JPH038256Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH038256Y2 JPH038256Y2 JP1986127323U JP12732386U JPH038256Y2 JP H038256 Y2 JPH038256 Y2 JP H038256Y2 JP 1986127323 U JP1986127323 U JP 1986127323U JP 12732386 U JP12732386 U JP 12732386U JP H038256 Y2 JPH038256 Y2 JP H038256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- airtight chamber
- casting
- heating device
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、主に歯科用充填補綴部材の鋳造機に
係り、特に低比重或は高温高粘性溶解材料(例え
ば、ガラスセラミツクス等)を精密鋳造するのに
適した真空加圧鋳造機に関する。
係り、特に低比重或は高温高粘性溶解材料(例え
ば、ガラスセラミツクス等)を精密鋳造するのに
適した真空加圧鋳造機に関する。
(従来の技術)
従来より、歯科用充填補綴部材の作成に所謂真
空加圧鋳造装置が用いられていたことは周知の通
りである。この真空加圧鋳造装置としては、特開
昭58−4548号公報に開示の装置が一例として挙げ
られる。本装置は、真空減圧下で溶解したるつぼ
内の金属材料を装置自体を反転させることにより
同じく真空減圧下にある鋳型内に注入し、不活性
ガスを加圧噴射してその差圧と溶解金属材料の重
量とにより該溶解金属材料を鋳型のキヤビテイー
内に精密に鋳込まんとするものである。
空加圧鋳造装置が用いられていたことは周知の通
りである。この真空加圧鋳造装置としては、特開
昭58−4548号公報に開示の装置が一例として挙げ
られる。本装置は、真空減圧下で溶解したるつぼ
内の金属材料を装置自体を反転させることにより
同じく真空減圧下にある鋳型内に注入し、不活性
ガスを加圧噴射してその差圧と溶解金属材料の重
量とにより該溶解金属材料を鋳型のキヤビテイー
内に精密に鋳込まんとするものである。
(孝案が解決しようとする問題点)
然し乍ら、上記装置に於いては、鋳型のキヤビ
テイ内を減圧及び加圧する為の通気孔が鋳口側に
ある為、減圧と加圧との有郊差圧が小さく、金属
の如く高比重且つ低粘性の溶解材料を鋳造する場
合には問題が少いが、ガラスセラミツクスの如く
低比重且つ高粘性の材料の場合にはキヤビテイー
の末端まで精密に鋳込むことは極めて困難であ
る。即ち、減圧と加圧とをキヤビテイーに対し同
方向から行つている為、減圧と加圧とを同時に行
つた場合にはプラスマイナス相殺されてその差圧
は小さく、また減圧後これを停止して加圧すると
当初差圧が大であつても加圧中に経時的に小さく
なり、結局のところ減圧及び加圧に大きな動力を
用いている割りには鋳造に有効な差圧は得られな
いと云つた難点がある為である。
テイ内を減圧及び加圧する為の通気孔が鋳口側に
ある為、減圧と加圧との有郊差圧が小さく、金属
の如く高比重且つ低粘性の溶解材料を鋳造する場
合には問題が少いが、ガラスセラミツクスの如く
低比重且つ高粘性の材料の場合にはキヤビテイー
の末端まで精密に鋳込むことは極めて困難であ
る。即ち、減圧と加圧とをキヤビテイーに対し同
方向から行つている為、減圧と加圧とを同時に行
つた場合にはプラスマイナス相殺されてその差圧
は小さく、また減圧後これを停止して加圧すると
当初差圧が大であつても加圧中に経時的に小さく
なり、結局のところ減圧及び加圧に大きな動力を
用いている割りには鋳造に有効な差圧は得られな
いと云つた難点がある為である。
本考案は、上記に鑑みなされたもので、鋳型の
キヤビテイーに対し、鋳込み方向に沿つて吸引減
圧及び加圧を行うことによりその差圧を大ならし
め、低比重且つ高粘性の溶解材料であつてもキヤ
ビテイー末端まで精密に鋳造し得る新規な真空加
圧鋳造機を提供せんとするものである。
キヤビテイーに対し、鋳込み方向に沿つて吸引減
圧及び加圧を行うことによりその差圧を大ならし
め、低比重且つ高粘性の溶解材料であつてもキヤ
ビテイー末端まで精密に鋳造し得る新規な真空加
圧鋳造機を提供せんとするものである。
(問題点を解決する為の手段)
上記目的を達成する為の本考案の構成を添付の
実施例図に基づき説明する。第1図は本考案鋳造
機の一例を示す縦断正面図、第2図は同鋳造機の
要部の分解斜視図、第3図は同鋳造機の制御機構
の一例を示す概略回路図である。即ち、本考案の
真空加圧鋳造機は、溶解鋳造の為の気密室本体1
と、該気密室本体1の上端開口部を開閉自在に覆
蓋する蓋体2と、上記気密室本体1内の略下半部
に装備され溶解用ルツボ3を上方より抜き差し自
在に保持した加熱装置4と、該加熱装置4の上端
及び前記蓋体2の間に挟持された鋳型5と、当該
鋳型5の上底部52より蓋体2内に形成された管
路21を経て鋳型5内を吸引減圧する減圧手段7
と、気密室本体1を反転させる反転手段8と、加
圧作動遅延手段62,63,65,66により溶
解材料の性状に合わせ、上記気密室本体1の反転
後漸次遅れて当該気密室本体1内及び上記鋳型5
内をその鋳口51側より加圧する加圧ガス注入手
段6とより成ることを要旨とするものである。
実施例図に基づき説明する。第1図は本考案鋳造
機の一例を示す縦断正面図、第2図は同鋳造機の
要部の分解斜視図、第3図は同鋳造機の制御機構
の一例を示す概略回路図である。即ち、本考案の
真空加圧鋳造機は、溶解鋳造の為の気密室本体1
と、該気密室本体1の上端開口部を開閉自在に覆
蓋する蓋体2と、上記気密室本体1内の略下半部
に装備され溶解用ルツボ3を上方より抜き差し自
在に保持した加熱装置4と、該加熱装置4の上端
及び前記蓋体2の間に挟持された鋳型5と、当該
鋳型5の上底部52より蓋体2内に形成された管
路21を経て鋳型5内を吸引減圧する減圧手段7
と、気密室本体1を反転させる反転手段8と、加
圧作動遅延手段62,63,65,66により溶
解材料の性状に合わせ、上記気密室本体1の反転
後漸次遅れて当該気密室本体1内及び上記鋳型5
内をその鋳口51側より加圧する加圧ガス注入手
段6とより成ることを要旨とするものである。
上記鋳型5は、所望形状のキヤビテイー54及び
該キヤビテイー54に連なる漏斗状の鋳口51を
含む通気性多孔質の埋没材50と、該埋没材50
の側周部を囲続する鋳型リング55とより成る。
該鋳型5は、加熱装置4と蓋体2との間に狭持さ
れれた状態で、キヤビテイー54が鋳口51を介
して溶解用ルツボ3に連通し、一方上底部52の
埋没材50が吸引用管路21の吸引口を含む蓋体
2の内面に配設されたアスベスト22を介して直
接面接し、減圧手段7によるキヤビテイー54内
の吸引減圧は埋没材50を経て主に上底部52の
みからなされる。
該キヤビテイー54に連なる漏斗状の鋳口51を
含む通気性多孔質の埋没材50と、該埋没材50
の側周部を囲続する鋳型リング55とより成る。
該鋳型5は、加熱装置4と蓋体2との間に狭持さ
れれた状態で、キヤビテイー54が鋳口51を介
して溶解用ルツボ3に連通し、一方上底部52の
埋没材50が吸引用管路21の吸引口を含む蓋体
2の内面に配設されたアスベスト22を介して直
接面接し、減圧手段7によるキヤビテイー54内
の吸引減圧は埋没材50を経て主に上底部52の
みからなされる。
(作用)
上記構成の真空加圧鋳造機を用いて歯科用充填
補綴部材等の鋳造を行う要領を略述する。先ず、
加熱装置4内に溶解用ルツボ3をセツトし、該ル
ツボ3内に鋳造材料を入れる。蓋体2にて気密室
本体1の上端開口部を覆蓋し、加熱装置4にてル
ツボ3内の鋳造材料を溶解させ、同時に減圧手段
7にて気密室本体1内を吸引減圧させ鋳造材料内
に気泡が混入するのを防止する。鋳造材料が溶解
したのを確認して減圧手段7を停止し、次いで蓋
体2を開け加熱装置4の上端に鋳型5をその鋳口
51を下向きに且つルツボ3と同軸的に載置し、
再度蓋体2を閉め該蓋体2と加熱装置4との間に
鋳型5を挟持する。加熱装置4にて鋳造材料を補
正加熱(蓋体2を開けることにより若干冷える
為)した上で減圧手段7を再び作動させせ、蓋体
2の管路21及び鋳型5の埋没材50を介しキヤ
ビテイー54内を吸引減圧(大気圧−600〜700mm
Hg)する。吸引減圧を続けながら反転手段8に
より気密室本体1を180゜反転させ、ルツボ3内の
溶解した鋳造材料を鋳型5に注入する。この反転
の後暫時溶解材料の性状に合せた遅延時間をおい
て、加圧作動遅延手段62,63,65,66に
より、加圧ガス注入手段6が作動し、鋳型5にそ
の鋳口51側より空気若しくは不活性ガス(例え
ば、アルゴンガス)等の加圧ガスが注入(ガス
圧、約2Kg/cm2)され、一方で鋳型5の上底部5
2より吸引が引続き行われ、この減圧・加圧の差
圧と鋳造材料自体の重量により鋳造材料がキヤビ
テイー54内に鋳込まれる。
補綴部材等の鋳造を行う要領を略述する。先ず、
加熱装置4内に溶解用ルツボ3をセツトし、該ル
ツボ3内に鋳造材料を入れる。蓋体2にて気密室
本体1の上端開口部を覆蓋し、加熱装置4にてル
ツボ3内の鋳造材料を溶解させ、同時に減圧手段
7にて気密室本体1内を吸引減圧させ鋳造材料内
に気泡が混入するのを防止する。鋳造材料が溶解
したのを確認して減圧手段7を停止し、次いで蓋
体2を開け加熱装置4の上端に鋳型5をその鋳口
51を下向きに且つルツボ3と同軸的に載置し、
再度蓋体2を閉め該蓋体2と加熱装置4との間に
鋳型5を挟持する。加熱装置4にて鋳造材料を補
正加熱(蓋体2を開けることにより若干冷える
為)した上で減圧手段7を再び作動させせ、蓋体
2の管路21及び鋳型5の埋没材50を介しキヤ
ビテイー54内を吸引減圧(大気圧−600〜700mm
Hg)する。吸引減圧を続けながら反転手段8に
より気密室本体1を180゜反転させ、ルツボ3内の
溶解した鋳造材料を鋳型5に注入する。この反転
の後暫時溶解材料の性状に合せた遅延時間をおい
て、加圧作動遅延手段62,63,65,66に
より、加圧ガス注入手段6が作動し、鋳型5にそ
の鋳口51側より空気若しくは不活性ガス(例え
ば、アルゴンガス)等の加圧ガスが注入(ガス
圧、約2Kg/cm2)され、一方で鋳型5の上底部5
2より吸引が引続き行われ、この減圧・加圧の差
圧と鋳造材料自体の重量により鋳造材料がキヤビ
テイー54内に鋳込まれる。
上記鋳造要領に於いては、鋳型5の上底部52
より減圧がなされ且つ鋳口51側から加圧ガスが
注入されるから、キヤビテイー54内ではこの減
圧と加圧とが同方向即ち鋳込み方向に沿つて作用
してその差圧が相乗的に大となり、鋳造材料がそ
れ自体の重量とも相俟つてキヤビテイー54の末
端空所にまで適確に鋳込まれる。特にガラスセラ
ミツクスの如く低比重且つ高粘性の溶解鋳造材料
であつても斯かる鋳込み鋳造は極めて円滑になさ
れる。
より減圧がなされ且つ鋳口51側から加圧ガスが
注入されるから、キヤビテイー54内ではこの減
圧と加圧とが同方向即ち鋳込み方向に沿つて作用
してその差圧が相乗的に大となり、鋳造材料がそ
れ自体の重量とも相俟つてキヤビテイー54の末
端空所にまで適確に鋳込まれる。特にガラスセラ
ミツクスの如く低比重且つ高粘性の溶解鋳造材料
であつても斯かる鋳込み鋳造は極めて円滑になさ
れる。
(実施例)
次に実施例について述べる。第1図に於いて、
気密室本体1の外側部に水平回転軸81が固設さ
れ、該回転軸81の基端部には相互に噛合するギ
ア82,83を介して操作ハンドル84が連結さ
れ、これらにより反転手段8が構成されている。
回転軸81側のギア82と操作ハンドル84側の
ギア83との歯数比は1:2とされ、これにより
操作ハンドル84を90゜回転操作すれば、回転軸
81が180゜回転し、気密室本体1が180゜反転する
ことになる。
気密室本体1の外側部に水平回転軸81が固設さ
れ、該回転軸81の基端部には相互に噛合するギ
ア82,83を介して操作ハンドル84が連結さ
れ、これらにより反転手段8が構成されている。
回転軸81側のギア82と操作ハンドル84側の
ギア83との歯数比は1:2とされ、これにより
操作ハンドル84を90゜回転操作すれば、回転軸
81が180゜回転し、気密室本体1が180゜反転する
ことになる。
上記回転軸81内には加圧ガス注入用管路61
及び吸引減圧用管路71が堀設形成され、加圧ガ
ス注入用管路61はそのまま気密室本体1内に通
じ、一方吸引減圧用管路71は気密室本体1の外
側壁に沿つて付設された連結管62を経て蓋体2
の管路21に通じるようになされている。そして
これら加圧ガス注入用管路61及び吸引減圧用管
路71は途中図外の制御弁等を経て夫々加圧ガス
用ボンベ及び真空ポンプに通じている。
及び吸引減圧用管路71が堀設形成され、加圧ガ
ス注入用管路61はそのまま気密室本体1内に通
じ、一方吸引減圧用管路71は気密室本体1の外
側壁に沿つて付設された連結管62を経て蓋体2
の管路21に通じるようになされている。そして
これら加圧ガス注入用管路61及び吸引減圧用管
路71は途中図外の制御弁等を経て夫々加圧ガス
用ボンベ及び真空ポンプに通じている。
加熱装置4は、気密室本体1の内壁に固設され
た数個のブラケツト42により支持され、ヒータ
ーボビン43及びその廻りを囲むヒーター44等
が内蔵されている。また該加熱装置4の上端には
中央に連通孔411を有する連結板41が載置さ
れており、該連結版41上には上記連通孔411
と略同形の連通孔531及び該連通孔531より
遠心方向に伸びるスロツト532を具備した鋳型
受板53が重積され、これら連結板41及び鋳型
受版53は上記ブラケツト42の一部(少なくと
も2個所)にボルト・ナツト56により相互に締
着固定される。該連結板41及び鋳型受板53
は、アスベスト等の気密性材料により成り、第2
図に示す如く連結板41の連通孔411の周縁に
溶解用ルツボ3の上端係止鍔31を係止させ且つ
ヒーターボビン43内に該ルツボ3を挿入した上
で鋳型受板53を上述の如く重積固定し、更に該
鋳型受板53上に鋳型5を載置して蓋体2の覆蓋
により蓋体2と加熱装置4との間に鋳型5を挟持
せんとするものである。この鋳型5の載置状態で
は、該鋳型5のキヤビテイー54と溶解用ルツボ
3とが同軸的整合状態とされると共に、該鋳型5
の下端周縁より上記スロツト532が突出し、こ
のスロツト532を経て鋳型5のキヤビテイー5
4内が加圧されるようになされている。溶解用ル
ツボ3は、使用を重ねるとその内壁等に溶解材料
の残渣等が不着する為、これを酸洗いをする必要
があるが、このような場合上記鋳型5を取出し、
ボルト・ナツト56を緩めて鋳型受板53を取外
せば簡易に実施することが出来る。また、ルツボ
3の係止鍔31は連結板41の連通孔411の周
縁に係止されているから、上記スロツト532が
何等閉塞されることなく加圧用通気路として有効
に機能する。
た数個のブラケツト42により支持され、ヒータ
ーボビン43及びその廻りを囲むヒーター44等
が内蔵されている。また該加熱装置4の上端には
中央に連通孔411を有する連結板41が載置さ
れており、該連結版41上には上記連通孔411
と略同形の連通孔531及び該連通孔531より
遠心方向に伸びるスロツト532を具備した鋳型
受板53が重積され、これら連結板41及び鋳型
受版53は上記ブラケツト42の一部(少なくと
も2個所)にボルト・ナツト56により相互に締
着固定される。該連結板41及び鋳型受板53
は、アスベスト等の気密性材料により成り、第2
図に示す如く連結板41の連通孔411の周縁に
溶解用ルツボ3の上端係止鍔31を係止させ且つ
ヒーターボビン43内に該ルツボ3を挿入した上
で鋳型受板53を上述の如く重積固定し、更に該
鋳型受板53上に鋳型5を載置して蓋体2の覆蓋
により蓋体2と加熱装置4との間に鋳型5を挟持
せんとするものである。この鋳型5の載置状態で
は、該鋳型5のキヤビテイー54と溶解用ルツボ
3とが同軸的整合状態とされると共に、該鋳型5
の下端周縁より上記スロツト532が突出し、こ
のスロツト532を経て鋳型5のキヤビテイー5
4内が加圧されるようになされている。溶解用ル
ツボ3は、使用を重ねるとその内壁等に溶解材料
の残渣等が不着する為、これを酸洗いをする必要
があるが、このような場合上記鋳型5を取出し、
ボルト・ナツト56を緩めて鋳型受板53を取外
せば簡易に実施することが出来る。また、ルツボ
3の係止鍔31は連結板41の連通孔411の周
縁に係止されているから、上記スロツト532が
何等閉塞されることなく加圧用通気路として有効
に機能する。
第3図は、上記鋳造機の制御回路の一例であ
り、図中符号62,73は夫々加圧ガス供給用電
磁弁及び吸引用電磁弁を示し、これらの電磁弁6
2,73により気密室本体1内の加圧・吸引減圧
がなされる。吸引用電磁弁73はマニユアルスイ
ツチ74の操作によりON・OFFされ、またこの
マニユアルスイツチ74の操作により全回路の電
源のON・OFFがなされる。符号63,64は第
1及び第2の遅延リレーであり、反転スイツチ
(操作ハンドル84を回転操作した時にスイツチ
ONとなる)65からの信号を受け、溶解材料の
性状に合わせ上記加圧ガス供給用電磁弁62を適
宜開閉するものである。即ち、反転スイツチ65
からの信号は、途中タイマー66により設定され
た時間分遅れて第1の遅延リレー63に入力さ
れ、該第1の遅延リレー63が作動して電磁弁6
2が開となり、気密室本体1内に加圧ガスが供給
される。このように気密室本体1の反転後暫時遅
延して加圧ガスを供給するようにした理由は、反
転直後では溶解鋳造材料の性状(特に粘性)によ
つてはまだ完全に鋳型5の鋳口51に移行してい
ない場合があり、この状態で加圧ガスが供給され
ると鋳造材料をルツボ3に押し戻すような力が作
用するからであり、特にガラスセラミツクスの如
き低比重且つ高粘性材料の場合斯かる可変式の遅
延手段は極めて有効である。また、第1の遅延リ
レー63の加圧作動信号は途中タイマー67を経
て第2の遅延リレー64に入力され、所定のタイ
ムラグのあと該遅延リレー64が作動して上記加
圧ガス供給用電磁弁62がOFFとされ、気密室
本体1内への加圧ガスの供給が停止される。この
タイマー67による加圧作動時間は、鋳造材料が
鋳型5のキヤビテイー54内に鋳込まれるに充分
な時間に設定されるべきことは当然であるが、必
要以上の加圧ガス供給は鋳造材料の過冷却をもた
らすため、これらを勘案して適正なタイムラグが
設定される。
り、図中符号62,73は夫々加圧ガス供給用電
磁弁及び吸引用電磁弁を示し、これらの電磁弁6
2,73により気密室本体1内の加圧・吸引減圧
がなされる。吸引用電磁弁73はマニユアルスイ
ツチ74の操作によりON・OFFされ、またこの
マニユアルスイツチ74の操作により全回路の電
源のON・OFFがなされる。符号63,64は第
1及び第2の遅延リレーであり、反転スイツチ
(操作ハンドル84を回転操作した時にスイツチ
ONとなる)65からの信号を受け、溶解材料の
性状に合わせ上記加圧ガス供給用電磁弁62を適
宜開閉するものである。即ち、反転スイツチ65
からの信号は、途中タイマー66により設定され
た時間分遅れて第1の遅延リレー63に入力さ
れ、該第1の遅延リレー63が作動して電磁弁6
2が開となり、気密室本体1内に加圧ガスが供給
される。このように気密室本体1の反転後暫時遅
延して加圧ガスを供給するようにした理由は、反
転直後では溶解鋳造材料の性状(特に粘性)によ
つてはまだ完全に鋳型5の鋳口51に移行してい
ない場合があり、この状態で加圧ガスが供給され
ると鋳造材料をルツボ3に押し戻すような力が作
用するからであり、特にガラスセラミツクスの如
き低比重且つ高粘性材料の場合斯かる可変式の遅
延手段は極めて有効である。また、第1の遅延リ
レー63の加圧作動信号は途中タイマー67を経
て第2の遅延リレー64に入力され、所定のタイ
ムラグのあと該遅延リレー64が作動して上記加
圧ガス供給用電磁弁62がOFFとされ、気密室
本体1内への加圧ガスの供給が停止される。この
タイマー67による加圧作動時間は、鋳造材料が
鋳型5のキヤビテイー54内に鋳込まれるに充分
な時間に設定されるべきことは当然であるが、必
要以上の加圧ガス供給は鋳造材料の過冷却をもた
らすため、これらを勘案して適正なタイムラグが
設定される。
尚、上記実施例に限定されるものではなく、他
の種々の変更が可能であることは云うまでもな
い。
の種々の変更が可能であることは云うまでもな
い。
(考案の効果)
叙上の如く、本考案の真空加圧鋳造機は、鋳型
の上底部より減圧がなされ且つその鋳口側から加
圧ガスが注入されるから、鋳型のキヤビテイー内
ではこの減圧と加圧とが同方向即ち鋳込み方向に
沿つて作用することとなり、その結果キヤビテイ
ー内での加圧と減圧との差圧が相乗的に大とな
り、鋳造材料がそれ自体の重量とも相俟つてキヤ
ビテイーの末端空所にまで適確に鋳込まれる。特
にガラスセラミツクスの如く低比重且つ高粘性の
溶解鋳造材料であつても斯かる鋳込み鋳造は極め
て円滑になされ、従来装置では果たし得ない優れ
た機能を奏する。また溶解用ルツボは抜き差し自
在とされているから、使用を重ねるうちにその壁
面等に鋳造材料の残渣が付着してもこれを取り出
し簡易に酸洗い等を実施することが出来る。…
等々本考案の実用的価値は頗る大である。
の上底部より減圧がなされ且つその鋳口側から加
圧ガスが注入されるから、鋳型のキヤビテイー内
ではこの減圧と加圧とが同方向即ち鋳込み方向に
沿つて作用することとなり、その結果キヤビテイ
ー内での加圧と減圧との差圧が相乗的に大とな
り、鋳造材料がそれ自体の重量とも相俟つてキヤ
ビテイーの末端空所にまで適確に鋳込まれる。特
にガラスセラミツクスの如く低比重且つ高粘性の
溶解鋳造材料であつても斯かる鋳込み鋳造は極め
て円滑になされ、従来装置では果たし得ない優れ
た機能を奏する。また溶解用ルツボは抜き差し自
在とされているから、使用を重ねるうちにその壁
面等に鋳造材料の残渣が付着してもこれを取り出
し簡易に酸洗い等を実施することが出来る。…
等々本考案の実用的価値は頗る大である。
第1図は本考案鋳造機の一例を示す縦断正面
図、第2図は同鋳造機の要部の分解斜視図、第3
図は同鋳造機の制御機構の一例を示す概略回路図
である。 符号の説明、1……気密室本体、2……蓋体、
21……管路、3……溶解用ルツボ、31……係
止鍔、4……加熱装置、41……連結板、411
……連通孔、5……鋳型、51……鋳口、52…
…上底部、53……鋳型受板、531……連通
孔、532……スロツト、6……加圧ガス注入手
段、7……減圧手段、8……反転手段。
図、第2図は同鋳造機の要部の分解斜視図、第3
図は同鋳造機の制御機構の一例を示す概略回路図
である。 符号の説明、1……気密室本体、2……蓋体、
21……管路、3……溶解用ルツボ、31……係
止鍔、4……加熱装置、41……連結板、411
……連通孔、5……鋳型、51……鋳口、52…
…上底部、53……鋳型受板、531……連通
孔、532……スロツト、6……加圧ガス注入手
段、7……減圧手段、8……反転手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 溶解鋳造の為の気密室本体1と、該気密室本
体1の上端開口部を開閉自在に覆蓋する蓋体2
と、上記気密室本体1内の略下半部に装備され
溶解用ルツボ3を上方より抜き差し自在に保持
した加熱装置4と、該加熱装置4の上端及び前
記蓋体2の間に挟持された鋳型5と、当該鋳型
5の上底部52より蓋体2内に形成された管路
21を経て鋳型5内を吸引減圧する減圧手段7
と、気密室本体1を反転させる反転手段8と、
加圧作動遅延手段62,63,65,66によ
り溶解材料の性状に合わせ、上記気密本体1の
反転後暫時遅れて当該気密室本体1内及び上記
鋳型5内をその鋳口51側より加圧する加圧ガ
ス注入手段6とより成る真空加圧鋳造機。 2 上記反転手段8が、気密室本体1の外側部に
固設された水平回転軸81と、該回転軸81の
基端部にギア82,83を介して連結された操
作ハンドル84とを含み、該操作ハンドル84
を90゜回転操作することにより気密室本体1が
180゜反転するようなされている実用新案登録請
求の範囲第1項記載の鋳造機。 3 上記加熱装置4の上端には中央に連通孔41
1を有する連結板41が載置され、一方鋳型5
の下端部には中央に連通孔531及び該連通孔
531に連なる遠心方向の加圧用通気スロツト
532を有する鋳型受板53が配設され、上記
連通孔411の周縁に上記溶解用ルツボ3の上
端係止鍔31を係止させると共に上記連結板4
1及び鋳型受板53同志を合体結着して気密室
本体1内に加熱装置4及び鋳型5を上下に連結
保持させることによりルツボ3及び鋳型5との
同軸的整合状態を維持させるようにした実用新
案登録請求の範囲第1項記載の鋳造機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986127323U JPH038256Y2 (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986127323U JPH038256Y2 (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6332511U JPS6332511U (ja) | 1988-03-02 |
| JPH038256Y2 true JPH038256Y2 (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=31021962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986127323U Expired JPH038256Y2 (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH038256Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH077013Y2 (ja) * | 1988-02-19 | 1995-02-22 | 株式会社モリタ製作所 | 真空加圧差圧型鋳造機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5138231U (ja) * | 1974-09-14 | 1976-03-22 | ||
| JPS584548A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-11 | 石原 享一 | 歯科金属鋳造機 |
-
1986
- 1986-08-21 JP JP1986127323U patent/JPH038256Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6332511U (ja) | 1988-03-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU642248B2 (en) | Casting of dental metals | |
| US5168917A (en) | Casting of dental metals | |
| US3955612A (en) | Metal melting and casting process | |
| US4796686A (en) | Centrifugal casting machine with venturi actuated vacuum venting | |
| JPH077013Y2 (ja) | 真空加圧差圧型鋳造機 | |
| US3977462A (en) | Apparatus for producing a die cast of a complicated shape | |
| US3780787A (en) | Method of vacuum investment casting | |
| JPH11192541A (ja) | アルミニウム合金の鋳造装置 | |
| JPH0957422A (ja) | 減圧鋳造法 | |
| JP2804981B2 (ja) | 遠心力鋳造方法 | |
| KR100193236B1 (ko) | 마그네슘 주조품의 제조장치 | |
| JPH0349788Y2 (ja) | ||
| JP3105989B2 (ja) | 鋳造方法 | |
| JPH0620636B2 (ja) | 吸引式精密鋳造方法及び吸引加圧式精密鋳造方法 | |
| JPS598469B2 (ja) | 歯科用鋳造方法 | |
| JPH0628793B2 (ja) | 吸引式精密鋳造方法 | |
| JPH06126422A (ja) | 真空加圧鋳造方法およびその装置 | |
| JPS582541Y2 (ja) | 低融合金の金型製造装置 | |
| FI96583C (fi) | Valamisprosessissa käytettävä laite | |
| JPS5814036Y2 (ja) | 精密鋳造機の溶解室の不活性ガス置換装置 | |
| EP0409805B1 (en) | A device for the decontamination of a casting mould, particularly for castings of titanium and the like | |
| Di Maio | Apparatus for Use in Producing Castings by the" Lost-Wax" Method | |
| JPS5731463A (en) | Casting method for thin walled casting | |
| JPH0235398Y2 (ja) | ||
| JPH0523869B2 (ja) |