JPH0384451A - 渦流探傷方法 - Google Patents
渦流探傷方法Info
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- JPH0384451A JPH0384451A JP22133689A JP22133689A JPH0384451A JP H0384451 A JPH0384451 A JP H0384451A JP 22133689 A JP22133689 A JP 22133689A JP 22133689 A JP22133689 A JP 22133689A JP H0384451 A JPH0384451 A JP H0384451A
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、棒鋼や鋼管等の試験材を非破壊検査する際に
好適な、渦流探傷方法に関する。
好適な、渦流探傷方法に関する。
棒鋼や鋼管等の試験材を、渦流探傷方法を採用して非破
壊検査する場合がある。この渦流探傷方法においては、
試験コイルを用いて電磁誘導により試験材に渦流を発生
させ、傷のある部分でその渦流が変化することを検出し
て探傷する。 試験材が鋼等の強磁性体の場合には、試験材の磁気的特
性の不均一や、その磁気的特性の不均一により、透磁率
が一定とならないことが原因して雑音が発生する場合が
ある。 このような雑音は、探傷信号の信号/雑音(S/N)を
低下させ、検出感度、精度を低下させてしまうため、何
らかの対策が必要である。 そこで、この雑音を防止する対策として、従来、磁気飽
和装置が用いられている。この磁気飽和装置は、例えば
第8図に示すように、円環状の直流磁気飽和コイル10
を有しており、探傷する際には、まず、試験材、例えば
パイプ材12がそのコイル10中央部を貫通するように
、且つ、当該パイプ材12の両端方向に隔離し°て設け
る0次いで、この磁気飽和コイル10に直流励磁電流を
通電してパイプ材12を直流磁化させる。この場合、電
流の向きと磁束の向きは例えば第8図中に示す関係にな
る。 今、磁気飽和コイル10による磁化を強くすれば、磁気
的性質の差異によらずにパイプ材12の全ての部分を磁
気飽和状態として、どの部分においても透磁率を−様な
値μ0にすることができる。 即ち、直流磁化する前の試験材においては、例えば第9
図(A)に示すように、微小な磁区の磁極の向きが揃っ
ておらず、全体として互いに打消し合う状態となってい
るが、直流磁気飽和により、第9図(B)に示すように
ほとんどの微小磁区の磁極が長手方向に向くようになる
。これにより、透磁率は−様な値μGとなるように見え
る。 このように、磁気飽和した状態で、第8図のように、2
つの試験コイル(検出コイルとも称する)14に交流信
号を入力して発振させ、2つの試験コイル14に出力差
があるときに欠陥があると判定する。
壊検査する場合がある。この渦流探傷方法においては、
試験コイルを用いて電磁誘導により試験材に渦流を発生
させ、傷のある部分でその渦流が変化することを検出し
て探傷する。 試験材が鋼等の強磁性体の場合には、試験材の磁気的特
性の不均一や、その磁気的特性の不均一により、透磁率
が一定とならないことが原因して雑音が発生する場合が
ある。 このような雑音は、探傷信号の信号/雑音(S/N)を
低下させ、検出感度、精度を低下させてしまうため、何
らかの対策が必要である。 そこで、この雑音を防止する対策として、従来、磁気飽
和装置が用いられている。この磁気飽和装置は、例えば
第8図に示すように、円環状の直流磁気飽和コイル10
を有しており、探傷する際には、まず、試験材、例えば
パイプ材12がそのコイル10中央部を貫通するように
、且つ、当該パイプ材12の両端方向に隔離し°て設け
る0次いで、この磁気飽和コイル10に直流励磁電流を
通電してパイプ材12を直流磁化させる。この場合、電
流の向きと磁束の向きは例えば第8図中に示す関係にな
る。 今、磁気飽和コイル10による磁化を強くすれば、磁気
的性質の差異によらずにパイプ材12の全ての部分を磁
気飽和状態として、どの部分においても透磁率を−様な
値μ0にすることができる。 即ち、直流磁化する前の試験材においては、例えば第9
図(A)に示すように、微小な磁区の磁極の向きが揃っ
ておらず、全体として互いに打消し合う状態となってい
るが、直流磁気飽和により、第9図(B)に示すように
ほとんどの微小磁区の磁極が長手方向に向くようになる
。これにより、透磁率は−様な値μGとなるように見え
る。 このように、磁気飽和した状態で、第8図のように、2
つの試験コイル(検出コイルとも称する)14に交流信
号を入力して発振させ、2つの試験コイル14に出力差
があるときに欠陥があると判定する。
【発明が達成しようとする課111
しかしながら、前記のように磁気飽和装置を用いて渦流
探傷を行う際に、直流励磁電流を増加させた場合、その
雑音は低下するが、例えば第10図の渦流探傷による記
録計の指示のように、雑音の低下と共に傷信号の低下も
生じ、第11図のようにS/Nが低下してしまうため検
出能力が低下するという問題点が生じる。なお、前記記
録計では、例えば直径114.lu、厚さ2111の鋼
管に人工傷として直径211の穴を深さ50%まで開け
たものを探傷した結果を記録しである。 本発明は、前記従来の問題点を解消すべくなされたもの
で、雑音の減少及びS/Nの向上を合わせて図り、欠陥
検出能力を向上させ得る渦流探傷方法を提供することを
課題とする。 【課題を達成するための手段】 本発明は、試験材をその^平方向に直交する方向に交流
磁化すると共に、その磁気力を徐々に弱めて、前記試験
材の前記直交する方向への磁気力を弱める工程と、前記
磁気力が弱められた試験材を、その長手方向に直流磁化
して磁気飽和させて、渦流探傷する工程とを含むことに
より、前記課題を達成したものである。 又、本発明において、試験材の交流磁化を、試験材をそ
の長手方向に直交する方向から挾むように交流磁化コイ
ル付鉄心を対向させて設け、当該コイルに交流電流を通
電することにより行うことができる。 又、本発明において、試験材の交流磁化を、試験材の長
手方向端部に電極を設けて、当該電極間に交流電圧を印
加して試験材に通電することにより行うことができる。 更に又、本発明において、中空の試験材の交流磁化を、
当該試験材の中空孔中に導体棒を貫通させ、当該導体棒
に交流電流を通電することにより行うことができる。
探傷を行う際に、直流励磁電流を増加させた場合、その
雑音は低下するが、例えば第10図の渦流探傷による記
録計の指示のように、雑音の低下と共に傷信号の低下も
生じ、第11図のようにS/Nが低下してしまうため検
出能力が低下するという問題点が生じる。なお、前記記
録計では、例えば直径114.lu、厚さ2111の鋼
管に人工傷として直径211の穴を深さ50%まで開け
たものを探傷した結果を記録しである。 本発明は、前記従来の問題点を解消すべくなされたもの
で、雑音の減少及びS/Nの向上を合わせて図り、欠陥
検出能力を向上させ得る渦流探傷方法を提供することを
課題とする。 【課題を達成するための手段】 本発明は、試験材をその^平方向に直交する方向に交流
磁化すると共に、その磁気力を徐々に弱めて、前記試験
材の前記直交する方向への磁気力を弱める工程と、前記
磁気力が弱められた試験材を、その長手方向に直流磁化
して磁気飽和させて、渦流探傷する工程とを含むことに
より、前記課題を達成したものである。 又、本発明において、試験材の交流磁化を、試験材をそ
の長手方向に直交する方向から挾むように交流磁化コイ
ル付鉄心を対向させて設け、当該コイルに交流電流を通
電することにより行うことができる。 又、本発明において、試験材の交流磁化を、試験材の長
手方向端部に電極を設けて、当該電極間に交流電圧を印
加して試験材に通電することにより行うことができる。 更に又、本発明において、中空の試験材の交流磁化を、
当該試験材の中空孔中に導体棒を貫通させ、当該導体棒
に交流電流を通電することにより行うことができる。
前出第8図に示したようにパイプ材12等の試験材を直
流磁気飽和させると、前出第9図(B)に示すように、
微小磁区のほとんどにおいて、その磁極は試験材12の
長手方向を向くが、一部の微小磁区では長手方向を向か
ず、磁極の向きに不均一が生じる。直流磁化電流を増加
した場合、この不均一な磁極の向きによる磁気的特性、
透磁率の不均一が起因してS/Nが低下してしまう。 そこで、発明者は試験材の磁気的特性や透磁率を均一化
するべく種々検討した。その結果、予め、例えば交流電
流を試験材の長手方向に流してその電流を徐々に弱くす
ることにより、試験材の長手方向に直交する方向への磁
力を弱くすることを着想した。 即ち、磁化する前の試験材においては、第1図(A)に
示すように、各微小磁区において磁極の向きが全体とし
て互いに打ち消し合うように並んでいたものが、前記直
交する方向に交流磁化すると共に、その磁化する力を徐
々に弱めた場合、第1図(B)に示すように、当該直交
する方向への磁気力が弱まる。 前記直交する方向への磁気力が弱められた試験材を、そ
の長手方向に直流磁化して磁気飽和させれば、第1図(
C)に示すように、当該微小磁区の磁極の向きはほぼ完
全に長手方向に揃うこととなる。これにより、試験材の
磁気的特性や透磁率が均一化する。 従って、磁気的特性や透磁率の均一化することから、雑
音が減少する。直流磁化を強めて傷信号を大きくしても
雑音が増大しないため、S/Nが向上し、高精度な探傷
が可能になる。 なお、前記試験材を、長手方向に直交する方向に交流磁
化する際には、例えば第2図(A)に示すように、試験
材12を、その長平方向に直交する方向から挾むように
交流磁化コイル16付鉄心17を対向させて設け、当該
コイル16に交流電流を通電することにまり交播磁界を
試験材12に供給して交流磁化することができる。この
ようにすれば、試験材の所望箇所を所望の強さで交流磁
化することができる。なお、この交流磁化法は、極間法
という。 又、例えば第2図(B)に示すように、試験材12の長
手方向端部に電極18を設けて、当該電極18間に交流
電圧を印加して試験材12に交流電流を通電し、試験材
12自身で磁束を発生させて交流磁化することができる
。このようにすれば、電極18のみを設けて交流磁化で
きるため、比較的簡単な設備、手順で済み、経済性が高
い、なお、この交流磁化法を軸通電法という。 又、例えば第2図(C)に示すように、試験材12が中
空のものである場合には、その中空孔中に導体棒20を
貫通させ、当該導体棒20の両端に設けたt#l18等
を介して導体棒20に交流電流を通電し、試験材12を
交流磁化することができる。このようにすれば、試験材
の内側から外側へかけて確実に交流磁化することができ
る。なお、この交流磁化法を電流貫通法という。 又、交流磁化する際に各を極間に印加する電圧、電流に
商用周波数のものを用いるようにすれば特別な電源回路
がいらないため、装置の全体構成が簡略化できる。
流磁気飽和させると、前出第9図(B)に示すように、
微小磁区のほとんどにおいて、その磁極は試験材12の
長手方向を向くが、一部の微小磁区では長手方向を向か
ず、磁極の向きに不均一が生じる。直流磁化電流を増加
した場合、この不均一な磁極の向きによる磁気的特性、
透磁率の不均一が起因してS/Nが低下してしまう。 そこで、発明者は試験材の磁気的特性や透磁率を均一化
するべく種々検討した。その結果、予め、例えば交流電
流を試験材の長手方向に流してその電流を徐々に弱くす
ることにより、試験材の長手方向に直交する方向への磁
力を弱くすることを着想した。 即ち、磁化する前の試験材においては、第1図(A)に
示すように、各微小磁区において磁極の向きが全体とし
て互いに打ち消し合うように並んでいたものが、前記直
交する方向に交流磁化すると共に、その磁化する力を徐
々に弱めた場合、第1図(B)に示すように、当該直交
する方向への磁気力が弱まる。 前記直交する方向への磁気力が弱められた試験材を、そ
の長手方向に直流磁化して磁気飽和させれば、第1図(
C)に示すように、当該微小磁区の磁極の向きはほぼ完
全に長手方向に揃うこととなる。これにより、試験材の
磁気的特性や透磁率が均一化する。 従って、磁気的特性や透磁率の均一化することから、雑
音が減少する。直流磁化を強めて傷信号を大きくしても
雑音が増大しないため、S/Nが向上し、高精度な探傷
が可能になる。 なお、前記試験材を、長手方向に直交する方向に交流磁
化する際には、例えば第2図(A)に示すように、試験
材12を、その長平方向に直交する方向から挾むように
交流磁化コイル16付鉄心17を対向させて設け、当該
コイル16に交流電流を通電することにまり交播磁界を
試験材12に供給して交流磁化することができる。この
ようにすれば、試験材の所望箇所を所望の強さで交流磁
化することができる。なお、この交流磁化法は、極間法
という。 又、例えば第2図(B)に示すように、試験材12の長
手方向端部に電極18を設けて、当該電極18間に交流
電圧を印加して試験材12に交流電流を通電し、試験材
12自身で磁束を発生させて交流磁化することができる
。このようにすれば、電極18のみを設けて交流磁化で
きるため、比較的簡単な設備、手順で済み、経済性が高
い、なお、この交流磁化法を軸通電法という。 又、例えば第2図(C)に示すように、試験材12が中
空のものである場合には、その中空孔中に導体棒20を
貫通させ、当該導体棒20の両端に設けたt#l18等
を介して導体棒20に交流電流を通電し、試験材12を
交流磁化することができる。このようにすれば、試験材
の内側から外側へかけて確実に交流磁化することができ
る。なお、この交流磁化法を電流貫通法という。 又、交流磁化する際に各を極間に印加する電圧、電流に
商用周波数のものを用いるようにすれば特別な電源回路
がいらないため、装置の全体構成が簡略化できる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 この実施例は、第3図に示すような構成の渦流探傷装置
である。 第3図に示すように、この渦流探傷装置には、探傷前に
、予め試験材12に電[118を介して交流電流を通電
し、その長手方向に直交する方向に交流磁化するための
交流磁化部21と、前記試験材12へ探傷信号を送信し
、受信するための一対の試験コイル(検出コイル)14
と、各試験コイル14をその回路中に含み、各コイル1
4の出力ずれ×から生じる不平衡から傷信号を出力する
ブリッジ22と、当該ブリッジ22へ適切な周波数の交
流電圧を印加するための発振器24と、傷以外の要因に
より生じるブリッジの不平衡を自動的に修正するための
自動平衡器26と、前記ブリッジ22の傷信号出力を増
幅するための増幅器28と、増幅された傷信号をモニタ
するためのメータ30と、出力された傷信号中に含まれ
る試験材12の搬送振動により生ずる雑音を位相回折に
よる検波して除去するための同期検波器32と、当該同
期検波器32の位相を任意に推移させるための移相器3
4と、検波後の傷信号を第4図に示すように、X方向を
傷成分としY方向をノイズ成分として、例えばリサージ
ュ図形で表示するための陰極線管(CRT>36と、検
波された傷信号から低い周波数の雑音を除去するための
フィルタ38と、低周波数の雑音が除去された傷信号か
ら低レベルの雑音(ベースノイズ)を除去するためのり
ジエクション40と、雑音除去後の!I傷信号ら、傷が
所定値以上大きいか否かを判断して、警報を出力する警
報器42とを備える。 なお、リジェクション40から構成される装置号は、記
録装置に記録したり、選別装置に入力して試験材12の
マーキングを行うようにすることができる。又、図示し
ないが、この渦流探傷装置には前出第8図に示した直流
磁気飽和装置が設けられている。 以下、実施例の作用を説明する。 まず、試験材12に交流通電して長手方向に直交する方
向への交流磁化を行う、この際、流す電流は徐々に低下
させて、前出第2図(B)に示すように、前記試験材1
2の前記直交する方向への磁化力を弱めていく、なお、
通電する電流は商用周波数とすることができる。 この交流通電により、前出第1図(B)に示すように、
試験材12の長手方向に直交する方向への磁気力が減少
し、各磁区の磁気力は長手方向に揃う、この場合に、通
電する交流電流は例えば3Aとすることができ、その後
、例えば5秒間の間で3AからOAに徐々に電流を低下
させていくことができる。 次いで、交流磁化により前記磁気力が弱められた試験材
12に対して直流磁気飽和コイル10で直流磁化し、発
振器24からブリッジ22に交流電圧を供給する。試験
コイル14を含むブリッジ22は試験材12の傷の存在
を平衡のくずれから検出して傷信号を出力する。増幅器
28はこのブリッジ22の出刃傷信号を適切な大きさに
増幅する。増幅された出刃傷信号は同期検波器32へ入
力され、当該同期検波器32はその大刃傷信号を移相器
34から加えられる制御信号によって位相回折して検波
し、傷信号以外の雑音を抑制する。 更に、フィルタ38はその検波後の傷信号の低周波数雑
音を除去し、リジェクション40は、傷信号以外の低レ
ベル雑音を除去する。 この探傷装置のオペレータは、前記移相器34により同
期検波器32の制御信号の位相を調整すると共に、CR
T36により、傷信号に含まれる傷成分とノイズ成分を
ベクトル的に観測し、傷の大きさを把握できる。なお、
この探傷装置の出力信号は記録装置や選別装置あるいは
マーカに伝達されて、後の工程の指令となる。 次に、本発明を採用して探傷した結果を説明する。 この場合、同期検波器の位相を変えて、傷成分(xrl
j、分)をチャート高さとしている。又、比較のため、
試験材を交流磁化せずに渦流探傷(従来方法)した結果
を第5図に示す、又、本発明方法で探傷した結果を第6
図に示す。 いずれの場合も試験材は外径31.81の鋼管であり、
人工傷として幅0.3■、深さ0.15旧、長さ25i
nのノツチを形成しである。又、試験コイル14への印
加電流は3Aであり、その周波数は8に七であった。 従来方法においては、探傷結果は、第5図に示すように
なった。この場合、試験材には直径1■の貫通したドリ
ルホールも合わせて形成した。同期検波器の位相が変化
するに従って、前記ドリルホールについては精度良くチ
ャート高さとして傷成分が表わされているが、前記ノツ
チについては、傷成分が全体的にベースノイズに隠れて
しまい、精度の良い探傷結果が得られていない、又、感
度はS/Nで24−2.4=21.6dBであった。 これに対して、本発明方法により探傷した結果は第6図
に示すようになった。この場合、試験材には深さ0.2
111のノツチを設けたが、位相の変化によって、この
0.211のノツチのみならず、0.15+111のノ
ツチも、ベースノイズに隠れることなく精度良くチャー
ト高さに表われた。又、感度はS/Nで27−1.5=
25.5dBであり、感度が向上していることが確認さ
れる。 又、試験材の探傷を行っている際に、探傷装置の同期検
波器の位相が零度における、(S信号のチャート高さの
例を第7図に示す、この第7図は、探傷開始から終了ま
での一連の傷信号をチャート高さで示している。第7図
において、リジェクションのレベルを20111にして
も、0.21と0゜15nnのノツチの検出結果は得ら
れ、精度良く探傷できることがわかる。又、第7図のよ
うに警報レベルを設け、それ以上の信号が生じた場合警
報を出力するようにできる。 なお、前記実施例においては、試験材として鋼管等を例
示したが、本発明により探傷可能な試験材はこれに限定
されず、他の、例えばIig、線材でも同様に実施する
ことができる。 又、前記実施例においては、試験材を交流磁化する方法
として、直接試験材に交流電流を通電する方法(軸通電
法)を用いていたが、交流磁化する方法はこれに限定さ
れるものではなく、他の例えば前出第2図(A)、(C
)に示した極間法や電流貫通法を用いることができる。
。 この実施例は、第3図に示すような構成の渦流探傷装置
である。 第3図に示すように、この渦流探傷装置には、探傷前に
、予め試験材12に電[118を介して交流電流を通電
し、その長手方向に直交する方向に交流磁化するための
交流磁化部21と、前記試験材12へ探傷信号を送信し
、受信するための一対の試験コイル(検出コイル)14
と、各試験コイル14をその回路中に含み、各コイル1
4の出力ずれ×から生じる不平衡から傷信号を出力する
ブリッジ22と、当該ブリッジ22へ適切な周波数の交
流電圧を印加するための発振器24と、傷以外の要因に
より生じるブリッジの不平衡を自動的に修正するための
自動平衡器26と、前記ブリッジ22の傷信号出力を増
幅するための増幅器28と、増幅された傷信号をモニタ
するためのメータ30と、出力された傷信号中に含まれ
る試験材12の搬送振動により生ずる雑音を位相回折に
よる検波して除去するための同期検波器32と、当該同
期検波器32の位相を任意に推移させるための移相器3
4と、検波後の傷信号を第4図に示すように、X方向を
傷成分としY方向をノイズ成分として、例えばリサージ
ュ図形で表示するための陰極線管(CRT>36と、検
波された傷信号から低い周波数の雑音を除去するための
フィルタ38と、低周波数の雑音が除去された傷信号か
ら低レベルの雑音(ベースノイズ)を除去するためのり
ジエクション40と、雑音除去後の!I傷信号ら、傷が
所定値以上大きいか否かを判断して、警報を出力する警
報器42とを備える。 なお、リジェクション40から構成される装置号は、記
録装置に記録したり、選別装置に入力して試験材12の
マーキングを行うようにすることができる。又、図示し
ないが、この渦流探傷装置には前出第8図に示した直流
磁気飽和装置が設けられている。 以下、実施例の作用を説明する。 まず、試験材12に交流通電して長手方向に直交する方
向への交流磁化を行う、この際、流す電流は徐々に低下
させて、前出第2図(B)に示すように、前記試験材1
2の前記直交する方向への磁化力を弱めていく、なお、
通電する電流は商用周波数とすることができる。 この交流通電により、前出第1図(B)に示すように、
試験材12の長手方向に直交する方向への磁気力が減少
し、各磁区の磁気力は長手方向に揃う、この場合に、通
電する交流電流は例えば3Aとすることができ、その後
、例えば5秒間の間で3AからOAに徐々に電流を低下
させていくことができる。 次いで、交流磁化により前記磁気力が弱められた試験材
12に対して直流磁気飽和コイル10で直流磁化し、発
振器24からブリッジ22に交流電圧を供給する。試験
コイル14を含むブリッジ22は試験材12の傷の存在
を平衡のくずれから検出して傷信号を出力する。増幅器
28はこのブリッジ22の出刃傷信号を適切な大きさに
増幅する。増幅された出刃傷信号は同期検波器32へ入
力され、当該同期検波器32はその大刃傷信号を移相器
34から加えられる制御信号によって位相回折して検波
し、傷信号以外の雑音を抑制する。 更に、フィルタ38はその検波後の傷信号の低周波数雑
音を除去し、リジェクション40は、傷信号以外の低レ
ベル雑音を除去する。 この探傷装置のオペレータは、前記移相器34により同
期検波器32の制御信号の位相を調整すると共に、CR
T36により、傷信号に含まれる傷成分とノイズ成分を
ベクトル的に観測し、傷の大きさを把握できる。なお、
この探傷装置の出力信号は記録装置や選別装置あるいは
マーカに伝達されて、後の工程の指令となる。 次に、本発明を採用して探傷した結果を説明する。 この場合、同期検波器の位相を変えて、傷成分(xrl
j、分)をチャート高さとしている。又、比較のため、
試験材を交流磁化せずに渦流探傷(従来方法)した結果
を第5図に示す、又、本発明方法で探傷した結果を第6
図に示す。 いずれの場合も試験材は外径31.81の鋼管であり、
人工傷として幅0.3■、深さ0.15旧、長さ25i
nのノツチを形成しである。又、試験コイル14への印
加電流は3Aであり、その周波数は8に七であった。 従来方法においては、探傷結果は、第5図に示すように
なった。この場合、試験材には直径1■の貫通したドリ
ルホールも合わせて形成した。同期検波器の位相が変化
するに従って、前記ドリルホールについては精度良くチ
ャート高さとして傷成分が表わされているが、前記ノツ
チについては、傷成分が全体的にベースノイズに隠れて
しまい、精度の良い探傷結果が得られていない、又、感
度はS/Nで24−2.4=21.6dBであった。 これに対して、本発明方法により探傷した結果は第6図
に示すようになった。この場合、試験材には深さ0.2
111のノツチを設けたが、位相の変化によって、この
0.211のノツチのみならず、0.15+111のノ
ツチも、ベースノイズに隠れることなく精度良くチャー
ト高さに表われた。又、感度はS/Nで27−1.5=
25.5dBであり、感度が向上していることが確認さ
れる。 又、試験材の探傷を行っている際に、探傷装置の同期検
波器の位相が零度における、(S信号のチャート高さの
例を第7図に示す、この第7図は、探傷開始から終了ま
での一連の傷信号をチャート高さで示している。第7図
において、リジェクションのレベルを20111にして
も、0.21と0゜15nnのノツチの検出結果は得ら
れ、精度良く探傷できることがわかる。又、第7図のよ
うに警報レベルを設け、それ以上の信号が生じた場合警
報を出力するようにできる。 なお、前記実施例においては、試験材として鋼管等を例
示したが、本発明により探傷可能な試験材はこれに限定
されず、他の、例えばIig、線材でも同様に実施する
ことができる。 又、前記実施例においては、試験材を交流磁化する方法
として、直接試験材に交流電流を通電する方法(軸通電
法)を用いていたが、交流磁化する方法はこれに限定さ
れるものではなく、他の例えば前出第2図(A)、(C
)に示した極間法や電流貫通法を用いることができる。
以上説明した通り、本発明によれば、渦流探傷する際の
雑音が減少して、S/Nが向上するため、欠陥検出能力
の向上が図れる。従って、生産工程における生産材や製
品の信頼性、品質の向上を図ることができる等の優れた
効果が得られる。
雑音が減少して、S/Nが向上するため、欠陥検出能力
の向上が図れる。従って、生産工程における生産材や製
品の信頼性、品質の向上を図ることができる等の優れた
効果が得られる。
第1図は、本発明の詳細な説明するための、試験材にお
ける磁化前後における微小磁区磁極の向きを示す平面図
、 第2図(A)〜(C)は、交流磁化の方法例を示す側面
図、 第3図は、本発明の実施例に係る渦流探傷装置の構成を
示す、一部斜視図を含むブロック図、第4図は、前記装
置で表示される傷信号図形の例を示す平面図、 第5図は、従来方法により探傷した結果例を示す線図、 第6図、第7図は、本発明法により探傷した結果例を示
す線図、 第8図は、従来の探傷装置の構成例を示す断面図及び関
面図、 第9図は、前記探傷装置で磁化した場合の各磁区におけ
る磁極の向きの変化を示す平面図、第10図は、直流励
磁電流を変化させた場合の傷信号と雑音の例を示す線図
、 第11図は、同じ<S/Hの例を示す線図である。 10・・・磁気飽和コイル、 12・・・試験材、 14・・・試験コイル、
6・・・交流磁化コイル、 8・・・電極、 1・・・交流磁化部、 2・・・ブリッジ、 6・・・自動平衡器、 2・・・同期検波器、 4・・・位相器、 6・・・陰極線管(CRT) 8・・・フィルタ、 0・・・リジェクション。 17・・・鉄心、 20・・・導体棒、 24・・・発振器、
ける磁化前後における微小磁区磁極の向きを示す平面図
、 第2図(A)〜(C)は、交流磁化の方法例を示す側面
図、 第3図は、本発明の実施例に係る渦流探傷装置の構成を
示す、一部斜視図を含むブロック図、第4図は、前記装
置で表示される傷信号図形の例を示す平面図、 第5図は、従来方法により探傷した結果例を示す線図、 第6図、第7図は、本発明法により探傷した結果例を示
す線図、 第8図は、従来の探傷装置の構成例を示す断面図及び関
面図、 第9図は、前記探傷装置で磁化した場合の各磁区におけ
る磁極の向きの変化を示す平面図、第10図は、直流励
磁電流を変化させた場合の傷信号と雑音の例を示す線図
、 第11図は、同じ<S/Hの例を示す線図である。 10・・・磁気飽和コイル、 12・・・試験材、 14・・・試験コイル、
6・・・交流磁化コイル、 8・・・電極、 1・・・交流磁化部、 2・・・ブリッジ、 6・・・自動平衡器、 2・・・同期検波器、 4・・・位相器、 6・・・陰極線管(CRT) 8・・・フィルタ、 0・・・リジェクション。 17・・・鉄心、 20・・・導体棒、 24・・・発振器、
Claims (4)
- (1)試験材をその長手方向に直交する方向に交流磁化
すると共に、その磁気力を徐々に弱めて、前記試験材の
前記直交する方向への磁気力を弱める工程と、 前記磁気力が弱められた試験材を、その長手方向に直流
磁化して磁気飽和させ、渦流探傷する工程とを含むこと
を特徴とする渦流探傷方法。 - (2)請求項1において、試験材の交流磁化を、試験材
をその長手方向に直交する方向から挾むように交流磁化
コイル付鉄心を対向させて設け、当該コイルに交流電流
を通電することにより行うことを特徴とする渦流探傷方
法。 - (3)請求項1において、試験材の交流磁化を、試験材
の長手方向端部に電極を設けて、当該電極間に交流電圧
を印加して試験材に通電することにより行うことを特徴
とする渦流探傷方法。 - (4)請求項1において、中空の試験材の交流磁化を、
当該試験材の中空孔中に導体棒を貫通させ、当該導体棒
に交流電流を通電することにより行うことを特徴とする
渦流探傷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22133689A JPH0384451A (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 渦流探傷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22133689A JPH0384451A (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 渦流探傷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0384451A true JPH0384451A (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=16765211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22133689A Pending JPH0384451A (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 渦流探傷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0384451A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51115697A (en) * | 1975-04-03 | 1976-10-12 | Kanetsuu Kogyo Kk | Eliminating method of residual magnetism |
| JPS5246532A (en) * | 1975-10-11 | 1977-04-13 | Omron Tateisi Electronics Co | Control circuitfor cmbustion system |
| JPS61264251A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-22 | Hitachi Metals Ltd | 渦流探傷方法及び装置 |
-
1989
- 1989-08-28 JP JP22133689A patent/JPH0384451A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51115697A (en) * | 1975-04-03 | 1976-10-12 | Kanetsuu Kogyo Kk | Eliminating method of residual magnetism |
| JPS5246532A (en) * | 1975-10-11 | 1977-04-13 | Omron Tateisi Electronics Co | Control circuitfor cmbustion system |
| JPS61264251A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-22 | Hitachi Metals Ltd | 渦流探傷方法及び装置 |
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