JPH0410039Y2 - - Google Patents

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JPH0410039Y2
JPH0410039Y2 JP3997584U JP3997584U JPH0410039Y2 JP H0410039 Y2 JPH0410039 Y2 JP H0410039Y2 JP 3997584 U JP3997584 U JP 3997584U JP 3997584 U JP3997584 U JP 3997584U JP H0410039 Y2 JPH0410039 Y2 JP H0410039Y2
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moisture
heat
permeable
heat insulating
insulating material
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は保温材の考案に係り、断熱保温効果に
優れ寒冷地における装具などに用いても結露現象
を発生することが少く、又適当な柔軟性を有して
各種形態に形成することが可能で、耐用性の優れ
た製品を得ることのできる保温材を得ようとする
ものである。
金属光沢をもった各種金属薄片、金属メツキ物
は光線を反射し、幅射熱遮断による保温効果を有
することについては従来から一般的に知られ、又
適宜に利用されているところであつて、このよう
な金属光沢物質としてはアルミニウムが加工容易
で、又安定且つ安価に入手し利用されるなどの有
利性を有し、アルミニウム箔、アルミニウム鱗
片、アルミニウム蒸着層などの形態により種々に
利用されている。特にこれらの中で、アルミニウ
ム箔、ポリエステルやポリオレフインのフイルム
にアルミニウムを蒸着したもの、アルキツド樹脂
やポリエステル樹脂ペースト中にアルミニウム粉
末を混合分散させたアルミニウム塗料などは保温
保冷効果を充分に有するとしても透湿機能を有し
ないので発汗時などにおいて透湿性を必要とする
分野においてはその使用を制限せざるを得ない。
例えばアルミニウム箔を使用した建材用断熱材は
気温の変動や室内外の温度差などによつて結露す
ることが避けられず、従つてその耐用年数を減少
し、或いはシミなどを発生して外観上好ましくな
いこととなる。このため上記した箔片などの非透
湿性材料にパンチングなどで孔を穿設して透湿性
を得しめるようなことについて検討がなされてい
るようであるが、透湿性を高めようとすれば孔
数、単位面積に対する孔面積率などを増加するこ
とが必要で、このようにすることは折角の熱線反
射性能を損い保温性を低下させることとならざる
を得ないし強度的にも劣化せざるを得ない。又ア
ルミニウム粉末を含有した樹脂溶液を用いて塗膜
を形成するものにおいて該溶液に造孔剤を混合し
造膜後に該造孔剤を抽出又は揮散せしめることに
よりマイクロポーラス構造となし、その微細孔で
透湿性を得ることも提案されているが、このよう
にしても揮発又は抽出によつて形成された微細孔
が必ずしも厚さ方向において貫通したものとなら
ず、又単に造膜されただけの樹脂構造は強度性な
どにおいて充分でない上に前記のような微細孔を
増加させて透湿性を適切に得しめようとするとそ
の強度や伸びが大幅に低下することとならざるを
得ない。即ちこれら輻射熱反射作用を得るように
した従来のものにおいて成程理論的には透湿性が
得られるものと考えられるとしても実際上好まし
い透湿性を確保することが容易でなく、特にこの
透湿性を満足して有効な強度を維持することが困
難であつて、従つてそれなりの引張強度と透湿性
を必要とするような用途に関して前記したような
輻射熱反射性を具備した好ましい保温性を有する
材料を求め難い。
本考案は上記したような実情に鑑み検討を重ね
て考案されたものであつて、透湿性を有するシー
ト材の片面に透湿性熱反射層を接着して一体的に
形成したことを特徴とする保温材を提案するもの
であり、上記のように透湿性を有するシート材と
しては延伸加工によつて透湿性を有するような組
織とされた合成樹脂フイルム材その他を用いるこ
とができ、又透湿性熱反射層としてはアルミニウ
ムの鱗状小片を透湿性を有する樹脂系バインダー
で層着したもの、或いはアルミニウム蒸着層など
を採用することができる。
本考案によるものの具体的な実施態様を添附図
面に示すものについて説明すると、第1図に示す
ように透湿性樹脂フイルム、特に延伸加工し少く
とも部分的に繊維状化して透湿性を得しめるよう
な構造とした樹脂フイルム2の表面にアルミニウ
ム鱗片を配合した透湿性樹脂による被膜或いはア
ルミニウムの蒸着加工による透湿性熱反射層1を
形成したものであり、前記透湿性樹脂被膜として
は例えばポリプロピレン多孔体、多孔性ポリテト
ラエチレン樹脂、連続気孔性ポリウレタンフオー
ムなどを用いることができる。
前記したような透湿性樹脂フイルム2に対して
は第2図に示すようにその裏面に補強用の繊布又
は編布である補強布3を接着することができる。
このような補強布は糸条又は繊維による織成又は
編成構造材であつて透湿性を確保し得ることは当
然である。
又上記した延伸加工により繊維化して透湿性を
得しめるものに関しては本出側人側において、例
えばポリテトラフルオロエチレン樹脂の如きによ
り透湿性を充分に有しながらも防水性を得しめる
ようにしたものが既にゴアテックスのような商品
名を以て市販しており、このものを有効に利用し
得ることは明かであるが、若しこのような防水性
を必要としないような場合においては前記補強布
3と同様な織布又は編布を透湿性シート材2とし
て利用することもできる。
更に輻射熱反射性を完全状態に必要としないカ
バー材などの場合には上記したような延伸加工に
よる透湿性樹脂フイルム2に不連続な透湿性熱反
射層1aを形成して第4図のようにすることがで
きる。勿論このものに対して第5図のように前記
補強布3を接着することができる。又補強布3が
透湿性シート材2として採用することもできるこ
とは第6図の通りである。
前記したような第1〜第6図の保温材による具
体的な利用例は第7図以下に示す通りである。即
ち第7図のものは中綿6と表皮7との間に上記し
たような本考案による保温材11を用いたもので
あつて、保温材11は又第8図に示すように布団
表皮7の一側面のみに採用することができる。即
ちこのような布団は何れにしても透湿性熱反射層
1又は1aによる熱線反射を利用した布団として
得られることから保温性において優れたものとし
て得られる。
これら第7,8図のものは敷布団、掛布団の何
れに対しても利用し得ることは明らかであるが、
又座布団類や座席用クツシヨン体などとしても採
用することが可能であり、それらの場合において
前記のような透湿性熱反射層1は透湿性樹脂フイ
ルム2ないし補強布3によつて適切に補強一体化
され、しかも好ましい柔軟性を有していることか
ら中綿層6などを適切に調和し、利用者の体型に
なじんで好ましい彎曲状態を形成しつつ熱線反射
と湿分透過を有効に達成せしめる。
なお本考案によるものは前記したような布団類
等の寝具類又は座褥体に対するカバー類としても
利用することが可能で、形態的には第7,8図の
ものと同様であるから殊更には図示しないが、常
法で形成された布団類や座褥体に対するカバーと
することにより前記した第7,8図に関して説明
したところと全く同様の効果がそのまま得られる
こととなる。
第9図は本考案保温材がシユラフ(寝袋)とし
て利用された態様を示し、補強布9によつて補強
された熱線反射層1をもつた本考案の保温材が用
いられ、その内部の羽毛又は合成繊維綿より成る
保温層16を介して裏地層17が形成され、前記
のような熱線反射層1により輻射熱線の放射によ
る熱損失を有効に防止し、しかも身体から発散す
る湿分を適切に透過せしめる。
第10図は上記したような保温材が好ましい強
度を延伸加工の如きによるフイブリル化組織にお
いて具備し且つ熱線反射による保温性および透湿
性と共に柔軟性をも有することを利用して手袋を
形成した場合を示すものであつて、前記保温材1
1に対して必要に応じて表皮12をも接着せしめ
ると共に中綿層13と裏布14とを接着させて手
袋を形成する。強度と柔軟性とを兼備した本考案
による保温材11はこのような手袋としての複雑
な加工成形ないし接着、縫成加工に充分に耐え、
しかも手指部からの発汗をも有効に排出せしめ且
つ熱線反射をも利用せしめて保温性の高い製品と
して得しめる。
第11図と第12図は靴として表皮21の内側
に本考案による保温材11が用いられた場合を示
すもので、第11図のものは底部から周側を折立
てると共に端縁接合部に粘着テープ22を用い、
上部端縁部分に穿き口23を形成したものに対し
て表皮21を取付けたものであり、第12図のも
のは中型25に対して本案保温材を被包して止子
26で固定したものに対して表皮21と靴底部材
24とを取付けて靴とする場合であるが、これら
の何れの場合においても本考案による前記したよ
うな保温材11は強度、柔軟性を兼備し更には伸
びをもそれなりに具備することから表皮21或い
は中型25の如きの何れに対してもよくなじんで
好ましい靴を形成し、しかも有効な保温性、透湿
性、更には防水性のような各特性を的確に具備し
たものとして仕上げ得る。
なお本考案によるものは上記のような靴或いは
手袋のみならず、頭布類や靴下又は足袋などの装
具一般に対しても同様に採用され得ることは明か
である。
上記したような本考案によるときは透湿性を有
するシート材の片面に透湿性熱反射層を接着して
一体に形成したものであるから発汗などを速かに
放散して快適な寝具ないし装具類を得しめると共
に上記熱反射層により熱線を反射せしめて保温効
果の優れた製品を提供し、又前記シート材として
延伸加工材などによる防水性を具備したものなど
を採用せしめることが可能で、又柔軟性や強度な
どを有効に具備したものを採用し得ることからそ
れらの特質性をも利用せしめた有利な各種製品を
適切に製造し得るなどの作用効果を有しており、
実用上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すもので、第1図
から第6図は本考案による保温材の若干例につい
ての拡大断面図、第7図と第8図は布団として本
案品を採用した場合の断面図、第9図はシユラフ
とした場合の断面図、第10図は手袋とした場合
の断面図、第11図と第12図は靴とした場合の
製造途中の状態をそれぞれ示した各斜面図であ
る。 然してこれらの図面において、1,1aは透湿
性熱反射層、2は透湿性樹脂フイルム、3は補強
布を示すものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 透湿性を有するシート材の片面に透湿性熱反
    射層を接着して一体的に形成したことを特徴と
    する保温材。 2 透湿性を有するように延伸加工された合成樹
    脂フイルム材をシート材とした実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の保温材。 3 アルミニウム鱗状小片を透湿性を有する樹脂
    系接着剤で層着した透湿性熱反射層を形成した
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の保温
    材。 4 アルミニウムの蒸着層で透湿性熱反射層を形
    成した実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    保温材。
JP3997584U 1984-03-22 1984-03-22 保温材 Granted JPS60152426U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3997584U JPS60152426U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 保温材

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JP3997584U JPS60152426U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 保温材

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Publication Number Publication Date
JPS60152426U JPS60152426U (ja) 1985-10-11
JPH0410039Y2 true JPH0410039Y2 (ja) 1992-03-12

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