JPH039745B2 - - Google Patents

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JPH039745B2
JPH039745B2 JP57230928A JP23092882A JPH039745B2 JP H039745 B2 JPH039745 B2 JP H039745B2 JP 57230928 A JP57230928 A JP 57230928A JP 23092882 A JP23092882 A JP 23092882A JP H039745 B2 JPH039745 B2 JP H039745B2
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JP
Japan
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traction
upper limit
traction force
limit value
voltage
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JP57230928A
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Michasu Kawachi
Michihisa Hatsutori
Yasuhiro Teranishi
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OJI GIKEN KK
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OJI GIKEN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電動型の間歇牽引治療装置に関する。
従来頚椎あるいは腰椎を牽引治療する電動型の間
歇牽引治療装置では牽引作動開始後第1回目の牽
引作動からいきなりもしくは階段状に牽引力が設
定上限値に達するものであつて、患者によつては
その患部を牽引力の設定上限値まで牽引するとそ
の患者は心身を緊張し、この緊張の為に牽引の治
療効果を上げることができなかつたりあるいは患
部に異常な牽引力を付与して返つて牽引治療の効
果を妨げるといつた問題点を有していたのであ
る。
また従来装置では間歇牽引による治療が終了す
るときはそのときまでの牽引力の設定上限値まで
牽引されていた患部が急に牽引されなくなるもの
であつて、患者によつてはその患部の椎骨の整合
が不完全のまま終了することとなつて患部の治療
上好ましくない事態になるといつた問題点を有し
ていたのである。
そこで本発明は上記問題点を解決して優れた牽
引治療効果を有する新規な間歇牽引治療装置を提
供することを目的としてなされたものである。
即ち枠体3の掛止軸5から直列に連結されて吊
下されるロードセル6の下端にコイル状のウエー
トスプリング7が連結され、該ウエートスプリン
グ7の下端は基台4に固設したサドル8に軸支さ
れてシーソー状に設置されるバランスアーム9の
一方端に掛止され、該バランスアーム9の他方端
には牽引索12を巻いた回動自在なドラム13を
設け、該ドラム13の端面に固着された受動スプ
ロケツト17を回動する駆動部62を基台4に設
けて牽引機構部1が構成され、該牽引機構部1は
牽引索12の牽引力の上限値を制御する上限比較
器40と、牽引索12の牽引力の下限値を制御す
る下限比較器55と、上限比較器40の出力ある
いは下限比較器55の出力によつて作動するモー
タ制御器41とからなるモータ制御部63によつ
て駆動され、前記ロードセル6の牽引歪による抵
抗変化を電圧変化に変換する牽引力検出部33を
設け、一方漸増上限設定器48と漸減上限設定器
50よりなる増減電圧設定部64を設け、前記上
限比較器40に牽引力検出部33の出力電圧と増
減電圧設定部64の出力電圧を入力することによ
り、牽引、保持、弛緩、休止の各作動を順次繰返
す間歇牽引作動のたびごとに徐々に牽引量を変化
させて牽引力の上限値を設定上限値もしくは零に
至らしめる漸増漸減牽引治療装置である。
また上限比較器40は牽引力検出部33の出力
電圧を一方入力とし、牽引力の設定上限値に対応
する電圧より低い電圧であつてかつ順次上昇変化
する増減電圧設定部64からの漸増電圧を他方入
力とし、間歇牽引作動の開始後、牽引力の上限値
を牽引作動のたびごとに徐々に増加させ少なくと
も一回以上の牽引作動を行なつた後に牽引力は設
定上限値に到達するものである。また所定時間間
歇牽引の作動を行なつた後、間歇牽引の牽引作動
時に牽引力の上限値を設定上限値から零への移行
に際しては、牽引力検出部33の出力電圧を上限
比較器40の一方入力とし、牽引力の設定上限値
に対応する電圧より低い電圧であつて順次減少変
化する増減電圧設定部64からの漸減電圧を他方
入力とし、間歇牽引の作動時間終了直前に牽引力
の上限値が設定上限値に満たない牽引作動をな
し、その牽引作動のたびごとに上限値を徐々に減
少するようになし、しかも牽引力の上限値が設定
上限値に満たない牽引作動を少なくとも一回以上
行なうものである。
以下に本発明の実施例を図面にもとづいて詳述
する。
牽引機構部1は筐体2内に枠組みされる枠体3
及び枠体3に固定される基台4に組み込まれる。
枠体3の所定箇所に設けた掛止軸5にロードセル
6を軸支吊下しロードセル6下端にはコイル状の
ウエートスプリング7を連結吊下する。一方基台
4上に立設されたサドル8にはバランスアーム9
の長手方向の略中間位置が支軸10でシーソー状
に軸支され、該バランスアーム9の一方端にはウ
エートスプリング7の下端が掛止されている。
前記バランスアーム9の他方端にはドラム軸1
1を回動自在に挿着し、該ドラム軸11には牽引
索12を巻回するドラム13が取り付けられ、該
牽引索12は筐体2上方に開口した穴を貫通し筐
体2上面に設けた滑車14に掛け回し、さらに該
牽引索12の先端に取着されるフツク15は患者
に装着される腰装具16に掛止される。
前記ドラム13の円形端面にはドラム13と一
体的に受動スプロケツト17が取着されており、
該受動スプロケツト17はモータ27、ウオーム
ギア18その他の伝導部材からなる駆動部62で
駆動される。即ち基台4上に設けられたウオーム
ギア18のウオームホイル軸19にはクラツチ2
0を介して駆動スプロケツト21が取着され、該
駆動スプロケツト21と受動スプロケツト17と
はチエン22で連結される。受動スプロケツト1
7の内部には左回転のみ伝達し右回転は空転して
伝達しない一方向クラツチ(図示省略)が組み込
まれている。
ドラム軸11上には受動スプロケツト17、ド
ラム13、バランスアーム9、ゼンマイ24、ゼ
ンマイカバー23が順次取着されてなりゼンマイ
24の巻回基端はドラム軸11に固着され外周先
端はバランスアーム9の適宜位置に固着されてい
る。
前記ウオームギア18のウオーム軸25には大
プーリー26が取着され、この大プーリー26に
は基台4裏面に取着されるモータ27の小プーリ
ー28にわたるベルト29が掛け回される。
上記の様にして牽引機構部1が構成されるので
あり牽引機構部1の作動を制御する電気回路を以
下に詳述する。
第1図に示すブロツク図において33は牽引力
検出部であり、所定の正確な値のサイン波電圧を
発生するサイン波発振器30と、牽引機構部1で
の機械的な牽引力による歪で抵抗値が変わるロー
ドセル6と、ロードセル6で可変したサイン波電
圧を増幅する交流差動増幅器31と、該交流差動
増幅器31の出力を全波整流する全波整流器32
とを順次接続して牽引力検出部33は構成され
る。
牽引力検出部33の出力はLEDを配列してな
る牽引力表示部34を駆動するLEDドライバー
35に入力され、該LEDドライバー35の出力
は牽引索12の牽引力を表示する牽引力表示器3
4に接続される。
上限設定部36は牽引力の上限値を設定するデ
ジタルスイツチでなる上限設定表示器37と設定
表示した数字を電圧に変換する上限電圧変換器3
8とを順次接続して構成され、該上限設定部36
の出力は一定電圧をスイツチと抵抗とを用いて抵
抗分割し牽引力の上限値に対応した電圧を発生す
る分圧器39に接続される。
前記牽引力検出部33の出力と分圧器39の出
力とを得て牽引機構部1のモータ27を制御する
モータ制御部63は牽引索12の牽引力の上限値
を制御する上限比較器40と牽引索12の牽引力
の下限値を制御する下限比較器55と上限比較器
40あるいは下限比較器55の出力によつて作動
するモータ制御器41とからなつている。
また間歇牽引の作動中の牽引力の上限値到達時
点でその牽引力を維持する保持作動の秒数即ちホ
ールド秒数を設定し表示するホールド設定表示器
42の出力を得てホールド秒数を計数するホール
ドタイマー43の出力がモータ制御器41に入力
されている。さらに間歇牽引の作動中、牽引力が
減少して牽引力の下限値到達時点での休止作動の
秒数即ちレスト秒数を設定し表示するレスト設定
表示器44の出力を得てレスト秒数を計数するレ
ストタイマー45の出力がモータ制御器41に入
力されている。
牽引治療に要する装置の作動時間を設定する治
療時間設定表示器46と該治療時間設定表示器4
6の出力を得て治療時間を計数する治療タイマー
47とは順次接続され、該治療タイマー47の出
力はレストタイマー45及びホールドタイマー4
3に接続される。
漸増牽引が行なわれる構成を以下に述べる。増
減電圧設定部64は漸増上限設定器48と漸減上
限設定器50とからなる。牽引力の上限値が設定
上限値に到達するまでの牽引作動回数を設定表示
しかつこの設定表示は治療タイマー47の信号を
得て治療を始めた時刻から作動を開始し上限比較
器40の出力から得る信号によつて実際に行なつ
た牽引作動回数を計数しながら作動する漸増上限
設定器48と、この漸増上限設定器48からの信
号によつて作動するアナログスイツチ群よりなる
分圧スイツチ49とを順次接続して、該分圧スイ
ツチ49の出力を前記分圧器39に入力して、牽
引装置が作動を開始した後第一回目の牽引作動で
牽引力は設定上限値に到達せず牽引作動のたびご
とに牽引力の上限値を漸増し数回目の牽引作動で
設定上限値に到達するよう構成している。
漸減牽引が行なわれる構成を以下に述べる。治
療タイマー47の信号を得て設定した治療時間が
終了した時刻から作動して牽引力の上限値が設定
上限値に未達の牽引作動回数を設定表示し上限比
較器40の出力から得る信号によつて実際に行つ
た牽引作動回数を計数しながら作動する漸減上限
設定器50の出力信号を分圧スイツチ49に入力
し、該分圧スイツチ49の出力信号を分圧器39
に入力して、牽引力の上限値を治療タイマーの終
了時刻以降の数回の牽引作動は設定上限値以下に
あつてかつ牽引作動のたびごとに牽引力の上限値
が漸減するよう構成している。
残留牽引が行なわれる構成を以下に述べる。弛
緩作動時に牽引力の下限値を零としないで残留す
る牽引力即ち残留牽引力を設定し表示する残留%
(パーセント)設定表示器51と、該残留%設定
表示器51の出力信号で残留する牽引力に対応す
る電位の発生を指示する信号を出力する下限残留
%電圧変換部52とを順次接続して下限残留牽引
力設定部53を構成し、該下限残留牽引力設定部
53の出力と分圧器39の出力とを得て所定の定
電圧の範囲で牽引力の上限値の数十%(本実施例
では20%以下)の牽引力に対応する電圧を発生す
る乗算器54と、該乗算器54の出力電圧を下限
比較器55の一方に入力して下限残留牽引力を生
ぜしめるよう構成している。
前記分圧スイツチ49には上限比較器40及び
下限比較器55の出力が接続されている。
その他の記号の56は横臥する患者を支持する
スライドベツド、57は患者の脇下部を通してス
ライドベツド56の一端に掛止する脇装具、58
は本装置の作動を集中して制御する操作パネル、
59は電源スイツチ、60は間歇牽引の作動開始
の信号を発生するスタートスイツチ、61は本装
置の作動中に本装置を停止させるストツプスイツ
チである。
以上の様に構成した本発明の作用を以下に述べ
る。
患者に腰椎牽引治療を施こそうとするときには
スライドベツド56上に患者を横臥し腰装具16
及び脇装具57を患者に装着し本発明装置から引
き出した牽引索12の先端のフツク15と腰装具
16とを引掛け連結する。また頚椎牽引治療を施
こそうとするときには座位もしくは横臥位の患者
に装着した頚装具(図示省略)に牽引索12のフ
ツク15を掛止し、牽引索12を本発明装置内に
引き込み前述の腰装具16あるいは頚装具を牽引
して腰椎、頚椎の牽引治療を行なうのである。
本装置の操作に当つては、操作パネル58上の
電源スイツチ59をONし、治療時間設定表示器
46で治療時間を設定表示し、上限設定表示器3
7で牽引力の上限値を設定表示し、ホールド設定
表示器42で上限牽引力を維持する保持作動期間
の秒数を設定し、レスト設定表示器44で下限牽
引力を維持する休止作動期間の秒数を設定する。
以上の設定をしておいて従来の間歇牽引の作動
をなす場合の作動を述べる。
さらに間歇牽引開始後第一回目の牽引作動から
牽引力が上限値に到達するように漸増上限設定表
示器48の表示を零回に設定し、また間歇牽引の
作動時間が終了する時刻のわずか手前における最
終回の牽引作動が設定上限値に到達するように漸
減上限設定表示器50の表示を零回に設定する。
さらに間歇牽引の作動中、毎回の弛緩作動時の牽
引力は零となるように下限残留%設定表示器51
の表示を零%に設定しておけば本装置の作動は従
来の間歇牽引のパターンで作動する。
前述のように設定した本装置において、操作パ
ネル58上のスタートスイツチ60をONすると
レスト設定表示器44で設定した秒数を経過した
のちモータ制御器41が作動し、モータ制御器4
1の出力により牽引機構部1が作動する。牽引機
構部1の牽引作動はモータ27の駆動によりベル
ト29を介してウオームギア18のウオーム軸2
5を回動し、ウオームホイル軸19、クラツチ2
0、駆動スプロケツト21、チエン22、受動ス
プロケツト17、ドラム13と順次駆動力が伝達
される。ドラム13が回動すると一端がドラム1
3に固定される牽引索12がドラム13に巻き回
され、該牽引索12の他端は患者に装着した腰装
具16あるいは頚装具に固定されているので牽引
索12には張力即ち牽引力が生じる。この牽引力
によりドラム13及びドラム13取付側のバラン
スアーム9は上方に引き上げられる。その為支軸
10を支点としてバランスアーム9の他側は下方
に引き下げられ、この引き下げられる力はウエー
トスプリング7に加わりさらにロードセル6に加
わる。牽引機構部1の弛緩作動はモータ27の逆
転によりドラム13を逆転し牽引索12を弛緩さ
せる。
ロードセル6は牽引力に比例して歪みを生じそ
の歪みに比例してブリツジバランスがくずれるの
で、ロードセル6に加わるサイン波発振器30か
らのサイン波電圧は牽引力に比例して変化する。
ロードセル6から出力される電圧を交流差動増
幅器31で増幅し、増幅された電圧を全波整流器
32で整流して牽引力が検出される。以上のよう
に牽引力検出部33は作用して牽引力が検出され
る。
牽引力検出部33で検出された電気信号は
LEDドライバー35に入力され、該LEDドライ
バー35では多数のLEDを一線状に配設した牽
引力表示器34のLEDを順次点灯あるいは消灯
する漸増電圧あるいは漸減電圧を発生する。
上限設定部36において上限設定表示器37で
所定電圧を摘出し、この摘出した電圧を上限電圧
変換器38で牽引力の上限値に対応する電圧に変
換し、この変換した電圧を分圧器39で抵抗分割
する。上限比較器40では上限比較器40の一方
端子に入力される牽引力検出部33の電圧と他方
端子に入力される分圧器39からの設定電圧とが
比較される。すなわち牽引力検出部33の出力電
圧値が分圧器39の出力電圧値より低いときには
モータ制御器41に対して牽引作動がなされるよ
うな出力を発生し、牽引力検出部33の出力電圧
値が分圧器39の出力電圧値に到達して等しくな
つたときにはモータ制御器41に対して牽引作動
が停止するような出力を発生する。
牽引作動により牽引力が設定上限値に達すると
上限比較器40及びモータ制御器41が停止信号
を出力して牽引作動を停止する。
牽引作動が停止すると同時にホールドタイマー
43が作動し、該ホールドタイマー43でホール
ド設定表示器42で設定表示したホールド秒数を
計数し、計数し終つた時点でホールドタイマー4
3の出力信号はモータ制御器41を作動させて牽
引機構部1を弛緩作動させる。弛緩作動により牽
引力は降下し牽引力検出部33で検出する電圧も
下降して行き下限比較器55の作動により弛緩作
動は停止する。
前記下限比較器55では一方入力端に得る牽引
力検出部33の出力電圧と他方入力端に得る牽引
力が零もしくは僅少値に対応する電圧とを比較
し、一方入力端の電圧が他方入力端の電圧より高
ければ下限比較器55はモータ制御器41に対し
て牽引機構部1が弛緩作動するように出力信号を
発生し、一方入力端の電圧が下降して他方入力端
の電圧に等しくなつたときには下限比較器55は
モータ制御器41に対して牽引機構部1の弛緩作
動が停止する出力信号を発生するものである。
本装置が弛緩作動をなして牽引力を下降して行
き弛緩作動を停止すると同時にレストタイマー4
5が作動してレスト時間を計数し始める。レスト
設定表示器44で設定表示した時間が経過すると
前述同様に牽引機構部1は牽引作動の工程に移
る。このようにして治療時間設定表示器46で設
定した時間中は間歇牽引の作動をなすものであ
る。
以上に述べた従来の間歇牽引パターンを第6図
Mに示しており、図中Aは牽引作動の期間を示
し、Bは弛緩作動の期間を示し、Pは休止作動の
期間を示し、Qは保持作動の期間を示し、Rは設
定上限値を示し、縦軸方向のWは牽引力を示し、
横軸方向のTは時間を示す。
次に漸増牽引の作動を述べる。
本発明装置の作動開始後、牽引力の上限値が設
定上限値以下であつてかつ毎回の牽引作動のたび
に徐々に牽引力の上限値が上昇していき数回の牽
引作動を行なつてついには牽引力の上限値が設定
上限値に到達し、到達以後の毎回の牽引作動時に
は設定上限値に常に到達するようになした漸増牽
引の作動において、漸増上限設定器48で牽引力
の上限値が設定上限値に到達するまでの牽引作動
回数を設定かつ表示しさらに牽引作動回数を計数
し、該漸増上限設定器48の出力信号を分圧スイ
ツチ49で組み合わせをなし、分圧器39で牽引
作動回数ごとに徐々に上昇した電圧を発生するよ
うなして毎回の牽引作動時に牽引力の上限値を
徐々に上昇していくのである。例えば設定上限値
が50キログラムであつた時漸増上限設定表示の値
を3とすれば1回の牽引作動ごとに50を4で徐し
た値12.5キログラムずつ牽引力の上限値を均等に
増していくのである。第7図において上述の漸増
牽引パターンの期間をLで示している。
次に漸減牽引の作動を述べる。
本発明装置の治療時間設定表示器46で設定し
た時間が終了する時刻s(第8図参照)と、この
時刻から適宜時間を経過した時刻tとの間にあつ
て、牽引力の上限値が設定上限値より低い牽引作
動をなしさらに牽引作動のたびごとに牽引力の上
限値が下がつていく漸減牽引の作動において、漸
減上限設定器50で牽引作動のたびごとに上限値
が徐々に下がつていく姿態の牽引作動の回数を設
定かつ表示しさらに牽引作動回数を計数し、該漸
減上限設定器50の出力を分圧スイツチ49と分
圧器39とで漸減する牽引力の上限値に対応する
電圧即ち牽引作動のたびごとに徐々に下降する電
圧を発生するようなし、毎回の牽引作動時に牽引
力の上限値を徐々に下降していくのである。例え
ば設定上限値が50キログラムであつたとき、漸減
上限設定器の値を3とすれば1回の牽引作動ごと
に50を4で除した値12.5キログラムずつ牽引力の
上限値を均等に減じていくのである。3回の漸減
牽引の作動を行なえば本装置の作動は終了する。
第8図において漸減牽引のパターンの期間をNで
示している。
次に残留牽引の作動を説明する。
間歇牽引の作動中、毎回の弛緩作動時に牽引力
を零キログラムまで下降せずわずかの牽引力を残
留して停止し保持する残留牽引の作動において、
下限残留%設定表示器51で牽引機構部1が保持
作動の後に弛緩作動するときの下限値を直前にお
ける保持作動時の値に対する所定割合の値S(第
9図参照)を設定し、下限残留%電圧変換器52
で下限残留%設定表示器51の設定値に対応して
所定電圧を分圧し、分圧した電圧を乗算器54で
牽引力の下限値に対応する電圧になし、この電圧
を下限比較器55の一方の入力端に入力する。該
下限比較器55で乗算器54の出力電圧と牽引力
検出部33の出力電圧とが比較され、弛緩作動中
に牽引力検出部33の出力が乗算器54の出力に
等しくなつたとき弛緩作動が停止する。弛緩作動
が停止すると同時に休止作動へと本装置の作動は
移つていき間歇牽引の毎回の弛緩作動時には常に
下限残留%設定表示器51で設定した下限値で弛
緩作動を停止するものである。第9図は残留牽引
パターンを示している。
以上に述べた如く従来の休止作動、牽引作動、
保持作動、弛緩作動を順次繰り返す間歇牽引の作
動を基本作動として、この基本作動に漸増牽引、
漸減牽引、残留牽引の作動を付加するのである。
その付加した作動を第10図に示している。図中
残留牽引パターンの期間を0で示している。なお
図中65は頚椎牽引時に患者が坐す椅子である。
以上の構成、作用の本発明装置の効果を以下に
述べる。
漸増上限設定器の指示により、患者の患部へ
の間歇牽引の作動における牽引力を設定した上
限値まで急激に与えず牽引作動のたびごとに
徐々に牽引力の上限値を上昇させていく為、患
部に対し牽引力の馴化が施され患部に緊張感を
与えない。また、間歇牽引作動において、牽引
力を階段状に増加していく従来の牽引パターン
では牽引力が設定上限値に到達するまでに時間
を多く費すため患者に長時間牽引付与による苦
痛と、さらに保持作動をなした後に再度牽引作
動をなすため患者に不安とを与え患者を緊張さ
せる恐れがあつた。ところが本発明では階段状
に牽引力を増加せず、牽引、保持、弛緩、休止
のサイクルを確実に行ないながら毎回の牽引作
動のたびごとに牽引力の上限値を増していくも
のであるから患者に苦痛や不安により緊張感を
与えることなく牽引治療を行なうことができた
のである。従つて頚椎あるいは腰椎周囲の筋肉
は緊張していないので牽引すべき頚椎あるいは
腰椎に牽引力は直接的に正確に付与されること
となつて牽引治療の効果を高めたのである。
漸減上限設定器の指示により、患者の患部へ
の牽引力の付与を急に中止せず牽引力の上限値
を牽引作動のたびごとに漸減して間歇牽引の作
動を終了する為、患部への牽引治療終了後の通
常状態への復帰が自然な形で良行に行なわれ、
牽引治療した後の頚椎あるいは腰椎は充分に周
囲筋肉に保護されることとなつて牽引治療効果
を高め、牽引治療直後に頚椎あるいは腰椎を損
傷することが無くなつたのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので第1図はブ
ロツク図、第2図は牽引機構部の要部側面図、第
3図は牽引機構部の要部平面図、第4図は本発明
実施例装置にスライドベツトを連結した斜視図、
第5図は操作パネルの平面図、第6図は従来牽引
の牽引力の推移を示す図、第7図は漸増牽引の牽
引力の推移を示す図、第8図は漸減牽引の牽引力
の推移を示す図、第9図は残留牽引の牽引力の推
移を示す図、第10図は漸増牽引と漸減牽引及び
残留牽引の作動をなす本発明の実施例の牽引力の
推移を示す図である。 1……牽引機構部、3……枠体、4……基台、
5……固定軸、6……ロードセル、7……ウエー
トスプリング、8……サドル、9……バランスア
ーム、12……牽引索、13……ドラム、17…
…受動スプロケツト、33……牽引力検出部、4
0……上限比較器、41……モータ制御器、55
……下限比較器、62……駆動部、63……モー
タ制御部、64……増減電圧設定部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 枠体3の掛止軸5から直列に連結されて吊下
    されるロードセル6の下端にコイル状のウエート
    スプリング7が連結され、該ウエートスプリング
    7の下端は基台4に固設したサドル8に軸支され
    てシーソー状に設置されるバランスアーム9の一
    方端に掛止され、該バランスアーム9の他方端に
    は牽引索12を巻いた回動自在なドラム13を設
    け、該ドラム13の端面に固着された受動スプロ
    ケツト17を回動する駆動部62を基台4に設け
    て牽引機構部1が構成され、該牽引機構部1は牽
    引索12の牽引力の上限値を制御する上限比較器
    40と、牽引索12の牽引力の下限値を制御する
    下限比較器55と、上限比較器40の出力あるい
    は下限比較器55の出力によつて作動するモータ
    制御器41とからなるモータ制御部63によつて
    駆動され、前記ロードセル6の牽引歪による抵抗
    変化を電圧変化に変換する牽引力検出部33を設
    け、一方漸増上限設定器48と漸減上限設定器5
    0よりなる増減電圧設定部64を設け、前記上限
    比較器40に牽引力検出部33の出力電圧と増減
    電位設定部64の出力電圧を入力することによ
    り、牽引、保持、弛緩、休止の各作動を順次繰返
    す間歇牽引作動のたびごとに徐々に牽引量を変化
    させて牽引力の上限値を設定上限値もしくは零に
    至らしめることを特徴とする漸増漸減牽引治療装
    置。 2 上限比較器40は牽引力検出部33の出力電
    圧を一方入力とし、また牽引力の設定上限値に対
    応する電圧より低い電圧であつてかつ順次上昇変
    化する増減電圧設定部64からの漸増電圧を他方
    入力とし、間歇牽引作動の開始後、牽引力の上限
    値を牽引作動のたびごとに徐々に増加させ少なく
    とも一回以上の牽引作動を行なつた後に牽引力は
    設定上限値に到達することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の漸増漸減牽引治療装置。 3 上限比較器40は牽引力検出部33の出力電
    圧を一方入力とし、また牽引力の設定上限値に対
    応する電圧より低い電圧であつて順次減少変化す
    る増減電圧設定部64からの漸減電圧を他方入力
    とし、間歇牽引の作動時間の終了直前に牽引力の
    上限値が設定上限値に満たない牽引作動をなし、
    その牽引作動のたびごとに上限値を徐々に減少す
    るようになし、しかも牽引力の上限値が設定上限
    値に満たない牽引作動を少なくとも一回以上行な
    うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    漸増漸減牽引治療装置。 4 上限比較器40は牽引力検出部33の出力電
    圧を一方入力とし、牽引力の設定上限値に対応す
    る電圧より低い電圧であつてかつ順次上昇変化す
    る増減電圧設定部64からの漸増電圧を他方入力
    とし、間歇牽引作動の開始後、牽引力の上限値を
    牽引作動のたびごとに徐々に増加させ少なくとも
    一回以上の牽引作動を行なつた後に牽引力は設定
    上限値に到達し、所定時間間歇牽引の作動を行つ
    た後間歇牽引の牽引作動時に牽引力の上限値を設
    定上限値から零への移行に際しては、牽引力検出
    部33の出力電圧を上限比較器40の一方入力と
    し、牽引力の設定上限値に対応する電圧より低い
    電圧であつて順次減少変化する増減電圧設定部6
    4からの漸減電圧を他方入力とし、間歇牽引の作
    動時間の終了直前に牽引力の上限値が設定上限値
    に満たない牽引作動をなし、その牽引作動のたび
    ごとに上限値を徐々に減少するようになし、しか
    も牽引力の上限値が設定上限値に満たない牽引作
    動を少なくとも一回以上行なうことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の漸増漸減牽引治療装
    置。
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