JPH039721Y2 - - Google Patents
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- JPH039721Y2 JPH039721Y2 JP1988140732U JP14073288U JPH039721Y2 JP H039721 Y2 JPH039721 Y2 JP H039721Y2 JP 1988140732 U JP1988140732 U JP 1988140732U JP 14073288 U JP14073288 U JP 14073288U JP H039721 Y2 JPH039721 Y2 JP H039721Y2
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(産業上の利用分野)
本考案は、入浴者に向けて気泡流を噴出してマ
ツサージ効果を得る気泡浴槽の改良に関する。 (従来の技術) 従来から気泡浴槽が知られている。 気泡浴槽は実公昭62−14864号に開示される如
く、浴槽本体に設けた気泡流噴出装置と吸水口と
を循環ポンプを備えた循環路でもつて連絡して構
成されている。そして、循環ポンプの作動によつ
て吸水口から吸込んだ浴槽水を気泡流噴出装置に
送り、該噴出装置から気泡流を噴出するようにな
つている。 気泡流噴出装置2′は、第19図に示す如く、
循環路を介して吸水口に連通する噴射ノズル23
の前方に混合ノズル22′に配設して構成されて
いる。 混合ノズル22′は、筒状に形成したスロート
部内に形成される流路22cの後端に、給気口2
1d′に連通する混合室22a′を一体に形成してな
り、混合室22a′内には噴射ノズル23の先端が
挿入されている。そして、この混合ノズル22
a′内において、噴射ノズル23から噴出された循
環水(噴出流)にその噴出圧による吸引作用でも
つて空気を混入し、流路22cから気泡流を噴出
するようになつている。 循環路は、槽壁1bに一体的に取付けた気泡流
噴出装置2′と吸水口とを、設置床面上に直接設
置する循環ポンプを備えた連絡管6で連絡して構
成されている。 (考案が解決しようとする課題) 上述した気泡流噴出装置2′によれば、噴射ノ
ズル23によつて循環水の流速を急激に速め、か
つこの循環水に強制的に空気を混入することで気
泡流を得るようになつているので、流路22c内
を流れる循環水(噴出流)の表面に乱れが生じ易
く、この乱れが浴槽内の浴槽水と衝突した時に衝
撃音が発生し、この衝撃音により槽壁1bが共鳴
して騒音を誘発する虞れがあつた。 また、上記循環路によれば、連絡管6を介して
浴槽本体と循環ポンプが一体的に接続され、さら
に、連絡管6が循環ポンプを設置床面に押え付け
る。その為、循環ポンプ作動時における振動が連
絡管6を介して上記槽壁1bに伝わり、この槽壁
1bが共鳴して上述した騒音を更に大きくする虞
れがあつた。同時に、前記ポンプの振動が設置床
面に伝わり、同床面が共鳴して騒音を誘発する虞
れもあつた。 上述した騒音は、浴槽をFRPで成形した場合
や、更に浴室を塩ビ鋼板製のパネル体からなるユ
ニツトバスルームで構成した場合に著しく発生
し、入浴者に不快感を与えるばかりか、隣室,階
上,階下にまで伝わる虞れがあり、気泡浴槽を集
合住宅に設置する際の障害にもなつていた。 本考案は上述したような従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とする処の第1は、噴
射ノズルから噴出された循環水が浴槽水と衝突し
た時に発生する衝撃音をきわめて簡単な構造によ
り抑制し、同時に、循環ポンプと浴槽本体、設置
床面との間で同ポンプの振動を吸収して、騒音が
発生する虞れのない気泡浴槽を提供することにあ
る。 また、本考案の第2の目的は、上記衝撃音を抑
制するための手段を容易に交換できるようにする
と共に、この手段を設けたことにより気泡流の噴
出圧が低下する虞れを最少限に抑えることにあ
る。 (課題を解決する為の手段) 以上の目的を達成する為に、本考案の第1の手
段は、上記スロート部内に、循環水の噴出方向に
沿う所望長さを備え、且つスロート部中心から内
周面へ向けて略放射状に延びる複数枚の整流板か
らなる整流体を着脱自在に取付け、前記各整流板
の混合室側の端部をスロート部中心から内周面に
向けて傾斜する傾斜面とし、さらに、上記連絡管
の中途部には該連絡管に伝わる循環ポンプの振動
を吸収する防振部を設け、循環ポンプとその設置
床面との間には該床面に伝わる循環ポンプの振動
を吸収する防振材を設けたことを特徴とする。 また、本考案の第2の手段は、上記第1の手段
の傾斜面に代えて、各整流板の混合室側の端部を
断面鋭角なエツジ状に形成したことを特徴とす
る。 さらに、本考案第3の手段は、上記第1の手段
の傾斜面を断面鋭角なエツジ状に形成したことを
特徴とする。 (作 用) 上記第1の手段による作用は、以下の通りであ
る。 ・噴射ノズルから噴出され混合室内にて空気を
混入した循環水を、スロート部中心から内周面に
向けて略放射状に延びる複数の整流板によつてい
くつかの分流に分割し、かつ循環水の噴出方向に
沿つて所望長さに設けられた前記夫々の整流板に
よつて各分流の噴出方向を整え出来るだけ層流に
近い状態に整流しながらスロート部内を通過させ
るをもつて、上記循環水(噴出流)表面における
乱れの発生を可能な限り少なくする。これによ
り、循環水(噴出流)が浴槽水に衝突した際の衝
撃音を可能な限り小さくして、槽壁の共鳴を防
ぐ。 ・連絡管に伝わる循環ポンプの振動を防振部に
よつて吸収して、この振動が浴槽本体に伝わるこ
とによる槽壁の共鳴を防ぐ。 ・防振部によつて連結管に弾性を付与して循環
ポンプを設置床面に押え付ける力を低減すると共
に、防振材によつて循環ポンプの振動を吸収して
設置床面への伝達を防ぐをもつて、設置床面の共
鳴を防ぐと共に、循環ポンプの振動音を小さくす
る。 ・傾斜面によつて、循環水(噴出流)が整流体
の混合室側の端部に衝突する際の圧力抵抗を低減
させる。 ・整流体を着脱自在に設けたことにより、この
整流体の交換を容易に行うことができる。 また、本考案第2の手段によれば、エツジ状に
形成した各整流板の混合室側の端部が、上述した
傾斜面と同様に機能するをもつて、上記第1の手
段と略同等の作用を得る。 さらに、本考案第3の手段によれば、上述した
第1の手段の作用に加えて、傾斜面をエツジ状と
したことにより、循環水(噴出流)が整流体の混
合室側の端部に衝突する際の圧力抵抗をさらに低
減させる。 (実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 まず、第1図乃至第3図に示す実施例について
説明する。 図中Aは本考案の気泡浴槽で、FRP等で一体
成形した浴槽本体1を備え、この浴槽本体1に設
けた気泡流噴出装置2と吸水口3とを循環路4で
連絡してなつている。循環路4は気泡流噴出装置
2と吸水口3とを、循環ポンプ5を備えた連絡管
6で連絡して構成されている。 連絡管6は、一端を気泡流噴出装置2又は吸水
口3に連結した金具側パイプ6aの他端と、一端
を循環ポンプ5に連結したポンプ側パイプ6bの
他端との間に、この両他端同士をゴム管6c′で連
絡してなる防振部6cを形成してある。 ゴム管6c′は所望の弾性を備え、ポンプ側パイ
プ6bに伝わる循環ポンプ5の振動を吸収して、
この振動を金具側のパイプ6aに伝えないように
なつている。 循環ポンプ5は、吸水口3から浴槽内の浴槽水
1aを吸込んで気泡流噴出装置2に送ると共に、
この噴出装置2から浴槽本体1内へ向けて気泡流
を噴出するに充分な機能を備えている。また、こ
の循環ポンプ5の周囲には防水カバー7を設け、
さらに、設置床面Bとの間には防振材8を設けて
ある。設置床面Bは例えばユニツトバスルームを
構成するルーム床面等により形成される。 防水カバー7は内面に吸音材を貼つた吸音板、
もしくはその表面部に凹凸を有する制振板でもつ
て形成され、循環ポンプ5の周囲を覆つている。
そして、水滴の付着等による循環ポンプ5の故障
を防ぐと共に、循環ポンプ5作動時における振動
音を低減するようになつている。 防振材8は、防水カバー7下面に突設した脚部
7a下端に嵌着した防振ゴムで、循環ポンプ5の
振動を吸収して設置床面Bに伝えないようになつ
ている。 気泡流噴出装置2は、その前面開口21aから
底壁21bにわたつて凹部21c、前室21d、
後室21eを連設状に形成した有底筒状の本体部
21、前記凹部21c内に装着した混合ノズル2
2、混合ノズル22後方に配設した噴射ノズル2
3からなり、槽壁1bに開穿した取付孔1cに装
着してある。 混合ノズル22は、前記凹部21c後端に段設
した取付段部21c′内に回動自在に収容される球
体部22aと、この球体部22aから前面開口2
1aに向けて突出する筒状のスロート部22bと
を一体に成形してなり、スロート部22bの浴槽
内への突出角度を任意に調節できるようになつて
いる。 球体部22aはその内部に噴射ノズル23のに
向けて拡開する混合室22a′を設けてなり、取付
段部21c′内に設けた環状のゴム製パツキン24
で挾持してある。 スロート部22bは、その内部に、混合室22
a′に連通する所望径の流路22cを備え、この流
路22cの先端には係止部22dを、後端付近に
は凹溝22eを夫々周設し、さらにこの流路22
c内には整流体25を取付けてある。 整流体25は、前記流路22cに挿嵌可能な筒
体形状の外枠部25aと、流路22c中心から外
枠部25aの周壁にわたつて断面十字形に放射す
る複数枚の整流板25bとを一体に成形してな
り、外枠部25aの外周にはバネ作用でもつて前
記凹溝22eに係脱自在に係合する突片25cを
形成してある。そうして、複数の整流板25bに
よつて流路22cを気泡流の噴出方向に沿つた複
数の分割流路25dに区画している。 さらに、夫々の整流板25bの流路22c上流
側の端部には、外枠部25a中心から周壁に向け
て傾斜する傾斜面26を設けてある。 傾斜面26は前記外枠部中心から流路22cの
下流側へ向けて鋭角状に傾斜している。さらに、
その傾斜面26には、断面鋭角状のエツジ26a
を形成してある。 本体部21は、その先端部分を槽壁1bの外側
から取付孔1cに挿入して前面開口21aを浴槽
本体1内に突出させ、前面開口21a外周に螺合
するナツト27と、外周に周設した鍔部28とで
槽壁1bを挾持して取付孔1cに取付けてある。 また、取付段部21c′には前記ゴム製パツキン
24を嵌合し、このゴム製パツキン24を押え板
29及び化粧カバー9によつて脱落不能に支持し
ている。 さらに、その周壁に前室21dに連通する給気
口21d′、後室21eに連通する連通口21e′を
設け、給気口21d′にはエアー供給装置(不図
示)に連絡する給気路10を、連通口21e′には
前記連絡管6の金具側パイプ6aを夫々連結して
ある。 化粧カバー9は前記凹部21c内周に螺合する
筒体部91と、この筒体部91の先端外周に周設
され本体部21先端を覆うカバー部92とから形
成してある。 噴射ノズル23は、循環路4によつて後室21
e内に供給される循環水を前記混合室22a′へ向
けて勢い良く噴射できるように、先端を小径とす
る略円錐形に形成してある。そして、後室21e
から前面開口21aに向けて突設され、その先端
部を混合室22a′内に臨ませてある。 以下に本実施例の作用を説明すると、防振部6
cによつてポンプ側パイプ6bに伝わる循環ポン
プ5の振動に吸収して、この振動の槽壁1bへの
伝達を防げ、槽壁1bの共鳴を防ぐ。 さらに、防振部6cによつて連絡管6に弾性を
付与し、循環ポンプ5を設置床面Bに押え付ける
力を低減する。同時に防振材8によつて循環ポン
プ5の振動を吸収して、この振動の設置床面Bへ
の伝達を防ぎ、設置床面Bの共鳴を防げると共に
循環ポンプ5の振動音を低減させる。 また、循環ポンプ5は、吸水口3から吸込んだ
浴槽水を噴射ノズル22を介して混合室22a′に
向けて噴出する。そして、その噴出圧による吸引
作用でもつて給気口21d′から供給される空気
を、混合室22a′内にて循環水(噴出流)に混入
して気泡流を発生させる。 この時、上記循環水(噴出流)を、略放射状に
延びる複数の整流板25bによつていくつかの分
流に分割し、かつ夫々の整流板25bによつて各
分流の噴出方向を整え出来るだけ層流に近い状態
に整流しながら流路22c内を通過させるをもつ
て、循環水(噴出流)表面における乱れの発生を
可能な限り少なくし、循環水(噴出流)が浴槽内
の浴槽水1aに衝突する際の衝撃音を出来るだけ
小さくする。同時に、傾斜面26及びエツジ26
aの相乗効果によつて、循環水(噴出流)が各整
流板25bの混合室22a′側の端部に衝突する際
の圧力抵抗を低減させ、循環水(噴出流)を整流
することによる気泡流の噴出圧の低下を確実に少
なくする。 さらに、その際、パツキン24が混合ノズル2
2の振動を吸収して、その振動が槽壁1bへ伝わ
ることを防ぐ。 また、整流体25は、その先端部と係止部22
dとの衝突及び突片25cと凹溝22eとの係合
によつて、流路22c内に移動不能に支持され
る。また、その破損時等には、突片25cと凹溝
22eの係合を外して流路22c内から取出され
る。 以下に、整流体25の取出し順序を説明する
と、まず化粧カバー9を回動させて凹部21cか
ら外し、次に押え板29を取出して混合ノズル2
2とパツキン24を取付段部21c′から取出す。
そして、ドライバー等の工具を用いて突片25c
と凹溝22eの係合を外し、整流体25を混合室
22a′側から取出す。 本実施例においては、球体部22aをゴム製パ
ツキン24で挾持したことにより、第19図に示
す従来品の如く、球体部22aをゴム製パツキン
24と合成樹脂製の受け具24aで挾持した場合
に比べ、混合ノズル22の振動を吸収してこの振
動による槽壁1bの共鳴を防止することができ
る。 尚、防振部6cは上述した構成のものに限定さ
れず、第4図又は第5図に示す様な合成樹脂性の
連絡管6中途部に、前記ゴム管6c′に代えて屈曲
部6d又は湾曲部6eを形成したもの、第6図に
示す様な金属性の連絡管6中途部に蛇腹部6fを
設けて構成することも可能である。この場合屈曲
部6d、湾曲部6e、蛇腹部6fがゴム管6c′と
同様に作用して防振部6cとしての機能を果す。 また、防振材8は、第4図に示す如く、循環ポ
ンプ5の下面に突設した脚部5aの中途部に設け
ても構わない。この場合、防振材8でもつて設置
床面Bのみならず防水カバー7の共鳴も防ぐこと
ができ、よつて循環ポンプ5作動時における騒音
の発生をより抑えることができる。 また、整流板25bを流路22c内へ取付ける
為の整流体25とスロート部22bとの係合手段
は、第1図及び第3図に示すものに限定されず、
第7図又は第8図に示す様な螺子30a,30b
係合によるもの、第9図に示す様な凹溝22eに
スナツプリング30cを係脱自在に嵌合したも
の、第10図及び第11図に示す様な凸部30d
と凹部30eとの嵌め込みによるものでも構わな
い。 さらに、整流体25の断面形状は、第12図に
示す様な外端を遊端とする十字形、第13図に示
す様な内端を遊端とする十字形、第14図に示す
様な各分割流路25d内を区画する区画片25
d′を備えた十字形、第15図乃至第17図に示す
様な外枠部25a中心から周壁にわたつて放射す
る所望の断面形状にすることもできる。 尚、その場合、第12図、第13図、第15図
に示す様な各整流板25bと循環水(噴出流)と
の接触面積を小さくして気泡流の噴出圧が強い整
流体25、又は第14図、第16図に示す様な各
整流板25bと循環水(噴出流)との接触面積を
大きくして気泡流の噴出圧が弱い整流体25を予
め用意しておき、これら整流体25を任意に交換
することで使用者の好みに応じた適度な噴出圧の
気泡流を得ることも出来る。 さらに、その際、第7図に示す係合手段を用い
れば、混合ノズル22を本体部21から取外すこ
となく整流体25の交換を極めて容易に行うこと
ができる。 また、傾斜面26の傾斜形状は第1図に示すも
のに限定されず、第7図に示す様な折曲形状、第
8図に示す様な湾曲形状、第9図に示す様な流路
22cの上流側へ向けて傾斜する形状とすること
も可能である。さらに、夫々の整流板25bは、
第7図乃至第9図に示す様な傾斜面26にエツジ
26aを設けていない構造、又は第10図に示す
様に、傾斜面26に代えて、その噴出流路22c
上流端の端部全長にわたつてエツジ26aを設け
た構造に形成することも出来る。 次に、第18図に示す実施例について説明す
る。 この実施例においては、上述した実施例におけ
る混合ノズル22を本体部21内に回動不能に設
けている。 混合ノズル22はスロート部22bの後端に混
合室22a′を設けると共に、外周に螺子部22
b′を刻設してなり、この螺子部22b′を凹部21
c後端に螺合して本体部21内に取付けてある。 この実施例における気泡流噴出装置2は、その
先端部分の浴槽本体内への突出量が制限される場
合、即ち、気泡流噴出装置2取付用の凹窪部(不
図示)を備えていない普通の浴槽を気泡浴槽に改
造する場合に使用される。 以下に、第1図に示す本考案の気泡浴槽Aと、
第19図に示す気泡流噴出装置を備え且つ防振部
6c・防振材8を有さない従来の気泡浴槽(表中
A′)の、気泡流噴出時における騒音とその噴出
圧力の測定結果を表(1)に、気泡流噴出時における
浴槽本体1・設置床面Bの振動レベル及び循環ポ
ンプ5の振動音の測定結果を表(2)に示す。 表(1)において、騒音の測定は浴槽本体1の中央
から1m離れた床上1.2mの位置、噴出圧力の測
定は気泡流噴出装置2における混合ノズル22の
先端から1cm離れた位置で、夫々行つた。 また、表(2)において、循環ポンプの振動音の測
定はポンプ中心から30cm離れた位置で行つた。
ツサージ効果を得る気泡浴槽の改良に関する。 (従来の技術) 従来から気泡浴槽が知られている。 気泡浴槽は実公昭62−14864号に開示される如
く、浴槽本体に設けた気泡流噴出装置と吸水口と
を循環ポンプを備えた循環路でもつて連絡して構
成されている。そして、循環ポンプの作動によつ
て吸水口から吸込んだ浴槽水を気泡流噴出装置に
送り、該噴出装置から気泡流を噴出するようにな
つている。 気泡流噴出装置2′は、第19図に示す如く、
循環路を介して吸水口に連通する噴射ノズル23
の前方に混合ノズル22′に配設して構成されて
いる。 混合ノズル22′は、筒状に形成したスロート
部内に形成される流路22cの後端に、給気口2
1d′に連通する混合室22a′を一体に形成してな
り、混合室22a′内には噴射ノズル23の先端が
挿入されている。そして、この混合ノズル22
a′内において、噴射ノズル23から噴出された循
環水(噴出流)にその噴出圧による吸引作用でも
つて空気を混入し、流路22cから気泡流を噴出
するようになつている。 循環路は、槽壁1bに一体的に取付けた気泡流
噴出装置2′と吸水口とを、設置床面上に直接設
置する循環ポンプを備えた連絡管6で連絡して構
成されている。 (考案が解決しようとする課題) 上述した気泡流噴出装置2′によれば、噴射ノ
ズル23によつて循環水の流速を急激に速め、か
つこの循環水に強制的に空気を混入することで気
泡流を得るようになつているので、流路22c内
を流れる循環水(噴出流)の表面に乱れが生じ易
く、この乱れが浴槽内の浴槽水と衝突した時に衝
撃音が発生し、この衝撃音により槽壁1bが共鳴
して騒音を誘発する虞れがあつた。 また、上記循環路によれば、連絡管6を介して
浴槽本体と循環ポンプが一体的に接続され、さら
に、連絡管6が循環ポンプを設置床面に押え付け
る。その為、循環ポンプ作動時における振動が連
絡管6を介して上記槽壁1bに伝わり、この槽壁
1bが共鳴して上述した騒音を更に大きくする虞
れがあつた。同時に、前記ポンプの振動が設置床
面に伝わり、同床面が共鳴して騒音を誘発する虞
れもあつた。 上述した騒音は、浴槽をFRPで成形した場合
や、更に浴室を塩ビ鋼板製のパネル体からなるユ
ニツトバスルームで構成した場合に著しく発生
し、入浴者に不快感を与えるばかりか、隣室,階
上,階下にまで伝わる虞れがあり、気泡浴槽を集
合住宅に設置する際の障害にもなつていた。 本考案は上述したような従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とする処の第1は、噴
射ノズルから噴出された循環水が浴槽水と衝突し
た時に発生する衝撃音をきわめて簡単な構造によ
り抑制し、同時に、循環ポンプと浴槽本体、設置
床面との間で同ポンプの振動を吸収して、騒音が
発生する虞れのない気泡浴槽を提供することにあ
る。 また、本考案の第2の目的は、上記衝撃音を抑
制するための手段を容易に交換できるようにする
と共に、この手段を設けたことにより気泡流の噴
出圧が低下する虞れを最少限に抑えることにあ
る。 (課題を解決する為の手段) 以上の目的を達成する為に、本考案の第1の手
段は、上記スロート部内に、循環水の噴出方向に
沿う所望長さを備え、且つスロート部中心から内
周面へ向けて略放射状に延びる複数枚の整流板か
らなる整流体を着脱自在に取付け、前記各整流板
の混合室側の端部をスロート部中心から内周面に
向けて傾斜する傾斜面とし、さらに、上記連絡管
の中途部には該連絡管に伝わる循環ポンプの振動
を吸収する防振部を設け、循環ポンプとその設置
床面との間には該床面に伝わる循環ポンプの振動
を吸収する防振材を設けたことを特徴とする。 また、本考案の第2の手段は、上記第1の手段
の傾斜面に代えて、各整流板の混合室側の端部を
断面鋭角なエツジ状に形成したことを特徴とす
る。 さらに、本考案第3の手段は、上記第1の手段
の傾斜面を断面鋭角なエツジ状に形成したことを
特徴とする。 (作 用) 上記第1の手段による作用は、以下の通りであ
る。 ・噴射ノズルから噴出され混合室内にて空気を
混入した循環水を、スロート部中心から内周面に
向けて略放射状に延びる複数の整流板によつてい
くつかの分流に分割し、かつ循環水の噴出方向に
沿つて所望長さに設けられた前記夫々の整流板に
よつて各分流の噴出方向を整え出来るだけ層流に
近い状態に整流しながらスロート部内を通過させ
るをもつて、上記循環水(噴出流)表面における
乱れの発生を可能な限り少なくする。これによ
り、循環水(噴出流)が浴槽水に衝突した際の衝
撃音を可能な限り小さくして、槽壁の共鳴を防
ぐ。 ・連絡管に伝わる循環ポンプの振動を防振部に
よつて吸収して、この振動が浴槽本体に伝わるこ
とによる槽壁の共鳴を防ぐ。 ・防振部によつて連結管に弾性を付与して循環
ポンプを設置床面に押え付ける力を低減すると共
に、防振材によつて循環ポンプの振動を吸収して
設置床面への伝達を防ぐをもつて、設置床面の共
鳴を防ぐと共に、循環ポンプの振動音を小さくす
る。 ・傾斜面によつて、循環水(噴出流)が整流体
の混合室側の端部に衝突する際の圧力抵抗を低減
させる。 ・整流体を着脱自在に設けたことにより、この
整流体の交換を容易に行うことができる。 また、本考案第2の手段によれば、エツジ状に
形成した各整流板の混合室側の端部が、上述した
傾斜面と同様に機能するをもつて、上記第1の手
段と略同等の作用を得る。 さらに、本考案第3の手段によれば、上述した
第1の手段の作用に加えて、傾斜面をエツジ状と
したことにより、循環水(噴出流)が整流体の混
合室側の端部に衝突する際の圧力抵抗をさらに低
減させる。 (実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 まず、第1図乃至第3図に示す実施例について
説明する。 図中Aは本考案の気泡浴槽で、FRP等で一体
成形した浴槽本体1を備え、この浴槽本体1に設
けた気泡流噴出装置2と吸水口3とを循環路4で
連絡してなつている。循環路4は気泡流噴出装置
2と吸水口3とを、循環ポンプ5を備えた連絡管
6で連絡して構成されている。 連絡管6は、一端を気泡流噴出装置2又は吸水
口3に連結した金具側パイプ6aの他端と、一端
を循環ポンプ5に連結したポンプ側パイプ6bの
他端との間に、この両他端同士をゴム管6c′で連
絡してなる防振部6cを形成してある。 ゴム管6c′は所望の弾性を備え、ポンプ側パイ
プ6bに伝わる循環ポンプ5の振動を吸収して、
この振動を金具側のパイプ6aに伝えないように
なつている。 循環ポンプ5は、吸水口3から浴槽内の浴槽水
1aを吸込んで気泡流噴出装置2に送ると共に、
この噴出装置2から浴槽本体1内へ向けて気泡流
を噴出するに充分な機能を備えている。また、こ
の循環ポンプ5の周囲には防水カバー7を設け、
さらに、設置床面Bとの間には防振材8を設けて
ある。設置床面Bは例えばユニツトバスルームを
構成するルーム床面等により形成される。 防水カバー7は内面に吸音材を貼つた吸音板、
もしくはその表面部に凹凸を有する制振板でもつ
て形成され、循環ポンプ5の周囲を覆つている。
そして、水滴の付着等による循環ポンプ5の故障
を防ぐと共に、循環ポンプ5作動時における振動
音を低減するようになつている。 防振材8は、防水カバー7下面に突設した脚部
7a下端に嵌着した防振ゴムで、循環ポンプ5の
振動を吸収して設置床面Bに伝えないようになつ
ている。 気泡流噴出装置2は、その前面開口21aから
底壁21bにわたつて凹部21c、前室21d、
後室21eを連設状に形成した有底筒状の本体部
21、前記凹部21c内に装着した混合ノズル2
2、混合ノズル22後方に配設した噴射ノズル2
3からなり、槽壁1bに開穿した取付孔1cに装
着してある。 混合ノズル22は、前記凹部21c後端に段設
した取付段部21c′内に回動自在に収容される球
体部22aと、この球体部22aから前面開口2
1aに向けて突出する筒状のスロート部22bと
を一体に成形してなり、スロート部22bの浴槽
内への突出角度を任意に調節できるようになつて
いる。 球体部22aはその内部に噴射ノズル23のに
向けて拡開する混合室22a′を設けてなり、取付
段部21c′内に設けた環状のゴム製パツキン24
で挾持してある。 スロート部22bは、その内部に、混合室22
a′に連通する所望径の流路22cを備え、この流
路22cの先端には係止部22dを、後端付近に
は凹溝22eを夫々周設し、さらにこの流路22
c内には整流体25を取付けてある。 整流体25は、前記流路22cに挿嵌可能な筒
体形状の外枠部25aと、流路22c中心から外
枠部25aの周壁にわたつて断面十字形に放射す
る複数枚の整流板25bとを一体に成形してな
り、外枠部25aの外周にはバネ作用でもつて前
記凹溝22eに係脱自在に係合する突片25cを
形成してある。そうして、複数の整流板25bに
よつて流路22cを気泡流の噴出方向に沿つた複
数の分割流路25dに区画している。 さらに、夫々の整流板25bの流路22c上流
側の端部には、外枠部25a中心から周壁に向け
て傾斜する傾斜面26を設けてある。 傾斜面26は前記外枠部中心から流路22cの
下流側へ向けて鋭角状に傾斜している。さらに、
その傾斜面26には、断面鋭角状のエツジ26a
を形成してある。 本体部21は、その先端部分を槽壁1bの外側
から取付孔1cに挿入して前面開口21aを浴槽
本体1内に突出させ、前面開口21a外周に螺合
するナツト27と、外周に周設した鍔部28とで
槽壁1bを挾持して取付孔1cに取付けてある。 また、取付段部21c′には前記ゴム製パツキン
24を嵌合し、このゴム製パツキン24を押え板
29及び化粧カバー9によつて脱落不能に支持し
ている。 さらに、その周壁に前室21dに連通する給気
口21d′、後室21eに連通する連通口21e′を
設け、給気口21d′にはエアー供給装置(不図
示)に連絡する給気路10を、連通口21e′には
前記連絡管6の金具側パイプ6aを夫々連結して
ある。 化粧カバー9は前記凹部21c内周に螺合する
筒体部91と、この筒体部91の先端外周に周設
され本体部21先端を覆うカバー部92とから形
成してある。 噴射ノズル23は、循環路4によつて後室21
e内に供給される循環水を前記混合室22a′へ向
けて勢い良く噴射できるように、先端を小径とす
る略円錐形に形成してある。そして、後室21e
から前面開口21aに向けて突設され、その先端
部を混合室22a′内に臨ませてある。 以下に本実施例の作用を説明すると、防振部6
cによつてポンプ側パイプ6bに伝わる循環ポン
プ5の振動に吸収して、この振動の槽壁1bへの
伝達を防げ、槽壁1bの共鳴を防ぐ。 さらに、防振部6cによつて連絡管6に弾性を
付与し、循環ポンプ5を設置床面Bに押え付ける
力を低減する。同時に防振材8によつて循環ポン
プ5の振動を吸収して、この振動の設置床面Bへ
の伝達を防ぎ、設置床面Bの共鳴を防げると共に
循環ポンプ5の振動音を低減させる。 また、循環ポンプ5は、吸水口3から吸込んだ
浴槽水を噴射ノズル22を介して混合室22a′に
向けて噴出する。そして、その噴出圧による吸引
作用でもつて給気口21d′から供給される空気
を、混合室22a′内にて循環水(噴出流)に混入
して気泡流を発生させる。 この時、上記循環水(噴出流)を、略放射状に
延びる複数の整流板25bによつていくつかの分
流に分割し、かつ夫々の整流板25bによつて各
分流の噴出方向を整え出来るだけ層流に近い状態
に整流しながら流路22c内を通過させるをもつ
て、循環水(噴出流)表面における乱れの発生を
可能な限り少なくし、循環水(噴出流)が浴槽内
の浴槽水1aに衝突する際の衝撃音を出来るだけ
小さくする。同時に、傾斜面26及びエツジ26
aの相乗効果によつて、循環水(噴出流)が各整
流板25bの混合室22a′側の端部に衝突する際
の圧力抵抗を低減させ、循環水(噴出流)を整流
することによる気泡流の噴出圧の低下を確実に少
なくする。 さらに、その際、パツキン24が混合ノズル2
2の振動を吸収して、その振動が槽壁1bへ伝わ
ることを防ぐ。 また、整流体25は、その先端部と係止部22
dとの衝突及び突片25cと凹溝22eとの係合
によつて、流路22c内に移動不能に支持され
る。また、その破損時等には、突片25cと凹溝
22eの係合を外して流路22c内から取出され
る。 以下に、整流体25の取出し順序を説明する
と、まず化粧カバー9を回動させて凹部21cか
ら外し、次に押え板29を取出して混合ノズル2
2とパツキン24を取付段部21c′から取出す。
そして、ドライバー等の工具を用いて突片25c
と凹溝22eの係合を外し、整流体25を混合室
22a′側から取出す。 本実施例においては、球体部22aをゴム製パ
ツキン24で挾持したことにより、第19図に示
す従来品の如く、球体部22aをゴム製パツキン
24と合成樹脂製の受け具24aで挾持した場合
に比べ、混合ノズル22の振動を吸収してこの振
動による槽壁1bの共鳴を防止することができ
る。 尚、防振部6cは上述した構成のものに限定さ
れず、第4図又は第5図に示す様な合成樹脂性の
連絡管6中途部に、前記ゴム管6c′に代えて屈曲
部6d又は湾曲部6eを形成したもの、第6図に
示す様な金属性の連絡管6中途部に蛇腹部6fを
設けて構成することも可能である。この場合屈曲
部6d、湾曲部6e、蛇腹部6fがゴム管6c′と
同様に作用して防振部6cとしての機能を果す。 また、防振材8は、第4図に示す如く、循環ポ
ンプ5の下面に突設した脚部5aの中途部に設け
ても構わない。この場合、防振材8でもつて設置
床面Bのみならず防水カバー7の共鳴も防ぐこと
ができ、よつて循環ポンプ5作動時における騒音
の発生をより抑えることができる。 また、整流板25bを流路22c内へ取付ける
為の整流体25とスロート部22bとの係合手段
は、第1図及び第3図に示すものに限定されず、
第7図又は第8図に示す様な螺子30a,30b
係合によるもの、第9図に示す様な凹溝22eに
スナツプリング30cを係脱自在に嵌合したも
の、第10図及び第11図に示す様な凸部30d
と凹部30eとの嵌め込みによるものでも構わな
い。 さらに、整流体25の断面形状は、第12図に
示す様な外端を遊端とする十字形、第13図に示
す様な内端を遊端とする十字形、第14図に示す
様な各分割流路25d内を区画する区画片25
d′を備えた十字形、第15図乃至第17図に示す
様な外枠部25a中心から周壁にわたつて放射す
る所望の断面形状にすることもできる。 尚、その場合、第12図、第13図、第15図
に示す様な各整流板25bと循環水(噴出流)と
の接触面積を小さくして気泡流の噴出圧が強い整
流体25、又は第14図、第16図に示す様な各
整流板25bと循環水(噴出流)との接触面積を
大きくして気泡流の噴出圧が弱い整流体25を予
め用意しておき、これら整流体25を任意に交換
することで使用者の好みに応じた適度な噴出圧の
気泡流を得ることも出来る。 さらに、その際、第7図に示す係合手段を用い
れば、混合ノズル22を本体部21から取外すこ
となく整流体25の交換を極めて容易に行うこと
ができる。 また、傾斜面26の傾斜形状は第1図に示すも
のに限定されず、第7図に示す様な折曲形状、第
8図に示す様な湾曲形状、第9図に示す様な流路
22cの上流側へ向けて傾斜する形状とすること
も可能である。さらに、夫々の整流板25bは、
第7図乃至第9図に示す様な傾斜面26にエツジ
26aを設けていない構造、又は第10図に示す
様に、傾斜面26に代えて、その噴出流路22c
上流端の端部全長にわたつてエツジ26aを設け
た構造に形成することも出来る。 次に、第18図に示す実施例について説明す
る。 この実施例においては、上述した実施例におけ
る混合ノズル22を本体部21内に回動不能に設
けている。 混合ノズル22はスロート部22bの後端に混
合室22a′を設けると共に、外周に螺子部22
b′を刻設してなり、この螺子部22b′を凹部21
c後端に螺合して本体部21内に取付けてある。 この実施例における気泡流噴出装置2は、その
先端部分の浴槽本体内への突出量が制限される場
合、即ち、気泡流噴出装置2取付用の凹窪部(不
図示)を備えていない普通の浴槽を気泡浴槽に改
造する場合に使用される。 以下に、第1図に示す本考案の気泡浴槽Aと、
第19図に示す気泡流噴出装置を備え且つ防振部
6c・防振材8を有さない従来の気泡浴槽(表中
A′)の、気泡流噴出時における騒音とその噴出
圧力の測定結果を表(1)に、気泡流噴出時における
浴槽本体1・設置床面Bの振動レベル及び循環ポ
ンプ5の振動音の測定結果を表(2)に示す。 表(1)において、騒音の測定は浴槽本体1の中央
から1m離れた床上1.2mの位置、噴出圧力の測
定は気泡流噴出装置2における混合ノズル22の
先端から1cm離れた位置で、夫々行つた。 また、表(2)において、循環ポンプの振動音の測
定はポンプ中心から30cm離れた位置で行つた。
【表】
【表】
この結果、本考案の気泡浴槽Aによれば、従来
の気泡浴槽A′に比べその騒音が4dB低減すると
共に気泡流の噴出圧力は略同圧であることが判明
した。よつて気泡流噴出時における騒音のエネル
ギーは約1/2に減少し、なおかつ、流路22c内
に整流体25を設けたことによる気泡流の噴出圧
の減少を可能な限り少なく出来ることが確認でき
た。 また、本考案の気泡浴槽Aによれば、従来の気
泡浴槽A′に比べて、浴槽本体1及び設置床面B
の振動を抑えて浴槽本体1及び設置床面Bの共鳴
音、及び循環ポンプ5の振動音を低減出来ること
が確認できた。 尚、上記測定結果における本考案の気泡浴槽A
は、第1図に示すものに限定されず、第4図乃至
第6図に示す防振部6c、第4図に示す防振材
8、第7図乃至第10図に示す混合ノズル22、
第12図乃至第17図に示す整流体25、第18
図に示す気泡流噴出装置2を用いた場合において
も、上述した結果と同様もしくは近似した数値を
得れることが実験により確認できた。 (考案の効果) 本考案は以上説明したように構成したので、以
下に記載される効果を奏する。 請求項1又は2記載の気泡浴槽によれば、スロ
ート部内に設けた整流体と、連絡管中途部に設け
た防振部と、循環ポンプ設置面に設けた防振材と
によつて、気泡流噴出時における槽壁及びポンプ
設置面の共鳴、循環ポンプの振動音を可能な限り
小さくすることができる。 従つて、浴槽本体をFRPで成形したり、ユニ
ツトバスルーム用として用いても、槽壁やルーム
床面(循環ポンプの設置床面)等が共鳴して騒音
を発生する虞れがなく、入浴者に不快感を与える
虞れがないばかりか、集合住宅に設置するに最適
な気泡浴槽を極めて簡単な構造により提供でき
る。 加えて、傾斜面又はエツジによつて、整流体を
設けたことによる気泡流の噴出圧力の低下を出来
るだけ小さくすることができ、よつて気泡流を整
流することによるマツサージ効果の低減を防ぐこ
とができる。 また、永年の使用により整流板が破損した際に
は、気泡流噴出装置全体を交換することなく整流
体のみを交換すればよく、よつて整流体をスロー
ト部内に一体に設けた場合に比べ、整流体交換時
にかかるコストの無駄を省くことができる。 さらに、循環水(噴出流)との接触面積が小さ
い或いは大きい整流体を予め数種類用意してお
き、任意の整流体をスロート部内に装着すること
で入浴者の好みに応じた適度な噴出圧の気泡流を
得ることも可能になる。 また、請求項3記載の気泡浴槽によれば、上述
した効果に加え、傾斜面とエツジの相乗効果によ
り、整流体を設けたことによる気泡流の噴出圧力
の低下をより効果的に防ぐことができ、よつて気
泡流を整流することによるマツサージ効果の低減
をより確実に防ぐことができる。
の気泡浴槽A′に比べその騒音が4dB低減すると
共に気泡流の噴出圧力は略同圧であることが判明
した。よつて気泡流噴出時における騒音のエネル
ギーは約1/2に減少し、なおかつ、流路22c内
に整流体25を設けたことによる気泡流の噴出圧
の減少を可能な限り少なく出来ることが確認でき
た。 また、本考案の気泡浴槽Aによれば、従来の気
泡浴槽A′に比べて、浴槽本体1及び設置床面B
の振動を抑えて浴槽本体1及び設置床面Bの共鳴
音、及び循環ポンプ5の振動音を低減出来ること
が確認できた。 尚、上記測定結果における本考案の気泡浴槽A
は、第1図に示すものに限定されず、第4図乃至
第6図に示す防振部6c、第4図に示す防振材
8、第7図乃至第10図に示す混合ノズル22、
第12図乃至第17図に示す整流体25、第18
図に示す気泡流噴出装置2を用いた場合において
も、上述した結果と同様もしくは近似した数値を
得れることが実験により確認できた。 (考案の効果) 本考案は以上説明したように構成したので、以
下に記載される効果を奏する。 請求項1又は2記載の気泡浴槽によれば、スロ
ート部内に設けた整流体と、連絡管中途部に設け
た防振部と、循環ポンプ設置面に設けた防振材と
によつて、気泡流噴出時における槽壁及びポンプ
設置面の共鳴、循環ポンプの振動音を可能な限り
小さくすることができる。 従つて、浴槽本体をFRPで成形したり、ユニ
ツトバスルーム用として用いても、槽壁やルーム
床面(循環ポンプの設置床面)等が共鳴して騒音
を発生する虞れがなく、入浴者に不快感を与える
虞れがないばかりか、集合住宅に設置するに最適
な気泡浴槽を極めて簡単な構造により提供でき
る。 加えて、傾斜面又はエツジによつて、整流体を
設けたことによる気泡流の噴出圧力の低下を出来
るだけ小さくすることができ、よつて気泡流を整
流することによるマツサージ効果の低減を防ぐこ
とができる。 また、永年の使用により整流板が破損した際に
は、気泡流噴出装置全体を交換することなく整流
体のみを交換すればよく、よつて整流体をスロー
ト部内に一体に設けた場合に比べ、整流体交換時
にかかるコストの無駄を省くことができる。 さらに、循環水(噴出流)との接触面積が小さ
い或いは大きい整流体を予め数種類用意してお
き、任意の整流体をスロート部内に装着すること
で入浴者の好みに応じた適度な噴出圧の気泡流を
得ることも可能になる。 また、請求項3記載の気泡浴槽によれば、上述
した効果に加え、傾斜面とエツジの相乗効果によ
り、整流体を設けたことによる気泡流の噴出圧力
の低下をより効果的に防ぐことができ、よつて気
泡流を整流することによるマツサージ効果の低減
をより確実に防ぐことができる。
第1図は本考案の気泡浴槽の縦断側面図で要部
を拡大して示す。第2図は第1図の2−2線断面
図、第3図は混合ノズルの拡大斜視図、第4図は
他の実施例における防振部及び防振材の断面図、
第5図及び第6図はさらに他の実施例における防
振部の側面図、第7図乃至第10図は夫々混合ノ
ズル及び整流体の変形例を示す縦断側面図、第1
1図は第10図の11−11線断面図、第12図
乃至第17図は夫々整流板の変形例を示す整流体
の縦断左面図、第18図は他の実施例における気
泡流噴出装置の縦断側面図、第19図は従来の気
泡浴槽における気泡流噴出装置の縦断側面図であ
る。 尚、図中、1……浴槽本体、2……気泡流噴出
装置、3……吸水口、5……循環ポンプ、6……
連絡管、23……噴射ノズル、22……混合ノズ
ル、22b……スロート部、21d′……給気口、
22a′……混合室、25b……整流板、25……
整流体、6c……防振部、B……設置床面、8…
…防振材、22c……噴出流路、26……傾斜
面、26a……エツジ。
を拡大して示す。第2図は第1図の2−2線断面
図、第3図は混合ノズルの拡大斜視図、第4図は
他の実施例における防振部及び防振材の断面図、
第5図及び第6図はさらに他の実施例における防
振部の側面図、第7図乃至第10図は夫々混合ノ
ズル及び整流体の変形例を示す縦断側面図、第1
1図は第10図の11−11線断面図、第12図
乃至第17図は夫々整流板の変形例を示す整流体
の縦断左面図、第18図は他の実施例における気
泡流噴出装置の縦断側面図、第19図は従来の気
泡浴槽における気泡流噴出装置の縦断側面図であ
る。 尚、図中、1……浴槽本体、2……気泡流噴出
装置、3……吸水口、5……循環ポンプ、6……
連絡管、23……噴射ノズル、22……混合ノズ
ル、22b……スロート部、21d′……給気口、
22a′……混合室、25b……整流板、25……
整流体、6c……防振部、B……設置床面、8…
…防振材、22c……噴出流路、26……傾斜
面、26a……エツジ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 浴槽本体に設けた気泡流噴出装置と吸水口と
を循環ポンプを備えた連絡管で連絡してなり、
前記気泡流噴出装置は、浴槽内へ向けて循環水
を噴出する噴射ノズルと、該噴射ノズルの前方
に位置して噴射ノズルから噴出される循環水に
空気を混入する混合ノズルとを備え、且つ前記
混合ノズルを、筒状に形成したスロート部の基
端に給気口へ連絡する混合室を一体に設けて構
成し、その混合室内に噴射ノズルの先端を挿入
して、噴射ノズルから噴出された循環水にその
噴出圧による吸引作用で混合室内に空気を混入
する気泡浴槽において、上記スロート部内に、
循環水の噴出方向に沿う所望長さを備え、且つ
スロート部中心から内周面へ向けて略放射状に
延びる複数枚の整流板からなる整流体を着脱自
在に取付け、前記各整流板の混合室側の端部を
スロート部中心から内周面に向けて傾斜する傾
斜面とし、さらに、上記連絡管の中途部には該
連絡管に伝わる循環ポンプの振動を吸収する防
振部を設け、循環ポンプとその設置床面との間
には該床面に伝わる循環ポンプの振動を吸収す
る防振材を設けたことを特徴とする気泡浴槽。 (2) 上記傾斜面に代えて、各整流板の混合室側の
端部を断面鋭角なエツジ状に形成したことを特
徴とする請求項1記載の気泡浴槽。 (3) 傾斜面を断面鋭角なエツジ状に形成したこと
を特徴とする請求項1記載の気泡浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988140732U JPH039721Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988140732U JPH039721Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0261284U JPH0261284U (ja) | 1990-05-08 |
| JPH039721Y2 true JPH039721Y2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=31405173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988140732U Expired JPH039721Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH039721Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5018384U (ja) * | 1973-06-13 | 1975-02-28 | ||
| IT1200742B (it) * | 1985-09-17 | 1989-01-27 | Teuco Guzzini Srl | Vasca da bagno con impianto per idromassagio perfezionato |
-
1988
- 1988-10-27 JP JP1988140732U patent/JPH039721Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0261284U (ja) | 1990-05-08 |
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