JPH0386896A - 3’―アジドー3’ーデオキシー5’―o―ステアロイルチミジン - Google Patents

3’―アジドー3’ーデオキシー5’―o―ステアロイルチミジン

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Publication number
JPH0386896A
JPH0386896A JP2057325A JP5732590A JPH0386896A JP H0386896 A JPH0386896 A JP H0386896A JP 2057325 A JP2057325 A JP 2057325A JP 5732590 A JP5732590 A JP 5732590A JP H0386896 A JPH0386896 A JP H0386896A
Authority
JP
Japan
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compound
azido
azt
present
stearoylthymidine
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Pending
Application number
JP2057325A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Kawaguchi
川口 健夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamasa Shoyu KK
Original Assignee
Yamasa Shoyu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、3′−アジド−3′−デオキシ−5’ −〇
−ステアロイルチミジンおよびそれを有効成分として含
有してなる抗ウィルス剤に関するものである。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕3′
−アジドー3′−デオキシチミジン(AZT)は、細胞
のリン酸化酵素に媒介されて三リン酸型となり、該三リ
ン酸型がウィルスDNAのチェーンターミネータ−とし
て作用し、HIV (+1uman Immunoda
ficiency Virus)の逆転写酵素によるウ
ィルスDNAの合成を阻害するという作用機作を有する
抗レトロウィルス剤である。
AZTは後天性免疫不全症候群(AcquiredI+
mmunodeficiancy Syndrome 
: A I D S )患者の治療に臨床上用いられて
いる唯一の薬剤であるが。
副作用として重篤な骨髄抑制作用(主として巨赤芽球性
貧血、好中球減少症など)が報告され、重大な問題とさ
れている。
したがって、AZTをより有用な薬剤とするためには、
主作用を域側させずに副作用を軽減する方法の確立が急
務とされている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、AZTの主作用を域側させずに副作用の
みを軽減させる方法を開発すべく研究を重ねた結果、■
AZTの作用機作からAZTは時間依存性の薬物である
こと、■時間依存性の薬物である場合、血中レベルでの
薬物濃度を長時間にわたり保持すること(生体内徐放化
)により、RNA依存DNA合成が盛んな標的細胞(ウ
ィルス感染細胞)に対しては強い抑制効果を示すが、D
NA依存のDNA合成が行われている正常細胞(たとえ
ば骨髄細胞)に対する毒性は低下すること、■AZTの
5′−ステアロイル体がAZTの生体内徐放化のための
誘導体として優れていることを発見し、本発明を完成し
た。
従来、AZTの直鎖の5′−アシル体としては、アセチ
ル体、オクタノイル体、バルミトイル体が知られている
が(特開昭63−290895号公報)、AZTの5′
−ステアロイル体は知られておらず、かつこのAZT誘
導体が生体内徐放化に特に優れたものであることはまっ
たく示唆されていないことであった。
したがって、本発明はAZTの5′−ステアロイル誘導
体、および該ステアロイル体を有効成分として含有して
なる抗ウィルス剤に関するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明化合物は、3′−アジド−3′−デオキシ−5′
−O−ステアロイルチミジンである。
本発明化合物は塩の形態であってもよく、たとえば、ア
ルカリ金属(ナトリウム、カリウムなど)塩、アルカリ
土類金属(カルシウム、マグネシウムなど)塩、アンモ
ニウム塩などの薬学的に許容される塩形層を例示するこ
とができる。
本発明化合物は1通常のアシル化反応を適宜応用するこ
とにより調製することができる。
すなわち、AZTIモルに対してステアリン酸の反応性
誘導体(酸無水物、ハロゲン化物(たとえば塩化物)な
ど)1〜2倍モルを用いて、反応溶媒中10〜50℃で
1〜50時間反応させることにより実施することができ
る。また1反応初期においては発熱を伴うことがあるた
め、水冷下(0〜10℃)で反応させるのが好ましい。
反応溶媒としては、塩基性溶媒(トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、トリブチルアミン、ピリジン、ピコリ
ン、N−メチルモルホリン、2゜6−ルチジン、ジエチ
ルアニリンなど)、ニーチル系溶媒(エチルエーテル、
テトラヒドロフラン。
ジオキサンなど)、ハロゲン化炭化水素類(塩化メチレ
ン、クロロホルム、四塩化炭素など)、芳香族炭化水素
類(ベンゼン、トルエンなど)、アミド類(ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、ホルムアミドなど
)、ジメチルアミノピリジンなどの単独または混合溶媒
を用いることができる。
このようにして得られる本発明化合物は、再結晶、シリ
カゲルなどの吸着クロマトグラフィーイオン交換クロマ
トグラフィーなどの手段によって単離精製することがで
きる。
本発明化合物またはその塩を医薬として用いる場合、経
口的または非経口的に投与することができる。
経口投与剤としては散剤、顆粒剤、カプセル剤、錠剤等
の固形製剤あるいはシロップ剤、エリキシル剤などの液
状製剤とすることができる。また、非経口投与剤として
は注射剤とすることができる。
これらの製剤は本発明化合物に薬学的に許容される製剤
補助剤を加えることにより常法に従って製造される。
経口投与用の固形製剤を製造するには本発明化合物と乳
糖、デンプン、結晶セルロース、乳酸カルシウム、リン
酸水素カルシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
、無水ケイ酸などの賦形剤とを混合して散剤とするか、
さらに必要に応じて白糖、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ポリビニルピロリドンなどの結合剤、カルボキシメ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウ
ムなどの崩壊剤などを加えて湿式または凭式造粒して顆
粒剤とする0錠剤を製造するには、これらの散剤および
顆粒剤をそのまま、あるいはステアリン酸マグネシウム
、タルクなどの滑沢剤を加えて打錠すればよい、また、
これらの顆粒または錠剤をヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースフタレート、メタアクリル酸メチルコポリマー
などの腸溶性剤で被覆して腸溶性製剤、あるいはエチル
セルロース、カルナウバロウ、硬化油などで被覆して持
続性製剤とすることもできる。さらに、カプセル剤を製
造するには、散剤または顆粒剤を硬カプセルに充填する
か、本発明化合物をグリセリン、ポリエチレングリコー
ル、ゴマ油、オリーブ油などに溶解したのち、ゼラチン
膜で被覆し軟カプセル剤とすることもできる。
経口投与用の液状製剤を製造するには、本発明化合物と
白糖、ソルビトール、グリセリンなどの甘味剤とを水に
溶解して澄明なシロップ剤とするか、さらに精油、エタ
ノールなどを加えてエリキシル剤とするか、ないしはア
ラビアゴム、トラガント、ポリソルベート80、カルボ
キシメチルセルロースナトリウムなどを加えて乳剤また
は懸濁剤としてもよい、これらの液状製剤には所望によ
り矯味剤、着色剤、保存剤などを加えてもよい。
注射剤を製造するには1本発明化合物を必要に応じ塩酸
、水酸化ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、リン酸−
水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウムなどのpH1
lIl剤、塩化ナトリウム、ブドウ糖などの等張化剤と
ともに注射用蒸留水に溶解し、無菌濾過してアンプルに
充填するか、さらにマンニトール、デキストリン、シク
ロデキストリン、ゼラチンなどを加えて真空下凍結乾燥
し、用時溶解型の注射剤としてもよい、また、本発明化
合物にレシチン、ポリソルベート80、ポリオキシエチ
レン、硬化ヒマシ油などを加えて水中で乳化せしめ注射
用乳剤とすることもできる。
本発明化合物の投与量は患者の年齢、体重および病態に
よって異なるが1通常1日1人あたり約50〜5,00
0■であり、単回または数回に分けて投与することが望
ましい。
以下1合成例、試験例等を示し、本発明化合物を具体的
に説明する。
合成例 3′−アジド−3′−デオキシチミジン500■をピリ
ジン5−に溶解させ、これに塩化ステアロイル0.95
−を水冷下漬下して室温で2時間撹拌反応させた0反応
後1反応液をクロロホルムで分配し、クロロホルム層を
減圧下留去して得られた残渣をシリカゲルクロマトグラ
フィー〔溶出溶媒:クロロホルム・メタノールの混合溶
媒(25:1))で処理して目的化合物を含有する両分
を得た。
目的化合物を含有する画分を減圧下濃縮し、得られた残
渣をn−ヘキサンから結晶化させて3′−アジド−3′
−デオキシ−5′−〇−ステアロイルチミジンを700
111gを得た。
融点(”C)  41〜42 分配係数(PC)  log PC>5(クロロホルム
/リン酸緩衝液(pH7,0))’H−NMR(CDC
1,) ppm: 7.24 (IH,d、J=1.10Hz、
6−H) 、6.13 (LH,t、J=6.23Hz
、1’−H)、4.27〜4.44 (2H,m。
5’ −CH,) 、4.16〜4.23 (IH,m
3’−H)、4.06〜4.11 (IH,m。
4’ −H) 、2.31〜2.44 (2H,m。
2’ −CH,) 、2.11〜2.33 (2H,m
防 −CH□−G−)、1.94  (3H,d、J=1.
10Hz、5   CHa)  、  1− 25  
(30H,br、メチレン)、0.88 (3H,t、
J=6.59゜CH,) 試験例 19素による加水分解性 マウスより肝臓を摘出してホモジナイズした後、0.1
Mリン酸緩衝液(pH7,0)を、用いてタンパク質濃
度として1%(W/V)になるように調製し、これを酵
素溶液とした。
この酵素溶液2−を37℃に加温した後、l■/−濃度
の被験化合物溶液(炭素数2〜工8のアシル基を有する
AZTの5′−アシル体をエタノールに溶解させたもの
)を201i加え、酵素反応を開始させた。
酵素反応開始後、経時的に1OIiをサンプリングし、
高速液体クロマトグラフィー法により被験化合物の濃度
を測定した。
高速液体クロマトグラフィーの測定条件・カラム:ヌク
レオシルRP−18(住友化学■m1)4.OX300
mm ・溶出溶媒:水ニアセトニトリル=1:9・流 速: 
1 、 Omfl/win・検出波長(nm)  26
5 時間に対する被験化合物濃度の対数値をプロットし、得
られる直線の傾きから反応速度定数(K)を次式により
求めた。
K=−2,303X (直線の傾き) その結果を第1図に示す。
第1図から、アシル部分の炭素数が 12以上の長鎖の
アシル基を有するものは、肝臓の酵素により加水分解さ
れにくくなることが明らかとなり。
本発明化合物が最も加水分解されにくいものであった・ 試験例 2 腹腔内投与試験 平均体重25gのddYマウス(−群5匹)の腹腔内に
0.2mQの生理的食塩水に溶解させた被験化合物(A
ZT、AZTの5′−アセチル体、5′−デカノイル体
および5′−ステアロイル体)を投与した。なお、投与
量はAZT量として10■/kgで統一した。
投与後、15.30,60,120.240分後に各群
のマウスを断頭放血して血液を採取し。
遠心分離して得た血漿に同量のアセトニトリルを添加し
て除タンパクしたものを試料とした。
試料中のAZTの濃度は、高速液体クロマトグラフィー
法により求めた。
測定条件 ・カラム:ヌクレオシルRP−18,4,OX00mm ・溶出溶媒:水ニアセトニトリル(17:83)・流 
速: 1 、 QmN/l1in・検出波長 265n
m 結果を第2図に示す、第2図より本発明化合物が最も長
く血中のAZT濃度を高く維持できるものであることが
明らかとなった。
試験例 3 経口投与試験 本発明化合物を水0.5−に懸濁させたもの、またはオ
リーブ油0.5−に溶解させたものをAZTとして3m
g/kgになるように経口ゾンデを介してラットの胃内
に直接投与した。また、対照としてAZTを水0.5−
に懸濁させたものを3■/−になるように経口ゾンデを
介してラット胃内に直接投与した。
投与後、経時的に採血し、試験例2と同様にして血中の
AZT濃度を測定した。その結果を第3図に示す、第3
図から明らかなように、腹腔内投与と同様に経口投与に
おいても本発明化合物は長時間にわたり血中のAZT濃
度を高く保持することが確認され、特にオリーブ油のよ
うな親油性溶媒を用いた方が効果的であることが確認さ
れた。
製剤例 工 本発明化合物 バレイショデンプン 軽質無水ケイ酸 ステアリン酸マグネシウム 乳糖 25゜ 150Xg 50■ 10■ 765■ 全量1000■ 硬カプセルに200 上記成分を均一に混合し。
■ずつ充填した。
製剤例 2 本発明化合物 バレイショデンプン 5mg 150IIIg 結晶セルロース           60■軽質無水
ケイ酸           50■ヒドロキシプロピ
ルセルロース    30IIIgステアリン酸マグネ
シウム      15■乳糖       670m
g 全量1000mg 本発明化合物、乳糖、バレイショデンプン、結晶セルロ
ースおよび軽質無水ケイ酸を混合し、ヒドロキシプロピ
ルセルロースの10%メタノール溶液を加えて練合造粒
し径0.8mのスクリーンで押し出して顆粒をw14製
し、乾燥したのちステアリン酸マグネシウムを加えて圧
縮成型し200111gの錠剤とした。
製剤例 3 本発明化合物            25■プロピレ
ングリコール    全量  10d本発明化合物をプ
ロピレングリコールに溶解して無菌濾過したのちアンプ
ルに0.2−ずつ充填した。
〔発明の効果〕
本発明化合物を生体に投与すると、安定した血中薬物濃
度が持続する。このため、投与直後の不必要に高い血中
濃度に由来する正常細胞への毒性が軽減されるとともに
、AZTの時間依存性の薬理効果が最大限に発揮され、
高い治療効果が得られる。また血中薬物濃度が長時間持
続することから、患者への投与回数が少なくなり、患者
のコンプライアンスが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、AZTの5′−アシル体の酵素に対する加水
分解性を示したものである。 第2図は腹腔的投与後の血中濃度の変化を示したもので
ある。 第3図は経口投与後の血中濃度の変化を示したものであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)3′−アジド−3′−デオキシ−5′−O−ステア
    ロイルチミジン 2)3′−アジド−3′−デオキシ−5′−O−ステア
    ロイルチミジンを有効成分として含有してなる抗ウィル
    ス剤
JP2057325A 1989-06-14 1990-03-08 3’―アジドー3’ーデオキシー5’―o―ステアロイルチミジン Pending JPH0386896A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-151346 1989-06-14
JP15134689 1989-06-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0386896A true JPH0386896A (ja) 1991-04-11

Family

ID=15516558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2057325A Pending JPH0386896A (ja) 1989-06-14 1990-03-08 3’―アジドー3’ーデオキシー5’―o―ステアロイルチミジン

Country Status (1)

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JP (1) JPH0386896A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554483U (ja) * 1978-10-02 1980-04-12
JPS6383089U (ja) * 1986-11-20 1988-05-31

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554483U (ja) * 1978-10-02 1980-04-12
JPS6383089U (ja) * 1986-11-20 1988-05-31

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