JPH039985A - ハーブ系香辛料又はその処理物の脱臭方法 - Google Patents

ハーブ系香辛料又はその処理物の脱臭方法

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JPH039985A
JPH039985A JP1143764A JP14376489A JPH039985A JP H039985 A JPH039985 A JP H039985A JP 1143764 A JP1143764 A JP 1143764A JP 14376489 A JP14376489 A JP 14376489A JP H039985 A JPH039985 A JP H039985A
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extraction
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spices
carbon dioxide
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JP1143764A
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Takehiko Ine
稲 竹彦
Takako Usuda
薄田 孝子
Katsumi Morikawa
森川 勝巳
Toshihiko Matsuya
松屋 敏彦
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Lion Corp
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MORI SEIYU KK
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ローズマリー、セージ等のハーブ系香辛料か
ら無臭の天然抗酸化剤を製造する際に好適に使用される
ハーブ系香辛料又はその処理物の脱臭方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、ハーブ系香辛料が抗酸化性成分を含有し。
含油脂性食品等に対してその酸化を防止する効果を有す
ることが知られており、この点に関する研究も種々行な
われている(特開昭54−130485号、同55−1
8435号、同55−102508号、同56−741
77号、同56−144078号、同58−67794
号、米国特許第3950266号等)、シかし、ハーブ
系香辛料はそれぞれ固有の強烈な香味を有するため、こ
れら香辛料を抗酸化剤として゛食品、化粧品、医薬品等
に直接添加した場合、食品においてはその香味性を変化
させ、化粧品にあっては香料のバランスに影響を及ぼし
、医薬品においては特有な臭いのために利用上の制約を
受けるなど、種々の不都合が生じる。
これに対し、ハーブ系香辛料から精油成分を除去すると
共に無臭性の抗酸化性成分を回収し、この抗酸化性成分
を抗酸化剤として使用することが提案されている(米国
特許第3950266号等)。この場合、ハーブ系香辛
料からの抗酸化性成分の回収は、従来有機溶剤を用いた
抽出処理によって行なわれる。また、有臭成分を除去す
るための脱臭方法は通常水蒸気蒸留法によって行なわれ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の脱臭法は、ハーブ系香辛料の有臭成分を
十分に除去することができず、このため従来の抗酸化剤
は完全に無臭ではなく、それ故利用面から用途が限定さ
れているのが実情であった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、ハーブ系香
辛料或いはその処理物から有臭成分をほぼ完全に除去す
ることができ、従ってほぼ完全に無臭の抗酸化剤を得る
ことが可能な脱臭方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的を達成するため、ハーブ系香辛
料或いはその処理物中に含まれる有臭成分を効果的に除
去する方法について鋭意研究を重ねた結果、ハーブ系香
辛料又はその有臭成分を含む処理物を超臨界状態の二酸
化炭素で抽出処理した場合、特ニ圧力が90kg/aJ
以上200 kg/aJ未満、温度が40〜80℃の条
件で抽出処理した場合、このハーブ系香辛料又はその処
理物から有臭成分をほぼ完全に除去できることを知見し
、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、ハーブ系香辛料又は有臭成分を含む
ハーブ系香辛料の処理物を超臨界状態の二酸化炭素から
なる流体で抽出処理し、上記ハーブ系香辛料又はその処
理物に含まれる有臭成分を上記流体中に移行させること
を特徴とするハーブ系香辛料又はその処理物の脱臭方法
を提供する。
ここで、ハーブ系香辛料としは、ローズマリーセージ、
タイム、マジ式ラム、オレガノ、バジル等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。なお、ハーブ系
香辛料を直接脱臭処理に付す場合、香辛料を粉末状にし
て用いることが好ましい。
また、ハーブ系香辛料の有臭成分を含む処理物としては
、ハーブ系香辛料の熱水抽出残渣、精油採取残渣、エチ
ルエーテル、ジオキサン、アセトン、エタノール、メタ
ノール、含水エタノール。
酢酸エチル、プロピレングリコール、グリセリンなどの
極性溶媒で抽出したオレオレジン又はその抽出残渣、n
−ヘキサン、石油エーテル、リグロイン、シクロヘキサ
ン、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロルメタン、1,
2−ジクロルエタン。
トルエン、ベンゼンなどの非極性溶媒で抽出したオレオ
レジン又はその抽出残渣などが挙げられる。
また、本発明においては、ハーブ系香辛料又はその処理
物を超臨界状態の二酸化炭素からなる流体で脱臭処理す
るものであるが、脱臭条件は二酸化炭素の圧力を90k
g/cm2以上200kg/(d未満、温度を40〜8
0℃とすることが好適である。圧力が90kg/cd未
満では有臭成分の抽出が不十分になることがあり、20
0 kg/cm2以上では抗酸化性成分と有臭成分とが
併存している場合に抗酸化性成分が有臭成分と共に除去
され、抗酸化性成分の収量が減少することがあり、80
℃を超えると有臭成分の抽出が不十分になることがある
。なお、より好ましい圧力は120〜180kg/cJ
、温度は40〜60℃である。
ここで、上記超臨界状態の二酸化炭素からなる流体中に
はエントレーナーとして有機溶剤を混合することができ
、これによって有臭成分の抽出効率を向上させることが
できる。このエントレーナーとしては例えば脂肪族低級
アルコール類、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、
ケトン類等を使用できる。また、エントレーナーの混合
量は二酸化炭素重量に対して2〜20重量%とすること
が好ましい、2重量%未満では有臭成分の抽出効率が上
昇しないことがあり、また20重量%を超えるとエント
レーナーの留去処理に手間がかかることがある。これに
対し、2〜20重量%とじた場合には、抽出効率を十分
に上昇させることができると共に、溶剤使用量を大幅に
低減させることができるものである。
本発明においては、上述した抽出処理によって超臨界状
態の二酸化炭素からなる流体中に有臭成分を移行させた
後、これを分離回収することが好ましい。この場合、分
離条件は二酸化炭素の圧力を大気圧〜80kg/a(、
温度を20〜80℃とすることが好ましい。圧力が80
kg/L:iを超えると有臭成分の分離回収が不十分に
なることがあり、温度が80”Cを超え、脱臭処理温度
より高くなるとやはり有臭成分の分離回収が不十分にな
ることがある。なお、より好ましい分離条件は圧力が大
気圧〜60kg/cd、温度25〜60℃である。
本発明においては、脱臭処理を行なう上記有臭成分を含
むハーブ系香辛料の処理物として、ハーブ系香辛料、そ
の熱水抽出残渣、精油採取残渣、極性溶媒で抽出したオ
レオレジン及びその抽出残渣並びに非極性溶媒で抽出し
たオレオレジン及びその抽出残渣から選ばれる原料を超
臨界状態の二酸化炭素からなる流体で抽出処理した抽出
画分が好適に使用できる。即ち、この抽出画分は超臨界
状態の二酸化炭素で抽出処理を行なったことにより高純
度の抗酸化性成分と有臭成分とが併存しているため、こ
の抽出画分から有臭成分を除去することによって無臭で
抗酸化力が強い抗酸化剤を得ることができる。
この場合、上記抽出画分は、ハーブ系香辛料等を超臨界
状態の二酸化炭素からなる流体で抽出処理することによ
り得るものであるが、抽出条件は二酸化炭素の圧力を2
00〜450kg/cot、温度を40〜80℃とする
ことが好適である。圧力が200 kg/cm2未満で
は抗酸化性成分の抽出が不十分になることがあり、45
0kg/aifを超えると設備的に無理が生じることが
ある。温度が40’C未満では抗酸化性成分の抽出が不
十分になることがあり、80℃を超えても抗酸化性成分
の抽出効率の上昇が見られないことがある。なお、より
好ましい圧力は250〜400 kg/J、温度は40
〜60℃である6また、この抽出処理に用いる流体中に
は前記と同様にエントレーナーを混合することができ、
これにより抗酸化性成分の抽出効率を向上させることが
できる。
このように、第1段階として好ましくは圧力が200〜
450kg/cm2、温度が40〜80℃の超臨界状態
の二酸化炭素で抗酸化性成分及び有臭成分の抽出処理を
行ない、第2段階として好ましくは圧力が90kg/a
+f以上200 kg/aJ未満、温度が40〜80℃
の超臨界状態の二酸化炭素で有臭成分の抽出処理(脱臭
処理)を行なうことにより、無臭で抗酸化力の高い天然
抗酸化剤が得られるもので、これは超臨界状態の二酸化
炭素に易溶性の有臭成分(精油成分を含む)がある圧力
範囲(90〜200 kg/ai>にあっては選択的に
抽出除去される一方、抗酸化性成分が前者より比較的高
い圧力(200〜450kg/cd)で抽出分離できる
という原理に基づくものである。
また、本発明方法によってハーブ系香辛料又はその処理
物から抗酸化性成分を含み有臭成分が除去された残渣を
得た場合、この残渣から上記超臨界状態の二酸化炭素を
用いた抽出方法で抗酸化性成分を分離回収することが好
ましく、これによっても無臭で抗酸化力の高い天然抗酸
化剤を得ることができる。
本発明を用いて得られた無臭の抗酸化剤は、魚油、ラー
ド、タロー、ヘッド、チキンオイル、大豆油、あまに油
、綿実油、サフラワー油、米油、コーン油、やし油、パ
ーム油、ごま油、カカオ油、ひまし油、落花生油などの
動、植物を原料とする油脂、バター、チーズ、マーガリ
ン、ショートニング、マヨネーズ、ドレッシング、ハム
、ソーセージ、ポテトチップス、揚げせんべい、揚げラ
ーメン、カレールー、醤油、清涼飲料水、酒、果実酒、
ケチャツプ、ジャム、魚肉もしくは畜肉練り製品、その
他の食品、或いは毛髪化粧料、皮膚化粧料、口中化粧料
などの化粧料や医薬品などに添加されて使用され得る。
この場合、抗酸化剤の添加量は乾燥品として全体のo、
ooos〜1重量%、特に0.001〜0.1重量%と
することが好ましい、なお2本発明による抗酸化剤は、
これをそのまま用いてもよいが、必要によっては、澱粉
、ゼラチン等の賦形剤などを加えてパウダー状、顆粒状
の形態にしてもよく、また油脂やエタノール、プロピレ
ングリコール、グリセリン、またはこれらの混合物に溶
解分散して液状の形態にしてもよい。また、本発明によ
る抗酸化剤は、必要に応じてクエン酸などのシネルギス
ト成分などを含有してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、超臨界状態の二
酸化炭素で脱臭を行なうことにより、ハーブ系香辛料又
はその処理物から有臭成分を確実に除去することができ
、従ってハーブ系香辛料から無臭の抗酸化剤を良好に得
ることができる。この場合1本発明を用いた抗酸化剤は
天然のハーブ系香辛料から採取されるので、人体に対す
る安全性が高く、従って合成添加剤の安全性が問題とな
っている現在、油脂製品をはじめとする食品、化粧品、
医薬などに対して好適に使用できる。また、本発明方法
は二酸化炭素を用いているので、処理工程における安全
性も高いものである。
次に、実施例により本発明を具体的に示すが、本発明は
下記実施例に限定されるものではない。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施に用いる抽出分離装置の一例を示
すもので、図中1は抽出槽、2は分離槽、3はCO□ボ
ンベ、4は抽剤圧縮機、5はエントレーナー容器、6は
定量供給ポンプ、7は圧力制御弁、8は熱交換機、9は
流量調節バルブ、10は保圧弁、11はガス流量計、1
2は秤量用台秤、13は大気放出バルブ、14は溶剤経
路、15は抽出物回収バルブである。
本装置によって無臭の抗酸化剤を製造する場合、第1段
階で抗酸化性成分及び有臭成分の抽出処理、第2段階で
抽出画分の脱臭処理を行なうものである。この場合、ま
ず抽出槽1にローズマリー粉末等のハーブ系香辛料を投
入する。続いて二酸化炭素ボンベ3から二酸化炭素を送
出して、抽出槽1と分離槽2を含む溶剤経路14中の空
気を大気放出バルブ13により放出し、二酸化炭素にて
置換する。
次に、入力側の圧力制御弁7を第1段階処理(抽出)圧
力に設定すると共に、抽出槽1の出力側の流量調整バル
ブ9を全閉にし、二酸化炭素圧縮機4と定量ポンプ6(
エントレーナーを使用する場合に必要)を始動して、抽
出槽1の圧力を所定圧力(200〜450 kg/cm
2)まで上昇せしめる。このとき、アルコール等のエン
トレーナーが溶剤容器5から定量送出され、熱交換器8
において二酸化炭素と混合して混合溶剤となり、加温さ
れて所定の温度(40〜80℃)となった混合溶剤が抽
出槽1に定量供給され抽出槽1内のローズマリー等のハ
ーブ系香辛料を抽出処理する。
その後、流量調整バルブ9を徐々に開いて減圧し、抽出
槽1内の抗酸化性成分を含む混合溶液を分離槽2に導入
し、分離槽2内において圧力が大気圧〜80kg/J、
温度が室温〜80℃の条件で抗酸化性成分を含む両分を
分離・回収する。
なお、このとき−船釣には分離槽2の圧力は圧力保持弁
10によって定圧保持されるとともに、混合溶剤の流量
は流量調整バルブ9によって定量制御される。
さらに、抗酸化性成分を含む両分を分離した二酸化炭素
は圧縮機4に戻されて再循環使用される。
次に、第2段階処理として、分離・回収した抗酸化性成
分を含む両分を抽出槽1に投入して、脱臭条件下(抽出
圧カニ90kg/aIf以上200kg/j未満、抽出
温度:4o〜80℃、分離圧カニ大気圧〜80kg/a
!、分離温度:室温〜80℃)で同様に処理する。この
場合は、有臭成分が分離槽2で分離・回収され、無臭の
抗酸化性成分を含む画分が抽出槽1に残留する。
本装置においては、上述の2段階処理の順序を逆にする
こともできる。即ち、第1段階で脱臭処理をし、抽出槽
1において有臭成分を除去した抽出槽残留物を得る1次
に第2段階でその残留物を抽出処理し、分離槽2におい
て抗酸化性成分を含む分離槽回収物を得る。
以下、第1図の装置を用いた実験例を示す。なお、実験
A−Cは1段階の処理を行なった例、実験りは2段階の
処理を行なった例である。
〔実験例〕
無臭の抗酸化性成分をより効率的に得るのに最適な条件
を見出すために、各種原料に対して処理・分離の条件な
どを変えて実験を行なった。その得られた各物質(抽出
槽残留物、分離槽残留物)に対して、AOM試験を行な
って抗酸化力を求め、その抗酸化力と香味及び収量など
から総合評価をした。結果を下記第1〜4表に示す。
この場合、下記表中の抗酸化力は、抗酸化性成分を含む
画分として固形分換算で0.01%添加してAOM試験
を行なったときのPOV=30に到達する時間を表わし
ている。ここで、AOM試験は「日本油化学協会編、基
準油脂分析試験法」に従って実施した。なお、使用油脂
はラード(抗酸化剤フリー:不二精油製)、油浴温度は
97.8℃である。また、表中の香味は、未脱臭量を1
、無臭量を5とした5点法により評価したときの平均点
(パネラ−9名)を表わしている。従って、抗酸化力の
数値が大きいほど抽出槽残留物又は分離槽での回収物の
抗酸化力が強く、香味の数値が大きいほど上記残留物又
は回収物から有臭成分が良好に除去されていることを示
す。
A1:Nα1〜15 原料としてローズマリーの原末を用い、エントレーナー
を使用せず圧力を変えて処理を行なった。
ここでは、抽出圧力を80〜450 kg/ffl、分
離圧力を1〜90kg/a+fとした。
結果: 脱臭の場合は、処理圧力が90〜200 kg
/aJが適していた。また、抽出の場合は、処理圧力が
200〜450 kg/(!Ifが適していた。
B2:Nα16〜21 原料としてローズマリーの原末以外の熱水処理残渣、オ
レオレジンについて、エントレーナーを使用せずに処理
温度を変えて処理を行なった。ここでは、処理温度を3
2〜90℃とした。
結果二 抽出時の処理温度は40℃未満では抗酸化性成
分の抽出が不十分であり、80℃以上では抗酸化性成分
の抽出効率の上昇が見られないので、抽出処理温度は4
0〜80℃が適していた。
また、ローズマリーの原末以外でも処理できた。
C3:Nci22〜30 ローズマリーの原末を用い、エントレーナーの種類・添
加濃度を変えて処理を行なった。ここではエントレーナ
ーとしてエタノール、プロパン、n−ヘキサン、アセト
ン、トルエンを使用し、その添加濃度は1〜25%とし
た。
結果: いずれのエントレーナーを使用しても効率よく
抗酸化性成分が得られた。また、添加濃度は2%未満で
は抽出効率が悪く、2〜20%が適していた。
D4:31〜37 実験A−Cより得られた条件をもとに、無臭性の抗酸化
性成分を含む両分をより効率的に得られるように2段階
の処理を行なった。原料もローズマリー以外のセージ、
タイム、マジョラムについても行なった。
原 料:ローズマリー(Nα31〜33:熱水抽出残渣
Nα34:原末) Nα31:抽出→脱臭、エントレーナーあり。
Nα32:抽出→脱臭、エントレーナー無し。
N1133:脱臭→抽出、エントレーナーあり6Nα3
4:脱臭→抽出、エントレーナー無し。
原 料:ローズマリー以外のハーブ系香辛料(原末)N
α35:セージ、抽出→脱臭、エントレーナーあり。
勲36:タイム、抽出→脱臭、エントレーナーあり。
Nα37:マジヨラム、抽出→脱臭、エントレーナーあ
り。
結果:抽出→脱臭、脱臭→抽出のいずれかの順序でも効
率的に無臭性の抗酸化性成分を含む両分を得ることがで
きた。また、ローズマリー以外の原料においても2段階
処理を行なうことにより無臭性の抗酸化性成分を含む両
分を効率的に得ることができた。
さらに、これらの抗酸化力は一般に抗酸化剤として利用
されている天然ビタミンE(エーザイ製:イーミックス
80)やBHAと比較しても、はるかに強いことがわか
った(第5表参照)。
第 5 表 本延長時間:POV=30に到達する時間で、しかも無
添加の21時間を差し引いた延長時間。
以上第1〜5表の結果より、ハーブ系香辛料又はその処
理物を超臨界状態の二酸化炭素で抽出処理することによ
り、抗酸化性成分及び有臭成分の抽出が良好に行なわれ
ることが確認された。また、この場合、抗酸化性成分の
抽出・分離処理は抽出圧力を200〜450kg/a!
、抽出温度を40〜80℃、分離圧力を大気圧〜80k
g/cm2、分離温度を20〜80℃とし、有臭成分の
抽出・分離処理は抽出圧力を90kg/cJ以上200
kg/cJ未満、抽出温度を40〜80℃、分離圧力を
大気圧〜80kg/aJ1分離温度を20〜80℃とす
ることが適当であることが認められた。
最後に配合例を示す。
〔配合例〕
以上の知見に基づき、下記処方の乳化ドレッシングを配
合してその抗酸化力の評価を行なった。
乳化安定剤     50g 蔗糖   400g 調味料       10g 各種香辛料     40g 水          1640g 酢酸溶液     500g 卵黄   200g 食塩   150g クエン酸ソーダ    5g 植物サラダ油  2000g この場合、上記ドレッシングに上記実験Nα31で得ら
れた抗酸化剤3g、1.5g、0.15g+BHA0.
6g、  トコフェロール3gをそれぞれ添加し、各ド
レッシングの製造直後ならびにこれらドレッシングを3
2日間40℃保存した後のpov値(過酸化物価)を測
定し、その安定性(抗酸化性)を調べた。結果は第6表
に示す。なお、pov値の測定はLea法の改良法〔油
化学。
19(15)、 340(1970))に準じた。
第6表の結果から明らかなように、Nα31のものは従
来量も抗酸化力の強いといわれていたBHAよりもはる
かに強い抗酸化力を示すことが知見された。
また、N1131のものを添加したドレッシングは。
その添加により香り、味1色調の変化は見られず。
良好な品質を保持するものであった。
第 6 表 ドレッシングに添加した時のpov値
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いる抽出・分離装置の一例を
示す概略図である。 1・・・抽出槽、 2・・・分離槽、 3・・・CO2ボンベ、 4・・・抽剤圧縮機。 5・・・エントレーナー容器、 6・・・定量供給ポンプ、 7・・・圧力制御弁、8・
・・熱交換機、 9・・・流量調節バルブ、10・・・
保圧弁、 11・・・ガス流量計、12・・・秤量用台
秤、 13・・・大気放出バルブ、14・・・溶剤経路
、 15・・・抽出物回収バルブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハーブ系香辛料又は有臭成分を含むハーブ系香辛料
    の処理物を超臨界状態の二酸化炭素からなる流体で抽出
    処理し、上記ハーブ系香辛料又はその処理物に含まれる
    有臭成分を上記流体中に移行させることを特徴とするハ
    ーブ系香辛料又はその処理物の脱臭方法。 2、流体が、圧力が90kg/cm^2以上200kg
    /cm^2未満、温度が40〜80℃の超臨界状態の二
    酸化炭素からなる請求項1記載の脱臭方法。 3、流体にエントレーナーとして有機溶剤を混合した請
    求項1又は2記載の脱臭方法。 4、有臭成分を含むハーブ系香辛料の処理物が、ハーブ
    系香辛料、その熱水抽出残渣、精油採取残渣、極性溶媒
    で抽出したオレオレジン及びその抽出残渣並びに非極性
    溶媒で抽出したオレオレジン及びその抽出残渣から選ば
    れる原料を超臨界状態の二酸化炭素からなる流体で抽出
    処理した抽出画分である請求項1、2又は3記載の脱臭
    方法。
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