JPH039067B2 - - Google Patents
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- JPH039067B2 JPH039067B2 JP59253092A JP25309284A JPH039067B2 JP H039067 B2 JPH039067 B2 JP H039067B2 JP 59253092 A JP59253092 A JP 59253092A JP 25309284 A JP25309284 A JP 25309284A JP H039067 B2 JPH039067 B2 JP H039067B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silica
- fibers
- alumina
- weight
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は高温の熱処理炉における搬送用の高耐
熱ロールに関する。 〔従来の技術〕 連続式に熱処理を行う加熱炉において鋼片また
は、鋼板、ステンレス板、鋼管等の搬入、搬出用
に多数のロールがその進行方向に直角に配置され
ている。このロールは炉内中または炉外に並設さ
れているが、特に炉内に並設されるロールは耐熱
性、耐摩耗性ならびに平滑性が要求されている。 従来この種のロールは、天然のアスベスト繊維
の持つ特性を生かしてゴム状バインダーを使い成
形したシートを円形に切断加工して、圧縮積層し
て表面仕上げを行い使用していた。 ところがアスベスト繊維は代表的な組成とし
て、SiO237〜42重量%、MgO39〜42重量%のほ
かH2O14重量%を含むため、およそ800℃以上で
使用すると、その構造からH2O分子が離脱して
著しく強度などの諸性質が劣化してしまう。した
がつて、高温においては大巾な収縮を生じ、かつ
クラツクを発生し、またロールの芯金から脱落し
てしまうという欠点があつた。これに対して特公
昭57−61806号公報によれば、石綿に結晶質アル
ミナフアイバーを3〜50重量%または、シリカフ
アイバー3〜50重量%を混合した混合材を金属性
の軸にあらかじめ圧縮して装着するか、又は、装
着後圧縮して圧縮状態をそのまま保持せしめて
1200℃程度の高温でも使用出来る耐熱ロールが提
案され開示されている。 さらに特公昭58−58415号公報によれば、石綿
ジヨイントシートを多数嵌装して、高圧プレス成
形してスリーブ状となし該スリーブを両端から締
めつけてロール鉄芯に固定したのち350℃〜500℃
で焼成してなる耐熱性、耐摩耗性の優れたロール
について提案され開示されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来、特公昭57−61806号の記載の如き耐熱ロ
ールでは、コスト的に高くなるばかりでなく、主
要成分に従来のアスベスト繊維を使用しているた
め、熱収縮が大きく、そのため円筒体の密度を上
げなければ解決出来なかつた。 さらに特公昭58−58415号記載の如き耐熱ロー
ルでは、800℃以下の温度においては効果的では
あるが、更に高温の部分においては収縮のためキ
レツが生ずるという欠点があつた。 本発明は上記諸問題に対して、解決をはかるた
めシリカ・アルミナフアイバーとしてシヨツトの
含有率が30%以下になるように処理されたシリ
カ・アルミナフアイバーを使用し、シリカ・アル
ミナフアイバーと無機結合材と有機結合材からな
る原料を、シリカ・アルミナフアイバーの含有率
が50〜90重量%、無機結合材の含有率が5〜40重
量%、有機結合材の含有率が5〜15重量%でこれ
らの合計が100重量%でかさ密度を0.5g/cm3以上
に成形加工したドーナツ状のシートを金属パイプ
に嵌装して積層してから固設された高耐熱ロール
を提供し、従来のこの種のロールの欠点を除去・
改善するものである。 さらに従来の耐熱ロールは少なくともアスベス
ト繊維を使用しているため、そのロールを製造す
る工程ばかりでなく使用設備からもアスベスト繊
維が飛散し健康障害の恐れがあつた。即ち、日本
において昭和49年国際ガン条約に調印し国内にお
いてもこれまでに種々の省令で石綿の取り扱いを
規制してきたが、昭和51年4月1日より「特定化
学物質等障害予防規則」を実施し、さらに昭和53
年3月30日労働基準法施工規則を一部改正し、ガ
ン原性物質、若しくはガン原性因子又は、ガン原
性工程における業務による疾病中に「石綿にさら
される業務による肺ガン又は中皮腫」を指定して
いる。 この省令により、我国においても石綿公害の問
題が大きくクローズアツプされて来ている。 さらに従来の耐熱ロールを作る工程が複雑であ
つたり、2種類の繊維を混合しなければならない
という欠点もある。さらに結晶質アルミナフアイ
バーとかシリカフアイバーの如き高価な無機繊維
を原料として使用するため、耐熱ロール自体高価
なものになるという欠点もあつた。 シリカ・アルミナフアイバーは近年省エネルギ
ー耐火断熱材として注目され、大量に生産される
ためコスト的にも有利な材料である。 一般に高純度のシリカとアルミナをほぼ同量、
もしくは40:60重量比を電気溶融し、その細流を
高圧の空気または、水蒸気で吹き飛ばすことによ
り繊維化したもので、この繊維はガラス繊維と異
なり、850℃以上にならなければ結晶化せず1000゜
〜1400℃の高温に耐える優れた耐火性を有する繊
維である。ところが特公昭57−61806号記載の如
く、この繊維を製造される際には繊維化されない
シヨツト、繊維の先端にくつついて残つているシ
ヨツト、さらに繊維の先端より折れて離脱したシ
ヨツトなどが出来て、その量は全量に対して30〜
50重量%程度である。 このシヨツトの大きさは繊維化されないものは
粗大で150μ以上の径を有するし、その他上記シ
ヨツトとして100μ以上のものが含まれている。
そのため従来これらのシヨツトが耐熱ロールの平
滑性等に悪影響をおよぼすし、さらにシート自体
の強度の劣化も生じた。 〔問題点を解決するための手段〕 このような事情により、本発明は従来使えなか
つた安価でかつ、耐熱性のあるシリカ・アルミナ
フアイバーを加工処理する事により、無公害でか
つ安価で、より耐熱性、耐摩耗性ならびに平滑性
のある高耐熱ロールを提供することを目的とす
る。 本発明に使用するシリカ・アルミナフアイバー
に施すシヨツト除去処理は、一般的に湿式法と乾
式法があるが代表的な湿式法の場合の例として、
シリカ・アルミナフアイバーを水中にて撹拌しス
ラリー状となし、上記スラリーを撹拌羽根及びジ
ヤマ板を有し、ゆるやかな乱流を発生させること
が出来る角型容器、あるいは側壁より加圧水を送
り込み、うず流を発生させることが出来る円筒形
容器内でほぐし、繊維を破壊することなくからみ
の中に取り込まれているシヨツトを取り出した
り、繊維の先にくつついているシヨツトを折つた
りして、シリカ・アルミナ繊維を分離して、分離
されたシヨツトを除去すると同時に繊維を捕集す
る。この間各操作中において送液ポンプなどの繊
維を破壊するような輸送装置を何ら使用せず、連
続的にシリカ・アルミナ繊維を流通させることに
よつて行なわれる。 以下具体的にシヨツト含有率が30重量%以下の
シリカアルミナ繊維を得る1つの方法について説
明する。 市販のシリカ・アルミナ繊維(商品名イビウー
ル)を水中に投入して撹拌してシリカ・アルミ
ナ繊維フロツクのスラリーを作成する。次にこの
スラリーを円筒容器に徐々に導びくと同時にこの
容器の側壁より加圧水を送り込みうず流を発生さ
せ、そのうず流の中でシリカ・アルミナ繊維フロ
ツクをほぐし、シヨツトを分離する。絡みがほぐ
されたシリカ・アルミナ繊維のスラリーをうず流
の中心部から順次流出させ移動しているエンドレ
スのスクリーン上に導きシヨツトをふるい落した
フアイバーを捕集する。なお、この場合シリカ・
アルミナ繊維が若干の界面活性剤でコーテイング
されていると繊維長の長いまま捕集する事が出来
る。 次に本発明において使用するシリカ・アルミナ
繊維中のシヨツト含有率の測定方法について説明
する。 まず、シリカ・アルミナ繊維を任意の箇所より
100g以上試料をシヨツトが試料より脱落しない
ように採る。撹拌した試料を105〜110℃で1hr乾
燥処理したのち、0.1g精度で正確に秤量しW0と
する。次に器具のシリンダーに入れ210Kg/cm2で
加圧粉砕する。一たん圧力を開放し、シリンダ内
で器具のスパチエラを使用して試料をほぐしたの
ち、再び加圧粉砕する粉砕した試料を器具のふる
いに移し流水によつて繊維及び細かいシヨツトを
洗い流す。ふるいに残つたシヨツトとふるいとと
もに乾燥機を用いて1時間シヨツトを乾燥させ
る。乾燥機より取り出したふるいを室温まで冷却
する。ふるいの裏側に付着している細粒を10秒間
程度ふるいの側面を手でたたいて除去する。この
際ふるい面上のシヨツトがふるいから飛び出さぬ
ようにする。 ふるい面上に残つたシヨツトを適当な器へ移
す。この際シヨツトがふるいに残らぬように器具
ふるいブラシで充分はらい落す。 次に0.1g精度で秤量する。なおふるいは標準
ふるい350メツシユを使用する。 シヨツト含有率(%)=W1/W0×100 W0:採取した試料の質量 W1:分離したシヨツトの質量 次に本発明のロールに使用される結合材につい
て説明する。 結合材として有機質と無機質のそれぞれの結合
剤を併用する。有機質のものは特にアクリロニト
ルブタジエン、アクリル酸エステル、酢酸ビニー
ル、ポリウレタンなどが有効であり、無機質のも
のとしてはセピオライト、モンモリロナイト、ア
ルミナゾル、シリカゾル、シヤモツト、カオリ
ン、ムライト、アルミナ微粉のいずれか1種又は
2種以上が用いられる。有機結合材は加熱後、焼
失してしまうので出来るだけ少ない方が良いが、
取り扱い性ならびに加工性から5〜15重量%必要
である。特に好ましくは7〜8重量%が良い。 また無機結合材としてはシリカ・アルミナフア
イバーの繊維を結合するため5重量%が必要であ
り、40重量%以上添加すると硬くなりすぎて鋼片
等に傷をつける恐れがあるので好ましくない。 〔作用〕 本発明において従来使われていた石綿繊維に代
わる人造の比較的安価な高耐熱のシリカ・アルミ
ナフアイバーに着目して、その中に含有される非
繊維物シヨツトを除去処理されたシリカ・アルミ
ナフアイバーを主原料とし、有機と無機の結合材
を添加し常法にて抄造プレスを行いシート状とな
した後、ドーナツ状に加工し、金属パイプに嵌装
に積層してから固設された高耐熱ロールを提供す
るものである。 〔実施例〕 次に本発明を実施例について説明する。 実施例 1 1m3の容積をもつ撹拌器つき容器に800の水
と市販のシヨツト含有率50%のシリカ・アルミナ
フアイバー(商品名イビウール)を8Kg投入して
15分間撹拌して、シリカ・アルミナフアイバーの
スラリー溶液を作成した。一方容量25の円筒型
容器の側壁より流量170/分、水圧Kg/cm2の加
圧水を送り込み、円筒型容器上部よりうず流の中
心部へ上記繊維スラリーを80/分の流量で導
き、フロツグをほぐした後、このスラリーをうず
流の中心部より流出させ30メツシユの金あみ上へ
導き捕集した。 得られたシリカ・アルミナフイバーは第1表に
示すような特性を有していた。 次に上記処理されたシリカ・アルミフアイバー
400gとアルミナ微粉130g、ニトリルブタジエン
系ラテツクス100ml(固型分40%)、木節粘土100
gを50の水中に添加して充分撹拌、混合してス
ラリー状となし、このスラリー中に市販のポリア
クリルアミド系凝集剤1%水溶液20ml、硫酸バン
ド10%水溶液100mlを添加し撹拌混合し、抄紙機
により厚さ18mmのシートを抄造した。 ついでウエツト状のまま6mm厚みにプレス成形
を行なつた。朝乾燥後、ドーナツ状に打ち抜き同
心円をもつ円板とした。第1図に示すように金属
パイプ1にこの円板を所定の枚数嵌装して積装し
その両端を金属性ワツシヤー3とナツト4により
固設し、ロール状とした。 第2表に円板2の諸物性を示す。 また表3にロール状物の物性を示す。 なお、摩耗回数は1250℃でロールを焼成した
後、ロール状物を解体して円板を取り出し
JISK6902−63に規定されているテーバー式ロー
タリーアブレツサーにて摩耗輪H−22を使用して
試験した。 さらに硬度は日本ゴム協会標準規格0101−1968
により試験した値を示す。
熱ロールに関する。 〔従来の技術〕 連続式に熱処理を行う加熱炉において鋼片また
は、鋼板、ステンレス板、鋼管等の搬入、搬出用
に多数のロールがその進行方向に直角に配置され
ている。このロールは炉内中または炉外に並設さ
れているが、特に炉内に並設されるロールは耐熱
性、耐摩耗性ならびに平滑性が要求されている。 従来この種のロールは、天然のアスベスト繊維
の持つ特性を生かしてゴム状バインダーを使い成
形したシートを円形に切断加工して、圧縮積層し
て表面仕上げを行い使用していた。 ところがアスベスト繊維は代表的な組成とし
て、SiO237〜42重量%、MgO39〜42重量%のほ
かH2O14重量%を含むため、およそ800℃以上で
使用すると、その構造からH2O分子が離脱して
著しく強度などの諸性質が劣化してしまう。した
がつて、高温においては大巾な収縮を生じ、かつ
クラツクを発生し、またロールの芯金から脱落し
てしまうという欠点があつた。これに対して特公
昭57−61806号公報によれば、石綿に結晶質アル
ミナフアイバーを3〜50重量%または、シリカフ
アイバー3〜50重量%を混合した混合材を金属性
の軸にあらかじめ圧縮して装着するか、又は、装
着後圧縮して圧縮状態をそのまま保持せしめて
1200℃程度の高温でも使用出来る耐熱ロールが提
案され開示されている。 さらに特公昭58−58415号公報によれば、石綿
ジヨイントシートを多数嵌装して、高圧プレス成
形してスリーブ状となし該スリーブを両端から締
めつけてロール鉄芯に固定したのち350℃〜500℃
で焼成してなる耐熱性、耐摩耗性の優れたロール
について提案され開示されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来、特公昭57−61806号の記載の如き耐熱ロ
ールでは、コスト的に高くなるばかりでなく、主
要成分に従来のアスベスト繊維を使用しているた
め、熱収縮が大きく、そのため円筒体の密度を上
げなければ解決出来なかつた。 さらに特公昭58−58415号記載の如き耐熱ロー
ルでは、800℃以下の温度においては効果的では
あるが、更に高温の部分においては収縮のためキ
レツが生ずるという欠点があつた。 本発明は上記諸問題に対して、解決をはかるた
めシリカ・アルミナフアイバーとしてシヨツトの
含有率が30%以下になるように処理されたシリ
カ・アルミナフアイバーを使用し、シリカ・アル
ミナフアイバーと無機結合材と有機結合材からな
る原料を、シリカ・アルミナフアイバーの含有率
が50〜90重量%、無機結合材の含有率が5〜40重
量%、有機結合材の含有率が5〜15重量%でこれ
らの合計が100重量%でかさ密度を0.5g/cm3以上
に成形加工したドーナツ状のシートを金属パイプ
に嵌装して積層してから固設された高耐熱ロール
を提供し、従来のこの種のロールの欠点を除去・
改善するものである。 さらに従来の耐熱ロールは少なくともアスベス
ト繊維を使用しているため、そのロールを製造す
る工程ばかりでなく使用設備からもアスベスト繊
維が飛散し健康障害の恐れがあつた。即ち、日本
において昭和49年国際ガン条約に調印し国内にお
いてもこれまでに種々の省令で石綿の取り扱いを
規制してきたが、昭和51年4月1日より「特定化
学物質等障害予防規則」を実施し、さらに昭和53
年3月30日労働基準法施工規則を一部改正し、ガ
ン原性物質、若しくはガン原性因子又は、ガン原
性工程における業務による疾病中に「石綿にさら
される業務による肺ガン又は中皮腫」を指定して
いる。 この省令により、我国においても石綿公害の問
題が大きくクローズアツプされて来ている。 さらに従来の耐熱ロールを作る工程が複雑であ
つたり、2種類の繊維を混合しなければならない
という欠点もある。さらに結晶質アルミナフアイ
バーとかシリカフアイバーの如き高価な無機繊維
を原料として使用するため、耐熱ロール自体高価
なものになるという欠点もあつた。 シリカ・アルミナフアイバーは近年省エネルギ
ー耐火断熱材として注目され、大量に生産される
ためコスト的にも有利な材料である。 一般に高純度のシリカとアルミナをほぼ同量、
もしくは40:60重量比を電気溶融し、その細流を
高圧の空気または、水蒸気で吹き飛ばすことによ
り繊維化したもので、この繊維はガラス繊維と異
なり、850℃以上にならなければ結晶化せず1000゜
〜1400℃の高温に耐える優れた耐火性を有する繊
維である。ところが特公昭57−61806号記載の如
く、この繊維を製造される際には繊維化されない
シヨツト、繊維の先端にくつついて残つているシ
ヨツト、さらに繊維の先端より折れて離脱したシ
ヨツトなどが出来て、その量は全量に対して30〜
50重量%程度である。 このシヨツトの大きさは繊維化されないものは
粗大で150μ以上の径を有するし、その他上記シ
ヨツトとして100μ以上のものが含まれている。
そのため従来これらのシヨツトが耐熱ロールの平
滑性等に悪影響をおよぼすし、さらにシート自体
の強度の劣化も生じた。 〔問題点を解決するための手段〕 このような事情により、本発明は従来使えなか
つた安価でかつ、耐熱性のあるシリカ・アルミナ
フアイバーを加工処理する事により、無公害でか
つ安価で、より耐熱性、耐摩耗性ならびに平滑性
のある高耐熱ロールを提供することを目的とす
る。 本発明に使用するシリカ・アルミナフアイバー
に施すシヨツト除去処理は、一般的に湿式法と乾
式法があるが代表的な湿式法の場合の例として、
シリカ・アルミナフアイバーを水中にて撹拌しス
ラリー状となし、上記スラリーを撹拌羽根及びジ
ヤマ板を有し、ゆるやかな乱流を発生させること
が出来る角型容器、あるいは側壁より加圧水を送
り込み、うず流を発生させることが出来る円筒形
容器内でほぐし、繊維を破壊することなくからみ
の中に取り込まれているシヨツトを取り出した
り、繊維の先にくつついているシヨツトを折つた
りして、シリカ・アルミナ繊維を分離して、分離
されたシヨツトを除去すると同時に繊維を捕集す
る。この間各操作中において送液ポンプなどの繊
維を破壊するような輸送装置を何ら使用せず、連
続的にシリカ・アルミナ繊維を流通させることに
よつて行なわれる。 以下具体的にシヨツト含有率が30重量%以下の
シリカアルミナ繊維を得る1つの方法について説
明する。 市販のシリカ・アルミナ繊維(商品名イビウー
ル)を水中に投入して撹拌してシリカ・アルミ
ナ繊維フロツクのスラリーを作成する。次にこの
スラリーを円筒容器に徐々に導びくと同時にこの
容器の側壁より加圧水を送り込みうず流を発生さ
せ、そのうず流の中でシリカ・アルミナ繊維フロ
ツクをほぐし、シヨツトを分離する。絡みがほぐ
されたシリカ・アルミナ繊維のスラリーをうず流
の中心部から順次流出させ移動しているエンドレ
スのスクリーン上に導きシヨツトをふるい落した
フアイバーを捕集する。なお、この場合シリカ・
アルミナ繊維が若干の界面活性剤でコーテイング
されていると繊維長の長いまま捕集する事が出来
る。 次に本発明において使用するシリカ・アルミナ
繊維中のシヨツト含有率の測定方法について説明
する。 まず、シリカ・アルミナ繊維を任意の箇所より
100g以上試料をシヨツトが試料より脱落しない
ように採る。撹拌した試料を105〜110℃で1hr乾
燥処理したのち、0.1g精度で正確に秤量しW0と
する。次に器具のシリンダーに入れ210Kg/cm2で
加圧粉砕する。一たん圧力を開放し、シリンダ内
で器具のスパチエラを使用して試料をほぐしたの
ち、再び加圧粉砕する粉砕した試料を器具のふる
いに移し流水によつて繊維及び細かいシヨツトを
洗い流す。ふるいに残つたシヨツトとふるいとと
もに乾燥機を用いて1時間シヨツトを乾燥させ
る。乾燥機より取り出したふるいを室温まで冷却
する。ふるいの裏側に付着している細粒を10秒間
程度ふるいの側面を手でたたいて除去する。この
際ふるい面上のシヨツトがふるいから飛び出さぬ
ようにする。 ふるい面上に残つたシヨツトを適当な器へ移
す。この際シヨツトがふるいに残らぬように器具
ふるいブラシで充分はらい落す。 次に0.1g精度で秤量する。なおふるいは標準
ふるい350メツシユを使用する。 シヨツト含有率(%)=W1/W0×100 W0:採取した試料の質量 W1:分離したシヨツトの質量 次に本発明のロールに使用される結合材につい
て説明する。 結合材として有機質と無機質のそれぞれの結合
剤を併用する。有機質のものは特にアクリロニト
ルブタジエン、アクリル酸エステル、酢酸ビニー
ル、ポリウレタンなどが有効であり、無機質のも
のとしてはセピオライト、モンモリロナイト、ア
ルミナゾル、シリカゾル、シヤモツト、カオリ
ン、ムライト、アルミナ微粉のいずれか1種又は
2種以上が用いられる。有機結合材は加熱後、焼
失してしまうので出来るだけ少ない方が良いが、
取り扱い性ならびに加工性から5〜15重量%必要
である。特に好ましくは7〜8重量%が良い。 また無機結合材としてはシリカ・アルミナフア
イバーの繊維を結合するため5重量%が必要であ
り、40重量%以上添加すると硬くなりすぎて鋼片
等に傷をつける恐れがあるので好ましくない。 〔作用〕 本発明において従来使われていた石綿繊維に代
わる人造の比較的安価な高耐熱のシリカ・アルミ
ナフアイバーに着目して、その中に含有される非
繊維物シヨツトを除去処理されたシリカ・アルミ
ナフアイバーを主原料とし、有機と無機の結合材
を添加し常法にて抄造プレスを行いシート状とな
した後、ドーナツ状に加工し、金属パイプに嵌装
に積層してから固設された高耐熱ロールを提供す
るものである。 〔実施例〕 次に本発明を実施例について説明する。 実施例 1 1m3の容積をもつ撹拌器つき容器に800の水
と市販のシヨツト含有率50%のシリカ・アルミナ
フアイバー(商品名イビウール)を8Kg投入して
15分間撹拌して、シリカ・アルミナフアイバーの
スラリー溶液を作成した。一方容量25の円筒型
容器の側壁より流量170/分、水圧Kg/cm2の加
圧水を送り込み、円筒型容器上部よりうず流の中
心部へ上記繊維スラリーを80/分の流量で導
き、フロツグをほぐした後、このスラリーをうず
流の中心部より流出させ30メツシユの金あみ上へ
導き捕集した。 得られたシリカ・アルミナフイバーは第1表に
示すような特性を有していた。 次に上記処理されたシリカ・アルミフアイバー
400gとアルミナ微粉130g、ニトリルブタジエン
系ラテツクス100ml(固型分40%)、木節粘土100
gを50の水中に添加して充分撹拌、混合してス
ラリー状となし、このスラリー中に市販のポリア
クリルアミド系凝集剤1%水溶液20ml、硫酸バン
ド10%水溶液100mlを添加し撹拌混合し、抄紙機
により厚さ18mmのシートを抄造した。 ついでウエツト状のまま6mm厚みにプレス成形
を行なつた。朝乾燥後、ドーナツ状に打ち抜き同
心円をもつ円板とした。第1図に示すように金属
パイプ1にこの円板を所定の枚数嵌装して積装し
その両端を金属性ワツシヤー3とナツト4により
固設し、ロール状とした。 第2表に円板2の諸物性を示す。 また表3にロール状物の物性を示す。 なお、摩耗回数は1250℃でロールを焼成した
後、ロール状物を解体して円板を取り出し
JISK6902−63に規定されているテーバー式ロー
タリーアブレツサーにて摩耗輪H−22を使用して
試験した。 さらに硬度は日本ゴム協会標準規格0101−1968
により試験した値を示す。
【表】
【表】
以上の実施例から判るように本発明の高耐熱ロ
ールは従来のアスベスト繊維を使用した耐熱ロー
ルに比し下記のような優れた特性を有する。 (1) アスベスト繊維をまつたく使用していないた
め、ロールの製造上又は使用上「特定化学物質
等障害予防規則」に規定される石綿公害をひき
起す恐れはまつたくない。 (2) 残存収縮率が従来のアスベストロールに比べ
て1/10程度であり、高温に対する耐熱性が著し
く向上した。 (3) 耐摩耗性も従来のアスベスト繊維とほぼ同程
度であり使用上まつたく問題がない。 (4) 曲げ強度は従来のアスベストロールに比べて
若干小さい値であるが実際の組み立て作業にお
いては何ら問題はない。 (5) 残存収縮率が小さい事からロール自体クラツ
クもまつたく発生せず、従来のアスベストロー
ルに比べて寿命が大巾に伸びると予想される。 以上の事から明らかなように従来のアスベスト
繊維をまつたく使用せず、かつ品質的に極めて優
れた本発明の高耐熱ロールは高温下における搬送
用ローラとして産業上画期的なものである。
ールは従来のアスベスト繊維を使用した耐熱ロー
ルに比し下記のような優れた特性を有する。 (1) アスベスト繊維をまつたく使用していないた
め、ロールの製造上又は使用上「特定化学物質
等障害予防規則」に規定される石綿公害をひき
起す恐れはまつたくない。 (2) 残存収縮率が従来のアスベストロールに比べ
て1/10程度であり、高温に対する耐熱性が著し
く向上した。 (3) 耐摩耗性も従来のアスベスト繊維とほぼ同程
度であり使用上まつたく問題がない。 (4) 曲げ強度は従来のアスベストロールに比べて
若干小さい値であるが実際の組み立て作業にお
いては何ら問題はない。 (5) 残存収縮率が小さい事からロール自体クラツ
クもまつたく発生せず、従来のアスベストロー
ルに比べて寿命が大巾に伸びると予想される。 以上の事から明らかなように従来のアスベスト
繊維をまつたく使用せず、かつ品質的に極めて優
れた本発明の高耐熱ロールは高温下における搬送
用ローラとして産業上画期的なものである。
第1図は本発明の高耐熱ロールの斜視図であ
る。 1は金属性パイプ、2はドーナツ状成形品、3
はワツシヤー、4はナツトを示す。
る。 1は金属性パイプ、2はドーナツ状成形品、3
はワツシヤー、4はナツトを示す。
Claims (1)
- 1 シリカ・アルミナフアイバーと無機結合材と
有機結合材からなる原料をカサ密度0.5g/cm3以
上に成形加工したドーナツ状のシートを金属パイ
プに嵌装して積層してから固設してなる高耐熱ロ
ールにおいて、シヨツトの含有率が30%以下のシ
リカ・アルミナフアイバーが50〜90重量%、セピ
オライト、モンモリロナイト、アルミナゾル、シ
リカゾル、シヤモツト、カオリン、ムライト、ア
ルミナ微粉のいずれか1種又は2種以上の無機結
合材が5〜40重量%、有機結合材が5〜15重量%
とから実質的になり、これらの合計が100重量%
であることを特徴とする高耐熱ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59253092A JPS61133310A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 高耐熱ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59253092A JPS61133310A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 高耐熱ロ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61133310A JPS61133310A (ja) | 1986-06-20 |
| JPH039067B2 true JPH039067B2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=17246377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59253092A Granted JPS61133310A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 高耐熱ロ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61133310A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55125224A (en) * | 1979-03-22 | 1980-09-26 | Nippon Steel Corp | Heat resistance roll |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP59253092A patent/JPS61133310A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61133310A (ja) | 1986-06-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |