JPH0384262A - 流体継手のスリップ制御装置 - Google Patents

流体継手のスリップ制御装置

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JPH0384262A
JPH0384262A JP22270189A JP22270189A JPH0384262A JP H0384262 A JPH0384262 A JP H0384262A JP 22270189 A JP22270189 A JP 22270189A JP 22270189 A JP22270189 A JP 22270189A JP H0384262 A JPH0384262 A JP H0384262A
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JP
Japan
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lock
slip
control
clutch
slip control
Prior art date
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Pending
Application number
JP22270189A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Nobemoto
秀寿 延本
Tamiji Sakaki
民司 坂木
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロックアツプクラッチが設けられた流体継手
において、このロックアツプクラッチのスリップ状態を
制御する流体継手のスリップ制御装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 一般に、ロックアツプクラッチが設けられたトルクコン
バータなどの流体継手においては、エンジンのトルク変
動が車輪に伝達されて車両の乗心地性が低下する低車速
時にロックアツプクラッチを解放状態とし、トルク増大
機能およびトルク変動吸収機能を有するコンバータ状態
に作動する一方、エンジンのトルク変動がそれ程問題と
ならない高車速時には、ロックアツプクラッチを締結状
態として入出力軸間を直結し、流体継手内のスリップに
よるエネルギ損失を低減して燃費性能を改善するロック
アツプ状態に作動するようにしている。
また、上記のようなロックアツプクラッチを備えた流体
継手において、低車速で低負荷状態の領域では、燃費性
能向上の点からはコンバータ状態よりロックアツプ状態
とするのが好ましいが、ロックアツプ状態とするとエン
ジンのトルク変動が車輪に直接伝達されて車体に振動が
発生することになる。
そこで、例えば、特開昭6O−2511i875号公報
に開示されているように、燃費性能のある程度の改善と
トルク変動の伝達を軽減して変速シヨ・ツクおよび車体
振動の抑制を図ることから、ロックアツプクラッチをロ
ックアツプ状態とコンバータ状態との中間的な所定のス
リップ状態に制御して、入出力間に所定の回転差を生じ
させるように制御を行うスリップ制御装置が公知である
上記スリップ制御装置における制御は、口・ツクアップ
クラッチを締結方向に作用する締結室の圧力と解除方向
に作用する解除室の圧力との差圧を調整し、該ロックア
ツプクラッチが所定のスリ・ノブ状態となるように差圧
制御するようにした機構が採用されている。そして、上
記差圧制御によってロックアツプクラッチの入力側の回
転数と出力側の回転数とが所定の回転差として、燃費性
と走行性の両立を得るようにする。
前記先行例における具体的なスリップ制御としては、ス
リップ制御領域への移行時すなわち変速時には、所定の
スリップ量(入出力回転差)を得るための初期制御量を
出力して応答性を確保し、それから徐々にロックアツプ
クラッチの締結力を増大してロックアツプ状態とするよ
うに制御し、ロックアツプ領域での変速時の変速ショッ
クを抑制するようにしている。
(発明が解決しようとする課fa) しかして、前記スリップ制御領域への移行時に、例えば
加速時のように車速か上昇してロックアツプクラッチ解
放領域から移行した際には、それまではロックアツプク
ラッチは非締結状態である程度大きなスリップ量で回転
しており、スリップ領域に移行すると燃費性を向上する
ように比較的小さな値に設定されたスリップ量に応じて
ロックアツプクラッチの締結力が高められ、車速に応じ
て出力側の回転数はそれ程度化しないのに対してエンジ
ン回転数が低下するように変化し、この加速状態でエン
ジン回転が低下するという違和感を与える問題がある。
すなわち、スリップ制御領域は、極低車速状態を除く低
中車速域の低スロツトル開度(負荷が小さく)に設定さ
れており、このスリップ制御領域ではロックアツプ振動
が問題とならない程度にロックアツプクラッチの締結力
を増大し、スリップ量を低減して燃費性の向上を得るよ
うに目標となるスリップ率が設定されているものであり
、このスリップ制御領域に対してそれまり車速の低いロ
ックアツプクラッチ解放領域から、定常走行および加速
走行で車速の上昇に伴ってスリップ制御領域に移行する
と、それまでの低速状態ではトルク増倍作用を得るよう
に比較的大きな入出力回転差で回転してるのが、スリッ
プ制御領域に移行したと共に、前記設定スリップ量に制
御されることで、車速すなわち出力回転数は路間−なの
に締結力が増大してスリップ量が小さくなった分だけエ
ンジン回転数が低下するものである。そして、定常もし
くは加速状態では上記エンジン回転数の落ち込みは、運
転者の予測に反した違和感を与えるものである。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、スリップ制御領域へ
の移行時におけるエンジン回転数の落ち込みを抑制する
ようにした流体継手のスリップ制御装置を提供すること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の流体継手のスリップ制
御装置は、第1図にその基本構成を示すように、入力要
素と出力要素の間で流体を介してトルクを伝達するコン
バータ機能を有する流体継手Aは、入力要素と出力要素
とが直結可能なロックアツプクラッチBを備えている。
このロックアツプクラッチBの締結力を締結力制御手段
Cによって制御する。この締結力制御手段Cは、運転状
態が所定のスリップ制御領域では、例えば締結方向に作
用する締結室の圧力と解除方向に作用する解除室の圧力
との差圧の調整によって該ロックアツプクラッチBを所
定のスリップ状態に制御するものである。
また、ロックアツプクラッチ解放領域からスリップ制御
領域への移行を検出する領域判定手段Eと、入力側のエ
ンジン負荷の変化率を検出する負荷変化率検出手段Fと
を設け、この領域判定手段Eと負荷変化率検出手段Fの
信号が締結力補正手段りに出力される。該締結力補正手
段りは、両信号によりロックアツプクラッチ解放領域か
らスリップ制御領域への移行時におけるエンジン負荷の
変化率が零もしくは正の状態を判定した場合には、スリ
ップ制御開始時のロックアツプクラッチの締結方向の制
御量が他の移行状態のときに比べて小さくなるように前
記締結力制御手段Aによる締結力を補正するように構成
したものである。
(作用) 上記のような流体継手のスリップ制御装置では、所定の
スリップ制御領域となると締結力制御手段によってロッ
クアツプクラッチの締結力を制御し、所定のスリップ状
態を得るものであるが、ロックアツプクラッチ解放領域
からスリップ制御領域へ移行すると共に、移行時のエン
ジン負荷が定常もしくは上昇してる場合には、締結力補
正手段によってスリップ制御開始時のロックアツプクラ
ッチの締結力が小さくなるように補正され、スリップ制
御移行時のエンジン回転数の落ち込みを抑制して、エン
ジン回転の違和感をなくして良好な加速感を確保すると
共に、その他の移行状態では燃費性を改善するようにし
ている。
(実施例) 以下、図面に沿って本発明の詳細な説明する。
第2図は流体継手のスリップ制御装置の一例を、それが
適用された車両のパワープラントと共に示す。
パワープラントは、エンジン本体10と自動変速機20
とからなり、エンジン本体10(4気筒)における各気
筒には、スロットル弁14が配設された吸気通路16か
らの吸入空気と燃料噴射弁から噴射される燃料とで形成
される混合気が供給されて圧縮燃焼され、発生トルクが
自動変速機20を含む動力伝達経路を介して車輪に伝達
される。
なお、上記エンジン本体10においては、エンジン回転
数が所定値以上でスロットル全閉の減速時には燃料供給
が停止され、この燃料カット状態からエンジン回転数が
所定値未満となると燃料供給を再開するように減速燃料
制御が行われる。
前記自動変速機20は、流体継手24(トルクコンバー
タ)と、多段歯車式の変速機構26と、それらの制御に
用いられる作動油圧を形成するための変速制御用ソレノ
イド弁1〜5、ロックアツプ制御用ソレノイド弁6およ
び調圧用ソレノイド弁7が備えられた油圧回路部30と
を有している。
流体継手24は、第3図に油圧回路部30における流体
継手24の動作制御に関与する部分を伴って示すように
、エンジン本体10における出力部10aと一体に回転
する入力軸25と出力軸3つとの間に、流体を介してト
ルク伝達を行うコンバータ部27と、直結状態もしくは
スリップ状態でトルク伝達を行うロックアツプクラッチ
21とが並設されている。コンバータ部27は、入力軸
25と一体に回転するドライブプレート32に固着され
た入力要素としてのポンプインペラー34と、出力軸3
9と一体に回転するタービンランナー36と、両者間の
ステータ35とワンウェイクラッチ38を備え、ロック
アツプクラッチ21は出力軸39にスプライン嵌合され
たトーションダンパ23および該トーションダンパ23
にコイルスプリング23aを介して連結されたクラッチ
プレート22とを備えている。
上記ロックアツプクラッチ21の配設により、クラッチ
プレート22の背面側にドライブプレート32との間に
解除室43が形成され、反対側には締結室44が形成さ
れている。解除室43には油圧回路部30から油路42
を通じて、クラッチプレート22を解放作動する油圧が
供給され、また、締結室44には油路41を通じてクラ
ッチプレート22を締結作動する油圧が供給される。そ
して、ロックアツプクラッチ21は、締結室44に油圧
が送給されてポンプインペラー34とタービンランナー
36とを直結にするロックアツプ状態と、解除室43に
油圧が送給されてポンプインペラー34とタービンラン
ナー36とを非締結とする解放状態(コンバータ状態)
とに作動され、さらに、締結室44と解除室43との両
方に油圧が送給されて差圧ΔPが所定の範囲内にある時
には、ポンプインペラー34とタービンランナー36と
の相対回転を許容するスリップ状態となり、その差圧Δ
Pが大であるほどスリップ量が低減して前記ロックアツ
プ状態に近付く。なお、締結室44は、逆止弁46が配
された油路47を通じてオイルクーラ48に接続されて
いる。
油圧回路部30における流体継手24の動作制御に関与
する部分には、ロックアツプシフト弁51、ロックアツ
プ調圧弁52、前記ロックアツプ制御用ソレノイド弁6
および調圧用ソレノイド弁7が設けられている。ロック
アツプシフト弁51は、ボートa、d、hへの油圧調整
に伴う分割された第1スプール56と第2スプール57
の作動によってポートb、c、e−gの連通開閉および
ドレンを切り換えるものである。また、ロックアツプ調
圧弁52は、ボー)i、nへの油圧調整に伴うスプール
60の作動によってポートj〜mの連通開閉およびドレ
ンを切り換えるものである。
そして、ロックアツプシフト弁51においては、ポート
aにはオイルポンプ45の油圧が一定圧形成部50で定
圧化され調圧用ソレノイド弁7によって調圧された油圧
が供給され、また、第1スプール56と第2スプール5
7との間のポートdには上記一定圧形成部50で減圧さ
れた油圧が供給され、さらにポートhにはロックアツプ
制御用ソレノイド弁6によって調圧されたオイルポンプ
45の油圧が供給され、流体継手24の油圧の供給を切
り換えてコンバータ状態とロックアツプ状態とスリップ
状態とに切換え作動する。また、ロックアツプ調圧弁5
2においては、ポートiにはスロットル開度に対応して
スロットル圧形成部61で調圧されたスロットル圧pt
が供給される一方、ポートnには一定圧形成部50で定
圧化され調圧用ソレノイド弁7によって調圧されたデユ
ーティ制御圧Pdが供給され、流体継手24の締結室4
4と解除室43との差圧ΔPの調整によるスリップ量の
制御を行うものである。
上記ロックアツプシフト弁51およびロックアツプ調圧
弁52の作動による流体継手24の状態変化についての
説明はここでは省略するが、その詳細については同一出
願人による特願昭63−278609号の明細書の記載
を参照されたい。
また、第2図に示すように、前記油圧回路部30の動作
制御を行うべく、油圧回路部30に内蔵された変速制御
用ソレノイド弁1〜5、ロックアツプ制御用ソレノイド
弁6および調圧用ソレノイド弁7に、駆動信号Ca −
Cgをそれぞれ出力するコントロールユニット100が
設けられている。
このコントロールユニット100には、スロットル弁1
4の開度Thを検出するスロットル開度センサ81から
得られる検出信号Stと、車速Vを検出する車速センサ
82から得られる検出信号SVと、シフトレバ−の操作
位置を検出するシフトポジションセンサ83から得られ
る検出信号Ssと、エンジン回転数Ne(入力回転数)
を検出するエンジン回転数センサ84から得られる検出
信号Snと、タービンランナー36のタービン回転数(
出力回転数)を検出するタービン回転数センサ85から
得られる検出信号Smと、アクセルペダルの踏込量を検
出するアクセルセンサ86から得られる検出信号Saと
、自動変速機20に供給される作動油の温度を検出する
油温センサ87から得られる検出信号Suと、ブレーキ
ペダルの踏込量を検出するブレーキセンサ88から得ら
れる検出信号sbとが供給されると共に、自動変速機2
0の制御に必要な他の検出信号Sxも供給される。
コントロールユニット100は、上記各種の検出信号に
基づいて自動変速機20における変速制御およびロック
アツプクラッチ21の動作制御を所期の特性で行うもの
である。
このコントロールユニット100による自動変速機20
の変速制御およびロックアツプクラッチ21の動作制御
を行うにあたっては、コントロールユニット100の内
蔵メモリにマツプ化されて記憶されている第4図に示す
ようなシフトパターンから、その制御領域を判定する。
このシフトパターンは、縦軸にスロットル開度Thが横
軸に車速Vがとられてあられされ、シフトアップ時の各
変速段の領域がシフトアップ変速線Ua、Ub。
Ucで示され、領域が変化したときがシフトアップ変速
時となり、一方、シフトダウン時の各変速段の領域がシ
フトダウン変速1!Dd、De、Dfで示され、領域が
変化したときがシフトダウン変速時となる。また、比較
的高車速側で低スロ・ソトル開度の領域に設定されたロ
ックアツプ作動線Lg (4速)、Li(3速)の内側
がロックアツプ状態に移行する際のロックアツプ領域で
、ロックアツプ状態からの解除がロックアツプ解除線L
h(4速)、Lj(3速)によって示され、領域変化時
がロックアツプ状態への作動および解除制御時となる。
さらに、比較的低車速側で低スロツトル開度の領域に設
定されているスリップ制御実行線Rjの内側がスリップ
制御領域で、この領域に移行した際にスリップ制御を開
始し、これより外側に設定されたスリップ制御解除線R
kの外側の領域に移行した際にスリップ制御を解除する
ように制御するものである。
ソシて、コントロールユニット100は、上記変速線U
a−Uc、Dd−Dfの判定からシフトアップ条件もし
くはシフトダウン条件が成立したことが検知される場合
には、変速機構26における変速段を切り換えるべく駆
動信号Ca−Ceを選択的に送出し、変速制御を行う。
また、ロックアツプ作動条件および後述のスリップ制御
条件がいずれも成立していない場合には、ロックアツプ
制御用ソレノイド弁6および調圧用ソレノイド弁7への
駆動信号Cf、Cgの供給を停止する。それにより、両
ソレノイド弁6.7が閉状態とされ、ロックアツプシフ
ト弁51およびロックアツプ調圧弁52は第3図の実線
の位置となり、レギュレータ弁49により調圧された油
圧がそのまま解除室43に供給されると共に、締結室4
4の油圧がオイルクーラ48に排出され、ロックアツプ
クラッチ21は解放状態となってコンバータ部27によ
るトルク伝達とされる。
さらに、ロックアツプ作動条件が成立すると、駆動信号
Cfがロックアツプ制御用ソレノイド弁6に供給されて
開状態とされ、調圧用ソレノイド弁7は駆動信号Cgの
停止により閉状態とされる。
それにより、ロックアツプシフト弁51が鎖線の位置、
ロックアツプ調圧弁52が実線の位置となり、レギュレ
ータ弁49により調圧された油圧が締結室44に供給さ
れる一方、解除室43の油圧がオイルパンに排出され、
ロックアツプクラッチ21は締結状態となって入出力が
直結したロックアツプ状態とされる。
一方、スロットル開度Thおよび車速Vがスリップ制御
領域となって定常スリップ制御条件が成立した場合、シ
フトアップ条件となって変速スリップ制御条件が成立し
た場合、および、スロットル開度が全開でエンジン回転
数が所定値以上の減速時で減速スリップ制御条件が成立
した場合には、駆動信号Cfがロックアツプ制御用ソレ
ノイド弁6に供給されて開状態とされ、調圧用ソレノイ
ド弁7には20%以上のデユーティ値dを有する駆動信
号Cgの供給により所定開度に作動される。
それにより、ロックアツプシフト弁51では第1スプー
ル56が実線の位置、第2スプール57が鎖線の位置と
なり、ロックアツプ調圧弁52はボートiのスロットル
圧ptとボートnのデユーティ制御圧Pd(デユーティ
値が大なる程低い値)との差圧に応じた距離だけ実線の
位置から鎖線方向に移動し、レギュレータ弁4つにより
調圧された油圧が締結室44に供給されると共に、解除
室43にはデユーティ値に応じて減圧された油圧が供給
され、ロックアツプクラッチ21は締結室44の油圧か
ら解除室43の油圧を減じた差圧ΔPに応じたスリップ
量ΔN(入出力回転差)を入力軸25と出力軸39との
間に生じさせるスリップ状態となる。
この場合、上記差圧ΔPは、前記スロットル圧ptとデ
ユーティ制御圧Pdとスプリング62の付勢力Faとか
ら、cl、czを定数とすると、ΔP=Cs  (Pt
−Pd) 十Fa/C2であられされ、差圧ΔPはスロ
ットル圧ptとデユーティ制御圧Pdとにより規定され
る。そして、スロットル圧ptは、スロットル開度Th
に対して、例えば第5図に示される特性を有するように
形成され、また、デユーティ制御圧Pdは、駆動信号C
gのデユーティ値dに対して、例えば第6図に示される
特性を有するように形成される。その結果、上記差圧Δ
Pは、20%、50%、80%のデユーティ値dをパラ
メータとしてあられされた第7図に示すように、スロッ
トル開度Thおよびデユーティ値dが大きくなるほど大
きな値となる。
また、上記ロックアツプクラッチ21による締結状態で
の入力軸25から出力軸39に伝達し得る最大トルクと
しての伝達可能トルクTsは、クラッチプレート22の
摩擦係数μと有効半径rと係合面積Aに対し、 Ts=ΔP11μ・「・A であられすことができ、差圧ΔPが大きくなるほど大き
な値となる。そして、流体継手24の入力トルクTiは
、入力軸25に伝達されるエンジンの発生トルクTeに
等しく、伝達可能トルクTsより大きい場合には、前記
入出力回転差ΔNが生じることになる。上記人力トルク
Tiと入出力回転差ΔNとの関係は、作動油の温度が例
えば90℃で、1〜4 kg/ cab”に設定された
差圧ΔPをパラメータとして、第8図のような特性とな
る。
上記のようなことから、流体継手24におけるロックア
ツプクラッチ21についてのスリップ制御が行われるに
あたっては、先ず、変速スリップ制御条件が成立してい
ないもとて定常スリップ制御条件が成立したことが検知
される場合には、エンジン発生トルクTeの値がスロッ
トル開度Thとエンジン回転数Neとに基づいて検出さ
れる。
なお、エンジン発生トルクTeの値は、予めスロットル
開度Thおよびエンジン回転数Neに応じて設定された
マツプから求められ、例えば、第9図に示すように、横
軸にエンジン回転数Neがとられ、スロットル開度Th
(1/8〜618)をパラメータとしてそれぞれ曲線a
1〜a6で示される。
このようにして検出されたエンジン発生トルクTeの値
に油温補正を行って伝達トルクTrを求めるもので、補
正係数には作動油の温度が90℃で1.90℃より高い
ほど1より大きな値に、90℃より低いほど1より小さ
な値に設定され、この補正係数Kをエンジン発生トルク
Teに掛けて伝達トルクTrを求める。
そして、上記伝達トルクTrの値に対応して、所定のス
リップ量ΔN(入出力回転差)を生じさせるように差圧
ΔPの値が設定される。上記スリップ量ΔNは、流体継
手24における入力軸25と出力軸39との間に、エネ
ルギ損失の低減とエンジンが発生するトルク変動の吸収
とが共に図られることになる所定の回転数差ΔN1例え
ば80〜15Or pmに設定される。
また、前記差圧ΔPの値は、第8図の入力トルクTiと
スリップ量ΔNと差圧ΔPとの関係が書き込まれたマツ
プから読み出されて設定される。
上記差圧ΔPを生じさせる駆動信号Cgのデユーティd
の値は、第7図のような差圧ΔPとデユーティdとの関
係が書き込まれたマツプから読み出されて、それが初期
値yaとして設定される。そして、コントロールユニッ
ト100は、初期値yaとされたデユーティdを有する
駆動信号Cgを形成してそれを調圧用ソレノイド弁7に
供給し、定常スリップ制御を開始する。
その際、第4図のシフトパターンにおける前記スリップ
制御領域に対し、ロックアツプクラッチ解放領域(コン
バータ領域)から車速の上昇等によってこのスリップ制
御領域に移行した場合には、エンジンの負荷変化を例え
ばスロットル開度変化率dTh/d tが零か正かによ
って判定し、負荷が定常もしくは増加状態にあるときに
は、前記デユーティdの初期値yaが、スロットル開度
Thに対応した補正係数CF! (CFl≦1.0)と
、負荷変化率dTh/d tに対応した補正係数CF2
 (CF2≦1.0)を乗じることによって補正される
上記スロットル開度Thによる補正係数CF。
は、第10図に示されるように、スリップ領域内のスロ
ットル開度Th(0/8〜278程度)に対し、078
近傍の微小開度のときはエンジントルク変動が大きいた
め、これを吸収することからデユーティdの値yaが小
さく(締結力が弱く)なるように小さな値に、解放領域
に近づくスロットル開度Thの大きな278近傍領域で
は、加速要求が増大することから徐々に小さな値に設定
されている。
なお、スロットル開度Thが078近傍の微小開度での
特性は、エンジン性能によって破線で示されるように変
更してもよい。
また、スロットル開度変化率dTh/d tに対する補
正係数CF2は、第11図に示されるように、変化率d
Th/d tが大きいほど小さな値となって締結力を弱
めてスリップ量を増大し、加速要求の増加に対応してロ
ックアツプクラッチ解放領域(コンバータ領域)に近づ
けるように設定されている。
このようにして、定常スリップ制御が開始された後は、
検出信号Snがあられすエンジン回転数の値から検出信
号Stがあられすタービン回転数の値を減じて得られる
実スリップ量と前記目標スリップ量ΔNとの偏差ΔNn
の値を零に近づけるべく、デユーティdの値を変化させ
て新たなデユーティdを設定し、新たに設定されたデユ
ーティdを有する駆動パルス信号Cgを形成してそれを
調圧用ソレノイド弁7に供給することにより、目標スリ
ップ量ΔNに収束するようにフィードバック制御を行う
。このフィードバック制御時におい・て設定されるデユ
ーティdの値yn(nは正整数)は、ロックアツプクラ
ッチ21を介してタービンランナー36に伝達されるト
ルクが急激に変化しないようにすべく、検出信号Snお
よびStがあられすエンジン回転数の値とタービン回転
数の値とに基づいてそのとき既に設定されているデユー
ティdの値y、−1を用いて、 y Hm y 、 −、+ΔX により算出される。上式におけるΔXは、第12図に示
される如く、 Z−AXΔNn+BXΔN、−1 により算出される修正演算値2が大なる値をとるに従っ
て段階的に大なる値をとるように設定される。ただし、
上式においてΔNnはそのときのスリップ量偏差の値、
ΔN、−1は前回の偏差の値、AおよびBは定数である
このように、定常スリップ制御が開始される時点におい
ては、流体継手24の入力トルクTiに応じて、ポンプ
インペラー34とタービンランナー36とに目標スリッ
プ量ΔNが生じる差圧ΔPの値が設定され、その後は、
ポンプインペラー34とタービンランナー36との回転
数差による実スリップ量との偏差ΔNnに基づいて差圧
ΔPがフィードバック制御され、応答遅れ時間が短縮さ
れ、それにより、車両における燃費の向上を図ることが
できるとともに、車体振動を抑制する定常スリップ制御
を迅速に、かつ、効果的に行うことができる。また、ロ
ックアツプクラッチ解放領域からの車速上昇によりスリ
ップ制御を開始すると共に、そのときのスロットル開度
変化率が0以上の場合には、初期デユーティ値をスロッ
トル開度およびスロットル開度変化率に応じた加速要求
に対応して小さくして締結力を弱めることによって、移
行時の締結力の急増に伴うエンジン回転数の低下を抑制
してから、フィードバック制御によって徐々に締結力を
増大するように制御してエンジン回転数の落込みによる
違和感を解消するものである。
また、コントロールユニット100は、変速スリップ制
御条件が成立したことが検知されたとき、その直前にお
いてロックアツプクラッチ21がスリップ係合状態にお
かれていた場合には、駆動信号Cgのデユーティdの値
をそのとき既に設定されている値y、−3に設定して、
設定されたデユーティdを有する駆動信号Cgを調圧用
ソレノイド弁7に供給する変速スリップ制御を行う。一
方、変速スリップ制御条件が成立したことが検知された
とき、その直前においてロックアツプクラッチ21がス
リップ係合状態におかれていない場合、すなわち口)ク
アップクラッチ21が締結状態もしくは解放状態にされ
ていた場合には、定常スリップ制御条件が成立したとき
と同様にして、流体継手24の人力トルクTtに基づい
て、ポンプインペラー34とタービンライナー36との
間に目標スリップ量ΔNを生じさせる差圧ΔPを設定し
、その差圧ΔPが得られるデユーティdを設定して、設
定されたデユーティdを有する駆動信号Cgを調圧用ソ
レノイド弁7に供給する変速スリップ制御を、変速動作
が完了するまで行う。なお、変速動作の完了時点は、例
えば、検出信号Stがあられすタービン回転数の値が、
エンジン回転数と変速後にとられるべき変速段における
変速比とに基づいて算出される変速完了時点におけるタ
ービン回転数の子DI値に一致する時点とされる。
このように、変速スリップ制御時においては、差圧ΔP
が変速スリップ制御開始時点における流体継手24の入
力トルクTiに応じて設定されるので、ポンプインペラ
ー34とタービンランナー36との間に、エンジンの運
転状態に適合したものとされ、しかも、エンジンが発生
するトルク変動の吸収が図られるものとされたスリップ
量ΔNを迅速に生じさせることができる。それにより、
車速に大なる変速ショックが生じることを抑制すること
ができる。
なお、コントロールユニット100は、シフトダウン条
件が成立したことが検知された場合には、エンジンが減
速状態にあるときを除き、ロックアツプ制御用ソレノイ
ド弁6および調圧用ソレノイド弁7への駆動信号Cfお
よびCgの供給を停止する。それにより、ロックアツプ
クラッチ21は解放状態にされる。
さらに、コントロールユニット100は、ロックアツプ
作動条件が成立していないもとて減速スリップ制御条件
が成立したことが検知された場合には、エンジンが車輪
からトルクが伝達される状態にあるので、予め実験等に
より求められて、内蔵メモリにエンジン回転数に応じて
記憶された、車輪からエンジンに伝達されるトルク(以
下−1抵抗トルクという)Te’のうちの、そのときの
エンジン回転数に対応するものを読み出す。なお、抵抗
トルクTe’ は、例えば、エンジン回転数の二乗に比
例して増加する特性を有するものとされる。読み出され
た抵抗トルクTe’の値に補正係数Kを乗じることによ
り伝達トルクTr’の値を算出し、その算出された伝達
トルクTr’ に基づいて、ポンプインペラー34とタ
ービンランナー36との間に、車体振動が抑制され、か
つ、エンジンブレーキの効き具合が増大されることにな
る予め定められた所定のスリップ量ΔNを生じさせる差
圧ΔPを求め、その差圧ΔPが得られるデユーティdを
設定して、設定されたデユーティdを有する駆動信号C
gを調圧用ソレノイド弁7に供給し、その後は、定常ス
リップ制御時と同様に、検出信号Snがあられすエンジ
ンの回転数の値から検出信号Stがあられすタービン回
転数の値を減じて得られる実スリップ量と目標スリップ
量ΔNとの偏差ΔNnの値を零に近づけるべく、デユー
ティdの値を変化させて新たなデユーティdを設定し、
新たに設定されたデユーティdを有する駆動信号Cgを
形成してそれを調圧用ソレノイド弁7に供給することに
より、目標スリップ量ΔNに収束するようにフィードバ
ック制御を行う。
また、コントロールユニット100は、減速スリップ制
御条件が成立しているもとでシフトアップ条件が成立し
たことが検知された場合には、変速スリップ制御を行い
、また、3速から2速への、および、2速から1速への
シフトダウン条件が成立したことが検知された場合には
、ロックアツプ制御用ソレノイド弁6および調圧用ソレ
ノイド弁7への駆動信号CfおよびCgの供給を停止す
る。
それにより、ロックアツプクラッチ21が解放状態にお
かれる。
さらに、コントロールユニット100は、減速スリップ
制御条件が成立しているもとで、ブレーキペダルが踏み
込まれていることが検知されるときには、第4図に示さ
れるシフトパターンにおける4速から3速へのシフトダ
ウン条件を規定する変速線Dfのスロットル弁14の開
度Thが零のときにおける車速Vの値を高車速側に移行
させて、4−3シフトダウン条件を変更し、この条件で
4速から3速へのシフトダウン条件が成立したことが検
知された場合には、変速スリップ制御を行う。
それにより、ロックアツプクラッチ21が一定のスリッ
プ係合状態におかれる。なお、このように3速から2速
への、および、2速から1速へのシフトダウン条件が成
立した場合と、4速から3速へのシフトダウン条件が成
立した場合とで、ロックアツプクラッチ21の動作状態
が異なるように制御が行われるのは、減速スリップ制御
条件が成立しているもとで、3速から2速への、および
、2速から1速へのシフトダウン動作が行われるときは
、車速が極めて低い値をとるものとされているので、エ
ンジン回転数の値が燃料復帰が行われる値より低下した
ものとなり、エンジンが燃料カットが行われない状態に
あるのに対して、4速から3速へのシフトダウン動作が
行われるときには、エンジン回転数の値が燃料復帰が行
われるときの値より大なるものとなり、エンジンが燃料
カットが行われる状態にあるからである。
このように、減速スリップ制御時においては、差圧ΔP
がエンジンの運転状態および車両の走行状態に応じて設
定されるので、ポンプインペラー34とタービンランナ
ー36との間に、エンジンの運転状態に適合した回転数
差ΔNを迅速に生じさせることができる。それにより、
流体継手24におけるトルク変動の吸収が効果的に図ら
れて車体振動を抑制することができるとともに、エンジ
ンブレーキの効き具合を向上させることができる。
さらに、減速スリップ制御条件が成立し、かつ、ブレー
キペダルが踏み込まれていることが検知されたもとでは
、4−3シフトダウン条件が変更されることにより、変
速機構26が3速におかれる期間が長くなるので、エン
ジン回転数の低下が抑制されて減速燃料カットが行われ
る期間が長くなり、しかも、4−3シフトダウン条件が
変更されたもとで、4速から3速へのシフトダウン条件
が成立した場合には、変速スリップ制御が行われてロッ
クアツプクラッチ21がスリップ係合状態にされること
により、ロックアツプクラッチ21が解放状態にされて
いる場合に比してエンジンブレーキの効き具合が増大す
るとともに、エンジン回転数の低下が抑制されるので、
減速燃料カットが行われる期間が長くなり、その結果、
燃費の向上を図ることもできる。
一方、減速スリップ制御条件が成立していないもとで、
4速から3速へのシフトダウン条件が成立した場合には
、ロックアツプクラッチ21が解放状態におかれること
になり、ロックアツプクラッチ21がスリップ係合状態
におかれている場合に比してエンジン回転数が迅速に上
昇することになって、車両の加速性の向上が図られるこ
とになる。
上記のような制御を行うコントロールユニット100は
、マイクロコンピュータが用いられて構成されるが、該
マイクロコンピュータが実行するロックアツプクラッチ
21についての動作制御を行うに際してのプログラムの
一例を、第13図〜第16図のフローチャートを参照し
て説明する。
第13図のフローチャートで示されるメインプログラム
においては、スタート後、プロセス101において各種
検出信号を取り込み、デイシジョン103において、定
常スリップ制御条件が成立したか否かを判断し、定常ス
リップ制御条件が成立したと判断された場合には、デイ
シジョン104に進み、変速機構26における変速動作
が行われているか否かを判断する。そして、デイシジョ
ン104において、変速動作が行われていないと判断さ
れた場合には、デイシジョン105において、ロックア
ツプ作動条件が成立したか否かを判断し、ロックアツプ
作動条件が成立していないと判断された場合には、プロ
セス106において、後述の第14図に示す定常スリッ
プ制御用プログラムを実行して元に戻る。。
また、デイシジョン104において、変速動作が行われ
ていると判断された場合には、デイシジョン107にお
いて、変動動作がシフトアップ動作であるか否かを判断
し、シフトアップ動作であると判断された場合には、プ
ロセス109において、後述の第15図に示す変速スリ
ップ制御用プログラムを実行して元に戻る。
一方、デイシジョン103において、定常スリップ制御
条件が成立していないと判断された場合には、デイシジ
ョン110において、減速スリップ制御条件が成立した
か否かを判断し、減速スリップ制御条件が成立していな
いと判断された場合には、デイシジョン112に進み、
変速動作が行われているか否かを判断し、変速動作が行
われていないと判断された場合には、続くデイシジョン
113において、ロックアツプ作動条件が成立したか否
かを判断する。そして、デイシジョン113において、
ロックアツプ作動条件が成立していないと判断された場
合には、プロセス115において、ロックアツプ制御用
ソレノイド弁6への駆動信号Cfの供給を停止してプロ
セス116に進み、調圧用ソレノイド弁7への駆動信号
Cgの供給を停止して元に戻る。
一方、デイシジョン113において、ロックアツプ作動
条件が成立していると判断された場合には、プロセス1
17において、ロックアツプ制御用ソレノイド弁6に駆
動信号Cfを供給し、続くプロセス118において、調
圧用ソレノイド弁7への駆動信号Cgの供給を停止して
元に戻る。また、デイシジョン105において、ロック
アツプ作動条件が成立していると判断された場合には、
プロセス117および118を上述と同様に実行して元
に戻る。さらに、デイシジョン112において変速動作
が行われていると判断された場合には、デイシジョン1
07に進み、変速動作がシフトアップ動作であると判断
された場合には、上述と同様にプロセス109を実行し
て元に戻り、また、デイシジョン107において、変速
動作がシフトアップ動作でないと判断された場合には、
プロセス115およびプロセス1】6を上述と同様に順
次実行して元に戻る。
さらに、デイシジョン110において、減速スリップ制
御条件が成立したと判断された場合には、デイシジョン
120において、ブレーキペダルが踏み込まれているか
否かを判断し、ブレーキペダルが踏み込まれていると判
断された場合には、プロセス121において、第4図に
示されるシフトパターンにおける変速線Dfのスロット
ル弁14の開度Thが零のときにおける車速Vの値を高
車速側に移行させて4−3シフトダウン条件の変更を行
い、続くデイシジョン122において、変速動作が行わ
れているか否かを判断する。そして、デイシジョン12
2において、変速動作が行われていないと判断された場
合には、プロセス124において、後述の第16図に示
す減速スリップ制御用プログラムを実行して元に戻る。
また、デイシジョン122において変速動作が行われて
いると判断された場合には、デイシジョン123におい
て変速動作が4−3シフトダウン動作であるか否かを判
断し、4−3シフトダウン動作であると判断された場合
には、プロセス109を実行して元に戻る。また、デイ
シジョン123において、変速動作が4−3シフトダウ
ン動作でないと判断された場合には、デイシジョン10
7に進み、デイシジョン107以降の各ステップを上述
と同様に順次実行して元に戻る。一方、デイシジョン1
20において、ブレーキペダルが踏み込まれていないと
判断された場合には、プロセス121を経由することな
くデイシジョン122に進み、デイシジョン122以降
の各ステップを上述と同様に順次実行して元に戻る。
第14図に示される定常スリップ制御用プログラムにお
いては、スタート後、デイシジョン125において、定
常スリップ制御開始時点か否かを判断し、定常スリップ
制御開始時点であると判断された場合には、プロセス1
26において、エンジンの発生トルクTeを、検出信号
Stがあられすスロットル弁14の開度Thと検出信号
Snがあられすエンジン回転数Neとを、第9図で示さ
れるマツプに照合して対応するエンジンの発生トルクT
eを読み出して設定し、続くプロセス127において、
検出信号Suがあられす作動油の温度に基づいて補正係
数Kを設定し、プロセス128において伝達トルクTr
を、式:Tr−TexKにより設定してデイシジョン1
29に進む。
プロセス129においては、伝達トルクTrに基づいて
所定の目標スリップ量ΔNが得られる差圧ΔPを設定し
てプロセス130に進み、プロセス130において、差
圧ΔPを生じさせるデューティdの初期値yaを求め値
ynに設定し、デイシジョン131に進む。
デイシジョン131においては、前回コンバータ領域す
なわちロックアツプクラッチ解放領域か否かを判断する
ものであり、前回コンバータ領域であったと判断された
場合には、デイシジョン132でスロットル開度変化率
dTh/dtが0以上か否かを判断する。デイシジョン
132でスロットル開度変化率dTh/dtが零もしく
は正であると判断されると、プロセス133で補正係数
Cfl、Cf2をそれぞれ第10図および第11図の特
性に基づいて、スロットル開度Thおよびスロットル開
度変化率dTh/dtに応じて求め、プロセス134に
おいて、この補正係数Cfl。
Cf2を使用してデユーティdの初期値yaを小さくす
る補正を行ってデユーティの値ynを設定し、プロセス
135に進む。また、゛デイシジョン131で前回コン
バータ領域でないと判断されたとき、およびデシジョン
132でスロットル開度変化率dTh/dtが0以上で
ないと判断されたときには、デユーティ補正は行わずに
そのままプロセス135に進む。
プロセス135においては、デユーティdを値ynに設
定し、プロセス136において、ロックアツプ制御用ソ
レノイド弁6に駆動信号Cfを供給し、続<プロセス1
37において、プロセス135で設定されたデユーティ
dを有する駆動信号cgを形成してそれを調圧用ソレノ
イド弁7に供給してこのプログラムを終了する。
一方、デイシジョン125において、定常スリップ制御
開始時点ではないと判断された場合には、プロセス13
8に進み、そのときのエンジン回転数からタービン回転
数を減じた実スリップ量を求め、目標スリップ量ΔNと
の偏差ΔNnを算出し、プロセス139において、式:
 Z−AXΔNn+B×ΔNfi−、により修正演算値
2を算出し、プロセス140において、修正演算値Zに
応じた加算値ΔXを設定し、続くプロセス141におい
てデユーティdの値ynを、式: yQ m V ll
−1+ΔXにより求め、プロセス135〜137を上述
と同様に順次実行してこのプログラムを終了する。
第15図に示される変速スリップ制御用プログラムにお
いては、スタート後、デイシジョン142において、変
速制御開始時点か否かを判断し、変速制御開始nr1点
であると判断された場合には、デイシジョン143にお
いて、ロックアツプクラッチ21がスリップ係合状態で
あるか否かを判断し、スリップ係合状態であると判断さ
れた場合には、プロセス144に進み、プロセス144
において、デユーティdを先回設定された値Va−tに
設定し、プロセス145において、ロックアツプ制御用
ソレノイド弁6に駆動信号Cfを供給してプロセス14
6に進む。プロセス146においては、プロセス144
で設定されたデユーティdを有する駆動信号Cgを形威
し、それを調圧用ソレノイド弁7に供給してこのプログ
ラムを終了する。
また、デイシジョン142において、変速制御開始時点
でないと判断された場合には、プロセス145および1
46を実行してこのプログラムを終了する。
一方、デイシジョン143において、ロックアツプクラ
ッチ21がスリップ係合状態でないと判断された場合に
は、プロセス147〜150を、第14図に示されるプ
ログラムのプロセス126〜129の場合と同様に実行
して、プロセス151に進む。プロセス151において
は、差圧ΔPを生じさせる値ynを求め、プロセス15
2においてデユーティdを値ynに設定し、プロセス1
53において、ロックアツプ制御用ソレノイド弁6に駆
動信号C【を供給して、続くプロセス154において、
プロセス152で設定されたデユーティdを有する駆動
信号Cgを調圧用ソレノイド弁7に供給してこのプログ
ラムを終了する。なお、上記変速スリップ制御用プログ
ラムにおいて、差圧ΔPの値は、第14図で示される定
常スリップ制御用プログラムの場合と同様にして求めら
れる力(、定常スリップ制御用プログラムにおいて求め
られる差圧ΔPの値より小なるものとされる。
第16図のフローチャートで示される減速スリップ制御
用プログラムにおいては、スタート後、デイシジョン1
5つにおいて、減速スリップ$制御開始時点か否かを判
断し、減速スリップ制御開始時点であると判断された場
合には、プロセス160において抵抗トルクTe’を設
定し、プロセス161において補正係数Kを設定して、
続くプロセス162において、伝達トルクTr’を抵抗
トルクTe’ に補正係数Kを乗じることにより設定す
る。続くプロセス163においては、伝達トルクTr’
 に応じた差圧ΔPを設定し、プロセス164において
差圧ΔPを生じさせる値ynを設定し、プロセス165
においてデユーティdを値ynに設定し、プロセス16
6において、駆動信号Cfをロックアツプ制御用ソレノ
イド弁6に供給してプロセス167に進む。プロセス1
67においては、プロセス165で設定されたデユーテ
ィdを有する駆動信号Cgを調圧用ソレノイド弁7に供
給してこのプログラムを終了する。また、デイシジョン
15つにおいて、減速スリップ制御開始時点でないと判
断された場合には、プロセス168〜171を、第14
図に示された定常スリップ制御におけるプロセス138
〜141の場合と同様に実行してプロセス165に進み
、プロセス165〜167を上述と同様に順次実行して
このプログラムを終了する。
(発明の効果) 上記のような本発明によれば、流体継手のロックアツプ
クラッチの締結力を制御してスリップ制御を行うについ
て、ロックアツプクラッチ解放領域からスリップ制御領
域に移行したときにエンジン負荷変化率が零または正の
場合には、ロックアツプクラッチの締結力を小さくする
ように補正する締結力補正手段を設けたことにより、車
速の上昇による定常もしくは加速に伴うスリップ制御移
行時に締結力の急増に伴うエンジン回転数の落込みを抑
制して違和感を解消すると共に、良好な走行性能を得る
ことができる一方、その他の移行時には締結力の上昇に
より燃費性能を確保して良好なスリップ制御を得ること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を明示するための機能ブロック図
、 第2図は一実施例における流体継手のスリップ制御装置
を車両のパワープラントと共に示す概略構成図、 第3図は第2図に示される例の主要部を示す概略構成図
、 第4図〜第12図はスリップ制御における各種制御特性
を示す特性図、 第13図〜第16図はコントロールユニットの処理を説
明するためのフローチャート図である。 A、24・・・・・・流体継手、B、21・・・・・・
ロックアツプクラッチ、C・・・・・・締結力制御手段
、D・・・・・・締結力補正手段、E・・・・・・領域
判定手段、F・・・・・・負荷変化率検出手段、6・・
・・・・ロックアツプ制御用ソレノイド弁、7・・・・
・・調圧用ソレノイド弁、10・・・・・・エンジン本
体、14・・・・・・スロットル弁、20・・・・・・
自動変速機、30・・・・・・油圧回路部、34・・・
・・・ポンプインペラー、36・・・・・・タービンラ
ンナー、43・・・・・・解除室、44・・・・・・締
結室、51・・・・・・ロックアツプシフト弁、52・
・・・・・ロックアツプ調圧弁、81・・・・・・スロ
ットル開度センサ、 82・・・・・・車速センサ、 100・・・・・・コントロールユニット。 第 1 図 第 図 第 8 図 第 図 第15 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロックアップクラッチの締結力が制御可能で、運
    転状態が所定のスリップ制御領域では該ロックアップク
    ラッチを所定のスリップ状態に制御するスリップ制御を
    行う締結力制御手段を備えた流体継手のスリップ制御装
    置において、ロックアップクラッチ解放領域からスリッ
    プ制御領域への移行を検出する領域判定手段と、入力側
    のエンジン負荷の変化率を検出する負荷変化率検出手段
    と、上記領域判定手段と負荷変化率検出手段の信号を受
    け、ロックアップクラッチ解放領域からスリップ制御領
    域への移行時におけるエンジン負荷の変化率が零もしく
    は正のときには、スリップ制御開始時のロックアップク
    ラッチの締結方向の制御量を他の移行状態のときに比べ
    て小さくする信号を締結力制御手段に出力する締結力補
    正手段を備えたことを特徴とする流体継手のスリップ制
    御装置。
JP22270189A 1989-08-29 1989-08-29 流体継手のスリップ制御装置 Pending JPH0384262A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5653661A (en) * 1995-03-01 1997-08-05 Nippondenso Co., Ltd. Lock-up clutch slip control for an automatic transmission

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5653661A (en) * 1995-03-01 1997-08-05 Nippondenso Co., Ltd. Lock-up clutch slip control for an automatic transmission

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