JPH0384258A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH0384258A
JPH0384258A JP1219311A JP21931189A JPH0384258A JP H0384258 A JPH0384258 A JP H0384258A JP 1219311 A JP1219311 A JP 1219311A JP 21931189 A JP21931189 A JP 21931189A JP H0384258 A JPH0384258 A JP H0384258A
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shift
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京塚 隆博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動変速機の変速制御装置に係り、特に変速
ショックの低減および変速時のエンジン回転数の不用意
な上昇を防止するようにした自動変速機の変速制御装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
自動変速機は、従来から種々の形式のものが用いられて
きたが、現在ではトルクコンバータと多段変速歯車装置
とを組み合わせたものが主流となっている。この場合に
は、トルクコンバータによる変速と多段歯車装置での動
力伝達を行うギヤ列の切替による変速とを組み合わせ、
走行状態に応じた変速を的確に行うようにしている。
このような自動変速機の変速制御装置において、各摩擦
要素の作動は油圧パルプによる作動油の給徘によって制
御され、また、上記の油圧パルプの作動は、ソレノイド
パルプにより制御される。
ソレノイドパルプの0N−OFF動作は、エンジンの負
荷および回転等の検出値に基づいて電気的に制御される
ようになっている。
そして、かかる自動変速機の変速動作において、2速か
ら3速への変速が行われる際の各摩擦要素の動作を見る
と、2速の状態では、フォワードクラッチと2−4ブレ
ーキとが各々締結状態にあり、3速の状態では、フォワ
ードクラッチとコーストクラッチと3−4クラツチとが
各々締結状態にある。なお、3−4クラツチは3速およ
び4速において用いられる変速用クラッチであり、コー
ストクラッチはエンジンブレーキを効かずことに関与す
るクラッチである。
また、変速制御装置の変速動作において、2速から3速
への変速が行われる際の各ソレノイドバルブの動作を見
ると、2速の状態では、2−4ブレーキのS/A(サー
ボアプライ)の制御に関与する第1ソレノイドはON、
3−4クラツチの制御に関与する第2ソレノイドはON
、2−4ブレーキのS/R(サーボリリース)の制御お
よびコーストクラッチの制御に関与する第3クラツチは
ON(この結果、2−4ブレーキが作動)といった状態
をなし、3速の状態では、第1ソレノイドはON (S
/Aに入っていた方が3−4変速のときのブレーキの効
きが早いのでONにしている)、第2ソレノイドはOF
F、第3ソレノイドはOFFといった状態をなす(この
結果、コーストクラッチと3−4クラツチとが作動)よ
うになっている。
しかしながら、かかる2速から3速への切替における各
摩擦要素の締結・解放において、各摩擦要素の解放が同
時期に起こってしまうと、空吹き(エンジン回転数の一
時的な上昇)が発生する。
一方、各摩擦要素の締結が短時間の内に行われてしまう
と、即ち、2−4ブレーキとコーストクラッチと3−4
クラツチとが同時に締結状態を採ると、変速機のロック
状態を形威し、変速シラツクを招くことになる。
そこで、上記の2−3変速においては、2−4ブレーキ
の解放を徐々に行わせつつ、3−4クラツチのみを締結
制御する状態を所定期間経由させるようにして、空吹き
の防止並びに変速ショックの軽減を図ることが提案され
ている(特公昭63−63778号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、冬場の低温時など、エンジン始動後の暫くの
間においては油温が低く作動油の粘性が高くなっている
ことに起因して、さらに、3−4クラツチの油路に作動
油が十分に充填されていないことと相まって、油圧の伝
達が迅速に行われず、このため、前記の3−4クラツチ
のみを締結制御する状態を経由させる場合において、3
−4クラツチの締結が迅速に行われず、且つ、既に2−
4ブレーキの解放動作が開始されているため、空吹いて
しまうという欠点を有していた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る自動変速機の変速制御装置は、上記の課題
を解決するために、変速用クラッチおよびコーストクラ
ッチの双方を新たに締結して所定の変速段を形成するよ
うに構成されていると共に、上記の両クラッチが共に解
放されている状態の他の変速段から、前記の所定の変速
段への変速動作に際して、前記他の変速段で締結されて
いる摩擦要素の解放を徐々に行わせつつ所定の変速段に
おける前記変速用クラッチのみ締結制御する状態を所定
期間経由させて変速させる変速制御手段を備えている自
動変速機の変速制御装置において、エンジン始動後の所
定期間について前記経由期間を長く補正する補正手段を
備えていることを特徴としている。
〔作 用〕
上記の構成によれば、エンジン始動後の所定期間につき
、前記経由期間は長く補正されることになる。即ち、エ
ンジン始動後の暫くの間の低油温時の状態においては、
他の変速段で締結されている摩擦要素(例えば、2−4
ブレーキ)の解放を徐々に行わせるとする経由期間が長
く確保されることになる。それゆえ、作動油の粘性低下
等に起因して変速用クラッチ(例えば3−4クラツチ)
の締結が遅れても、前記摩擦要素の完全な解放も遅れる
ことになるから、双方が解放状態になるといった事態は
防止され、これにより空吹きが防止されることになる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
第5図に示すように、前進4段、後退1段の自動変速機
Zにおいて、エンジン出力軸1に連結されたポンプ2a
と、ステータ2bと、タービン2Cとによってトルクコ
ンバータ2が槽底されており、上記ステータ2bは、こ
のステータ2bをタービン2Cと逆方向に回転させない
ためのワンウェイクラッチ3を介してケース4に固定可
能に設けられている。
変速歯車装置5は、前記トルクコンバータ2のタービン
2cに連結したコンバータ出力軸2dに連結されたもの
であり、内部にラビニョオ型遊星歯車機構7を備え、該
遊星歯車機構7は、前後に配置した小径サンギヤ8およ
び大径サンギヤ9と、上記小径サンギヤ8に歯合するシ
ョートピニオンギヤ10と、上記大径サンギヤ9および
ショートピニオンギヤ10に歯合するロングピニオンギ
ヤ11と、このロングピニオンギヤ11に歯合するリン
グギヤ12とからなる。上記小径サンギヤ8は、その後
方に配置したフォワードクラッチ15およびこのクラッ
チ15に直列に接続され上記コンバータ出力軸2dの逆
駆動を阻止する第1ワンウエイクラツチ16を介して上
記トルクコンバータ2の出力軸2dに連結されている。
そして、上記フォワードクラッチ15と第1ワンウエイ
クラツチ16とを直列に接続した経路には、コーストク
ラッチ17が並列に接続配置されている。また、前記の
大径サンギヤ9は、その斜め後方に配置した2−4ブレ
ーキ18およびこの2−4ブレーキ18の後方に配置し
たリバースクラッチ19を介して上記トルクコンバータ
2の出力軸2dに連結されている。また、上記ロングピ
ニオンギヤ11には、その後部側キャリア20を介して
当該ロングピニオンギヤ11を固定するロー&リバース
ブレーキ21と、ロングピニオンギヤ11のエンジン出
力軸1と同方向の回転を許容する第2ワンウェイクラッ
、チ22とが並列に接続されていると共に、その前部側
キャリア23は、3−4クラツチ(変速用クラッチ)2
4を介して上記トルクコンバータ2の出力軸2dに連結
されている。なお、ロックアツプクラッチ27は、エン
ジン出力軸1とコンバータ出力軸2dとを直結するクチ
ツチであり、また、オイルポンプ28は中間軸29を介
してエンジン出力軸lにより駆動されるものである。
以上の槽底において各変速段での各クラッチ、ブレーキ
の作動状態を下記の第1表に示す。
〔以下 余白〕
第 表 なお、 表中Δは作動しているが、 動力伝達には寄 与していないことを示す。
次に第6図により上記2−4ブレーキ18等の各摩擦要
素に対して作動油を給排する油圧回路について説明する
。
この油圧回路60には、まず、第5図に示すオイルポン
プ28からメインライン100に吐出された作動油の圧
力を所定のライン圧に調整するプレッシャ・レギュレー
タバルブ61が設けられている。また、該プレッシャ・
レギュレータバルブ61の近傍には、エンジンのスロッ
トル弁開度に応じたスロットル圧を発生させるスロット
ルバルブ62と、このスロットル圧を調整するスロット
ルモデュレータバルブ63と、上記プレッシャ・レギュ
レータバルブ61で生成するライン圧をSおよびLレン
ジの選択時に増圧させるバックアップ圧を発生するバッ
クアップバルブ93とが設けられている。
また、油圧回路60には、プレッシャ・レギュレータバ
ルブ61で生成したライン圧を、セレクトされたレンジ
に応じて各油圧ラインに選択的に送り出すマニュアルバ
ルブ64と、変速段に応じて作動してライン圧を上記各
摩擦要素に選択的に供給する1−2・2−3・3−4の
各シフトバルブ71・72・73が備えられている。
上記マニュアルバルブ64は、メインライン100から
ライン圧が導入される入力ポートfと、第1〜第5出カ
ポ−) a −eとを有し、スプール64aの移動によ
り、上記入力ポートfが、Dレンジでは第1・第2出力
ポートa−bに、Sレンジでは第1・第2・第3ボート
a−b−Cに、Lレンジでは第1・第3・第4出力ボー
トeにそれぞれ連通されるようになっている。そして、
各出カポ−) a −eには、それぞれ第1〜第5出カ
ライン101〜105が接続されている。
また、上記1−2・2−3・3−4シフトバルブ71・
72・73は、それぞれスプール71a・72a・73
aをスプリングにより図面上、右側に付勢すると共に、
これらのスプールの右側に制御ボート71b・72b・
73bを設けた構成である。そして、1−2シフトバル
ブ71の制御ポート71bには上記メインライン100
から分岐された第1制御ライン106が、2−3・3−
4シフトバルブ72・73の制御ポート72b・73b
には上記第1出カライン101から分岐された第2・第
3制御ライン107・108がそれぞれ接続されている
と共に、これらの制御ライン106・107・108に
は、それぞれ第1・第2・第3ソレノイドバルブ76・
77・78が設けられている。これらのソレノイド76
〜78は、それぞれOFFの時に当該シフトバルブの制
御ボート71b〜73b内に制御圧を導入させて、スプ
ール71a〜73aを図面上、左側に位置させ、またO
Nの時に上記制御ボート71b〜73b内の制御圧をド
レンさせて、スプール71a〜73aを右側に位置させ
るようになっている。
一方、上記マニュアルバルブ64における各出カポ−)
 a −eに接続された第1〜第5出カライン101〜
105のうち、D、S、Lの各前進レンジでメインライ
ン100に連通される第1出カライン101は、ワンウ
ェイオリフィス80を介してフォワードクラッチ15に
導かれている。従って、上記り、S、Lレンジで、フォ
ワードクラッチ15が常時締結されることになる。なお
、上記第1出カライン101には、フォワードクラッチ
締結時の緩衝用のN−Dアキュムレータ81が設けられ
ている。、 また、この第1出カライン101からはライン111が
分岐されて上記1−2シフトバルブ71に導かれている
と共に、この分岐ライン111は、上記第1ソレノイド
バルブ76がONになってスプール71aが右側へ移動
した時に、2−4ブレーキ18のサーボ機構35の油圧
アプライ室35bに至るサーボアプライライン150に
連通される。従って、D、S、Lレンジで第1ソレノイ
ドバルブ76がONの時、即ち、Dレンジでの2.3.
4速、Sレンジの2.3速、及びLレンジの2速で、上
記アプライ室35bにサーボアプライ圧が導入される。
次に、上記2−4ブレーキ18を作動させるサーボ機構
35の内部構造を説明する。このサーボ機構35は、2
−4ブレーキ18に連携するピストン35aと、該ピス
トン35aにより図中左右に区画された締結側油室とし
ての油圧アプライ室35bおよび解放側油室としての油
圧リリース室35cと、該油圧リリース室35cに縮装
されてピストン35aをアプライ室35b側に付勢する
スプリング35dとを有する。そして、上記ピストン3
5aは、その受圧面積が、リリース室35Cの方で大き
く、アプライ室35bで小さくなるように形成されてい
て、その受圧面積の差によりアプライ室35bの締結圧
(ライン圧)の作用、不作用にかかわらず、リリース室
35cに解除圧(ライン圧)が作用すれば、その解除圧
でもってピストン35aを図中左方に移動させて、2−
4ブレーキ18を解放側に動作させる構成としている。
一方、2−4ブレーキ18の締結要求時には、アプライ
室35bに締結圧を導入し且つリリース室35cの解除
圧を排除することにより、ピストン35aを図中右方に
移動させて、2−4ブレーキ18を締結する構成となっ
ている。
また、上記サーボ機構35のアプライ室35bに連通ず
る締結圧通路としてのライン圧150には、ワンウェイ
オリフィス36が設けられている。該ワンウェイオリフ
ィス36は、ライン150の開口面積よりも小さい面積
の開口部36aを有する絞り部36bと、この絞り部3
6bを下流側(サーボ機構35への方向)に付勢するス
プリング36cとを備えている。従って、上記ワンウェ
イオリフィス36は、サーボ機構35のアプライ室35
bへの油の供給に対しては絞り作用を発揮し、アプライ
室35bの油の排出時には、通常、その油圧でスプリン
グ36cが縮小し絞り部36bが離座するので、絞り作
用は無くなる。しかして、上記スプリング36cは、そ
の付勢力が比較的強く、エンジンの減速運転時には、ス
ロットル弁開度の減少に伴いライン圧(サーボ機構35
に供給する締結圧)も低下し、この締結圧が低開度の設
定スロットル弁開度値に相当する値以上の時に付勢力が
その締結圧に打ち勝って絞り部36bを着座させる付勢
力値に設定されていて、この構成により締結力が設定値
以下の時にライン150を絞った状態で締結圧を排圧す
るようになっている。
そして、上記ワンウェイオリフィス36の下流側のライ
ン150bには、サーボ機構35のアプライ室35bへ
の締結圧の急上昇を抑えるピストン型のアキュムレータ
83が配置されている。該アキュムレータ83は、ピス
トン83aと、ライン150の油が流入してピストン8
’3aを図中左方に移動させる油室83bと、核油室8
3bに縮装されたばね83cとを備え、上記ピストン8
3aにはライン151を介してライン圧が背圧として作
用している。しかして、上記ばね83cの付勢力は大き
な値に設定されていて、その力の分だけライン150の
油圧が小値の段階からピストン83aを移動させること
により、サーボ機構35のピストン35aを徐々に移動
させて、2−4ブレーキ18を緩やかに締結動作させる
ように構成している。
また、D、Sレンジでメインライン100に連通する上
記第2出カライン102は、2−3シフトバルブ72に
導かれている。そして、該ライン102は、第2ソレノ
イドバルブ77がOFFでスプール?2aが左側に位置
する時にワンウェイオリフィス84を介して3−4クラ
ツチ24の図示しないアクチュエータに至る3−4クラ
ツチライン113に連通される。従って、D、Sレンジ
で第2ソレノイドパルプ77がOFFの時、即ちDレン
ジの3.4速、及びSレンジの3速で3−4クラツチ2
4が締結されることになる。なお、上記3−4クラツチ
ライン113には、ワンウェイオリフィス84に並列に
バイパスバルブ85と2−3タイξングバルプ86とが
設けられ、3−4クラツチ24の締結タイ果ングを調整
するようになっていると共に、該3−4クラツチライン
113にも3−4クラッチ締結時の緩衝用の2−4アキ
ユムレータ87が備えられている。
更に、上記3−4クラツチライン113から分岐された
ライン114と、上記第1出カライン101から分岐さ
れたライン115とが3−4シフトバルブ73に導かれ
ている。そして、第3ソレノイドバルブ78がOFFで
スプール73aが左側に位置する時に3−4クラツチラ
イン113から分岐されたライン114が、ワンウェイ
オリフィス88を介してサーボ機構35のリリース室3
5cに至るサーボリリースライン116に、また第1出
カライン101から分岐されたライン115が、ワンウ
ェイオリフィス89を介してコーストクラッチ17に至
るコーストクラッチライン117にそれぞれ連通される
。従って、D、、Sレンジで第2・第3ソレノイドバル
ブ77・78がともにOFFの時、即ちDレンジの3速
及びSレンジ3速で、サーボ機構3!15のリリース室
35cにサーボリリース圧が導入されて2−4ブレーキ
18が解放され、またり、S、Lレンジで第3ソレノイ
ドバルブ78がOFFの時、即ちDレンジの3速、Sレ
ンジの3速、及びLレンジの2速、並びにSレンジのホ
ールドスイッチ操作時における2速及び3速、Lレンジ
のホールドスイッチ操作時における1速及び2速におい
てコーストクラッチ17が締結されることになる。
ここで、上記3−4クラツチライン113と、該ライン
113から分岐された上記ライン114との間には、そ
れぞれの分岐ライン118.119を介して3−4クラ
ツチ圧及びサーボリリース圧の排出タイミングを調整す
る3−2タイミングパルプ90と3−2キヤパシテイバ
ルブ91とが備えられている。また、上記コーストクラ
ッチライン117にはワンウェイオリフィス89をバイ
パスするバイパスライン120が設けられ、該ライン1
20を開通、遮断する3−4キヤパシテイバルブ92が
備えられている。このバルブ92は、上記3−4クラツ
チ圧が発生している時、及び上記マニュアルバルブ64
がSレンジ又はLレンジにセレクトされて第3出カライ
ン103がメインライン100に連通されている時に上
記バイパスライン120を開通させ、コーストクラッチ
圧の排出タイごングを調整するようになっている。
また、マニュアルバルブ64によりLレンジでメインラ
イン100に連通される第4出カライン104は、ロー
レゾユースバルブ94及びライン122を介して1−2
シフトパルプ71に導かれている。そして、該ライン1
22は、第1ソレノイドバルブ76がOFFでスプール
71aが左側に位置する時に、ワンウェイオリフィス9
5及びシャトルバルブ96を介してロー及リバースブレ
ーキ21に至るロー&リバースブレーキライン123に
連通される。したがって、Lレンジで第1ソレノイドバ
ルブ76がOFFの時、即ちLレンジの1速でロー及リ
バースブレーキ21が締結される。
更に、Rレンジでメインライン100に連通する第5出
カライン105は、ワンウェイオリフィス97及び上記
シャトルバルブ96を介して上記ロー&リバースブレー
キライン123に連通すると共に、該第5出カライン1
05からはワンウェイオリフィス98を介してリバース
クラッチ19に至るリバースクラッチライン124が分
岐されている。従って、Rレンジでは、常にロー及リバ
ースブレーキ21とリバースクラッチ19とが締結され
る。なお、上記リバースクラッチライン124にもリバ
ースクラッチ締結時の緩衝用のN−Rアキュムレータ9
9が備えられている。また、上記第5出カライン105
から分岐されたライン125がレギュレータバルブ61
の増圧側に導かれ、Rレンジでライン圧を増圧させるよ
うになっている。
なお、以上の構成に加えて、この油圧回路6゜には、第
5図に示すトルクコンバータ2内のロックアツプクラッ
チ26を作動させるためのロックアツプバルブ201が
備えられている。このバルブ201には、プレッシャ・
レギュレータバルブ61からトルクコンバータライン2
02が導がれていると共に、一端の制御ボート201b
にはメインライン100が制御ライン203として接続
されている。そして、該制御ライン203に設けらたロ
ックアツプ用ソレノイドバルブ204がONとされてい
る時に、制御ボート201b内の制御圧がドレンされて
スプール201aが右側に位置することにより、上記ト
ルクコンバータライン202がトルクコンバータ2内に
通じるライン205に連通し、これにより該トルクコン
バータ2の内圧が高まってロックアツプクラッチ27が
締結される。また、上記ソレノイドパルプ204がOF
Fとなって制御ポート201b内に制御圧が導入される
ことによりスプール201aが左側へ移動すると、上記
トルクコンバータライン202がロックアツプ解放ライ
ン206に連通し、トルクコンバータ2内にロックアツ
プ解放圧が導入されて、ロックアツプクラッチ27が解
放されるように構成されている。
さて、前記のソレノイドバルブ76〜78は、当該自動
車の車速およびエンジンのスロットル弁開度等により、
設定すべき変速段に応じてON、OFF制御されるが、
この0N−OFF制御は、第4図に示す変速制御手段3
0により行われる。
変速制御手段30には、エンジン回転に応じた回転を検
出する回転検出器31や、吸気負圧等の検出を行うエン
ジン負荷検出器32などが接続されており、これらから
必要情報を取り込むようになっている。また、変速制御
手段30は、エンジン始動後の所定期間について後述す
る経由時間Tを長く補正する補正手段を兼ねるものであ
り、作動油の温度を検出する温度検出器33からの温度
情報も取り込むようになっている。
ソレノイドパルプ76〜78は、前述の通り、変速制御
手段30にて0N−OFF制御されるが、走行レンジの
2速から3速に至る各ソレノイドバルブ76〜78(以
下、SQL 1〜3とする)の0NSOFFの組み合わ
せには、第1図に示すように、2つの中間位置■■が含
まれる。
2速の状態では、SQL 1〜3の何れもがONであり
、サーボ機構35の油圧アプライ室35b(S/A)に
油圧が入ると共に油圧リリース室35c(S/R)に油
圧が入っていないので、2−4ブレーキ18が締結状態
をなしている。
中間位置■の状態では、SQL 1・2がOFFで5O
L3がON状態をなしており、この状態では、3−4ク
ラツチ24への油圧が立ち上がって3−4クラツチの締
結が開始されると共に、油圧アプライ室35bの油圧が
抜けて2−4ブレ一キ1日の解放が徐々に始まる。具体
的には、5QL2のOFFにより、2−3シフトパルプ
72が作動し、3−4クラツチライン113を経て3−
4クラツチ24に油圧が供給されて3−4クラツチの締
結が開始される。一方、SQL 1のOFFにより、1
−2シフトバルブ71が作動するので、2−4ブレーキ
18においては、油圧アプライ室35bの締結圧がライ
ン150からワンウェイオリフィス36を経て排圧され
る時に、ライン圧がスプリング36cの付勢力以下では
絞り部36bが着座したままであって、この排出する作
動油がワンウェイオリフィス36で絞られつつ排出され
るので、2−4ブレーキ18の解放動作が徐々に行われ
る。その結果、2−4ブレーキ18の解放動作が進行し
なから3−4クラツチ24の締結動作が進行するので、
空吹きが抑制される。
中間位置■の状態では、5QL1〜3の全てがOFFの
状態をなしており、この状態では、油圧リリース室35
cおよびコーストクラッチ17の油圧が立ち上がるので
、2−4ブレーキ18の解放が促進されると共に、コー
ストクラッチの締結が開始される。具体的には、5OL
3のOFFにより3−4シフトパルプ73が作動し、サ
ーボリリースライン116を経て油圧リリース室35c
に油圧が供給されることで油圧アプライ室35bの締結
圧の排圧が速まって2−4ブレーキ18の解放が促進さ
れる。また、コーストクラッチライン117を経てコー
ストクラッチ17に油圧が供給されるために、コースト
クラッチ17の締結が開始される。
3速の状態では、SQL 1がONで5QL2・3がO
FFの状態をなす。SQL lをONにしておくのは、
3→4変速のときの2−4ブレーキ18の応答性を良く
するためである。
以上の2→3変速制御を、第3図を用いてfJ&に述べ
る。スロットル弁開度が1/32(全閉に相当)よりも
大きいか否かを判断しくSl)、開度がl/32以上で
あるならば、即ちアクセルを踏み込んでいるならば、前
述の中間位置のを保持するための予め設定された経由時
間T(経由時間Tの設定については後述する)以内であ
るか否かを判定する(S2)。時間T以内であれば、前
記の中間位置■のソレノイドパターンを出力した後(S
3)、ステップ1に戻る。従って、スロットル弁開度が
1/32以上に保たれていれば、時間Tの間だけ中間位
置■のソレノイドパターンが保持されることになる。
一方、ステップlでスロットル弁開度が1/32より小
さいとき、即ちアクセルを解放しているとき、或いは、
ステップ2で時間Tが経過したと判定されたときは、ス
テップ4に移行し、前述の中間位置■を保持するための
時間として設定された0、5秒以内であるか否かを判定
する(S4)。
0.5秒以内であれば、前記の中間位置■のパターンを
出力した後(S5)、ステップ4に戻る。従って、0.
5秒間だけ中間位置■のソレノイドパターンが保持され
ることになる。ステップ4で0.5秒が経過したと判定
されたら、ステップ6に移行して、3速の状態を保持す
るためのソレノイドパターンを出力する。
前記の経由時間Tは、補正手段を兼ねる変速制御手段3
0によって設定されるが、その設定手順を第2図に基づ
いて説明する。イグニッションのONと同時にC=Oを
設定しく511)、その後ステップ12に移行する。ス
テップ12において2→3変速状態にあると判断したと
きは、Cに「1」を加算した後(313)、Cが6より
小さいか否かを判定する(S14)。Cが6に満たない
ときは、次に作動油の温度がO′Cより低いか否かを判
定しく515)、0°Cより低いと判定したときにはT
を6秒と設定しく516)、その後前述の2→3変速制
御のルーチンに移行する(S17)。一方、ステップ1
4においてCが6以上と判定された時、およびステップ
15において作動油の温度がO″CC以上定された時に
は、Tを通常の1.5秒と設定した後(S18)、前述
の2→3変速制御のルーチンに移行する(S17)。
以上の設定手法によれば、イグニッションがONされて
から2→3変速動作が5回以内で且つ作動油の温度がO
′Cより低いときにのみ経由時間Tとして6秒が設定さ
れる。即ち、経由時間Tが長く補正されることになる。
ここで、2→3変速動作の回数を5回以内とするのは、
2→3変速動作が5回を越えるようになると、油路内に
作動油が十分に充填されるため、3−4クラツチ24の
立ち上がりに応答遅れが生じないようになることを考慮
したものである。
このように、エンジン始動後の暫くの間の低油温時の状
態においては、2速で締結されている24ブレーキ18
の解放を徐々に行わせるとする経由時間Tが長く確保さ
れることになる。それゆえ、作動油の粘性低下等に起因
して3−4クラツチ24の締結が遅れても、前記2−4
ブレーキ18の完全な解放も遅れるから、双方が解放状
態になるといった事態は防止され、これにより空吹きが
防止されることになる。
なお、本実施例では2→3変速動作を例に挙げて説明し
たが、この変速動作に限定するものでないことは勿論で
ある。また、作動油の温度を検出する温度検出器33か
らの温度情報を変速制御手段30に取り込んでいるが、
これに限らず、エンジン冷却水の温度を検出してこれを
変速制御手段30に出力するようにしてもよい。さらに
、このように検出された温度の程度に応じて経由時間T
の長さを多段階に或いはリニヤで変更するようにしても
よいものである。
〔発明の効果〕
本発明に係る自動変速機の変速制御装置は、以上のよう
に、変速用クラッチおよびコーストクラッチの双方を新
たに締結して所定の変速段を形成するように構成されて
いると共に、上記の両クラッチが共に解放されている状
態の他の変速段から、前記の所定の変速段への変速動作
に際して、前記他の変速段で締結されている摩擦要素の
解放を徐々に行わせつつ所定の変速段における前記変速
用クラッチのみ締結制御する状態を所定期間経由させて
変速させる変速制御手段を備えている自動変速機の変速
制御装置において、エンジン始動後の所定期間について
前記経由期間を長く補正する補正手段を備えている構成
である。
これにより、エンジン始動後の暫くの間の低油温時など
の状態においては、他の変速段で締結されている摩擦要
素の解放を徐々に行わせるとする経由期間が長く確保さ
れることになるので、作動油の粘性低下等に起因して変
速用クラッチの締結が遅れても、前記摩擦要素の完全な
解放も遅れることになるから、双方が解放状態になると
いった事態は防止され、空吹きが確実に防止されるとい
う効果を奏する。勿論、他の変速段の摩擦要素と所定の
変速段における両クラッチが同時に締結状態をとること
に起因する変速ショックも確実に回避される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は変速段の変更に対するソレノイドパルプの0N
−OFFおよび摩擦要素等の油圧立ち上がり状況との関
係を示す説明図である。 第2図は経由時間決定のための手順を示すフローチャー
トである。 第3図は2→3変速制御を示すフローチャートである。 第4図は変速制御手段を自動変速機等と共に示す概略図
である。 第5図は自動変速機のスケルトン図である。 第6図は油圧回路図である。 Zは自動変速機、17はコーストクラッチ、1日は2−
4ブレーキ(摩擦要素)、24は3−4クラツチ(変速
用クラッチ)、30は変速制御手段(補正手段)、60
は油圧回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、変速用クラッチおよびコーストクラッチの双方を新
    たに締結して所定の変速段を形成するように構成されて
    いると共に、上記の両クラッチが共に解放されている状
    態の他の変速段から、前記の所定の変速段への変速動作
    に際して、前記他の変速段で締結されている摩擦要素の
    解放を徐々に行わせつつ所定の変速段における前記変速
    用クラッチのみ締結制御する状態を所定期間経由させて
    変速させる変速制御手段を備えている自動変速機の変速
    制御装置において、 エンジン始動後の所定期間について前記経由期間を長く
    補正する補正手段を備えていることを特徴とする自動変
    速機の変速制御装置。
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