酸は以下の方法によ
り合成した。 炭化タングステン粉末160gに15%の過酸化水素重
水溶液IQを加えた。炭化タングステン溶解時の酸素発
生量が少なくなってから、30%の過酸化水素重水溶液
を50 m n追加した。この操作を5回繰返して24
時間以上室温で放置すると炭化タングステンは全て溶解
し、淡黄色の酸性溶液が得られた。溶液中の不純物を濾
過した後、溶液中に含まれる過剰の過酸化水素を白金黒
付き白金触媒で分解除去した。 この固体電解質原液を水素吸収物質のPd上に塗布し乾
燥すると、重水を含む非晶質ペロキソポリタングステン
酸からなる固体電解質が形成された。 この固体電解質は組成分析、酸化還元滴定および熱重量
分析により、実験式 %式% (ただし、0 、5 < x < 0 、9 、1 、
5 < y < 4 。 0<Z<0.2)で表されることがわかった。X。 VtZの値に幅が見られるのは固体電解質原液を作成す
る際の過酸化水素の加え方や乾燥の仕方、あるいは大気
中の湿度の変化により材料の組成が変化しやすいためで
ある。 この固体電解質に陽極材料の金を蒸着し、さらに実施例
1と同様の熱電変換素子を薄膜形成した。 この方法により膜厚0.5μmの全固体薄膜電源が得ら
れた。 また、非晶質ペロキソポリタングステン酸のタングステ
ンの一部あるいは全てをタンタルまたはニオブで置き換
えた固体電解質材料を用いても同様の電気エネルギーが
得られた。 [発明の効果] 以上、詳述したように、本発明によれば簡便かつ安価な
方法で電気エネルギーを生産できるので、その工業的価
値は極めて高い。
第1図は核融合発電システムの一実施例の模式[符号の
説明] 1・・・負極(Pd)、2・・・陽極(Pt)、3・・
・電解液、4・・・ガラス槽、5・・・金m電極(高温
側)、6・・・n型半導体、7・・・n型半導体、8・
・・金属電極(低温側)、9・・・導線、10・・・直
流電源、11・・・負荷。 第 1 図
説明] 1・・・負極(Pd)、2・・・陽極(Pt)、3・・
・電解液、4・・・ガラス槽、5・・・金m電極(高温
側)、6・・・n型半導体、7・・・n型半導体、8・
・・金属電極(低温側)、9・・・導線、10・・・直
流電源、11・・・負荷。 第 1 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、重水素を物質に注入することにより熱エネルギーを
発生させ、更に上記熱エネルギーを熱電変換により電気
エネルギーに変換することを特徴とするエネルギー発生
方法。 2、溶液中で物質に負の電圧をかけて重水素を注入させ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエネル
ギー発生方法。 3、重水素を注入する物質が、Pd、Li、Ca、Mg
、Mg_2Ni、Ti、TiFe、TiNi、FeNi
Ti、TiCo、TiMn_1_._5、TiCr_2
、LaNi_5、ZrMn、Zr_0_._7Ni_0
_._3、ZrFe、LaNiAl、MnNiAl、C
aNiMnAl、Pd_0_._8_3Zr_0_._
1_7、Ni_0_._7_8Si_0_._0_8B
_0_._1_4、Pd_0_._3_5Zr_0_.
_6_5、Cu_0_._4_5Ti_0_._5_5
、ZrNiの元素または金属、金属合金より選ばれる少
なくとも一種類を含むことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のエネルギー発生方法。 4、熱電変換材料がp型半導体およびn型半導体の組合
せであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
エネルギー発生方法。 5、熱電変換材料であるn型半導体およびp型半導体の
組合せが(PbTe)_0_._9_5(GeTe)_
0_._0_5+PbIのn素子と、(PbTe)_0
_._9_5(PbSe)_0_._0_5+Naのp
素子との組合せ、またはSi_0_._7_8Ge_0
_._2_2+P(ドーパント・レベルは0.1原子%
)のn素子とSi_0_._7_8Ge_0_._2_
2+Bのp素子の組合せ、GdSe_1_._4_9の
n素子とCu_1_._9_7Ag_0_._0_3S
e_1_._0_0_4_5p素子の組合せ、(Bi_
2Te_3)_0_._9(Sb_2Te_3)_0_
._0_5(Sb_2Se_3)_0_._0_5+S
bI_3のn素子と(Bi_2Te_3)_0_._7
(Sb_2Te_3)_0_._3+Teのp素子の組
合せより選ばれる少なくとも一種類を含むことを特徴と
する特許請求の範囲第4項記載のエネルギー発生方法。 6、物質に負の電圧をかけて重水素を注入させる際に、
重水素を伝導する電解質として固体電解質を用いたこと
を特徴とする特許請求の範囲第2項記載のエネルギー発
生方法。 7、非晶質ペロキソポリタングステン酸、または非晶質
ペロキソポリタングステン酸の、タングステンの一部あ
るいは全てをタンタルまたはニオブで置き換えた固体電
解質材料を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第6
項記載のエネルギー発生方法および発生装置。 8、非晶質ペロキソポリタングステン酸が実験式WO_
3・xH_2O_2・yD_2O・zH_2C_2O_
4(ただし、0.5<x<0.9、1.5<y<4、0
<z<0.2)で表されることを特徴とする特許請求の
範囲第7項記載のエネルギー発生方法。 9、構成要素すべてを膜厚1μm以下の膜厚で作成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載のエネルギ
ー発生方法。 10、重水素注入物質に重陽子をイオン打込みしたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエネルギー発
生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1214789A JPH0378691A (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | エネルギー発生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1214789A JPH0378691A (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | エネルギー発生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0378691A true JPH0378691A (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=16661561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1214789A Pending JPH0378691A (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | エネルギー発生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0378691A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993014503A1 (fr) * | 1992-01-10 | 1993-07-22 | Chlorine Engineers Corp., Ltd. | Procede de production d'energie fonde sur l'affaissement gravitationnel |
| JPH07140277A (ja) * | 1993-09-27 | 1995-06-02 | Toichi Chikuma | 常温核融合装置 |
-
1989
- 1989-08-23 JP JP1214789A patent/JPH0378691A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993014503A1 (fr) * | 1992-01-10 | 1993-07-22 | Chlorine Engineers Corp., Ltd. | Procede de production d'energie fonde sur l'affaissement gravitationnel |
| JPH07140277A (ja) * | 1993-09-27 | 1995-06-02 | Toichi Chikuma | 常温核融合装置 |
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