JPH039701Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039701Y2 JPH039701Y2 JP1986109769U JP10976986U JPH039701Y2 JP H039701 Y2 JPH039701 Y2 JP H039701Y2 JP 1986109769 U JP1986109769 U JP 1986109769U JP 10976986 U JP10976986 U JP 10976986U JP H039701 Y2 JPH039701 Y2 JP H039701Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- temperature
- airflow
- nursery room
- thermistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は例えば体力的に未成熟な未熟児を保護
育成する為に児体を収容する保育室内の気流を測
定する気流センサを具備する保育器に関するもの
である。
育成する為に児体を収容する保育室内の気流を測
定する気流センサを具備する保育器に関するもの
である。
周知の通り、体力的に未成熟な早産児等の未熟
児に対して、外気を遮断した最適な環境で保護育
成する為に保育器が用いられている。
児に対して、外気を遮断した最適な環境で保護育
成する為に保育器が用いられている。
このような保育器の一般的な構造としては、未
熟児の為のベツドを台座上に載置し、このベツド
の周囲をアクリル樹脂等から成る透明なフードに
より覆つて外気から遮断された保育室と成し、こ
の保育室内の空気の温度及び湿度を夫々最適な状
態に制御するようにしている。例えば、保育室内
の空気を、この保育室の下側に設けた空気供給路
内に引き込み、必要に応じてこの空気と外部の新
鮮空気とを混合し、この混合した空気を適宜温度
に加熱したり、加湿した後に上記保育室内に循環
させるようにしている。この為に、上記空気供給
路内には上流から順に、保育室内から引き込んだ
空気と外部の新鮮空気とを混合する為の空気合流
室、この空気合流室内で混合された空気を適宜温
度に加熱する為の空気加熱室、及びこの空気加熱
室で加熱された空気の湿度を調整する為の湿度調
整部が夫々設けられている。
熟児の為のベツドを台座上に載置し、このベツド
の周囲をアクリル樹脂等から成る透明なフードに
より覆つて外気から遮断された保育室と成し、こ
の保育室内の空気の温度及び湿度を夫々最適な状
態に制御するようにしている。例えば、保育室内
の空気を、この保育室の下側に設けた空気供給路
内に引き込み、必要に応じてこの空気と外部の新
鮮空気とを混合し、この混合した空気を適宜温度
に加熱したり、加湿した後に上記保育室内に循環
させるようにしている。この為に、上記空気供給
路内には上流から順に、保育室内から引き込んだ
空気と外部の新鮮空気とを混合する為の空気合流
室、この空気合流室内で混合された空気を適宜温
度に加熱する為の空気加熱室、及びこの空気加熱
室で加熱された空気の湿度を調整する為の湿度調
整部が夫々設けられている。
このようにして空気が供給されることによつ
て、保育室は外気と遮断さているにも拘らず酸素
不足になるようなことがない。又、供給される空
気が適宜温度に制御されているので、内部の気温
は適宜温度に保たれている。保育室内に空気を供
給することは、このように保育室内へ酸素を供給
したり、或いは保育室内の温度を一定に保つ為に
非常に重要なことであり、この空気の供給が停止
してしまうと保育室内に収容している未熟児の生
命が危険になつてしまう。
て、保育室は外気と遮断さているにも拘らず酸素
不足になるようなことがない。又、供給される空
気が適宜温度に制御されているので、内部の気温
は適宜温度に保たれている。保育室内に空気を供
給することは、このように保育室内へ酸素を供給
したり、或いは保育室内の温度を一定に保つ為に
非常に重要なことであり、この空気の供給が停止
してしまうと保育室内に収容している未熟児の生
命が危険になつてしまう。
従つて、従来から保育器には保育室内への空気
供給が正しく行なわれているかどうかを検出する
為の気流センサが配設されている。そして、この
気流センサとして従来は、加熱手段によつてサー
ミスタを常時加熱し、気流が当たることによつて
そのサーミスタの温度が下がることを利用した自
己加熱型サーミスタ1本を単独で配設していた。
そして、その配設位置は、保育室へ空気を供給す
る為に空気供給路内に設けられた循環フアンの近
傍であつた。
供給が正しく行なわれているかどうかを検出する
為の気流センサが配設されている。そして、この
気流センサとして従来は、加熱手段によつてサー
ミスタを常時加熱し、気流が当たることによつて
そのサーミスタの温度が下がることを利用した自
己加熱型サーミスタ1本を単独で配設していた。
そして、その配設位置は、保育室へ空気を供給す
る為に空気供給路内に設けられた循環フアンの近
傍であつた。
保育器にはこのように従来から気流センサが配
設されていて、この気流センサで保育室内に空気
が順調に供給されているかどうかを常時検出して
いる。しかし、従来の保育器の場合には上記した
ように自己加熱型サーミスタを1本配設しただけ
であるので、誤作動が非常に多かつた。これは、
従来は次のようにして警報手段を動作させるよう
にしていたからである。
設されていて、この気流センサで保育室内に空気
が順調に供給されているかどうかを常時検出して
いる。しかし、従来の保育器の場合には上記した
ように自己加熱型サーミスタを1本配設しただけ
であるので、誤作動が非常に多かつた。これは、
従来は次のようにして警報手段を動作させるよう
にしていたからである。
即ち、自己加熱型サーミスタは周囲の気流の大
小によつてその熱放散が変わるので、気流が大き
い時には検出温度が低くなり、気流が停止、或い
は、非常に小さくなつた時には反対に検出温度が
高くなる。そこで、或る基準温度を設定し、自己
加熱型サーミスタの検出温度がこの基準温度より
も高くなつた時に警報手段を動作させて異常を知
らせるようにしていた。
小によつてその熱放散が変わるので、気流が大き
い時には検出温度が低くなり、気流が停止、或い
は、非常に小さくなつた時には反対に検出温度が
高くなる。そこで、或る基準温度を設定し、自己
加熱型サーミスタの検出温度がこの基準温度より
も高くなつた時に警報手段を動作させて異常を知
らせるようにしていた。
しかし、自己加熱型サーミスタの検出温度は、
周囲の気流が停止した時だけ上昇するのではな
く、周囲の温度が上昇した場合にも上昇する。そ
して従来は、周囲温度の上昇によつて検出温度が
上昇した場合も、検出温度が基準温度よりも上に
なつた時には警報手段を動作させてしまう。
周囲の気流が停止した時だけ上昇するのではな
く、周囲の温度が上昇した場合にも上昇する。そ
して従来は、周囲温度の上昇によつて検出温度が
上昇した場合も、検出温度が基準温度よりも上に
なつた時には警報手段を動作させてしまう。
又、従来の気流センサは前記したようにその配
設位置が、保育室内に空気を供給する為に配設さ
れている循環フアンの近傍であつた。従つて、空
気が保育室内に供給されていることを検出するこ
とはできるが、保育室内の気流の速度を正確に測
定することはできなかつた。これは、循環フアン
の近傍では、保育室内から導出された空気と、保
育器外部から引込んだ空気との両方が流れてお
り、保育室内の実際の気流状態を正確に反映して
いるとは言えないからである。
設位置が、保育室内に空気を供給する為に配設さ
れている循環フアンの近傍であつた。従つて、空
気が保育室内に供給されていることを検出するこ
とはできるが、保育室内の気流の速度を正確に測
定することはできなかつた。これは、循環フアン
の近傍では、保育室内から導出された空気と、保
育器外部から引込んだ空気との両方が流れてお
り、保育室内の実際の気流状態を正確に反映して
いるとは言えないからである。
本考案は、児体を収容する保育室2内の気流を
測定する気流センサ10を具備する保育器1にお
いて、上記保育室2の空気を空気供給路3に導出
する導出口25と、保育器1の外部の空気を上記
空気供給路3に引込む透孔35と、上記導出口2
5を通して上記空気供給路3に導出される空気と
上記透孔35を通して上記空気供給路3に引込ま
れる空気とを上記保育室2に夫々導入する為の循
環フアン34とを夫々具備し、上記気流センサ1
0は、加熱手段を有しかつこの加熱手段によつて
加熱される自己加熱型サーミスタ11と、加熱手
段を有さないサーミスタ12とを夫々有し、上記
一対のサーミスタ11,12は、上記導出口25
の近傍であり且つ上記透孔35を通して上記空気
供給路3に引込まれる空気が実質的に通過しない
比較的狭い通路部分に互いに近接配置されている
ことを特徴とする保育器1に係るものである。
測定する気流センサ10を具備する保育器1にお
いて、上記保育室2の空気を空気供給路3に導出
する導出口25と、保育器1の外部の空気を上記
空気供給路3に引込む透孔35と、上記導出口2
5を通して上記空気供給路3に導出される空気と
上記透孔35を通して上記空気供給路3に引込ま
れる空気とを上記保育室2に夫々導入する為の循
環フアン34とを夫々具備し、上記気流センサ1
0は、加熱手段を有しかつこの加熱手段によつて
加熱される自己加熱型サーミスタ11と、加熱手
段を有さないサーミスタ12とを夫々有し、上記
一対のサーミスタ11,12は、上記導出口25
の近傍であり且つ上記透孔35を通して上記空気
供給路3に引込まれる空気が実質的に通過しない
比較的狭い通路部分に互いに近接配置されている
ことを特徴とする保育器1に係るものである。
気流センサ10を構成する一対のサーミスタ1
1,12は、導出口25の近傍であり且つ上記透
孔35を通して上記空気供給路3に引込まれる空
気が実質的に通過しない比較的狭い通路部分に互
いに近接配置されているので、保育室から出てく
る空気の流れを良好に測定できる。この測定は、
空気の流れの大小によつて自己加熱型サーミスタ
11の熱放散が変化して、その検出温度が変わる
特性を利用して行つている。自己加熱型サーミス
タ11の検出温度は周囲温度の変化によつても変
わるが、周囲温度をサーミスタ12が検出して、
周囲温度の変化による自己加熱型サーミスタ11
の検出温度の誤差を補正している。
1,12は、導出口25の近傍であり且つ上記透
孔35を通して上記空気供給路3に引込まれる空
気が実質的に通過しない比較的狭い通路部分に互
いに近接配置されているので、保育室から出てく
る空気の流れを良好に測定できる。この測定は、
空気の流れの大小によつて自己加熱型サーミスタ
11の熱放散が変化して、その検出温度が変わる
特性を利用して行つている。自己加熱型サーミス
タ11の検出温度は周囲温度の変化によつても変
わるが、周囲温度をサーミスタ12が検出して、
周囲温度の変化による自己加熱型サーミスタ11
の検出温度の誤差を補正している。
先ず、第4図において、1は保育器、2は保育
室、3は空気供給路である。上記保育室2は体力
的に未成熟な未熟児等の児体4を、外部とは遮断
した好適な環境で保護育成する為に設けられてい
るものであり、児体4を寝かせる為のベツド5
を、透明なアクリル樹脂より成るフード6で囲つ
て形成している。
室、3は空気供給路である。上記保育室2は体力
的に未成熟な未熟児等の児体4を、外部とは遮断
した好適な環境で保護育成する為に設けられてい
るものであり、児体4を寝かせる為のベツド5
を、透明なアクリル樹脂より成るフード6で囲つ
て形成している。
空気供給路3は、上記保育室2内に収容されて
いる未熟児等の児体4の保護育成に好適な空気を
供給する為に設けられているものであり、第4図
で右側に示した上流部27側から左側に示した下
流部28側に向かつて順に空気合流室30、加熱
室31、湿度調整部32、混合室105が夫々設
けられている。上記空気合流室30は、保育室2
と空気供給路3とを区画する仕切板23の一側端
部近傍に形成された空気導出口25を通じて保育
室2と連通している。又、空気供給路3の下流端
に設けられている混合室105は、上記仕切板2
3の他側端部近傍に形成された空気導入口24を
通じて保育室2に連通している。
いる未熟児等の児体4の保護育成に好適な空気を
供給する為に設けられているものであり、第4図
で右側に示した上流部27側から左側に示した下
流部28側に向かつて順に空気合流室30、加熱
室31、湿度調整部32、混合室105が夫々設
けられている。上記空気合流室30は、保育室2
と空気供給路3とを区画する仕切板23の一側端
部近傍に形成された空気導出口25を通じて保育
室2と連通している。又、空気供給路3の下流端
に設けられている混合室105は、上記仕切板2
3の他側端部近傍に形成された空気導入口24を
通じて保育室2に連通している。
空気合流室30内にはその空気吸込み口37か
ら空気を吸い込む循環フアン34が配設されてお
り、この循環フアン34によつて上記空気導出口
25から保育室2内の空気を吸い込むと共に、必
要な場合にはこの合流室30の奥部壁面30aに
設けられている透孔35から外部の新鮮空気を吸
い込み、これらを合流させて、下流側に設けた加
熱室31に送り込む作用を有している。
ら空気を吸い込む循環フアン34が配設されてお
り、この循環フアン34によつて上記空気導出口
25から保育室2内の空気を吸い込むと共に、必
要な場合にはこの合流室30の奥部壁面30aに
設けられている透孔35から外部の新鮮空気を吸
い込み、これらを合流させて、下流側に設けた加
熱室31に送り込む作用を有している。
加熱室31には電気ヒータ36が配設されてい
て、空気合流室30側から送り込まれた空気はこ
の電気ヒータ36により必要に応じて加熱され
て、下流部28側に設けられた湿度調整部32に
送られる。
て、空気合流室30側から送り込まれた空気はこ
の電気ヒータ36により必要に応じて加熱され
て、下流部28側に設けられた湿度調整部32に
送られる。
この湿度調整部32には、上流側から流れてき
た空気を加湿することなく、そのまま混合室10
5に通したり、又は全量或いは一部を加湿してか
ら通したりして、保育室2に供給する空気を適宜
湿度に調整する。
た空気を加湿することなく、そのまま混合室10
5に通したり、又は全量或いは一部を加湿してか
ら通したりして、保育室2に供給する空気を適宜
湿度に調整する。
保育器1は上記のようにして保育室2内に温度
及び湿度が制御された空気を供給するものであ
る。このようにして空気供給が常時行なわれるこ
とによつて、保育室2内は外気とは遮断されてい
るにも拘らず酸素不足にならない。又、温度が制
御された空気が常時供給されるので、保育室2内
の温度は適正な温度に保持される。
及び湿度が制御された空気を供給するものであ
る。このようにして空気供給が常時行なわれるこ
とによつて、保育室2内は外気とは遮断されてい
るにも拘らず酸素不足にならない。又、温度が制
御された空気が常時供給されるので、保育室2内
の温度は適正な温度に保持される。
又保育室2内の空気は常時動いている必要が有
る。これは児体4の体温を調節する為に必要なこ
とで、児体4の周囲の空気が動いていなければ、
児体4の発汗作用や放熱作用によつて児体4の体
温を適当に下げることができなくなる。一方、児
体4の周囲の空気があまり早く動いていると児体
4から熱を奪いすぎて返つて好ましくない。そこ
で、保育室2内にはかなり微風の状態の気流が常
時存在しなければならない。
る。これは児体4の体温を調節する為に必要なこ
とで、児体4の周囲の空気が動いていなければ、
児体4の発汗作用や放熱作用によつて児体4の体
温を適当に下げることができなくなる。一方、児
体4の周囲の空気があまり早く動いていると児体
4から熱を奪いすぎて返つて好ましくない。そこ
で、保育室2内にはかなり微風の状態の気流が常
時存在しなければならない。
一方、保育室2内への空気の供給が停止してし
まつた場合には、それを確実に検出して保育器の
操作者に報知するようにしなければならない。保
育室2への空気の供給が停止してしまつた時に、
それを確実に検出する為には、保育室2の気流を
確実に検出することができる位置に気流センサを
配設することが重要である。
まつた場合には、それを確実に検出して保育器の
操作者に報知するようにしなければならない。保
育室2への空気の供給が停止してしまつた時に、
それを確実に検出する為には、保育室2の気流を
確実に検出することができる位置に気流センサを
配設することが重要である。
本実施例の気流センサ10は、第1図及び第4
図に示すように保育室2内の空気を空気供給路3
内に引込む為に形成された空気導出口25の真下
に配設したものである。この位置は、透孔35を
通して空気供給路3に引込まれた空気は実質的に
通過しないが、保育室2内に供給された空気の略
全量が通過する位置であり、空気導出口25は比
較的狭く形成されている。その為に流速が速くな
つているので、空気の流れの有無のみならずその
風速までも良好に測定することができる。そして
その風速は保育室2内の気流状態をかなり正確に
反映したものと考えられる。
図に示すように保育室2内の空気を空気供給路3
内に引込む為に形成された空気導出口25の真下
に配設したものである。この位置は、透孔35を
通して空気供給路3に引込まれた空気は実質的に
通過しないが、保育室2内に供給された空気の略
全量が通過する位置であり、空気導出口25は比
較的狭く形成されている。その為に流速が速くな
つているので、空気の流れの有無のみならずその
風速までも良好に測定することができる。そして
その風速は保育室2内の気流状態をかなり正確に
反映したものと考えられる。
又、本実施例の気流センサ10は、自己加熱型
サーミスタ11と、この自己加熱型サーミスタ1
1の環境温度を測定する為のサーミスタ12を近
接配置して構成したものであるから、環境温度の
変化による誤差を補正して正確に気流測定を行う
ことができる。本実施例では、空気導出口25に
対して上下にサーミスタを配し、上側に自己加熱
型サーミスタ11、下側にサーミスタ12を配設
した例を示している。
サーミスタ11と、この自己加熱型サーミスタ1
1の環境温度を測定する為のサーミスタ12を近
接配置して構成したものであるから、環境温度の
変化による誤差を補正して正確に気流測定を行う
ことができる。本実施例では、空気導出口25に
対して上下にサーミスタを配し、上側に自己加熱
型サーミスタ11、下側にサーミスタ12を配設
した例を示している。
第2図は気流測定の一例を示し、自己加熱型サ
ーミスタ11の検出温度TH(Air)は比較部13
に加えられている。又、環境温度を検出する為の
サーミスタ12の検出温度THは比較温度発生部
14に加えられている。この比較温度発生部14
は、自己加熱型サーミスタ11が検出している温
度TH(Air)と比較する為の基準温度TRefを発生
させる為に設けられているものである。この比較
温度発生部14は、上記基準温度TRefを次のよう
にして発生させている。
ーミスタ11の検出温度TH(Air)は比較部13
に加えられている。又、環境温度を検出する為の
サーミスタ12の検出温度THは比較温度発生部
14に加えられている。この比較温度発生部14
は、自己加熱型サーミスタ11が検出している温
度TH(Air)と比較する為の基準温度TRefを発生
させる為に設けられているものである。この比較
温度発生部14は、上記基準温度TRefを次のよう
にして発生させている。
即ち、先ず初期値設定を行う。この初期値設定
は、保育器1が正常に動作している時、即ち正常
な気流状態の時のサーミスタ12の検出値(電
圧)を測定し、この電圧値を入力して行う。本実
施例に於いては、保育器1を28℃〜38℃の温度範
囲で動作させるものとして、28℃,32℃,38℃に
おける上記サーミスタ12の検出値(電圧)を
夫々測定し、これらの電圧値を比較温度発生部1
4に入力する。そしてこれらの電圧値に基づいて
28℃〜32℃及び32℃〜38℃間の夫々の温度勾配を
計算し、これら28℃〜32℃の間及び32℃〜38℃の
間の各温度に対応する電圧を、上記温度勾配に対
応させて演算によつて求める。
は、保育器1が正常に動作している時、即ち正常
な気流状態の時のサーミスタ12の検出値(電
圧)を測定し、この電圧値を入力して行う。本実
施例に於いては、保育器1を28℃〜38℃の温度範
囲で動作させるものとして、28℃,32℃,38℃に
おける上記サーミスタ12の検出値(電圧)を
夫々測定し、これらの電圧値を比較温度発生部1
4に入力する。そしてこれらの電圧値に基づいて
28℃〜32℃及び32℃〜38℃間の夫々の温度勾配を
計算し、これら28℃〜32℃の間及び32℃〜38℃の
間の各温度に対応する電圧を、上記温度勾配に対
応させて演算によつて求める。
このようにして、28℃〜38℃の温度範囲に於け
る、保育器1が正常に動作(空気が正常に流れて
いる。)している時のサーミスタ12の検出値
(電圧)を設定する。そして、これらの設定値に
所定の電圧(例えば15mV)を加えたものを、各
温度に於ける基準電圧TRefとする。
る、保育器1が正常に動作(空気が正常に流れて
いる。)している時のサーミスタ12の検出値
(電圧)を設定する。そして、これらの設定値に
所定の電圧(例えば15mV)を加えたものを、各
温度に於ける基準電圧TRefとする。
比較温度発生部14には、サーミスタ12の検
出値THが常時入力されており、比較温度発生部
14からは、入力されているサーミスタ12の検
出値THに対応する基準温度TRefが出力され、そ
して、この基準温度TRefが上記比較部13に入力
されている。この比較部13には、前記したよう
に自己加熱型サーミスタ11の検出温度TH(Air)
が入力されており、この温度TH(Air)と基準温
度TRefとが比較部13に於いて比較される。そし
て、比較部13がTH(Air)>TRefと判定した時に
は空気の流れが停止した時であるので、警報手段
15を駆動させて異常を知らせるようにする。
出値THが常時入力されており、比較温度発生部
14からは、入力されているサーミスタ12の検
出値THに対応する基準温度TRefが出力され、そ
して、この基準温度TRefが上記比較部13に入力
されている。この比較部13には、前記したよう
に自己加熱型サーミスタ11の検出温度TH(Air)
が入力されており、この温度TH(Air)と基準温
度TRefとが比較部13に於いて比較される。そし
て、比較部13がTH(Air)>TRefと判定した時に
は空気の流れが停止した時であるので、警報手段
15を駆動させて異常を知らせるようにする。
又、自己加熱型サーミスタ11の検出値TH
(Air)と環境温度測定用サーミスタ12の検出
値THとは夫々温度補正部16に入力されている。
この温度補正部16には、環境温度の変動によつ
て生じる自己加熱型サーミスタ11の検出値TH
(Air)の誤差を補正する為の補正データとして、
空気が正常に流れている時の自己加熱型サーミス
タ11の正しい検出値が初期値設定されている。
この初期値設定は、前記比較温度発生部14と同
様に、28℃,32℃,38℃に於ける自己加熱型サー
ミスタ11の検出値を夫々入力して行う。
(Air)と環境温度測定用サーミスタ12の検出
値THとは夫々温度補正部16に入力されている。
この温度補正部16には、環境温度の変動によつ
て生じる自己加熱型サーミスタ11の検出値TH
(Air)の誤差を補正する為の補正データとして、
空気が正常に流れている時の自己加熱型サーミス
タ11の正しい検出値が初期値設定されている。
この初期値設定は、前記比較温度発生部14と同
様に、28℃,32℃,38℃に於ける自己加熱型サー
ミスタ11の検出値を夫々入力して行う。
温度補正部16内には、このようにして各温度
における正しい検出値が入力されているので、自
己加熱型サーミスタ11が実際に検出している温
度TH(Air)を、その時の環境温度を考慮して補
正することができて、正しい風速として表示部1
7に表示させることができる。
における正しい検出値が入力されているので、自
己加熱型サーミスタ11が実際に検出している温
度TH(Air)を、その時の環境温度を考慮して補
正することができて、正しい風速として表示部1
7に表示させることができる。
尚、上記基準電圧TRefを設定する時に、空気の
流れが完全に停止した時の自己加熱型サーミスタ
11の検出温度TH(Air)の、例えば70%程度に
設定するようにすれば、気流が完全に停止する
前、例えば通常の30%程度に減少した時に警報手
段15を動作させることができる。
流れが完全に停止した時の自己加熱型サーミスタ
11の検出温度TH(Air)の、例えば70%程度に
設定するようにすれば、気流が完全に停止する
前、例えば通常の30%程度に減少した時に警報手
段15を動作させることができる。
又、フード6内に収容している児体4を治療し
たり、世話をする為にフード6に設けられている
処置窓を開いたり、或いはフード6の全体を開い
たりすることがある。このような時には気流セン
サ10を配設している箇所の空気の流れが減少し
て、警報手段15が動作してしまうことがある。
これを防止する為に、例えば比較部13と警報手
段15との間に遅延回路を設け、予め定めた時間
以上の間空気の流れが減少した時にのみ警報手段
15が動作するようにしてもよい。このようにし
た場合でも、空気の流れが完全に停止した場合に
は警報手段15が直ぐに動作するようにしてお
く。
たり、世話をする為にフード6に設けられている
処置窓を開いたり、或いはフード6の全体を開い
たりすることがある。このような時には気流セン
サ10を配設している箇所の空気の流れが減少し
て、警報手段15が動作してしまうことがある。
これを防止する為に、例えば比較部13と警報手
段15との間に遅延回路を設け、予め定めた時間
以上の間空気の流れが減少した時にのみ警報手段
15が動作するようにしてもよい。このようにし
た場合でも、空気の流れが完全に停止した場合に
は警報手段15が直ぐに動作するようにしてお
く。
更に本実施例に於いては、保育室2の空気を空
気供給路3内に導く為の空気導出口25の真下に
気流センサ10を配設した。従つて、上記空気導
出口25の開口面積と流速によつてここを通る空
気の流量を計算することができる。一方、上記保
育室2の体積は計算によつて求めることができ
る。従つて、従来は気流の速度が微弱であるので
直接測定することが困難であつた保育室2内の気
流速度を計算によつてかなり正確に求めることが
できる。その為に、例えば極小未熟児を収容した
場合等に於いて、保育室2内の気流を十分に小さ
く設定することもできるようになり、極小未熟児
からの蒸散を十分に小さくすることができる。し
かも、このように保育室2内の気流を十分に小さ
くした場合でも、流れが停止した時にはそれを確
実に検出することができる利点がある。
気供給路3内に導く為の空気導出口25の真下に
気流センサ10を配設した。従つて、上記空気導
出口25の開口面積と流速によつてここを通る空
気の流量を計算することができる。一方、上記保
育室2の体積は計算によつて求めることができ
る。従つて、従来は気流の速度が微弱であるので
直接測定することが困難であつた保育室2内の気
流速度を計算によつてかなり正確に求めることが
できる。その為に、例えば極小未熟児を収容した
場合等に於いて、保育室2内の気流を十分に小さ
く設定することもできるようになり、極小未熟児
からの蒸散を十分に小さくすることができる。し
かも、このように保育室2内の気流を十分に小さ
くした場合でも、流れが停止した時にはそれを確
実に検出することができる利点がある。
しかし、上記気流センサ10は、導出口25の
近傍であり且つ透孔35を通して空気供給路3に
引込まれる空気が実質的に通過しない比較的狭い
通路部分であれば、他の場所に配設してもよい。
近傍であり且つ透孔35を通して空気供給路3に
引込まれる空気が実質的に通過しない比較的狭い
通路部分であれば、他の場所に配設してもよい。
又、風速は必ずしも表示するようにしなくても
よい。
よい。
更に、上記のようにして測定した気流のデータ
に基いて自動的に循環フアン34を制御するよう
にしてもよい。
に基いて自動的に循環フアン34を制御するよう
にしてもよい。
加熱手段を有する自己加熱型サーミスタと、加
熱手段を有さない環境温度測定用のサーミスタと
を、児体を収容している保育室から空気を導出す
る為の空気導出口の近傍であり且つ透孔を通して
空気供給路に引込まれる空気が実質的に通過しな
い比較的狭い通路部分に互いに近接配置したもの
であるから、保育室から実際に導出される空気を
直接測定することができ、その為に保育室から導
出される空気の速度を保育室内の気流状態を反映
した状態で正確に測定することができ、又その
際、2つのサーミスタを比較的狭い通路部分に配
設したから、保育室内の空気の速度が微弱であつ
ても容易に測定することができ、特に環境温度を
測定して温度補正を行いながら気流測定するよう
にしたものであるから、環境温度の変動による誤
差が無く、正確な気流測定を行うことができる。
熱手段を有さない環境温度測定用のサーミスタと
を、児体を収容している保育室から空気を導出す
る為の空気導出口の近傍であり且つ透孔を通して
空気供給路に引込まれる空気が実質的に通過しな
い比較的狭い通路部分に互いに近接配置したもの
であるから、保育室から実際に導出される空気を
直接測定することができ、その為に保育室から導
出される空気の速度を保育室内の気流状態を反映
した状態で正確に測定することができ、又その
際、2つのサーミスタを比較的狭い通路部分に配
設したから、保育室内の空気の速度が微弱であつ
ても容易に測定することができ、特に環境温度を
測定して温度補正を行いながら気流測定するよう
にしたものであるから、環境温度の変動による誤
差が無く、正確な気流測定を行うことができる。
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
気流センサの斜視図、第2図は測定ブロツク図、
第3図は検出温度と気流との関係を示すグラフ、
第4図は保育器上部の断面図である。 なお図面に用いた符号において、1……保育
器、2……保育室、3……空気供給路、10……
気流センサ、11……自己加熱型サーミスタ、1
2……サーミスタ、25……空気導出口、34…
…循環フアン、35……透孔、である。
気流センサの斜視図、第2図は測定ブロツク図、
第3図は検出温度と気流との関係を示すグラフ、
第4図は保育器上部の断面図である。 なお図面に用いた符号において、1……保育
器、2……保育室、3……空気供給路、10……
気流センサ、11……自己加熱型サーミスタ、1
2……サーミスタ、25……空気導出口、34…
…循環フアン、35……透孔、である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 児体を収容する保育室内の気流を測定する気流
センサを具備する保育器において、 上記保育室の空気を空気供給路に導出する導出
口と、 保育器の外部の空気を上記空気供給路に引込む
透孔と、 上記導出口を通して上記空気供給路に導出され
る空気と上記透孔を通して上記空気供給路に引込
まれる空気とを上記保育室に夫々導入する為の循
環フアンとを夫々具備し、 上記気流センサは、加熱手段を有しかつこの加
熱手段によつて加熱される自己加熱型サーミスタ
と、 加熱手段を有さないサーミスタとを夫々有し、 上記一対のサーミスタは、上記導出口の近傍で
あり且つ上記透孔を通して上記空気供給路に引込
まれる空気が実質的に通過しない比較的狭い通路
部分に互いに近接配置されていることを特徴とす
る保育器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986109769U JPH039701Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986109769U JPH039701Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6316022U JPS6316022U (ja) | 1988-02-02 |
| JPH039701Y2 true JPH039701Y2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=30988166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986109769U Expired JPH039701Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH039701Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5649580A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-06 | Fujitsu Ltd | Preparation of semiconductor infrared-ray detecting element |
| JPS55160552A (en) * | 1980-06-02 | 1980-12-13 | Atom Medical Corp | Temperature controller in incubator |
-
1986
- 1986-07-17 JP JP1986109769U patent/JPH039701Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6316022U (ja) | 1988-02-02 |
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