JPH038255B2 - - Google Patents

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JPH038255B2
JPH038255B2 JP15516982A JP15516982A JPH038255B2 JP H038255 B2 JPH038255 B2 JP H038255B2 JP 15516982 A JP15516982 A JP 15516982A JP 15516982 A JP15516982 A JP 15516982A JP H038255 B2 JPH038255 B2 JP H038255B2
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JP
Japan
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film
ethylene
thermoplastic synthetic
temperature
rolls
Prior art date
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Expired
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JP15516982A
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English (en)
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JPS5945119A (ja
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Katsuya Yazaki
Hisao Sakuma
Kota Saito
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Publication date
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、インフレーシヨン法による熱可塑性
合成樹脂の透明フイルムの製造方法に関する。さ
らに詳しくは、環状ダイから押出されたバブルを
内圧によつて所定幅に膨脹し、該バブルの温度を
熱可塑性合成樹脂の融点または軟化点以上の状態
で、少なくとも一方のロール表面がデユロメータ
ーシヨアD100〜25の硬さを有する材料からなり、
かつ両ロールの表面光沢度が少なくとも80%であ
るロールの表面温度を該熱可塑性合成樹脂の融点
または軟化点より少なくとも15℃低い温度に維持
した少なくとも一対のニツプロール間に導入し、
偏平一体化すると同時に冷却固化し、巻き取るこ
とを特徴とする透明フイルムの製造方法に関する
ものである。 従来、一般に広く汎用に供せられている熱可塑
性合成樹脂フイルムはその用途に応じて多種多様
であり、その素材や成形方法、フイルム物性など
も多岐に亘つている。 上記フイルムの市場で要請されるフイルム物性
を満足させるためには素材の選定やフイルムの成
形方法の選定などが重要であることは言うまでも
ない。 上記素材の選定については各種重合体の種類の
みならず、複数種の組み合わせによる混合化、多
層化が試みられている。 一方、フイルムの成形方法については細部の仕
様を別にすれば汎用的には次のように大別され
る。すなわち、溶融体からのフイルム成形の方法
としては、 (1) 環状ダイから押出されたチユーブ状フイルム
(バルブ)を内圧により膨脹させ、外部より空
気で冷却し、偏平化して引取るインフレーシヨ
ン法、 (2) フラツトダイ(Tダイ)から押出された平板
状フイルムを冷却ロールまたは冷却水槽で冷却
固化して引取るキヤステイング(Tダイ)法、
およびその他、カレンダ法、流延法などがある
が、圧倒的に前二者の方法が汎用化されてい
る。 前記(1)、(2)の二方法はそれぞれに一長一短を有
し、前者(1)のインフレーシヨン法は比較的装置も
安価であり、製膜も容易で、多種の寸法仕様にも
対応できるが、得られる製品の透明性、光沢性、
肉厚分布精度等の特性が一般的に劣る。 一方、後者(2)のキヤステイング法は装置が高価
であり、製膜も安定均質な製品を得るにはかなり
の技術、熟練度が要求される。しかし、得られる
製品は一般には均質良好であり、透明性、光沢性
および肉厚の均一等は前者(1)に比し著しくすぐれ
るものである。 熱可塑性合成樹脂の中で最も汎用されているポ
リオレフイン系樹脂フイルムも前記インフレーシ
ヨン法の透明性、光沢性等の光学的性質に難点が
あり、冷却方法により大きく影響される高結晶性
の高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、あるい
はエチレン−α−オレフイン共重合体などが特に
著しい。 本発明者らは上記問題点を克服すべく鋭意検討
した結果、前記(1)のインフレーシヨン法により前
記(2)のキヤステイング法に匹敵し得る高透明性、
高光沢性を有するフイルムの製造方法を提供する
ものである。 すなわち本発明は、インフレーシヨン法による
熱可塑性合成樹脂の透明フイルムの製造方法にお
いて、環状ダイから押出されたバブルを内圧によ
つて所定幅に膨脹し、該バブルの温度を熱可塑性
合成樹脂の融点または軟化点以上の状態で少なく
とも一方のロール表面がデユロメーターシヨア
D100〜25の硬さを有する材料からなり、かつ両
ロール表面光沢度が少なくとも80%であるロール
の表面温度を該熱可塑性合成樹脂の融点または軟
化点より少なくとも15℃低い温度に維持した少な
くとも一対のニツプロール間に導入し、偏平一体
化すると同時に冷却固化し、巻き取ることを特徴
とし、インフレーシヨン法の利点である安価な装
置費で、簡便なる成形加工性、および多種の製品
寸法への対応性等を何ら減殺することなしに高透
明性、高光沢性を有するキヤステイングフイルム
の物性に近い特性を有するフイルムを提供するも
のである。 本発明は上記所定幅に膨脹させた溶融バブルを
少なくとも一対のニツプロール間に導入し、偏平
一体化するに際し、該ニツプロールが、 (1) 少なくとも一方のロール表面がデユロメータ
ーシヨアD100〜25の硬さを有する材料からな
り、 (2) 両ロール表面光沢度を少なくとも80%とする
こと、および (3) 両ロール表面温度を熱可塑性合成樹脂の融点
または軟化点より少なくとも15℃低い温度に維
持することが肝要である。 フイルム全幅にわたつて均一な状態を得るため
には、上記ロール表面の硬さがデユロメーターシ
ヨアD100〜25の範囲の硬さにあることが必要で
あり、好ましくは60〜35の範囲が良い。あまり柔
らかすぎるとロール圧接時の変形が大きすぎてフ
イルムとニツプロールの接点が完全な面接触状態
となりフイルムにしわが発生しやすくなる。さら
に加えるに、変形によつてロール材料内部に常時
交番歪が発生し、材質の疲労を促進する。 一方、フイルム全幅にわたつて均一な状態を得
るためには、両ロールともに金属性ロールを使用
することが表面平滑化加工、冷却効率の上からも
好ましいが、しかし、このように両ロールともに
金属ロールのごとき剛体ロールを用いる場合に
は、バブル内部のエア漏れやロールとバブルの圧
着ムラ等による全幅にわたる均一な光沢、透明性
を損なう恐れが生じる。 また、本発明においてはロール表面の光沢度が
80%未満になると急激にフイルムの光沢および透
明性も著しく低下するため、少なくとも80%を有
するロールを用い、溶融バブルを急冷固化するこ
とにより、結晶サイズの微細化を促し、フイルム
内部の光の散乱を防止してフイルムの透明化を達
成せしめるものであり、結晶性樹脂の場合におい
ては特に必要とされる。 上記ロール表面温度は熱可塑性樹脂の融点また
は軟化点より少なくとも15℃低いことが肝要であ
り、該表面温度が融点または軟化点以上またはそ
の近傍の温度になるとフイルムとニツプロールの
間で粘着を起こしやすくなり、安定な製品膜加工
が著しく困難となる。 また本発明においては、フイルム成形をより円
滑に行なうために、例えば薄肉フイルム製造時に
バブルがニツプロールに達する以前に固化しない
ようにするためのバブル保温装置、あるいはバブ
ルガイドのためのローラーテーブル等の通例の補
助手段も含むものである。 本発明におけるインフレーシヨン法は上向き、
横向きにあるいは下向きに吹き出す方法等、特に
限定されないが、上向きに吹き出す方法において
は溶融バブルのダイ−ニツプロール間での垂れ下
り防止のためにバブルが固化しない程度の微量の
空気流をバブルに当ててやることにより著しく成
形安定性が増加する。この際のエアリングは一般
汎用のものが使用される。また、厚物のフイルム
のようにバブルの垂れ下りが著しいものは下吹き
のインフレーシヨンが好ましい。 本発明で用いられる熱可塑性合成樹脂は高圧法
ポリエチレン、中低圧法ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブテン−1、ポリ−4メチル・ペン
テン−1等の単独重合体、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−ヘキセン−1共重合体、エ
チレン−オクテン−1共重合体、エチレン−4−
メチル・ペンテン−1共重合体等のエチレン−α
−オレフイン共重合体、またはエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等のエチレンを主成分とした共重合
体、あるいはプロピレンを主成分とした他のα−
オレフインとの共重合体等のポリオレフイン系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹
脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ナイロン6,
6、ナイロン6等のポリアミド系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等が挙
げられ、特に限定されないが、これらのうちポリ
オレフイン系樹脂が好ましく、特に冷却効果が大
きく影響する結晶性樹脂、例えば低圧法ポリエチ
レン、エチレン−α−オレフイン共重合体、ポリ
プロピレン、プロピレン−α−オレフイン共重合
体、ポリブテン−1等で、とりわけエチレン−プ
ロピレン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合
体、エチレン−ヘキセン−1共重合体、エチレン
−オクテン−1共重合体、エチレン−4メチル・
ペンテン−1共重合体等のエチレンと炭素数3〜
12のα−オレフインとの共重合体が顕著な効果を
発揮する。 また、これらエチレン−α−オレフイン共重合
体の樹脂物性の一例としてはメルトインデツクス
(以下、単にMIと称す)が0.2〜7g/10分、好
ましくは0.5〜3g/10分、密度が0.89〜0.945
g/c.c.、メルトテンシヨンが0.2〜8g、好まし
くは0.8〜5gのものが好ましい。 本発明の方法によれば、従来のインフレーシヨ
ンフイルムの成形装置を用い簡便な操作で従来の
キヤステイングフイルムに匹敵し得る高透明性、
高光沢性を有するフイルムの製造が可能である。
また本発明は多層ダイを使用した共押出し多層フ
イルムの場合にも有用である。本発明による共押
出し多層フイルムは、従つてその層構成が中央層
を中心に両面に対称構成となる。 以上のように上記フイルムは機械的方向性もな
く包装用フイルム等の汎用フイルムとして多くの
分野に多用される。 以下、本発明を実施例、比較例および参考例に
基づいて具体的に説明するが、本発明はその要旨
を逸脱しない限りこれらに限定されるものではな
い。 実施例1〜11、比較例1〜9、参考例1〜3 下記に示す装置、成形条件により、第1表に示
す樹脂を用いてインフレーシヨンフイルムを成形
し、さらに第1表にその特性が記載された一対の
ニツプロール間に導入し、偏平一体化すると同時
に冷却固化した。このフイルムの曇り度を
ASTM D−1003に準拠し、また光沢度をJIS Z
−1741の45度鏡面光沢度およびデユロメータシヨ
アD硬度はASTM D2240に準拠して測定した。
結果を第1表に示す。なお、参考としてTダイ法
により行なつた結果も併せて第1表に示す(参考
例1〜3)。 <装置> 上吹きおよび下吹きインフレーシヨンフイルム
成形装置を使用(カツコ内は下吹きインフレーシ
ヨンの際の製膜条件を示す)。 押出機:50mm(65mm) 環状ダイ:150mm、ダイリツプ間隔0.8mm ニツプロール: 150mm(ロール内部に冷却水の
循環が可能) <成形条件> フイルム厚み:40μ(80μ) フイルム幅:600mm 引取速度:15m/min(20m/min) <使用樹脂> (1) 低密度ポリエチレン (MI=1.0g/10分、密度0.925g/c.c.、融点
105℃、商品名:レクスロンF22、日本石油化
学株式会社製) (2) エチレン−ブテン−1共重合体 (MI=1.2g/10分、密度0.925g/c.c.、融点
121℃、 商品名:リニレツクスBF1221、日本石油化
学株式会社製) (3) ポリプロピレン (MI=1.5g/10分、密度0.890g/c.c.、融点
167℃、 商品名:日石ポリプロピレンJS−G、日本
石油化学株式会社製)
【表】
【表】 第1表に示されるごとく、樹脂として低密度ポ
リエチレンを使用し、ニツプロールの一方のロー
ル表面硬度(ゴム表面硬度)がデユロメーターシ
ヨアD100〜25の硬さを有し、かつ両ロール表面
光沢度が80%以上であり、またロール表面温度が
樹脂の融点よりも15℃以上低いニツプロールを用
いた上吹きインフレーシヨン法による実施例1〜
5は、比較例4に比べて曇り度および光沢度にす
ぐれており、Tダイ法による参考例1により得ら
れるフイルムと同等以上のフイルム特性を示す。
しかしながらニツプロールの表面光沢度が低い比
較例1、ニツプロールの表面温度が樹脂の融点の
近傍にある比較例2ならびに両ロールとも鋼ロー
ルを用いた比較例3は、いずれも曇り度が劣る。
なお、比較例4はバブルを内圧によつて膨脹せし
めた後、空冷したものであるが、バブルが溶融状
態になく冷却されてニツプロールに導入されてお
り、フイルム特性が劣る。 エチレン−ブテン−1共重合体を樹脂として用
いた実施例6〜9、比較例6〜8、参考例2並び
に樹脂としてポリプロピレンを用いた実施例10、
比較例9、参考例3においても低密度ポリエチレ
ンを用いた場合とほぼ同様の結果が得られた。 また、樹脂として低密度ポリエチレンを使用し
た下吹きインフレーシヨン法による実施例11にお
いても好ましいフイルム特性が得られることがわ
かる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インフレーシヨン法による熱可塑性合成樹脂
    の透明フイルムの製造方法において、 環状ダイから押出されたバブルを内圧によつて
    所定幅に膨脹し、該バブルの温度を熱可塑性合成
    樹脂の融点または軟化点以上の状態で、少なくと
    も一方のロール表面がデユロメーターシヨア
    D100〜25の硬さを有する材料からなり、かつ両
    ロール表面光沢度が少なくとも80%であるロール
    の表面温度を該熱可塑性合成樹脂の融点または軟
    化点より少なくとも15℃低い温度に維持した少な
    くとも一対のニツプロール間に導入し、偏平一体
    化すると同時に冷却固化し、巻き取ることを特徴
    とする透明フイルムの製造方法。 2 前記熱可塑性合成樹脂がポリオレフイン系樹
    脂である前記特許請求の範囲第1項記載の透明フ
    イルムの製造方法。 3 前記ポリオレフイン系樹脂がエチレン−α−
    オレフイン共重合体である前記特許請求の範囲第
    2項に記載の透明フイルムの製造方法。 4 前記エチレン−α−オレフイン共重合体がエ
    チレン−ブテン−1共重合体である特許請求の範
    囲第3項記載の透明フイルムの製造方法。
JP15516982A 1982-09-08 1982-09-08 透明フイルムの製造方法 Granted JPS5945119A (ja)

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JPH04323023A (ja) * 1991-04-23 1992-11-12 Nippon Steel Corp 透明ポリプロピレンシートの製造方法

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