JPH0410048Y2 - - Google Patents
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- JPH0410048Y2 JPH0410048Y2 JP1244986U JP1244986U JPH0410048Y2 JP H0410048 Y2 JPH0410048 Y2 JP H0410048Y2 JP 1244986 U JP1244986 U JP 1244986U JP 1244986 U JP1244986 U JP 1244986U JP H0410048 Y2 JPH0410048 Y2 JP H0410048Y2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は透明支持体上に遮光性合成樹脂皮膜層
を設け、該皮膜層に切込みを入れて必要部分を剥
離することにより、直ちに種々の原図を作成出来
るピールオフフイルムに関するものである。
を設け、該皮膜層に切込みを入れて必要部分を剥
離することにより、直ちに種々の原図を作成出来
るピールオフフイルムに関するものである。
従来、ピールオフフイルムの遮光性合成樹脂皮
膜層の材質としては、塩化ビニール樹脂、塩化ビ
ニール共重合体樹脂、ニトロセルロース等の樹脂
に可塑剤等を加えたものが使用されているが、樹
脂層表面のべたつきが大きく、且つ剥離強度が小
さく作業性に難点があつた。
膜層の材質としては、塩化ビニール樹脂、塩化ビ
ニール共重合体樹脂、ニトロセルロース等の樹脂
に可塑剤等を加えたものが使用されているが、樹
脂層表面のべたつきが大きく、且つ剥離強度が小
さく作業性に難点があつた。
そして、この様な欠点を改良する為に樹脂層に
ポリウレタン樹脂と酢酸セルロース樹脂の混合樹
脂を使用したり(特公昭51−25478)、ニトリルゴ
ムと塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂等との
混合物を使用したり(特公昭58−46011)、エチレ
ン・酢酸ビニル・一酸化炭素三元共重合体と塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体との混合物を使用す
ることも提案(特開昭60−159853)されており、
いづれも樹脂層表面のべたつき、剥離性について
はかなり改良されてきた。
ポリウレタン樹脂と酢酸セルロース樹脂の混合樹
脂を使用したり(特公昭51−25478)、ニトリルゴ
ムと塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂等との
混合物を使用したり(特公昭58−46011)、エチレ
ン・酢酸ビニル・一酸化炭素三元共重合体と塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体との混合物を使用す
ることも提案(特開昭60−159853)されており、
いづれも樹脂層表面のべたつき、剥離性について
はかなり改良されてきた。
しかし、いづれの場合にも剥離作業に支障のな
い皮膜強度を出すためには皮膜の厚味が20〜30μ
必要であり、全般的に塗料は有機溶剤系低濃度高
粘度液であり塗工上の制約から粘度をあまり高く
できないので、ウエツト塗工量が多くなり、乾燥
するのに時間を要するため、塗工速度があがらな
いという問題点がある。
い皮膜強度を出すためには皮膜の厚味が20〜30μ
必要であり、全般的に塗料は有機溶剤系低濃度高
粘度液であり塗工上の制約から粘度をあまり高く
できないので、ウエツト塗工量が多くなり、乾燥
するのに時間を要するため、塗工速度があがらな
いという問題点がある。
本考案者等は前記の問題点を解決するために遮
光性合成樹脂皮膜層の構成および材質について鋭
意研究を重ねた結果、前記問題点のない新規な遮
光性合成樹脂皮膜層の構成および材質を見出し本
考案を完成したものである。
光性合成樹脂皮膜層の構成および材質について鋭
意研究を重ねた結果、前記問題点のない新規な遮
光性合成樹脂皮膜層の構成および材質を見出し本
考案を完成したものである。
即ち本考案は遮光性合成樹脂皮膜層が透明支持
体上に設けられた有機溶剤系塗料から形成された
着色合成樹脂皮膜層Aと、これに積層された下の
着色合成樹脂皮膜層Aに接着性を有するガラス転
移点Tqが5℃〜50℃である樹脂の1種類又は複
数の混合物に遮光性の染顔料を混合してあるいは
混合せずして成る塗料から形成された合成樹脂皮
膜層Bとの2層より構成されることを特徴とする
ピールオフフイルムであり、2層構造にすること
により1層ごとの塗工量が少なくなり乾燥時間が
短縮でき塗工速度を上げることができ、かつ合成
樹脂皮膜層Bに遮光性の染顔料を混合した場合に
は着色合成樹脂皮膜層Aに塗工中泡によりピンホ
ールが生じ遮光性が失われても合成樹脂皮膜層B
を積層することにより遮光性を回復することがで
きるなど極めて生産性の良いピールオフフイルム
を提供するものである。
体上に設けられた有機溶剤系塗料から形成された
着色合成樹脂皮膜層Aと、これに積層された下の
着色合成樹脂皮膜層Aに接着性を有するガラス転
移点Tqが5℃〜50℃である樹脂の1種類又は複
数の混合物に遮光性の染顔料を混合してあるいは
混合せずして成る塗料から形成された合成樹脂皮
膜層Bとの2層より構成されることを特徴とする
ピールオフフイルムであり、2層構造にすること
により1層ごとの塗工量が少なくなり乾燥時間が
短縮でき塗工速度を上げることができ、かつ合成
樹脂皮膜層Bに遮光性の染顔料を混合した場合に
は着色合成樹脂皮膜層Aに塗工中泡によりピンホ
ールが生じ遮光性が失われても合成樹脂皮膜層B
を積層することにより遮光性を回復することがで
きるなど極めて生産性の良いピールオフフイルム
を提供するものである。
第1図において1は透明支持体を示し、2は着
色合成樹脂層Aを、又3は合成樹脂層Bを夫々示
す。
色合成樹脂層Aを、又3は合成樹脂層Bを夫々示
す。
本考案のピールオフフイルムに用いられる透明
支持体としては、ポリエチレンテレフタレート、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ポリカーボネート、トリアセ
テートなどの透明なプラスチツクフイルムを挙げ
ることができる。特に2軸延伸されたポリエチレ
ンテレフタレートフイルムが強度、寸法安定法、
透明性等において優れており好ましい。
支持体としては、ポリエチレンテレフタレート、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ポリカーボネート、トリアセ
テートなどの透明なプラスチツクフイルムを挙げ
ることができる。特に2軸延伸されたポリエチレ
ンテレフタレートフイルムが強度、寸法安定法、
透明性等において優れており好ましい。
他方、着色合成樹脂皮膜層Aとしては有機溶剤
系塗料から形成され、かつ透明支持体から剥離で
き、遮光性を持つ樹脂層であれば特に制約はな
い。樹脂層の剥離性と密着性のバランスが良いの
は有機溶剤系塗料から形成された樹脂層である。
系塗料から形成され、かつ透明支持体から剥離で
き、遮光性を持つ樹脂層であれば特に制約はな
い。樹脂層の剥離性と密着性のバランスが良いの
は有機溶剤系塗料から形成された樹脂層である。
次に、合成樹脂皮膜層Bに使用する樹脂として
は、下の着色合成樹脂皮膜層Aに接着性を有する
ガラス転移点Tqが5℃〜50℃である樹脂であれ
ば特に制約はなく、有機溶剤系樹脂、水系樹脂の
中から広範囲に選択し得るが、ピールオフフイル
ムの樹脂層として要求される柔軟で強靱な皮膜を
得るためにはエチレン・酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル・エチレン・酢酸ビニル三元共重合体、
塩化ビニリデン系共重合体などが有利に用いられ
る。ガラス転移点Tqの範囲は5℃〜50℃であり、
好ましくは10℃〜40℃である。ガラス転移点Tq
が5℃以下であると樹脂層表面のべたつきによる
該ピールオフフイルム使用時および保存時のブロ
ツキングなどの障害が発生し、Tqが50℃以上で
あると樹脂層の柔軟性が損なわれ剥離中皮膜切れ
が発生し剥離性が低下する。
は、下の着色合成樹脂皮膜層Aに接着性を有する
ガラス転移点Tqが5℃〜50℃である樹脂であれ
ば特に制約はなく、有機溶剤系樹脂、水系樹脂の
中から広範囲に選択し得るが、ピールオフフイル
ムの樹脂層として要求される柔軟で強靱な皮膜を
得るためにはエチレン・酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル・エチレン・酢酸ビニル三元共重合体、
塩化ビニリデン系共重合体などが有利に用いられ
る。ガラス転移点Tqの範囲は5℃〜50℃であり、
好ましくは10℃〜40℃である。ガラス転移点Tq
が5℃以下であると樹脂層表面のべたつきによる
該ピールオフフイルム使用時および保存時のブロ
ツキングなどの障害が発生し、Tqが50℃以上で
あると樹脂層の柔軟性が損なわれ剥離中皮膜切れ
が発生し剥離性が低下する。
また、これらの樹脂は有機溶剤系、水系のいず
れでもよいが、水性エマルジヨン型樹脂を用いた
場合には、高濃度低粘度塗料を得ることができる
ので乾燥時間の短縮に寄与でき本考案の目的達成
のためには特に好ましい。しかし水性エマルジヨ
ン型樹脂から成る合成樹脂皮膜層を直接透明支持
体上に設けた場合には、得られるピールオフフイ
ルムは剥離皮膜の強度、剥離性と密着性のバラン
スにおいて十分でなく、しかも所要部分を剥離し
た後種々の取扱い中に残存する樹脂層が透明支持
体から浮き上がる等の問題が生じ、水性エマルジ
ヨン型樹脂から成る合成樹脂皮膜層1層だけでは
ピールオフフイルムに必要な性能を満足すること
はできない。
れでもよいが、水性エマルジヨン型樹脂を用いた
場合には、高濃度低粘度塗料を得ることができる
ので乾燥時間の短縮に寄与でき本考案の目的達成
のためには特に好ましい。しかし水性エマルジヨ
ン型樹脂から成る合成樹脂皮膜層を直接透明支持
体上に設けた場合には、得られるピールオフフイ
ルムは剥離皮膜の強度、剥離性と密着性のバラン
スにおいて十分でなく、しかも所要部分を剥離し
た後種々の取扱い中に残存する樹脂層が透明支持
体から浮き上がる等の問題が生じ、水性エマルジ
ヨン型樹脂から成る合成樹脂皮膜層1層だけでは
ピールオフフイルムに必要な性能を満足すること
はできない。
つまり、水性エマルジヨン型樹脂は本考案の2
層構造樹脂層の上層(合成樹脂皮膜層B)に用い
たときにはじめて、ピールオフフイルムの樹脂層
への利用が可能になるものである。
層構造樹脂層の上層(合成樹脂皮膜層B)に用い
たときにはじめて、ピールオフフイルムの樹脂層
への利用が可能になるものである。
また、これらの樹脂は、合成樹脂皮膜層Bの皮
膜強度、柔軟性などをコントロールするために必
要に応じ相溶性を示す樹脂同志、複数混合して用
いてもよい。
膜強度、柔軟性などをコントロールするために必
要に応じ相溶性を示す樹脂同志、複数混合して用
いてもよい。
合成樹脂皮膜層Bにはすべり性の改良やつや消
しを目的とするためのマツト化剤や静電気の発生
を防止するための帯電防止剤や該合成樹脂皮膜層
を下の着色樹脂皮膜層Aに設けるに当りその塗工
性改良のためのレベリング剤や消泡剤、界面活性
剤等を必要に応じて添加することもできる。ま
た、遮光性の染顔料を混合するかあるいは混合し
ないかは任意に選択しうるが、混合した場合には
前述の通り下の着色樹脂皮膜層Aの形成時生じた
ピンホールによる遮光性の欠落を補い、該ピール
オフフイルムの生産歩留り向上に寄与できる。こ
の場合の混合する染顔料は使用する樹脂と混和性
がよく熱や光などの要因で色調の変化や褪色が少
なく、しかも必要な遮光性を満足しうるものが有
利に用いられているが、その色調や構造について
は特に限定されるものではない。着色剤の添加量
については合成樹脂皮膜層Bの密着性、皮膜強度
等を著しく低下させない範囲内で必要な遮光性を
満足するよう決められればよい。
しを目的とするためのマツト化剤や静電気の発生
を防止するための帯電防止剤や該合成樹脂皮膜層
を下の着色樹脂皮膜層Aに設けるに当りその塗工
性改良のためのレベリング剤や消泡剤、界面活性
剤等を必要に応じて添加することもできる。ま
た、遮光性の染顔料を混合するかあるいは混合し
ないかは任意に選択しうるが、混合した場合には
前述の通り下の着色樹脂皮膜層Aの形成時生じた
ピンホールによる遮光性の欠落を補い、該ピール
オフフイルムの生産歩留り向上に寄与できる。こ
の場合の混合する染顔料は使用する樹脂と混和性
がよく熱や光などの要因で色調の変化や褪色が少
なく、しかも必要な遮光性を満足しうるものが有
利に用いられているが、その色調や構造について
は特に限定されるものではない。着色剤の添加量
については合成樹脂皮膜層Bの密着性、皮膜強度
等を著しく低下させない範囲内で必要な遮光性を
満足するよう決められればよい。
本考案の2層構造の遮光性合成樹脂皮膜層にお
いて、着色合成樹脂皮膜層Aは透明支持体からの
剥離性を付与し、合成樹脂皮膜層Bは着色合成樹
脂皮膜層Aに積層された状態でピールオフフイル
ムの樹脂層として必要な皮膜強度を付与するもの
であり、2層構造にすることにより1層ごとの塗
工量が少なくなり乾燥時間が短縮でき塗工速度が
上げられ生産性の向上が達成できるものである。
いて、着色合成樹脂皮膜層Aは透明支持体からの
剥離性を付与し、合成樹脂皮膜層Bは着色合成樹
脂皮膜層Aに積層された状態でピールオフフイル
ムの樹脂層として必要な皮膜強度を付与するもの
であり、2層構造にすることにより1層ごとの塗
工量が少なくなり乾燥時間が短縮でき塗工速度が
上げられ生産性の向上が達成できるものである。
第1図は本考案によるピールオフフイルムの断
面図である。 図中、1……透明支持体、2……着色合成樹脂
皮膜層A、3……合成樹脂皮膜層B。
面図である。 図中、1……透明支持体、2……着色合成樹脂
皮膜層A、3……合成樹脂皮膜層B。
Claims (1)
- 透明支持体上に剥離できる遮光性合成樹脂皮膜
層を形成させたピールオフフイルムにおいて、該
遮光性合成樹脂皮膜層が透明支持体上に設けられ
た有機溶剤系塗料から形成された着色合成樹脂皮
膜層Aと、これに積層された下の着色合成樹脂皮
膜層Aに接着性を有するガラス転移点Tqが5℃
〜50℃である樹脂の1種類又は複数の混合物に遮
光性の染顔料を混合してあるいは混合せずして成
る塗料から形成された合成樹脂皮膜層Bとの2層
より構成されることを特徴とするピールオフフイ
ルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1244986U JPH0410048Y2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1244986U JPH0410048Y2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62126927U JPS62126927U (ja) | 1987-08-12 |
| JPH0410048Y2 true JPH0410048Y2 (ja) | 1992-03-12 |
Family
ID=30800584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1244986U Expired JPH0410048Y2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0410048Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-30 JP JP1244986U patent/JPH0410048Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62126927U (ja) | 1987-08-12 |
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