JPH0399604A - ブラシ用繊維およびブラシ - Google Patents

ブラシ用繊維およびブラシ

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JPH0399604A
JPH0399604A JP1238158A JP23815889A JPH0399604A JP H0399604 A JPH0399604 A JP H0399604A JP 1238158 A JP1238158 A JP 1238158A JP 23815889 A JP23815889 A JP 23815889A JP H0399604 A JPH0399604 A JP H0399604A
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田口 節男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、優れた清掃効果と被清掃物を傷っけにくいと
いう特徴を有するブラシ用繊維と同繊維を用いた各種の
ブラシ類に関する。
[従来の技術] たとえば、歯ブラシにおいて、毛先は歯の清掃効果と歯
ぐきのマツサージ効果がバランスよく優れていることが
必要とされており、従来から使用されているモノフィラ
メントでは、上記特性を得るためにブラシ毛の太さ、長
さ、植毛方法などに種々の検討がなされ、また、把手の
材質や形状などに種々の検討がなされている。しかるに
、ブラシ毛の太さを太くすればブラシの腰も強くなって
、歯の平坦面の清掃効果とマツサージ効果を高めること
ができるが、逆に、歯間の清掃効果が低下したり、歯ぐ
きに傷がつきやすくなる。
また、歯間の清掃効果を高めるために毛の太さを細くす
ると、逆にマツサージ効果が減少し、歯ブラシの耐久性
が低下するという問題点が生じる。
したがって、その改良として、太さの異なるモノフィラ
メントを混植したり、毛先を丸い形状にしたり、毛先の
高さを段違いにするなど様々な工夫がなされているが、
大きな効果を生んでいないのが実状である。
また、自動車などの洗浄用ブラシにおいても、清掃効果
を高めるために、複数の稜角部に薄肉鋭角断面のフィン
を突出せしめた繊維、稜線のあるテーパ状繊維などを使
用する提案があるが、被清掃物を傷付けやすいという問
題があり不適当とされていた。
このように、ブラシにおいて毛に用いるモノフィラメン
トの清掃(拭取)効果と被清掃物を傷つけない性能は相
反するものであり、今のところ、これらを両立させた洗
浄用ブラシはないのが現状である。そして、化粧用ブラ
シ、ボディブラシ等についても同様のことが言える。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、かかる問題を解決し、優れた清掃効果を有し
、かつ被清掃物を傷つけにくいブラシ用繊維とその繊維
を用いたブラシ類を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、本発明は次の構成を有
する。
すなわち、根元部においては海島成分が一体となった複
合繊維であり、先端部においては多数の素繊維が分繊し
てなる繊維構造を有することを特徴とするブラシ用繊維
である。
さらに、かかる本発明のブラシ用繊維において、好まし
くは、該島繊維部が複合繊維当り3本以上であるブラシ
用繊維、また、該素繊維が2種以上の異なる成分からな
るブラシ用繊維、また、該素繊維が2種以上の異なる太
さからなるブラシ川縁維であり、さらにまた、本発明の
ブラシ用繊維は、歯ブラシ、洗車用ブラシ、化粧用ブラ
シ、ボディブラシ、衣類用ブラシ、電機掃除機の筒先用
ブラシ等の各種の分野に用いられるものである。
[作用コ 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明のブラシ用繊維の一実施態様例を示し
た概略モデル斜視図である。
第2図〜第4図は、本発明のブラシ用繊維の一実施態様
例を示した横断面概略モデル図である。
本発明のブラシ用繊維は、大きく分けて二つの部分から
構成される。すなわち、第1図において、2が複合繊維
部であり、3が島繊維部である。2は、海成分中に多数
の島成分が散在しかつ海鳥両成分が一体化したモノフィ
ラメントの部分であり、3は素繊維が多数分繊してなる
部分である。
かかる本発明のブラシ用繊維を歯ブラシ、洗車用ブラシ
等に用いることにより、下記■、■の効果を得ることが
できる。
■ 複合繊維部がブラシ基体の根元から林立するので、
ブラシの腰が強くなり、平坦部の清掃効果が高く、マツ
サージ効果も有し、毛がへたる心配がなく、耐久性も優
れているのである。
■ その先端部が、該複合繊維から海成分が除去された
細い島繊維部から構成されるので、凹凸部や細部の溝の
部分までも清掃効果を有し、かつ被清掃物に対する感触
が柔らかく被清掃物に傷をつけにくく、また先端が細い
繊維で構成されるでいるため、もう一つの特筆すべき効
果として、太い従来のブラシに比べると同じブラッシン
グ回数でも、繊維の本数が多いだけ掻取り回数が多くな
ること、汚れの深部にまで進入でき清掃効果を向上せし
めことができるのである。
かかる本発明のブラシ用繊維の性能を具体的に説明する
ならば、歯ブラシの場合、強く押し当てて磨いても歯ぐ
きを痛めることが少なく、歯間や歯と歯ぐきの間の細か
い溝部分の汚れまでもきれいに取り除くことができ、同
時に優れた歯ぐきのマツサージ効果を発揮することがで
きる。
また、自動車用洗車機に用いられた場合、従来の洗車機
ブラシに比べて、自動車の塗装やゴムシール部を傷つけ
ることなく、塗装面とゴムシールの間の細部に付着した
汚れや、水あかの如き取れにくい汚れも効果的に清掃す
ることができる。
本発明のブラシ用繊維に用いられる海島型複合繊維は、
海成分の中に多くの島成分を有する構造繊維である。例
えは、高分子配列体繊維、混合紡糸繊維等に代表される
ものである。
本発明では、かかる繊維を製造する方法を何等問うもの
でなく、いかなる方法で製造しても構わない。好ましく
行われる方法の一例を挙げるならば、まず、従来公知の
複合紡糸方法により海島型複合繊維を作り、海成分に対
してのみに溶解性あるいは分解性のある薬剤を用いて、
先端部を浸漬して海成分を除去し、島繊維を露出せしめ
る方法によって行われる。もちろん、その他に延伸、熱
セット等のモノフィラメントを製造する通常の製造方法
のいかなる工程を行うことも何等構わない。
本発明のブラシ用繊維に用いられるポリマ種としては、
ポリリアリレート、ポリメタクリレート、ポリメチルメ
タクリレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリ
フッ化ビニリデン、ポリエーテル、ポリエステル、ポリ
アミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
、ポリアクリルアミド、ポリスルホン、ポリフェニレン
サルファイド、ホリウレタン、ポリアクリル酸、ポリカ
ーボネート等であり、通常繊維化に用いられるポリマで
あれば制限されない。これらのポリマ群から海島成分と
して一種または二種以上が用いられる。かかるポリマの
選択あるいは組合せは、ブラシ用繊維の用途、目的に応
じて適宜行われる。
この中でも、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、各種ナイロン、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ボリアリレートがブラシとして要求される
高弾性、耐摩耗性、屈曲回復性等の特性が良好であり好
ましく用いられる。
第2図〜第4図において、4および4′は島成分、5は
海成分であり、島成分は、第2図に示すように、−成分
で本発明の目的は十分達成できるが、第3図および第4
図に示すように、島成分が二種以上の4.4′からなる
ものも好ましく用いられる。
例えば、島1成分/島2成分/海成分が、ナイロン/ポ
プロピレン/ポリブチレンテレフタレート、あるいはナ
イロン/ポリエチレン/ポリエチレンテレフタシー1−
1あるいはナイロン/ボリアリレート/ポリエチレン等
のように各種適宜に組合わせて用いることができる。も
ちろん、島1成分と島2成分の本数、成分比は限定され
ない。また、太さが島成分間で同じであっても、異なっ
ていても構わないし、同じ島成分の中でも異なっていて
もよい。
複合繊維中の島繊維の本数は、3本〜10000本の範
囲とするのが好ましく、10本〜1000本が特に好ま
しく用いられる。
複合繊維部の太さは、ブラシ材料としてその用途に適し
たものとすればよく、特に限定されるものではないが、
歯ブラシに用いる場合は0.001〜2.0mm2の範
囲が好適である。洗車用ブラシに用いる場合は0.00
5〜10. 0mm2の範囲のものが好ましい。
島繊維の太さは、通常複合繊維の1/3〜1/1000
程度が好ましい。この太さがあまりにも細いと繊維がも
つれたり、切れ易くなり耐久性の乏しいものとなって好
ましくない。また、複合繊維の太さに近いものであれば
当然本発明の効果は得られず好ましくない。
また、複合繊維及び島繊維の横断面形状は、般的には円
形のものを使用すればよいものであるが、三角形、四角
形、五角形、へ角形等のいわゆるマルチローバルと言わ
れる形状のものであってもよいし、あるいは、TI形、
■形、ノコギリ形、花弁形、■型等の横断面を有するも
のであっても構わない。
さらに、本発明のブラシ用繊維を歯ブラシや洗車用ブラ
シ等に用いる際には、必ずしも本発明のブラシ用繊維の
みで構成される必要はなく、本発0 明の効果が著しく低下しない範囲で他の材料を混入して
も構わない。
本発明のブラシ用繊維は、歯ブラシ、洗車用ブラシ、化
粧用ブラシ、ボディブラシ、衣類用ブラシ電機掃除機の
筒先用ブラシ等に好ましく用いられる。
[実施例] 以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれらの実施例によって、本発明の有効性や
権利の範囲が限定されたり、制限を受けるものではない
。むしろ、次の応用や展開をもたらすものである。
なお、実施例おけるブラシの清掃性および被清掃物への
傷つけにくさの試験は次の方法で行った。
■ ブラシの清掃性ニ アルミ板に黒色フェルトペンで塗布した上に毛の先端が
当るように歯ブラシにのせて500gの荷重を加えて、
振幅50rnn+、180回/分の条件で市販の歯みが
きペーストを補給しながら擦り合わせ、フェルトペンで
古い1ま た字がとれるまでの回数を読み取った。
■ 被清掃物に対する傷のつけにくさ:透明なポリメチ
ルメタクレート板上に歯ブラシに500gの荷重を加え
て、振幅50mm。
50回擦り、ポリメチルメタクレート面の損傷度を調べ
、その損傷度を次の基準で判定した。
5級コ全く傷が発生しないもの 4級:傷の痕跡が認められるもの 3級:傷跡がはっきり認められるもの 2級:かなり傷が発生したもの 1級:著しく傷が発生したもの なお、実施例において、「割合」は全て重量に基づくも
のである。
実施例1 海成分として極限粘度2.0のポリブチレンテレフタレ
ート、島成分として相対粘度2.7のナイロン610を
用いて、島/海= 70/30、海の中に島が16本散
在した海島型複合繊維を溶融紡糸し、水中に押出し冷却
固化後、1段目60℃、2 2段目80℃の温水中で合計4.6倍に延伸し、ついで
1−80℃の熱風炉に送り込んで5秒間の時間をかけて
通過させ、冷却後直線状に巻取り断面積0.035mm
2の歯ブラシ用モノフィラメントを得た。
このモノフィラメント100本を束ね、その端部を95
℃、10%力性ソーダ水溶液に浸漬して、先端部の海成
分を除去し島繊維部を露出せしめた。
かかる処理によりモノフィラメントの先端部に長さ3m
mの島繊維が露出した構造のものとなった。
次に、このモノフィラメントを根元が海島複合繊維、先
端が島繊維となるように歯ブラシ用基材に植毛して清掃
性と被清掃物の損傷度合いを調べた。
一方、比較品としてポリブチレンテレフタレート(比較
例1)あるいはナイロン610(比較例2)のみの単成
分からなる断面積が0.035mm2のモノフィラメン
トを作り、歯ブラシに植毛して同様の測定を行った。
その結果は、第1表に示した通りであり、同表 3 から明らかなように、本発明のブラシ用繊維は清掃効果
が比較例と比べて優れており、また、被清掃物に傷を付
けにくいことがわかかった。
また、実際に歯みがきを行ったところ、歯間の汚れがよ
く落ち、また強く押し当てても歯ぐきへの感触が柔らか
く、歯ぐきを痛めにくいことがわかった。
実施例2 海成分として極限粘度2.0のポリブチレンテレフタレ
ート、島成分として相対2.7のナイロン610とポリ
プロピレンを用いて、ナイロン610/ポリプロピレン
/ポリブチレンテレフタレート=40/40/20、海
の中の島の数はナイロン610が8本、ポリプロピレン
が8本の計16本散在した海島複合繊維を溶融紡糸し、
水中に押出して冷却固化後、1段目60°C12段目8
0℃の温水中で合計4.6倍に延伸した。その後直線状
に巻取り断面積0.035mm2の歯ブラシ用モノフィ
ラメントを得た。
このモノフィラメント100本を束ね、その端−4 部を95°0110%力性ソーダ水溶液に浸漬して、先
端部の海成分を除去し島成分を露出せしめた。
かかる処理により、モノフィラメントの先端部は5mm
の長さの島繊維が露出した構造を有するものであった。
次に、このモノフィラメントを根元が海島複合繊維、先
端が島繊維となるように歯ブラシ用基材に植毛して、清
掃性と被清掃物の損傷度合いを調べた。その結果は、第
1表に示した通りであり、従来品に比べ、本発明のブラ
シ用繊維は、清掃効果が優れており、被清掃物に傷を付
けにくく、また先端部の島繊維がよく捌けたものであっ
た。
5 [発明の効果] 以」二のように本発明のブラシ用繊維は、ブラシの根元
が海島成分が一体となった複合繊維で構成されているの
で、ブラシの腰が強く、平坦部の清掃効果やマツサージ
効果が良好であり、ブラシ全体がへたる心配がな(、耐
久性も優れているのである。
さらに、その先端部が該複合繊維から海成分を除去した
多くの細い島繊維から構成されるので、凹凸部や細部の
溝の部分までも清掃効果を有し、かつ、被清掃物に対す
る感触が柔らかく傷をつけにくいという効果を有する。
また、特筆すべき効果としては、太い従来のブラシに比
べると、同じブラッシング回数でも、繊維の本数が多い
だけ掻取り回数が多くなり、汚れの深部にまで進入でき
るので、より清掃効果を高めることになる。
かかる作用を有することから、本発明のブラシ用繊維を
用いたブラシは、歯ブラシ、洗車用ブラシ、化粧用ブラ
シ、ボディーブラシ、衣類用ブラ6 シ、電機掃除機の筒先用ブラシ等として好ましく用いら
れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1−図は、本発明のブラシ用繊維の一実施態様例を示
した概略モデル斜示図である。 第2図〜第4図は、本発明のブラシ用繊維の一実施態様
例を示した横断面概略モデル図である。 1:ブラシ用繊維 2:海島成分が一体となった複合繊維部3:島織繊維 4:島成分 5:海成分

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)根元部においては海島成分が一体となった複合繊
    維であり、該先端部においては多数の島繊維が分繊した
    繊維構造を有することを特徴とするブラシ用繊維。
  2. (2)島繊維数が、複合繊維当り3本以上である請求項
    (1)記載のブラシ用繊維。
  3. (3)該島繊維が、2種以上の異なる成分からなる請求
    項(1)または(2)記載のブラシ用繊維。
  4. (4)島繊維が、2種以上の異なる太さからなる請求項
    (1)、(2)または(3)記載のブラシ用繊維。
  5. (5)請求項(1)、(2)、(3)または(4)記載
    のブラシ用繊維を用いた歯ブラシ。
  6. (6)請求項(1)、(2)、(3)または(4)記載
    のブラシ用繊維を用いた洗車用ブラシ。
  7. (7)請求項(1)、(2)、(3)または(4)記載
    のブラシ用繊維を用いた化粧用ブラシ。
  8. (8)請求項(1)、(2)、(3)または(4)記載
    のブラシ用繊維を用いたボディブラシ。
  9. (9)請求項(1)、(2)、(3)または(4)記載
    のブラシ用繊維を用いた衣類用ブラシ。
  10. (10)請求項(1)、(2)、(3)または(4)記
    載のブラシ用繊維を用いた電機掃除機の筒先用ブラシ。
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