JPH0380484B2 - - Google Patents
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- JPH0380484B2 JPH0380484B2 JP62170689A JP17068987A JPH0380484B2 JP H0380484 B2 JPH0380484 B2 JP H0380484B2 JP 62170689 A JP62170689 A JP 62170689A JP 17068987 A JP17068987 A JP 17068987A JP H0380484 B2 JPH0380484 B2 JP H0380484B2
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- cloth
- small unit
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Description
【発明の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本発明は、羽毛ふとんに関し、特に、羽毛の移
動を防止する襠に設けた羽毛充填用のノズル挿通
孔を確実に閉塞させて羽毛の移動を長期間にわた
つて防止できるようにした羽毛ふとんに関する。
動を防止する襠に設けた羽毛充填用のノズル挿通
孔を確実に閉塞させて羽毛の移動を長期間にわた
つて防止できるようにした羽毛ふとんに関する。
(b) 従来の技術
羽毛ふとんは、分厚くすると羽毛の特質が活か
されて保温性、弾力性、吸湿発散性等が一層高め
られることが知られている。しかし、単に多量の
羽毛を表生地と裏生地との間に詰め込んでふとん
を分厚くしただけでは、羽毛がふとんの中で移動
して偏つてしまい、これらの特質が十分に発揮さ
れなくなる。
されて保温性、弾力性、吸湿発散性等が一層高め
られることが知られている。しかし、単に多量の
羽毛を表生地と裏生地との間に詰め込んでふとん
を分厚くしただけでは、羽毛がふとんの中で移動
して偏つてしまい、これらの特質が十分に発揮さ
れなくなる。
そこで、ふとんの中での羽毛の移動を防止する
ため、表生地と裏生地との間に襠を格子状に設け
て表生地と裏生地との間の羽毛充填空間を多数の
小単位の羽毛収納空間に分割することが試みられ
ている。すなわち、例えば第10図に示すように
表生地1aと裏生地1bとの間の羽毛充填空間の
外周囲と内部とに襠2を格子状に配設して、羽毛
充填空間を多数の小単位の羽毛収納空間3に分割
し、各小単位の羽毛収納空間3に羽毛4を充填す
るようにしている。羽毛4は襠2の間に形成され
たスリツト状のノズル挿通孔8に羽毛充填用ノズ
ル6を挿通し、このノズル6の先端から加圧空気
とともに噴出させることにより充填される。
ため、表生地と裏生地との間に襠を格子状に設け
て表生地と裏生地との間の羽毛充填空間を多数の
小単位の羽毛収納空間に分割することが試みられ
ている。すなわち、例えば第10図に示すように
表生地1aと裏生地1bとの間の羽毛充填空間の
外周囲と内部とに襠2を格子状に配設して、羽毛
充填空間を多数の小単位の羽毛収納空間3に分割
し、各小単位の羽毛収納空間3に羽毛4を充填す
るようにしている。羽毛4は襠2の間に形成され
たスリツト状のノズル挿通孔8に羽毛充填用ノズ
ル6を挿通し、このノズル6の先端から加圧空気
とともに噴出させることにより充填される。
この従来の技術では、襠2によつて羽毛4の移
動が防止されるとは言え、ノズル挿通孔8を通つ
て羽毛が移動し、比較的短期間内に羽毛の偏りが
生じてふとんを分厚くした効果が損なわれるとい
う問題がある。
動が防止されるとは言え、ノズル挿通孔8を通つ
て羽毛が移動し、比較的短期間内に羽毛の偏りが
生じてふとんを分厚くした効果が損なわれるとい
う問題がある。
そこで、例えば実開昭60−88865号公報に示さ
れるように、襠を部分的に二重に重ね合わせ、こ
の二重部分の2枚の布にそれぞれスリツトをわず
かにずらして形成し、ノズルを引き抜いた後に両
スリツトにわたつて2枚の布の間に形成されるノ
ズル挿通孔が2枚の布の重なりによつて閉塞され
るようにした閉塞機構を設けたものが提案されて
いる。
れるように、襠を部分的に二重に重ね合わせ、こ
の二重部分の2枚の布にそれぞれスリツトをわず
かにずらして形成し、ノズルを引き抜いた後に両
スリツトにわたつて2枚の布の間に形成されるノ
ズル挿通孔が2枚の布の重なりによつて閉塞され
るようにした閉塞機構を設けたものが提案されて
いる。
また、例えば実開昭61−9066号公報に開示され
ているように、襠を表生地に縫着される上側部と
裏生地に縫着される下側部とに分割し、上側部と
下側部とを襠の中央部で二重に重ね合わせ、この
二重部分で上側部と下側部とを不連続に縫合し
て、非縫合部に互いに隣接する小単位の羽毛収納
空間を連通させるノズル挿通孔を形成するととも
に、ノズルを引き抜いた後に上側部と下側部との
重なり合いによつてノズル挿通孔を閉塞する閉塞
機構を設けたものが提案されている。
ているように、襠を表生地に縫着される上側部と
裏生地に縫着される下側部とに分割し、上側部と
下側部とを襠の中央部で二重に重ね合わせ、この
二重部分で上側部と下側部とを不連続に縫合し
て、非縫合部に互いに隣接する小単位の羽毛収納
空間を連通させるノズル挿通孔を形成するととも
に、ノズルを引き抜いた後に上側部と下側部との
重なり合いによつてノズル挿通孔を閉塞する閉塞
機構を設けたものが提案されている。
(c) 発明が解決しようとする問題点
ところで、これらの公報に開示された従来例に
おいても、予期した以上の短期間のうちに羽毛の
偏りが生じ、ふとんを分厚くした効果が損なわれ
ていることが分かつた。
おいても、予期した以上の短期間のうちに羽毛の
偏りが生じ、ふとんを分厚くした効果が損なわれ
ていることが分かつた。
その原因としては、ノズル挿通孔にノズルを挿
入する際に、手前側に重なる布がノズルの先端に
押されて向こう側に捲くれ、更に、向こう側に重
なる布もノズルの先端に押されて向こう側に捲く
れ、結局、重ね合わされた2枚の布あるいは上下
両側部が共に2枚の向こう側、すなわち、ノズル
の挿入先端側に捲くれることによりノズル挿通孔
が開かれることにあると推察される。
入する際に、手前側に重なる布がノズルの先端に
押されて向こう側に捲くれ、更に、向こう側に重
なる布もノズルの先端に押されて向こう側に捲く
れ、結局、重ね合わされた2枚の布あるいは上下
両側部が共に2枚の向こう側、すなわち、ノズル
の挿入先端側に捲くれることによりノズル挿通孔
が開かれることにあると推察される。
すなわち、2枚の布の先端が共に向こう側に捲
くれた状態でノズルを引き抜くと、2枚の布の端
縁が共に手前側に捲くり返されるか、2枚の布が
向こう側に捲くれたままになり、2枚の布が手前
側と向こう側とに重なり合わなくなり、襠に直角
な面の上で重なり合うことになる。そして、捲く
れていない方の小単位の羽毛収納空間が圧迫され
ると、その羽毛収納空間から2枚の布が捲くれ込
んでいる方の羽毛収納空間に羽毛が簡単に移動し
てしまうのである。
くれた状態でノズルを引き抜くと、2枚の布の端
縁が共に手前側に捲くり返されるか、2枚の布が
向こう側に捲くれたままになり、2枚の布が手前
側と向こう側とに重なり合わなくなり、襠に直角
な面の上で重なり合うことになる。そして、捲く
れていない方の小単位の羽毛収納空間が圧迫され
ると、その羽毛収納空間から2枚の布が捲くれ込
んでいる方の羽毛収納空間に羽毛が簡単に移動し
てしまうのである。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたもので
あり、羽毛の移動を防止する襠に設けた羽毛充填
用のノズル挿通孔を確実に閉塞させて羽毛の移動
を長期間にわたつて防止できるようにした羽毛ふ
とんを提供することを目的とするものである。
あり、羽毛の移動を防止する襠に設けた羽毛充填
用のノズル挿通孔を確実に閉塞させて羽毛の移動
を長期間にわたつて防止できるようにした羽毛ふ
とんを提供することを目的とするものである。
(d) 問題点を解決するための手段
本発明は、表生地と裏生地との間の羽毛収納空
間内に格子状に襠を設けて羽毛充填空間を多数の
小単位の羽毛収納空間に分割し、各小単位の羽毛
収納空間どうしを区分する襠に羽毛充填用ノズル
を挿通するノズル挿通孔を設け、ノズルの非挿入
時にノズル挿通孔を閉塞する閉塞機構を設けた羽
毛ふとんを前提として、上記の目的を達成するた
め、次のような手段を講じている。
間内に格子状に襠を設けて羽毛充填空間を多数の
小単位の羽毛収納空間に分割し、各小単位の羽毛
収納空間どうしを区分する襠に羽毛充填用ノズル
を挿通するノズル挿通孔を設け、ノズルの非挿入
時にノズル挿通孔を閉塞する閉塞機構を設けた羽
毛ふとんを前提として、上記の目的を達成するた
め、次のような手段を講じている。
すなわち、襠をひだ状に折り畳んでタツク機構
を形成し、上記ノズル挿通孔が、襠の手前側の折
り目とこれの向こう側の布部分との間で襠の手前
側の小単位の羽毛収納空間に連通し、タツク機構
の中央の布部分とその向こう側に重なる布部分と
の間に形成される空間で構成され、上記タツク機
構の中央の布部分及びその向こう側に重なる布部
分をタツク機構の折り目の両端の何れか一端側の
端縁部で切り欠いて上記ノズル挿通孔を襠の向こ
う側の小単位の羽毛収納空間に連通させ、上記閉
塞機構が、タツク機構の手前側の折り目の両端部
及びこれの向こう側の布部分の両端部を襠の手前
側と向こう側との少なくとも一方の小単位の羽毛
収納空間の内圧で互いに離される表生地と裏生
地、あるいは、両側の襠に縫着することにより、
襠の手前側と向こう側との少なくとも一方の小単
位の羽毛収納空間の内圧でタツク機構の手前側の
折り目の両端部及びこれの向こう側の布部分の両
端部を引つ張つて、上記ノズル挿通孔を襠の手前
側の小単位の羽毛収納空間側で閉塞するように構
成される。
を形成し、上記ノズル挿通孔が、襠の手前側の折
り目とこれの向こう側の布部分との間で襠の手前
側の小単位の羽毛収納空間に連通し、タツク機構
の中央の布部分とその向こう側に重なる布部分と
の間に形成される空間で構成され、上記タツク機
構の中央の布部分及びその向こう側に重なる布部
分をタツク機構の折り目の両端の何れか一端側の
端縁部で切り欠いて上記ノズル挿通孔を襠の向こ
う側の小単位の羽毛収納空間に連通させ、上記閉
塞機構が、タツク機構の手前側の折り目の両端部
及びこれの向こう側の布部分の両端部を襠の手前
側と向こう側との少なくとも一方の小単位の羽毛
収納空間の内圧で互いに離される表生地と裏生
地、あるいは、両側の襠に縫着することにより、
襠の手前側と向こう側との少なくとも一方の小単
位の羽毛収納空間の内圧でタツク機構の手前側の
折り目の両端部及びこれの向こう側の布部分の両
端部を引つ張つて、上記ノズル挿通孔を襠の手前
側の小単位の羽毛収納空間側で閉塞するように構
成される。
つまり、本発明の羽毛ふとんにおいては、表生
地と裏生地との間の羽毛収納空間内に格子状に襠
を設けて羽毛充填空間を多数の小単位の羽毛収納
空間に分割し、各小単位の羽毛収納空間どうしを
区分する襠に羽毛充填用ノズルを挿通するノズル
挿通孔を設け、ノズルの非挿入時にノズル挿通孔
を閉塞する閉塞機構を設けた羽毛ふとんにおい
て、 襠をひだ状に折り畳んでタツク機構を形成し、 上記ノズル挿通孔が、タツク機構の手前側の折
り目とこれの向こう側の布部分との間で襠の手前
側の小単位の羽毛収納空間に連通し、タツク機構
の中央の布部分とその向こう側に重なる布部分と
の間に形成される空間で構成され、 上記タツク機構の中央の布部分及びその向こう
側に重なる布部分をタツク機構の折り目の両端の
何れか一端側の端縁部で切り欠いて上記ノズル挿
通孔を襠の向こう側の小単位の羽毛収納空間に連
通させ、 上記閉塞機構が、タツク機構の手前側の折り目
の両端部及びこれの向こう側の布部分の両端部を
襠の手前側と向こう側との少なくとも一方の小単
位の羽毛収納空間の内圧で互いに離される表生地
と裏生地、あるいは、両側の襠に縫着することに
より、襠の手前側と向こう側との少なくとも一方
の小単位の羽毛収納空間の内圧でタツク機構の手
前側の折り目の両端部及びこれの向こう側の布部
分の両端部を引つ張つて、上記ノズル挿通孔を襠
の手前側の小単位の羽毛収納空間側で閉塞するよ
うに構成されていることを特徴とするものであ
る。
地と裏生地との間の羽毛収納空間内に格子状に襠
を設けて羽毛充填空間を多数の小単位の羽毛収納
空間に分割し、各小単位の羽毛収納空間どうしを
区分する襠に羽毛充填用ノズルを挿通するノズル
挿通孔を設け、ノズルの非挿入時にノズル挿通孔
を閉塞する閉塞機構を設けた羽毛ふとんにおい
て、 襠をひだ状に折り畳んでタツク機構を形成し、 上記ノズル挿通孔が、タツク機構の手前側の折
り目とこれの向こう側の布部分との間で襠の手前
側の小単位の羽毛収納空間に連通し、タツク機構
の中央の布部分とその向こう側に重なる布部分と
の間に形成される空間で構成され、 上記タツク機構の中央の布部分及びその向こう
側に重なる布部分をタツク機構の折り目の両端の
何れか一端側の端縁部で切り欠いて上記ノズル挿
通孔を襠の向こう側の小単位の羽毛収納空間に連
通させ、 上記閉塞機構が、タツク機構の手前側の折り目
の両端部及びこれの向こう側の布部分の両端部を
襠の手前側と向こう側との少なくとも一方の小単
位の羽毛収納空間の内圧で互いに離される表生地
と裏生地、あるいは、両側の襠に縫着することに
より、襠の手前側と向こう側との少なくとも一方
の小単位の羽毛収納空間の内圧でタツク機構の手
前側の折り目の両端部及びこれの向こう側の布部
分の両端部を引つ張つて、上記ノズル挿通孔を襠
の手前側の小単位の羽毛収納空間側で閉塞するよ
うに構成されていることを特徴とするものであ
る。
(e) 作用
本発明において、羽毛を充填する場合は次のよ
うな手順が採られる。
うな手順が採られる。
まず、ノズルを襠に突き当てて横あるいは上下
に振り、閉塞機構、すなわち、タツク機構の手前
側の折り目を見つける。タツク機構の手前側の折
り目はノズルの先端が引つ掛かる感触を得ること
により簡単に見つけられる。タツク機構の手前側
の折り目の直ぐ側で、襠が一重になつている部分
にノズルを押し込むと、ノズルの先端はタツク機
構の中央の布部分と向こう側に重なる布部分との
間、すなわち、ノズル挿通孔に滑り込み、タツク
機構の中央の布部分と向こう側に重なる布部分と
の間、すなわち、ノズル挿通孔に滑り込み、タツ
ク機構の中央の布部分と向こう側に重なる布部分
との折り目はノズルの先端に押されて襠の向こう
側の小単位の羽毛収納空間内に押されて襠の向こ
う側の小単位の羽毛収納空間内に斜めに突出す
る。ノズルを更に押し込むと、ノズルの先端部は
タツク機構の中央の布部分と向こう側に重なる布
部分との折り目に沿つて襠の向こう側の小単位の
羽毛収納空間との連通口、すなわち、中央の布部
分と向こう側に重なる布部分との切欠部分に向か
つて滑り、ついにはノズル挿通孔から向こう側の
小単位の羽毛収納空間に突出する。この後、ノズ
ルを十分に向こう側の小単位の羽毛収納空間に突
入させてから、ノズルから羽毛を加圧空気ととも
に向こう側の小単位の羽毛収納空間に吹き込むこ
とにより羽毛が襠の向こう側の小単位の羽毛収納
空間に充填される。
に振り、閉塞機構、すなわち、タツク機構の手前
側の折り目を見つける。タツク機構の手前側の折
り目はノズルの先端が引つ掛かる感触を得ること
により簡単に見つけられる。タツク機構の手前側
の折り目の直ぐ側で、襠が一重になつている部分
にノズルを押し込むと、ノズルの先端はタツク機
構の中央の布部分と向こう側に重なる布部分との
間、すなわち、ノズル挿通孔に滑り込み、タツク
機構の中央の布部分と向こう側に重なる布部分と
の間、すなわち、ノズル挿通孔に滑り込み、タツ
ク機構の中央の布部分と向こう側に重なる布部分
との折り目はノズルの先端に押されて襠の向こう
側の小単位の羽毛収納空間内に押されて襠の向こ
う側の小単位の羽毛収納空間内に斜めに突出す
る。ノズルを更に押し込むと、ノズルの先端部は
タツク機構の中央の布部分と向こう側に重なる布
部分との折り目に沿つて襠の向こう側の小単位の
羽毛収納空間との連通口、すなわち、中央の布部
分と向こう側に重なる布部分との切欠部分に向か
つて滑り、ついにはノズル挿通孔から向こう側の
小単位の羽毛収納空間に突出する。この後、ノズ
ルを十分に向こう側の小単位の羽毛収納空間に突
入させてから、ノズルから羽毛を加圧空気ととも
に向こう側の小単位の羽毛収納空間に吹き込むこ
とにより羽毛が襠の向こう側の小単位の羽毛収納
空間に充填される。
また、本発明において、襠の向こう側の小単位
の羽毛収納空間への羽毛の充填を行うと襠の前後
の羽毛収納空間の内圧に差が生じ、この内圧差に
よつてノズルの周囲に位置するタツク機構の中央
の布部分と向こう側に重なる布部分とが互いに密
着し、ノズルの周囲からこれらの布部分の間を通
つて羽毛が漏れることが防止される。
の羽毛収納空間への羽毛の充填を行うと襠の前後
の羽毛収納空間の内圧に差が生じ、この内圧差に
よつてノズルの周囲に位置するタツク機構の中央
の布部分と向こう側に重なる布部分とが互いに密
着し、ノズルの周囲からこれらの布部分の間を通
つて羽毛が漏れることが防止される。
また、本発明において、襠の向こう側の小単位
の羽毛収納空間内への羽毛の充填の終了後、ノズ
ルを引き、ノズルの先端が向こう側の小単位の羽
毛収納空間からタツク機構の中央の布部分と向こ
う側に重なる布部分との間に引き込まれると、ノ
ズル挿通孔の口縁部が襠の前後の羽毛収納空間の
内圧差によつて密封される。更に、ノズルを引く
と、襠の前後の羽毛収納空間の内圧差によつてタ
ツク機構の中央の布部分と向こう側に重なる布部
分とが密着したままタツク機構の手前側に重なる
布部分の向こう側に押しつけられる。その結果、
ノズルが完全にタツク機構から引き抜かれると、
タツク機構はほぼ完全に元の姿に戻る。
の羽毛収納空間内への羽毛の充填の終了後、ノズ
ルを引き、ノズルの先端が向こう側の小単位の羽
毛収納空間からタツク機構の中央の布部分と向こ
う側に重なる布部分との間に引き込まれると、ノ
ズル挿通孔の口縁部が襠の前後の羽毛収納空間の
内圧差によつて密封される。更に、ノズルを引く
と、襠の前後の羽毛収納空間の内圧差によつてタ
ツク機構の中央の布部分と向こう側に重なる布部
分とが密着したままタツク機構の手前側に重なる
布部分の向こう側に押しつけられる。その結果、
ノズルが完全にタツク機構から引き抜かれると、
タツク機構はほぼ完全に元の姿に戻る。
更に、この後、手前側の小単位の羽毛収納空間
に羽毛を充填する間に、襠の前後の羽毛収納空間
の内圧差は次第に逆転される。しかしながら、本
発明においては、向こう側の小単位の羽毛収納空
間の内圧、あるいは、時間の経過につれてこれに
代わつて増大する手前側の小単位の羽毛収納空間
の内圧によつてタツク機構に表生地と裏生地との
両側に引つ張る力が作用して、タツク機構の手前
側の折り目及びその近傍の布部分とその向こう側
に重なる布部分とが互いに密着する。
に羽毛を充填する間に、襠の前後の羽毛収納空間
の内圧差は次第に逆転される。しかしながら、本
発明においては、向こう側の小単位の羽毛収納空
間の内圧、あるいは、時間の経過につれてこれに
代わつて増大する手前側の小単位の羽毛収納空間
の内圧によつてタツク機構に表生地と裏生地との
両側に引つ張る力が作用して、タツク機構の手前
側の折り目及びその近傍の布部分とその向こう側
に重なる布部分とが互いに密着する。
総ての小単位の羽毛収納空間に羽毛が充填され
た後に、いずれかの小単位の羽毛収納空間が押さ
えられると、その羽毛収納空間とこれに隣接する
小単位の羽毛収納空間との間には内圧差が生じる
が、本発明においては、それらの小単位の羽毛収
納空間どうしを区画する襠に表生地と裏生地との
両側に引つ張る力が作用して、タツク機構の手前
側の折り目及びその近傍の布部分と向こう側に重
なる布部分とが互いに密着する。
た後に、いずれかの小単位の羽毛収納空間が押さ
えられると、その羽毛収納空間とこれに隣接する
小単位の羽毛収納空間との間には内圧差が生じる
が、本発明においては、それらの小単位の羽毛収
納空間どうしを区画する襠に表生地と裏生地との
両側に引つ張る力が作用して、タツク機構の手前
側の折り目及びその近傍の布部分と向こう側に重
なる布部分とが互いに密着する。
(f) 実施例
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
が、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の一実施例に係る羽毛ふとんを第1図な
いし第5図に基づき説明する。
いし第5図に基づき説明する。
この羽毛ふとんは、第1図及び第2図に示すよ
うに、表生地1aと裏生地1bとの間に格子状に
配設される襠2を備えている。
うに、表生地1aと裏生地1bとの間に格子状に
配設される襠2を備えている。
この襠2としては、表生地1aと裏生地1bと
の間に形成される羽毛収納空間の外周囲を取り囲
む帯状の周壁用布2aと、これの内側に縦横に配
列される帯状の縦壁用布2b及び横壁用布2cと
の3種類のものが設けられる。
の間に形成される羽毛収納空間の外周囲を取り囲
む帯状の周壁用布2aと、これの内側に縦横に配
列される帯状の縦壁用布2b及び横壁用布2cと
の3種類のものが設けられる。
これら周壁用布2a、縦壁用布2b及び横壁用
布2cの高さ方向(ふとんの厚さ方向)の両側縁
部はそれぞれ表生地1aあるいは裏生地1bに縫
着され、また、縦壁用布2bの両端は縦方向(第
1図上、上下方向)に互いに対向する周壁用布2
aの部分に縫着され、横壁用布2cの両端は縦向
きの周壁用布2aと縦壁用布2bとに、あるい
は、互いに隣接する縦壁用布2bに縫着される。
これにより、上記羽毛収納空間が表生地1a、裏
生地1b、縦壁用布2b及び横壁用布2cで区画
された多数の小単位の羽毛収納空間3に分割され
る。
布2cの高さ方向(ふとんの厚さ方向)の両側縁
部はそれぞれ表生地1aあるいは裏生地1bに縫
着され、また、縦壁用布2bの両端は縦方向(第
1図上、上下方向)に互いに対向する周壁用布2
aの部分に縫着され、横壁用布2cの両端は縦向
きの周壁用布2aと縦壁用布2bとに、あるい
は、互いに隣接する縦壁用布2bに縫着される。
これにより、上記羽毛収納空間が表生地1a、裏
生地1b、縦壁用布2b及び横壁用布2cで区画
された多数の小単位の羽毛収納空間3に分割され
る。
襠2の素材としては、通気性が優れ、かつ、柔
軟性に富む素材であれば特に限定されず、天然繊
維、半合成繊維、あるいは、合成繊維で形成され
たクロス類、織布、不織布等がその例として挙げ
られる。この実施例では、アセテートクロスを採
用している。
軟性に富む素材であれば特に限定されず、天然繊
維、半合成繊維、あるいは、合成繊維で形成され
たクロス類、織布、不織布等がその例として挙げ
られる。この実施例では、アセテートクロスを採
用している。
各横壁用布2cには、折り目5bが高さ方向に
延びるひだ状に折り畳まれ、その高さ方向の両側
縁部が表生地1aと裏生地1bとに縫合されたタ
ツク機構5aが設けられる。
延びるひだ状に折り畳まれ、その高さ方向の両側
縁部が表生地1aと裏生地1bとに縫合されたタ
ツク機構5aが設けられる。
各タツク機構5aのひだ寄せの方向は、折り目
5bが高さ方向に延びておれば右側の布部分が手
前側(第1図上、下側)になつても、左側の布部
分が手前側になつてもよい。ここでは、総てのタ
ツク機構5aのひだ寄せの方向は、右側の布部分
が手前側に位置し、これの左端の折り目、すなわ
ち、手前側の折り目5bから中央の布部分がその
向こう側に重なるように右側に折り畳まれ、更
に、中央の布部分の右端の折り目から左側の布部
分を中央の布部分の向こう側に重なるように折り
畳む方向(右前合わせ)に向けてある。
5bが高さ方向に延びておれば右側の布部分が手
前側(第1図上、下側)になつても、左側の布部
分が手前側になつてもよい。ここでは、総てのタ
ツク機構5aのひだ寄せの方向は、右側の布部分
が手前側に位置し、これの左端の折り目、すなわ
ち、手前側の折り目5bから中央の布部分がその
向こう側に重なるように右側に折り畳まれ、更
に、中央の布部分の右端の折り目から左側の布部
分を中央の布部分の向こう側に重なるように折り
畳む方向(右前合わせ)に向けてある。
上記タツク機構5aの表生地1a側の端縁は表
生地1aの下面にその全長にわたつて三重に折り
重ねて縫い付けられる。
生地1aの下面にその全長にわたつて三重に折り
重ねて縫い付けられる。
これに対して、上記タツク機構5aの裏生地1
b側の端縁には、中央の布部分とその向こう側の
布部分との折り目から中央の布部分とその向こう
側の布部分との所定の範囲にわたつて第8図aに
示すように山形(両流れ傾斜形)に切り欠いた切
欠部7が形成される。そして、同図bに示すよう
にこの切欠部7を折り目で折り返し、タツク機構
5aの裏生地1b側の端縁の切欠部7を除いた部
分で中央の布部分とその前後に重なる布部分とを
裏生地1b上に三重に折り重ねて縫い付けるとと
もに、切欠部7の部分で中央の布部分の手前側の
布部分のみを裏生地1b上に折り重ねて縫い着け
る。これにより、第3図に示すように、タツク機
構5aの手前側の折り目5bとこれの向こう側の
布部分との間で襠2の手前側の小単位の羽毛収納
空間3に連通し、手前側の折り目5bから中央の
布部分と向こう側の布部分との間の空間を経て裏
生地1b側に向かつて開口するノズル挿通孔5c
が形成される。
b側の端縁には、中央の布部分とその向こう側の
布部分との折り目から中央の布部分とその向こう
側の布部分との所定の範囲にわたつて第8図aに
示すように山形(両流れ傾斜形)に切り欠いた切
欠部7が形成される。そして、同図bに示すよう
にこの切欠部7を折り目で折り返し、タツク機構
5aの裏生地1b側の端縁の切欠部7を除いた部
分で中央の布部分とその前後に重なる布部分とを
裏生地1b上に三重に折り重ねて縫い付けるとと
もに、切欠部7の部分で中央の布部分の手前側の
布部分のみを裏生地1b上に折り重ねて縫い着け
る。これにより、第3図に示すように、タツク機
構5aの手前側の折り目5bとこれの向こう側の
布部分との間で襠2の手前側の小単位の羽毛収納
空間3に連通し、手前側の折り目5bから中央の
布部分と向こう側の布部分との間の空間を経て裏
生地1b側に向かつて開口するノズル挿通孔5c
が形成される。
このタツク機構5aに表生地1a側と裏生地1
b側との両方から引つ張る力が作用すると、手前
側折り目5bおよびその近傍の布部分がその向こ
う側の布部分に密着し、また、中央の布部分と向
こう側の布部分が互いに密着してノズル挿通孔5
cが閉塞される。従つて、このタツク機構5a
は、表生地1a側と裏生地1b側との両方から引
つ張る力を作用させることによつてノズル挿通孔
5cを閉塞する閉塞機構5として機能することに
なる。
b側との両方から引つ張る力が作用すると、手前
側折り目5bおよびその近傍の布部分がその向こ
う側の布部分に密着し、また、中央の布部分と向
こう側の布部分が互いに密着してノズル挿通孔5
cが閉塞される。従つて、このタツク機構5a
は、表生地1a側と裏生地1b側との両方から引
つ張る力を作用させることによつてノズル挿通孔
5cを閉塞する閉塞機構5として機能することに
なる。
この羽毛ふとんに羽毛4を充填する場合には、
第4図に示すように、先端が先細りテーパ状に周
面面取りされた羽毛充填用ノズル6が使用され
る。
第4図に示すように、先端が先細りテーパ状に周
面面取りされた羽毛充填用ノズル6が使用され
る。
すなわち、まず、ノズル6を横壁用布2cに突
き当てて横に振り、閉塞機構5、すなわち、タツ
ク機構5aの中央の布と手前側の布部分との折り
目5bとが探される。折り目5bはノズル6の先
端が引つ掛かる感触を得ることにより簡単に見つ
けられる。そこで、タツク機構5aの直ぐ左側の
布部分にノズル6を押し込むと、ノズル6先端は
タツク機構5aの中央の布部分とこれの向こう側
に重なる布部分との間、すなわち、ノズル挿通孔
5cに滑り込む。ノズル6の先端は、タツク機構
5aの中央の布部分と向こう側に重なる布部分の
折り目に達した後、この折り目を押して下側が向
こう側の小単位の羽毛収納空間3に突出するよう
に傾斜させ、更に、その折り目を案内にして下方
に滑り、ついには、ノズル挿通孔5cを貫通して
中央の布部分と向こう側に重なる布部分の裏生地
1b側の端縁を潜つて横壁用布2cの向こう側の
小単位の羽毛収納空間3に突入する。この後、ノ
ズル6を十分に向こう側の小単位の羽毛収納空間
3に突入させ、また、必要に応じて第5図に示す
ように、ノズル6の先端を高くしてから、ノズル
6から羽毛4を加圧空気とともに向こう側の小単
位の羽毛収納空間3に吹き込むことにより羽毛4
が横壁用布2cの向こう側の小単位の羽毛収納空
間3に充填されることになる。
き当てて横に振り、閉塞機構5、すなわち、タツ
ク機構5aの中央の布と手前側の布部分との折り
目5bとが探される。折り目5bはノズル6の先
端が引つ掛かる感触を得ることにより簡単に見つ
けられる。そこで、タツク機構5aの直ぐ左側の
布部分にノズル6を押し込むと、ノズル6先端は
タツク機構5aの中央の布部分とこれの向こう側
に重なる布部分との間、すなわち、ノズル挿通孔
5cに滑り込む。ノズル6の先端は、タツク機構
5aの中央の布部分と向こう側に重なる布部分の
折り目に達した後、この折り目を押して下側が向
こう側の小単位の羽毛収納空間3に突出するよう
に傾斜させ、更に、その折り目を案内にして下方
に滑り、ついには、ノズル挿通孔5cを貫通して
中央の布部分と向こう側に重なる布部分の裏生地
1b側の端縁を潜つて横壁用布2cの向こう側の
小単位の羽毛収納空間3に突入する。この後、ノ
ズル6を十分に向こう側の小単位の羽毛収納空間
3に突入させ、また、必要に応じて第5図に示す
ように、ノズル6の先端を高くしてから、ノズル
6から羽毛4を加圧空気とともに向こう側の小単
位の羽毛収納空間3に吹き込むことにより羽毛4
が横壁用布2cの向こう側の小単位の羽毛収納空
間3に充填されることになる。
横壁用布2cの向こう側から小単位の羽毛収納
空間3への羽毛4の充填を行うと、横壁用布2c
の前後の羽毛収納空間3の内圧に差が生じ、この
内圧差によつてノズル6の周囲に位置するタツク
機構5aの中央の布部分と向こう側に重なる布部
分とが互いに密着するので、ノズル6の周囲から
これらの布部分の間、すなわち、ノズル挿通孔5
cを通つて羽毛4が漏れることが確実に防止され
る。
空間3への羽毛4の充填を行うと、横壁用布2c
の前後の羽毛収納空間3の内圧に差が生じ、この
内圧差によつてノズル6の周囲に位置するタツク
機構5aの中央の布部分と向こう側に重なる布部
分とが互いに密着するので、ノズル6の周囲から
これらの布部分の間、すなわち、ノズル挿通孔5
cを通つて羽毛4が漏れることが確実に防止され
る。
横壁用布2cの向こう側の小単位の羽毛収納空
間3内への羽毛4の充填の終了後、ノズル6を手
前側に引き、ノズル6の先端が向こう側の小単位
の羽毛収納空間3からなるタツク機構5aの中央
の布部分と向こう側に重なる布部分との間に引き
込まれると、ノズル挿通孔5cの先端の口縁部、
すなわち、切欠部7の縁部は前後の小単位の羽毛
収納空間3の内圧差によつて密封される。更に、
ノズル6を引くと、ノズル6が通つていた空間の
両側に位置する中央の布部分と向こう側に重なる
布部分とが前後の羽毛収納空間3の内圧差によつ
て順に密着し、また、羽毛4を充填した小単位の
羽毛収納空間3の内圧差によつて中央の布部分及
びその向こう側に重なる布部分が手前側に重なる
布部分に押しつけられる。ノズル6が完全にタツ
ク機構5aから引き抜かれると、タツク機構5a
の手前側の布部分、中央の布部分及び向こう側の
布部分は順に密着する状態となり、中央の布部分
と向こう側の布部分との間に形成されるノズル挿
通孔5cは完全に閉塞される。その結果、ノズル
6の先端を横壁用布2cの向こう側の小単位の羽
毛収納空間3から手前側の小単位の羽毛収納空間
3に引き抜く間にノズル挿通孔5cを通つて向こ
う側の小単位の羽毛収納空間3から手前側の小単
位の羽毛収納空間3に羽毛4が移動することが確
実に防止される。
間3内への羽毛4の充填の終了後、ノズル6を手
前側に引き、ノズル6の先端が向こう側の小単位
の羽毛収納空間3からなるタツク機構5aの中央
の布部分と向こう側に重なる布部分との間に引き
込まれると、ノズル挿通孔5cの先端の口縁部、
すなわち、切欠部7の縁部は前後の小単位の羽毛
収納空間3の内圧差によつて密封される。更に、
ノズル6を引くと、ノズル6が通つていた空間の
両側に位置する中央の布部分と向こう側に重なる
布部分とが前後の羽毛収納空間3の内圧差によつ
て順に密着し、また、羽毛4を充填した小単位の
羽毛収納空間3の内圧差によつて中央の布部分及
びその向こう側に重なる布部分が手前側に重なる
布部分に押しつけられる。ノズル6が完全にタツ
ク機構5aから引き抜かれると、タツク機構5a
の手前側の布部分、中央の布部分及び向こう側の
布部分は順に密着する状態となり、中央の布部分
と向こう側の布部分との間に形成されるノズル挿
通孔5cは完全に閉塞される。その結果、ノズル
6の先端を横壁用布2cの向こう側の小単位の羽
毛収納空間3から手前側の小単位の羽毛収納空間
3に引き抜く間にノズル挿通孔5cを通つて向こ
う側の小単位の羽毛収納空間3から手前側の小単
位の羽毛収納空間3に羽毛4が移動することが確
実に防止される。
この後、横壁用布2cの手前側の小単位の羽毛
収納空間3に羽毛4を充填する間に、横壁用布2
cの前後の羽毛収納空間3の内圧差は次第に逆転
してくる。
収納空間3に羽毛4を充填する間に、横壁用布2
cの前後の羽毛収納空間3の内圧差は次第に逆転
してくる。
しかしながら、タツク機構5aは、充填が終了
した小単位の羽毛収納空間3内の羽毛4の弾力と
その小単位の羽毛収納空間3内の内圧、あるい
は、これにかわつて次第に増大してくる充填中の
小単位の羽毛収納空間3の内圧とによつて表生地
1a側と裏生地1b側との両側に引つ張られ、タ
ツク機構5aの手前側の折り目5b及びその近傍
の布部分が向こう側に重なる布部分ないし左側の
布部分に密着して、横壁用布2cの前後の小単位
の羽毛収納空間3どうしを連通させるノズル挿通
孔5は閉塞されている。従つて、既に羽毛4の充
填が完了している横壁用布2cの向こう側の小単
位の羽毛収納空間3からノズル挿通孔5cを経て
羽毛充填中の手前側の小単位の羽毛収納空間3に
羽毛4が移動する恐れはない。
した小単位の羽毛収納空間3内の羽毛4の弾力と
その小単位の羽毛収納空間3内の内圧、あるい
は、これにかわつて次第に増大してくる充填中の
小単位の羽毛収納空間3の内圧とによつて表生地
1a側と裏生地1b側との両側に引つ張られ、タ
ツク機構5aの手前側の折り目5b及びその近傍
の布部分が向こう側に重なる布部分ないし左側の
布部分に密着して、横壁用布2cの前後の小単位
の羽毛収納空間3どうしを連通させるノズル挿通
孔5は閉塞されている。従つて、既に羽毛4の充
填が完了している横壁用布2cの向こう側の小単
位の羽毛収納空間3からノズル挿通孔5cを経て
羽毛充填中の手前側の小単位の羽毛収納空間3に
羽毛4が移動する恐れはない。
総ての小単位の羽毛収納空間3に羽毛4が充填
された後に、例えば羽毛ふとんを畳むことにより
いずれかの小単位の羽毛収納空間3が押さえられ
ると、その羽毛収納空間3とこれに隣接する小単
位の羽毛収納空間3との間には内圧差が生じる。
された後に、例えば羽毛ふとんを畳むことにより
いずれかの小単位の羽毛収納空間3が押さえられ
ると、その羽毛収納空間3とこれに隣接する小単
位の羽毛収納空間3との間には内圧差が生じる。
しかし、それらの小単位の羽毛収納空間3どう
しを区画する横壁用布2cは羽毛4の弾力と、増
大した小単位の羽毛収納空間3の内圧とによつて
表生地1a側と裏生地1b側との両側に引つ張ら
れるので、タツク機構5aの手前側の折り目5b
及びその近傍の布部分が向こう側に重なる布部分
ないし左側の布部分に密着してノズル挿通孔5c
を確実に閉塞する。従つて、圧迫された小単位の
羽毛収納空間3から隣接する小単位の羽毛収納空
間3に羽毛が移動する恐れはなく、ふとんを分厚
くした効果が長期間にわたつていかんなく発揮さ
れることになる。
しを区画する横壁用布2cは羽毛4の弾力と、増
大した小単位の羽毛収納空間3の内圧とによつて
表生地1a側と裏生地1b側との両側に引つ張ら
れるので、タツク機構5aの手前側の折り目5b
及びその近傍の布部分が向こう側に重なる布部分
ないし左側の布部分に密着してノズル挿通孔5c
を確実に閉塞する。従つて、圧迫された小単位の
羽毛収納空間3から隣接する小単位の羽毛収納空
間3に羽毛が移動する恐れはなく、ふとんを分厚
くした効果が長期間にわたつていかんなく発揮さ
れることになる。
なお、上記の一実施例では、横壁用布2cの表
生地1a側及び裏生地1b側の両端縁が直接に表
生地1aあるいは裏生地1bに縫合されている
が、例えば第6図に示すように、別の横壁用布2
dを介して横壁用布2cの表生地1a側(あるい
は、裏生地1b側)の端縁を表生地1a(あるい
は、裏生地1b)に縫着してもよい。
生地1a側及び裏生地1b側の両端縁が直接に表
生地1aあるいは裏生地1bに縫合されている
が、例えば第6図に示すように、別の横壁用布2
dを介して横壁用布2cの表生地1a側(あるい
は、裏生地1b側)の端縁を表生地1a(あるい
は、裏生地1b)に縫着してもよい。
また、切欠部7の切り欠き形状は、例えば第7
図a、同図bに示すように、矩形状にしてもよ
い。
図a、同図bに示すように、矩形状にしてもよ
い。
更に、本発明の襠2の配置は、格子が縦横に直
交する基本的な格子形状に限定されず、例えば、
第9図に示す亀甲格子等、種々の変形的な格子形
状も含めた広い意味での格子形であればよい。
交する基本的な格子形状に限定されず、例えば、
第9図に示す亀甲格子等、種々の変形的な格子形
状も含めた広い意味での格子形であればよい。
また更に、タツク機構5aの位置は、左右方向
の中央部に配置することは本発明に必須のことで
はなく、左右方向のいずれかに偏つた位置に設け
てもよい。
の中央部に配置することは本発明に必須のことで
はなく、左右方向のいずれかに偏つた位置に設け
てもよい。
加えて、タツク機構5aの折り目の方向は表裏
方向(襠2の高さ方向)に限定されず、襠2の高
さ方向に直角な方向に折り目が延びるタツク機構
を採用してもよい。この場合には、上記の一実施
例に表生地1a及び裏生地1bと横壁用布2cの
両側の襠2a・2bとの役目は互いに入れ替わる
ことになる。
方向(襠2の高さ方向)に限定されず、襠2の高
さ方向に直角な方向に折り目が延びるタツク機構
を採用してもよい。この場合には、上記の一実施
例に表生地1a及び裏生地1bと横壁用布2cの
両側の襠2a・2bとの役目は互いに入れ替わる
ことになる。
(g) 発明の効果
以上のように、本発明においては、襠をひだ状
に折り畳んでタツク機構を形成することにより、
そのタツク機構の中央の布部分とその向こう側に
重なる布部分との間にノズル挿通孔を形成し、ま
た、タツク機構をその折り目方向の両側に引つ張
る力を作用させることによりタツク機構がそのノ
ズル挿通孔を閉塞する閉塞機構として機能するよ
うに構成している。
に折り畳んでタツク機構を形成することにより、
そのタツク機構の中央の布部分とその向こう側に
重なる布部分との間にノズル挿通孔を形成し、ま
た、タツク機構をその折り目方向の両側に引つ張
る力を作用させることによりタツク機構がそのノ
ズル挿通孔を閉塞する閉塞機構として機能するよ
うに構成している。
したがつて、タツク機構を設けた襠の向こう側
の小単位の羽毛収納空間に羽毛を充填する間は、
その小単位の羽毛収納空間に吹き込まれる加圧空
気の内圧によつて表生地と裏生地、あるいは、両
側の襠を介してタツク機構がその折り目方向の両
側に引つ張られてノズル挿通孔の余分な部分が閉
塞されるので、その襠の向こう側の小単位の羽毛
収納空間から手前側の小単位の羽毛収納空間に羽
毛が漏れることを防止できる。
の小単位の羽毛収納空間に羽毛を充填する間は、
その小単位の羽毛収納空間に吹き込まれる加圧空
気の内圧によつて表生地と裏生地、あるいは、両
側の襠を介してタツク機構がその折り目方向の両
側に引つ張られてノズル挿通孔の余分な部分が閉
塞されるので、その襠の向こう側の小単位の羽毛
収納空間から手前側の小単位の羽毛収納空間に羽
毛が漏れることを防止できる。
また、タツク機構を設けた襠の向こう側の小単
位の羽毛収納空間から手前側の小単位の羽毛収納
空間に羽毛充填用ノズルの先端を引き抜く間に
は、既に充填された羽毛の弾力と、向こう側の小
単位の羽毛収納空間の内圧とによつてタツク機構
がその折り目方向の両側に引つ張られ、これによ
り、ノズル挿通孔が閉塞されるので、その襠の向
こう側の小単位の羽毛収納空間から手前側の小単
位の羽毛収納空間に羽毛が漏れることを防止でき
る。
位の羽毛収納空間から手前側の小単位の羽毛収納
空間に羽毛充填用ノズルの先端を引き抜く間に
は、既に充填された羽毛の弾力と、向こう側の小
単位の羽毛収納空間の内圧とによつてタツク機構
がその折り目方向の両側に引つ張られ、これによ
り、ノズル挿通孔が閉塞されるので、その襠の向
こう側の小単位の羽毛収納空間から手前側の小単
位の羽毛収納空間に羽毛が漏れることを防止でき
る。
更に、既に羽毛を充填した小単位の羽毛収納空
間とタツク機構を設けた襠で隔てられた小単位の
羽毛収納空間に羽毛を充填する間には、襠の向こ
う側の小単位の羽毛収納空間に既に充填された羽
毛の弾力と、襠の向こう側の小単位の羽毛収納空
間の加圧空気の圧力あるいはこれと次第に入れ替
わつて増大する羽毛充填中の小単位の羽毛収納空
間の内圧とによつてタツク機構がその折り目方向
の両側に引つ張られ、これにより、ノズル挿通孔
が閉塞されるので、その襠の向こう側の小単位の
羽毛収納空間から手前側の小単位の羽毛収納空間
に羽毛が漏れることを防止できる。
間とタツク機構を設けた襠で隔てられた小単位の
羽毛収納空間に羽毛を充填する間には、襠の向こ
う側の小単位の羽毛収納空間に既に充填された羽
毛の弾力と、襠の向こう側の小単位の羽毛収納空
間の加圧空気の圧力あるいはこれと次第に入れ替
わつて増大する羽毛充填中の小単位の羽毛収納空
間の内圧とによつてタツク機構がその折り目方向
の両側に引つ張られ、これにより、ノズル挿通孔
が閉塞されるので、その襠の向こう側の小単位の
羽毛収納空間から手前側の小単位の羽毛収納空間
に羽毛が漏れることを防止できる。
そして、特に、本発明の効果として重要なこと
は、総ての小単位の羽毛収納空間に羽毛が充填さ
れた後、例えばふとんを折り畳んで一部分の小単
位の羽毛収納空間が圧迫された場合に、羽毛の弾
力と圧迫された小単位の羽毛収納空間内の空間の
圧力によつてタツク機構がその折り目方向の両側
に引つ張られ、これにより、ノズル挿通孔が閉塞
される結果、圧迫された小単位の羽毛収納空間か
ら隣接する小単位の羽毛収納空間への羽毛の移動
を確実に防止できる効果が得られることである。
従つて、本発明によれば、羽毛の偏りが発生する
ことを長期間にわたつて防止することができ、格
子状の襠を入れてふとんを分厚くした効果が長期
間にわたつていかんなく発揮されることになる。
は、総ての小単位の羽毛収納空間に羽毛が充填さ
れた後、例えばふとんを折り畳んで一部分の小単
位の羽毛収納空間が圧迫された場合に、羽毛の弾
力と圧迫された小単位の羽毛収納空間内の空間の
圧力によつてタツク機構がその折り目方向の両側
に引つ張られ、これにより、ノズル挿通孔が閉塞
される結果、圧迫された小単位の羽毛収納空間か
ら隣接する小単位の羽毛収納空間への羽毛の移動
を確実に防止できる効果が得られることである。
従つて、本発明によれば、羽毛の偏りが発生する
ことを長期間にわたつて防止することができ、格
子状の襠を入れてふとんを分厚くした効果が長期
間にわたつていかんなく発揮されることになる。
第1図は本発明の一実施例に係る羽毛ふとんの
構成を該略的に示す平面図、第2図はその羽毛ふ
とんの斜視図、第3図はタツク機構の正面図、第
4図はノズル挿入時のタツク機構の斜視図、第5
図はノズル挿入時のタツク機構の正面図、第6図
は本発明の他の実施例に係る羽毛ふとんの襠の要
部の正面図、第7図aは襠に形成される切欠部の
変形例の正面図、第7図bはその切欠部を備える
タツク機構の正面図、第8図aは上記一実施例の
襠に形成される切欠部の変形例の正面図、第8図
bはその切欠部を備えるタツク機構の正面図、第
9図は本発明のまた他の実施例に係る羽毛ふとん
の襠を該略的に示す平面図、第10図は従来の羽
毛ふとんの構成を該略的に例示する平面図であ
る。 1a……表生地、1b……裏生地、2……襠、
2a……周壁用布(襠)、2b……縦壁用布
(襠)、2c……横壁用布(襠)、3……小単位の
羽毛収納空間、4……羽毛、5……閉塞機構、5
a……タツク機構、5b……手前側の折り目、5
c……ノズル挿通孔、6……ノズル。
構成を該略的に示す平面図、第2図はその羽毛ふ
とんの斜視図、第3図はタツク機構の正面図、第
4図はノズル挿入時のタツク機構の斜視図、第5
図はノズル挿入時のタツク機構の正面図、第6図
は本発明の他の実施例に係る羽毛ふとんの襠の要
部の正面図、第7図aは襠に形成される切欠部の
変形例の正面図、第7図bはその切欠部を備える
タツク機構の正面図、第8図aは上記一実施例の
襠に形成される切欠部の変形例の正面図、第8図
bはその切欠部を備えるタツク機構の正面図、第
9図は本発明のまた他の実施例に係る羽毛ふとん
の襠を該略的に示す平面図、第10図は従来の羽
毛ふとんの構成を該略的に例示する平面図であ
る。 1a……表生地、1b……裏生地、2……襠、
2a……周壁用布(襠)、2b……縦壁用布
(襠)、2c……横壁用布(襠)、3……小単位の
羽毛収納空間、4……羽毛、5……閉塞機構、5
a……タツク機構、5b……手前側の折り目、5
c……ノズル挿通孔、6……ノズル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表生地1aと裏生地1bとの間の羽毛収納空
間内に格子状に襠2(2a,2b,2c)を設け
て羽毛充填空間を多数の小単位の羽毛収納空間3
に分割し、各小単位の羽毛収納空間3どうしを区
分する襠2b,2cに羽毛充填用ノズル6を挿通
するノズル挿通孔5cを設け、ノズル6の非挿入
時にノズル挿通孔5cを閉塞する閉塞機構5を設
けた羽毛ふとんにおいて、 襠2cをひだ状に折り畳んでタツク機構5aを
形成し、 上記ノズル挿通孔5cが、タツク機構5aの手
前側の折り目5bとこれの向こう側の布部分との
間で襠2の手前側の小単位の羽毛収納空間3に連
通し、タツク機構5の中央の布部分とその向こう
側に重なる布部分との間に形成される空間で構成
され、 上記タツク機構5aの中央の布部分及びその向
こう側に重なる布部分をタツク機構5aの折り目
5bの両端の何れか一端側の端縁部で切り欠いて
上記ノズル挿通孔5cを襠2cの向こう側の小単
位の羽毛収納空間3に連通させ、 上記閉塞機構5が、タツク機構5aの手前側の
折り目5bの両端部及びこれの向こう側の布部分
の両端部を襠2cの手前側と向こう側との少なく
とも一方の小単位の羽毛収納空間3の内圧で互い
に離される表生地1aと裏生地1b、あるいは、
両側の襠2bに縫着することにより、襠2cの手
前側と向こう側との少なくとも一方の小単位の羽
毛収納空間3の内圧でタツク機構5aの手前側の
折り目5bの両端部及びこれの向こう側の布部分
の両端部を引つ張つて、上記ノズル挿通孔5cを
襠2の手前側の小単位の羽毛収納空間3側で閉塞
するように構成されていることを特徴とする羽毛
ふとん。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17068987A JPS6415012A (en) | 1987-07-07 | 1987-07-07 | Feather futon |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17068987A JPS6415012A (en) | 1987-07-07 | 1987-07-07 | Feather futon |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6415012A JPS6415012A (en) | 1989-01-19 |
| JPH0380484B2 true JPH0380484B2 (ja) | 1991-12-25 |
Family
ID=15909569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17068987A Granted JPS6415012A (en) | 1987-07-07 | 1987-07-07 | Feather futon |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6415012A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5049868B2 (ja) * | 2008-05-09 | 2012-10-17 | 小林織物有限会社 | 羽毛布団 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6088865U (ja) * | 1983-11-24 | 1985-06-18 | フランスベッド株式会社 | 羽毛布団 |
| JPS619066U (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-20 | フランスベッド株式会社 | 羽毛布団 |
-
1987
- 1987-07-07 JP JP17068987A patent/JPS6415012A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6415012A (en) | 1989-01-19 |
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